準上級英文法問題(B2) - Unsolved
準上級レベルの英文法を学べる問題集です。解説画面で、英文に利用されている文法を詳しく説明しています。
- 形容詞(例:very hot など)
- 動詞(例:walk slowly など)
- 別の副詞(例:very slowly など)
- 文全体(例:Fortunately, we arrived on time. など)
- 文全体に対する話し手の気持ちや評価を表す際によく使われます。
- 例:
- Fortunately, no one was injured.
- Unfortunately, the concert has been canceled.
- Fortunately, no one was injured.
- 見方によっては「文全体」ではなく、文の中心部分を修飾すると考えられる場合。
- 一般動詞の前に置く例:
- We obviously need more time to finish.
- I honestly thought you already knew.
- We obviously need more time to finish.
- be動詞の後ろに置く例:
- She is obviously upset about the news.
- They are apparently moving to another city.
- She is obviously upset about the news.
- 動詞や文全体を後ろから修飾する場合に使われます。
- 例:
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
- He spoke frankly throughout the interview.
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
fortunately / unfortunately
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
- 例:Fortunately, the weather cleared up just in time.
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
clearly / obviously
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
- 例:He is obviously excited about the opportunity.
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
frankly
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
- 例:Frankly, I don’t think this plan will work.
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
hopefully
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
- 例:Hopefully, we’ll finish before the deadline.
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
surprisingly
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
- 例:Surprisingly, the test was much easier than I expected.
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
apparently
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 例:Apparently, he’s already left the party.
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 文頭に置くときは、話し手の「態度」や「主観」「話全体の判断」を強調することが多いです。
(例) 「Unfortunately, we have to cancel the meeting」→「残念ながら会議をキャンセルしなくてはならない」 - 動詞の直前や be動詞の直後に置くときは、文章の骨格を作る動詞を中心に、やや客観的または説明調で内容を補足する印象を与えます。
(例) 「We obviously need more information」→「私たちは明らかにもっと情報が必要だ」 - 文末に置くときは、意味としては文全体を修飾しますが、それまでの内容を「付け加えるように」説明し、余韻を残す効果があります。
(例) 「They solved the problem, fortunately」→「彼らは幸運にも問題を解決した」 Fortunately, the flight was on time.
- 文頭の fortunately は「幸運にも」と文全体を修飾しています。
She obviously loves painting.
- obviously が “loves painting” の部分(動詞)をはっきりさせるように修飾しています。
He is apparently very busy.
- apparently が be動詞の後で「見たところ忙しそうだ」というニュアンスを与えています。
We’ll finish the project on time, hopefully.
- 文末の hopefully は「そうなるといいんだけど」という希望を余韻として付け加えています。
- 副詞は文全体・動詞・形容詞・他の副詞を修飾する語で、位置は「文頭」「一般動詞の前/ be動詞の後」「文末」に置かれます。
- 特に fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently といった副詞は、「話し手の主観・感情や文全体の意味」を大きく修飾する役割が強いです。
- 置き位置によってニュアンスや強調点が変わるため、目的に合わせて位置を調整するのがポイントです。
- 形容詞(例:very hot など)
- 動詞(例:walk slowly など)
- 別の副詞(例:very slowly など)
- 文全体(例:Fortunately, we arrived on time. など)
- 文全体に対する話し手の気持ちや評価を表す際によく使われます。
- 例:
- Fortunately, no one was injured.
- Unfortunately, the concert has been canceled.
- Fortunately, no one was injured.
- 見方によっては「文全体」ではなく、文の中心部分を修飾すると考えられる場合。
- 一般動詞の前に置く例:
- We obviously need more time to finish.
- I honestly thought you already knew.
- We obviously need more time to finish.
- be動詞の後ろに置く例:
- She is obviously upset about the news.
- They are apparently moving to another city.
- She is obviously upset about the news.
- 動詞や文全体を後ろから修飾する場合に使われます。
- 例:
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
- He spoke frankly throughout the interview.
- They handled the situation remarkably well, fortunately.
fortunately / unfortunately
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
- 例:Fortunately, the weather cleared up just in time.
- 物事が「幸運にも」「不運にも」「残念ながら」といった形で進んだ・進むだろう、という話し手の感情や評価を表します。
clearly / obviously
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
- 例:He is obviously excited about the opportunity.
- 「明らかに」「はっきりと」という意味で使われ、話し手がその事柄を疑いなく確信しているニュアンスを与えます。
frankly
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
- 例:Frankly, I don’t think this plan will work.
- 「率直に言えば」「はっきり言うと」という意味で、遠慮せずに気持ちを述べるときに使われます。
hopefully
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
- 例:Hopefully, we’ll finish before the deadline.
- 「願わくば」「うまくいけば」という意味で、話し手の希望や期待を表します。
surprisingly
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
- 例:Surprisingly, the test was much easier than I expected.
- 「驚いたことに」という意味で、予想外の出来事や状況について話すときに使われます。
apparently
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 例:Apparently, he’s already left the party.
- 「見たところ〜のようだ」「どうやら〜らしい」という意味で、情報の真偽がはっきりしないがそう見受けられる、というときに使われます。
- 文頭に置くときは、話し手の「態度」や「主観」「話全体の判断」を強調することが多いです。
(例) 「Unfortunately, we have to cancel the meeting」→「残念ながら会議をキャンセルしなくてはならない」 - 動詞の直前や be動詞の直後に置くときは、文章の骨格を作る動詞を中心に、やや客観的または説明調で内容を補足する印象を与えます。
(例) 「We obviously need more information」→「私たちは明らかにもっと情報が必要だ」 - 文末に置くときは、意味としては文全体を修飾しますが、それまでの内容を「付け加えるように」説明し、余韻を残す効果があります。
(例) 「They solved the problem, fortunately」→「彼らは幸運にも問題を解決した」 Fortunately, the flight was on time.
- 文頭の fortunately は「幸運にも」と文全体を修飾しています。
She obviously loves painting.
- obviously が “loves painting” の部分(動詞)をはっきりさせるように修飾しています。
He is apparently very busy.
- apparently が be動詞の後で「見たところ忙しそうだ」というニュアンスを与えています。
We’ll finish the project on time, hopefully.
- 文末の hopefully は「そうなるといいんだけど」という希望を余韻として付け加えています。
- 副詞は文全体・動詞・形容詞・他の副詞を修飾する語で、位置は「文頭」「一般動詞の前/ be動詞の後」「文末」に置かれます。
- 特に fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently といった副詞は、「話し手の主観・感情や文全体の意味」を大きく修飾する役割が強いです。
- 置き位置によってニュアンスや強調点が変わるため、目的に合わせて位置を調整するのがポイントです。
- 「あえて~する、思い切って~する」という意味を表す。
- 主に否定文や疑問文で用いられることが多い。
- 助動詞として用いる場合、後ろにくる動詞は原形になる。
- 否定文では “dare not” の形をとることが多い。
- 例: “I dare not run.”(私はあえて走ろうとはしない)
- 動詞としては「~に挑む、~する勇気がある」という意味を表す。
- 動詞で用いる場合は、後ろに “to + 動詞の原形” が続くことが一般的。
- 例: “I don’t dare to run.”(走る勇気がない / あえて走ろうとはしない)
直後に “to” があるかどうか
- 助動詞として使う場合 → 直後は動詞の原形のみ。
- 動詞として使う場合 → “to + 動詞の原形” で用いられることが多い。
- 助動詞として使う場合 → 直後は動詞の原形のみ。
否定・疑問の形をとるとき
- 助動詞として使う “dare” は “dare not” / “Dare + 主語 + 動詞?” の形が可能。
- 例: “Dare we go?”(思い切って行くべきだろうか?)
- 例: “I dare not speak.”(あえて話さない)
- 例: “Dare we go?”(思い切って行くべきだろうか?)
- 動詞として使う “dare” は “do/does not dare to” / “Do/Does + 主語 + dare to + 動詞?” の形が一般的。
- 例: “I do not dare to speak.”
- 例: “Do you dare to jump?”(飛び降りる勇気はある?)
- 例: “I do not dare to speak.”
- 助動詞として使う “dare” は “dare not” / “Dare + 主語 + 動詞?” の形が可能。
日常的には、動詞 (本動詞) としての “dare” を使うほうが一般的
- 例: “I don’t dare to say that.”(そんなこと言う勇気はない)
- 助動詞 “dare” は否定や疑問で使われる場合が多く、やや文語的・形式的な響きがある。
- 例: “I don’t dare to say that.”(そんなこと言う勇気はない)
“How dare you …?” の表現
- 相手の行為に対して「よくもそんなことができるね?」と非難するときの決まり文句。
- 例: “How dare you speak to me like that?”(よくもそんな口の利き方ができるね?)
- この表現では “dare” は助動詞扱いになり、後ろの動詞は原形。
- 相手の行為に対して「よくもそんなことができるね?」と非難するときの決まり文句。
三人称単数形のとき
- 助動詞として使う場合は、三人称単数(he, she, itなど)のときでも “dare” は変化しない。
- 例: “He dare not go there.”
