最終更新日:2024/06/13

上に,身につけて / (電気・水道・ガス・ラジオなどが)ついて,通じて / 行われて,続けて,従事して / 《時の副詞[句]を伴って》前方へ,ずっと

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元となった辞書の項目

on

IPA(発音記号)
副詞

上に,身につけて / (電気・水道・ガス・ラジオなどが)ついて,通じて / 行われて,続けて,従事して / 《時の副詞[句]を伴って》前方へ,ずっと

このボタンはなに?

彼女は本をテーブルの上に置きました。

このボタンはなに?
解説

以下では副詞「on」を、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英語での意味

“on” は、もともと「上に」「接触している状態で」「スイッチが入っている状態で」などを表す前置詞・副詞・形容詞など、多様な品詞として使われる語です。

このうち「副詞」としての “on” は、何かが「続行している」「起動・稼働している」「進み続ける」などの状態を示すときによく使われます。

日本語での意味

日本語では「続けて」「先へ」「起動して」などと訳せます。

例えば「Talk on!(話し続けて!)」「The light is on.(電気がついている)」などのように、状態や動作が継続中であることを示したり、「前へ進む」ニュアンスを出したりします。

日常会話でもよく使われる、とても基本的でやさしい副詞です。英語学習の初期段階から触れる機会が多い単語です。

品詞


  • 主に前置詞(preposition)や副詞(adverb)として使われます。

  • 形容詞(adjective)や名詞(n.)(まれにフレーズ中で)として使われることもあります。

本回答では、特に「副詞」としての “on” にフォーカスします。

活用形

“on” は活用しません。常に “on” の形となります。

他の品詞になった際の例


  • 前置詞として: “on the table” (テーブルの上に)

  • 形容詞として: “The TV is on.” (テレビがついている)

  • 副詞として: “Carry on.” (続けてください)

CEFR レベル


  • A1(超初心者)〜A2(初級)レベルからすでに学習する非常に基本的な単語です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成

“on” は特殊な接頭辞や接尾辞がついた形ではなく、単独の短い単語です。

語幹 “on” のみで構成されています。

関連語や派生語


  • “ongoing” (形容詞: 進行中の) - “on” + “going”

  • “online” (形容詞/副詞: オンラインの/で) - “on” + “line”

  • “onto” (前置詞: 〜の上に移動して)

よく使われるコロケーション/関連フレーズ(10個)


  1. carry on → 続行する

  2. go on → 続ける/前へ進む

  3. log on → (コンピュータに)ログインする

  4. turn on → スイッチを入れる

  5. switch on → スイッチを切り替えてオンにする

  6. keep on (doing…) → (…し)続ける

  7. cheer on → 応援し続ける

  8. hold on → 待つ、踏みとどまる

  9. press on → 押し進む、突き進む

  10. stay on → 留まる、在籍し続ける


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語 “on” に由来し、ゲルマン語族から受け継がれた非常に古い単語です。足を「上に乗せる」ような感覚や、物事が「続いていく、前へ行く」といった動きのニュアンスを保持してきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • 副詞 “on” は、慣用的に「継続」「稼働中」を表すことが多いため、動作がストップしないイメージがあります。

  • ごくカジュアルな言い回しから、書き言葉でも使われる一般的な単語なので、フォーマル/インフォーマル問わず活用できます。


4. 文法的な特徴と構文


  1. 自動詞/他動詞との組み合わせ


    • 「結果(電気がつく/スイッチが入る)」を表すときには、しばしば “turn on”、“switch on” などの句動詞で使われます。

    • “on” 自体は他動詞でも自動詞でもなく、あくまで副詞として動詞を補完します。


  2. 可算名詞・不可算名詞の違い


    • “on” は副詞なので名詞としての可算/不可算の区別はありません。


  3. 一般的な構文


    • “Verb + on” → “続ける”, “前進する”

      例: go on, carry on, move on, etc.


  4. イディオム


    • “Come on!” → 「さあ、行こうよ/本当かい?」など、状況に応じていろいろな意味をもつ

    • “Hang on!” → 「ちょっと待って!」



5. 実例と例文

ここでは日常会話・ビジネス・学術と、大きく3つに分けて例文を提示します。

(1) 日常会話での例文


  1. “Come on, let’s go!”

    → 「おいで、行こうよ!」

  2. “Hey, turn the TV on, I want to watch the news.”

    → 「ねえ、テレビをつけて、ニュースを見たいんだ。」

  3. “He kept on talking even after everyone left.”

    → 「彼はみんなが帰ったあとも話し続けていた。」

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. “Please carry on with the presentation; we have enough time.”

    → 「プレゼンテーションを続けてください。時間は十分あります。」

  2. “The system is now on, so you can log in anytime.”

    → 「システムは起動していますので、いつでもログインできます。」

  3. “Let’s press on with the project despite the challenges.”

    → 「課題があっても、このプロジェクトを進めましょう。」

(3) 学術的な文脈での例文


  1. “We will go on to analyze the data further in the next chapter.”

    → 「次の章でデータをさらに分析し続けます。」

  2. “The debate went on for hours without a clear conclusion.”

    → 「その討論は何時間も続いたが、はっきりした結論には至らなかった。」

  3. “He stayed on at the laboratory to continue his research.”

    → 「彼は研究を続けるために、その研究室に留まった。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. “continue” (続行する)


    • 主に動詞で、継続することを端的に表す。

    • “Carry on” と似たニュアンスだが、形式はよりフォーマル。


  2. “keep going” (続ける)


    • カジュアルに「やり続ける、続行する」という意味を示すフレーズ。


  3. “further” (さらに進む)


    • 副詞・形容詞で使われることが多く、「もっと先へ進む/続ける」というニュアンス。


反意語 (Antonyms)


  • “off” (切れている・停止している)


    • 電源が切れている、動作が停止している状態を表す。

    • 例: “Turn the light off.” → 「明かりを消して。」



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ɒn/ (イギリス英語), /ɔn/ または /ɑːn/ (アメリカ英語)

  • アクセント・強勢の位置はありません。短い単語なので、文中ではしばしば弱く発音されることもあります。

  • イギリス英語では “on” と “hon” の区別がはっきりしている一方、アメリカ英語では母音が曖昧になり「アン」のように聞こえる場合もあります。

  • 学習者に多い間違いは、日本語の「オン」に引っ張られて、「オ」よりも「ア」に近い音を誤って出したり、その逆もあったりするケースです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. 前置詞の “on” と副詞の “on” を混同する


    • 日常生活での “Put it on the table.”(前置詞)と、“He turned the lights on.”(副詞的役割)の違いを意識すると理解しやすくなります。


  2. 同音異義語との混同はあまりありませんが、スペルを “one” と間違えることがあるので注意。

  3. TOEICや英検などの試験でも、句動詞 (phrasal verbs) の一部として “on” が出題されることがあります。特に “carry on,” “go on,” “turn on,” “keep on” などはよく問われるので、覚えておきましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「スイッチがオン」→ 「動き出す」「続ける」というイメージを持つとわかりやすいです。

  • “on” は短い語ですが、前置詞で空間的に「上に乗る」、副詞で「継続」という“前に進む”イメージを持っています。

  • 学習テクニックとしては、フレーズごとで覚えるのがおすすめです。たとえば “carry on,” “turn on the light,” “come on,” など、動詞+“on” をセットにすると使い方を理解しやすくなります。


以上が副詞 “on” の詳細な解説です。単語自体は非常にシンプルですが、多岐にわたる表現を生む重要な要素です。ぜひ実際の会話でも積極的に使ってみてください。

意味のイメージ
on

語彙を覚えるための辞書問題

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