最終更新日:2025/10/20
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元となった辞書の項目

hundred

数詞

〈C〉(数の) 100 / 《複数形で》何百《もの…》, 多数《の…》 《of ...》 / 《米話》100ドル /《英話》100ポンド / 【形】100の / 《a ~》数多くの

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解説

1. 基本情報と概要

単語: hundred

品詞: 数詞 (カードinal number)

英語の意味: 100を表す数詞

日本語の意味: 「100」を意味する数詞です。

「hundred」は「100」を示す数を指し、たとえば「100」という具体的な数字を言い表す際によく使われる語です。「a hundred」という形で「あらためて100」と言ったり、「two hundred」で「200」を表したりと、数をさらに大きく示す場合などにもよく使われます。


  • 主な活用形


    • 通常は複数形も「hundred」として用い、-s をつけない形が一般的 (例: two hundred, three hundred)。

    • ただし、「hundreds of ~」といった形では -s がつき、漠然と多数を表すときがあります。


  • CEFRレベル: A1 (超初心者)

    日常生活ですぐ出てくる基数なので、最も基礎的なレベルに位置します。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 「hundred」には接頭語や接尾語がついているわけではありません。一語で「百」の概念を表す固有の語です。


  • 派生語・関連語:


    • hundreds of ~ : 「何百もの〜」という意味で、多数を表す言い方

    • hundredth (形容詞・名詞) : 「100番目(の)」を表す序数詞


  • よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個):


    1. a hundred → (ちょうど)100

    2. hundreds of people → 何百人もの人

    3. in the hundreds → 何百(台)の範囲

    4. a hundred times → 100回

    5. hundreds of times → 何百回も

    6. one hundred percent → 100%

    7. hundred-dollar bill → 100ドル札

    8. a hundred years ago → 100年前

    9. two hundred meters → 200メートル

    10. a hundred or so → 大体100くらい


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    「hundred」の語源は古英語の “hundrād” までさかのぼり、さらにゲルマン祖語に遡るとされます。元々は「10」を表す単語との組み合わせなど、さまざまな変遷を経てきましたが、近代英語では明確に「100」を指すようになりました。


  • ニュアンスや使用時の注意:


    • 「hundred」は単に数を表すだけで、通常ポジティブ/ネガティブなどの感情的な響きは伴いにくいです。

    • 口語でも文章でも広く使われますが、特に数を正確に述べる役割を持ちます。カジュアルな設定でもフォーマルな文書でも、数を示す場面なら問題なく利用できます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算/不可算:


    • 「hundred」は数を表す語なので、単独で名詞の可算・不可算に当てはめる表現ではなく、あくまで「数詞」として用います。


  • 使い方のポイント:


    • two hundred (200), three hundred (300) のように具体的な数字の前に「hundred」を置くときは -s をつけません。

    • 一方、「hundreds of people」のように漠然と「多数の」というニュアンスを出す場合に「hundreds」の形を取ります。


  • 一般的な構文:


    • (Number) + hundred + (noun) → “three hundred dollars” (300ドル)

    • hundreds of + (noun) → “hundreds of flowers” (何百もの花)


5. 実例と例文

(1) 日常会話


  1. “I have a hundred things to do today.”

    (今日はやることが100個もあるよ。)

  2. “She saved up a hundred dollars for the concert.”

    (彼女はコンサートのために100ドル貯めた。)

  3. “I must have told you a hundred times already!”

    (もう100回は言ったはずだよ!)

(2) ビジネス


  1. “We need at least a hundred more units in stock.”

    (在庫を少なくともあと100個は必要としています。)

  2. “A hundred employees took part in the online training.”

    (100名の従業員がオンライン研修に参加しました。)

  3. “The deal could be worth a hundred million dollars.”

    (その取引は1億ドルの価値があるかもしれません。)

(3) 学術的な文脈


  1. “The survey included data from a hundred participants.”

    (その調査は100名の参加者からのデータを含んでいました。)

  2. “He reviewed a hundred pages of the research paper.”

    (彼はその研究論文の100ページを読んだ。)

  3. “It took almost a hundred trials to confirm the hypothesis.”

    (仮説を確認するのにほぼ100回の試行が必要でした。)

6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    • one hundred → 同じく「100」を意味しますが、冠詞 “a” の代わりに「one」を明示的に用いる形。

    • a hundred → 「100」を通常の形で表す言い方。 “one hundred” と意味は変わりませんが、ややカジュアルな感じになります。

    • hundred or so → 「約100」というニュアンスを含む表現。


  • 反意語:


    • 数詞そのものに「反意語」はありませんが、反対の概念としては「zero (0)」「one (1)」のように数字の大小比較がイメージされることがあります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA):


    • イギリス英語 (BrE): /ˈhʌn.drəd/

    • アメリカ英語 (AmE): /ˈhʌn.drəd/


  • アクセント:

    “hun” の部分 (最初の音節) にアクセントがきます。


  • よくある発音の間違い:


    • 「hun-dLed」のように /l/ の音を入れてしまうケースなどがありますが、正しくは /ˈhʌn.drəd/ です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: hundread, hundredt など、“hundred” のスペルを間違えるケースがあります。

  • 同音異義語との混同: 「hundred」には同音異義語はありませんが、「thousand」などと混同しないよう注意しましょう。

  • 試験での出題傾向: 数字に関する問題で「a hundred vs. one hundred」など、冠詞の有無を問われる場合や、複数形に -s をつける場面とつけない場面を問うパターンが出題されることがあります。TOEICや英検などでも基数の使い方は初歩的なポイントとしてよく確認されます。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 覚え方のコツ:


    • 「hun + dred」というふうに2つの音節に分けて意識してみると、スペルが覚えやすくなります。

    • “100” と書いたとき、「00」の部分を「dr(ドュル)」と発音するようなイメージで「hundred」とリンクづけて覚えるのも手です。


  • イメージ:

    連想として、綴りの頭文字 “h” と最後の “d” をしっかり頭に入れ、「1から2桁飛んで、最後に d のあるスペル」を視覚的に覚えると覚えやすくなります。


以上が「hundred」の詳細な解説です。数数えの基本となる単語なので、正しい使い方やスペル・発音をしっかり身につけておくと便利です。

意味のイメージ
hundred
意味(1)

〈C〉(数の)100

意味(2)

100の,100個の,100人の

意味(3)

《a ~》数多くの

意味(4)

《複数形で》何百(もの…),多数(の…)《+of+複数〉》

意味(5)

〈C〉《米話》100ドル;《英話》100ポンド

基礎英単語(NGSL)/ 例文 / 英訳 / 選択問題

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