最終更新日:2024/08/31

To push your body into the air with your legs

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元となった辞書の項目

jump

動詞

《副詞を伴って》(地面などから)跳ぶ,跳躍する / 急に(さっと)立ち上がる / (驚き・恐怖などで)《…に》ぎくっ(ぎょっ)として跳び上がる《at ...》 / 〈金額・数量が〉急増する,急上昇する / …を跳び越える / 〈人・動物〉を跳躍させる,を急に動かす / 《話》…に急に襲いかかる

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彼女は本当に高く跳べる。

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解説

以下では、英単語「jump」について、学習者向けに詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: jump

品詞: 動詞 (主に自動詞・他動詞として使われる)

意味(英語 & 日本語)


  • 英語: to push oneself off a surface and into the air by using the muscles in one's legs and feet.

  • 日本語: 地面などから足を使って自分を跳ね上げる動作のことを指します。

「jump」は、誰かがぴょんと跳ねる、ジャンプする、といった場面で使われます。カジュアルにもフォーマルにも使える、比較的基本的な動詞です。

活用形


  • 原形: jump

  • 三人称単数現在形: jumps

  • 現在分詞 / 動名詞: jumping

  • 過去形・過去分詞: jumped

他の品詞形


  • 名詞(jump): 「ジャンプ、跳躍」の意 (例: That was a high jump!)

  • 形容詞(jumping という形容詞的用法): 「活気のある、跳ね回る」の意でスラング的に使われることもあり (That club is jumping tonight! など)。ただし形容詞としては口語的表現。

CEFRレベルの目安


  • A2(初級): 「jump」は基本的な動作を表す動詞のため、初級レベルで習得される単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 「jump」は接頭語・接尾語等がついていないシンプルな語です。

  • 特定の接頭語・接尾語がなく、そのままの形で「跳ぶ」を意味します。

派生語・類縁語


  • jumper(名詞・英, 衣類の「セーター」や「ジャンパー」の意味のほか、跳ぶ人を意味することも)

  • jumpy(形容詞・落ち着かずにそわそわしている様子を表す)

よく使われるコロケーション(10個)


  1. jump up(飛び上がる)

  2. jump over(〜を飛び越える)

  3. jump in(飛び込む)

  4. jump off(飛び降りる)

  5. jump at a chance(チャンスに飛びつく)

  6. jump to a conclusion(結論に飛びつく)

  7. jump for joy(うれしくて飛び上がる)

  8. jump the gun(フライングする、早まった行動をする)

  9. jump on the bandwagon(流行に乗る)

  10. jump ship(見切りをつけて離脱する)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「jump」の正確な起源ははっきりしていませんが、中英語や古英語の “gumpen” などに遡る説があります。古くから「跳ねる動作」を表していたとされています。

ニュアンス


  • 使用時の注意点:「jump」自身にカジュアル/フォーマルの大きな差はありませんが、「jump to conclusions」や「jump the gun」など比喩的・イディオム的な表現が多いので、文脈に合わせて使うとよいです。

  • 口語・文章どちらでもよく使われる、ごく一般的な動詞です。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 自動詞用法: He jumped.(彼は跳んだ)

  2. 他動詞用法: He jumped the fence.(彼は柵を飛び越えた)


  • jump は基本的に「跳ぶ」という動きなので自動詞がメインですが、「〜を飛び越える」といったときは他動詞としても機能します。

イディオムの紹介


  • jump the gun: 「早まった行動をする、フライングする」

  • jump to conclusions: 「早とちりする、結論を急ぐ」

フォーマル/カジュアル


  • 「jump」はどちらでも使用可能。ただし、場面によっては比喩表現がカジュアルに聞こえる場合があります。


5. 実例と例文

それぞれの文脈ごとに、自然な例文をいくつか示してみます。

日常会話(カジュアル)


  1. I saw a frog jump across the road.

    (カエルが道路をピョンと横切るのを見たよ。)

  2. Watch me jump from this rock to that one!

    (この岩からあの岩に跳ぶのを見てて!)

