ビジネス英単語(BSL) / リスニング問題 - Unsolved
音声を聞いて、対応する英単語を答える問題です。
英単語を聞き取る力を鍛えるのに役立ちます。
- 英語: The failure to take proper care in doing something, often resulting in harm or damage.
- 日本語: 何かを適切に注意・配慮して行わず、その結果として問題や損害を引き起こすこと。「不注意」や「怠慢」とも訳されます。
- 名詞のため、動詞のような時制変化はありません。
- 形容詞形: negligent(怠慢な、不注意な)
- 派生的な動詞形: neglect(~を怠る)
- neg-: ラテン語で「無視する」「~しない」というニュアンス (“neglect”の語源にも通じる)
- -lig-: 「選ぶ」「拾う」という意味を含むラテン語の動詞
legere
からの派生 - -ence: 名詞を作る接尾辞(-ence / -ance)
- neglect (動詞/名詞) : 怠る、無視する/怠慢
- negligent (形容詞) : 怠慢な、不注意な
- negligible (形容詞) : ごくわずかな、無視してよいほどの
- negligently (副詞) : 怠慢に、不注意に
- gross negligence(重大な過失)
- criminal negligence(刑事上の過失)
- medical negligence(医療過失)
- professional negligence(専門家としての過失)
- be accused of negligence(過失で告発される)
- a claim of negligence(過失を訴える主張)
- negligence in duty(職務上の怠慢)
- proven negligence(証明された過失)
- act of negligence(過失行為)
- due to negligence(過失が原因で)
- ラテン語
negligentia
から来ています。これは “neglegere” (不注意に扱う、軽視する)を語源としており、さらに “neg-”(否定)+ “legere”(拾う、選ぶ)の組み合わせと考えられます。「何かをちゃんと選んで拾い上げる(注意を払う)ことをしない」というイメージです。 - 法的文脈: 裁判や事故調査などで、相手が「注意義務を怠り、結果的に被害が生じた」という意味で用いられる重要な用語。
- 日常会話: ビジネスや日常会話ではややフォーマル・かたい響きがあるため、カジュアルな場では
carelessness
を使うこともあります。 - 使い方としてはややフォーマル寄りで、失敗の原因が「怠慢」や「不注意」にあることを強調する場面で使われます。
- 「negligence」は基本的に 不可算名詞 として扱われるため、a negligence とは言わず、しばしば
negligence is...
のように使います。 - 法律文脈では「過失」の意味合いで使われることが多いです。
- (subject) be found guilty of negligence
- 例: He was found guilty of negligence.(彼は過失があったと認定された。)
- 例: He was found guilty of negligence.(彼は過失があったと認定された。)
- due to negligence
- 例: The accident happened due to negligence.(その事故は過失が原因で起こった。)
- 例: The accident happened due to negligence.(その事故は過失が原因で起こった。)
- a claim of negligence
- 例: They filed a claim of negligence against the company.(彼らはその会社を過失で訴えた。)
- フォーマル: 法的文書やビジネス文書
- カジュアル: 口語ではあまり多用しないが、「重大なミス」を責めるときに使うこともある
- “I’m really upset about the broken vase; it was total negligence on my part.”
(花瓶が割れてしまって、本当に私の不注意だったの。) - “Leaving the stove on was negligence, and it could have caused a fire.”
(コンロをつけっぱなしにしていたのは不注意で、火事の原因になりかねなかった。) - “His negligence in caring for his pet became a big issue among neighbors.”
(彼がペットの世話を怠ったことが近所で大きな問題になった。) - “The company faced a lawsuit due to negligence in maintaining safety standards.”
(その会社は安全基準の維持を怠ったことで訴訟に直面しました。) - “Our legal team is reviewing the negligence claim from the client.”
(法務チームがクライアントからの過失に関する主張を精査しています。) - “We must ensure there is no negligence in our record-keeping process.”
(記録管理のプロセスに怠慢がないよう確実にしなければなりません。) - “The study analyzes how negligence can impact public policy in healthcare.”
