頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - Unsolved
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- little は形容詞・副詞として用いられます(例: “He has little money.”など)。
- more は much/many の比較級として用いられます(例: “He has more money than me.”など)。
- little: 「少ない」「小さい」「ほとんど~ない」という意味を持つ形容詞・副詞
- more: “much/many” の比較級
- than: 比較を示す前置詞/接続詞
- nothing more than: 「~にすぎない」
- hardly more than: 「ほぼ~に近い」
- barely more than: 「かろうじて~を上回る」
- little more than a child(子供同然)
- little more than a beginner(初心者も同然)
- little more than an excuse(言い訳同然)
- little more than a formality(形式的なものにすぎない)
- little more than a rumor(ほぼ単なる噂にすぎない)
- little more than a guess(推測同然)
- little more than a coincidence(偶然にすぎない)
- little more than an oversight(見落としにすぎない)
- little more than a token gesture(ほんの形だけの行為)
- little more than a placeholder(仮のものにすぎない)
- little は古英語の lytel に由来し、「小さい」「僅かな」という意味を持った言葉です。
- more は ma, mare といった比較級の形から派生してきました。
- than は比較構文を表すのに古くから用いられてきた接続詞/前置詞です。
- 口語・文章: 両方でよく使われます。カジュアルよりは少し落ち着いた表現ですが、日常の会話でも自然に登場します。
- 感情的な響き: 相手を少し否定的に見るニュアンスや「まだ在るべきレベルに達していない」という捉え方を含む場合が多いです。
- “(S) + be + little more than + (名詞/形容詞)”
例: “He is little more than a beginner.” - “(S) + amount to + little more than + (名詞)”
例: “Their plan amounts to little more than a wishful idea.” - “little more than a pipe dream”: 「ほとんど夢物語にすぎない」
- “little more than skin and bones”: 「ほとんど骨と皮だけ(やせ細っている)」
- 他の比較表現「no more than」「not more than」と混同しないよう注意が必要。
- “little” と “a little” は意味が変わる(“little” はほとんどないことを表す一方、“a little” は少しあることを表す)。ただし “little more than” は固定表現のため、「little」のままで使われるのが一般的。
- “He’s little more than a kid if you ask me.”
(私から見れば、彼は子供同然だよ。) - “That threat is little more than big talk.”
(あの脅し文句はほとんどただの大口叩きだよ。) - “Her apology sounded like little more than an excuse.”
(彼女の謝罪はただの言い訳みたいに聞こえたよ。) - “This proposal is little more than a formality unless they invest serious funds.”
(まとまった資金を投入しない限り、この提案は形だけのものにすぎません。) - “The partnership was little more than a marketing ploy.”
(その提携はほとんどマーケティングの策略にすぎなかった。) - “His contribution turned out to be little more than a single idea.”
(彼の貢献は結局、ひとつのアイデアだけにすぎなかった。) - “The hypothesis remains little more than a speculative theory.”
(その仮説は推測の域を出ないままだ。) - “His publication was little more than a summary of existing data.”
(彼の論文は既存のデータの要約にすぎなかった。) - “Their study offers little more than anecdotal evidence.”
(彼らの研究は状況証拠にすぎないものだ。) - barely(かろうじて)
例: “He could barely pass the exam.”(本当にギリギリ合格した)
→ 「ほとんど~ない」という点で近い。 - hardly(ほとんど~ない)
例: “He is hardly more than a beginner.”(初心者にすぎないと言ってもいい)
→ “little more than” と非常に近いニュアンス。 - merely / only(単に)
例: “He is merely a child.”(彼は単なる子供だ)
→ 「単なる~」を強調。 - much more than(はるかに~以上)
例: “He is much more than a beginner.”(彼は初心者というレベルを大きく超えている)
→ 意味の方向が逆。 - IPA(米国英語): /ˈlɪt̬.əl mɔːr ðæn/
- IPA(英国英語): /ˈlɪt.əl mɔː ðæn/
- 「liddle」のように “t” を曖昧に発音してしまう。
- “than”を “then” (/ðen/) と混同してしまう。
- スペルミス: “littel” や “littele” などの誤り。
- 「a little more than」と「little more than」を混同: “a little more than” は「もう少し~以上」という肯定的なニュアンスが強まる場合もある一方、「little more than」は「ほとんど~と変わらない」というやや否定的なニュアンス。
- 「no more than」(「~にすぎない」)や「not more than」(「多くても~」)など、似た構文との混同に注意。
- “little more than” = “ほとんど + 同じレベル” というイメージ。
- たとえば “a child” がイメージされるなら「まだ子供と変わらない程度」というふうにビジュアルで覚えると理解しやすいです。
- 「little」の “litt” → “ちっちゃい”、「more than」(~より大きい)とセットにすると「ちょっと大きいかな……でも実際ほとんど変わらないよ」という印象を思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- 「be used to …」=「…に慣れている」
たとえば「I’m used to the cold weather.」で「私は寒い天候に慣れている」という意味になります。
「こういう状況に慣れている」「こういう状態でも平気」というニュアンスを伝えたいときに使う表現です。 - 品詞: これは「be動詞 + 形容詞の役割をするtoフレーズ」のセットで、イディオムとして扱われることが多いです。
- 活用形: be動詞の変化形によって表現が変わります。
- am/are/is used to ~
- was/were used to ~
- will be used to ~ など。
- am/are/is used to ~
- その他の関連表現:
- get used to ~(~に慣れるようになる)
- used to+動詞の原形(過去の習慣を表す別の構文)
- 「I used to play soccer.(以前はサッカーをしていた)」は意味が異なるので要注意です。
- get used to ~(~に慣れるようになる)
- B1(中級): 「慣れている」というニュアンスを表現したいときによく登場し、日常会話でも頻出するため、中級レベルの重要表現です。
- 「be + used + to」
- be動詞: 主語や時制によって形を変える
- used: 「use」の過去分詞形ですが、「be used to~」では「慣れている」の意味でイディオム化
- to: 前置詞の役割を持ち、このあとに名詞・代名詞・動名詞(~ing)が続きます。
- be動詞: 主語や時制によって形を変える
- 「use」(v) 「使う」/ (n) 「使用」
- 「used to + 動詞の原形」(助動詞的表現): 過去の習慣を表す
- 「get used to ~」:「~に慣れていく」
- be used to it
- それに慣れている
- それに慣れている
- be used to working late
- 遅くまで働くことに慣れている
- 遅くまで働くことに慣れている
- be used to spicy food
- 辛い食べ物に慣れている
- 辛い食べ物に慣れている
- be used to public speaking
- 人前で話すことに慣れている
- 人前で話すことに慣れている
- be used to cultural differences
- 文化の違いに慣れている
- 文化の違いに慣れている
- be used to city life
- 都会の生活に慣れている
- 都会の生活に慣れている
- be used to criticism
- 批判に慣れている
- 批判に慣れている
- never be used to this noise
- この騒音には決して慣れない
- この騒音には決して慣れない
- I’m not used to driving on the left
- 左側通行で運転するのに慣れていない
- 左側通行で運転するのに慣れていない
- be used to the climate
- その気候に慣れている
- その気候に慣れている
- 「use」はラテン語の「uti」(使う)に由来し、古フランス語「user(使う)」を経て中英語へ取り入れられました。
- 「be used to ~」は「~の使用に慣れている」→「~に慣れている」という意味に定着したと言われています。
- カジュアルからフォーマルまで幅広く使えます。
- 「~するのが普通になっている」というポジティブな状態から、「~に飽きている」ような場合にも使われることがあります。文脈によって肯定的にも否定的にも聞こえることがあります。
- 「be used to」の後ろには名詞、代名詞、もしくは動名詞(~ing)が来ます。
例: I’m used to cold weather. / I’m used to staying up late. - 可算・不可算の名詞を問わず使えますが、動詞は必ず-ing形にする必要があります。
- イディオムなので「to」の後ろに動詞の原形は来ません。
- フォーマル/カジュアルの両方に対応可能なため、ビジネスや日常会話でも幅広く用いられます。
- I’m used to spicy food now, so this curry isn’t too hot for me.
(今は辛い食べ物に慣れたから、このカレーはそんなに辛くないよ。) - Are you used to driving on the left in Japan?
(日本で左側通行で運転するのには慣れましたか?) - I’m not used to this cold weather yet.
(まだこの寒い気候には慣れていないんだ。) - Our team is used to handling tight deadlines.
(私たちのチームは厳しい納期に対処することに慣れています。) - He’s used to giving presentations in front of large audiences.
(彼は大人数の聴衆の前でプレゼンすることに慣れています。) - I’m used to communicating with international clients.
(私は海外の顧客とのやり取りに慣れています。) - Researchers are used to analyzing large datasets.
(研究者たちは大規模なデータセットを分析することに慣れています。) - Professors are used to receiving various research proposals from students.
(教授は学生から様々な研究提案を受け取ることに慣れています。) - She’s used to conducting experiments in controlled environments.
