最終更新日:2025/08/19

会社は異なる部門を持つ部門別の構造を持っています。

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元となった辞書の項目

departmental

【形】部門(別)の;各部(局,省)の

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解説

「departmental」の詳細解説


1. 基本情報と概要

単語: departmental

品詞: 形容詞(adjective)

意味(英語): relating to or concerning a department

意味(日本語): 部門(部署)に関する、部局の

「departmental」は、「department(部門/部署)」に「-al」という形容詞化の接尾辞が付いてできた単語です。「部門や部署に関係する」というニュアンスをもつ形容詞として、主にビジネスや組織の文脈でよく使われます。


  • 活用形: 形容詞のため、人称・時制変化はありません。


    • 副詞形: departmentally (例: “They are organized departmentally.”)


  • 別品詞例:


    • department (名詞): 部門、部署

    • departmentalize (動詞): 部門化する

    • departmentalization (名詞): 部門化


CEFRレベルの目安: B2(中上級)

・「departmental」はビジネス文章や専門的な内容で使われるため、少しレベルが上がります。B2レベル(中上級)では、複雑な文書や組織について議論できるレベルとして適切です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • department + -al


    • “department”は「部門・部署」という意味の名詞。

    • “-al”は形容詞を作る接尾辞。「〜的な」「〜に関する」という意味を付加します。


関連・派生語


  • department: 部門、部署

  • departmentally: (副詞) 部門ごとに、部門に関して

  • departmentalize: (動詞) 部門化する、部署別に分ける

  • departmentalization: (名詞) 部門化、組織を部署に分割すること

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. departmental meeting(部門会議)

  2. departmental budget(部門予算)

  3. departmental policy(部門方針)

  4. departmental guidelines(部署ガイドライン)

  5. departmental report(部門レポート)

  6. departmental reorganization(部署再編)

  7. departmental responsibilities(部門の責務)

  8. departmental structure(部門構造)

  9. departmental decision(部門の決定)

  10. departmental head(部長/部門長)


3. 語源とニュアンス

語源


  • “departmental”は“department”から派生した形容詞です。

  • “department”はフランス語の“département”から英語に取り入れられ、もともとは「分割、分ける(départir)」という概念に由来します。

ニュアンス・使用上の注意


  • 「部署に関する」という意味合いがあるため、ビジネスや公的文書など、ややフォーマルな文脈で使われることが多いです。

  • カジュアルな会話ではあまり登場しませんが、組織構造の話題などでは自然に使われます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので、名詞を修飾する目的で使われます。例えば“departmental meeting”のように、修飾対象の名詞を後ろに伴います。

  • 可算・不可算: 形容詞であるため、名詞の可算・不可算は特に関係なく、どちらの名詞も修飾可能です。

  • フォーマル/カジュアル: 一般的にややフォーマルな表現ですが、組織内の会議や公文書などで頻繁に用いられるため、日常的なビジネスシーンでも使用されます。


5. 実例と例文

(A) 日常会話での例文(ややフォーマル寄りのシーン)


  1. “I heard there’s a departmental picnic this weekend.”

    (今週末、部門のピクニックがあるって聞いたよ。)

  2. “Our departmental schedule might change next month.”

    (私たちの部署のスケジュールは来月変わるかもしれないね。)

  3. “He’s involved in several departmental projects at the same time.”

    (彼はいくつかの部署プロジェクトを同時に掛け持ちしている。)

(B) ビジネスシーンでの例文


  1. “We need to finalize the departmental budget before the end of the quarter.”

    (四半期が終わるまでに部門予算を確定させる必要があります。)

  2. “Could you send me the departmental report by Friday?”

    (金曜日までに部門レポートを送ってもらえますか?)

  3. “Departmental collaboration is essential for the success of this project.”

    (このプロジェクトを成功させるには、部門間の連携が不可欠です。)

(C) 学術的・専門的な文脈


  1. “The study examines the effects of departmental structure on employee satisfaction.”

    (その研究は、従業員の満足度に対する部門構造の影響を調査しています。)

  2. “Departmental goals should align with the overall organizational strategy.”

    (部署の目標は、全体的な組織戦略と整合しているべきです。)

  3. “Analyzing departmental performance helps identify areas for improvement.”

    (部署のパフォーマンスを分析することは、改善点を特定するのに役立ちます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. divisional(部門の、事業部の)


    • 使い方: “divisional structure”など、類似の意味。

    • 「division(事業部)」を指すことが多く、企業のより大きな区分を指すようなニュアンス。


  2. sectional(セクションの、部分的な)


    • 使い方: “sectional meeting”のように、部署よりもさらに小さな単位を想定することが多い。


  3. sectoral(産業部門の、経済セクターの)


    • 使い方: “sectoral policy”など、特定の産業セクターに関する場合に用いられる。


反意語

「departmental」の直接の反意語は明確にはありませんが、組織全体や全般を示す“overall”や“company-wide”のような表現が対照的に用いられることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /dɪˌpɑːrtˈmɛntl/ (アメリカ英語), /dɪˌpɑːtˈmɛntl/ (イギリス英語)


    • “パート=men”の部分が強く発音されます: de-PART-MEN-tal


  • アクセント位置: 「de-PART-MEN-tal」の “part” (または “men”) のあたりに主アクセントがあります。

  • 発音の違い: アメリカ英語では “r” がしっかり発音され、イギリス英語では “r” がやや弱まります。

  • よくある間違い: “department”+“-al”を意識しないと、/t/の位置やctの辺りを含めて発音しづらいことがあるので注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “departemental” と書かないように注意。(“department”の後ろに“al”がつく形です)

  2. 発音強勢の位置: “de-part-MEN-tal”の強勢に注意。

  3. 同音異義語との混同: とくに同音異義語はないですが、母体の“department”とのつづりを取り違えないようにしましょう。

  4. 試験対策: TOEICや英検などのビジネス文書問題で、形容詞としての“departmental”が選択肢に出る場合があります。組織構造や業務フローを扱う問題で見かけることが多いです。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「department(部門)」+「-al」で「部門に関する」という意味。

  • 「名詞 + -al」の形でよく見られるパターン(例: “environment” → “environmental”, “government” → “governmental”)を思い出してみると覚えやすい。

  • スペリングのポイントは、単語のもとが「department」であることを理解しておくこと。

  • “departmental”を見たら「部門」というイメージをしっかり思い浮かべましょう。ビジネスシーンに関連づけると記憶しやすいです。


以上が「departmental」の詳細解説です。部門・部署の話題を扱う際に頻繁に登場するため、特にビジネスや組織論を学ぶ際には押さえておくと便利です。

意味のイメージ
departmental
意味(1)

部門[別]の;各部(局,省)の

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