- 例: “He dare not go there.”
- 動詞(本動詞)として使う場合は、三人称単数では “dares” になり、否定は “does not dare to” となる。
- 例: “He does not dare to go there.”
- 助動詞として使う場合は、三人称単数(he, she, itなど)のときでも “dare” は変化しない。
助動詞としての例
- 肯定文(まれ): “I dare say you’re right.”(恐らく君が正しいと思う / 君が正しいと言ってはばからない)
- 否定文: “I dare not tell her the truth.”(あえて彼女に本当のことは言えない)
- 疑問文: “Dare we ask the boss?”(思い切って上司に聞いてみる?)
- 肯定文(まれ): “I dare say you’re right.”(恐らく君が正しいと思う / 君が正しいと言ってはばからない)
動詞(本動詞)としての例
- 肯定文: “I dare to dream big.”(大きな夢を持つ勇気がある)
- 否定文: “I don’t dare to speak in front of so many people.”(こんな大勢の人の前では話す勇気がない)
- 疑問文: “Do you dare to ask him for a favor?”(彼にお願いする勇気はある?)
- 肯定文: “I dare to dream big.”(大きな夢を持つ勇気がある)
- “dare” は助動詞としても動詞としても使われる。
- しばしば否定文や疑問文で使われ、「あえて~する・思い切って~する」といった意味を伝える。
- 助動詞 “dare” は古風・形式的なニュアンスを帯びることが多いが、日常会話で定型表現として残る形もある(“How dare you?” など)。
- 見分けるポイントは、直後の動詞に “to” があるかどうかと、否定・疑問文での形に注目すること。
- 「あえて~する、思い切って~する」という意味を表す。
- 主に否定文や疑問文で用いられることが多い。
- 助動詞として用いる場合、後ろにくる動詞は原形になる。
- 否定文では “dare not” の形をとることが多い。
- 例: “I dare not run.”(私はあえて走ろうとはしない)
- 動詞としては「~に挑む、~する勇気がある」という意味を表す。
- 動詞で用いる場合は、後ろに “to + 動詞の原形” が続くことが一般的。
- 例: “I don’t dare to run.”(走る勇気がない / あえて走ろうとはしない)
直後に “to” があるかどうか
- 助動詞として使う場合 → 直後は動詞の原形のみ。
- 動詞として使う場合 → “to + 動詞の原形” で用いられることが多い。
- 助動詞として使う場合 → 直後は動詞の原形のみ。
否定・疑問の形をとるとき
- 助動詞として使う “dare” は “dare not” / “Dare + 主語 + 動詞?” の形が可能。
- 例: “Dare we go?”(思い切って行くべきだろうか?)
- 例: “I dare not speak.”(あえて話さない)
- 例: “Dare we go?”(思い切って行くべきだろうか?)
- 動詞として使う “dare” は “do/does not dare to” / “Do/Does + 主語 + dare to + 動詞?” の形が一般的。
- 例: “I do not dare to speak.”
- 例: “Do you dare to jump?”(飛び降りる勇気はある?)
- 例: “I do not dare to speak.”
- 助動詞として使う “dare” は “dare not” / “Dare + 主語 + 動詞?” の形が可能。
日常的には、動詞 (本動詞) としての “dare” を使うほうが一般的
- 例: “I don’t dare to say that.”(そんなこと言う勇気はない)
- 助動詞 “dare” は否定や疑問で使われる場合が多く、やや文語的・形式的な響きがある。
- 例: “I don’t dare to say that.”(そんなこと言う勇気はない)
“How dare you …?” の表現
- 相手の行為に対して「よくもそんなことができるね?」と非難するときの決まり文句。
- 例: “How dare you speak to me like that?”(よくもそんな口の利き方ができるね?)
- この表現では “dare” は助動詞扱いになり、後ろの動詞は原形。
- 相手の行為に対して「よくもそんなことができるね?」と非難するときの決まり文句。
三人称単数形のとき
- 助動詞として使う場合は、三人称単数(he, she, itなど)のときでも “dare” は変化しない。
- 例: “He dare not go there.”
- 例: “He dare not go there.”
- 動詞(本動詞)として使う場合は、三人称単数では “dares” になり、否定は “does not dare to” となる。
- 例: “He does not dare to go there.”
- 助動詞として使う場合は、三人称単数(he, she, itなど)のときでも “dare” は変化しない。
助動詞としての例
- 肯定文(まれ): “I dare say you’re right.”(恐らく君が正しいと思う / 君が正しいと言ってはばからない)
- 否定文: “I dare not tell her the truth.”(あえて彼女に本当のことは言えない)
- 疑問文: “Dare we ask the boss?”(思い切って上司に聞いてみる?)
- 肯定文(まれ): “I dare say you’re right.”(恐らく君が正しいと思う / 君が正しいと言ってはばからない)
動詞(本動詞)としての例
- 肯定文: “I dare to dream big.”(大きな夢を持つ勇気がある)
- 否定文: “I don’t dare to speak in front of so many people.”(こんな大勢の人の前では話す勇気がない)
- 疑問文: “Do you dare to ask him for a favor?”(彼にお願いする勇気はある?)
- 肯定文: “I dare to dream big.”(大きな夢を持つ勇気がある)
- “dare” は助動詞としても動詞としても使われる。
- しばしば否定文や疑問文で使われ、「あえて~する・思い切って~する」といった意味を伝える。
- 助動詞 “dare” は古風・形式的なニュアンスを帯びることが多いが、日常会話で定型表現として残る形もある(“How dare you?” など)。
- 見分けるポイントは、直後の動詞に “to” があるかどうかと、否定・疑問文での形に注目すること。
- as if / as though は「まるで~である(あった)かのように」といった意味をもつ接続詞で、副詞節を導きます。
- 話し手が「実際にはそうではない」「真実だとは思えない」と考えている内容を表現するときに、仮定法 を用いるのが特徴です。
- He talks as if he knew everything.
→「まるで何でも知っているかのように彼は話す」
(実際は何でも知っているわけではないと、話し手は思っている) 仮定法過去 (過去形を使う形)
- 「まるで~であるかのように」という意味を表し、現在の事実とは異なる(反する)様子を示します。
- 主に “be動詞” の場合は were を使うのが典型ですが、口語では was も用いられることがあります。
仮定法過去完了 (had + 過去分詞を使う形)
- 「まるで~であったかのように」という意味を表し、過去の事実とは異なる(反する)様子を示します。
- 「今より前の時点で実際にはそうではなかった」ことを表すため、過去完了形 (had + 過去分詞) が使われます。
- 例:
He looked as if he had seen a ghost.
→「まるで幽霊でも見たかのような顔をしていた」
- 主節「He looked(彼は~のように見えた)」は過去の出来事。
- as if 節「he had seen a ghost」は、それよりも前に「実際には見なかった(はず)の出来事」を仮定している。
- 主節「He looked(彼は~のように見えた)」は過去の出来事。
- as if / as though は「まるで~である(あった)かのように」という意味で、副詞節を導く。
- 現在の事実とは異なる様子を表現するときは 仮定法過去 を使う。
- 例: She behaves as if she were a queen.
- 例: She behaves as if she were a queen.
- 過去の事実とは異なる様子を表現するときは 仮定法過去完了 を使う。
- 例: He looked as if he had won the lottery.
- 例: He looked as if he had won the lottery.
- 〈SV + as if + 仮定法過去完了〉 の形では、主節が示す時より前の時点における、実際には起こらなかったであろう事柄を表す。
- as if / as though は「まるで~である(あった)かのように」といった意味をもつ接続詞で、副詞節を導きます。
- 話し手が「実際にはそうではない」「真実だとは思えない」と考えている内容を表現するときに、仮定法 を用いるのが特徴です。
- He talks as if he knew everything.
→「まるで何でも知っているかのように彼は話す」
(実際は何でも知っているわけではないと、話し手は思っている) 仮定法過去 (過去形を使う形)
- 「まるで~であるかのように」という意味を表し、現在の事実とは異なる(反する)様子を示します。
- 主に “be動詞” の場合は were を使うのが典型ですが、口語では was も用いられることがあります。
仮定法過去完了 (had + 過去分詞を使う形)
- 「まるで~であったかのように」という意味を表し、過去の事実とは異なる(反する)様子を示します。
- 「今より前の時点で実際にはそうではなかった」ことを表すため、過去完了形 (had + 過去分詞) が使われます。
- 例:
He looked as if he had seen a ghost.
→「まるで幽霊でも見たかのような顔をしていた」
- 主節「He looked(彼は~のように見えた)」は過去の出来事。
- as if 節「he had seen a ghost」は、それよりも前に「実際には見なかった(はず)の出来事」を仮定している。
- 主節「He looked(彼は~のように見えた)」は過去の出来事。
- as if / as though は「まるで~である(あった)かのように」という意味で、副詞節を導く。
- 現在の事実とは異なる様子を表現するときは 仮定法過去 を使う。
- 例: She behaves as if she were a queen.
- 例: She behaves as if she were a queen.
