頻出英熟語500 / 英訳 / 4択問題 - Unsolved
日本語の意味を読んで、対応する英熟語を選ぶ問題です。
- “go” は動詞 (Verb) です。
- “to go” は動詞 “go” の不定詞形 (Infinitive) です。
- “go” の活用形
- 現在形: go
- 過去形: went
- 過去分詞: gone (または口語的に been と言う場合もあり “I have been to …”)
- 現在分詞: going
- 現在形: go
- 名詞的用法の不定詞: “To go alone can be scary.”(行くことは怖い場合もある)
- 形容詞的用法の不定詞: “I have something to go over.”(検討すべきことがある) など
- A1(超初心者): 「go」「to go」は英語学習の早い段階で学ぶ、非常に基礎的な表現です。
- “to” : 不定詞のマーカー。動詞の原形を引き連れる役割。
- “go” : 「移動する」「進む」「向かう」という動詞の語幹。
- “going” (現在分詞・形容詞的にも使われる)
- “goer” (名詞形・「行く人」というやや限定的な用法)
- “to-go” (形容詞的表現。「お持ち帰り用の」という意味で使われることが多い)
- go home(家に帰る)
- go abroad(海外に行く)
- go shopping(買い物に行く)
- go on a trip(旅行に出かける)
- go for a walk(散歩に行く)
- have a long way to go(まだ先が長い)
- time to go(出発する時間/帰る時間)
- good to go(準備完了/問題なし)
- food to go(テイクアウト用の食べ物)
- to go order(持ち帰り注文)
- “to go” は「行く」という動作を非常にカジュアルに表すと同時に、不定詞としては未来志向(意志)や目的を表しやすい表現です。
- カフェやファストフード店で “to go” と言えば「持ち帰り」という意味になります。ややカジュアルから日常的な場面に適しており、“takeout” という表現ともほぼ同じ意味です。
- フォーマルな書き言葉の中で「持ち帰り用」という意味はそこまで多用されませんが、日常の口語的表現としては非常に一般的です。
一般的な構文
- “I need to go now.”(私は今行く必要がある)
- “I want to go home.”(家に帰りたい)
- “I need to go now.”(私は今行く必要がある)
日常的イディオム
- “to go for it” → 「やってみる/挑戦する」
- “go for a spin” → 「ひとっ走りする」など
- “to go for it” → 「やってみる/挑戦する」
フォーマル/カジュアル
- “to go” は比較的カジュアルな口語表現としてよく使われます。
- ビジネスメールなどでは「to leave」「to depart」などを使うこともありますが、“need to go” などシンプルな表現はあまりフォーマルすぎず一般的に使えます。
- “to go” は比較的カジュアルな口語表現としてよく使われます。
可算・不可算や他動詞・自動詞
- “go” は自動詞です。「行く」動作を表すので、目的語を直接取らない点が特徴です。
- “to go” も不定詞形であり、自動詞としての動詞を含んでいるため、目的語は取りません(ただし前置詞を用いて “to go to the store” のように目的地を指定できます)。
- “go” は自動詞です。「行く」動作を表すので、目的語を直接取らない点が特徴です。
- “I’m going to the gym. Want to come?”
(ジムに行くけど、一緒に来る?) - “Do you want this coffee to go, or for here?”
(このコーヒーはお持ち帰りですか、それとも店内ですか?) - “I have to go pick up my sister from the station.”
(駅に妹を迎えに行かなきゃ。) - “I need to go over the report before the meeting.”
(ミーティングの前にレポートを確認する必要があります。) - “Let’s schedule a call to go through the details.”
(詳細を検討するための電話をスケジュールしましょう。) - “I have to go to the conference in New York next week.”
(来週はニューヨークでの会議に行かなければなりません。) - “Before proceeding, we need to go through the methodology in detail.”
(進める前に、方法論を詳細に検討する必要があります。) - “This research aims to go beyond the conventional approach.”
(本研究は従来のアプローチを超えることを目指しています。) - “We decided to go ahead with the experiment after careful consideration.”
(慎重な検討の結果、その実験を進めることに決定しました。) - “move”(動く)
- より物理的な動作、ちょっとした移動も表す。
- より物理的な動作、ちょっとした移動も表す。
- “travel”(旅行する)
- 距離を伴う移動や旅のイメージが強い。
- 距離を伴う移動や旅のイメージが強い。
- “proceed”(続行する、進む)
- フォーマルやビジネスでの「進める」というニュアンス。
- フォーマルやビジネスでの「進める」というニュアンス。
- “stay”(とどまる)
- どこかに留まる、移動しないことを表す。
- 発音記号 (IPA): /tu ɡoʊ/ (アメリカ英語) /tə ɡəʊ/ (イギリス英語)
- アクセントは一般的に “go” の部分に自然に落ちます。
- アメリカ英語とイギリス英語で母音が異なり、アメリカ英語では「ゴウ」、イギリス英語では「ゴウ or ゴー」に近い音です。
- “to” の部分は弱形で「トゥ」よりも「トゥ(ə)」や「トゥ(ʊ)」に近い発音になることが多いです。
- よくある間違いとして、 “go” を「ゴ」単音で省略してしまう人がいるが、実際の英語では母音をしっかり発音することが重要です。
- スペルミス: “go” は非常に短い単語ですが、覚えやすいがゆえに “g” を書き忘れたり、別の文字に混同しないよう注意。
- 同音異義語: “gow” のようなスペルは別の単語ではないので、特に紛らわしいものは少ないですが、発音が短いぶん早口だと聞き誤りが起きることも。
- “gone” と “went” の混同: 過去分詞と過去形を区別できずに “I have went” のような誤用をする学習者が多いです。本来は “I have gone” です。
- 試験対策: 基礎動詞なので、TOEIC や英検などの初級〜中級問題で “go” を使った熟語や短いフレーズがよく出題されます。
- パッと“行く”イメージを思い浮かべるように、「五」をイメージして「(5)秒で行く→‘go’」と覚えるなど、語呂合わせを作っても良いでしょう。
- “to go” と “for here” のセットで覚えると、カフェやレストランでとても便利です。
- “go” は基本的に「目的地へ向かう」と覚えると様々な構文で役に立ちます。前置詞 “to” とセットになりやすい (go to the store, go to work, go to school) ため、一緒に覚えるのがおすすめです。
- 品詞: イディオム / 句 (一般的にはフレーズ扱い)
- 活用形: 動詞や名詞ではないため、明確な活用形はありません。
他の品詞へ派生: 同じ意味で “and so forth” や “etc.” などの表現がありますが、個別の品詞(形容詞・名詞・動詞など)を持つ形は基本的にありません。
CEFR レベル目安:
- B1(中級): 日常的にも比較的よく使われる表現ですが、ある程度英語に慣れた学習者が把握しやすいレベルです。
語構成:
- 「and + so + on」の3つの語の組み合わせで、1つのフレーズとして機能します。
- 接頭語・接尾語といった形で分けられるわけではなく、一続きのフレーズになっています。
- 「and + so + on」の3つの語の組み合わせで、1つのフレーズとして機能します。
関連表現・類縁語:
- “and so forth” → 「…など」
- “et cetera (etc.)” → 「…など」
- “and the like” → 「…といった類のもの」
- “and so forth” → 「…など」
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10選
- “apples, oranges, bananas, and so on”
- 「りんご、オレンジ、バナナなど」
- 「りんご、オレンジ、バナナなど」
- “He does the cleaning, cooking, shopping, and so on.”
- 「彼は掃除、料理、買い物などをする」
- 「彼は掃除、料理、買い物などをする」
- “School subjects like math, science, English, and so on.”
- 「数学、理科、英語などの学校科目」
- 「数学、理科、英語などの学校科目」
- “We discussed the new policy, the budget plan, the timeline, and so on.”
- 「新方針、予算計画、スケジュールなどについて話し合った」
- 「新方針、予算計画、スケジュールなどについて話し合った」
- “Remote work, hybrid meetings, online collaboration, and so on.”
- 「リモートワーク、ハイブリッド会議、オンラインでの共同作業など」
- 「リモートワーク、ハイブリッド会議、オンラインでの共同作業など」
- “In summer, we can enjoy swimming, surfing, BBQ, and so on.”
- 「夏には、水泳、サーフィン、バーベキューなどが楽しめる」
- 「夏には、水泳、サーフィン、バーベキューなどが楽しめる」
- “Computer hardware, software, networking, and so on.”
- 「コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど」
- 「コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、ネットワークなど」
- “She likes hiking, camping, and so on.”
- 「彼女はハイキングやキャンプなどが好きだ」
- 「彼女はハイキングやキャンプなどが好きだ」
- “Fiscal reports, profit analysis, and so on.”
- 「財務報告や利益分析など」
- 「財務報告や利益分析など」
- “I check emails, reply to messages, schedule appointments, and so on.”
- 「メールを確認し、メッセージに返信し、アポイントを取るなどをしています」
- “apples, oranges, bananas, and so on”
- 語源:
“and so on” は “and so forth” と同様に、ラテン語の “et cetera (etc.)” の英語的置き換えとして長く使われてきた表現です。 - ニュアンスや使用時の注意:
- 「列挙を省略する」意味合いを持つため、カジュアルな会話で非常によく使われます。
- ビジネス文書やフォーマルな文章では、より簡潔に “etc.” と表記したり、“and so forth” と書いたりすることがあります。
- 口語ではラフに使えますが、あまり頻用しすぎると、伝えるべき具体的な情報が省略されすぎてしまう場合もあるので注意してください。
- 「列挙を省略する」意味合いを持つため、カジュアルな会話で非常によく使われます。
- 文法上の特徴:
- 列挙表現として、名詞句の後ろに置かれることがほとんどです。
- カンマの後や、セミコロンの後に付く場合もあります。
- 列挙表現として、名詞句の後ろに置かれることがほとんどです。
- 使用シーン:
- カジュアル: 口頭での列挙を簡単に終わらせたいとき
- フォーマル: “and so forth” “etc.” の方がよりかしこまった感じを与えることもある
- カジュアル: 口頭での列挙を簡単に終わらせたいとき
- イディオム・慣用表現:
- “and so on and so forth” → 同じ意味を繰り返し強調する、少し冗長な言い回し
- “and so on and so forth” → 同じ意味を繰り返し強調する、少し冗長な言い回し
- “I need to buy milk, bread, eggs, and so on.”
