最終更新日:2025/08/11

To meet someone with friendly words and actions ; to welcome

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元となった辞書の項目

greet

動詞

〈他〉〈人など〉にあいさつする / 《喜び・親しみ・悪意などをもって》…を迎える《with ...》

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私は毎朝友達に挨拶をします。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: greet

品詞: 動詞 (verb)

意味(英語): “to say hello or welcome someone”

意味(日本語): 「挨拶する」「(人を)迎える」

「greet」は、人に会ったときや到着した人を歓迎するときに使う単語です。相手に対して「こんにちは」や「おはよう」など、挨拶をする行為を表します。丁寧にもカジュアルにも使える、頻出の動詞です。

活用形:


  • 原形: greet

  • 過去形: greeted

  • 過去分詞形: greeted

  • 現在分詞形: greeting

他の品詞形


  • 名詞形(形の上では存在しないが名詞的に使われる形): greeter(挨拶をする人)

    例: “He works as a greeter at the store.” (彼はその店の案内係として働いている)

CEFRレベル: B1 (中級)


  • B1: 日常的なトピックや、簡単なビジネスシーンや旅行の場面でよく使われる単語


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “greet”

  • 特に明確な接頭語・接尾語はありませんが、-erをつけて「greeter」(挨拶をする人)を表す派生語があります。

詳細な意味


  1. 人が出会ったときに「挨拶する」

  2. 到着した人を「迎える・歓迎する」

  3. 状況・場面によって「(ある態度で)応じる」というニュアンスにも使われる

たとえば “He greeted the news with surprise.” のように、情報や出来事に対する反応を表す表現も見られます。

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. greet someone warmly (誰かに暖かく挨拶する)

  2. greet someone with a smile (笑顔で挨拶する)

  3. greet the guests (ゲストに挨拶する)

  4. greet customers (顧客に挨拶する)

  5. greet each other (お互いに挨拶する)

  6. greet someone politely (礼儀正しく挨拶する)

  7. greet the morning (朝を迎える・朝にあいさつする)

  8. greet the news with (ある感情でニュースを迎える)

  9. greet the new day (新しい日を迎える)

  10. greet with open arms (大歓迎する)


3. 語源とニュアンス

語源: 「greet」は古英語の “grētan” に由来すると言われています。もともとは「近づく」「触れ合う」という意味を持ち、人と人が対面して言葉を交わすイメージが原型となっています。

ニュアンスと使用時の注意


  • 挨拶や歓迎の意味合いが強い。

  • 正式な場面でもカジュアルな場面でも使いやすい。

  • ただし “greet” は「特に口頭や表情による挨拶」を示すことが多く、フォーマル文書で「挨拶文を述べる」などの際は “extend greetings” のような表現を使う場合があります。

口語・文章・カジュアル・フォーマル


  • 口語・日常会話: “Hi! Nice to meet you.” に相当する動作

  • 文章・ビジネス: “We greeted the delegates at the conference.” (会議の代表団を出迎えた) のような少しフォーマルな文脈

  • フォーマルなスピーチなどでは “I would like to greet our honored guests.” のように使用


4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞の種別: 他動詞 (transitive verb)

    → “greet” は基本的に「誰が誰に挨拶する」かの目的語を取ります。

    例: “He greeted her with a bow.” (彼はお辞儀をして彼女に挨拶した)


  • 一般的な構文: “greet + 目的語 + (付帯情報)”

    例1: “They greeted him at the airport.”

    例2: “She greeted the announcement with excitement.”


  • イディオム:


    • “greet someone with open arms”: (人を)大歓迎する

    • “greet the day/morning”: 朝や新しい日を迎える


  • フォーマル/カジュアル:


    • フォーマルな場では “We would like to greet our colleagues from overseas.”

    • カジュアルな場では “I greeted my friend with a high-five.”



5. 実例と例文

A. 日常会話 (カジュアル)


  1. “I always greet my neighbors with a friendly wave.”

    (いつも近所の人には、フレンドリーに手を振って挨拶しているよ。)


  2. “He greeted me at the door, smiling widely.”

    (彼はドアのところで満面の笑みで私に挨拶してくれた。)


  3. “We greeted the news of her promotion with joy.”

    (彼女の昇進の知らせを喜んで迎えた。)


B. ビジネス


  1. “Our manager greeted the new clients in the lobby.”

    (私たちのマネージャーは新しい顧客をロビーで出迎えた。)


  2. “Make sure to greet each customer politely as they enter.”

    (お客様が入店したら、礼儀正しく挨拶するようにしてください。)


  3. “They greeted the visiting delegation with a warm reception.”

    (訪問してきた代表団を温かく迎えた。)


C. 学術的・フォーマル


  1. “The professor greeted the research findings with enthusiasm.”

    (教授はその研究結果を熱心に受け入れた。)


  2. “At the conference, participants greeted one another before the keynote speech began.”

    (カンファレンスでは、基調講演が始まる前に参加者同士が挨拶を交わした。)


  3. “The committee greeted the proposal with cautious consideration.”

    (委員会はその提案を慎重に検討しながら迎え入れた。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. welcome (歓迎する)


    • “welcome” は「歓迎する」というニュアンスがより強調される。式典やイベントなどでよく使われる。

    • 例: “We welcomed our guests happily.”


  2. acknowledge (認める・挨拶代わりに合図を送る)


    • 短い言葉やうなずきなど、最小限の応答も含む。「挨拶する」というよりは「存在を認める」「了解する」といった意味合い。

    • 例: “He acknowledged me with a nod.”


  3. salute (敬礼する)


    • 軍隊式の敬礼など、ややフォーマルまたは特定の状況(軍人同士など)で使う。

    • 例: “Soldiers salute their officers.”


反意語 (Antonyms)


  • ignore (無視する)


    • “greet” の対極として、「あえて挨拶や反応をしない」状態を表す。


  • snub (冷たくあしらう)


    • もっと強いニュアンスで「故意に無視する、わざと会釈もせずに無視する」。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ɡriːt/

  • アメリカ英語 (GenAm): グリート

  • イギリス英語 (RP): グリート

  • 強勢(アクセント): 単音節のため特に強勢が問題になることはあまりありませんが、”greet” 全体をはっきりと発音するようにします。

  • よくある間違い: 短く [ɡrɪt] のように “i” を短く発音してしまわないように注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “great” と混同しないように注意。“great” (すばらしい) とは綴りや意味が異なります。

  • 用法の間違い: 他動詞なので、目的語を省略しない方が自然。例: “Greet your teacher.” など。

  • 同音異義語はありませんが、 “greet” / “great” は発音・スペリングが似ているので混同しやすいです。

  • 資格試験 (TOEIC・英検) では、接客やビジネス電話対応など、実務的なシーンの穴埋め問題に出やすい単語です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “greet” の “gr-” は「笑顔」(gr-) とイメージしてみると雰囲気がつかみやすいかもしれません。実際には笑顔(smile)をセットで思い出せると自然なイメージがわきます。

  • “greet = 挨拶する” と連想ゲーム的に覚えておくと、場面ですぐ使えるようになります。

  • 相手に向かって一言かけるイメージを脳内でシミュレーションして定着を図りましょう。


以上が、動詞 “greet” の詳細解説です。日常からビジネス、学術的な場面など幅広く活躍する便利な単語なので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
greet
意味(1)

〈人など〉‘に'あいさつする

意味(2)

(喜び・親しみ・悪意などをもって)…‘を'迎える《++with+

意味(3)

〈事物が〉〈人,人の目・耳など〉‘に'入ってくる

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