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departmental
解説
「departmental」の詳細解説
1. 基本情報と概要
単語: departmental
品詞: 形容詞(adjective)
意味(英語): relating to or concerning a department
意味(日本語): 部門(部署)に関する、部局の
「departmental」は、「department(部門/部署)」に「-al」という形容詞化の接尾辞が付いてできた単語です。「部門や部署に関係する」というニュアンスをもつ形容詞として、主にビジネスや組織の文脈でよく使われます。
活用形: 形容詞のため、人称・時制変化はありません。
- 副詞形: departmentally (例: “They are organized departmentally.”)
別品詞例:
- department (名詞): 部門、部署
- departmentalize (動詞): 部門化する
- departmentalization (名詞): 部門化
- department (名詞): 部門、部署
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
・「departmental」はビジネス文章や専門的な内容で使われるため、少しレベルが上がります。B2レベル(中上級)では、複雑な文書や組織について議論できるレベルとして適切です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- department + -al
- “department”は「部門・部署」という意味の名詞。
- “-al”は形容詞を作る接尾辞。「〜的な」「〜に関する」という意味を付加します。
- “department”は「部門・部署」という意味の名詞。
関連・派生語
- department: 部門、部署
- departmentally: (副詞) 部門ごとに、部門に関して
- departmentalize: (動詞) 部門化する、部署別に分ける
- departmentalization: (名詞) 部門化、組織を部署に分割すること
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- departmental meeting(部門会議)
- departmental budget(部門予算)
- departmental policy(部門方針)
- departmental guidelines(部署ガイドライン)
- departmental report(部門レポート)
- departmental reorganization(部署再編)
- departmental responsibilities(部門の責務)
- departmental structure(部門構造)
- departmental decision(部門の決定)
- departmental head(部長/部門長)
3. 語源とニュアンス
語源
- “departmental”は“department”から派生した形容詞です。
- “department”はフランス語の“département”から英語に取り入れられ、もともとは「分割、分ける(départir)」という概念に由来します。
ニュアンス・使用上の注意
- 「部署に関する」という意味合いがあるため、ビジネスや公的文書など、ややフォーマルな文脈で使われることが多いです。
- カジュアルな会話ではあまり登場しませんが、組織構造の話題などでは自然に使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞なので、名詞を修飾する目的で使われます。例えば“departmental meeting”のように、修飾対象の名詞を後ろに伴います。
- 可算・不可算: 形容詞であるため、名詞の可算・不可算は特に関係なく、どちらの名詞も修飾可能です。
- フォーマル/カジュアル: 一般的にややフォーマルな表現ですが、組織内の会議や公文書などで頻繁に用いられるため、日常的なビジネスシーンでも使用されます。
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文(ややフォーマル寄りのシーン)
- “I heard there’s a departmental picnic this weekend.”
(今週末、部門のピクニックがあるって聞いたよ。) - “Our departmental schedule might change next month.”
(私たちの部署のスケジュールは来月変わるかもしれないね。) - “He’s involved in several departmental projects at the same time.”
(彼はいくつかの部署プロジェクトを同時に掛け持ちしている。)
(B) ビジネスシーンでの例文
- “We need to finalize the departmental budget before the end of the quarter.”
(四半期が終わるまでに部門予算を確定させる必要があります。) - “Could you send me the departmental report by Friday?”
(金曜日までに部門レポートを送ってもらえますか?) - “Departmental collaboration is essential for the success of this project.”
(このプロジェクトを成功させるには、部門間の連携が不可欠です。)
(C) 学術的・専門的な文脈
- “The study examines the effects of departmental structure on employee satisfaction.”
(その研究は、従業員の満足度に対する部門構造の影響を調査しています。) - “Departmental goals should align with the overall organizational strategy.”
(部署の目標は、全体的な組織戦略と整合しているべきです。) - “Analyzing departmental performance helps identify areas for improvement.”
(部署のパフォーマンスを分析することは、改善点を特定するのに役立ちます。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
divisional(部門の、事業部の)
- 使い方: “divisional structure”など、類似の意味。
- 「division(事業部)」を指すことが多く、企業のより大きな区分を指すようなニュアンス。
- 使い方: “divisional structure”など、類似の意味。
sectional(セクションの、部分的な)
- 使い方: “sectional meeting”のように、部署よりもさらに小さな単位を想定することが多い。
- 使い方: “sectional meeting”のように、部署よりもさらに小さな単位を想定することが多い。
sectoral(産業部門の、経済セクターの)
- 使い方: “sectoral policy”など、特定の産業セクターに関する場合に用いられる。
反意語
「departmental」の直接の反意語は明確にはありませんが、組織全体や全般を示す“overall”や“company-wide”のような表現が対照的に用いられることがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA): /dɪˌpɑːrtˈmɛntl/ (アメリカ英語), /dɪˌpɑːtˈmɛntl/ (イギリス英語)
- “パート=men”の部分が強く発音されます: de-PART-MEN-tal
- “パート=men”の部分が強く発音されます: de-PART-MEN-tal
- アクセント位置: 「de-PART-MEN-tal」の “part” (または “men”) のあたりに主アクセントがあります。
- 発音の違い: アメリカ英語では “r” がしっかり発音され、イギリス英語では “r” がやや弱まります。
- よくある間違い: “department”+“-al”を意識しないと、/t/の位置やctの辺りを含めて発音しづらいことがあるので注意。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “departemental” と書かないように注意。(“department”の後ろに“al”がつく形です)
- 発音強勢の位置: “de-part-MEN-tal”の強勢に注意。
- 同音異義語との混同: とくに同音異義語はないですが、母体の“department”とのつづりを取り違えないようにしましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などのビジネス文書問題で、形容詞としての“departmental”が選択肢に出る場合があります。組織構造や業務フローを扱う問題で見かけることが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「department(部門)」+「-al」で「部門に関する」という意味。
- 「名詞 + -al」の形でよく見られるパターン(例: “environment” → “environmental”, “government” → “governmental”)を思い出してみると覚えやすい。
- スペリングのポイントは、単語のもとが「department」であることを理解しておくこと。
- “departmental”を見たら「部門」というイメージをしっかり思い浮かべましょう。ビジネスシーンに関連づけると記憶しやすいです。
以上が「departmental」の詳細解説です。部門・部署の話題を扱う際に頻繁に登場するため、特にビジネスや組織論を学ぶ際には押さえておくと便利です。
意味のイメージ
意味(1)
部門[別]の;各部(局,省)の