(彼女は管理された環境で実験を行うことに慣れています。) - be accustomed to …(…に慣れている)
- 「be accustomed to」の方がややフォーマル寄り。一方、「be used to」はより日常的に使われやすい。
- 「be accustomed to」の方がややフォーマル寄り。一方、「be used to」はより日常的に使われやすい。
- be comfortable with …(…に抵抗がなく、心地よいと感じる)
- 「be used to」は習慣化している状態を強調するが、「be comfortable with」は心理的ハードルが低い、安心感があるというニュアンスを強調。
- 「be used to」は習慣化している状態を強調するが、「be comfortable with」は心理的ハードルが低い、安心感があるというニュアンスを強調。
- be unfamiliar with …(…に慣れていない)
- 「be used to」の真逆で、「まだ慣れていない」や「使いこなせない」という意味。
- 発音記号(IPA):
- [bi juːst tuː](アメリカ英語 / イギリス英語 共通)
- [bi juːst tuː](アメリカ英語 / イギリス英語 共通)
- アクセント:
- 「used」の「u」にやや強勢が置かれることが多いです(/juːst/)。
- 「used」の「u」にやや強勢が置かれることが多いです(/juːst/)。
- よくある発音の間違い:
- 「use」の /s/ を濁らせて /z/ のように発音してしまう人がいますが、正しくは /s/ と /z/ の中間のように微妙に濁る音です。文脈により多少変化するため、文ごとにネイティブの発音を確認するのが望ましいです。
- 「use」の /s/ を濁らせて /z/ のように発音してしまう人がいますが、正しくは /s/ と /z/ の中間のように微妙に濁る音です。文脈により多少変化するため、文ごとにネイティブの発音を確認するのが望ましいです。
- 「used to do」と「be used to doing」の混同
- I used to swim.(昔は泳いでいた)
- I’m used to swimming.(泳ぐことに慣れている)
全く意味が異なるので注意が必要。
- I used to swim.(昔は泳いでいた)
- 前置詞の “to” の後ろに動詞の原形を入れてしまうミス
- 正: I’m used to working late.
- 誤: I’m used to work late.
- 正: I’m used to working late.
- スペルミス: “used” を “use” にしてしまう、あるいは “usedto” と続けてしまうなどのエラー。
- 資格試験・テストでは、特に「名詞/動名詞が続く」パターンの問題が頻出。
- TOEICや英検でよく出題されるため、「used to」と「be used to」の違いを問われる設問が多いです。
- 「be used to」は「慣れ」という意味。音的にも「ビ・ユーズドゥ・トゥ」と区切って覚えるのではなく、「ビー・ユーズトゥ」と流して発音すると自然。
- 「used to」のあとの “to” は前置詞なので、必ず名詞や動名詞が必要、とイメージすると間違えにくいです。
- 「get used to ~」で「~に徐々に慣れる」とセットで覚えると便利です。
- 「複数のものを一度に運ぶ・扱う」
- 「徐々に作業を進めるときに、一つずつ取り組む」
- “one at a time” 「一つずつ」
- “two at a time” 「二つずつ」
- “several at a time” 「複数まとめて」
- “at”:前置詞。「~で」「~に」「~の状態で」などを表す。
- “a”:不定冠詞。
- “time”:名詞。「時間」「時刻」。
- one at a time(一つずつ)
- two at a time(二つずつ)
- a few at a time(数個ずつ)
- several at a time(いくつか同時に)
- hours at a time(数時間ずつ、一気に数時間)
- days at a time(数日単位で)
- weeks at a time(数週間単位で)
- one step at a time(一歩ずつ)
- can only handle so much at a time(一度にそんなにたくさんは扱えない)
- take things one day at a time(物事を一日ずつ進める、焦らず対処する)
- 語源: “at” や “time” 自体は古英語由来ですが、「at a time」という組み合わせは中世英語以前から「ある特定のタイミングで」「一度に」という意味で使われてきました。
ニュアンス:
- 「一気に複数のことをやる」、あるいは「一度にある量を処理する」ことを強調するイメージです。
- また「注意深く順番に進める」場合など「少しずつ取り組む」ニュアンスとしても使われます。
- 「一気に複数のことをやる」、あるいは「一度にある量を処理する」ことを強調するイメージです。
使用時の注意点:
- カジュアルからビジネス、フォーマルまで幅広い場面で使われます。日常会話でもよく登場しますが、ビジネスや論文などの文章中でも自然に使えます。
文法上: “at a time” は副詞句として働き、文中では動詞の直後に置かれることが多いです。数量表現(one, two, several など)と組み合わせて「○○ずつ」「一度に○○」という意味を作るのが典型的です。
一般的な構文例:
- “Subject + Verb + Quantity + at a time”
- 例: He can carry two boxes at a time.
- 例: He can carry two boxes at a time.
- “Subject + Verb + (something) one at a time”
- 例: She tackled the problems one at a time.
- “Subject + Verb + Quantity + at a time”
フォーマル/カジュアル:
- どちらでも使えますが、ビジネス文書では “at any one time” のような言い回しも見られます。
- 日常会話では “one at a time, please!”(一人ずつ話して!)のように耳にすることが多いです。
- どちらでも使えますが、ビジネス文書では “at any one time” のような言い回しも見られます。
- “Please talk one at a time; I can’t understand you if you all speak at once.”
- (一度に話さないで、一人ずつ話してください。みんなが同時に話したら理解できません。)
- (一度に話さないで、一人ずつ話してください。みんなが同時に話したら理解できません。)
- “I usually stick to one hobby at a time so I can focus.”
- (私は集中したいから、趣味は普通一つずつしかやりません。)
- (私は集中したいから、趣味は普通一つずつしかやりません。)
- “Don’t overload yourself. Try doing a few tasks at a time.”
- (自分に負荷をかけすぎないで。一度にいくつかのタスクをやってみて。)
- “We will review each application one at a time to ensure fairness.”
- (私たちは公平性を保つために、応募書類を一つずつ確認します。)
- (私たちは公平性を保つために、応募書類を一つずつ確認します。)
- “Let’s address the issues one at a time in our next meeting.”
- (次の会議では、問題点を一つ一つ順番に検討しましょう。)
- (次の会議では、問題点を一つ一つ順番に検討しましょう。)
- “It’s more efficient to finalize a few documents at a time rather than handling them individually.”
- (書類を1つずつ処理するよりも、一度に複数をまとめて仕上げるほうが効率的です。)
- “The experiment suggests measuring the samples one at a time to maintain accuracy.”
- (その実験結果は、正確性を保つためにサンプルを一度に一つずつ測定することを示唆しています。)
- (その実験結果は、正確性を保つためにサンプルを一度に一つずつ測定することを示唆しています。)
- “Researchers tested multiple variables at a time to observe interaction effects.”
- (研究者たちは相互作用を観察するために、複数の変数を同時にテストしました。)
- (研究者たちは相互作用を観察するために、複数の変数を同時にテストしました。)
- “It is advisable to handle chemical reagents one at a time to minimize the risk of contamination.”
- (汚染のリスクを最小限に抑えるために、化学試薬は一度にひとつだけ取り扱うのが望ましいです。)
- “at once”(同時に、一度に)
- 「一度にまとめて」という意味で似ていますが、“at once” の方が「すぐに」「即座に」というニュアンスも含むことがあります。
- 「一度にまとめて」という意味で似ていますが、“at once” の方が「すぐに」「即座に」というニュアンスも含むことがあります。
- “simultaneously”(同時に)
- “simultaneously” はよりフォーマルで、同一のタイミングで複数のことが起きる・行われるイメージです。
- “simultaneously” はよりフォーマルで、同一のタイミングで複数のことが起きる・行われるイメージです。
- “in a single go” / “in one go”(一気に)
- 口語的で、「一気にやってしまう」という少しカジュアルな響きがあります。
- 口語的で、「一気にやってしまう」という少しカジュアルな響きがあります。
- 直接的な反意語はありませんが、次のような表現は「分散して」「別々のタイミングで」というニュアンスで対極にあります。
- “separately”(別々に)
- “individually”(個別に)
- “separately”(別々に)
- IPA: /ət ə taɪm/
- 発音のポイント:
- “at” は弱形では [ət](シュワー ə で発音)になりやすいです。
- “a” もシュワー発音 [ə] として発声します。
- “time” の /taɪm/ だけがハッキリと強調される傾向があります。
- “at” は弱形では [ət](シュワー ə で発音)になりやすいです。
- アメリカ英語とイギリス英語での違い: 大きな差はありませんが、アメリカ英語では “t” の音がやや軽くなる場合があります。
- よくある間違い: “at times”(時々)と混同しやすいですが、意味が全く異なるので注意しましょう。
- “at a time” と “at times”の混同:
- “at a time” = 一度に~ずつ
- “at times” = ときどき
- “at a time” = 一度に~ずつ
- スペルミス: フレーズなのでスペルミスというよりは「a time」を「time」だけで書いてしまうなどの脱漏に注意。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などではリスニングやリーディングでよく登場します。特に「~ずつ」「同時に」などの意味を問う問題として出題されることがあるので、例文とセットで理解するとよいでしょう。
- “one at a time” を「1個のリンゴがテーブルに「at(くっついている)」状態」というイメージを持つと、「一度に1個しかテーブルにのせられない → 一つずつ」という理解に繋がります。
- “time” という言葉を使っているので、「時間軸の中で一塊(かたまり)の作業をする」「区切って考える」とイメージすると覚えやすいです。
- データやタスクを「区切って」「まとめて」処理する際の表現として、イメージしながら使ってみましょう。
- common (形容詞): 共有の、一般的な
- 例: “a common interest” (共通の興味)
- 例: “a common interest” (共通の興味)
- commonly (副詞): 一般に、広く
- 例: “It is commonly known.” (それは一般によく知られている)
- in: 前置詞
- common: 形容詞(もともとは「共有の」「共通の」という意味)
- common: 「共通の」「一般的な」
- commonality: 「共通点」「共通性」
- communal: 「共同の」「共同社会の」
- have something in common
- (日本語) 何か共通点がある
- (日本語) 何か共通点がある
- have nothing in common
- (日本語) 共通点がまったくない
- (日本語) 共通点がまったくない
- share interests in common
- (日本語) 共通の興味を共有する
- (日本語) 共通の興味を共有する
- find common ground
- (日本語) 共通の立場、共通の合意点を見つける
- (日本語) 共通の立場、共通の合意点を見つける
- in common with someone else
- (日本語) 他の人と共通で
- (日本語) 他の人と共通で
- interests in common
- (日本語) 共通の興味
- (日本語) 共通の興味
- little in common
- (日本語) 共通点が少ない
- (日本語) 共通点が少ない
- in common usage
- (日本語) 一般的に使われる中で
- (日本語) 一般的に使われる中で
- in common language
- (日本語) 普通の言葉で言えば
- (日本語) 普通の言葉で言えば
- to hold something in common
- (日本語) 何かを共有している
- common はラテン語の
communis
(「共有される」「全員に開かれた」の意)からきています。 - 「in “common”」という表現自体は古くからあり、複数人が同じ状態を共有していることを示す表現です。
- 「in common」は主にカジュアルな会話からビジネスの場面まで広く使われます。
- 「we have a lot in common」はポジティブな雰囲気をもたらすフレーズで、「私たちは仲良くなれそうだね」というニュアンスが伝わりやすいです。
- ビジネスで「in common」を使うときでも、失礼になったり堅すぎたりすることはほぼありません。フォーマル・カジュアル問わず、状況を問わずに使える表現です。
- 「in common」は、主に「have + (名詞) + in common」や「share + (名詞) + in common」という形で用いられます。
- 可算・不可算: 「in common」は句なので可算・不可算の区別はありません。
- フォーマル/カジュアル: どちらにも対応可能です。カジュアルな会話でも、フォーマルなビジネスシーンのメールや会議でも使えます。
- have + (名詞) + in common
- 例: “We have many interests in common.”