  3. Don’t jump on the couch—it could break.

    (ソファの上で飛び跳ねないで。壊れちゃうかも。)

ビジネス(少しフォーマル/比喩的表現)


  1. Let’s not jump to conclusions before reviewing all the data.

    (すべてのデータを確認する前に早まった結論を出すのはやめましょう。)

  2. They decided to jump on the bandwagon and invest in that startup.

    (彼らは流行に乗って、そのスタートアップに投資することを決めました。)

  3. We shouldn’t jump into any major decisions without thorough planning.

    (十分な計画なしで大きな決断をするのは控えるべきです。)

学術的な文脈(ややフォーマル)


  1. The experiment measured how high the subjects could jump under different conditions.

    (その実験では、被験者が様々な条件下でどれほど高く跳べるかを測定した。)

  2. In physics, we analyzed the motion of a ball that was made to jump from a spring-loaded platform.

    (物理学では、ばね式の台からボールを跳ねさせた時の運動を解析した。)

  3. Researchers attempted to quantify the energy expenditure required to jump repeatedly.

    (研究者は連続して跳躍するのに必要なエネルギー消費量を定量化しようとした。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. leap(跳ぶ)


    • 「jump」よりもやや大きな跳び方や、勢いあるイメージ。

    • 例: He leaped over the fence gracefully.


  2. hop(軽くぴょんと跳ぶ)


    • 「jump」よりも小刻みに跳ぶイメージ。

    • 例: A rabbit hops around the yard.


  3. spring(はねる)


    • 「jump」と似た意味だが、急にバネのように飛び出すニュアンス。

    • 例: The cat sprang onto the window sill.


反意語(Antonyms)


  • 特定の直接的な反意語はありませんが、「jump」の逆動作としては “stay still”(動かないでいる)、 “sit still”(じっと座る)などが挙げられます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /dʒʌmp/

  • 強勢(アクセント)の位置: 「jump」の「jum」の部分に自然にアクセント

  • アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはほとんどありませんが、/ʌ/(アメリカ英語的な母音)や少し母音が /ɐ/ や /ʊ/ の中間のように聞こえることがある程度です。

  • よくある間違い: 「ジャンプ」のように日本語のカタカナ発音に引っ張られないよう、子音 /dʒ/ と母音 /ʌ/ をしっかり意識するのが大切です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミス: “jamp” や “jumpu” と書かないように注意。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にありませんが、bump /bʌmp/ と音が似ているので注意。

  • 試験対策: TOEICや英検の初級〜中級レベル(英検3級〜2級程度)で「jump to conclusions」などイディオムが出題される場合があります。熟語表現にも注意してください。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「jump」は、カタカナで「ジャンプ」として日常的に聞くため覚えやすい単語です。

  • “ju mp” と、最後に “mp” という子音連続があるので発音に慣れておくと良いでしょう。

  • イメージとしては「ぴょん」と跳ねる姿を思い浮かべ、その軽快さを思い出すと記憶に定着しやすいです。


以上が、動詞「jump」の詳細解説です。基本的な動作から比喩的なイディオムまで、幅広い場面で使える便利な動詞です。例文やイディオムを通して、ぜひ語感をつかんでみてください。

意味のイメージ
jump
意味(1)

《副詞[句]を伴って》(地面などから)跳ぶ,跳躍する

意味(2)

急に(さっと)立ち上がる

意味(3)

(驚き・恐怖などで)(…に)ぎくっ(ぎょっ)として跳び上がる《+at+

意味(4)

〈金額・数量が〉急増する,急上昇する

意味(5)

…‘を'跳び越える

意味(6)

〈人・動物〉‘を'跳躍させる,急に動かす

意味(7)

《話》…‘に'急に襲いかかる

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