(この研究は、医療分野における過失が公共政策にどのような影響を与えるかを分析するものです。) - “Many legal theories have been proposed to explain negligence under different jurisdictions.”
(さまざまな法域において、過失を説明するために多くの法理論が提唱されています。) - “Negligence is a central concept in tort law, governing compensation for harm.”
(過失は不法行為法の中心的な概念であり、被害に対する補償を規定するものです。) - carelessness(不注意)
- 日常的で軽め。「ぼんやりしていた」というニュアンス。
- laxity(怠慢、ずさんさ)
- ややフォーマルで「ずさんな管理」という意味合いが強い。
- oversight(見落とし)
- うっかり気づかない、見逃す意味。
- inattention(注意不足)
- 注意を払わないこと。
- diligence(勤勉、注意深さ)
- 「negligence」の全く反対で、注意深くこつこつと行う姿勢。
- vigilance(警戒、注意深さ)
- 用心深さ、常に危険を警戒している意味。
- アメリカ英語: /ˈnɛɡlɪdʒəns/
- イギリス英語: /ˈneɡlɪdʒ(ə)ns/
- 第1音節 “nég-” に強勢が置かれます。
- “negli-gence” の “g” の音を弱く発音してしまうケース。 “グ”としっかり発音するのが望ましいです。
- /nɛ/ を /niː/ のように伸ばしてしまう誤りもあるので注意。
- スペルミス: “negligance” と書いてしまう人がいますが、正しくは “negligence”。
- 同音異義語との混同: 似たような単語に “negligent” や “neglect” があるので、文脈に合わせて正しく使い分ける必要があります。
- 試験対策: TOEIC・英検などの中上級レベル以上で法的文脈やビジネス文脈に関する問題で出題される可能性があります。定義や使い方を押さえておくとよいでしょう。
- 「ネグレクト(neglect)」と同系統の言葉なので、「注意しない」「怠ける」というイメージでつながりを持たせると覚えやすいです。
- スペルの “-ence” は、同様の形をもつ語(例えば “existence” や “difference”)とも共通しているので、まとめて覚えるのも効果的です。
- 「ネグリ(negli) = 無視する、軽視する」「ジェンス(ence) = 名詞化」とイメージしながら覚えると記憶に定着しやすくなります。
- 副詞としては「一晩中」「突然に」というニュアンスがあり、変化や出来事が一気に起こるときにも使われます。
- 形容詞としては「一晩の」という意味で、たとえば「overnight stay(お泊まり)」「overnight success(一夜にして得た成功)」のように使われます。
- 副詞なので活用形は変化しません。
- 形容詞としても形は同じです。
- 形容詞: “We took an overnight train.”(一晩かけて走る列車に乗った)
- 語構成: 「over + night」
- “over”は「越えて」「〜以上に」という意味の接頭語的要素
- “night”は「夜」
- “over”は「越えて」「〜以上に」という意味の接頭語的要素
- overnight(形容詞): 「一晩の」「急激な」
- over(前置詞/副詞): 「〜を超えて」「すっかり」など
- night(名詞): 「夜」
- stay overnight(泊まる)
- work overnight(一晩中働く)
- overnight delivery(一晩で届く配送)
- change overnight(一晩で変わる)
- grow overnight(一夜で成長する)
- become famous overnight(一夜にして有名になる)
- ship overnight(一晩で発送する)
- overnight bag(一泊旅行用のカバン)
- stay up overnight(一晩中起きている)
- happen overnight(一夜にして起こる)
- 中英語の頃から「夜を通して」「一晩中」という意味合いで使われており、古い形では「ofer niht」(古英語)などがあります。「over(上を越えて)」+「night(夜)」が組み合わさったシンプルな造語です。
- 「一晩を通しての変化」が非常に早い、あるいは「短期間に起こる急激な様子」を表すときに使われ、文脈によっては強いインパクトや驚きを伴います。
- 口語でも文章でも比較的気軽に使われますが、成功や変化が「突然起きた」ニュアンスを強調したいときによく登場します。
一般的な構文(副詞として)
- S + V + overnight
例: “He became a millionaire overnight.” - S + V + O + overnight
例: “We shipped the package overnight.”