- 例: “We have many interests in common.”
- share + (名詞) + in common
- 例: “They share a passion for music in common.”(やや冗長になることがありますが、意味を強調する場合に使われることもあります)
- 例: “They share a passion for music in common.”(やや冗長になることがありますが、意味を強調する場合に使われることもあります)
- find (something) in common
- 例: “They found a lot in common despite their different backgrounds.”
- “We both love hiking! I didn’t know we had that in common.”
- (日本語)「私たち2人ともハイキングが好きだったんだね!それが共通点だとは知らなかったよ。」
- “My roommate and I have so much in common, like music and food.”
- (日本語)「ルームメイトと私は、音楽や食べ物みたいに共通点がとても多いんだ。」
- “They really have nothing in common, yet they get along well.”
- (日本語)「彼らは本当に共通点がないのに、なぜか仲がいいんだよね。」
- “Our companies share certain goals in common: quality, sustainability, and innovation.”
- (日本語)「私たちの会社は品質、持続可能性、イノベーションといった共通の目標をもっています。」
- “It’s beneficial to partner with organizations that have values in common with ours.”
- (日本語)「私たちと同じ価値観を共有する組織と提携するのは、メリットがあります。」
- “I realized we had a lot in common when discussing marketing strategies.”
- (日本語)「マーケティング戦略について話し合っていたとき、お互いに多くの共通点があることに気づきました。」
- “Researchers found that diverse cultures often possess core beliefs in common.”
- (日本語)「研究者たちは、多様な文化がしばしば共通の中核的信念を持つことを発見しました。」
- “The two theories appear different, but they actually hold key principles in common.”
- (日本語)「この2つの理論は異なるように見えますが、実は共通する重要な原則を含んでいます。」
- “In terms of methodology, these studies have very little in common.”
- (日本語)「方法論の面では、これらの研究はほとんど共通点がありません。」
- share (something) (日本語: 共有する)
- “We share many interests.” と “We have many interests in common.” は、ほぼ同じ意味だが、前者は「共有する」に焦点があり、後者は「共通点を持っている」という少し抽象的な表現。
- “We share many interests.” と “We have many interests in common.” は、ほぼ同じ意味だが、前者は「共有する」に焦点があり、後者は「共通点を持っている」という少し抽象的な表現。
- mutual (日本語: 相互の)
- 例: “We have mutual interests.” は「互いに共通する興味」があるというニュアンス。「in common」と似ていますが、「相互にお互いが持っている」といった響きが強い。
- 例: “We have mutual interests.” は「互いに共通する興味」があるというニュアンス。「in common」と似ていますが、「相互にお互いが持っている」といった響きが強い。
- similar (日本語: 似ている)
- “Our interests are similar.” は「私たちの興味は似ている」という意味。この場合、「in common」は「似ている部分がある」という意味をより直接的に示したい時に使われる。
- nothing in common の形で「共通点がない」は、「in common」の反意の概念としてよく用いられます。「in common」自体の直接的な反意語はありませんが、強いて言えば「distinct」「different」が反意の方向性を示します。
- アメリカ英語 (US): /ɪn ˈkɑː.mən/
- イギリス英語 (UK): /ɪn ˈkɒm.ən/
- “in” は弱めに発音され、“common” の最初の音節 “co-” にアクセントがあります。
- “in COM-mon” のリズム感になります。
- “common” を /ˈkə.mən/ のように曖昧に発音してしまうこと。最初の “co” ははっきりと、次の “mmon” は /mən/ に近い音で発音されます。
- 「in common」の代わりに “with common” と言ってしまう誤りが多いです。決まった表現なので、「in common」をセットで覚えましょう。
- 「have + (名詞) + in common」の構文を忘れることがあるので、例文を丸ごと暗記するとスムーズです。
- TOEICや英検などで「類義表現を選択させる問題」や「和訳・英訳問題」で問われる場合があり、「share」との置き換えなどを適切に判断できると得点に繋がります。
- “in common” は「同じボックスに入っているイメージ」をすると覚えやすいです。英語学習者は “have in common” を「共通の箱を持っている」という発想でイメージするとスムーズ。
- スペリングは簡単なので、慣れてしまえば覚えやすいでしょう。
- 例文をフレーズごと音読したり、実際に自分と友人に当てはめてみる(“My friend and I have a lot in common.”)ことで覚えやすくなります。
- B2: 日常会話やビジネスのやや複雑な英語表現に対応できるレベル
- 「owing」(動詞 “owe” の現在分詞形) + 前置詞的要素「to」
- owe (動詞): 「〜に借りがある」「〜に恩がある」「〜を〜に負っている」など
- 例: “I owe him a favor.” (彼には借りがある)
- owe (v) → owing (現在分詞)
- due to
- because of
- owing to a mistake(ミスが原因で)
- owing to the heavy rain(大雨のために)
- owing to the delay(遅延のせいで)
- owing to unexpected circumstances(予想外の事情により)
- owing to financial difficulties(財政的な困難のため)
- owing to traffic congestion(交通渋滞のせいで)
- owing to the new policy(新しい方針のために)
- owing to the lack of evidence(証拠不足のため)
- owing to his hard work(彼の熱心な努力のおかげで)
- owing to the COVID-19 outbreak(新型コロナウイルスの発生により)
- “owe” は古英語 “āgan” (所有する) に由来し、義務や負担を意味するようになりました。その派生形 “owing” は「〜を負っている状態」を示すため、結果として「〜が原因で(負う形)」というニュアンスを持つようになりました。
- “owing to” はフォーマルな文脈や文書でよく使われます。会話でも使うことはありますが、“because of” や “due to” のほうがくだけた場面では一般的です。
- 感情的な響きよりは事実や状況を淡々と説明するニュアンスが強いです。
- 前置詞(句)の働き: “owing to + 名詞(句)” で「〜が原因で」「〜のために」という意味を構成します。
- 使用上のポイント:
- 文頭でも文中でも使用可能です。
- “due to” と「ほぼ同じ使い方」ですが、“owing to” のほうがややフォーマルに聞こえます。
- 文頭でも文中でも使用可能です。
- Owing to + 名詞(句), 主語 + 動詞…
- 主語 + 動詞… owing to + 名詞(句)
- “Owing to the heavy snow, the flight was canceled.”
- “The flight was canceled owing to the heavy snow.”
- “Owing to my schedule, I can’t join the party this weekend.”
- (スケジュールの都合で、今週末のパーティには参加できません。)
- (スケジュールの都合で、今週末のパーティには参加できません。)
- “Owing to a power outage, we had to eat dinner by candlelight.”
- (停電のせいで、ロウソクの明かりで夕食をとらなければなりませんでした。)
- (停電のせいで、ロウソクの明かりで夕食をとらなければなりませんでした。)
- “Owing to a sudden change in weather, let’s stay indoors today.”
- (天気の急変のせいで、今日は家の中にいましょう。)
- “Owing to unforeseen circumstances, the meeting has been postponed.”
- (予期せぬ事情により、ミーティングは延期となりました。)
- (予期せぬ事情により、ミーティングは延期となりました。)
- “Our profits declined owing to increased competition.”
- (競合が増えたために、私たちの利益は減少しました。)
- (競合が増えたために、私たちの利益は減少しました。)
- “Owing to budget constraints, we have to reduce our marketing expenses.”
- (予算の制約のために、マーケティング経費を削減しなければなりません。)
- “Owing to the limited sample size, the results of this study may not be conclusive.”
- (サンプル数が限られているため、この研究結果は決定的なものではない可能性があります。)
- (サンプル数が限られているため、この研究結果は決定的なものではない可能性があります。)
- “The theory gained credibility owing to additional experimental data.”
- (追加の実験データによって、その理論は信頼性を高めました。)
- (追加の実験データによって、その理論は信頼性を高めました。)
- “Owing to ethical considerations, the research was conducted under strict supervision.”
- (倫理的な考慮のため、研究は厳重な管理下で行われました。)
- due to(〜が原因で)
- “The flight was canceled due to the heavy snow.”
- “due to” と “owing to” はほぼ同じ意味。やや “due to” のほうが口語的にも使われやすい。
- “The flight was canceled due to the heavy snow.”
- because of(〜のせいで)
- “Because of the heavy snow, the flight was canceled.”
- さらに口語的でカジュアル。
- “Because of the heavy snow, the flight was canceled.”
- on account of(〜が理由で)
- “On account of his injury, he couldn’t participate.”
- ややフォーマル〜文語調。
- “On account of his injury, he couldn’t participate.”