- 「牛乳、パン、卵などを買わなきゃ」
- 「牛乳、パン、卵などを買わなきゃ」
- “She always talks about her hobbies: painting, playing piano, reading, and so on.”
- 「彼女はいつも趣味の話をするんだ。絵を描いたり、ピアノを弾いたり、本を読んだり、などね」
- 「彼女はいつも趣味の話をするんだ。絵を描いたり、ピアノを弾いたり、本を読んだり、などね」
- “For our party, we’ll have snacks, drinks, music, and so on.”
- 「パーティでは、お菓子、飲み物、音楽などを用意するつもりだよ」
- “Our team handles marketing, customer relations, product development, and so on.”
- 「私たちのチームは、マーケティングや顧客対応、製品開発などを担当しています」
- 「私たちのチームは、マーケティングや顧客対応、製品開発などを担当しています」
- “We discussed market trends, quarterly forecasts, future investments, and so on.”
- 「市場動向、四半期見通し、今後の投資などについて議論しました」
- 「市場動向、四半期見通し、今後の投資などについて議論しました」
- “The report covers sales data, user feedback, profit margins, and so on.”
- 「その報告書は販売データ、ユーザーフィードバック、利益率などを扱っています」
- “The research investigates social behavior, cultural influences, historical trends, and so on.”
- 「その研究は社会的行動、文化的影響、歴史的傾向などを調査しています」
- 「その研究は社会的行動、文化的影響、歴史的傾向などを調査しています」
- “In theoretical physics, we often consider particles, waves, fields, and so on.”
- 「理論物理では、粒子、波、場などについてしばしば考察します」
- 「理論物理では、粒子、波、場などについてしばしば考察します」
- “Her paper explores linguistic patterns, syntax, semantics, and so on.”
- 「彼女の論文では言語学的パターン、構文論、意味論などを探究しています」
類義語:
- and so forth
- 「…など」の意味で “and so on” とほぼ同じ使われ方。ややフォーマルな響き。
- 「…など」の意味で “and so on” とほぼ同じ使われ方。ややフォーマルな響き。
- etc. (et cetera)
- ラテン語由来の略語。書き言葉でよく使われる。“and so on” と近い意味。
- ラテン語由来の略語。書き言葉でよく使われる。“and so on” と近い意味。
- and the like
- 「そのような類のもの」という意味。具体例を挙げたあとに付けることが多い。
- 「そのような類のもの」という意味。具体例を挙げたあとに付けることが多い。
- and so forth
反意語:
- 明確な反意語はありませんが、「詳細」を強調する場合は “in detail” などを用いる場面もあります。
- 発音記号(IPA)
- アメリカ英語: /ænd soʊ ɑːn/
- イギリス英語: /ənd səʊ ɒn/
- アメリカ英語: /ænd soʊ ɑːn/
- アクセントの位置
- カジュアルな発音では “and” が短くなり、 “so ON” と “on” にやや強調を置くことが多いです。
- カジュアルな発音では “and” が短くなり、 “so ON” と “on” にやや強調を置くことが多いです。
- よくある発音の間違い
- “and” が「アン」または「ン」と弱く聞こえる (リエゾン or 弱化)
- “so on” が曖昧に発音されてしまう
- “and” が「アン」または「ン」と弱く聞こえる (リエゾン or 弱化)
- スペルミス:
- “and” “so” “on” の3単語を続けて書かないように注意し、正しくスペースを入れましょう。
- “and” “so” “on” の3単語を続けて書かないように注意し、正しくスペースを入れましょう。
- 同音異義語との混同: 特にありません。
- 形式的・非形式的な使い分け:
- フォーマルな文書では “etc.” や “and so forth” を使う場合が多い。
- 口語やインフォーマルな文書では “and so on” が自然。
- フォーマルな文書では “etc.” や “and so forth” を使う場合が多い。
- 試験対策・資格試験: エッセイや論述問題で列挙を省略したいときに便利ですが、多用すると説得力を下げるため適度に使うことを推奨。
- イメージ連想: 列挙の最後に何か付け足したいときに「“ずっと先へ続く”→ “and so on”」という感覚を持つと覚えやすいでしょう。
- スペリングのポイント: 「and」「so」「on」の3単語が続くだけと意識するとミスを減らせます。
- 勉強テクニック: まずは “etc.” の代わりに口頭で自然に “and so on” が出てくるように、簡単な例文を作ってみる練習がおすすめです。
- 品詞: フレーズ(従属接続詞句として用いられ、接続詞的な役割を果たします)
- 活用形: 単独の動詞ではないので活用形はありません
- 他の品詞になった例: 「by」や「time」はそれぞれ前置詞・名詞として用いられますが、「by the time」は句として特定の用法をとります。
- by: 前置詞で「〜のそばに」「〜までに」「〜経由で」などの意味を持ちます。
- the: 定冠詞。
- time: 名詞「時間、時刻、時期」。
- By the time I arrive(私が到着する頃には)
- By the time we finish(私たちが終える頃には)
- By the time this meeting is over(この会議が終わる頃には)
- By the time you wake up(あなたが起きる頃には)
- By the time it gets dark(暗くなる頃には)
- By the time I realized(気づいた時には)
- By the time we get there(私たちがそこに着く頃には)
- By the time you return(あなたが戻る頃には)
- By the time the movie starts(映画が始まる頃には)
- By the time the deadline comes(締め切りになる頃には)
- 「by」は古英語の bi(〜の近くに)に由来し、「〜のそばに、〜までに」などの幅広い意味を持ちます。
- 「time」はラテン語 tempus を源流とする語で、「時間」を意味します。
- By the time + 主語 + 動詞(現在形/過去形/未来形) + 〜, ...
- 例: By the time she arrives, he will have left.
(彼女が到着する頃には、彼はすでに出発しているだろう。)
- 例: By the time she arrives, he will have left.
- または文中に挿入して使われることも多いです。
- 例: I will be done by the time you come back.
(あなたが戻ってくる頃には終わっているよ。)
- 例: I will be done by the time you come back.
- 可算・不可算の区別: 「time」は不可算名詞ですが、句として使われる場合は接続詞句のように扱います。
- フォーマル/カジュアル: どちらでも使用可能。会話でも文章でも使える無難な表現です。
- “By the time you get home, dinner will be ready.”
(あなたが家に帰る頃には、もう夕食ができているよ。) - “It rained so hard that by the time we arrived, we were soaked.”
(大雨が降っていたから、到着した頃にはびしょ濡れだったよ。) - “By the time I noticed my phone was missing, I was already on the train.”
(携帯がなくなっていることに気づいた時には、もう電車に乗っていたよ。) - “By the time the project is complete, we will have saved 20% on costs.”
(プロジェクトが完了する頃には、コストを20%節約できているでしょう。) - “By the time you receive this email, I will be on my way to the conference.”
(このメールを受け取る頃には、私はもうカンファレンスへ向かっているはずです。) - “By the time we review the final draft, we should have all stakeholders’ feedback.”
(最終稿をレビューする頃には、すべての関係者のフィードバックが集まっているはずです。) - “By the time the data collection phase concluded, a total of 500 samples had been analyzed.”
(データ収集段階が終了するまでに、合計500のサンプルが分析された。) - “By the time the theory gained acceptance, numerous studies had already supported its validity.”
(その理論が受け入れられるようになった頃には、多くの研究がすでにその妥当性を裏付けていた。) - “By the time the policy was implemented, several pilot studies had demonstrated its feasibility.”
(政策が実施される頃には、いくつかの試験的研究がその実現可能性を示していた。) - when(〜するとき)
- 「By the time」と比べると「when」は単に同時点を示し、「そのころまでに完成/状態が成立している」ニュアンスは弱い。
- 「By the time」と比べると「when」は単に同時点を示し、「そのころまでに完成/状態が成立している」ニュアンスは弱い。
- until(〜するまで)
- 「by the time」は「その時間帯 前 に起こる」ことを示すのに対し、「until」は「継続の終点」を強調。
- 「by the time」は「その時間帯 前 に起こる」ことを示すのに対し、「until」は「継続の終点」を強調。
- once(いったん〜すると)
- 「by the time」は「その時までに完了」という意味合いが強いが、「once」は「〜した後はすぐに」や「一度〜すれば」のニュアンス。
- 「by the time」は「その時までに完了」という意味合いが強いが、「once」は「〜した後はすぐに」や「一度〜すれば」のニュアンス。
- 直接的な反意語はないが、「after」や「later than」は「〜の後で/〜以降に」という点で対照的な概念。
- 発音記号(IPA):
- イギリス英語: /baɪ ðə taɪm/
- アメリカ英語: /baɪ ðə taɪm/
- イギリス英語: /baɪ ðə taɪm/
- アクセント:
- 個別の単語にアクセントがあり、「by」は /baɪ/、「the」は /ðə/、「time」は /taɪm/。強勢は文内の流れに左右されますが、多くの場合「time」に少し強めのイントネーションが置かれます。
- 個別の単語にアクセントがあり、「by」は /baɪ/、「the」は /ðə/、「time」は /taɪm/。強勢は文内の流れに左右されますが、多くの場合「time」に少し強めのイントネーションが置かれます。
- よくある間違い: 「by the time」を続けて「bythetime」のように書いてしまうスペルミスがあるので注意。
- 時制の組み合わせ
- 未来の文脈で「By the time + 現在形」で従属節を書く場合がある(例: By the time I arrive, he will have left.)。この時制のずれが初心者には混乱しがち。
- 未来の文脈で「By the time + 現在形」で従属節を書く場合がある(例: By the time I arrive, he will have left.)。この時制のずれが初心者には混乱しがち。
- スペルミス
- “by the time”は3 語であり、くっつけて書かないように注意。
- “by the time”は3 語であり、くっつけて書かないように注意。
- 混同表現
- “until”や“when”と混同しやすいので、状況に合わせて適切に使うこと。
- “until”や“when”と混同しやすいので、状況に合わせて適切に使うこと。
- TOEIC・英検などでの出題
- 接続表現や副詞節の整序問題で頻出するパターンです。
- 「by the time」は、「その時点に到達する前に何が起こるのか」をイメージすると覚えやすいです。
- 未来表現では、従属節が現在形、主節が未来形や完了形になる点が重要な特徴です。
- 覚えるときは「by(〜までに)」+「time(時間)」の組み合わせをしっかり意識すると、「その時間までには〜となる」とイメージしやすくなります。
- 「go」は非常に基本的な単語ですが、複数の前置詞・副詞と組み合わさることで多様な意味を形成し、学習者にとってはB1程度の理解が必要になることが多い表現です。
- To move in circles or revolve around something (e.g., The Earth goes round the Sun.)
