最終更新日:2025/02/25

自律神経系は無意識的な身体機能を制御しています。

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The autonomic nervous system controls involuntary bodily functions.

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元となった辞書の項目

autonomous

【形】自治の / 自治権のある

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解説

1. 基本情報と概要

単語: autonomous

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): having the freedom to govern or control itself; acting independently or having the power to do so.

意味(日本語): 自主的・自律的・自己統治的、つまり自分の力で物事を決定・実行するさまを表す形容詞です。自分自身でコントロールしている、外部からの指示に頼らず独立して行動できる、といったニュアンスがあります。

「autonomous」は、誰かや何かに依存せず、自分の判断で動くときに使われる言葉です。国や組織などが「自律性を持つ」「独立している」という場合から、ロボットや機械が「自動制御で動作する」という文脈でもよく使われます。

代表的な形態(活用形など)


  • 形容詞: autonomous (オートノマス)

  • 副詞: autonomously (自律的に、独立して)

  • 名詞: autonomy (自律性、自主性)、autonomist (自律主義者)

  • CEFRレベル目安: B2(中上級)


    • 自己や組織の独立性など、やや抽象度の高い議論で使われるため、B2以上の英文読解や会話で出てくる可能性が高いです。


2. 語構成と詳細な意味


  • 接頭語: 「auto-」= 「自己」「自動」の意味を持つギリシャ語由来

  • 語幹: 「nom」← 「νόμος」(nomos) というギリシャ語で「法」「規則」を意味する言葉から

  • 接尾語: 「-ous」= 形容詞を作る接尾語


“auto-” (自己) + “nomos” (法) + “-ous” (形容詞化) → 自ら法や規則をもつ → 自律的


派生語・類縁語


  • autonomy (名詞): 自治、自律

  • automatic (形容詞): 自動の

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. autonomous vehicle → 自動運転車

  2. autonomous region → 自治地域

  3. autonomous system → 自律システム

  4. highly autonomous → 高度に自律した

  5. partially autonomous → 部分的に自律した

  6. autonomous decision-making → 自律的な意思決定

  7. autonomous robot → 自律ロボット

  8. become autonomous → 自主独立(自律)する

  9. autonomous functioning → 自律的な活動

  10. grant autonomy to … → …に自治権(自律)を与える

3. 語源とニュアンス

「autonomous」は、ギリシャ語の「auto-(自己)」と「nomos(法、規則)」が合わさった言葉が語源です。歴史的には、「自分自身を律する」「外部の支配や統制なしに自分で統治する」といった要素を強調してきました。そのため、国家や地域が「独立している/自治している」という文脈のほか、近年ではテクノロジーの発達に伴い、「自律型の(ロボット・システム・車)」という文脈で一般的に使われるようになりました。

ニュアンスとしては「完全な自己決定」「他からの干渉がない状態」が含まれ、カジュアルな日常というよりは、やや専門的・フォーマルな設定で使われることが多いです。

4. 文法的な特徴と構文


  • autonomous は形容詞なので、名詞を修飾します。後ろから修飾する場合は “be autonomous” のように述語として使うことも可能です。

  • 一般的にフォーマルな印象を与えるため、ビジネス文書やアカデミックな論文でよく用いられます。

  • 可算・不可算などの区別はありません(形容詞なので不要)。

  • 副詞形は “autonomously” として、動詞や形容詞を修飾します。

使用例の構文


  • “[主語] + be + autonomous”

  • “autonomous + [名詞]”

5. 実例と例文

日常会話 (カジュアル例)


  1. “My new vacuum cleaner is fully autonomous, so I barely have to do anything.”


    • 「私の新しい掃除機は完全に自動で動くから、ほとんど何もする必要がないんだ。」


  2. “The kids want to do everything autonomously these days.”


    • 「子どもたちは最近、なんでも自分たちでやりたがるのよ。」


  3. “He enjoys being autonomous and doesn’t like being told what to do.”


    • 「彼は自律性を大切にしていて、指示されるのを好まないんだ。」


ビジネス (フォーマル寄り)


  1. “Our department operates autonomously and sets its own goals for the quarter.”


    • 「私たちの部署は独立して運営されており、四半期ごとの目標を自分たちで設定しています。」


  2. “In order to increase productivity, the company granted more autonomy to its employees.”


    • 「生産性を高めるため、会社は従業員により多くの自律性を与えました。」


  3. “The autonomous decision-making model has proven effective in boosting innovation.”


    • 「自律的な意思決定モデルは、イノベーションを促進するうえで有効であることが証明されています。」


学術的 (論文・正式文書など)


  1. “Many researchers focus on developing autonomous agents capable of complex tasks.”


    • 「多くの研究者は、複雑なタスクを実行できる自律型エージェントの開発に注力している。」


  2. “Recent studies suggest a correlation between autonomous learning and academic achievement.”


    • 「最近の研究では、自律学習と学業成績との間に相関があることが示唆されています。」


  3. “The evolution of autonomous systems has led to ethical debates about responsibility in AI.”


    • 「自律システムの進化は、AIの責任問題に関する倫理的議論を引き起こしています。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • independent (独立した)


    • 「依存せずに存在する」という点で似ていますが、“autonomous” は特に「自分のルールで動く」ニュアンスを強調。


  • self-governing (自主管理の)


    • 地域や組織の政治的・組織的独立を強調するときに使われるややフォーマルな表現。


  • self-reliant (自立した)


    • 経済的・精神的な意味で「助けを借りずに自分でなんとかできる状態」を強調する。


反意語


  • dependent (依存した、頼っている)


    • 真逆の意味で、「他の人や物に頼っている」状態。


  • subordinate (従属した)


    • 組織的・階層的に下位にある場合などに使う。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • 英: /ɔːˈtɒn.ə.məs/ (イギリス英語)

    • 米: /ɑːˈtɑː.nə.məs/ または /ɔːˈtɑː.nə.məs/ (アメリカ英語)


  • 発音のポイント:


    • 第2音節「-ton-」(tɒn / tɑːn)に 強勢 がきます。「トノ」「タノ」のような音を強めに発音します。

    • “auto” の「au」は「オー」のように長めに発音します。


  • よくある間違い:


    • 語尾を “-mous”(マス)ではなく “-nous”(ナス)と勘違いするケースがありますが、正しくは “-nous” の綴りでも発音は “-məs” です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルや発音の混乱: “autonomous” の途中に “nom” が入っており、つづりが長いので書き間違いが起こりやすいです。

  • 同音異義語との混同はあまりありませんが、「automatic」や「automaton」と混合されることがあります。意味が異なるので注意しましょう。

  • TOEICや英検などの英語試験でも、技術や社会情勢(自治権・自動運転など)に関連する文章で登場する可能性があります。覚えておくと長文読解で有利です。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「auto(自動)」+「nom(ルール・名前)」を覚えて、「自分ルールで動くのがautonomous」とイメージすると覚えやすいです。

  • 「auto-」がつくと大体「自動」「自己」などを表すため、「automatic(自動)」や「automobile(自動車)」などと関連づけて学ぶと記憶に定着しやすいでしょう。

  • スペリングの途中に “nom” があることを意識すると書きやすく、“auto” + “nom” + “ous” の3つに分割して覚えるのがおすすめです。


以上が「autonomous」の詳細解説になります。日常会話からビジネス、学術的な場面まで頻出するため、しっかり身につけておくと表現力が向上します。

意味のイメージ
autonomous
意味(1)

自治の,自治権のある;自律的な

ビジネス英単語(BSL)/ 例文 / 英訳 / フラッシュカード

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