- 例: “Thanks to his help, we finished on time.”(彼の助けのおかげで、時間どおりに終わった。)
- アメリカ英語発音: [ˈoʊ.ɪŋ tuː]
- イギリス英語発音: [ˈəʊ.ɪŋ tuː]
- “owing” の “ow” の部分が強調されます。
- “to” は短く発音され、あまり強勢は置かれません。
- “owing” を “owing” ではなく “owning” と濁らせたり、別の単語 “owning”(所有すること)と混同しないように注意。
- スペルミス: “ow*ing” の部分を “owe*ing” と間違える。
- “owing to” と “due to” はほぼ同義ですが、文法書によっては使い分けを厳密に指示する場合もあります。試験英語でもフォーマルな理由表現として覚えておくと便利です。
- TOEICや英検などの資格試験で、原因・理由を示す前置詞句を選ぶ問題に出る場合があります。“owing to” や “due to” を含む選択肢の中で文脈に合ったものを選べるようにしておきましょう。
- 「owe」から来ている → 「貸し借り」から「原因を負っている(=理由)」イメージ
- “Owning” ではない → “owe” に注目してスペルを固定する。
- because of / due to / owing to → いずれも「理由・原因」を示すが、”owing to” はややフォーマルで文書にも適する。
- 「thanks to」の活用形というより、固定的なフレーズとして使われます。文法上「thanks to」は前置詞句として機能し、「〜が原因で」「〜のおかげで」という文全体への修飾を行います。
- 元となる名詞「thanks」は「感謝」「謝意」を示す名詞としても使用されます(例: “Give my thanks to your parents.”)。動詞形「thank」は「感謝する」を表しますが、「thanks to」とは別の構文になります。
- thanks
- 「感謝」を意味する名詞。また “thank” は動詞「感謝する」。
- to
- 前置詞。「〜へ」「〜に」を意味するが、「thanks to」の場合は「〜によって」「〜のおかげで」という因果関係を表す役割になります。
- thank (動詞): 感謝する
- thankful (形容詞): 感謝している
- thankless (形容詞): やりがいが感じにくい、見返りが少ない
- thanks to your help
(あなたの助けのおかげで) - thanks to modern technology
(現代技術のおかげで) - thanks to the internet
(インターネットのおかげで) - thanks to an unexpected bonus
(予想外のボーナスのおかげで) - thanks to the support of my friends
(友人の支援のおかげで) - thanks to quick thinking
(素早い判断のおかげで) - thanks to everyone’s cooperation
(みんなの協力のおかげで) - thanks to diligent practice
(熱心な練習の結果として) - thanks to the new policy
(新しい方針のおかげで) - thanks to good planning
(良い計画のおかげで) - 語源
- 「thanks」は古英語の “þanc” に由来し、「感謝」「好意」「満足」などを表す言葉でした。そこから「感謝の気持ち」に関するさまざまな語が生まれています。
- 「thanks」は古英語の “þanc” に由来し、「感謝」「好意」「満足」などを表す言葉でした。そこから「感謝の気持ち」に関するさまざまな語が生まれています。
- ニュアンス
- 「thanks to」は感謝や恩恵に焦点を置きながら、物事の因果関係を示します。ポジティブな文脈で使われることが多いですが、皮肉や軽い嫌味として「(皮肉な意味で)〜のせいで」と使われる場合もあります。
- 「thanks to」は感謝や恩恵に焦点を置きながら、物事の因果関係を示します。ポジティブな文脈で使われることが多いですが、皮肉や軽い嫌味として「(皮肉な意味で)〜のせいで」と使われる場合もあります。
- 使用時の注意点
- カジュアルな会話からビジネス文書まで幅広く使いやすいフレーズです。フォーマルに使う際は、「due to」や「owing to」に置き換えられることもありますが、「thanks to」はややカジュアル寄りかつ肯定的な響きがあります。
- 文中の使い方
- 前置詞句として文頭・文中で使用し、原因や理由を示します。
例: “Thanks to your advice, I was able to finish on time.”
- 前置詞句として文頭・文中で使用し、原因や理由を示します。
- 可算/不可算の区別
- 「thanks」自体は通常可算名詞ですが、慣用表現「thanks to」として使う場合は単数・複数の活用は気にせず固定表現として扱われます。
- 「thanks」自体は通常可算名詞ですが、慣用表現「thanks to」として使う場合は単数・複数の活用は気にせず固定表現として扱われます。
- 主な構文
- [Thanks to] + [名詞/名詞句], [文]
- [文] + thanks to + [名詞/名詞句]
- [Thanks to] + [名詞/名詞句], [文]
“Thanks to you, I found a great restaurant in this area!”
(あなたのおかげでこのエリアの素敵なレストランを見つけたよ!)“I managed to catch the bus, thanks to my friend who reminded me of the time.”
(友人が時間を教えてくれたおかげで、バスに間に合ったよ。)“Thanks to the nice weather, we had a wonderful picnic.”
(いい天気だったおかげで、素敵なピクニックになった。)“Thanks to our team’s cooperation, we finished the project ahead of schedule.”
(チームの協力のおかげで、予定より早くプロジェクトを終えられました。)“Thanks to the new marketing strategy, our sales have increased dramatically.”
(新しいマーケティング戦略のおかげで、売上が大幅に伸びました。)“We’ve gained many new clients, thanks to the conference we attended last month.”
(先月参加したカンファレンスのおかげで、新規顧客が大きく増えました。)“Thanks to recent developments in AI, data analysis has become more efficient.”
(近年のAIの発展のおかげで、データ分析がより効率的になりました。)“Thanks to extensive field research, the accuracy of these findings has improved.”
(広範なフィールド調査のおかげで、これらの研究結果の正確性が高まりました。)“Thanks to interdisciplinary collaboration, we have a broader understanding of the subject.”
(学際的な協力のおかげで、そのテーマについてより幅広い理解が得られました。)- due to(〜が原因で)
- 「thanks to」はポジティブなニュアンスが強いのに対して、「due to」は中立的・客観的に原因や理由を示します。
- 「thanks to」はポジティブなニュアンスが強いのに対して、「due to」は中立的・客観的に原因や理由を示します。
- because of(〜のために)
- 一般的な原因表現。ニュアンスに感謝やポジティブさは特に含まれません。
- 一般的な原因表現。ニュアンスに感謝やポジティブさは特に含まれません。
- owing to(〜によって)
- フォーマルな場面で使われることが多く、「due to」と近い意味合いです。
- フォーマルな場面で使われることが多く、「due to」と近い意味合いです。
- as a result of(〜の結果として)
- 結果に焦点を当てる表現。ニュアンスは比較的中立です。
発音記号(IPA):
- thanks /θæŋks/
- to /tuː/ または弱形で /tə/
- thanks /θæŋks/
強勢(アクセント)の位置:
- 「thanks to」は基本的に「thanks」の部分に強めのアクセントがあります。
- 口語では「thanks to」がつながって発音されることが多く、特に「to」は /tə/ に弱化されることが多いです。
- 「thanks to」は基本的に「thanks」の部分に強めのアクセントがあります。
アメリカ英語とイギリス英語での違い
- 大きな差はありませんが、アメリカ英語のほうが “thanks” の /æ/ がはっきりとしており、イギリス英語では若干 /æ/ が /ɑ/ に近い音になることがあります。
よくある発音ミス
- 「サンクス」ではなく、しっかりと最初に無声音 /θ/ (舌先を歯の間に軽くあてる) を含む音を出す点に注意。
- 「トゥ」を「ト」ですばやく発音してしまったり、「トォ」と曖昧に発音しないよう注意する。
- 「サンクス」ではなく、しっかりと最初に無声音 /θ/ (舌先を歯の間に軽くあてる) を含む音を出す点に注意。
- “thanks for” との混同
- “thanks for + 目的語” は「〜してくれてありがとう」という直接的な感謝を伝えるフレーズ(例: “Thanks for helping me.”)
- “thanks to + 名詞/名詞句” は「〜のおかげで(結果として)」という因果関係や感謝の理由を示すフレーズ(例: “Thanks to your help, we finished early.”)
- “thanks for + 目的語” は「〜してくれてありがとう」という直接的な感謝を伝えるフレーズ(例: “Thanks for helping me.”)
- ネガティブな文脈への使用
- ネガティブな結果をもたらした原因を表すときは “because of” や “due to” を使うほうが一般的。ただし、皮肉表現で “thanks to” を使う場合もあるので文脈に注意。
- ネガティブな結果をもたらした原因を表すときは “because of” や “due to” を使うほうが一般的。ただし、皮肉表現で “thanks to” を使う場合もあるので文脈に注意。
- 試験対策・資格試験での出題
- TOEIC や英検などでは、前置詞(句)の正誤問題や置き換え問題で「thanks to」=「because of / due to」など、原因・理由を表すバリエーションとして扱われることが多いです。
- 「お礼を言う(thanks)」+「(誰か・何か)に対して(to)」というイメージで覚えると、因果関係だけでなく「感謝」を込めているというニュアンスがわかりやすくなります。
- 「何か良いことが起こった理由」のフレーズとしてイメージすると使いやすいです。嫌味や皮肉を言いたいときにも応用できる点がユニークです。
- スペリングは “thanks” の “s” を忘れないこと、「thank to」は誤用です。同音異義語には特にありませんが、発音で“think” /θɪŋk/ と混同しないよう注意しましょう。
- “to do with” は「~と関係がある」「~に関連する」という意味のフレーズです。
- 「~と関わりがある」「~に関係している」というニュアンスで、話し手が何かが他のものと結びついているかどうかを示します。
- 「to do with」は厳密には一語ではなく、動詞 “do” と前置詞 “with” が組み合わさったフレーズ(句)です。
- 動詞 “do” は一般的に “do - did - done” で活用しますが、本フレーズでは「have (something) to do with」や「nothing to do with」の形で頻出します。
- 他品詞になる例:「do(名詞)」→ “It’s a big do.”(パーティーやイベントの俗語表現)など。ただし「to do with」はあくまでフレーズです。
- 一般的な会話表現としては、B1(中級)程度といえます。
- “to” + “do” + “with” の3つの要素に分かれます。
- “to” は不定詞や方向を示す前置詞などですが、本フレーズでは「何かをする」に続く機能として用いられます。
- “do” は「する」という意味の動詞。
- “with” は「~とともに」「~に関して」という意味の前置詞。
- “to” は不定詞や方向を示す前置詞などですが、本フレーズでは「何かをする」に続く機能として用いられます。
- しかし、このフレーズ全体で「~と関係がある」という単一の意味を形成します。
- have (something) to do with …
- nothing to do with …
- something to do with …
- これらはすべて「~と関係がある/ない」という意味合いで使われます。
- have nothing to do with …(~とは全く関係がない)
- have everything to do with …(~と大いに関係がある)
- have a lot to do with …(~と大いに関係がある)
- have something to do with …(何らかの形で~と関係がある)
- What does that have to do with me?(それは私とどう関係があるの?)