- To visit someone briefly in their home or another place (主にイギリス英語で “go round to someone’s place”)
- To spread or circulate (e.g., A rumour is going round about him.)
- To be enough to be shared among people (e.g., There wasn’t enough cake to go round.)
- 何かの周りを回る、ぐるぐる回転する
- 例: 「The Earth goes round the Sun. (地球は太陽の周りを回る)」
- 物が回転したり、周回する意味合いで使われます。
- 例: 「The Earth goes round the Sun. (地球は太陽の周りを回る)」
- 人の家などにちょっと訪ねる
- 例: 「I’ll go round to my friend’s house later. (あとで友だちの家にちょっと寄ってみる)」
- 特にイギリス英語でよく使われる表現で、「ちょっと立ち寄る」というニュアンスです。
- 例: 「I’ll go round to my friend’s house later. (あとで友だちの家にちょっと寄ってみる)」
- 噂や情報などが広まる
- 例: 「There’s a rumour going round. (ある噂が広まっている)」
- 何かが人から人へと伝わっていく感覚です。
- 例: 「There’s a rumour going round. (ある噂が広まっている)」
- (複数の人に)行き渡るほどある
- 例: 「Is there enough food to go round? (みんなに行き渡るだけの食べ物はあるの?)」
- 分配できるほど十分あるかどうかを確認するときに使われます。
- 例: 「Is there enough food to go round? (みんなに行き渡るだけの食べ物はあるの?)」
- 原形: go
- 三人称単数形: goes
- 現在進行形: going
- 過去形: went
- 過去分詞形: gone
- 「go」という動詞は名詞化すると「a go (試し、機会)」のように使われることがありますが、「go round」は句動詞のため、他の品詞となる形は稀です。ただし、同意語として「go around」(主に米英)などのバリエーションがあります。
- go: 「行く」という意味を持つ基本動詞
- round: 「丸い」「円形の」「周りを回る」などの意味が核になっている語
- go about (着手する、取りかかる)
- go around (米英での同形表現)
- get around (動き回る、避ける、噂などが広まる)
- go round the corner → 「角を曲がる」
- go round in circles → 「堂々巡りする」
- go round to someone’s house → 「誰かの家を訪ねる」
- a rumour going round → 「噂が広まっている」
- there’s enough to go round → 「みんなに行き渡る分がある」
- go round the block → 「ブロックを一周する」
- go round the table → 「テーブルをぐるりと回る」
- pain going round → 「痛みが巡っている(広がっている)」
- go round with friends → 「友人たちと一緒に行動する」
- go round a problem → 「問題を迂回して通る」
語源:
- 「go」自体は古英語の “gān” に由来し、「移動する」や「進む」などを表す最も基本的な動詞の一つです。
- 「round」は “rond” (丸い盾) に由来するとされ、形として「丸い」「周回する」イメージが強い言葉です。
- 両者が組み合わさることで、「回る」「循環する」「寄る」といった意味が生まれ、主にイギリス英語で使い分けられています。
- 「go」自体は古英語の “gān” に由来し、「移動する」や「進む」などを表す最も基本的な動詞の一つです。
ニュアンス・使用時の注意点:
- 「go round」はややカジュアルな口語表現で、特に「人の家や場所に立ち寄る」というニュアンスで使われるのはイギリス英語圏が中心です。
- 「go around」に比べて、よりイギリス英語寄りの表記・表現と思っておくとよいでしょう。
- 「go round」はややカジュアルな口語表現で、特に「人の家や場所に立ち寄る」というニュアンスで使われるのはイギリス英語圏が中心です。
使用シーン:
- 口語的な話し言葉でよく使われる
- 友人や家族の家を「ちょっと寄る」ようなカジュアルシーン
- 噂やニュースが「広まる」場面での文章・会話
- 口語的な話し言葉でよく使われる
文法上のポイント:
- 「go round + 場所/何かの周り」 → 自動詞的に使い、目的語を直接取らない(ただし “around the house” など前置詞句は伴う)。
- 「go round + to + 人/場所」 → 「(人/場所)へちょっと立ち寄る」という意味で使う。
- 「go round + 名詞句」 → 「(複数の人に)行き渡る、回る」という意味合いで使われる場合は、非人称的に “there is/are enough ~ to go round” の構文がよく使われる。
- 「go round + 場所/何かの周り」 → 自動詞的に使い、目的語を直接取らない(ただし “around the house” など前置詞句は伴う)。
フォーマル/カジュアル:
- 一般的にカジュアルな日常会話でよく登場します。
- ビジネスシーンでは「噂が広まる」「資料が全員に行き渡る」のような文脈で使えますが、あまりフォーマルな響きではありません。
- 一般的にカジュアルな日常会話でよく登場します。
“Shall we go round to Tom’s place after dinner?”
- 「晩ごはんのあと、トムの家に寄っていかない?」
- 「晩ごはんのあと、トムの家に寄っていかない?」
“There’s a funny story going round about our teacher.”
- 「うちの先生について面白い噂が広まってるよ。」
- 「うちの先生について面白い噂が広まってるよ。」
“I’ll go round the shop on my way home and pick up some snacks.”
- 「帰り道にお店に寄って、軽いおやつを買ってくるね。」
“Is there enough equipment to go round for the entire team?”
- 「チーム全員に行き渡るだけの機材はありますか?」
- 「チーム全員に行き渡るだけの機材はありますか?」
“A rumour is going round the office about a possible merger.”
- 「合併の可能性について噂がオフィス内に広まっています。」
- 「合併の可能性について噂がオフィス内に広まっています。」
“We can’t let this critical information go round to competitors.”
- 「この重要情報が競合他社に広まるのは避けたいですね。」
“In our solar system, the Earth goes round the Sun approximately once every 365 days.”
- 「太陽系では、地球は約365日で太陽の周りを一周します。」
- 「太陽系では、地球は約365日で太陽の周りを一周します。」
“The idea that misinformation can go round rapidly in digital environments is a key research topic.”
- 「誤情報がデジタル環境で急速に広まるという考え方は、主要な研究テーマとなっています。」
- 「誤情報がデジタル環境で急速に広まるという考え方は、主要な研究テーマとなっています。」
“We must ensure that these resources go round to all members of the research group.”
- 「これらの資料が研究グループの全員に行き渡るようにしなければなりません。」
類義語
- go around (米英) → 「go round」とほぼ同じ意味。アメリカ英語圏でより一般的。
- circulate (広まる、回る) → 形式的な語で文書や噂などが「巡回する、広がる」場合に使う。
- rotate (回転する) → 天体や機械が回転する場合の堅めの表現。
- visit (訪問する) → 「go round to someone’s place」と同様に人の家を訪ねるが、より一般的な単語。
- go around (米英) → 「go round」とほぼ同じ意味。アメリカ英語圏でより一般的。
反意語
- stay put (その場にとどまる)
- remain (残る、居続ける)
- stay put (その場にとどまる)
- go round (回る) ↔ stay put (動かない)
発音記号 (IPA)
- イギリス英語 (BrE): /ɡəʊ raʊnd/
- アメリカ英語 (AmE): /goʊ raʊnd/
- イギリス英語 (BrE): /ɡəʊ raʊnd/
強勢(アクセント)の位置:
- “go” と “round” の両方にそれぞれ軽い強勢が置かれることが多いです (「ゴウ・ラウンド」のように滑らかにつながる)。
- “go” と “round” の両方にそれぞれ軽い強勢が置かれることが多いです (「ゴウ・ラウンド」のように滑らかにつながる)。
よくある発音の間違い:
- “round” を /roʊnd/ や /ruːnd/ と間違えてしまう場合。正しくは /raʊnd/ のように「アウ」の音です。
- スペル:
- 「go around」の “around” と混同することが多いので、イギリス英語では “go round” と表記されることを意識するとよい。
- 「go around」の “around” と混同することが多いので、イギリス英語では “go round” と表記されることを意識するとよい。
- 同音異義表現:
- 「round」自体は「一巡」や「ラウンド(試合のラウンド)」など名詞、形容詞、前置詞としても使われるため、文脈による意味の違いに注意。
- 「round」自体は「一巡」や「ラウンド(試合のラウンド)」など名詞、形容詞、前置詞としても使われるため、文脈による意味の違いに注意。
- 句動詞としての使い方:
- 目的語を取るかどうか、前置詞との組み合わせなど、文型に注意が必要です。
- TOEICや英検などでは、句動詞は頻出ポイントです。「噂が広まる」「物が行き渡る」などの文脈が出題されることがありますので、複数の意味をおさえておきましょう。
- “go” は「行く」、 “round” は「ぐるっと回る」イメージを結び付けて考えると分かりやすいです。
- 「go round = 円を描いている・家を回る・噂もぐるぐる回る」とイメージして覚えましょう。
- 「ROUND」のスペリングは “R + O + U + N + D” で、真ん中に “U” があるのがポイント(/raʊnd/ のイメージを思い出す)。
- 学習テクニックとしては、実際に自分の生活シーンを想定して「I’ll go round to~」など、何度も音読すると暗記にも定着しやすくなります。
- 英語: “much less,” “not to mention,” “still less”
- 日本語: 「~は言うまでもなく」「まして~ない」など
- 「let alone」は句なので、単体の動詞のように「活用」はしません。
- 「let」自体は動詞であり、let-let-let という不規則活用をしますが、本表現「let alone」では「let」の活用を変化させません。
- 「let」自体は動詞として「~を許可する」という意味で使われますが、「let alone」全体は慣用句として別の品詞形はありません。
- B2: 中上級レベル
- 英文読解や会話で自然に使えるようになるには、ある程度英語に慣れた段階が必要です。
- let: 「許可する・~させる」という動詞
- alone: 「独りで」「単独の」といった意味の形容詞/副詞
- “not to mention”
- “much less”
- “still less”
- “to say nothing of”
- “can’t even do A, let alone B”
- 「Aさえできないのに、Bなどできるわけがない」
- “hardly manage A, let alone B”
- 「Aでさえやっとなのに、Bは到底無理だ」
- “struggle with A, let alone B”
- 「Aでさえ苦労しているのに、Bはさらに難しい」
- “rarely see A, let alone B”
- 「Aでさえめったに見ないのに、Bはなおさら見ない」
- “don’t have time for A, let alone B”
- 「Aの時間すらない、Bなんてなおさらだ」
- “I’m not interested in A, let alone B”
- 「Aにさえ興味がないのに、Bはもっと興味がない」
- “It’s tough to handle A, let alone B”
- 「Aでさえ扱うのは難しいのに、Bに至ってはさらに大変だ」
- “We can barely afford A, let alone B”
- 「Aを買うのですらギリギリで、Bなんてとても無理」
- “He didn’t apologize for A, let alone B”
- 「Aのことですら謝らなかった、Bなんてなおさら謝りもしない」
- “She won’t even talk about A, let alone B”
- 「Aについてさえ話す気がない、Bの話題なんて到底しない」
- 起源をたどれば、「let (someone) alone」という形で「誰かを放っておく」や「気にしない」という意味がありました。そこから発展して「~については言うまでもなく」「~はほとんどあり得ない」といった 否定を強調する慣用句 へと変化してきたとされます。
- 強い否定のニュアンスがあるため、ポジティブな文脈ではあまり使いません。
- 否定文を強調する形で使われることが多く、ややカジュアルから中程度のフォーマルなシーンまで幅広く使われますが、極めて格式ばった書き言葉では別表現(“let alone”を言い換えた“not to mention”など)を好む場合もあります。
- 典型構文: “~ (否定文), let alone + [さらに難易度の高い・重要な要素]”
- 例: “I can’t ride a bicycle, let alone drive a car.”
