最終更新日:2025/02/25
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彼は綱をパッケージの周りに結んだ。

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元となった辞書の項目

cord

〈U〉〈C〉綱,ひも(stringより太くropeより細い) / 〈U〉〈C〉束縛,きずな / 〈C〉〈U〉(電気の)コード,線 / (またchord)〈C〉(動物体の)索状組織,腱(けん) / 〈C〉うね織り,(特に)コールテン;(うね織りの)うね;《複数形で》コールテンのズボン / 〈C〉コード(材木の容積の単位で約6.25m) / …'を'綱(ひも)で縛る

このボタンはなに?

彼は綱をパッケージの周りに結んだ。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: cord

品詞: 名詞(可算名詞)、動詞(稀に使われる)

意味(英語 & 日本語)


  • 英語: A “cord” typically refers to a length of rope or string, used for fastening or connecting. It can also mean a measure of cut wood (in the U.S., a cord of wood is 128 cubic feet).

  • 日本語: 細めの“ひも”や“ロープ”を指すことが多いです。また、薪などの体積を表す単位としても使われます。

「cord」という単語は、主に“ひも”や“ロープ”を表すときによく使われる単語です。日常会話では「ヘッドホンのコード」や「電話のコード」のように“コード”としても使われることがありますが、厳密には電気コードは “power cord” や “extension cord” の形で表現されることが多いです。


  • 活用形(名詞として): 複数形は “cords” です。

  • 動詞として: “to cord” は古風・専門的な使い方が多く、“薪をコード単位で積む”などの意味で使われることがあります。現在の日常会話ではあまり一般的ではありません。

  • 他の品詞の例: “corded” は形容詞として “ひもで縛った” や “コード付きの” を意味することがあります(例: a corded phone)。

CEFRレベル目安: B1(中級)

B1(中級)というのは、ある程度日常会話や身近な話題を理解して伝えられるレベルです。日常的な「コード」「ひも」などの文脈で比較的よく目にする単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “cord”


    • ラテン語の “chorda”(もとはギリシア語)に由来し、“腸”、“腱”、“弦”などを表すのがもともとの意味です。


派生語・類縁語


  • corded (形容詞): コード付きの、ひも状のものがついた

  • cordless (形容詞): コードレスの、ひもやコードがない

  • chord (名詞): “和音”や“弦”を意味する別単語。スペルが似ているため注意。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. power cord — 電源コード

  2. extension cord — 延長コード

  3. umbilical cord — へその緒

  4. bungee cord — バンジーコード(ゴムひも)

  5. audio cord — オーディオ用ケーブル

  6. cord of wood — 薪の体積の単位

  7. phone cord — 電話コード

  8. pull the cord — ひもを引く

  9. tie it with a cord — ひもで結ぶ

  10. cut the cord — ひもを切る、または依存関係を断ち切る(比喩的表現としても使われる)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語 “chorda”(さらにギリシア語 “khordē”)に由来し、本来は“弦”や“腸”を意味していました。英語では中世頃から “string” としての意味に広がっていきました。

  • ニュアンス:


    • 「ただのひも」よりはやや太め、ある程度の強度を持った“ひも・ロープ”としてイメージされることが多いです。

    • 口語/文章問わず使える一般的な単語です。カジュアルな会話でも、フォーマルな文章でも問題なく使えます。

    • 比喩表現「to cut the cord」は「親離れする」「依存を断ち切る」というニュアンスでも使われます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞(可算名詞): “a cord” / “two cords” のように数えられます。

  • 動詞: “to cord” は非常に稀で、専門的で古い文献などで出てきます。多くは使われません。

  • フォーマル / カジュアル: 一般的にどちらでも使えますが、口語で電気コードを指す場合は “power cord” のように具体的にすることが多いです。

イディオムや構文の例


  • cut the cord


    • 文字通り「ひもを切る」の意味のほか、「依存関係を断つ」も示します。


  • pull the cord


    • 文字通り「ひもを引く」ですが、バスの降車ボタンを引くような場面で使われることもあります。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you hand me that cord? I need it to tie this box.”