- It has a bit to do with …(それは少し~と関係がある)
- This has little to do with …(これはほとんど~と関係がない)
- It’s got to do with …(それは~に関係している)
- That’s nothing to do with you.(それはあなたには関係ないよ)
- Does this have to do with …?(これは~に関係があるの?)
- “do” は古英語の “dōn” に由来し、「する・行う」という意味を持ってきました。
- “with” は古英語の “wiþ” から来ており、「~と共に」「~とともに」という意味です。
- “to do with” は歴史的に「~に結びついていることをする」といったニュアンスを経て、現代の「関連・関係」を強調する表現となりました。
- 口語・文章ともに広く使われますが、会話で「have something to do with…」などと言うときは、ややフォーマル寄りにも聞こえます。
- カジュアルな会話では “It’s got to do with…” や “It has to do with…” などの短縮形やくだけた形がよく使われます。
- 感情的な語感はあまりなく、単に論理的な結びつきを指す場合が多いですが、「That’s nothing to do with you!」と強調すると少しきつく相手を突き放す印象を与えます。
- “have + (something / nothing / a lot) + to do with + 名詞・代名詞・節”
- 例: “I have nothing to do with this issue.”(私はこの問題とは何の関係もありません。)
- 例: “I have nothing to do with this issue.”(私はこの問題とは何の関係もありません。)
- “it has (got) + (something / nothing / a lot) + to do with + 名詞・代名詞・節”
- 例: “It’s got a lot to do with the new regulation.”(それは新しい規制と大いに関係があります。)
- 例: “It’s got a lot to do with the new regulation.”(それは新しい規制と大いに関係があります。)
- フォーマル: “It has a great deal to do with…”
- カジュアル: “It’s got to do with…” / “What’s that got to do with me?”
- “have something to do with” は “with” の後ろに目的語(物事・人)を取ります。
- 可算名詞・不可算名詞の区別というよりは「なんらかの関係(something/nothing/a lot)」+ “to do with” という具合にセットでとらえるイメージです。
- “I heard you moved. Does it have anything to do with your new job?”
(引っ越したって聞いたけど、新しい仕事と関係あるの?) - “That’s nothing to do with me, so please don’t ask.”
(それは私と関係ないから、聞かないでよ。) - “His mood swings might have something to do with stress.”
(彼の気分の浮き沈みはストレスと関係あるかもしれないね。) - “Our client’s complaint has a lot to do with delayed shipping.”
(お客様のクレームは、配送の遅延と大いに関係があります。) - “This shift in company policy might have something to do with budget cuts.”
(会社方針の転換は予算削減と関係があるかもしれません。) - “It has nothing to do with our established protocol, so we’ll handle it separately.”
(それは当社の既存プロトコルとは関係ありませんので、別途対応いたします。) - “The findings appear to have much to do with environmental factors.”
(その研究結果は、環境要因と大きく関係しているようです。) - “This concept has everything to do with Freud’s theory of the unconscious.”
(この概念はフロイトの無意識理論と大いに関係があります。) - “Our experiment suggests that the error rate has little to do with operator skill.”
(実験によると、エラー率はオペレーターの技量とはあまり関係がないことが示唆されます。) - “be related to …”(~と関連している)
- ニュアンス:より直接的・形式的に「関連性」を述べる。
- 例: “Your question is related to our previous discussion.”
- ニュアンス:より直接的・形式的に「関連性」を述べる。
- “concern …”(~に関係がある)
- ニュアンス:よりフォーマル。「関係する」という意味が強い。
- 例: “This matter concerns the board of directors.”
- ニュアンス:よりフォーマル。「関係する」という意味が強い。
- “pertain to …”(~に関係する)
- ニュアンス:文章や論文で使われやすく、かなりフォーマル。
- 例: “These regulations pertain to safety procedures.”
- ニュアンス:文章や論文で使われやすく、かなりフォーマル。
- “have nothing to do with …”(全く関係がない)
- “unrelated to …”(~に無関係の)
- 例: “Their statements are unrelated to the topic at hand.”
- イギリス英語: /tə ˈduː wɪð/
- アメリカ英語: /tə ˈduː wɪθ/ または /tu ˈduː wɪθ/
- フレーズ全体として1つの意味をなすので強いアクセントは “do” に来ることが多いです(“to DO with”)。
- “with” を /wɪt/ と短く切ってしまうこと。
- “to” が強すぎると不自然になる場合があるので注意。
- “to do with” を “to do about” と混同してしまうミス。
- “about” は「~について」で、 “to do about something” だと「何かに対して取る行動」の意味になり、別の用法です。
- “about” は「~について」で、 “to do about something” だと「何かに対して取る行動」の意味になり、別の用法です。
- 書き取り試験やリスニングで “have (something) to do with” を聞き逃してしまいやすい。
- 「do」と「make」の使い分けが混同されることがありますが、「to do with」は定型フレーズなので覚えてしまうのが早道です。
- TOEICや英検の読解問題で “This issue has to do with …” と出てきたとき、「この問題は~に関連している」という文脈を正しく捉えることが求められます。
- “to do with” は “関係を『する』(do) + ‘with’ = 『~と一緒に』” → 「~と関係している」というイメージで覚える。
- “have something to do with” = 「何かすること(something to do)が一緒(with)」と考えるとわかりやすい。
- 自然なフレーズなので、日常の中で “It has nothing to do with me.” と言う機会を見つけて口に出し、パターンで覚えましょう。
(公表物が) 出る / 発売される / 出版される
- 例: “The new book will come out next month.”
- 「新しい本が来月に発売されます。」といった意味です。
- こういう場面では、出版物や映画などの「公開」「発売」を指します。
- 例: “The new book will come out next month.”
(事実や真実などが) 明らかになる / 発覚する
- 例: “The truth finally came out.”
- 「真実がついに明らかになりました。」という意味です。
- 隠されていた出来事が表に出るイメージで使われます。
- 例: “The truth finally came out.”
(人が) カミングアウトする
- 例: “He came out as gay.”
- 「彼はゲイであることを公表しました」という意味です。
- 「自分の秘密や本当の姿を公にする」というニュアンスでよく使われます。
- 例: “He came out as gay.”
(結果などが) ~に終わる / ~の状態になる
- 例: “Everything came out fine in the end.”
- 「結局すべてうまくいきました。」という意味です。
- 例: “Everything came out fine in the end.”
(写真などが) うまく写る / 仕上がる
- 例: “The photos came out great.”
- 「写真はうまく撮れました。」という意味です。
- 例: “The photos came out great.”
- come out - came out - come out
「come」は不規則動詞ですので、過去形: “came”、過去分詞形: “come” となります。 - “outcome” (名詞) → 結果
- “coming” (動名詞/形容詞的用法) → 来ること・これから来る
- come: 「来る」という意味を持つ動詞
- out: 「外へ」「外に向かって」という意味を持つ副詞・前置詞
- come out of nowhere → (突然) 現れる
- come out on top → 勝者となる / 成功する
- come out wrong → うまく言えない / うまく出力されない
- the truth came out → 真実が明らかになる
- come out in the wash → 結局解決する / 大した問題にはならない
- come out of hiding → 隠れ家から出てくる / 公の場に出てくる
- come out with (a statement) → (声明などを) 発表する
- come out of one’s shell → 殻を破る / 心を開く
- come out in a rash → 発疹が出る
- a new product comes out → 新商品が発売される
- “come”は古英語の “cuman” に遡り、「到着する」という意味が由来です。
- “out”はゲルマン系言語から派生した言葉で「外へ」という意味を持ちます。
- それらが組み合わさり「内側から外へ移動する」という基本イメージを形成しました。
- 通常は口語的にも書き言葉にもしばしば登場します。
- 「(秘密を)カミングアウトする」の意味になるときは、相手に深い意味を伝える可能性があるため、丁寧な文脈かカジュアルな文脈かを見極めて使うのがよいです。
- ビジネスメールなどでは「The report will come out next week」のように、フォーマルな言い方としても使われます。
- 他動詞 / 自動詞: 「come out」は自動詞的に用いられる場合が多いです。結果や状態を表すときにも役立ちます。
- 構文例:
- “(Subject) + come out + (complement/adverbial).”
- “The sun came out.” → 太陽が出てきた。
- “It came out that he was innocent.” → 彼は無実だということが分かった(判明した)。
- “She came out against the plan.” → 彼女はその計画に反対を表明した。 (※「~に反対 اعلامする」のニュアンス)
- カジュアル: “My photos didn’t come out nicely.”
- フォーマル: “The findings of the research will come out in the next journal issue.”
- “I heard your new album just came out. How’s it doing?”
