最終更新日:2025/10/16

I received a packet in the mail today.

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元となった辞書の項目

packet

名詞

〈C〉(小さい)包み / 小荷物 / (郵便・旅客などを運ぶ)定期船,郵便船 / 《英俗》大金

このボタンはなに?

今日、郵便で小包を受け取りました。

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: packet

品詞: 名詞 (noun)

活用形: 原形のみ (可算名詞なので複数形は “packets”)

意味(英語): A small paper or plastic container in which goods or substances are packed for sale or distribution. Also, in computing, a unit of data transmitted over a network.

意味(日本語): 小さな袋や包み、またはコンピュータでデータを送受信するときの単位のこと。

「日用品の小さな包装」や「コンピュータのデータ送信単位」など、いろいろな場面で使われます。日常ではお菓子や調味料、小さな資料などをまとめた“包み”を指し、ITの分野では“データのパケット”としてもよく使われます。

CEFRレベル: B1(中級)

→ 日常会話からビジネスや学術的文脈でもよく登場し、特にIT分野では頻繁に使われる単語です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成


    • pack(詰め込む、包む) + -et(小さいものを表すフランス語系の接尾語)

    • 「pack」の小さい形のニュアンスがあります。


  • 派生語・類縁語


    • pack: 包む、詰める(動詞/名詞)

    • package: 小包、荷物

    • packing: 包装すること、梱包材

    • unpack: (包みを)開ける、解凍する、分解する


  • よく使われるコロケーション(10例)


    1. a packet of crisps → ポテトチップスの小袋

    2. a packet of seeds → 種の小袋

    3. a packet of sugar → 砂糖の小袋

    4. a data packet → データパケット

    5. send/receive packets → パケットを送信/受信する

    6. a packet of information → 情報のひとまとまり

    7. network packets → ネットワーク上のパケット

    8. come in small packets → 小包装になっている

    9. open a packet → 小包(袋)を開ける

    10. packet loss → (IT) パケット損失



3. 語源とニュアンス


  • 語源


    • 「packet」はフランス語由来の「paquet(小包)」からの借用語です。 英語の “pack” に由来すると同時に、-et の小さいものを表すニュアンスが加わった形です。

    • 歴史的には郵便物や小さな荷物を指す言葉として広まり、現代ではIT分野にも展開しています。


  • ニュアンス・使用時の注意


    • 日常場面では「小袋・小包」のイメージが強いです。

    • IT分野ではやや専門用語的な響きがありますが、ネットワーク関連の文脈では日常語のように用いられます。

    • 口語・文章どちらにも使える比較的カジュアルな単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  1. 可算名詞: “a packet”, “two packets”, “several packets” などの形をとります。

  2. 文例での構文:


    • “a packet of + [複数形になりがちな名詞]” → 例: a packet of biscuits

    • IT 用語では “packet” 単独で使われる → 例: “The server can’t handle so many packets at once.”



5. 実例と例文

(A) 日常会話


  1. “I bought a packet of cookies for snacks.”


    • スナック用にクッキーの小袋を買ったよ。


  2. “Could you pass me a packet of sugar, please?”


    • 砂糖の小袋を取ってくれる?


  3. “We have a packet of instant noodles left.”


    • インスタントラーメンの小袋が一つ残ってるよ。


(B) ビジネス


  1. “I’ve prepared a packet of documents for the meeting.”


    • ミーティング用に資料をまとめた小冊子を準備しました。


  2. “Please distribute a packet of information to each attendee.”


    • 出席者それぞれに情報資料の一式を配ってください。


  3. “The marketing packet includes all the brochures and price lists.”


    • マーケティング用のパッケージには、すべてのパンフレットと価格表が含まれています。


(C) 学術的・ITの文脈


  1. “Data is sent in discrete packets over the network.”


    • データはネットワーク上で離散的なパケットに分割されて送信されます。


  2. “Packet loss can significantly affect streaming quality.”


    • パケット損失はストリーミングの品質に大きく影響を与える可能性があります。


  3. “Each packet contains header information to ensure correct routing.”


    • 各パケットには正しいルーティングを行うためのヘッダー情報が含まれています。



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. parcel (小包) → より大きめの「小包」を表すことが多いです。

    2. bundle (束) → ひとまとめにくくられた束というニュアンスがあります。

    3. pack (包/パック) → より大きいパッケージや荷物などにも使える単語。

    4. pouch (小さな袋) → 柔らかい布や革でできた小袋を指すことが多い。


  • 反意語


    • 特定の反意語はありませんが、「loose(むき出しの)」が対照的イメージとしてあげられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈpæk.ɪt/

  • アクセント(アメリカ英語・イギリス英語ともほぼ同じ): “pác-ket” のように最初の音節“pác”に強勢があります。

  • よくある発音の間違い: “pa-ket” と曖昧に発音してしまうこと。しっかり “pæ” (アメリカ英語) または “pæk” (イギリス英語) で始め、母音を明確に発音するよう注意しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: 末尾は “-et” であり、「paket」や「packit」などと書き間違えないように。

  2. 同音異義語との混同: 発音上は “packet” と明確に異なる同音語はほぼありませんが、「pocket (ポケット)」と混同されがちです。

  3. 試験対策: TOEICや英検などでは、ビジネスシーンやIT関連の文脈で「資料一式」、「データパケット」として出題される可能性があります。例文の中で他のIT用語との組み合わせを覚えておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “pack” + “-et” = 小さい包装物 → 「“小さいパック”がpacket」というイメージで覚える。

  • 何かを詰めて密閉した様子を思い浮かべると、単語のイメージがつかみやすいです。

  • IT分野でも「小さく切り分けられたデータの包み」というイメージで理解するとわかりやすいでしょう。


少しでも学習の助けになれば幸いです。ぜひ、日常からビジネス、IT分野まで幅広く「packet」を使ってみてください。

意味のイメージ
packet
意味(1)

(小さい)包み;小荷物

意味(2)

《英俗》大金

意味(3)

(またpacket boat)(郵便・旅客・貨物などを運ぶ)定期船,郵便船

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 和訳 / 選択問題

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