- 例: “I can’t ride a bicycle, let alone drive a car.”
- 一般に、否定文に続ける形で「まして~はなおさら~」という意味合いを作ります。
- カジュアルから少しフォーマルまで幅広く使われますが、ビジネス文書やアカデミックなシーンでは “not to mention” 等に置き換えられることも多いです。
- “I can’t even cook pasta, let alone bake a cake.”
- 「パスタさえ作れないんだから、ケーキなんてとても作れないよ。」
- “He won’t say hello to me, let alone hold a proper conversation.”
- 「彼は私に挨拶すらしないんだから、きちんと会話するなんて無理だよ。」
- “I barely have enough money for rent, let alone going out to eat.”
- 「家賃を支払うのがやっとで、外食なんてとてもムリだよ。」
- “We struggle to meet the current deadlines, let alone take on new projects.”
- 「私たちは今の締め切りを守るのに苦労しているのだから、新しいプロジェクトを取るなんてとても無理です。」
- “They can’t handle a single major client effectively, let alone multiple big accounts.”
- 「彼らは大口顧客1社をうまく対応できないのだから、複数の大口顧客なんて到底無理でしょう。」
- “Our budget doesn’t even cover marketing expenses, let alone an expansion plan.”
- 「私たちの予算はマーケティング費用すらまかないきれないので、拡大計画など到底不可能です。」
- “It’s difficult to interpret the data from one field, let alone synthesize findings across multiple disciplines.”
- 「一つの分野のデータを解釈するだけでも難しいのに、複数分野にまたがって研究成果を統合するのはなおさら難しい。」
- “Few studies address this specific issue, let alone propose comprehensive solutions.”
- 「この特定の問題に取り組んでいる研究はほとんどなく、包括的な解決策を提案しているような研究はなおさら少ない。」
- “We cannot replicate these experiments in a controlled environment, let alone in real-world conditions.”
- 「私たちは管理された環境でこの実験を再現することさえできないので、実社会の状況下ではなおさら困難だ。」
- “much less”
- 「まして(~ない)」という意味でほぼ同じ。
- 例: “I can’t swim, much less dive.”
- 「まして(~ない)」という意味でほぼ同じ。
- “still less”
- やや古風でフォーマルな印象がある。
- 例: “He can’t solve easy puzzles, still less complicated ones.”
- やや古風でフォーマルな印象がある。
- “not to mention”
- 「~は言うまでもなく」という意味。肯定的・否定的どちらにも使える場合がある。
- 例: “He’s too shy to speak in public, not to mention perform on stage.”
- 「~は言うまでもなく」という意味。肯定的・否定的どちらにも使える場合がある。
- 明確な反意語ではありませんが、肯定的差し込みで「ましてや~できる」と言いたい場合は “let alone” は使用しません。むしろ “let alone” は否定を強調するニュアンスなので、肯定の文で使う慣習は極めてまれです。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /lɛt əˈloʊn/
- イギリス英語: /lɛt əˈləʊn/
- アメリカ英語: /lɛt əˈloʊn/
- アクセント: “a*-lone*” の部分に主な強勢が置かれます (ə-LOAN / ə-LŌN)。
- よくある間違い:
- “let alone” の部分を早口で混ぜてしまうと [letalone] のように聞こえてしまうこともありますが、ネイティブは文脈で取ります。
- スペルミス: “let alone” を “let a lone” のようにスペースを誤って挿入したり、 “let alone” と “leave alone” を混同したりしないように注意。
- 同音異義語との混同: “loan (ローン)” とは全く別語なので混同しないように。
- 試験対策: TOEICや英検の読解問題、大学入試などで「まして~ない」「~は言うまでもなく」の意味を問われることがあります。否定文に続く “let alone” を見落としてしまうと文意を誤解しやすいので要注意。
- イメージ: “I can’t do A, let A-lone B.” → 「Aすらできないのだから、Bは『さらに一人置かれた(さらに遠くの存在)』くらいに難しい」という連想で覚えると、否定を強調する意味として理解しやすいです。
- スペルのポイント: “let” + “alone” の2つの単語をつなげて、「レタロウン…」のように滑らかに読まれることが多いです。
- 日々の会話で「まずこれができないのに、あれなんてもっとできない」という場面があれば、ぜひ“let alone”を使ってみましょう。
- 英語: “if you like”
- 日本語: 「もしあなたが望むなら」「よかったら」「よろしければ」
- “if you’d like” (would を省略した形)
- “if you like to + 動詞”
- “if you like, …” (文の冒頭で使う)
- “…, if you like.” (文末で使う)
- “like” は動詞以外にも前置詞や形容詞的な用法(口語の “He is like…” など)で使われます。しかし “if you like” は動詞 “like” を活用した定型的な条件節となっています。
- A2(初級)〜B1(中級)程度
“if” や “you” などはA1レベルですが、この表現としては質問や提案で頻出し、実際の会話で使い慣れるには初級〜中級くらいのレベルが目安です。 - if: 接続詞(条件を示す)
- you: 代名詞(相手を指す)
- like: 動詞(好む・望む)
- “like” (動詞): 「好む」「気に入る」
- “if you want/prefer”: 「もしあなたが望む/好むなら」 — “if you like” とほぼ同義の微妙な言い換え表現
- “if you’d like” : (would の短縮形) 「もしよろしければ」
- “If you like, we can go out.”
(よかったら出かけませんか) - “You can stay here if you like.”
(よかったらここにいてもいいですよ) - “If you like, I’ll help you.”
(よければ手伝いますよ) - “We can order pizza if you like.”
(ピザを頼んでもいいよ、よかったら) - “Why don’t we try this if you like?”
(もしよかったらこれを試してみない?) - “If you like, I can lend you my book.”
(よかったら私の本貸してあげようか) - “Come over for dinner if you like.”
(よかったら夕飯を食べにおいでよ) - “If you like, feel free to call me anytime.”
(もしよかったら、いつでも電話してね) - “We could watch a movie if you like.”
(よかったら映画を見るのはどう?) - “I can explain again, if you like.”
(もし希望があれば、もう一度説明しますよ) - “if” は古英語の “gif” にさかのぼり、「もし〜ならば」という条件を示す語。
- “you like” は “you (あなた) + like (好む・望む)” を組み合わせたもの。
歴史的には “if it please you” のような長い表現が短縮され、カジュアルでシンプルな “if you like” という形でも使われるようになったと考えられます。 - 丁寧に相手の意思を尊重しつつ、「よければどうぞ」というニュアンスを伝えます。
- 丁寧だがフォーマルすぎない、日常的にもビジネスでも幅広く使える柔軟な表現です。
- 英国英語・米国英語問わず一般的に使われる表現です。
- 基本的には条件説 “If you like, …” として文頭で使うか、文末に付け加え「~してもいいよ」「~しようか?」と提案します。
- 構文例
- “If you like, … + [メイン文].”
- “[メイン文] …, if you like.”
- “If you like, … + [メイン文].”
- ビジネスメールなどでも “If you like, we could schedule a meeting.” のように使われるため、フレンドリーなフォーマル表現とも言えます。カジュアルな口語でも “If you like, I can show you around.” のような自然な提案に使われます。
- “If you like” のときの “like” は他動詞ではなく、好む・望む気持ちや選択を示すために使われます。目的語を直接取らずに「好む/望むかどうか」を示す、やや特殊な用法です。
- “If you like, we can have coffee at my place.”
(よかったら、うちでコーヒー飲もうよ。) - “I can drive you home, if you like.”
(よかったら車で送るよ。) - “If you like, you can borrow my umbrella.”
(よろしければ、私の傘を使ってもいいよ。) - “If you like, we can schedule a meeting next week.”
(よろしければ、来週ミーティングを設定いたしましょう。) - “Please review the attached document if you like.”