    (そのひもを取ってくれない? この箱を縛るのに必要なんだ。)

  2. “I misplaced my phone cord. Have you seen it anywhere?”

    (電話のコードをどこかに置き忘れたみたい。どこかで見かけた?)

  3. “Be careful not to trip over the power cord.”

    (電源コードにつまずかないように気をつけてね。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “We need an extension cord to set up the projector in this meeting room.”

    (この会議室でプロジェクターを設置するには延長コードが必要です。)

  2. “The new model comes with a detachable cord for easier storage.”

    (新モデルは取り外し可能なコードがついていて、収納しやすいです。)

  3. “Please ensure all cords are safely taped down to prevent any accidents.”

    (事故防止のため、すべてのコードはしっかりとテープで固定してください。)

学術的・専門的な文脈での例文(3つ)


  1. “A standard cord of wood measures 128 cubic feet, typically stacked in a neat row.”

    (標準的な薪のコーダーは128立方フィートで、通常きれいに積み上げられます。)

  2. “In anatomy, the spinal cord is a vital part of the central nervous system.”

    (解剖学において、脊髄は中枢神経系の重要な部分です。)

  3. “The experiment used a thin cord to suspend the pendulum from the pivot.”

    (その実験では、振り子を軸からつるすために細いひもが使われました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. rope(ロープ)


    • cordよりも太めで、より重量や負荷に耐えられるニュアンス。


  2. string(糸、細いひも)


    • cordよりも細かったり弱い感じ。楽器の“弦”を表すこともある。


  3. twine(より糸/綱)


    • 農業やガーデニングなどで使う、より合わせた糸やひも。


  4. line(釣り糸・細いロープ)


    • 文脈によって“ロープ”や“糸”などを指す幅広い単語。


反意語


  • ひもに対する直接的な反意語はありませんが、意味として“ひもがないもの”には cordless(コードレス)などが挙げられます。

ニュアンスとしては、“cord” は“細いロープ”や“丈夫なひも”というイメージです。“rope” より細く、“string” よりは丈夫という中間的なイメージを持つことが多いです。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /kɔːrd/ (米・英 共通に近いが、地域により /kɔrd/ にも)

  • アメリカ英語: [kɔːrd] または [kɔrd]

  • イギリス英語: [kɔːd]

  • 強勢(アクセント): “cord” は 1 音節なので、特に強勢が変化する部分はありません。

  • よくある間違い: “chord”(/kɔːrd/ または /kɔːd/)と同音になることが多いですが、スペルも意味も異なります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “chord”(和音)と混同しないこと。ギリシア語由来の “chorda” が両方に関係していますが、現代英語では意味が全く違います。

  • 電気関係の「コード」: そのまま “cord” だけで表現するより “power cord” や “extension cord” のように補足する方が正確です。

  • TOEICや英検: 日常用品を指す英単語の一つとして、写真描写問題や日常会話文などで“extension cord”などの形で出題されることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • イメージ法: 「C + (R)OPE + D のように、ロープをイメージ」と結びつけて覚えるとよいかもしれません。

  • ストーリーで覚える: 「電源コード(power cord)をつないで初めて電化製品が動く → “cord” は物事をつなぐ大事な“ひも”」とイメージすると絡ませて記憶できるでしょう。

  • スペリングのポイント: “chord” と区別するためには、「ch」が“カ”の音ではなく“コ”になれば、チェックする癖をつけると良いです。


以上が “cord” の詳細解説です。マスターすると、日常生活からビジネス、学術まで幅広い文脈で役立つ単語なので、ぜひ覚えてみてください。

意味のイメージ
cord
意味(1)

〈U〉〈C〉綱,ひも(stringより太くropeより細い)

意味(2)

〈U〉〈C〉束縛,きずな

意味(3)

〈C〉〈U〉(電気の)コード,線

意味(4)

(またchord)〈C〉(動物体の)索状組織,腱(けん)

意味(5)

〈C〉うね織り,(特に)コールテン;(うね織りの)うね;《複数形で》コールテンのズボン

意味(6)

〈C〉コード(材木の容積の単位で約6.25m)

意味(7)

…'を'綱(ひも)で縛る

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