- 過去の事実とは異なる様子を表現するときは 仮定法過去完了 を使う。
- 例: He looked as if he had won the lottery.
- 例: He looked as if he had won the lottery.
- 〈SV + as if + 仮定法過去完了〉 の形では、主節が示す時より前の時点における、実際には起こらなかったであろう事柄を表す。
I saw him leave the house.
(私は、彼がその家を出るのを見ました。)I heard her sing the song.
(私は、彼女がその歌を歌うのを聞きました。)I felt something touch my shoulder.
(私は、何かが私の肩に触れるのを感じました。)- 知覚動詞 “see / hear / feel” を使うと、「目で見た」「音として聞いた」「身体や感覚で感じた」という直接的な認識を表すことができます。
- 後ろに置く動詞は、進行形 “-ing” ではなく原形のままにします。これにより、「ある一瞬、またははっきりと区切られた行為全体を知覚した」というニュアンスが強調されます。
- I saw him enter the room. → 彼が部屋に入る瞬間・行為全体を(外から)見た
- I heard the baby cry. → 赤ちゃんが泣くのを聞いた(泣いているという行為の始まりや全体を聞いた)
- I saw him running in the park.
(私は、彼が公園で走っているところを見ました。)
⇒ 走っている途中の様子を見た、進行中のアクションに焦点が当たっている。 - I saw him run in the park.
(私は、彼が公園を走るのを見ました。)
⇒ 彼が走り始めてから終わるまで、あるいは一連の動きを捉えた感じが強い。 - see: (視覚的に) 見る
- watch: (注意して) 見る
- hear: (聴覚的に) 聞く
- feel: (触覚・五感で) 感じる
- notice: (気づく)
- observe: (観察する)
- 「原形不定詞」は to を伴わない動詞の原形です。
- 知覚動詞には “-ing” 形を取る使い方もありますが、ニュアンスが変わります。
- 受動態では “原形不定詞” が “to 不定詞” に変わることがあります。
- 例: He was seen to enter the building.(彼がビルに入るところを見られた)
- 例: He was seen to enter the building.(彼がビルに入るところを見られた)
- 「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞」は日常会話でもよく登場する重要な文法パターンです。
I saw him leave the house.
(私は、彼がその家を出るのを見ました。)I heard her sing the song.
(私は、彼女がその歌を歌うのを聞きました。)I felt something touch my shoulder.
(私は、何かが私の肩に触れるのを感じました。)- 知覚動詞 “see / hear / feel” を使うと、「目で見た」「音として聞いた」「身体や感覚で感じた」という直接的な認識を表すことができます。
- 後ろに置く動詞は、進行形 “-ing” ではなく原形のままにします。これにより、「ある一瞬、またははっきりと区切られた行為全体を知覚した」というニュアンスが強調されます。
- I saw him enter the room. → 彼が部屋に入る瞬間・行為全体を(外から)見た
- I heard the baby cry. → 赤ちゃんが泣くのを聞いた(泣いているという行為の始まりや全体を聞いた)
- I saw him running in the park.
(私は、彼が公園で走っているところを見ました。)
⇒ 走っている途中の様子を見た、進行中のアクションに焦点が当たっている。 - I saw him run in the park.
(私は、彼が公園を走るのを見ました。)
⇒ 彼が走り始めてから終わるまで、あるいは一連の動きを捉えた感じが強い。 - see: (視覚的に) 見る
- watch: (注意して) 見る
- hear: (聴覚的に) 聞く
- feel: (触覚・五感で) 感じる
- notice: (気づく)
- observe: (観察する)
- 「原形不定詞」は to を伴わない動詞の原形です。
- 知覚動詞には “-ing” 形を取る使い方もありますが、ニュアンスが変わります。
- 受動態では “原形不定詞” が “to 不定詞” に変わることがあります。
- 例: He was seen to enter the building.(彼がビルに入るところを見られた)
- 例: He was seen to enter the building.(彼がビルに入るところを見られた)
- 「知覚動詞 + 目的語 + 原形不定詞」は日常会話でもよく登場する重要な文法パターンです。
- 所有格(my, his, her, John’s など)
- 目的格(me, him, her, John など)
- 例: It is necessary for me to study English.
(私が英語を勉強することは必要です。) - 例: I am grateful for your helping me.
(あなたが私を助けてくれることに感謝します。)
→ your が「助ける」という動作の意味上の主語を示している。 I am sure of passing the entrance exam.
(私は入試に合格することを確信しています。)- 文の主語は「I」。動名詞 passing の意味上の主語も「I」です。
- 所有格は使われていませんが、同じ人が主語かつ動名詞の意味上の主語であるためです。
I am sure of his passing the entrance exam.
(私は、彼が入試に合格すると確信しています。)- この場合、動名詞 passing に対する「意味上の主語」は his(=彼)になります。
- もし口語で言う場合には、I am sure of him passing the entrance exam. と言うこともありますが、正式には所有格(his)が好まれます。
- この場合、動名詞 passing に対する「意味上の主語」は his(=彼)になります。
My mother insisted on my taking medicine.
(母は私が薬を飲むよう強く主張した。)- taking の意味上の主語は「my」(私の) です。こちらも口語では “on me taking medicine” と言う場合がある一方、文法書などでは所有格(my)が推奨されます。
I appreciate your coming today.
(今日は来てくれてありがとう。)- appreciate の目的語として “your coming” が使われており、coming(来る)という動名詞の意味上の主語は “your” です。
- 動名詞における「動作主(意味上の主語)」を明示したい場合は、所有格か目的格を使う。
- 不定詞の「意味上の主語」は「for + 人」で示されることが多い。
- 所有格を使うのが一番正式な表現と言われるが、会話では目的格も広く使われる。
- 自分の書きたい文がフォーマルな文かカジュアルな文かによって、所有格と目的格を使い分けるとよい。
- I am sure of his passing the test. (フォーマル)
- I am sure of him passing the test. (ややカジュアル)
- 所有格(my, his, her, John’s など)
- 目的格(me, him, her, John など)
- 例: It is necessary for me to study English.
(私が英語を勉強することは必要です。) - 例: I am grateful for your helping me.
(あなたが私を助けてくれることに感謝します。)
→ your が「助ける」という動作の意味上の主語を示している。 I am sure of passing the entrance exam.
(私は入試に合格することを確信しています。)- 文の主語は「I」。動名詞 passing の意味上の主語も「I」です。
- 所有格は使われていませんが、同じ人が主語かつ動名詞の意味上の主語であるためです。
I am sure of his passing the entrance exam.
(私は、彼が入試に合格すると確信しています。)- この場合、動名詞 passing に対する「意味上の主語」は his(=彼)になります。
- もし口語で言う場合には、I am sure of him passing the entrance exam. と言うこともありますが、正式には所有格(his)が好まれます。
- この場合、動名詞 passing に対する「意味上の主語」は his(=彼)になります。
My mother insisted on my taking medicine.
(母は私が薬を飲むよう強く主張した。)- taking の意味上の主語は「my」(私の) です。こちらも口語では “on me taking medicine” と言う場合がある一方、文法書などでは所有格(my)が推奨されます。
I appreciate your coming today.
(今日は来てくれてありがとう。)- appreciate の目的語として “your coming” が使われており、coming(来る)という動名詞の意味上の主語は “your” です。
- 動名詞における「動作主(意味上の主語)」を明示したい場合は、所有格か目的格を使う。
- 不定詞の「意味上の主語」は「for + 人」で示されることが多い。
- 所有格を使うのが一番正式な表現と言われるが、会話では目的格も広く使われる。
- 自分の書きたい文がフォーマルな文かカジュアルな文かによって、所有格と目的格を使い分けるとよい。
- I am sure of his passing the test. (フォーマル)
- I am sure of him passing the test. (ややカジュアル)
- 文章が長くなり、分かりにくくなるのを避けるため
- 動詞と目的語の間がスッキリ見え、英文を読みやすく聞きやすくするため
- I found it difficult to read the French book.
- 「そのフランス語の本を読むことが難しいと分かった」
- 主語(S): I
- 動詞(V): found
- 形式目的語(O): it
- 補語(C): difficult
- 真の目的語 → to 不定詞部分: (to read the French book)
- I think it necessary to study English every day.
- (毎日英語を勉強することが必要だと思う)
- (毎日英語を勉強することが必要だと思う)
- We made it clear to invite all members to the party.
- (私たちは全メンバーをパーティーに招待することをはっきりと決めた)
- (私たちは全メンバーをパーティーに招待することをはっきりと決めた)
- They considered it rude to talk loudly in the library.
- (彼らは図書館で大声で話すのは失礼だと考えた)
- 「形式目的語 it」は、後ろに続く“長い目的語”を先に「it」として受け、その後に to 不定詞で“真の目的語”を表す便利な構文です。
- 文をすっきりさせ、読みやすく、自然な英語にするためによく使われます。
- 文章が長くなり、分かりにくくなるのを避けるため
- 動詞と目的語の間がスッキリ見え、英文を読みやすく聞きやすくするため
- I found it difficult to read the French book.