- (「新しいアルバムが発売されたって聞いたよ。調子はどう?」)
- (「新しいアルバムが発売されたって聞いたよ。調子はどう?」)
- “My secret finally came out during the party!”
- (「パーティーでついに私の秘密がバレちゃった!」)
- (「パーティーでついに私の秘密がバレちゃった!」)
- “The stain on my shirt won’t come out. Any suggestions?”
- (「シャツのシミが落ちない(消えない)んだけど、何かいい方法ある?」)
- “Our quarterly report will come out next Monday.”
- (「私たちの四半期報告書は来週月曜日に出ます。」)
- (「私たちの四半期報告書は来週月曜日に出ます。」)
- “Everything came out well in the negotiations.”
- (「交渉はすべてうまくいきました。」)
- (「交渉はすべてうまくいきました。」)
- “We plan to come out with an official statement by the end of the day.”
- (「本日中に公式声明を発表する予定です。」)
- “The research findings will come out in a prestigious journal next month.”
- (「研究結果は来月、有名な学術誌に掲載されます。」)
- (「研究結果は来月、有名な学術誌に掲載されます。」)
- “It came out that their hypothesis was flawed.”
- (「彼らの仮説には欠陥があることが判明しました。」)
- (「彼らの仮説には欠陥があることが判明しました。」)
- “The data suggests a pattern that hasn’t come out in previous studies.”
- (「そのデータは、これまでの研究では見られなかったパターンを示しています。」)
- “be revealed” (明かされる)
- “The truth was revealed.” (よりフォーマル)
- “The truth was revealed.” (よりフォーマル)
- “be published” (出版される)
- “Her book was published.” (出版社などの特定行為を強調)
- “Her book was published.” (出版社などの特定行為を強調)
- “emerge” (現れる)
- “A new problem emerged.” (問題が浮上、という少しフォーマルなニュアンス)
- “remain hidden” (隠れたままでいる)
- “stay in” (中にとどまる)
- 発音記号(IPA): /kʌm aʊt/
- 英: [kʌm aʊt] / 米: [kʌm aʊt]
- アクセントはそれぞれの単語にあり、「come」 “カム” と「out」 “アウト” をそれぞれはっきり発音すると伝わりやすいです。
- よくある間違い: “out”の [aʊ] を [ɔː](オー)と発音してしまうなど。
- “came out” の過去形と “come out” 現在形・過去分詞形の混同に注意
- 同音異義語 “cum out” などは全く意味が異なるためスペルミスに注意
- “come out” は多義的なので、文脈によってどの意味で使われているかを見極めることが大切です。
- TOEICや英検などのテストでは「真実が明るみに出る」「出版物が出る」などの意味合いで出題されることがあります。
- “come” = 来る + “out” = 外へ → 「内から外へ出る」のイメージ。
- そこから何かが公に「現れる」「公開される」イメージに派生すると覚えやすいです。
- 「アルバムが外(市場)に出る」「事実が光の下に出る」「人が殻を破る」などを連想すれば、いろいろな意味をまとめて思い出せます。
- B2: 日常会話は比較的スムーズにこなせるが、複雑な表現や微妙なニュアンスを理解するのに少し練習が必要なレベル
- 英語: “one more in addition to others already mentioned or considered”
- 日本語: 「さらにもう1つ」「またしてももう1つ」という意味です。
- 例: yet another reason, yet another problem, yet another task
- 「another」を単独で形容詞的に使う場合: another day, another book
- 「yet」を副詞として使う場合: I haven’t finished yet. (まだ終えていない)
- 「yet」は接続詞としても使われる: He is small yet strong. (彼は小柄だが強い)
- yet: 「まだ」「いまだに」「さらに」などの意味を持つ副詞または接続詞
- another: 「もう一つの」「別の」という意味の形容詞や代名詞
- still another: 「さらにもう一つ」(類似: yet another)
- yet more: 「さらにもっと多くの」(数量が多い場合に使う)
- yet another example → さらにもう一つの例
- yet another problem → また別の問題
- yet another question → またしても別の質問
- yet another issue → さらにもうひとつの重要事項
- yet another reason → また別の理由
- yet another approach → さらにもう一つのアプローチ
- yet another story → さらに別の話
- yet another way → もう一つの方法
- yet another challenge → また新たな課題
- yet another update → またしても新しいアップデート
- yet: 古英語「gēat」「gīt」などから派生し、「まだ」「依然として」という意味がある言葉。
- another: “an other” として「1つの他のもの」という成り立ち。古英語 “ōðer” (other) に冠詞 “an” がついて “another” となった形。
- yet another + [可算名詞] が基本的な構文。
- 「yet another」が名詞の前に置かれ、複数回繰り返される概念に対して「もう一つ」を強調します。
- 使用シーン:
- カジュアル: 友人との会話→ “I got yet another invitation!”
- フォーマル: ビジネスメールや文書→ “We have yet another matter to discuss.”
- カジュアル: 友人との会話→ “I got yet another invitation!”
- I’ve just received yet another text from him. (彼からまたメッセージが来たよ…)
- This is yet another reason why I love this café. (このカフェを好きな理由がまた増えちゃったよ)
- We have yet another birthday party to attend this weekend. (今週末はさらに別の誕生日会にも出席しなきゃ)
- We encountered yet another delay in the project due to technical issues. (技術的な問題でプロジェクトにまた遅れが出ました)
- This market research reveals yet another opportunity for us to expand globally. (この市場調査は、我々がグローバルに拡大するさらなる機会を示しています)
- We’ve received yet another request from the client for additional revisions. (クライアントから追加修正の要望がまた来ています)
- The study provides yet another perspective on the effects of climate change. (この研究は、気候変動の影響についてまた別の視点を提供している)
- Yet another hypothesis suggests that these findings could be correlated with dietary habits. (もう一つの仮説は、これらの知見が食習慣と相関する可能性を示唆している)
- These results present yet another challenge in the field of quantum computing. (これらの結果は、量子コンピュータ分野におけるさらに別の課題を提示している)
- still another → 「さらにもう1つ」
- “yet another”とほぼ同じ意味だが、やや文語調。
- “yet another”とほぼ同じ意味だが、やや文語調。
- another one → 「もう一つ」
- 強調の度合いが低く、単純に「あと1つ」というニュアンス。
- 強調の度合いが低く、単純に「あと1つ」というニュアンス。
- one more → 「あと1つ」
- 数量的に単純に加える感覚が強く、驚きやうんざり感は弱い。
- no more → 「もうない」「これ以上増えない」
- “yet another”で表すような「さらに追加される」とは真逆の意味。
- 発音記号(IPA):
- yet /jɛt/
- another /əˈnʌð.ər/ (米: /əˈnʌð.ɚ/, 英: /əˈnʌð.ə/)
- yet /jɛt/
- アクセント位置:
- “another” の場合、第2音節の “nʌ” に強勢が落ちます (ə-NÓ-ther)。
- “another” の場合、第2音節の “nʌ” に強勢が落ちます (ə-NÓ-ther)。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- 大きな違いは /r/ の発音: イギリス英語は /ð.ə/、アメリカ英語は /ð.ɚ/。
- 大きな違いは /r/ の発音: イギリス英語は /ð.ə/、アメリカ英語は /ð.ɚ/。
- よくある間違い:
- “another” が “an other” になってしまうなど、つづりを混同しないよう注意。
- “yet” を “yate” と書いてしまうスペルミスなど。
- “another” が “an other” になってしまうなど、つづりを混同しないよう注意。
- スペルミス: “anoter” “yet anoter” など、“n”や“h”の抜けや混同が起きやすい。
- 同音異義語との混同: “yet” と “yacht” (ヨット) は全く違う単語。スペリングも異なるが、音が紛らわしいと感じる学習者もいる。
- 試験対策: TOEICや英検でも、読解問題において “yet another reason” などが頻出。文脈から「さらに1つ追加される」という意味を理解できるかどうかが問われる。
- “yet another” は、「もう1回追加だよ…」というちょっとした驚きやうんざりをイメージすると覚えやすいです。
- 「またか~!」という感嘆とあわせてカジュアルにもよく使われるため、「嫌でも積み重なってくるイメージ」として捉えておくとよいでしょう。
- スペルを覚える際は、 “yet” (まだ) + “an + other”(1つの他のもの) を組み合わせて「まだもう1つある」という連想をすると分かりやすいです。
- 現在形: take care of
- 三人称単数現在形: takes care of
- 過去形: took care of
- 過去分詞形: taken care of (ただし、“have taken care of 〜”のように完了形で使われる)
- 現在進行形: taking care of
- 「care (名詞 / 動詞)」例: I don’t care. (動詞) / I appreciate your care. (名詞)
- 「take care (句)」挨拶表現として「気をつけてね」「じゃあね」のように別の意味で使われる。
- take: 「取る」「連れていく」の意味をもつ動詞
- care: 名詞としては「世話」「気遣い」「注意」、動詞としては「気にかける」などの意味
- of: 前置詞。「~の」「~について」の感覚が含まれる
- take care of children
- 子どもの世話をする
- 子どもの世話をする
- take care of business
- 用事を片づける
- 用事を片づける
- take care of oneself
- 自分自身のケアをする
- 自分自身のケアをする
- take care of a patient
- 患者の世話をする
- 患者の世話をする
- take care of a problem
- 問題を処理する
- 問題を処理する
- take care of the details
- 細部をきちんと仕上げる
- 細部をきちんと仕上げる
- make sure to take care of…
- …をちゃんと世話・処理するようにする
- …をちゃんと世話・処理するようにする
- please take care of…
- …をお願いします(依頼フレーズ)
- …をお願いします(依頼フレーズ)
- who will take care of…?
- 誰が…を世話するの?
- 誰が…を世話するの?