(もしよければ、添付の書類をレビューしてください。) - “If you like, we can discuss this matter further over a call.”
(よろしければ、この件はお電話でさらに詳しくお話ししましょう。) - “If you like, I can provide additional research data for your paper.”
(もしよろしければ、あなたの論文に使えそうな追加データを用意いたします。) - “Feel free to bring up any questions you have, if you like.”
(もしよろしければ、疑問点があればどんどんお尋ねください。) - “If you like, we may arrange a seminar for further discussion.”
(もし望まれるなら、追加でセミナーを企画することも可能です。) - “if you want”
- 「もしあなたが望むなら」: “if you like” に近いが、やや直接的。好みよりも意思を重視するニュアンス。
- 「もしあなたが望むなら」: “if you like” に近いが、やや直接的。好みよりも意思を重視するニュアンス。
- “if you prefer”
- 「もしお好みなら」: より好みを前面に出した表現。
- 「もしお好みなら」: より好みを前面に出した表現。
- “if you wish”
- 「もしご希望であれば」: ややフォーマル寄り。
- 直接の反意語は存在しませんが、使い方の逆になる表現として “unless you like,” “if you don’t mind” も挙げられます。ただし文脈が非常に限定されるため、実際には対になる表現としては用いられにくいです。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ɪf ju laɪk/
- イギリス英語: /ɪf ju laɪk/
- アメリカ英語: /ɪf ju laɪk/
- アクセント:
- 基本的に “if” と “you” は弱く発音され、“like” の “laɪk” の部分にやや強さがきます。
- 基本的に “if” と “you” は弱く発音され、“like” の “laɪk” の部分にやや強さがきます。
- よくある発音ミス:
- “if” が “iff” のように短くなりすぎたり、 “laɪk” を「レイク」のように発音してしまうことなどが挙げられます。”like” は「ライク」に近い音です。
- スペルミス: “if you like” はシンプルなのであまり誤りにくいですが、 “if you lick” (なめる) と書き間違えると意味が変わるので注意。
- 表現の混同: “if you’d like” “if you like” は似ていますが、 “if you’d like” は「もし(あなたが)そうしたいのであれば」の意味が若干強調されるニュアンス。
- 試験での出題傾向: TOEIC や英検などでも、丁寧な提案文を作る形式で出題されることがあります。例: “If you like, you can take a break now.” など。
- “If you like” = “(あなたが) 好きならば” と直訳すると覚えやすいです。
- 提案や誘いのときに “If you like, …” “You can …” の形はセットで用いられることが多いです。
- イメージとしては常に「相手に選択権を与える丁寧さ」を思い浮かべると自然と使いやすくなります。
- 口頭練習のときは、気軽な誘い文句を先頭に加える── “If you like, how about …?” を言い慣らしておくとよいでしょう。
- 「take place」は「行われる」「起こる」を意味します。特にイベントや出来事などがどこかで・いつかに「開催される」「起こる」というニュアンスで使われます。
- 例: “The meeting will take place next Monday.”(会議は来週の月曜日に行われます)
- 「take」の活用:
- 原形: take
- 過去形: took
- 過去分詞: taken
- 進行形: taking
- 原形: take
- 「place」は名詞として用いられることが多いですが、「take place」はひとつのまとまった表現(句動詞)として覚えます。
- 同じ動詞「take」を使った他の表現:
- take on (引き受ける)
- take off (離陸する/脱ぐ)
- take up (取り上げる/始める)
- take on (引き受ける)
- 「take place」は一つのフレーズで、接頭語・接尾語のような明確な区切りはありません。
- 「take」+「place」ですが、文字通り「場所を取る」というより、「出来事がある・起こる」という比喩的な意味合いになっています。
- (1) take place at [場所] → [場所]で行われる
- (2) take place in [時期] → [時期]に起こる
- (3) take place during [期間] → [期間]の間に行われる
- (4) the event took place → そのイベントが行われた
- (5) a ceremony took place → 式が行われた
- (6) changes that took place → 起こった変化
- (7) when does it take place? → それはいつ行われるの?
- (8) scheduled to take place → 行われる予定である
- (9) originally set to take place → 元々は行われる予定だった
- (10) will take place rain or shine → 雨天でも行われる
- 「take place」は、古くから英語で「出来事が位置を取る(生じる)」というイメージで使われています。
- 「happen」や「occur」と似ていますが、やや「予定されて起こる」「正式に行われる」というニュアンスが強い場合が多いです。
- 口語でも文章でもよく使われますが、ビジネスやフォーマルなシーンでも使いやすい表現です(“Where will the conference take place?”など)。
基本構文:
- Something + takes place + [場所/時間]
- 例: “The championship takes place every year in London.”
- Something + takes place + [場所/時間]
時制の変化:
- “The meeting took place yesterday.”(過去形)
- “The wedding will take place next spring.”(未来形)
- “The meeting took place yesterday.”(過去形)
自動詞/他動詞の区別:
- 「take place」は主語(出来事など)が「起こる」ことを表す自動詞的な使い方です。目的語は取りません。
- 「take place」は主語(出来事など)が「起こる」ことを表す自動詞的な使い方です。目的語は取りません。
フォーマル/カジュアル:
- 場所や相手を問わず使える、比較的ニュートラルで便利な表現です。
- “Do you know where the party will take place tonight?”
(今夜のパーティーはどこで開かれるか知ってる?) - “The concert took place in the park last weekend.”
(先週末にコンサートが公園で行われたよ。) - “I heard the barbecue will take place at Tom’s house.”
(バーベキューはトムの家でやるんだって。) - “The annual conference will take place in Berlin this year.”
(今年は年次会議がベルリンで行われます。) - “The merger negotiations took place behind closed doors.”
(合併交渉は非公開で行われました。) - “When exactly will the product launch take place?”
(商品のローンチは具体的にいつ行わるのですか?) - “The experiment took place under controlled conditions in the laboratory.”
(実験は実験室の管理された条件下で行われました。) - “The symposium will take place over three days at the university.”
(シンポジウムは大学で3日間にわたって行われます。) - “Critical discussions about policy reform took place throughout the conference.”
(政策改革に関する重要な議論が会議を通して行われました。) - happen(起こる)
- よりカジュアルで日常的な表現。「予測できない出来事」にもよく使われる。
- 例: “It happened unexpectedly.”(それは予想外に起こった)
- よりカジュアルで日常的な表現。「予測できない出来事」にもよく使われる。
- occur(起こる、生じる)
- 「起こる」という厳密かつ客観的な響き。フォーマルな文書や学術文脈でも用いられる。
- 例: “Earthquakes can occur at any time.”(地震はいつでも起こり得る)
- 「起こる」という厳密かつ客観的な響き。フォーマルな文書や学術文脈でも用いられる。
- transpire(起こる、起きる)
- やや文語的・フォーマルまたは時に古風。
- 例: “It later transpired that he was the mastermind.”(後になって彼が黒幕だったことが判明した)
- やや文語的・フォーマルまたは時に古風。
- はっきりとした「反意語」はありませんが、「be cancelled」(中止になる) や「not take place」(行われない) が反対の意味合いになります。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /teɪk pleɪs/
- イギリス英語: /teɪk pleɪs/
- アメリカ英語: /teɪk pleɪs/
- アクセント:
- ともに [take] と [place] それぞれの強勢が残るので、二語をややしっかり区切り気味に発音すると自然です。
- ともに [take] と [place] それぞれの強勢が残るので、二語をややしっかり区切り気味に発音すると自然です。
- よくある間違い:
- [takeplace] と一息に発音したり、弱めすぎたりして聞き取りにくくなる場合があります。各単語をはっきり発音するとよいです。
- スペルの間違い:
- “take place”を“takeplace”と続けて書いてしまわないように注意。
- “take place”を“takeplace”と続けて書いてしまわないように注意。
- 混同しやすい表現:
- “take the place of ...” は「~の代わりをする」という全く別の意味の表現。区別が必要です。
- “take the place of ...” は「~の代わりをする」という全く別の意味の表現。区別が必要です。
- TOEICや英検など試験対策:
- 読解問題で「行われた」「起こった」を表現するキーフレーズとしてよく登場します。
- 会話やリスニング問題でも頻繁に耳にします。
- 読解問題で「行われた」「起こった」を表現するキーフレーズとしてよく登場します。
- “take place” は「イベントや出来事が“場所(place)”をとる(take)」→「そこに生まれる・起こる」イメージで覚えましょう。
- “happen” との違いを「自然発生的な出来事」か「計画されたイベントが行われる」かで分類すると混乱が少なくなります。
- 「‘take care’ のように‘take+名詞’の熟語が多い」と関連づけてイメージしておくと、まとまって覚えやすいでしょう。
- 「by the way」はイディオム(慣用表現)として、特定の活用形や変化はありません。
- 類似表現として、文末に「by the way」というのはあまりなく、通常は文頭や文中で挿入的に用いられます。
- 品詞としては副詞句(あるいは挿入句)に分類されますが、文の動詞を修飾するよりも、“話題転換”の機能が強い慣用表現です。
- by: 「〜のそばに」「〜によって」「副次的に」などの意味を持つ前置詞。
- the way: 「道」「方法」「やり方」などの意味を持つ名詞。
- 直訳すると「道のそばで」「道に沿って」などになりますが、現在では「話を切り出す・転換する」慣用表現として用いられています。
- By the way, did you know...?
(ところで、…を知っていましたか?) - By the way, how’s work lately?
(ところで、最近仕事はどう?) - By the way, speaking of (topic), ...
(そういえば、(話題)と言えば…) - By the way, I need to mention...
(ところで、一つ言っておきたいことが…) - By the way, what’s your plan for...?
(ところで、〜の計画はどうなってる?) - And by the way, I almost forgot...
(それから、言い忘れるところだったけど…) - By the way, is there anything else?
(ついでに何か他にある?) - By the way, about the meeting...
(ところで、あのミーティングについて…) - Oh, by the way, thanks for the help!
(あ、ところで手伝ってくれてありがとう!) - By the way, I have some news to share.