- 「そのフランス語の本を読むことが難しいと分かった」
- 主語(S): I
- 動詞(V): found
- 形式目的語(O): it
- 補語(C): difficult
- 真の目的語 → to 不定詞部分: (to read the French book)
- I think it necessary to study English every day.
- (毎日英語を勉強することが必要だと思う)
- (毎日英語を勉強することが必要だと思う)
- We made it clear to invite all members to the party.
- (私たちは全メンバーをパーティーに招待することをはっきりと決めた)
- (私たちは全メンバーをパーティーに招待することをはっきりと決めた)
- They considered it rude to talk loudly in the library.
- (彼らは図書館で大声で話すのは失礼だと考えた)
- 「形式目的語 it」は、後ろに続く“長い目的語”を先に「it」として受け、その後に to 不定詞で“真の目的語”を表す便利な構文です。
- 文をすっきりさせ、読みやすく、自然な英語にするためによく使われます。
- “As I was walking down the street, I found a nice café.”
- “Walking down the street, I found a nice café.”
省略されている主語に注意
分詞構文の主語は、基本的に主節(メインの節)の主語と同じだと考えられます。上の例では “this book” が主節の主語でもあるため、分詞構文では省略して “Written in French” と書き出せます。受動態や完了した動作・状態を表す
過去分詞を用いると、受動態が表せます(例:「書かれている」「作られている」「壊れている」など)。また、完了した状態も表せるので、「すでに○○されている」というイメージもあります。意味上の接続詞が省略される
原文で “As 〜” や “Because 〜”などの理由を示す接続詞があった場合でも、過去分詞構文を使うと接続詞を省略して表現できます。日本語訳で「〜なので」「〜だから」と解釈される場面が多いですが、文脈によって「〜されているので」「〜された結果、〜した」などのニュアンスになります。書き換えられるかを確認する
もとの文で「(理由・時・条件・譲歩 などを示す)接続詞 + 主語 + 動詞」の形がある場合、分詞構文に置き換えが可能かを考えます。その際、主節の主語と分詞構文の主語が同じであることが条件です。正しい分詞形を選ぶ
- 現在分詞(-ing 形):主語が能動的に何かをしているイメージ。
- 過去分詞(-ed 形など):主語が何かをされている(受動)、もしくはすでに完了した状態のイメージ。
- 現在分詞(-ing 形):主語が能動的に何かをしているイメージ。
省略できるものは省略する
同じ主語が重複している場合や、接続詞の意味が明白な場合はできるだけ省いて簡潔な文にします。“Built in 1890, this building is a historical landmark.”
→ “Because this building was built in 1890, it is a historical landmark.”
もとの文では “Because this building was built in 1890” となっていますが、過去分詞 “Built in 1890” を文頭に置いて表現しています。“Exhausted by the long journey, he went straight to bed.”
→ “Because he was exhausted by the long journey, he went straight to bed.”- “As I was walking down the street, I found a nice café.”
- “Walking down the street, I found a nice café.”
省略されている主語に注意
分詞構文の主語は、基本的に主節(メインの節)の主語と同じだと考えられます。上の例では “this book” が主節の主語でもあるため、分詞構文では省略して “Written in French” と書き出せます。受動態や完了した動作・状態を表す
過去分詞を用いると、受動態が表せます(例:「書かれている」「作られている」「壊れている」など)。また、完了した状態も表せるので、「すでに○○されている」というイメージもあります。意味上の接続詞が省略される
原文で “As 〜” や “Because 〜”などの理由を示す接続詞があった場合でも、過去分詞構文を使うと接続詞を省略して表現できます。日本語訳で「〜なので」「〜だから」と解釈される場面が多いですが、文脈によって「〜されているので」「〜された結果、〜した」などのニュアンスになります。書き換えられるかを確認する
もとの文で「(理由・時・条件・譲歩 などを示す)接続詞 + 主語 + 動詞」の形がある場合、分詞構文に置き換えが可能かを考えます。その際、主節の主語と分詞構文の主語が同じであることが条件です。正しい分詞形を選ぶ
- 現在分詞(-ing 形):主語が能動的に何かをしているイメージ。
- 過去分詞(-ed 形など):主語が何かをされている(受動)、もしくはすでに完了した状態のイメージ。
- 現在分詞(-ing 形):主語が能動的に何かをしているイメージ。
省略できるものは省略する
同じ主語が重複している場合や、接続詞の意味が明白な場合はできるだけ省いて簡潔な文にします。“Built in 1890, this building is a historical landmark.”
→ “Because this building was built in 1890, it is a historical landmark.”
もとの文では “Because this building was built in 1890” となっていますが、過去分詞 “Built in 1890” を文頭に置いて表現しています。“Exhausted by the long journey, he went straight to bed.”
→ “Because he was exhausted by the long journey, he went straight to bed.”- if it were not for ~
- 元の形をそのまま使うパターン。
- Without + 名詞
- 「~がなければ」というニュアンスを短い表現で表すことができる。
- 例: Without your help, I wouldn’t have succeeded.
- 「~がなければ」というニュアンスを短い表現で表すことができる。
- But for + 名詞
- 「もし~がなければ」「もし~がなかったら」という意味で使える。
- 例: But for your support, I would have given up.
- 「もし~がなければ」「もし~がなかったら」という意味で使える。
- were it not for ~ は、主に「もし~がなければ」という意味で、if it were not for ~ から if を省略して倒置させた仮定法過去の表現。
- 「仮定法過去」だからといって常に過去の話をしているわけではなく、“現実と異なる仮定”を表すために過去形を用いる。
- Without ~ や But for ~ でも言い換えが可能で、いずれも条件がなければ実現しない、という仮定を表す。
- 文脈次第で「現在または過去に~がなければどうなっていたか」を示すことができ、その場合は助動詞の形(would/could + have + 過去分詞 など)を調整して使う。
- if it were not for ~
- 元の形をそのまま使うパターン。
- Without + 名詞
- 「~がなければ」というニュアンスを短い表現で表すことができる。
- 例: Without your help, I wouldn’t have succeeded.
- 「~がなければ」というニュアンスを短い表現で表すことができる。
- But for + 名詞
- 「もし~がなければ」「もし~がなかったら」という意味で使える。
- 例: But for your support, I would have given up.
- 「もし~がなければ」「もし~がなかったら」という意味で使える。
- were it not for ~ は、主に「もし~がなければ」という意味で、if it were not for ~ から if を省略して倒置させた仮定法過去の表現。
- 「仮定法過去」だからといって常に過去の話をしているわけではなく、“現実と異なる仮定”を表すために過去形を用いる。
- Without ~ や But for ~ でも言い換えが可能で、いずれも条件がなければ実現しない、という仮定を表す。
- 文脈次第で「現在または過去に~がなければどうなっていたか」を示すことができ、その場合は助動詞の形(would/could + have + 過去分詞 など)を調整して使う。
Without 名詞
例: “Without your visit, I would be bored.”
(あなたの訪問がなければ、私は退屈しているだろう)But for 名詞
例: “But for his advice, we would be lost.”
(彼のアドバイスがなければ、私たちは途方に暮れているだろう)現在の仮定: “If it were not for his support, I would give up.”
(もし彼の支えがなければ、私は諦めているだろう)過去の仮定: “If it had not been for his support, I would have given up.”
(もし彼の支えがなかったら、私は諦めていただろう)仮定法過去を使う理由
- 現在の事実とは異なることを仮に想定するため。
- 「If it were not for…」の “were” は、文法上の慣用であり、3人称単数(he, she, it)でも “were” が使われます。日常会話では “was” が使われることもありますが、正式には “were” が一般的です。
- 現在の事実とは異なることを仮に想定するため。
“Without …” や “But for …” との置き換え
- 意味がほぼ同じで、文体や好みによって使い分けることができます。
- 「If it were not for…」のように文頭で仮定を提示しやすいのが利点ですが、文章の流れに応じて “Without…” や “But for…” に置き換えると簡潔になることもあります。
- 意味がほぼ同じで、文体や好みによって使い分けることができます。
過去形の表現
- 過去における仮定の場合は “If it had not been for…” を使い、結果の部分も “would have + 過去分詞” で表します。
- 例: “If it had not been for his advice, we would have made a big mistake.”
(もし彼のアドバイスがなかったら、大きな間違いをしていただろう)
- 過去における仮定の場合は “If it had not been for…” を使い、結果の部分も “would have + 過去分詞” で表します。
“If it were not for my phone, I would miss all important messages.”
(もし携帯電話がなければ、重要なメッセージを見逃してしまうだろう)“If it were not for those volunteers, the event would fail.”
(もしあのボランティアの方々がいなければ、そのイベントは失敗するだろう)“Without sunlight, we couldn’t live on Earth.”
(太陽光がなければ、私たちは地球上で生きられないだろう)“But for your advice, I wouldn’t be here now.”
(あなたのアドバイスがなかったら、私は今ここにいないでしょう)“If it had not been for your help, I would have given up a long time ago.”