- take care of the house
- 家の管理をする
- 家の管理をする
- take: 古英語の “tacan” (北欧語由来 “taka”) にさかのぼり、「つかむ・手に取る」を意味。
- care: 古英語の “caru” に由来し、「悩み・不安・苦悩」などの意味から転じて「注意・世話」のニュアンスをもつようになった。
- of: 古英語 “of/ōf” から来て、「~から」「~について」「~の」といった意味を持つ前置詞。
- 他動詞的な用法: “take care of” のあとの対象は目的語となり、動詞 “take care of” + “(~を)” という形をとります。
- フォーマル/カジュアル: 非常に幅広い場面で使用可能。カジュアルな会話からビジネス文書まで自然に使えます。
- Could you take care of my cat while I’m away? (カジュアルでもビジネスでも可)
- I will take care of the rest. (フォーマルにも使える)
- “Could you take care of the dishes tonight? I’m really tired.”
- 「今夜、食器を片付けてくれない? すごく疲れてるの。」
- 「今夜、食器を片付けてくれない? すごく疲れてるの。」
- “I’ll take care of the groceries. You can rest at home.”
- 「買い物は任せて。あなたは家で休んでていいよ。」
- 「買い物は任せて。あなたは家で休んでていいよ。」
- “Mom, can you take care of my dog while I’m on vacation?”
- 「お母さん、休暇中に犬の世話をしてもらえる?」
- “I’ll take care of the presentation; you handle the data analysis.”
- 「プレゼンは私が引き受けます。あなたはデータ分析をお願いします。」
- 「プレゼンは私が引き受けます。あなたはデータ分析をお願いします。」
- “Could you take care of sending out the invoices today?”
- 「今日、請求書の送付をお願いできますか?」
- 「今日、請求書の送付をお願いできますか?」
- “Our department needs someone to take care of the customer complaints.”
- 「うちの部署は、お客様からのクレーム対応をしてくれる人が必要です。」
- “The research assistant will take care of compiling the data for our study.”
- 「研究助手が、研究データの取りまとめを行います。」
- 「研究助手が、研究データの取りまとめを行います。」
- “We must take care of all safety protocols before the experiment.”
- 「実験の前にすべての安全プロトコルを遵守しておかなければなりません。」
- 「実験の前にすべての安全プロトコルを遵守しておかなければなりません。」
- “I will take care of finalizing the bibliography for the paper.”
- 「論文の参考文献一覧の最終チェックは私が行います。」
- look after (~の世話をする)
- 「take care of」とほぼ同じ意味だが、やや日常的で人間関係や子供の面倒を見るニュアンスが強い。
- 「take care of」とほぼ同じ意味だが、やや日常的で人間関係や子供の面倒を見るニュアンスが強い。
- handle (処理する)
- ややビジネス寄りで、問題やタスクをマネージするイメージ。
- ややビジネス寄りで、問題やタスクをマネージするイメージ。
- deal with (対処する)
- 問題や困難に対処することが焦点。状況処理に重点がある。
- 問題や困難に対処することが焦点。状況処理に重点がある。
- neglect (怠る、無視する)
- 世話をしない、注意を払わないという意味で「take care of」の反対。
- 世話をしない、注意を払わないという意味で「take care of」の反対。
- ignore (無視する)
- 課題や人を“あえて”見ないで対応しない感じ。
- アメリカ英語: /teɪk ˈkɛr əv/
- イギリス英語: /teɪk ˈkeər əv/ (「care」の母音が /eə/ となる)
- 一般的には “take CARE of” の “CARE” の部分を強調することが多い。ただし、流れるように「テイッケアラヴ」のように発音されることも多いです。
- “care” の /ɛə/ の発音があいまいになる。
- “of” を /ʌv/ (アメリカ英語) ではなく /əv/ のように弱く発音することを意識すると自然になります。
- 「take care」は別の意味(別れの言葉や挨拶表現)の場合があるので、一緒に「of」を忘れないこと。
- スペルミスは少ないですが、「take car of」としてしまう初歩的ミスがあることに注意。
- 「look after」との混同: ほぼ同じ意味ですが、使い分けのニュアンスをつかめるとスムーズ。
- TOEICや英検でも「世話をする」「処理をする」という意味で良く出てきやすい表現の一つ。
- “Take” は「取る」、 “care” は「注意・世話」、 “of” は「~の/~に関して」と頭の中で分解すると、「相手のケアを受け取る、責任をもって対応する」というイメージで覚えやすいです。
- 「誰かや何かを、しっかりと抱えて(受け取って)、最後まで面倒を見る」という情景を想像すると自然にイメージできます。
- 「take care」だけでは「気をつけて」「お大事に」の別れのあいさつになるので、“of” をつけるかどうかで意味が大きく変わる点が覚えやすいポイントです。
little more than
little more than
Explanation
...にすぎない / (数量の少なさを強調して)たった...
【発音記号】ˈlɪtəl mɔr ðæn
『状況別頻出度』
【会話】*
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s little more than pageantry if you ask me.
私に言わせれば 派手な演出に過ぎません
little more than
以下では「little more than」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: little more than
品詞: フレーズ(イディオム的表現)
意味(英語): “only slightly more than” / “merely”
意味(日本語): 「ほとんど~にすぎない」「わずかに~以上」など
「little more than」は、「ただ~も同然」「~とほとんど大差がない」というニュアンスを強調したいときに使われます。たとえば「He is little more than a beginner.(彼は初心者同然だ)」のように、相手や物事がまだ十分ではないとか、ほとんど進歩がないというイメージを伝えるフレーズです。
活用形
本フレーズは単なる比較表現なので、いわゆる「動詞や形容詞」のように活用はしません。しかし、文脈によって「a little more than 〜」と冠詞を伴う形で使う場合などがあります。
その他の品詞への変化例
※「little more than」は、一塊のイディオムで、品詞としては複数の単語が組み合わさった表現です。
CEFRレベルの目安
B2(中上級)
このレベルの学習者であれば、比較表現をある程度使いこなし、ニュアンスの違いを表せるようになっていると考えられます。
2. 語構成と詳細な意味
「little more than」は直訳すると「(少し)~よりも多いだけ」という意味合いになりますが、実際は「ほとんど~と同じ」「わずかに~を上回るだけ」というニュアンスです。やや皮肉や否定的なトーンで使われることも多いです。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
歴史的にも、「little more than」は、ある物事が「ほとんど意味を持たない」とか「大差ない」という点を強調するために用いられてきました。あまりポジティブな文脈には使われず、やや否定や軽視のニュアンスを帯びることが多いです。
使用シーン
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
イディオム
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
“little” の “t” を米国英語ではやや弾くように発音し、英国英語でははっきり “t” と発音する傾向があります。
“than” の発音は /ðæn/(米) or /ðæn/(英)ですが、地域によって /ðən/ に近い発音になることもあります。
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策や資格試験での出題傾向
比較表現やイディオムの問題として登場する場合があります。英文読解で否定的なニュアンスを読み取る鍵となることが多いので注意しましょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「little more than」の詳細解説です。「ほとんど~と同じ」「わずかな違いしかない」という印象を与えたいときに使われる表現なので、ネイティブの会話や文章を読む際によく見かけるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
...にすぎない
(数量の少なさを強調して)たった...
be used to
be used to
Explanation
《be ~》...に慣れている / 《get / become / grow ~》...に慣れる
【発音記号】bi juzd tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
used to+動詞の原形
= 過去の習慣「...したものだった」
“be/get used to+名詞 or 動名詞” = 「慣れている / 慣れる」
【例文】
It may take a while to get used to.
慣れるまで時間がかかるかもしれません。
be used to
「be used to」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語 & 日本語)
品詞・活用形・派生例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「be used to」の詳細な解説です。日常会話からビジネス、学術的な場面まで幅広く活用できる重要表現なので、ぜひ使いこなしてみてください。
《be ~》...に慣れている
《get
become
grow ~》...に慣れる
at a time
at a time
Explanation
一度に, 連続して
【発音記号】æt ə taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
They went in two at a time.
一度に二人ずつ入っていった。
at a time
1. 基本情報と概要
英語表記: at a time
品詞: 句(フレーズ・副詞的表現)
意味(英語): “in one instance” または “simultaneously for a certain quantity”
意味(日本語): 「一度に」「~ずつ」「同時に(ある数量を)」などのイメージで使われる表現です。例えば「二つずつ持つ」「一度にまとめて」というように、具体的な数や量を表す場合が多いです。状況によっては「少しずつ順番に」といったニュアンスで使われることもあります。
「こんな場面で使います」
活用形
これは句(フレーズ)なので動詞のように時制による活用形はありません。ただし、次のようなバリエーションがあります。
他の品詞形
「at a time」は副詞句としての決まり文句なので、接尾語や語形変化を伴う品詞形は基本的に存在しません。
CEFRレベルの目安: A2(初級)〜B1(中級)
・A2(初級):「日常フレーズの理解が始まるレベル」
・B1(中級):「日常会話の多くに対応できるレベル」
2. 語構成と詳細な意味
三つの単語がまとまって「一度に~ずつ」「その時にまとめて」という意味を表す慣用句になります。
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “at a time” の詳細な解説です。一度にやりすぎず、「one at a time」で少しずつ身につけるとよいでしょう。
一度に, 連続して
in common
in common
Explanation
《…と》同じように《with ... 》/ 共通に, 共同で
【発音記号】ɪn ˈkɑmən
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
What they have in common is their stamina.
彼らに共通しているのは、スタミナです。
in common
1. 基本情報と概要
単語/表現: in common
品詞: 前置詞句 (慣用表現)
意味 (英語):
• “In common” means “shared between two or more parties,” or “in a way that is common or mutual.”