- S + V + overnight
形容詞として
- overnight + 名詞
例: “We took an overnight trip.”
- overnight + 名詞
フォーマル / カジュアル
- カジュアルな日常会話から、ビジネス文書、ニュース記事に至るまで幅広く使われます。特に「overnight success」のような慣用的な表現は、フォーマルでもぞんざいでもない、一般的な文章でよく見かける表現です。
可算・不可算の区別
- 副詞なので、この区別は特にありません。
“I might stay overnight at my friend’s house.”
(友達の家に一晩泊まるかもしれない。)“She learned the song overnight and performed it perfectly.”
(彼女は一晩でその曲を覚えて、完璧に披露した。)“We decided to bake bread overnight for tomorrow’s breakfast.”
(明日の朝食のために一晩かけてパンを焼くことにした。)“We need to ship these documents overnight to meet the deadline.”
(締め切りに間に合わせるために、この書類を一晩で発送する必要があります。)“Our sales nearly doubled overnight after the new product launched.”
(新商品の発売後に、私たちの売上は一夜にしてほぼ倍増しました。)“The new marketing strategy seems to be bringing success overnight.”
(新しいマーケティング戦略は、一夜にして成功をもたらしているようです。)“The bacteria culture was observed to multiply overnight in the lab.”
(そのバクテリアの培養は、実験室で一晩で増殖することが観察された。)“Data collection will continue overnight for more accurate results.”
(より正確な結果のために、データ収集は一晩中続けられる。)“Some chemical reactions require an overnight process to complete.”
(いくつかの化学反応は、完了するのに一晩かかるプロセスが必要となる。)“instantly” (即座に)
- 「瞬時に起こる」場合に使われる。期間としては、一晩ではなく「一瞬」のイメージ。
- 「瞬時に起こる」場合に使われる。期間としては、一晩ではなく「一瞬」のイメージ。
“swiftly” (迅速に)
- 主に「素早く」行動や変化が起こる様子を表すが、「一晩中」のニュアンスはなく、スピード感が主。
- 主に「素早く」行動や変化が起こる様子を表すが、「一晩中」のニュアンスはなく、スピード感が主。
“suddenly” (突然に)
- 「突然起こる」という点では似ているが、一晩かけて変化が起こるという意味合いは薄い。
- 「突然起こる」という点では似ているが、一晩かけて変化が起こるという意味合いは薄い。
- はっきりとした反意語はありませんが、強いて言うならば「gradually」(徐々に)や「slowly」(ゆっくり)など時間をかける表現が対照的になります。
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /ˈoʊvərnaɪt/
- イギリス英語: /ˈəʊvərnaɪt/
- アメリカ英語: /ˈoʊvərnaɪt/
アクセント: 「o-ver-night」の第一音節「o(u)」部分に強勢があります。
よくある間違い:
- “overnite”のようにスペルをまちがえるケース。
- “night”の読み方を誤って「ニート」や「ナイト」としてしまう場合。
- “overnite”のようにスペルをまちがえるケース。
- スペルミス: “overnite”と書かないように注意。
- 同音異義語: 特になし(nightとknightは発音が同じですが、overnightとは関係ありません)。
- 試験での出題傾向: TOEIC・英検などでは「overnight success」や「ship overnight」のように、一晩で起こる変化や配送のスピードを強調する文脈で使われることがあります。
- 「夜を越えて何かが起こる!」というイメージを持つと覚えやすいです。
- 「Over the night」の組み合わせを思い浮かべ、「一晩中、急激に」とつなげるとよいでしょう。
- 「一夜漬けで覚える」イメージとも近いので、テスト前の追い込みや急な変化の状況を想像すると記憶に残りやすいです。
- 英語の意味: to put something inside or between something else
- 日本語の意味: (何かを)挿入する、差し込む、組み込む
- 現在形: insert
- 三人称単数現在形: inserts
- 現在分詞/動名詞: inserting
- 過去形/過去分詞: inserted
- 名詞形: insert(折り込み広告や挿入物などを指すときに使われます)
- 名詞形: insertion(挿入される行為、状態、または挿入されたもの)
- 形容詞形: insertable(挿入可能な)