(もしあなたの助けがなかったら、ずっと前に諦めていたでしょう)- If it were not for 名詞: 「もし〜がなければ」と、現在の事実とは異なる状況を仮定する表現
- 主に仮定法過去を用い、結果の部分は “would + 動詞の原形” で表す
- 「Without 名詞」や「But for 名詞」でも同じ意味を表せる
- 過去の状況を仮定するときは “If it had not been for…” に変形して “would have + 過去分詞” を使う
Without 名詞
例: “Without your visit, I would be bored.”
(あなたの訪問がなければ、私は退屈しているだろう)But for 名詞
例: “But for his advice, we would be lost.”
(彼のアドバイスがなければ、私たちは途方に暮れているだろう)現在の仮定: “If it were not for his support, I would give up.”
(もし彼の支えがなければ、私は諦めているだろう)過去の仮定: “If it had not been for his support, I would have given up.”
(もし彼の支えがなかったら、私は諦めていただろう)仮定法過去を使う理由
- 現在の事実とは異なることを仮に想定するため。
- 「If it were not for…」の “were” は、文法上の慣用であり、3人称単数(he, she, it)でも “were” が使われます。日常会話では “was” が使われることもありますが、正式には “were” が一般的です。
- 現在の事実とは異なることを仮に想定するため。
“Without …” や “But for …” との置き換え
- 意味がほぼ同じで、文体や好みによって使い分けることができます。
- 「If it were not for…」のように文頭で仮定を提示しやすいのが利点ですが、文章の流れに応じて “Without…” や “But for…” に置き換えると簡潔になることもあります。
- 意味がほぼ同じで、文体や好みによって使い分けることができます。
過去形の表現
- 過去における仮定の場合は “If it had not been for…” を使い、結果の部分も “would have + 過去分詞” で表します。
- 例: “If it had not been for his advice, we would have made a big mistake.”
(もし彼のアドバイスがなかったら、大きな間違いをしていただろう)
- 過去における仮定の場合は “If it had not been for…” を使い、結果の部分も “would have + 過去分詞” で表します。
“If it were not for my phone, I would miss all important messages.”
(もし携帯電話がなければ、重要なメッセージを見逃してしまうだろう)“If it were not for those volunteers, the event would fail.”
(もしあのボランティアの方々がいなければ、そのイベントは失敗するだろう)“Without sunlight, we couldn’t live on Earth.”
(太陽光がなければ、私たちは地球上で生きられないだろう)“But for your advice, I wouldn’t be here now.”
(あなたのアドバイスがなかったら、私は今ここにいないでしょう)“If it had not been for your help, I would have given up a long time ago.”
(もしあなたの助けがなかったら、ずっと前に諦めていたでしょう)- If it were not for 名詞: 「もし〜がなければ」と、現在の事実とは異なる状況を仮定する表現
- 主に仮定法過去を用い、結果の部分は “would + 動詞の原形” で表す
- 「Without 名詞」や「But for 名詞」でも同じ意味を表せる
- 過去の状況を仮定するときは “If it had not been for…” に変形して “would have + 過去分詞” を使う
- must have + 過去分詞
- cannot have + 過去分詞
- should have + 過去分詞
- may (might) have + 過去分詞 など
- 例文:
- She must have forgotten the meeting.
- 「彼女はそのミーティングを忘れていたに違いない。」
- He must have worked all night.
- 「彼は徹夜で仕事をしたに違いない。」
- She must have forgotten the meeting.
- 例文:
- They can’t have left already.
- 「彼らがもう出発したはずがない。」
- She cannot have made such a mistake.
- 「彼女がそんなミスをしたはずがない。」
- They can’t have left already.
- 例文:
- I should have studied harder.
- 「もっと一生懸命勉強すべきだったのに(しなかった)。」
- You should have called me earlier.
- 「もっと早く電話をくれるべきだったのに(してくれなかった)。」
- I should have studied harder.
- 例文:
- He may have taken the wrong train.
- 「彼は違う電車に乗ってしまったかもしれない。」
- She might have seen me, but I’m not sure.
- 「彼女は私を見かけたかもしれないけど、よくわからない。」
- He may have taken the wrong train.
- 助動詞 + have + 過去分詞は、現在の視点から過去の出来事を振り返る表現。
- must, cannot, should, may (might)などを組み合わせることで、強い確信や否定、後悔、推量といった多様なニュアンスを表現できる。
- 実際に会話や文章を書くときは、前後の文脈や話し手の気持ちを考慮して、どの助動詞を使うかを判断するとよい。
- must have + 過去分詞
- cannot have + 過去分詞
- should have + 過去分詞
- may (might) have + 過去分詞 など
- 例文:
- She must have forgotten the meeting.
- 「彼女はそのミーティングを忘れていたに違いない。」
- He must have worked all night.
- 「彼は徹夜で仕事をしたに違いない。」
- She must have forgotten the meeting.
- 例文:
- They can’t have left already.
- 「彼らがもう出発したはずがない。」
- She cannot have made such a mistake.
- 「彼女がそんなミスをしたはずがない。」
- They can’t have left already.
- 例文:
- I should have studied harder.
- 「もっと一生懸命勉強すべきだったのに(しなかった)。」
- You should have called me earlier.
- 「もっと早く電話をくれるべきだったのに(してくれなかった)。」
- I should have studied harder.
- 例文:
- He may have taken the wrong train.
- 「彼は違う電車に乗ってしまったかもしれない。」
- She might have seen me, but I’m not sure.
- 「彼女は私を見かけたかもしれないけど、よくわからない。」
- He may have taken the wrong train.
- 助動詞 + have + 過去分詞は、現在の視点から過去の出来事を振り返る表現。
- must, cannot, should, may (might)などを組み合わせることで、強い確信や否定、後悔、推量といった多様なニュアンスを表現できる。
- 実際に会話や文章を書くときは、前後の文脈や話し手の気持ちを考慮して、どの助動詞を使うかを判断するとよい。
He is apparently a pianist.
Hint
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
さまざまな副詞
(Tap or Enter key)
彼は一見ピアニストらしい。
彼は一見ピアニストらしい。
彼は一見ピアニストらしい。
Explanation
彼は一見ピアニストらしい。
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
副詞の役割と位置について
英語の副詞(adverb)は、主に次のような要素を修飾する働きを持ちます。
今回取りあげる fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently などは、特に文全体の意味や話し手の主観・感情を修飾することが多い副詞として知られています。このような副詞は「文副詞 (sentence adverb)」と呼ばれることもあります。
1. 置き位置の一般的なパターン
(1) 文頭に置く
(2) 一般動詞の前、または be動詞の後ろに置く
(3) 文末に置く
2. それぞれの副詞のニュアンス
3. 使い分けのポイント
4. 例文と解説
まとめ
これらを押さえることで、英語の文章をより自然かつ的確に書き、話し手の意図や感情を的確に伝えることができるようになります。
fortunately/unfortunately/clearly/frankly/hopefully/obviously/surprisingly/apparently/etc.
さまざまな副詞
副詞の役割と位置について
英語の副詞(adverb)は、主に次のような要素を修飾する働きを持ちます。
今回取りあげる fortunately, unfortunately, clearly, frankly, hopefully, obviously, surprisingly, apparently などは、特に文全体の意味や話し手の主観・感情を修飾することが多い副詞として知られています。このような副詞は「文副詞 (sentence adverb)」と呼ばれることもあります。
1. 置き位置の一般的なパターン
(1) 文頭に置く
(2) 一般動詞の前、または be動詞の後ろに置く
(3) 文末に置く
2. それぞれの副詞のニュアンス
3. 使い分けのポイント
4. 例文と解説
まとめ
これらを押さえることで、英語の文章をより自然かつ的確に書き、話し手の意図や感情を的確に伝えることができるようになります。
I dare not say that I am the best candidate for this job.
Hint
助動詞: dare (to)
「あえて~する」「~する勇気がある」
(Tap or Enter key)
私がこの仕事に最適な候補者であるとは、言う気にはなれません。
私がこの仕事に最適な候補者であるとは、言う気にはなれません。
私がこの仕事に最適な候補者であるとは、言う気にはなれません。
Explanation
私がこの仕事に最適な候補者であるとは、言う気にはなれません。
助動詞: dare (to)
以下の解説は、助動詞・動詞の両方で使われる “dare” について、より詳しく、わかりやすくまとめたものです。
1. 助動詞 “dare” とは?
英語で “dare” は、「あえて~する」「思い切って~する」という意味を持ちます。
“dare” には助動詞の用法と、動詞(本動詞)の用法があります。
助動詞としての用法
動詞(本動詞)としての用法
2. 助動詞 “dare” と動詞 “dare” の見分け方
3. “dare” の使い分けポイント
4. 例文まとめ
まとめ
以上を押さえておけば、助動詞としても動詞としても使われる “dare” を正しく使い分けられるようになります。
助動詞: dare (to)
「あえて~する」「~する勇気がある」
以下の解説は、助動詞・動詞の両方で使われる “dare” について、より詳しく、わかりやすくまとめたものです。
1. 助動詞 “dare” とは?