意味 (日本語):
• 「in common」は「(複数の人や物が) 共有している/共通して持っている」という意味です。例えば「We have a lot in common.(私たちには共通しているものがたくさんある)」のように使います。日常的にも頻繁に使われる表現で、「彼や私に同じ趣味や特徴がある」というようなニュアンスで用いられます。
CEFRレベルの目安: B1(中級)
• ある程度英語表現に慣れてきた方が、会話や文章で「共通点」を言及する際によく使う表現です。
活用形
「in common」は語形変化を伴わない固定表現なので、活用形はありません。
他の品詞への派生例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが合わさって、「(ある状況の中で)共有しているもの」というニュアンスを表します。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
主な構文例
5. 実例と例文
① 日常会話での例文(3つ)
② ビジネスシーンでの例文(3つ)
③ 学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「in common」の徹底解説です。何かを共有しているとか、共通して持っていることを表現するときに、ぜひ活用してみてください。
《…と》同じように《with ... 》
共通に, 共同で
owing to
owing to
Explanation
《ややかたく》...のために, ...が原因で
【発音記号】ˈoʊɪŋ tu
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
Owing to his honesty, he was held in high esteem.
彼の正直さのために、彼は高く評価されていました。
owing to
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): owing to
品詞: 前置詞(句)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語)
“owing to” means “because of” or “due to”, indicating the reason or cause of something.
意味(日本語)
「owing to」は「〜が原因で」「〜のために」「〜のおかげで」という意味を持つ前置詞句です。主に理由や原因を示すときに使われます。フォーマルな文書でもよく用いられる表現で、「because of」や「due to」に近いニュアンスですが、少し文章調でかしこまった響きがあります。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
動詞 “owe” の意味
“owing to” は「上記 owe の概念が背景にあって、感謝や原因の“負っている”を示す + to」というイメージですが、現在はもっぱら「〜のために」「〜のせいで」という原因を示す表現として定着しています。
派生表現・関連単語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
例:
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
「原因」の反意語に該当する表現は明確にはありませんが、文脈で「むしろ〜のおかげで」などを表現したい場合は “thanks to” を使うこともあります。
7. 発音とアクセントの特徴
強勢の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
“owing to” は「借りている(owe)+…のせいで(to)」という連想で、何かが「影響を受けているイメージ」を持つとわかりやすいでしょう。文法・語彙問題の対策として、「目的や理由」を表す前置詞句として一緒に覚えておくと便利です。
thanks to
thanks to
Explanation
《肯定的に》 (人・事・物)のおかげで / 《否定的に》...のせいで
【発音記号】θæŋks tu
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
And it’s thanks to her research that we know that.
それを知っているのは 彼女の研究のおかげだ
thanks to
1. 基本情報と概要
表現: thanks to
品詞: 慣用表現(句)
和訳: 〜のおかげで、〜の結果として
CEFR レベル目安: B1(中級レベル)
「thanks to」は「〜のおかげで」「〜のために」という意味を持つ表現です。ポジティブな要因や協力のおかげで何かが実現したり、恩恵を受けたりするニュアンスを伝えます。日常会話からビジネスシーン、カジュアルから比較的フォーマルな文章まで、幅広く用いられるフレーズです。
2. 語構成と詳細な意味
関連する派生語や類縁表現
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例を10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
はっきりした単一の反意語はありませんが、「〜のせいで」を示すときにネガティブ要因を強調するには “because of” や “due to” のあとに悪い原因を述べるなどの言い方をします。皮肉を込めて “thanks to” を使う場合もあり、そのときは結果が「悪いこと」であっても、あえてポジティブな単語の「thanks」を用いることで皮肉を表現することがあります。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「thanks to」は感謝の気持ちやポジティブな理由を強調できる便利な表現です。話し言葉・書き言葉ともに幅広く使えますので、自信を持って活用してみてください。
《肯定的に》 (人・事・物)のおかげで
《否定的に》...のせいで
to do with
to do with
Explanation
...と関係がある, ...に関係している / ...を扱う
【発音記号】tu du wɪð
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】*
【例文】
I think it has something to do with physics.
物理学と関係があると思います。
to do with
1. 基本情報と概要
◼︎ 意味(英語 + 日本語)
◼︎ 品詞・活用形など
◼︎ CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
◼︎ 語構成
◼︎ 派生語や類縁語
◼︎ よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
◼︎ 語源
◼︎ ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
◼︎ 一般的な構文
◼︎ フォーマル / カジュアル
◼︎ 文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・専門的文脈
6. 類義語・反意語と比較
◼︎ 類義語
◼︎ 反意語
7. 発音とアクセントの特徴
◼︎ 発音記号(IPA)
会話の速さによっては “to” が弱形で /tə/ と発音され、 “with” は /wɪð/ や /wɪθ/ と発音されます。
◼︎ アクセントの位置
◼︎ よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “to do with” の詳細解説です。このフレーズは「関連・関係づけ」を表すとても便利な表現なので、覚えておくと会話や文章で重宝します。
...を扱う
come out
come out
Explanation
【句動詞】登場する、出てくる
【発音記号】kʌm aʊt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
It’s supposed to come out on Friday.
金曜に出るはずなんだけどね。
come out
1. 基本情報と概要
英単語/フレーズ: come out
品詞: 句動詞 (phrasal verb、動詞 + 副詞/前置詞)
主な意味(英語・日本語)
いくつか意味がありますが、全体として「中から外へ出る」というイメージが広がり、多義的に使われる表現です。
活用形
他の品詞形
CEFRレベル: B1 (中級)
「come out」は日常会話やニュースでもよく使う表現で、B1レベル(中級)の学習者が習得する目安です。
2. 語構成と詳細な意味
「come out」は「中から外に出る」という基本イメージから、派生的にいくつもの意味が生まれています。
関連表現(コロケーション 10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム・一般的な構文
カジュアル/フォーマル
5. 実例と例文
日常会話での例文 (3つ)
ビジネスでの例文 (3つ)
学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語 (厳密な反意は取りにくいが対比できる概念)
これら類義語は、微妙に文脈やレジスター(フォーマル/カジュアル)が異なるので使い分けが必要です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “come out” の詳細解説です。文脈に合わせて正しく使えるように、イメージをしっかりつかんで練習してみてください。
出る,出てくる
姿を現す
明らかになる
...という結果になる
yet another
yet another
Explanation
さらにもう一つの, さらに別の, なお一層の
【発音記号】jɛt əˈnʌðər
『状況別頻出度』
【会話】* *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
That’s yet another day gone by with nothing done.
今日も何もしないまま一日が過ぎていきました。
yet another
以下では「yet another」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語表記: yet another
品詞(句の機能): 連語(主に修飾語として名詞を修飾する表現)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
「ほかにもすでにいくつかあるのに、そこにさらにもう一つ同じことが起こったり、追加されたりする」というニュアンスです。ややあきれたような言い方で使うこともあり、「これでもう何回目か分からないけれど、また増えました…」という感覚を含むことがあります。
活用形
「yet another」は慣用的な連語なので、動詞や形容詞のように活用形はありません。
他の品詞の例
2. 語構成と詳細な意味
それらが組み合わさって「さらに別の」「また1つ追加」というニュアンスになっています。
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例と訳)
3. 語源とニュアンス
歴史的にもいずれも旧い起源を持つ単語で、「追加でまだ他にもある」ことを強調する用法として組み合わせられてきました。しばしば、驚きやちょっとしたうんざりといった感情が込められることもありますが、フォーマルからカジュアルまで幅広く使われています。カジュアルな会話から記事タイトル、ビジネスメールなど、あらゆる場面で見聞きする表現です。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「yet another」の詳細解説です。何かを足す場面が何度も登場する場合に、それを強調して言いたいときに、ぜひ使ってみてください。
【形】さらにもう一つの, さらに別の, なお一層の
take care of
take care of
Explanation
(人・動物・物など)の世話をする, 面倒を見る / (人・事など)に留意する / (問題・仕事など)を処理する / 《話》じゃあね, さよなら, 元気でね
【発音記号】teɪk kɛr ʌv
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
I’ll take care of this customer.
このお客様を大切にしていきたいと思います。
take care of
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): take care of
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
• To look after or attend to someone or something.
• To handle or deal with a situation or task.
意味(日本語):
• 人や物事の世話をする、面倒をみる。
• 仕事や問題などを処理する。
「take care of」は、誰かや何かの世話をしたり、責任をもって対応したりする際に使われる表現です。日常会話からビジネスまで幅広く使われ、「~をちゃんと面倒を見る」「~をきちんと処理する」というニュアンスを伴います。誰かに「任せるよ」と言うときにも使われ、気軽な会話でもビジネスシーンでも頻繁に登場します。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル目安: B1(中級)
このフレーズは日常的に使われるため、比較的早い段階で身につけたいですが、句動詞のため使いこなすのに少し慣れが必要です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味と関連性
「take care of」は、文字通り「care(注意・世話)を取って(引き受けて)あげる」という感覚から、「責任をもって世話をする・対処する」ことを表します。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
歴史的に見ると、「take」も「care」も古い言語的ルーツをもち、それが組み合わさって「世話を引き受ける」「責任をもつ」の強い意味合いを持つフレーズになりました。実際の日常会話や文章でもよく使われますが、カジュアルからフォーマルまで幅広い場面に対応できる表現です。やや優しいトーンがあるため、「世話をしてくれてありがとう」のような感謝表現とセットで使われることも多いです。
4. 文法的な特徴と構文
最も一般的な構文は
“(主語) + take + care + of + (目的語)”
という形で、目的語には人や物、問題・事柄などが入れられます。
例:
「take care of」を後ろに置いて、「誰が何をするのか」をはっきりさせると明確になります。
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネス (3例)
学術的/フォーマル (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
IPA表記
強勢(アクセント):
よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take care of」の詳細です。日常会話、ビジネス、さまざまな場面で繰り返し使うことで自然に身につきますので、ぜひ色々な例文に触れて慣れていってください。
(人・動物・物など)の世話をする, 面倒を見る
(問題・仕事など)を処理する
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頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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