最終更新日:2024/06/17

【1】 Record information on paper (98%)

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元となった辞書の項目

write down

【句動】を書き留める,を記録する

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解説

1. 基本情報と概要

単語(フレーズ): write down

品詞: 句動詞(phrasal verb)

意味(英語)


  1. To note or record something on paper.

  2. To reduce the value of something in accounting (financial context).

意味(日本語)


  1. 何かを紙などに書き留めること。

    「自分が覚えたいことやメモしておきたい内容をペンや紙、もしくは他の形で書き留める(記録する)というニュアンスです。」

  2. 会計の文脈では、資産などの価値を引き下げることを意味する場合もあります。

    「経理や会計の処理で、実質的な資産価値を記録上で引き下げる、という専門的な要素を含みます。」

活用形


  • 現在形: write down

  • 過去形: wrote down

  • 過去分詞形: written down

  • 現在進行形: writing down

他の品詞への変化例


  • 「write」は動詞ですが、その名詞形として「writer(書き手)」、形容詞的な使い方としては「written(書かれた)」などがあります。

CEFRレベル


  • write (単体での動詞としては A1 レベル: 超初心者向け)

  • ただし「write down」という句動詞としての使い方は A2〜B1 (初級〜中級) 程度の難易度と考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • write: 「記す、筆記する」という意味の動詞

  • down: 「下へ、下に」という副詞です。動詞と組み合わせることで「書き留める」という特別な句動詞の意味を生み出します。

派生語・類縁語


  • write up: 詳細に書き上げる

  • write off: 帳消しにする、無価値とみなす

  • writer: 作家、筆者

  • handwriting: 手書き

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. write down the main points → 主要なポイントを書き留める

  2. write down ideas → アイデアを書き留める

  3. write down a phone number → 電話番号を書き留める

  4. write down meeting minutes → 会議の議事録を書き留める

  5. write down your goals → 目標を書き出す

  6. write down new vocabulary → 新しい語彙を書き留める

  7. write down a recipe → レシピを書き留める

  8. write down a quotation → 引用文を書き留める

  9. write down an address → 住所を書き留める

  10. write down a reminder → リマインダー(思い出すためのメモ)を書き留める


3. 語源とニュアンス


  • write は、古英語の “writan” に由来し、「刻む」「記す」というニュアンスがもともとあります。

  • down は、空間的な「下に」という意味から派生し、動詞と組み合わさることで、特定の「書く」動作を強調したり、内容を定着させたりするイメージを与えます。

  • 全体のニュアンス: 「情報を紙に下ろす(蓄積して確定する)」という感覚があります。「頭の中にあるものを紙に落とす」というイメージです。

使用時の注意点


  • 会計や財務では、資産価値の引き下げ(write down)という専門的な意味があるので、文脈をチェックする必要があります。

  • フォーマルな文章でも口語でもよく使われる便利な句動詞ですが、会計での使用時は少しフォーマル、一般的なメモの意味ならカジュアル、と文脈によってトーンが変わります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 句動詞 (phrasal verb): 「write (動詞) + down (副詞)」の組み合わせ。

  • 他動詞としての使い方: 目的語を後に置きます。


    • 例: She writes down everything the teacher says. (彼女は先生が言うことをすべて書き留めます。)


  • 目的語が代名詞の場合: 「代名詞 + down」の形にする必要があります。


    • 例: Please write it down. (それを書き留めてください。)


イディオム例


  • write down debts: 借金を帳簿上減らす

  • write down a thought: 思いついたことを書き留める

フォーマル/カジュアル


  • 日常会話・個人的なメモ → カジュアルに使う。

  • ビジネス文書 → ミーティング記録などで「write down」も多用。文面では「record」や「note down」などを代わりに使うケースもあり。


5. 実例と例文

日常会話(カジュアル)


  1. “I always write down my grocery list before going shopping.”

    (買い物に行く前にいつも食料品リストを書き留めるんだ。)

  2. “Could you write down your email address for me?”

    (あなたのメールアドレスを書いてもらえますか?)

  3. “Let me write down the directions so I don’t forget.”

    (道案内を書き留めておくよ、忘れないようにね。)

ビジネス(ややフォーマル)


  1. “Please write down the minutes of today’s meeting.”

    (本日の会議の議事録を書き留めてください。)

  2. “I need to write down the key points for the project proposal.”

    (プロジェクト提案書の重要ポイントを書き留める必要があります。)

  3. “Make sure you write down the client’s requirements accurately.”

    (顧客の要件を正確に書き留めるようにしてください。)

学術的文脈(フォーマル)


  1. “Students are required to write down the references in a proper format.”

    (学生は参考文献を適切な形式で書き留める必要があります。)

  2. “Researchers must write down the experimental results in detail.”

    (研究者は実験結果を詳細に記録しなければなりません。)

  3. “Please write down all the data points before drawing conclusions.”

    (結論を出す前に、すべてのデータポイントを書き留めてください。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(関連記事・ニュアンスの違い)


  1. note down (日本語: 書き留める)


    • 「write down」とほぼ同じ意味だが、ややフォーマル度が高い傾向。


  2. jot down (日本語: さっとメモする)


    • 「短くささっと書き留める」というニュアンスが強い。


  3. record (日本語: 記録する)


    • もう少しフォーマルで、音声録音やデータ入力も含める広い意味を持つ。


反意語(文脈上の対比)


  • erase (消す), remove (取り除く) などを挙げられますが、厳密に「write down」の反意語というよりは“書く”行動に対して“消す”行動となります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˌraɪt ˈdaʊn/

  • アクセントは “write” も “down” も、それぞれの語で強勢がきますが、自然に言うときは「right- ダウン」と「ダウン」の部分を少し強調するイメージです。

  • アメリカ英語イギリス英語での発音の違いはほぼありませんが、/raɪt/ の /t/ がアメリカ英語では弱めに発音されたり、あいまいになりやすい場合があります。

  • よくある誤りとして、書くときの “write” と 右の意味の “right” は同音異義語(ともに /raɪt/)なので混同しないよう注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “write” を “wright” や “right” と混同しやすい。

  • 別の句動詞との混乱: “write out” と “write down” は微妙にニュアンスが違います。「write out」は「最初から全文を書く」、あるいは「清書する」イメージ。

  • TOEIC・英検などの試験対策:


    • リスニングで “write down” は「記録する」という意味で指示や質問に登場しやすい。

    • ビジネス文書、Eメールでの実務フレーズとしても頻出。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「頭の中の考えを下におろす (down) → 紙に引き下ろす → 書き下ろす」というイメージで覚えるとわかりやすいです。

  • 「アウトプットをする」イメージで「down」は“自分の外へ取り出して、形にする”感じもあります。

  • スペリングでは “w + r + i + t + e” → “write” としっかり覚え、同音異義語の “right” と区別するのがポイントです。


以上が、「write down」の詳細解説です。何か気になったときは、ぜひ実際に書く場面を思い浮かべながら身につけてみてください。どんどん使って覚えましょう!

意味のイメージ
write down
意味(1)

【句動】を書き留める,を記録する

頻出句動詞150 / 英英選択問題 / 英定義⇨句動詞

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