英語で “dare” は、「あえて~する」「思い切って~する」という意味を持ちます。
“dare” には助動詞の用法と、動詞(本動詞)の用法があります。
助動詞としての用法
動詞(本動詞)としての用法
2. 助動詞 “dare” と動詞 “dare” の見分け方
3. “dare” の使い分けポイント
4. 例文まとめ
まとめ
以上を押さえておけば、助動詞としても動詞としても使われる “dare” を正しく使い分けられるようになります。
He behaves as if he had visited London.
Hint
as if/as though + 仮定法過去完了
「まるで~だったかのような」を表す
(Tap or Enter key)
彼はロンドンへ行ったことがあるかのようなふりをする。
彼はロンドンへ行ったことがあるかのようなふりをする。
彼はロンドンへ行ったことがあるかのようなふりをする。
Explanation
彼はロンドンへ行ったことがあるかのようなふりをする。
as if/as though + 仮定法過去完了
以下では、as if / as though + 仮定法過去完了 について、より詳しく、わかりやすく解説します。
1. as if / as though の基本的な働き
例
2. 仮定法過去と仮定法過去完了との使い分け
as if / as though が導く節で仮定法を使うときは、大きく分けて次の2種類があります。
3. 仮定法過去完了を使う理由:過去の事柄への言及
「過去の出来事」を「まるで~であったかのように」と述べたい場合、as if / as though + 仮定法過去完了 を使います。これは、主節の示す時点よりも「さらに前」に起こった(はずの)出来事を仮定しているからです。
このように、過去の時点に遡って「本当は起きていない(と話し手が考えている)」事柄を表すために、仮定法過去完了 を用います。
4. まとめ
以上を踏まえて、as if / as though + 仮定法過去完了 は、「過去に起こったかのように見える(または思わせる)けれど、実際にはそうではなかった」と言いたいときに使う、という点を押さえておきましょう。
as if/as though + 仮定法過去完了
「まるで~だったかのような」を表す
以下では、as if / as though + 仮定法過去完了 について、より詳しく、わかりやすく解説します。
1. as if / as though の基本的な働き
例
2. 仮定法過去と仮定法過去完了との使い分け
as if / as though が導く節で仮定法を使うときは、大きく分けて次の2種類があります。
3. 仮定法過去完了を使う理由:過去の事柄への言及
「過去の出来事」を「まるで~であったかのように」と述べたい場合、as if / as though + 仮定法過去完了 を使います。これは、主節の示す時点よりも「さらに前」に起こった(はずの)出来事を仮定しているからです。
このように、過去の時点に遡って「本当は起きていない(と話し手が考えている)」事柄を表すために、仮定法過去完了 を用います。
4. まとめ
以上を踏まえて、as if / as though + 仮定法過去完了 は、「過去に起こったかのように見える(または思わせる)けれど、実際にはそうではなかった」と言いたいときに使う、という点を押さえておきましょう。
(Tap or Enter key)
彼らは彼が部屋に入るのを見た。
彼らは彼が部屋に入るのを見た。
彼らは彼が部屋に入るのを見た。
Explanation
彼らは彼が部屋に入るのを見た。
see/hear/etc.+目的語+原形不定詞
知覚動詞「see / hear / feel」+ 目的語 + 原形不定詞 とは?
知覚動詞の “see”、 “hear”、 “feel” などの後ろに「目的語 + 原形不定詞(動詞の原形)」を続けると、「目的語が〜するのを(見る/聞く/感じる)」という意味を表します。
たとえば、以下のような例文があります:
1. どのように使われるのか
例:
2. 他の形との違い
同じ知覚動詞でも、目的語の後に “-ing” を使う表現(例: see + 人 + V-ing)を取る場合があります。こちらは「行為そのものが進行中である状態を知覚した」というニュアンスが含まれます。
一方で、原形不定詞を使うパターンでは「行為の瞬間」や「行為全体をはっきり知覚した」ことを表す場合が多くなります。
3. よく使われる知覚動詞の例
これらの動詞のあとに「目的語 + 動詞の原形(不定詞から to を抜いた形)」が続けば、「〜が…するのを見る(聞く/感じる/気づく/観察する)」という意味を表します。
4. 一緒に覚えたいポイント
これらを押さえておくと、英語の知覚動詞を使った表現がより自然に、そして正確にできるようになります。ぜひ練習してみてください。
see/hear/etc.+目的語+原形不定詞
「目的語が~するのを見る/聞く」を表す知覚動詞
知覚動詞「see / hear / feel」+ 目的語 + 原形不定詞 とは?
知覚動詞の “see”、 “hear”、 “feel” などの後ろに「目的語 + 原形不定詞(動詞の原形)」を続けると、「目的語が〜するのを(見る/聞く/感じる)」という意味を表します。
たとえば、以下のような例文があります:
1. どのように使われるのか
例:
2. 他の形との違い
同じ知覚動詞でも、目的語の後に “-ing” を使う表現(例: see + 人 + V-ing)を取る場合があります。こちらは「行為そのものが進行中である状態を知覚した」というニュアンスが含まれます。
一方で、原形不定詞を使うパターンでは「行為の瞬間」や「行為全体をはっきり知覚した」ことを表す場合が多くなります。
3. よく使われる知覚動詞の例
これらの動詞のあとに「目的語 + 動詞の原形(不定詞から to を抜いた形)」が続けば、「〜が…するのを見る(聞く/感じる/気づく/観察する)」という意味を表します。
4. 一緒に覚えたいポイント
これらを押さえておくと、英語の知覚動詞を使った表現がより自然に、そして正確にできるようになります。ぜひ練習してみてください。
(Tap or Enter key)
本当に彼女は時間通りに来るのか?
本当に彼女は時間通りに来るのか?
本当に彼女は時間通りに来るのか?
Explanation
本当に彼女は時間通りに来るのか?
所有格+ 動詞-ing
以下では、「所有格 + 動詞-ing(動名詞)」における意味上の主語の考え方や使い方を、なるべく詳しく解説します。
■ 動名詞の意味上の主語とは
動名詞 (動詞-ing 形) は、文中で名詞のように振る舞います。このため、動名詞の「動作を行う人・もの(=意味上の主語)」を示したい場合、通常は以下のように「所有格」または「目的格」を使って表します。
文法的には所有格を使うのが正式とされることが多いですが、口語では目的格もよく使われます。
■ 不定詞との比較
不定詞 (to + 動詞の原形) を使う場合、意味上の主語を表すためにしばしば「for + 人」が用いられます。
これに対して、動名詞を使う場合は以下のようになります。
■ 例文で見る「所有格 + 動名詞」
■ 所有格を使う理由
所有格を使うと、「動名詞が名詞的に扱われていて、誰の動作なのか」をはっきり示すことができます。一方、目的格 (me, him, her など) を使うと、話し言葉では自然に聞こえる場合も多いですが、厳密には文法の規則から外れるとする考え方があります。とはいえ、現代英語では目的格が用いられるケースもしばしばあるため、必ずしも誤りとはされません。
■ まとめ
上記を踏まえて、以下のような文を覚えておくと便利です。
どちらも意味は「彼がテストに合格すると確信している」です。英作文や会話の際は、文脈と文体に合わせて使い分けるようにしましょう。
所有格+ 動詞-ing
動名詞の意味上の主語
以下では、「所有格 + 動詞-ing(動名詞)」における意味上の主語の考え方や使い方を、なるべく詳しく解説します。
■ 動名詞の意味上の主語とは
動名詞 (動詞-ing 形) は、文中で名詞のように振る舞います。このため、動名詞の「動作を行う人・もの(=意味上の主語)」を示したい場合、通常は以下のように「所有格」または「目的格」を使って表します。
文法的には所有格を使うのが正式とされることが多いですが、口語では目的格もよく使われます。
■ 不定詞との比較
不定詞 (to + 動詞の原形) を使う場合、意味上の主語を表すためにしばしば「for + 人」が用いられます。
これに対して、動名詞を使う場合は以下のようになります。
■ 例文で見る「所有格 + 動名詞」
■ 所有格を使う理由
所有格を使うと、「動名詞が名詞的に扱われていて、誰の動作なのか」をはっきり示すことができます。一方、目的格 (me, him, her など) を使うと、話し言葉では自然に聞こえる場合も多いですが、厳密には文法の規則から外れるとする考え方があります。とはいえ、現代英語では目的格が用いられるケースもしばしばあるため、必ずしも誤りとはされません。
■ まとめ
上記を踏まえて、以下のような文を覚えておくと便利です。
どちらも意味は「彼がテストに合格すると確信している」です。英作文や会話の際は、文脈と文体に合わせて使い分けるようにしましょう。
(Tap or Enter key)
彼女に会うのはむずかしいとわかるだろう。
彼女に会うのはむずかしいとわかるだろう。
彼女に会うのはむずかしいとわかるだろう。
Explanation
彼女に会うのはむずかしいとわかるだろう。
形式目的語 it + to不定詞
以下の解説は、「形式目的語 it + to 不定詞」の構文をより詳しく、わかりやすく説明したものです。ポイントを整理しながら解説していきます。
1. 形式目的語 it とは?