(ところで、ちょっと知らせがあるんだけど…) - 口語での使用: 非常に一般的。カジュアルな会話や友達とのやり取りでよく見られます。
- 文章: フォーマルな文章ではあまり用いられません。エッセイやカジュアルなブログなど、話しかけるような文体なら使われることもあります。
- 挿入句・つなぎ表現としてよく使われます。
- 文頭、あるいは文中にカンマで挿入して使うことが多いです。
- 文法上は「by the way」が動詞や名詞を修飾するわけではなく、「文全体の流れを変える」機能を持つ談話標識(discourse marker)に近いです。
- フォーマル度合いとしては「くだけた表現」に位置づけられるため、ビジネスメールなどの正式な文面ではやや避けられることがありますが、口頭やカジュアルなメールでは問題なく使用できます。
- By the way, have you seen my keys anywhere?
「ところで、どこかで私の鍵を見なかった?」 - I’m going shopping later. By the way, do you need anything?
「後で買い物に行くんだけど、そういえば何か欲しいものある?」 - By the way, did you watch the new movie last night?
「ところで、昨夜あの新作映画を見た?」 - By the way, I’d like to confirm our meeting time for tomorrow.
「ところで、明日の打ち合わせ時間を確認させてください。」 - Our team met the deadline successfully. By the way, how is the progress on your side?
「うちのチームは無事に締め切りに間に合いました。ところで、そちらの進捗はいかがですか?」 - By the way, please remember to send me the updated report.
「ついでに申し上げますが、更新されたレポートを送ってください。」 - The results were conclusive. By the way, a related study was just published last week.
「結果は決定的でした。ところで、先週関連研究がちょうど発表されました。」 - This approach yields better accuracy. By the way, it also reduces computational cost.
「この手法はより高い精度をもたらします。ついでに言うと、計算コストも削減します。」 - We can observe new patterns in the data. By the way, these findings could impact future projects.
「データに新たなパターンが見られます。ところで、これらの発見は今後のプロジェクトに影響を及ぼすかもしれません。」 - Incidentally(ちなみに)
- ニュアンスは似ていますが、やや書き言葉・フォーマル寄りです。
- ニュアンスは似ていますが、やや書き言葉・フォーマル寄りです。
- Speaking of which(そう言えば)
- 「今の話に関連して」というニュアンスが強い。より直接接続を強調。
- 「今の話に関連して」というニュアンスが強い。より直接接続を強調。
- In passing(ついでに言うと)
- 会話中にさりげなく述べるときに使われることが多い。
- 会話中にさりげなく述べるときに使われることが多い。
- On a side note(余談ですが)
- こちらは「余談」に近い雰囲気で、話題をやや外れる感覚。
- こちらは「余談」に近い雰囲気で、話題をやや外れる感覚。
- Anyway(とにかく、いずれにせよ)
- Back to the point(元の話に戻ると)
- Returning to our main subject(本題に戻ると)
などを使って「脱線から本筋に戻る」表現ができます。 - 発音記号(IPA): /baɪ ðə weɪ/
- 強勢(アクセント): 通常「by」と「way」にやや強調が置かれますが、会話の中では全体的に軽く発音されることも多いです。
- アメリカ英語とイギリス英語: 大きな違いはありませんが、[ðə](ザ)部分の音が/ði/(ジ)のようになる場合は「the」の後の音が母音かどうかに左右されます。ここでは “the way” の前に子音が来ているわけではないので /ðə/ が一般的ですが、口語的に /ði/ と発音する人もいます。
- よくある間違い: 「バイザウェイ」ではなく「バイダウェイ」と濁って発音してしまうなど。/ðə/ の部分(thの有声音)を意識するとよいでしょう。
- スペル: 一文にまとめて “bytheway” と書いてしまう初学者がいますが、必ずスペースを入れて表記します。
- 文脈: カジュアルなので、とてもかしこまった公式文書やビジネスメールの冒頭では使いにくいです。とはいえ、ビジネスの口頭会議や社内メールなど砕けたシーンではよく見られます。
- 試験対策: TOEICや英検で直接「by the way」の綴りや意味を問う出題はそこまで多くありませんが、リスニングや会話形式の問題で話題転換のサインとして聞き取れると、文脈理解がしやすくなります。
- イメージ: 「道を進んでいる(way)途中(by)で、ちょっと別のことを思い出して口を挟む」。
- 覚え方: 家族や友人との会話で「そういえば!」と話題を変えるときに毎回「by the way」を口に出して練習してみる。
- 勉強テクニック: 英語の会話練習で話題をスムーズに転換したいとき、意識的に使ってみると自然に身につきます。
- 英語: “all but”
- 日本語: 「ほとんど〜」「〜を除いてすべて」
- all but + 形容詞 … (ほとんど[形容詞]だ)
- all but + 動詞 … (ほとんど[動詞]しそう)
- all but + 名詞 … ([名詞]を除いてすべて)
- 「all」単独なら「すべての」「全員」「全部」という意味の形容詞/代名詞。
- 「but」単独なら「しかし」「〜を除いて」という意味の接続詞・前置詞。
- B2 (中上級) 〜 C1 (上級)
上級者向けのイディオムであり、ネイティブでも文章中によく使われる表現です。リーディング中に目にすることが多く、英会話でも使いこなせると上級感を与えます。 - all: 古英語 “eall” に由来し、「すべて」「完全に」「全員」という意味。
- but: 古英語 “butan” に由来し、「〜を除いて」「ただし」「しかし」という意味。
- ほとんど…
例) “He all but gave up.” (彼はほとんど諦めかけていた) - 〜を除いてすべて
例) “All but the smallest details are settled.” (最も些細な点を除いて、すべて決まっている) - all but impossible → ほとんど不可能
- all but certain → ほぼ確実
- all but finished → ほぼ終わった
- all but destroyed → ほとんど壊滅状態
- all but vanished → ほとんど消え去った
- all but gone → ほとんど無くなってしまった
- all but forgotten → ほとんど忘れられた
- all but guaranteed → ほぼ保証された
- all but lost → ほとんど失われた
- all but unstoppable → ほとんど止められない
- “all” は「すべて」という意味の古英語 “eall” が起源。
- “but” は「〜を除いて」という意味の古英語 “butan” が起源。
両者が組み合わさり、歴史的には「すべて…しかし/〜を除いて」という構造から「ほとんど」「〜を除いてすべて」という意味が確立してきました。 - 「all but」は口語・文章の両方で使われますが、少し上品・文語的なニュアンスを含むことが多い表現です。
- 会話でも使われますが、フォーマルな文章やニュース記事、エッセイでもよく見られます。
- “almost” との違いは、ややドラマチック・強調気味に「ほとんど〜」を表現するときに“all but”を使う傾向があります。
副詞的に使う場合
“S + all but + V(原形)” → 「Sはほとんど〜しそうだ」
例) “They all but failed the exam.” (彼らはほとんど不合格になりかけた)形容詞的に使う場合
“It is all but + 形容詞.” → 「ほぼその形容詞だ」
例) “It is all but impossible.” (それはほとんど不可能だ)前置詞的構文として「〜を除いてすべて」
“All but + (名詞/代名詞) + V…” → 「(名詞)を除いてすべてがVする」
例) “All but Tom left early.” (トムを除いて、全員が早く帰った)- フォーマル: 書き言葉やビジネス文書でも使われる。
- カジュアル: 日常会話でも使用可能だが、ややかしこまった響きを与えることが多い。
- “I was so tired I all but fell asleep on the train.”
→ 「疲れすぎて、電車の中でほとんど寝落ちしかけたよ。」 - “They all but forgot my birthday!”
→ 「彼らは私の誕生日をほとんど忘れかけていたんだよ!」 - “We all but missed the movie because of the traffic jam.”
→ 「渋滞のせいで、私たちは映画をほとんど見逃すところだった。」 - “The deal is all but finalized; we’re just waiting for the final signature.”
→ 「その取引はほぼ確定しています。あとは最終署名を待つだけです。」 - “All but one of the candidates accepted the job offer.”
→ 「候補者のうち1名を除いて、全員が仕事のオファーを受諾しました。」 - “We all but completed the project before the deadline.”
→ 「締め切り前に、私たちはほぼプロジェクトを完了しました。」 - “The hypothesis is all but disproven by the recent experimental data.”
→ 「その仮説は最近の実験データによって、ほとんど反証されたと言えます。」 - “The ancient language is all but extinct, with only a few speakers remaining.”
→ 「その古代言語はほとんど消滅していて、話し手はごくわずかしか残っていません。」 - “All but a few species have adapted to the new environment.”
→ 「ごく少数の種を除いて、ほとんどの種が新しい環境に適応しました。」 - “almost” (ほとんど)
- “He almost forgot to attend the meeting.”
- ニュアンス: “almost”のほうが日常的・ニュートラル。
- “He almost forgot to attend the meeting.”
- “nearly” (ほとんど)
- “She nearly lost her keys.”
- ニュアンス: 短めでカジュアル。
- “She nearly lost her keys.”
- “practically” (事実上ほぼ、実質的に)
- “It was practically impossible to finish on time.”
- ニュアンス: 実質的にそうだった、という言い回し。
- “It was practically impossible to finish on time.”
- “except for” (〜を除いて)
- “Everyone attended, except for John.”
- ニュアンス: 除外する対象を直接示す。
- “Everyone attended, except for John.”
