最終更新日:2024/06/17

パッケージの受取人はとても喜んでいました。

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The receiver of the package was very happy.

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元となった辞書の項目

receiver

受取人 / 管財人(判決が出るまでの期間,他人の財産や事業の管理を裁判所から任命された人) / (電話の)受話器;(電信を)受信機;(テレビの)受像機 / (盗品の)故買人

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解説

「receiver」の詳細解説


1. 基本情報と概要

意味(英語・日本語)


  • 英語:receiver

  • 日本語:受け取り手、受取人、受信機など

「receiver」は英語で「何かを受け取る人」や「受信装置」を指す単語です。たとえば、電話の受話器やテレビの受信機、郵便物を受け取る人など、さまざまな文脈で「受け取る(受信する)人・装置」を示します。日常会話では「電話の受話器」の意味でもよく使われますが、ビジネス文書では「受取人、受領者」というニュアンスも持ちます。

品詞


  • 名詞 (countable: 可算名詞)

活用形

名詞のため、単純な活用(複数形など)は以下のとおりです。


  • 単数形:receiver

  • 複数形:receivers

他の品詞形


  • 「receive (動詞)」: ~を受け取る

  • 「reception (名詞)」: 受付、受け入れ、歓待など

  • 「receptive (形容詞)」: 受け入れる態度がある

CEFRレベル


  • B1(中級)

    「receive」という動詞自体はA2~B1レベルでよく学習されますが、「receiver」はやや専門的な文脈(オーディオ機器やビジネス書類など)で使われることがあるため、B1レベルを目安と考えてもよいでしょう。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語:「re-」: 「再び」「背後へ」「強調」の意味を持つこともありますが、この場合は接頭語として強調・変化はあまりなく、単に 「receive + -er」 で「~する人・もの」という語尾がついた形です。

  • 語幹:「ceiv」: ラテン語の capere(つかむ、捕らえる)から派生した “ceive” の部分。

  • 接尾語:「-er」: 「~する人・物」を表す。

詳細な意味


  1. 何かを受け取る人(手紙や荷物など)

  2. 電話の受話器(phone receiver)

  3. (オーディオ)受信機やレシーバー(ラジオやテレビを受信する装置)

  4. 法律上・金融上では「破産管財人」という専門用語的な使い方も存在

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. phone receiver(電話の受話器)

  2. radio receiver(ラジオ受信機)

  3. television receiver(テレビ受信機)

  4. signal receiver(信号受信機)

  5. the intended receiver(意図した受取人)

  6. receiver of funds(資金の受領者)

  7. receiver address(受取人の住所)

  8. receiver module(受信モジュール)

  9. receiver’s signature(受取人の署名)

  10. accept the receiver’s call(受話器を取る、または電話を受ける)


3. 語源とニュアンス

語源

「receive」はラテン語の “recipere”(取り戻す、引き戻す)に由来し、そこから派生した「receiver」は「受け取る人・装置」を表す名詞として使われるようになりました。中世フランス語の “receivre” を経て現在の形になったともいわれます。

ニュアンス


  • 人に対して使う場合は、単純に「受け取る人」という意味。ビジネス上の書類や正式な文書では「受領者」や「受取人」としてややフォーマルな響きがあります。

  • 物に対して使う場合は主に「受信機」「受話器」といった機器を指します。こちらは日常会話からビジネス、技術系の会話まで幅広く使われます。

使用上の注意


  • 口語(カジュアル)で人を指す【receiver】はあまり多用されませんが、郵便・荷物・支払いの受取人など書面にはよく登場します。

  • 電子機器やオーディオ関係では「レシーバー」とカタカナ化して使う場合も多いため、和製英語的な「レシーバー」と英語本来の「receiver」の意味を区別して理解するとよいでしょう。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞:単数形・複数形があり、必要に応じて冠詞 (a/the) や複数形 (receivers) を使い分けます。

  • 主に名詞として使われる。

一般的な構文例


  1. [主語] + is the receiver of [名詞].


    • 例:He is the receiver of the package.


  2. [名詞] + is connected to the receiver.


    • 例:The antenna is connected to the receiver.


  3. [名詞] + acts as a receiver.


    • 例:This device acts as a receiver for that signal.