英語の文では、動詞の目的語(動詞の後ろにくる言葉)が長くなると、文が読みにくくなることがあります。そこで、先に「it」を置き、後から「to 不定詞」で本来の(“真の”)目的語を入れる構文があります。この「it」が“形式目的語”と呼ばれるものです。
2. なぜ「形式目的語 it」を使うのか?
例えば、以下の文を考えてみましょう。
I found to read the French book difficult.
このままでも意味は伝わりますが、目的語(to read the French book)が長く、文の構造が分かりにくくなります。そこで「形式目的語 it」を使います。
I found it difficult to read the French book.
このように書き換えると、文がすっきりして理解しやすくなります。
3. 構文パターン
「形式目的語 it + 形容詞 + to 不定詞」の形が典型的です。
動詞としては、主に「find, think, consider, believe, make など、補語をとる動詞」でよく使われます。“何かを …と感じる・思う・考える”といった意味合いを持つ動詞です。
4. 文の要素を整理する
書き換え構文の前後で文の要素(S, V, O, C)は同じ働きを保っています。
このうち (3) の it が形式目的語で、(5) が実際の内容(真の目的語)を表しています。
5. 他の例文
どの例文でも「it」はあとにくる「to 不定詞」を指しています。
6. まとめ
以上のように、「形式目的語 it + to 不定詞」の構文は英語で文を組み立てる際、複雑になりがちな目的語部分を整理するために非常に有用です。ぜひ、いろいろな文章で使ってみてください。
形式目的語 it + to不定詞
形式目的語itを使った第五文型(to不定詞)
以下の解説は、「形式目的語 it + to 不定詞」の構文をより詳しく、わかりやすく説明したものです。ポイントを整理しながら解説していきます。
1. 形式目的語 it とは?
英語の文では、動詞の目的語(動詞の後ろにくる言葉)が長くなると、文が読みにくくなることがあります。そこで、先に「it」を置き、後から「to 不定詞」で本来の(“真の”)目的語を入れる構文があります。この「it」が“形式目的語”と呼ばれるものです。
2. なぜ「形式目的語 it」を使うのか?
例えば、以下の文を考えてみましょう。
I found to read the French book difficult.
このままでも意味は伝わりますが、目的語(to read the French book)が長く、文の構造が分かりにくくなります。そこで「形式目的語 it」を使います。
I found it difficult to read the French book.
このように書き換えると、文がすっきりして理解しやすくなります。
3. 構文パターン
「形式目的語 it + 形容詞 + to 不定詞」の形が典型的です。
動詞としては、主に「find, think, consider, believe, make など、補語をとる動詞」でよく使われます。“何かを …と感じる・思う・考える”といった意味合いを持つ動詞です。
4. 文の要素を整理する
書き換え構文の前後で文の要素(S, V, O, C)は同じ働きを保っています。
このうち (3) の it が形式目的語で、(5) が実際の内容(真の目的語)を表しています。
5. 他の例文
どの例文でも「it」はあとにくる「to 不定詞」を指しています。
6. まとめ
以上のように、「形式目的語 it + to 不定詞」の構文は英語で文を組み立てる際、複雑になりがちな目的語部分を整理するために非常に有用です。ぜひ、いろいろな文章で使ってみてください。
Written in French, this book is not easy to read.
Hint
分詞構文(過去分詞・文頭)
接続詞や主語を省略できる分詞構文(過去分詞)
(Tap or Enter key)
フランス語で書かれてあるので、この本は読むのがたいへんだ。
フランス語で書かれてあるので、この本は読むのがたいへんだ。
フランス語で書かれてあるので、この本は読むのがたいへんだ。
Explanation
フランス語で書かれてあるので、この本は読むのがたいへんだ。
分詞構文(過去分詞・文頭)
以下では、分詞構文のうち、過去分詞を文頭に置いた構文(「過去分詞・文頭」)について詳しく解説します。
分詞構文とは?
分詞構文とは、動詞の現在分詞(-ing 形)や過去分詞(-ed 形など)を用いて、主節に付け足すように修飾する構文のことです。本来は「接続詞 + 主語 + 動詞」の形で表すところを、分詞を使うことで短くまとめ、文を簡潔に伝えることができます。
たとえば、
という文は、
のように書き換え可能です。接続詞 (as) や主語 (I) を省略して、現在分詞 “walking” による分詞構文に置き換えています。
過去分詞を用いた分詞構文(文頭)
過去分詞を文の先頭に置く形は、次のように主に受動的な意味や完了した状態を表すときに使われます。
例文
Written in French, this book is not easy to read.
上記の文は、
As this book is written in French, this book is not easy to read.
を分詞構文に書き換えたものです。もとの文では “As this book is written in French” という節があったところを、過去分詞 “Written in French” にして先頭に置くことで、意味を簡潔にまとめています。
ポイント
使い方のまとめ
追加例文
まとめ
過去分詞を文頭に置いた分詞構文では、主節の主語と同じ対象が受動態や完了状態に置かれていることをシンプルに表せます。不要な接続詞や主語を省略することで、英文が簡潔になり、読みやすさが向上します。ただし、主節の主語を変えてはいけない(主語が一致している必要がある)点や、どの接続詞がもとの文に含まれていたのかを正しく把握することが大切です。
以上が「分詞構文(過去分詞・文頭)」の詳しい解説です。英作文などで、より洗練された表現をしたいときは、ぜひ活用してみてください。
分詞構文(過去分詞・文頭)
接続詞や主語を省略できる分詞構文(過去分詞)
以下では、分詞構文のうち、過去分詞を文頭に置いた構文(「過去分詞・文頭」)について詳しく解説します。
分詞構文とは?
分詞構文とは、動詞の現在分詞(-ing 形)や過去分詞(-ed 形など)を用いて、主節に付け足すように修飾する構文のことです。本来は「接続詞 + 主語 + 動詞」の形で表すところを、分詞を使うことで短くまとめ、文を簡潔に伝えることができます。
たとえば、
という文は、
のように書き換え可能です。接続詞 (as) や主語 (I) を省略して、現在分詞 “walking” による分詞構文に置き換えています。
過去分詞を用いた分詞構文(文頭)
過去分詞を文の先頭に置く形は、次のように主に受動的な意味や完了した状態を表すときに使われます。
例文
Written in French, this book is not easy to read.
上記の文は、
As this book is written in French, this book is not easy to read.
を分詞構文に書き換えたものです。もとの文では “As this book is written in French” という節があったところを、過去分詞 “Written in French” にして先頭に置くことで、意味を簡潔にまとめています。
ポイント
使い方のまとめ
追加例文
まとめ
過去分詞を文頭に置いた分詞構文では、主節の主語と同じ対象が受動態や完了状態に置かれていることをシンプルに表せます。不要な接続詞や主語を省略することで、英文が簡潔になり、読みやすさが向上します。ただし、主節の主語を変えてはいけない(主語が一致している必要がある)点や、どの接続詞がもとの文に含まれていたのかを正しく把握することが大切です。
以上が「分詞構文(過去分詞・文頭)」の詳しい解説です。英作文などで、より洗練された表現をしたいときは、ぜひ活用してみてください。
Were it not for air, no creatures could live.
Hint
were it not for ...
「もし…がなければ」(倒置表現)
(Tap or Enter key)
空気がもしなかったら、生物は生きることができないでしょう。
空気がもしなかったら、生物は生きることができないでしょう。
空気がもしなかったら、生物は生きることができないでしょう。
Explanation
空気がもしなかったら、生物は生きることができないでしょう。
were it not for ...
以下では、仮定法表現「were it not for ~」について、なるべく詳しく、わかりやすく解説します。
1. 基本的な意味と形
were it not for ~ は、「もしも~がなければ」という意味を表す仮定法の表現です。
同じ意味をもつ if it were not for ~ の if を省略し、主語と動詞が倒置(Were + 主語 + not ~)された形です。
例:
・(If it were not for) → Were it not for your support, I couldn’t do this.
(もしあなたの支えがなければ、私はこれができないだろう)
2. 仮定法過去のポイント
「were it not for ~」は仮定法過去を用いた表現で、現在の事柄を“もし~でなければ”という仮定のもとに述べる際に使われます。仮定法過去と聞くと「過去のことか」と思いがちですが、実際は「今起きていない状態」を想定するために動詞の形として“過去形”を使うのです。英語では「現実とは違う仮定」を伝えるときに過去形を使うというルールがあります。
また、この表現は「現在のこと」にも「過去のこと」にも使われることがあります。たとえば過去を前提とする場合も、締めくくりの助動詞を適切な形に変えれば問題ありません。
例:
・Were it not for his advice at that time, I would have failed.