- “none but” (〜以外誰も〜ない)
例) “None but the brave deserve the fair.” (勇敢な者だけが見返りを得る)
“all but”の逆方向として「〜以外は誰も…しない」という言い回しで古風です。 - アメリカ英語: /ɔːl bʌt/ または /ɑːl bʌt/
- イギリス英語: /ɔːl bʌt/
- 一般的には “all” の部分を少し強めに発音し、“but”を短めに発音します。
- 早口になると「オールバッ(t)」のように繋がって聞こえることがあります。
- 「but」の /ʌ/ を /æ/ (バット) のように発音してしまうケース。
- “all” の /ɔː/ が単なる /o/ や /ɑ/ になるケース。
- “all but” と “almost” の混同
- “all but” は“almost”と非常によく似た意味でも使われますが、「〜を除いてすべて」の意味も持ちます。文脈で意味が変わるので注意。
- “all but” は“almost”と非常によく似た意味でも使われますが、「〜を除いてすべて」の意味も持ちます。文脈で意味が変わるので注意。
- “but all”と語順を逆にしないこと
- “but all” (すべてしかし...) だと意味不明になります。
- “but all” (すべてしかし...) だと意味不明になります。
- 試験での出題
- 難易度のある熟語や読み物問題(LONG READING)で、文脈を捉えて正確に訳せるかを問われることがあります。
- 英検準1級・1級、TOEIC高得点向けの読解などで登場しやすい表現。
- 難易度のある熟語や読み物問題(LONG READING)で、文脈を捉えて正確に訳せるかを問われることがあります。
- “all but”は“almost + except for”の両方を含む万能選手、と覚えると役立ちます。
- 音の響きで覚えるコツ: “All but gone” (もうほぼ消えた) のフレーズでリズミカルに反復すると記憶に残りやすいです。
- “A(すべて) but (しかし)” → “ほとんど”または“〜を除いてすべて”とイメージする。
- 英語: “think about”
- 何かについて「考える」「熟考する」「検討する」という意味を表すフレーズです。
- 日本語: 「~について考える」「~を思い巡らす」「~について熟慮する」など
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
- 「think(動詞)」に前置詞「about」が続いた形です。
主な活用形:
- 現在形: think about
- 三人称単数現在形: thinks about
- 過去形: thought about
- 過去分詞形: thought about
- 現在進行形: thinking about
- 不定詞形(to ~): to think about
- 「think」が名詞になる場合: “thought” (思考、考え)
- 「think」が形容詞になる場合: 「thinkable」(考えられる)
※ “think about”自体は句動詞なので、品詞変化は主に動詞“think”のバリエーションで見ることができます。 - A2(初級)~B1(中級)程度
- “think”自体は非常によく使われる動詞で、初級レベルから学び始めます。前置詞“about”を付けて使いこなすのは中級相当といえます。
- 「think about」は、動詞“think”と前置詞“about”の組み合わせです。
- 接頭語・接尾語というよりは、
think
(動詞)+about
(前置詞)の構造で、句動詞として機能します。 - think of …(~を思いつく、~を思い出す)
⇒ “think about”との微妙な違いとして、より「思い浮かべる」「連想する」ニュアンスが強いです。 - think over …(熟考する、じっくり考える)
⇒ “think about”よりももう少し慎重に時間をかけて考えるイメージがあります。 - think about the future (将来について考える)
- think about options (選択肢について考える)
- think about the consequences (結果・影響について考える)
- think about what you said (あなたが言ったことについて考える)
- think about changing jobs (転職について考える)
- think about it carefully (それを注意深く考える)
- think about the problem differently (その問題を違う視点で考える)
- think about possible solutions (可能な解決策について考える)
- think about your goals (自分の目標について考える)
- think about the offer (その提案について考える)
- 「think」は古英語“thencan”あるいは“þencan”に由来し、「考える」「目的を持って心を働かせる」という意味をもっていました。
- 「about」も古英語“onbutan”に由来しており、「周囲に」「~に関して」という意味合いがあります。
- “think about”はなにかを頭の中に置いて、ぐるぐるとめぐらせるイメージ。口語でも文章でも幅広く使われます。
- 書き言葉・話し言葉どちらでもOKな、非常に一般的で日常的な表現です。
- 丁寧さを要する場面では、 “consider” や “reflect on” のような語を使うこともあります。
- S + V + about + Oの形をとります。
例: I think about the problem. (私はその問題について考えます) - 特別なイディオムというよりは定番の句動詞ですが、“think about it”は “よく考えてみて”という日常的フレーズ。
- “think about”はカジュアルからフォーマルまで幅広く使われますが、フォーマルな文章では “consider” や “ponder on” などを使うことも多いです。
- “think about”は他動詞句(間に目的語をとる形)として使われます。
例: I’m thinking about my next step. (次の手を考えています) - I need to think about what I’m going to cook for dinner.
(夕食に何を作るか考えないと。) - Let me think about that for a second.
(ちょっと考えさせて。) - I often think about my high school days.
(高校時代のことをよく思い出すよ。) - We should think about revising our marketing strategy.
(マーケティング戦略を見直すことを検討すべきですね。) - Let’s think about how we can cut costs without losing quality.
(品質を落とさずに経費を削減する方法を考えましょう。) - I’ll think about your proposal and get back to you by tomorrow.
(あなたの提案について考えて、明日までに返事します。) - Scholars continue to think about the implications of this theory.
(学者たちはこの理論の含意について考え続けています。) - It is essential to think about long-term sustainability when developing such policies.
(そのような政策を策定する際は、長期的な持続可能性を考えることが不可欠です。) - Researchers need to think about ethical considerations in their experiments.
(研究者は実験を行う際に倫理的配慮を考慮する必要があります。) - consider (検討する)
- よりフォーマルで分析的なニュアンスが強い。
- よりフォーマルで分析的なニュアンスが強い。
- reflect on (熟考する)
- 過去の出来事や深いトピックについてじっくり考える印象。
- 過去の出来事や深いトピックについてじっくり考える印象。
- ponder (深く考える)
- “reflect on”と近いが、やや文語的・堅いニュアンス。
- 「考える」の反意語としては、直接的には挙げにくいですが、「ignore(無視する)」「disregard(考慮に入れない)」などが対照的な動作として考えられます。
- IPA表記:
- イギリス英語 (RP): /θɪŋk əˈbaʊt/
- アメリカ英語 (GA): /θɪŋk əˈbaʊt/
- イギリス英語 (RP): /θɪŋk əˈbaʊt/
- 強勢: “think aBOUT” の “about” の
bout
部分にやや強調がきますが、全体的には“THINK a- BOUT”と “think” の頭子音にもしっかり発音のエネルギーを置きます。 - よくある発音の間違い:
- /θɪŋk/ の “th” を「ス」や「フ」と混同してしまう場合があります。
- 「think about」と「think of」の混同
- 「think about」: 時間をかけて熟考するイメージ
- 「think of」: パッと頭に思い浮かべる、連想するイメージ
- 「think about」: 時間をかけて熟考するイメージ
- スペルミスの可能性はそれほど高くありませんが、発音時に “sink” や “think” の /θ/ サウンドを間違えやすい点に注意。
- 資格試験での出題傾向:
- 英検, TOEICなどでは、語い問題やリーディング文章中に登場し、前置詞の使い分け(think about / think of / think overなど)が問われることもあります。
- 「about」は「周囲に」「回りに」というイメージがあり、頭の中で物事を「ぐるぐる思い巡らせる」感覚を思い浮かべると覚えやすいです。
- 「シンクアバウト」と音としても覚えやすいので、日常的なフレーズとして自分の頭の中で何度も繰り返すと定着しやすいでしょう。
to go
to go
Explanation
【形】(レストランの)持ち帰りの, 持ち帰り用の / (時間・距離・物が)残って,残されている
to go
以下では「to go」という表現を、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語での意味
“to go” は主に「行く」という意味の動詞 “go” を不定詞で表した形です。
また、アメリカ英語の口語・ビジネス環境などでは、「テイクアウト(お持ち帰り)」の意味で使われることもあります(例: “Coffee to go, please.”)。
日本語での意味
「行く」という意味で、単純に「どこかへ移動する/向かう」という感覚です。
また、お店で「テイクアウト」の注文時に “to go” と言う場合は、「持ち帰り用です」というニュアンスがあります。例えば、カフェなどで「コーヒーを持ち帰りで」というときに使われます。
「to go」はいろいろな場面で使われますが、主に「行く」という動作を示すとき(あるいはお持ち帰りを示すとき)に使われる非常に基本的な表現です。
品詞と活用形
「to go」が他の品詞になる例:
CEFRレベルの目安: A1
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性(派生語・類縁語など)
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
古英語の “gān” に遡ります。多くのゲルマン諸語で似た形を持ち、移動を意味するもっとも基本的な動詞の1つです。
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈(フォーマル寄り)の例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
“go” はとにかく移動するイメージを強くもつ動詞ですが、“move” のように対象を動かす意味はなく、自らの意思や主体が「行く」ことを示唆します。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “to go” の詳細解説です。基本的な動詞 “go” の不定詞形として、また日常の「テイクアウト/持ち帰り」の定番フレーズとして、幅広く使われる重要表現なので、ぜひマスターしてみてください。
【形】(レストランの)持ち帰りの, 持ち帰り用の
(時間・距離・物が)残って,残されている
and so on
and so on
Explanation
などなど
【発音記号】ænd soʊ ɑn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
My parents arrived, then John, his wife, and so on.
両親が来て、次にジョン、奥さんが来て、と続きます。
and so on
「and so on」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語): “and so on” は、列挙した後に「それ以外にも同様のものが続く」というニュアンスを示す表現で、「… and so forth」や「etc.(et cetera)」とほぼ同じ意味合いで使われます。
意味(日本語): 「…など」「…等々」として使われ、列挙した後に「それに続くものもある」ことを示します。
「例えば『りんご、バナナ、オレンジ、…など』」のように何かを列挙し、その先も同じカテゴリーのものがまだあるというニュアンスを伝えるときによく使われます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文
5.2 ビジネスシーンでの例文
5.3 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “and so on” の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術論文でも列挙を簡潔に示すための便利なフレーズなので、適切な場面で上手に使ってみてください。
by the time
by the time
Explanation
《接続詞的に》…するまでには
【発音記号】baɪ ðə taɪm
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】*
【例文】
By the time dinner started there were none left.
