最終更新日:2025/12/06
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元となった辞書の項目

tomorrow

副詞

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解説

副詞 tomorrow を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語表記: tomorrow

品詞: 副詞(名詞としても使用可)

意味(英語): “on the day after today” (今日の次の日に)

意味(日本語): 「明日(に)」/「今日の次の日」

たとえば、


  • 副詞としては「I will do it tomorrow.(明日やるよ)」のように、行うタイミングが「明日」であることを示します。

  • 名詞としては「Tomorrow is another day.(明日はまた新しい日だ)」のように、「明日」という日そのものを指します。

「明日」を指す、とても基本的な単語で、日常生活でも頻繁に使われます。英語学習ではごく初期(A1:超初心者)段階で習う単語といえます。

活用形


  • 副詞なので、時制変化や人称変化はありません。

  • 名詞として使う場合も、複数形や変化形はありません。(不可算名詞的に用いられます)

他の品詞例


  • 「tomorrow」は基本的には副詞と名詞のみです。他の品詞になる派生形は稀です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「to」 + 「morrow」


    • 古英語で「morrow」は“morning”(朝)や“the coming day”(来る日)を意味していました。

    • 現在では「morrow」はほぼ単独では使われない古風な語になっています。


他の単語との関連性


  • 「morrow」自体が「morning(朝)」を指す古い言い方でしたが、現代では「tomorrow」単独で定着しています。

よく使われるコロケーション(10個)

以下は「tomorrow」を使った定型的な表現や関連フレーズで、日本語訳つきです。


  1. see you tomorrow(また明日会おう)

  2. by tomorrow(明日までに)

  3. tomorrow morning / afternoon / evening(明日の朝/午後/夕方)

  4. tomorrow night(明日の夜)

  5. first thing tomorrow(明日一番に)

  6. from tomorrow onwards(明日以降)

  7. leave it until tomorrow(それを明日まで保留する)

  8. tomorrow’s plan(明日の予定)

  9. tomorrow is another day(明日は明日の風が吹く/明日はまた新しい日)

  10. talk about it tomorrow(それについては明日話す)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の「to morgen」として、to + morrow(morning / day)から生まれました。

  • 時間の経過や日付の概念を示すために使われてきました。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「tomorrow」はとても日常的でカジュアルな語です。書き言葉や口語どちらでも頻繁に使われます。

  • くだけた場面(家族・友人との会話)から、ビジネスメール、公式文書など幅広く使われます。

  • フォーマル度合いについては問題なく、どの文脈でも誤解されにくい安全な単語です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 副詞として用いる場合


    • 「I will see you tomorrow.」のように、動詞の行動が「いつ行われるか」を示します。

    • フォーマル/カジュアルにかかわらず、そのまま使えます。


  2. 名詞として用いる場合


    • 「Tomorrow is another day.」のように文の主語や目的語になります。

    • 「tomorrow」の前に冠詞(a/the)は通常つきません。不可算名詞として扱われるのが一般的です。



5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文


  1. “I’m really tired today, so I’ll finish my homework tomorrow.”

    (今日はとても疲れたから、宿題は明日終わらせるよ。)

  2. “Let’s grab lunch together tomorrow!”

    (明日、一緒にお昼ご飯を食べようよ!)

  3. “I’ll call you tomorrow around noon.”

    (明日正午ごろに電話するね。)

(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “Could we schedule a meeting for tomorrow at 10 a.m.?”

    (明日の午前10時にミーティングを設定できますか?)

  2. “The deadline is tomorrow, so please finalize the report today.”

    (締め切りは明日なので、今日中にレポートを仕上げてください。)

  3. “I will send the updated proposal by tomorrow.”

    (改訂版の提案書を明日までに送ります。)

(C) 学術的な文脈での例文


  1. “The conference continues tomorrow with a keynote speech.”

    (カンファレンスは明日も基調講演とともに続きます。)

  2. “We will conduct further experiments tomorrow to verify the hypothesis.”

    (仮説を検証するために、明日さらに実験を行います。)

  3. “Tomorrow’s seminar covers recent developments in neuroscience.”

    (明日のセミナーでは神経科学の最近の進展を取り上げます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “the next day”(次の日)


    • 「tomorrow」よりも少し文語的で、文脈によっては「ある日の次の日」という幅広い意味でも使われます。


  2. “the following day”(翌日)


    • レポートや文書で既に特定の日を指定している場合に「その翌日」を示します。ややフォーマルなニュアンスです。


  3. “day after today”(今日の次の日)


    • 直訳的表現で、カジュアルにはあまり使われません。


反意語


  1. “yesterday”(昨日)


    • 「tomorrow」とは対になっている単語です。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /təˈmɑːroʊ/(タマーロウ)

  • イギリス英語: /təˈmɒrəʊ/(タモロウ)

音の強勢


  • 「-mor-」または「-ma(r)-」の部分にアクセントがあります。

  • 「tomorrow」の最初の音「to」は弱く発音されがちなので、「タマーロウ」「タモロウ」のようになります。

よくある発音ミス


  • 「tomo-row」と3音節ではなく、実際には「tə-MOR-row」と2拍目にしっかりアクセントを置いて発音する点に注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “tommorow”や“tomorow”など、mやrの数を間違えないように。

  2. 前置詞の混乱: “on tomorrow”などとしない。「tomorrow」は副詞か名詞なので、そのまま使う。

  3. TOEIC・英検などの試験: 比較的基礎単語ですが、前置詞との誤用が出題されることがあります。例えば、 “I will do it on tomorrow.” は誤り。正しくは “I will do it tomorrow.”


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「to」 + 「morrow(古い言い方で“朝や日”)」と組み合わせた言葉と覚えると、スペリングミスが減ります。

  • “m” が2つ並ぶ「to*mmorrow」ではなく、「tom*orrow」と覚えることが大事。

  • “今日は疲れたから、明日やろう”など、自分の日常の予定を “tomorrow” で口に出して言うと覚えやすいです。


以上が副詞「tomorrow」の詳細解説です。日常生活からビジネス、学術に至るまで幅広く使う、非常に基本的で重要な単語なので、ぜひ正しくマスターしておきましょう。

意味のイメージ
tomorrow
意味(1)

明日[に],あした

意味(2)

明日,あした

意味(3)

将来

基礎英単語(NGSL) / 和訳 / 4択問題

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