フォーマル/カジュアル


  • フォーマル:契約書、ビジネス文書、法律文書で「受領者」「受取人」として使われる

  • カジュアル:電話の受話器を表す場合でも、普段は「phone」や「handset」など言い換えられることも多い


5. 実例と例文

日常会話(3例)


  1. “Could you hand me the phone receiver? I need to make a quick call.”


    • 「電話の受話器取ってくれる?ちょっと電話したいの。」


  2. “I think the receiver on this TV is broken. It’s not picking up any signal.”


    • 「このテレビの受信機が壊れてるみたい。信号を拾ってないよ。」


  3. “The receiver on my headphones stopped working—no sound at all.”


    • 「ヘッドホンの受信部が壊れちゃったみたい。全然音がしない。」


ビジネス(3例)


  1. “Please ensure the correct receiver’s name is written on the package.”


    • 「荷物には正しい受取人の名前を必ず書いてください。」


  2. “The receiver of the shipment must verify the contents upon arrival.”


    • 「発送品の受領者は、到着時に中身を確認しなければなりません。」


  3. “Once the goods are delivered, the receiver will sign the delivery note.”


    • 「商品が配達されたら、受領者が納品書にサインをします。」


学術的・技術的(3例)


  1. “In this experiment, the receiver detects low-frequency radio waves.”


    • 「この実験では、受信機が低周波の電波を検知します。」


  2. “Our research focuses on optimizing the receiver’s sensitivity in noisy environments.”


    • 「我々の研究は、騒音環境下で受信感度を最適化することに焦点を当てています。」


  3. “The receiver is designed to filter out interference from other signals.”


    • 「その受信機は、他の信号からの干渉を除去するよう設計されています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. beneficiary(受益者):特にライフイベントや投資などで利益を受け取る人

  2. recipient(受取人):書面や公式な文脈でよく使われる

  3. handset(受話器):電話器具の一部を指す際に使う

  4. receiver(オーディオ機器):amplifier とセットで「アンプとレシーバー」という形でも使われる

※「beneficiary」は法律や金融(保険など)で利益を受け取る人を強調する語、「recipient」は「receiver」に近い意味で一般的に「受け取る人」として使われます。

反意語 (Antonyms)


  • sender(送信者、送り手)

「sender」は「送る人」の意味なので、「receiver」と真逆の立場を表します。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA(国際音声記号): /rɪˈsiːvər/

  • アメリカ英語: [rɪ-SEE-vər]

  • イギリス英語: [rɪ-SEE-və] (語尾の “r” の発音が弱い)

強勢(アクセント)の位置


  • “re-CEIV-er” の第二音節「ceiv」にストレスが置かれます。

よくある発音の間違い


  • “receiver” の「-er」を「-ar」として発音しないように注意(例:× /rɪˈsiːvɑr/ は誤り)。

  • あくまでも「ree-SEE-vər」のように発音すると自然です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス


    • “receiver” の “ei” を “ie” と書いてしまうミスがよくあります。


  2. 動詞“receive”との区別


    • “receive” (動詞) と “receiver” (名詞) を混同しやすいので注意。


  3. 同音異義語


    • 類似の発音をもつ単語はあまり多くありませんが、動詞形 “receive” と混同しがちです。


  4. 試験対策


    • TOEICや英検などで、ビジネスメールの受信者に関する問題文などに出題されることがあります。送り手(supplier) と受け手(receiver) の関係を問う問題に注意しましょう。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “receive + -er” と考えると覚えやすい

  • 「レシーバー」というカタカナ語としても定着しているので、「受け取る人・もの」というイメージで結びつけると記憶しやすい

  • 「レシーブ(バレーボールのレシーブ)する人」という連想をするのも一つの手です(ただし、実際の英語ではバレーボールの「レシーブ」を “receive” と言いますが、単語の語源的には同じ “receive” 系列であることを思い出せます)。


以上が「receiver」の詳細解説です。

「receive (受け取る)」から派生した「受け取る人・装置」であり、ビジネスシーンでも会話でも幅広く使われます。意識して使うと語彙が豊かになりますので、ぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
receiver
意味(1)

受取人

意味(2)

管財人(判決が出るまでの期間,他人の財産や事業の管理を裁判所から任命された人)

意味(3)

(電話の)受話器;(電信を)受信機;(テレビの)受像機

意味(4)

(盗品の)故買人

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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