(もしあのとき彼のアドバイスがなかったら、私は失敗していただろう)
3. 倒置構文の仕組み
もともと「if it were not for ~」だったのをifを省略すると、文頭に“Were”が来ます。これを倒置と言います。主語(it)の前に動詞(were)が来るため、以下の形になるのが特徴です。
「Were + 主語 + not + 前置詞 + 名詞...」
英語の仮定法では、if を省略するとこの倒置がよく行われます。たとえば「If I were you, I would...」を倒置して「Were I you, I would...」とするのも同じパターンです。
4. 言い換え表現
「were it not for ~」は、ほかにもいくつかの表現で置き換えられます。
例:
・Were it not for your kindness, I would be lost.
→ If it were not for your kindness, I would be lost.
→ Without your kindness, I would be lost.
→ But for your kindness, I would be lost.
5. まとめ
このように、仮定法の中でも倒置表現にあたる「were it not for ~」は、英語でよく使われる印象的なフレーズの一つです。習得しておくと、条件を表す文章表現に幅をもたせられるでしょう。
were it not for ...
「もし…がなければ」(倒置表現)
以下では、仮定法表現「were it not for ~」について、なるべく詳しく、わかりやすく解説します。
1. 基本的な意味と形
were it not for ~ は、「もしも~がなければ」という意味を表す仮定法の表現です。
同じ意味をもつ if it were not for ~ の if を省略し、主語と動詞が倒置(Were + 主語 + not ~)された形です。
例:
・(If it were not for) → Were it not for your support, I couldn’t do this.
(もしあなたの支えがなければ、私はこれができないだろう)
2. 仮定法過去のポイント
「were it not for ~」は仮定法過去を用いた表現で、現在の事柄を“もし~でなければ”という仮定のもとに述べる際に使われます。仮定法過去と聞くと「過去のことか」と思いがちですが、実際は「今起きていない状態」を想定するために動詞の形として“過去形”を使うのです。英語では「現実とは違う仮定」を伝えるときに過去形を使うというルールがあります。
また、この表現は「現在のこと」にも「過去のこと」にも使われることがあります。たとえば過去を前提とする場合も、締めくくりの助動詞を適切な形に変えれば問題ありません。
例:
・Were it not for his advice at that time, I would have failed.
(もしあのとき彼のアドバイスがなかったら、私は失敗していただろう)
3. 倒置構文の仕組み
もともと「if it were not for ~」だったのをifを省略すると、文頭に“Were”が来ます。これを倒置と言います。主語(it)の前に動詞(were)が来るため、以下の形になるのが特徴です。
「Were + 主語 + not + 前置詞 + 名詞...」
英語の仮定法では、if を省略するとこの倒置がよく行われます。たとえば「If I were you, I would...」を倒置して「Were I you, I would...」とするのも同じパターンです。
4. 言い換え表現
「were it not for ~」は、ほかにもいくつかの表現で置き換えられます。
例:
・Were it not for your kindness, I would be lost.
→ If it were not for your kindness, I would be lost.
→ Without your kindness, I would be lost.
→ But for your kindness, I would be lost.
5. まとめ
このように、仮定法の中でも倒置表現にあたる「were it not for ~」は、英語でよく使われる印象的なフレーズの一つです。習得しておくと、条件を表す文章表現に幅をもたせられるでしょう。
(Tap or Enter key)
太陽がなければ何も生きられないだろう。
太陽がなければ何も生きられないだろう。
太陽がなければ何も生きられないだろう。
Explanation
太陽がなければ何も生きられないだろう。
if it were not for ...
以下では、「If it were not for …」という表現について、より詳しく、わかりやすく説明します。
1. 意味と役割
If it were not for 名詞 は「もし(その)名詞がなければ」という仮定を表す表現です。
現在の状況を仮定して、「〜がなければ今こうなっていないだろう」という意味を持ちます。これは仮定法過去の形をとり、現実にはそうではない状況を想像して述べる際に用いられます。
2. 形の特徴
「If it were not for 名詞」に続く部分は、以下のような仮定法過去の形をとります。
主語 + would + 動詞の原形 …
たとえば、
“If it were not for your help, I would fail the exam.”
(もしあなたの助けがなければ、私は試験に落ちるだろう)
のように表現します。
3. 言い換え表現
「If it were not for 名詞」は、次のように言い換えることができます。
いずれも「〜がなければ」という意味を表すために用いられます。
4. 現在・過去への応用
「If it were not for …」は、基本的には現在の状況について「もし〜がなければ」と仮定するときに使います。一方、過去の状況を仮定して「もし〜がなかったら…だった」と言いたい場合は、形を少し変えて If it had not been for … とします。
5. おさえておきたいポイント
6. 例文まとめ
まとめ
このように、「If it were not for…」をはじめとする仮定法表現を使いこなすことで、現在や過去における「もし〜がなかったら」という仮定を、より正確かつ多彩に表現できます。
if it were not for ...
「もし…がなければ」
以下では、「If it were not for …」という表現について、より詳しく、わかりやすく説明します。
1. 意味と役割
If it were not for 名詞 は「もし(その)名詞がなければ」という仮定を表す表現です。
現在の状況を仮定して、「〜がなければ今こうなっていないだろう」という意味を持ちます。これは仮定法過去の形をとり、現実にはそうではない状況を想像して述べる際に用いられます。
2. 形の特徴
「If it were not for 名詞」に続く部分は、以下のような仮定法過去の形をとります。
主語 + would + 動詞の原形 …
たとえば、
“If it were not for your help, I would fail the exam.”
(もしあなたの助けがなければ、私は試験に落ちるだろう)
のように表現します。
3. 言い換え表現
「If it were not for 名詞」は、次のように言い換えることができます。
いずれも「〜がなければ」という意味を表すために用いられます。
4. 現在・過去への応用
「If it were not for …」は、基本的には現在の状況について「もし〜がなければ」と仮定するときに使います。一方、過去の状況を仮定して「もし〜がなかったら…だった」と言いたい場合は、形を少し変えて If it had not been for … とします。
5. おさえておきたいポイント
6. 例文まとめ
まとめ
このように、「If it were not for…」をはじめとする仮定法表現を使いこなすことで、現在や過去における「もし〜がなかったら」という仮定を、より正確かつ多彩に表現できます。
(Tap or Enter key)
彼らはその列車に乗り遅れたかもしれない。
彼らはその列車に乗り遅れたかもしれない。
彼らはその列車に乗り遅れたかもしれない。
Explanation
彼らはその列車に乗り遅れたかもしれない。
助動詞 + have + 過去分詞
以下の解説では、助動詞+have+過去分詞がどのように「過去の出来事に対する推量や後悔、感情」を表すのかを、より詳しく説明します。
助動詞 + have + 過去分詞 とは?
「助動詞 + have + 過去分詞」は、過去に起こった(または起こらなかった)出来事を振り返って話し手の気持ちや判断を表す構文です。現在の視点から過去を推測したり、過去を悔やんだりするときによく使われます。
例:
各助動詞ごとの意味・用法
1. must have + 過去分詞
過去に「〜したに違いない」と“非常に強い推量”を表します。
2. cannot (can’t) have + 過去分詞
過去に「〜したはずがない」と“強い否定的推量”を表します。
3. should have + 過去分詞
過去に「〜すべきだったのに(しなかった)」と“後悔”や“忠告”を表します。
4. may (might) have + 過去分詞
過去に「〜したかもしれない」と“推量”を表します。mustほど確信度は高くありません。
ポイントまとめ
以上が、「助動詞 + have + 過去分詞」を使った表現の詳しい解説です。過去のできごとを振り返るときに、どんな感情や度合いの推測を表したいのかを考えて、適切な助動詞を選んでみてください。
助動詞 + have + 過去分詞
「過去への感情」を表す
以下の解説では、助動詞+have+過去分詞がどのように「過去の出来事に対する推量や後悔、感情」を表すのかを、より詳しく説明します。
助動詞 + have + 過去分詞 とは?
「助動詞 + have + 過去分詞」は、過去に起こった(または起こらなかった)出来事を振り返って話し手の気持ちや判断を表す構文です。現在の視点から過去を推測したり、過去を悔やんだりするときによく使われます。
例:
各助動詞ごとの意味・用法
1. must have + 過去分詞
過去に「〜したに違いない」と“非常に強い推量”を表します。
2. cannot (can’t) have + 過去分詞
過去に「〜したはずがない」と“強い否定的推量”を表します。
3. should have + 過去分詞
過去に「〜すべきだったのに(しなかった)」と“後悔”や“忠告”を表します。
4. may (might) have + 過去分詞
過去に「〜したかもしれない」と“推量”を表します。mustほど確信度は高くありません。
ポイントまとめ
以上が、「助動詞 + have + 過去分詞」を使った表現の詳しい解説です。過去のできごとを振り返るときに、どんな感情や度合いの推測を表したいのかを考えて、適切な助動詞を選んでみてください。
loading!!
レベル別英文法(CEFR-J Grammar Profile)
CEFR-J Grammar Profileを元にした、語学レベル別に英文法を学べる問題集です。
Key Operations
Select the first quiz:
Ctrl + Enter
View Explanation:Ctrl + G
Close a feedback:Esc
When selecting a quiz
Answer:Enter
Select a choice:↓ or ↑
Reading out the question:Ctrl + K
View Hint: Ctrl + M
Skip: Ctrl + Y