最終更新日:2024/06/14

(将来のために)…を蓄える《up ...》 / …を倉庫に保管する / 《…を》〈ある場所など〉に供給する,に用意する《〈場所〉 with ...》

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元となった辞書の項目

store

IPA(発音記号)
動詞

(将来のために)…を蓄える《up ...》 / …を倉庫に保管する / 《…を》〈ある場所など〉に供給する,に用意する《〈場所〉 with ...》

このボタンはなに?

商品は商品保管室に保管されています。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: store

品詞: 動詞(他に名詞としても使われます)

意味(英語・日本語)


  • 英語: to keep or put something in a particular place until it is needed; to save information in a computer or device

  • 日本語: 物・情報などを必要になるまで保管する、保存する(データなどをコンピューターに保存する、という意味も含む)

「store」は「物をしまっておく」「保管する」というイメージの単語です。日常生活の中で「荷物を倉庫に入れる」とか「データをハードディスクに保存する」とか、いろいろな場面で使われます。必要になるまで安全に置いておくニュアンスがあります。

活用形:


  • 原形: store

  • 三人称単数現在形: stores

  • 現在分詞(動名詞): storing

  • 過去形: stored

  • 過去分詞: stored

他の品詞形:


  • 名詞形: store(「店」「蓄え」という意味)

  • 派生語: storage(名詞:「保管・収納」、例 “data storage”)

  • 関連語: restore(動詞:「復元する」、re-(再び)+ store)

CEFRレベル: B1 (中級)

「store」は日常会話やビジネス文章でも頻繁に使われる単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • store は接頭語・接尾語が特に付いていない単語です。

  • 派生形としては、先ほど挙げた “storage” や “restore” などがあります。

詳細な意味


  1. 物を保管する

    例:「食料を倉庫に保管する」「衣類をクローゼットにしまう」

  2. データを保存する

    例:「データをコンピューターやクラウドに保存する」

コロケーション(10個)


  1. store data(データを保存する)

  2. store information(情報を保存する)

  3. store goods(商品を保管する)

  4. store supplies(備品を保管する)

  5. store food(食品を保管する)

  6. store luggage(荷物を預ける/保管する)

  7. store away(しまい込む)

  8. securely store(安全に保管する)

  9. digitally store(デジタルで保存する)

  10. temporarily store(一時的に保存する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 語源: ラテン語で “instaurare” (整える、立て直す)に遡るという説もありますが、古フランス語 “estorer” (立て直す、修復する)を経て中英語で “store” が「蓄える」の意味になり、後に「店」としても使われるようになったとされます。

ニュアンス


  • 「使うまで安全に保っておく」「後で使うためにしまっておく」というイメージが強いです。

  • フォーマルにもカジュアルにも使えますが、IT文脈(データ保存等)で使う場合はビジネス・アカデミック問わず頻繁に登場します。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 他動詞としての使い方:


    • 目的語として保管する対象を置きます。

      例: “I will store the boxes in the attic.” (私は屋根裏に箱を保管する。)


  2. store + 場所 の構文:


    • どこに保管するのかを明確にすることが多いです。

      例: “Store the documents in a safe place.”


  3. イディオム/表現:


    • “have something in store (for someone)” (~には何かが用意されている):予期せぬことが待っている、という表現。

      例: “I wonder what life has in store for me.”


  4. 名詞としての使い分け:


    • 名詞 “store” は「店」「蓄え」として使われます。可算名詞として “a store” (店)、不可算名詞的ニュアンスで “in store” (蓄えられている、これから来る)などがあります。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you store the leftovers in the fridge?”

    (残り物を冷蔵庫に入れておいてもらえますか?)

  2. “I usually store winter clothes in the closet during summer.”

    (私は夏の間、冬服をクローゼットにしまい込みます。)

  3. “Please store your umbrella in the stand by the door.”

    (傘はドアのそばの傘立てに置いておいてください。)

(2) ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We need to store these confidential files in a secure location.”

    (これらの機密ファイルは安全な場所に保管する必要があります。)

  2. “Make sure to store all customer data on an encrypted server.”

    (すべての顧客データは暗号化されたサーバーに保存してください。)

  3. “Our warehouse is equipped to store large quantities of inventory.”

    (当社の倉庫は大量の在庫を保管できる設備があります。)

(3) 学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Researchers are exploring new methods to store solar energy efficiently.”

    (研究者たちは太陽エネルギーを効率よく蓄える新しい方法を探っています。)

  2. “The library can store thousands of historical documents in its archive.”

    (その図書館は何千もの歴史文書をアーカイブに保管できます。)

  3. “Biologists store tissue samples at very low temperatures for analysis.”

    (生物学者たちは分析のために組織サンプルを極低温で保管します。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. keep(保持する)


    • より広く「持っておく」「保持する」という意味。

    • “store” はスペースを取って保管するイメージ、 “keep” は「手元に保つ」というニュアンスが強め。


  2. save(保存する)


    • データ保存の場面で非常に近い。

    • “store” は物理的にもデジタル的にも使われる一方で、 “save” はデジタルやリソースの節約というニュアンスが強い。


  3. stock(在庫として持っている)


    • 商品や資材を「在庫として蓄える」場合に使われることが多い。


  4. hold(保有する)


    • 保有するイメージが強く、 “store” よりも物理的に「持つ」ニュアンスが強い。


反意語


  • discard(捨てる), throw away(廃棄する)


    • 「保管」の正反対で「処分する」ニュアンス。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA表記(アメリカ英語): /stɔr/ または /stɔːr/

  • IPA表記(イギリス英語): /stɔː/

  • アクセント: 「store」の1音節目 “stor-” が強勢。短い単語なので、最初の “s” から「ストー」と発音するイメージ。

  • よくある間違い:


    • “story” (物語)と混同しないように注意(/ˈstɔːr.i/)。

    • “store” は語尾に “-y” がつかない。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “stoer” などと書き間違えることがある。

  2. 同音類義語との混乱: “storey” は「階(建物の)」でイギリス英語のつづり。「store」とつづりが違うので注意。

  3. TOEIC・英検での出題傾向:


    • 語い問題で “store” と “save” の使い分けを問う問題や、「storeは動詞としてどういう意味か」を問う問題が見られます。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 音で覚える: 「ストア」という日本語でも「店」の意味で定着しており、そのイメージから「商品が店に“蓄えられている”」→「保管する」という動詞の意味を連想しやすいです。

  • イメージ: 「倉庫(warehouse)」や「大きな棚」にしまうイメージを思い浮かべると記憶しやすいです。

  • 勉強テクニック: “store data” や “store food” など、身の回りでよくありそうなフレーズと一緒にインプットすると使いどころを覚えやすくなります。


以上が動詞 “store” の詳細解説です。ぜひ日常会話やビジネス、学術的な文脈でも活用してみてください。

意味のイメージ
store
意味(1)

(将来のために)…‘を'蓄える《+up*+*》

意味(2)

…‘を'倉庫に保管する

意味(3)

(…を)〈ある場所など〉‘に'供給する,用意する《+〈場所〉+with+

語彙を覚えるための辞書問題

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