最終更新日:2025/08/18

リビングルーム用に新しいステレオを買いました。

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元となった辞書の項目

stereo

ステロ版,鉛版(stereotype) / ステレオ(立体音響再生装置)(stereo set) / =stereophonic

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解説

1. 基本情報と概要

英単語: stereo

品詞: 名詞、形容詞(文脈によっては両方の用法があります)

CEFRレベルの目安: B1(中級)


  • 音声や音響機器に関連する単語としては日常生活や趣味の話題でもよく目にするため、ある程度英語に慣れた学習者にとって使いやすいレベルです。

英語での意味


  • “Stereo” refers to a sound system or sound reproduction method that uses two or more independent audio channels to create a sense of dimension and directionality in the sound.

日本語での意味


  • 「ステレオ」とは、左右など複数の音声チャンネルを利用して、音に立体感や広がりを与える音響方式、あるいはその装置(ステレオ装置)のことです。

  • たとえば部屋に置いて音楽を聴くときの「ステレオ装置」や、映画の音響システムなどで使われる、音を立体的に感じさせる技術を指します。

活用形


  • 名詞: stereo (単数), stereos (複数形)

  • 形容詞: stereo (例: stereo sound, stereo system)

他の品詞形例


  • 「stereophonic」(形容詞):より正式に「ステレオ音響の」という意味で使われる場合があります。


2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • “stereo-” はギリシャ語の “stereos”(「固体の」「立体の」)に由来し、「立体的な」「空間的な」を表します。

  • “-phono”(音)や “-scope”(見る装置)などの語根と組み合わさって、「stereophonic」「stereoscope」などの単語を作ります。

関連する単語・派生語


  • “stereophonic”: ステレオ音響の

  • “stereoscope”: 立体写真を見る装置

  • “stereotype”: 元は「固い型」から「固定観念」の意味になった単語

よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)


  1. stereo system → ステレオシステム

  2. stereo receiver → ステレオ受信機・アンプ

  3. stereo speaker → ステレオスピーカー

  4. stereo headphones → ステレオヘッドホン

  5. stereo amplifier → ステレオアンプ

  6. immerse oneself in stereo sound → ステレオ音に没入する

  7. high-fidelity stereo → 高音質のステレオ

  8. stereo separation → ステレオ分離(左右チャンネルの分離度)

  9. surround stereo → サラウンドステレオ

  10. listen in stereo → ステレオで聞く


3. 語源とニュアンス

語源


  • ギリシャ語の “stereos”(固体、立体)から派生し、音響世界では空間的な広がりを感じさせる音を指します。

ニュアンス・注意点


  • 現在の英語圏では「stereo」は「(音響装置としての)ステレオセット」「ステレオ音声」を指すカジュアルな表現として非常に一般的です。

  • カジュアルな日常会話からフォーマルなオーディオ関係の文脈まで使われますが、より専門的な場面では “stereophonic” のような正式な用語が使われることもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 名詞としての用法


    • 可算名詞として扱われ、「a stereo」「two stereos」のようにそれ自体が機器を指すため複数形にもなります。

    • 例: “I just bought a new stereo.”(新しいステレオを買った。)


  2. 形容詞としての用法


    • “stereo sound”や“stereo recording”のように、他の名詞を修飾します。


  3. 使用場面


    • フォーマル/カジュアルともに使用可。ただし文脈がカジュアルな場合や、技術的に説明するときなど、どちらでも通じます。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “I love listening to music on my stereo when I’m cleaning the house.”

    (家の掃除をしているときにステレオで音楽を聴くのが大好き。)


  2. “Could you turn down the stereo a bit? It’s too loud.”

    (ちょっとステレオの音量を下げてくれる?大きすぎるよ。)


  3. “My old stereo finally broke, so I need to buy a new one.”

    (私の古いステレオがついに壊れたので、新しいのを買わなくちゃいけないんだ。)


(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Our company’s new product line includes a portable stereo system for travelers.”

    (当社の新製品ラインには、旅行者向けのポータブルステレオシステムが含まれます。)


  2. “We should install a high-quality stereo setup for the conference hall.”

    (会議ホールには高品質のステレオ設備を導入するべきです。)


  3. “During the product launch, we demonstrated the new stereo technology to our clients.”

    (製品発表会では、顧客に新しいステレオ技術をデモンストレーションしました。)


(3) 学術的な文脈での例文


  1. “Recent studies show that stereo sound can significantly enhance the immersive experience in virtual reality.”

    (最近の研究によると、ステレオ音響はバーチャルリアリティにおける没入感を大幅に高めることがわかっています。)


  2. “Stereophonic reproduction has been a milestone in the history of audio engineering.”

    (ステレオ音響再生は音響工学の歴史における画期的な出来事とされています。)


  3. “Researchers use stereo recordings to analyze spatial sound perception in laboratory settings.”

    (研究者たちは空間的な音の知覚を分析するため、実験室でステレオ録音を用います。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “hi-fi” (ハイファイ)


    • 高忠実度のオーディオ装置・音質を指す俗称。必ずしもステレオとは限りませんが、高品質な音響機器を指すことが多いです。


  2. “sound system” (サウンドシステム)


    • これも音響装置全般のことを指すため、ステレオ以外にサラウンドシステムなど広い意味で使われます。


  3. “stereophonic” (ステレオフォニック)


    • 「ステレオ音響の」、より正式・技術的な表現。


反意語(厳密な反意語はありませんが、対比される例)


  1. “mono” (モノ)


    • モノラル音声(単一チャンネルの音声)。ステレオの対比として用いられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • : /ˈstɛrioʊ/

    • : /ˈsteriəʊ/


強勢(アクセント)の位置


  • 最初の音節「ste」にアクセントがあります(STE-re-o)。

アメリカ英語とイギリス英語の違い


  • アメリカ英語では語尾が「oʊ(オウ)」、イギリス英語では「əʊ(オウ)」に近い音になります。

よくある発音の間違い


  • 語尾を「-rio」ではなく「-ri-o」と3音節で発音することを意識する(“ste-re-o”)。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “stereo” を “stereo*e” や “ste*reo” と書き間違えるケース。

  • 同音異義語: 特になし。ただし “stereotype” など “stereo-” を含む他の単語との混同に注意。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検のリスニングセクションで音響装置関連の話題に出ることがあります。“stereo system”などのフレーズを聞き逃さないよう注意してください。

    • “mono”や“surround sound”との違いを押さえておくと、選択問題などで役立つかもしれません。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「ステレオ」は日本語でも同じカタカナで使われているので、“stereo = ステレオ”とすぐに結びつけやすいです。

  • 「立体的な音」をイメージすると、「stereo」という言葉の由来(ギリシャ語の “stereos” = 「固体」「立体的な」)と結びついて覚えやすくなります。

  • 「ステレオ」の最初の “ste-” と「スピーカーの左右のチャンネル」をセットでイメージし、両耳で音を捉える「ステレオ感」をイメージすると覚えやすいでしょう。


以上が “stereo” の詳細解説です。音響に関する会話や機器の説明など、さまざまなシーンで活用してみてください。

意味のイメージ
stereo
意味(1)

ステロ版,鉛版(stereotype)

意味(2)

ステレオ(立体音響再生装置)(stereo set)

意味(3)

=stereophonic

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