夕食が始まる頃には誰も残っていませんでした。
by the time
1. 基本情報と概要
◼︎ 英語表現: by the time
◼︎ 日本語訳: 〜する頃には、〜するまでに
「by the time」は、特定の時点までに何かが起こる、または起こっていることを表すフレーズです。たとえば、「By the time I got home, it was already dark.(家に着く頃には、すでに暗くなっていた。)」というように、「いついつまでに〜している」「いついつまでには〜しているだろう」というニュアンスを伝えます。時制を合わせながら、未来・過去どちらにも使える表現なので、会話でも文章でもよく使われます。
CEFRレベル目安: B1(中級)
→ 具体的な文脈で時間的条件を表す表現として、よく使われる単語(表現)です。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさることで、「ある時刻・時期に至るまでに」という意味を表します。
コロケーション(共起表現)・関連フレーズ(例と日本語訳)
3. 語源とニュアンス
「by the time」は主に文語にも口語にもよく使われる接続的フレーズです。フォーマル・カジュアルいずれも問題なく使えますが、学術的な文章では「by the time that ...」のように「that」が入る場合もあります。ニュアンスとしては「ちょうどその時点(またはそれ以前)にはすでに何らかの状況が成立している・していた」という強調があります。
4. 文法的な特徴と構文
主な構文パターン
「by the time」は時を表す従属節を導く表現なので、後ろに接続する節の時制を合わせる必要があります。未来の文脈なら「will have + 過去分詞」がよく用いられます。
5. 実例と例文
日常会話(カジュアルな場面)
ビジネスシーン(ややフォーマル)
学術的・フォーマル(論文やレポートなど)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意表現の例
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、「by the time」の詳細な解説となります。ぜひ参考にしてみてください。
《接続詞的に》…するまでには
go round
go round
Explanation
【動/自】《...を》(短時間)訪れる《to ...》 / (次々と)回る, 動き回る / (うわさなどが)広まる【動/他】を動き回る / (場所)に広まる
【発音記号】goʊ raʊnd
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】x
GO ROUND = GO AROUND
【例文】
I’ll go round asking if anyone wants any more.
もっと欲しい人がいないか聞いてみるわ
go round
【動/自】《...を》(短時間)訪れる《to ...》 / (次々と)回る, 動き回る / (うわさなどが)広まる【動/他】を動き回る / (場所)に広まる
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): go round
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル: B1(中級)
意味 (英語)
意味 (日本語)
活用形(動詞 “go”)
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
① 日常会話での例文(3つ)
② ビジネスシーンでの例文(3つ)
③ 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
例:
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「go round」の詳細な解説です。「go around」と同意になりやすいですが、イギリス英語寄りで「ちょっと寄る」「ぐるぐる回る」ニュアンスがある表現として、状況に応じて使い分けると便利です。
【動
自】《...を》(短時間)訪れる《to ...》
(次々と)回る, 動き回る
(うわさなどが)広まる【動
他】を動き回る
(場所)に広まる
let alone
let alone
Explanation
《否定的文脈で》まして…ない, ...は言うまでもなく, ...はおろか, ...はもちろん
【発音記号】lɛt əˈloʊn
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* * *
【例文】
I can’t walk let alone run.
走ることはおろか、歩くこともできない。
let alone
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): let alone
品詞: 慣用的表現(接続詞的に使われることが多い)
意味(英語・日本語)
「let alone」は、前の文脈や前置きされた状況よりも、さらに可能性が低い、またはさらに極端な例を挙げるときに使われます。例えば「Aさえできないのに、ましてBなんてもっとできない!」といったニュアンスです。主に 否定文 のあとにつながる形で、後続する内容が「Aよりももっと難しいもの・あり得ないこと」として語られます。
活用形
他品詞への変化例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
しかし、このフレーズでは「let + alone」が直訳の「~を一人にしておく」という意味を離れ、「(あることができないなら)まして他のことなどなおさらできない」という 慣用的意味 を持ちます。
派生語や類縁表現
これらはいずれも「まして~ない」「~は言うに及ばず」を意味する同種の表現です。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ 10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “let alone” の詳細です。否定を強調する際に非常に便利な表現なので、ぜひ覚えて活用してみてください。
《否定的文脈で》まして…ない, ...は言うまでもなく, ...はおろか, ...はもちろん
if you like
if you like
Explanation
《提案・申し出》もしよろしければ, あなたが望むなら / 《換言》たとえて言うなら,言ってみれば
【発音記号】ɪf ju laɪk
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】*
【学術】x
【例文】
It was her ‘chutzpah’ if you like that impressed.
感動したのは、彼女の「気概」だった。
if you like
以下では “if you like” というフレーズについて、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「相手の希望をうかがいつつ、提案したり許可したりする」ニュアンスを持った表現です。丁寧に相手に選択肢を与えるときによく使われます。
品詞
“if you like” は一種の定型表現(フレーズ)ですが、構造としては “if (接続詞) + you (代名詞) + like (動詞)” です。文法的には条件節の形を成しており、「よろしければ」という条件を添えて相手に提案・許可を与えるときに使用します。
活用形
“if you like” は、以下のようなバリエーションでも使われます。
※ “like” は基本動詞として【like - liked - liked】と活用しますが、このフレーズ内では “if you like” でほぼ固定表現化しており、あまり形を変えません。
他の品詞例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
それぞれが独立した単語なので、「接頭語・接尾語」の概念は直接当てはまりませんが、組み合わせで「もしあなたが望むなら」という意味の条件文が作られます。
関連語・派生語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10選)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル / カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話 (3例)
ビジネスシーン (3例)
学術的・フォーマルな文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “if you like” の詳細な解説です。日常会話・ビジネスシーンともに大変使いやすく、丁寧に聞こえるため、ぜひ積極的に使ってみてください。
take place
take place
Explanation
(事が)起こる, 発生する /(行事などが)行われる, 開催される
【発音記号】teɪk pleɪs
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* * *
【学術】* *
しばしば具体的な情報とともに、因果関係を考慮して、確信をもって「起きる」ことを伝える場合に用いられる。
【例文】
No one was sure exactly why it took place there.
なぜそこで起こったのか、誰も正確な理由を知りませんでした。
take place
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): take place
品詞: 動詞(句動詞:phrasal verb)
CEFRレベル目安: B1(中級)
活用形と他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連フレーズ・コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的シーン・フォーマルな場面での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take place」の詳細解説です。イベントや会議、出来事全般を表すときに非常に便利な表現ですので、ぜひ使い方をマスターしてください。
(事が)起こる, 発生する
(行事などが)行われる
by the way
by the way
Explanation
ところで, それはそうと / そう言えば(come to think of it) / ちなみに
【発音記号】baɪ ðə weɪ
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
By the way, what day is the wedding?
ところで、結婚式は何の日に行われるのでしょうか?
by the way
1. 基本情報と概要
単語(表現): by the way
品詞: 連結詞句(挿入句、文頭などで使われる表現)
意味(英語): incidentally, speaking of which
意味(日本語): 「ところで」「ちなみに」「ついでに言うと」などの意味で使われます。
会話の中で話題を変えたいときや、思い出したことを付け足すようなときに使われる、比較的カジュアルな表現です。
CEFRレベルの目安:B1(中級)
・A1(超初心者)レベルでも基本表現として知っている場合もありますが、自然な会話で使いこなすにはある程度の語彙力を必要とするため、ここではB1として提示します。
活用形・他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
「by the way」は古くは「旅や道の途中で思いついた話」を差し挟むようなニュアンスとされていました。現代では「話の途中で、ふと思い出したことを補足する」「話題を変えて付け加えたいことがある」というニュアンスが強いです。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
明確な反意語(「話を戻す」表現)はありませんが、話題に戻るときには
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「by the way」の詳細解説です。話題を変えたいときに気軽に使える表現なので、ぜひ日常会話から取り入れてみてください。
ところで, それはそうと
そう言えば
ちなみに
all but
all but
Explanation
...のほかは全員, ...のほかは全部 / ほとんど, おおむね / ...も同然で
【発音記号】ɔl bʌt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】*
【例文】
All but she sent him chocolates and flowers.
彼女以外はみんな彼にチョコレートと花を送った。
all but
以下では「all but」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
たとえば、
• “He all but forgot to lock the door.” → 「彼はほとんどドアの鍵をかけ忘れた(=かけ忘れる寸前だった)」
• “All but one of the students passed the exam.” → 「1人を除いて、全員が試験に合格した」
このフレーズは「ほとんど〜だよ」というニュアンスを強く含むか、「〜を除いてすべて」という意味をもつ、やや上級レベルの慣用表現です。
品詞
「all but」は連続した2語のイディオム・フレーズとして機能します。
「all」(形容詞/代名詞)+「but」(前置詞/接続詞)という組み合わせで、文中では副詞的あるいは形容詞的に働く場合が多いです。
活用形
「all but」はフレーズであるため、時制や人称などの活用はありません。
ただし、使い方としては下記のように続く語によって意訳が変わります。
他の品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが合わさって「すべてだが、しかし…」というニュアンスが生まれ、「ほとんど」「〜を除いて」という表現になります。
詳細な意味・使い分け
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
“all but”は“almost”“except for”両方の意味をカバーできるので、文脈に注意すれば強調的になるのが特徴です。
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
アクセント・強勢
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「all but」の詳細解説です。文脈次第で「ほとんど〜」にも「〜を除いてすべて」にもなるため、慣れるまで具体的な例文に触れて身につけるのがコツです。ぜひ活用してみてください。
think about
think about
Explanation
...のことをいろいろと考える / (人)のことを考慮する,配慮する
【発音記号】θɪŋk əˈbaʊt
『状況別頻出度』
【会話】* * *
【文章】* *
【学術】x
【例文】
I’m thinking about changing careers.
転職を考えています。
think about
以下では「think about」という表現について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「think about」は、自分の頭の中でアイデアや問題を整理したり、意見を固めるときに使われる、わりとカジュアルな表現です。日常会話からビジネスシーン、学術的な文章に至るまで幅広く使われます。
品詞と活用形
他の品詞になった場合の例
CEFRレベルの難易度目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
派生語や類縁語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例
イディオム
フォーマル / カジュアル
文法上のポイント
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的/フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「think about」の詳しい解説になります。日常的に使う頻度も高く、非常に汎用性の高い表現ですので、ぜひマスターしておくと便利です。
...のことをいろいろと考える
(人)のことを考慮する,配慮する
loading!!
頻出英熟語(PHRASEList)
単語から意味を推測しにくい、頻出の英熟語が学べます。
単語はわかるのに英文がわからない人のための頻出英熟語 650選【PHRASE List & PHaVE List】
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