最終更新日:2025/08/25

私はレストランで美味しい前菜を注文しました。

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元となった辞書の項目

appetizer

【名/C】前菜, 食前酒 / 食欲を促す食物(飲物)

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私はレストランで美味しい前菜を注文しました。

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解説

以下では、「appetizer」という英単語について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: appetizer

品詞: 名詞 (countable noun)

日本語訳: 前菜、食欲をそそる小皿料理


  • 英語の説明:

    An appetizer is a small dish of food served before the main course of a meal.

  • 日本語の説明:

    食事の最初に出される軽い料理のことで、食欲を刺激するためのものです。レストランでコース料理を頼むときなどに、メインディッシュ(主菜)の前に少量の料理として提供されます。

活用形:

名詞のため、基本的に複数形は appetizers となります。

他の品詞形:


  • 動詞形や形容詞形は直接の派生はありませんが、形容詞“appetizing”「食欲をそそる、おいしそうな」という関連単語があります。

CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • 「食事・レストランの話題」であれば中級レベルでも結構使う機会があります。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • appetizer は、ラテン語の “appetitus(欲求、欲望)” などを起源とする “appetite”(食欲)に由来する語です。

  • 接頭語・接尾語としては:


    • “ap-” はラテン語由来の “ad-” (〜へ)から派生した形態

    • “-tizer” 部分は “appetite” をもとにした派生語尾のような役割

    • ただし、厳密には “appetizer” は “appetite” + “-er” のようなシンプルな構成ではなく、フランス語などの影響も受けて英語化しています。


関連語


  • appetite (名):食欲

  • appetizing (形):食欲をそそる

  • appetizingly (副):おいしそうに

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. light appetizer(軽い前菜)

  2. cold appetizer(冷製の前菜)

  3. hot appetizer(温かい前菜)

  4. serve an appetizer(前菜を出す)

  5. order an appetizer(前菜を注文する)

  6. appetizer plate(前菜の盛り合わせ)

  7. hors d’oeuvre(オードブル)※フランス語系の言い方

  8. complimentary appetizer(サービスで出される前菜)

  9. appetizer menu(前菜メニュー)

  10. small bites(小さなおつまみのような料理)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語 “appetitus” → フランス語 “appétit” → 英語 “appetite” → 派生して “appetizer” と変化してきました。

  • 歴史的背景: “appetizer” という言葉自体は、19世紀頃までに定着しましたが、もともとフランスやイタリアなどヨーロッパの食文化で発展した「食前の小皿」を示す文化的背景があります。

  • 使用時のニュアンス:


    • 「前菜」という意味で使い、主にレストランなどでメインメニューの前に出される少量の料理を指します。

    • カジュアルにもフォーマルにも使われますが、フォーマルなメニュー名やコース名では “hors d’oeuvre” や “starter” と言われる場合もあります。

    • 口語・文章いずれでも自然に使える単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞か不可算名詞か:

    “appetizer” は可算名詞 (countable) です。

    → a/an appetizer, two appetizers, etc.

  • 使用される構文・言い回し:


    • “I’d like an appetizer before the main course.”

    • “Could we order some appetizers to share?”


  • イディオム:

    独特なイディオムとしてはあまりありませんが、慣用表現として “to whet one’s appetite”(人の食欲を刺激する、関心を高める)などの表現が関連として使われます。


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “Let’s share some appetizers before we decide on the main course.”

    「メインディッシュを決める前に、前菜をいくつかシェアしようよ。」

  2. “The appetizer was so delicious that I almost felt full.”

    「前菜がおいしすぎて、ほとんどお腹いっぱいになりそうだったよ。」

  3. “Could you recommend a good appetizer to start with?”

    「何かおいしい前菜をおすすめしてもらえますか?」

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “At the company dinner, they served a light appetizer with fresh vegetables.”

    「会社の食事会では、新鮮な野菜を使った軽い前菜が出されました。」

  2. “We’ll begin the banquet with a special appetizer prepared by our executive chef.”

    「晩餐会は、当社の総料理長が用意した特別な前菜から始めます。」

  3. “Be sure to check the appetizer menu as we have a variety of new options.”

    「前菜メニューをぜひご覧ください。新しい選択肢がたくさんありますので。」

(3) 学術的・フォーマルシーンでの例文


  1. “The presentation on culinary arts included a segment analyzing the global trends in appetizers.”

    「料理芸術に関するプレゼンテーションでは、世界的な前菜のトレンドを分析するパートが含まれていました。」

  2. “In this gastronomic study, appetizers are classified by origin and cultural significance.”

    「この美食研究において、前菜はその起源と文化的意義によって分類されています。」

  3. “A thorough exploration of appetizer varieties reveals a fusion of international flavors.”

    「前菜の多様性を徹底的に探究すると、国際的な風味の融合が見えてきます。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. starter(スターター)


    • 日本語訳: 前菜、最初の料理

    • イギリス英語などで “appetizer” の代わりによく使われます。


  2. hors d’oeuvre(オードブル)


    • 日本語訳: 食前の小皿料理

    • フランス語由来。よりフォーマルな響きがあります。


  3. entrée(前菜/主菜)


    • 日本語訳: 米国では「メインディッシュ」を指しますが、フランスやその他の国/地域では「前菜」を意味する場合もあるので注意が必要です。


反意語


  • メインディッシュ (main course)、デザート (dessert) など、料理の順序的には対照的と言えますが、完全な「反意語」ではありません。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈæpɪtaɪzər/ (米国英語), /ˈæpɪtaɪzə/ (英国英語)

  • アクセント: 第1音節 “ap” にアクセントがあります(AP-pe-ti-zer)。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • アメリカ英語: [ˈæpɪtaɪzɚ]

    • イギリス英語: [ˈæpɪtaɪzə]

      大きな違いは語尾の “-er” 発音くらいです。


  • よくある間違い: “appetizer” の “e” や “t” を一字抜かしてしまうスペルミスに注意してください。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “appetiser” と書く場合もあります(イギリス式)。アメリカでは “appetizer” が一般的です。

  • 同音異義語: 特にはありませんが、 “appetite”との混同に注意。「食欲」と「前菜」は関連はありますが、別の単語です。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検では、ホテルやレストランの会話で「前菜を注文する」などの文脈で出題される可能性があります。

    • 特にリスニングセクションで出てきたときにも雅(みやび)な響きの “hors d’oeuvre”と混同しないように。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語源: “appetite”+ “-er” というイメージを持ち、 “食欲を刺激する物” → “前菜” と連想すると覚えやすいです。

  • 勉強テクニック: レストランメニューをイメージしたり、実際に英語メニューを読んでみると記憶に残りやすいかもしれません。

  • 音のポイント: “appetizer” の “peti” の部分を「ペタイ」と発音に注意して、リズムを大切にするとよいでしょう。


以上が、「appetizer」についての詳細な解説です。レストランでメニューを開いたとき、「appetizer」という言葉を見ると「前菜ね!」とすぐにイメージできるよう、ぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
appetizer
意味(1)

食欲を促す食物(飲物);前菜,食前酒

TOEIC英単語(TSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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