- B2は日常会話だけでなく、仕事や学習など幅広い場面で使えるレベルです。
- 「insert」はビジネス文書やコンピュータスキルなど、少し専門的な文脈でも登場しやすいためB2としました。
- 接頭語: in-(中へ、内側へ)
- 語幹: -sert(ラテン語 “serere”「つなぐ、入れる、植える」に由来)
- insertion: 挿入、その挿入物
- reinsert: (一度抜いたものを)再び挿入する
- insertable: 挿入可能な
- insert a card(カードを差し込む)
- insert a key(鍵を差し込む)
- insert a coin(コインを投入する)
- insert text(文章を挿入する)
- insert a file(ファイルを挿入する)
- insert a picture(画像を挿入する)
- insert a hyperlink(ハイパーリンクを挿入する)
- insert data(データを挿入する)
- insert a row/column(行・列を挿入する:特に表計算ソフトなどで)
- newspaper insert(新聞折り込み広告)
- 中へつなぎ合わせる、植え込むという意味合いから派生し、何かを「差し込む」「挿入する」ニュアンスが生まれました。
- insertは比較的フォーマル・カジュアルどちらの文脈でも使われます。カジュアルな会話からビジネス文章まで広く登場します。
- 実務や書面(マニュアルなど)で使われると、正確に「差し込む」「挿入する」という動作を指すことが多いです。
- 文章を書くときには「付け加える」「式や数字を組み込む」というような少し硬めの表現として利用されやすいです。
他動詞として使われる
- 例: She inserted the key into the lock.(かぎを錠に差し込んだ。)
- 通常は「insert + 目的語 + 前置詞(into, in, etc.)」という形をとります。
- 例: She inserted the key into the lock.(かぎを錠に差し込んだ。)
名詞として使われる場合
- 例: The newspaper came with an insert full of coupons.(その新聞にはクーポンが載った折り込み広告が入っていた。)
- 可算名詞として扱われます。
- 例: The newspaper came with an insert full of coupons.(その新聞にはクーポンが載った折り込み広告が入っていた。)
構文例
- insert A into B: 「AをBに挿入する」の基本構文
- insert X between Y and Z: 「YとZの間にXを挿入する」
- insert A into B: 「AをBに挿入する」の基本構文
フォーマル/カジュアルの使い分け
- フォーマル: “Please insert the data file into the shared folder.”(データファイルを共有フォルダに挿入してください。)
- カジュアル: “Could you insert this photo into the frame?”(この写真をフレームに入れてくれる?)
- フォーマル: “Please insert the data file into the shared folder.”(データファイルを共有フォルダに挿入してください。)
“Can you insert the straw into the drink for me?”
(ストローを飲み物に差し込んでくれる?)“I inserted a few pictures into my travel journal.”
(旅行日記に何枚か写真を貼り込んだよ。)“Don’t forget to insert your ticket into the machine before entering.”
(入る前に、ちゃんとチケットを機械に通してね。)“Please insert your ID card into the card reader to log in.”
(ログインするにはIDカードをカードリーダーに差し込んでください。)“We decided to insert a new section in the contract for data protection.”
(データ保護のために契約書に新しい条項を挿入することにしました。)“Could you insert those figures into the spreadsheet by the end of the day?”
(それらの数値を今日中にスプレッドシートに入力していただけますか?)“Researchers inserted a gene sequence into the bacteria to observe its reaction.”
(研究者たちはその反応を観察するために、バクテリアに遺伝子配列を組み込んだ。)“To validate the hypothesis, we must insert the findings into a proper statistical model.”
(仮説を検証するためには、得られた結果を適切な統計モデルに当てはめる必要がある。)“The developer inserted a line of code to fix the software bug.”
(開発者はソフトウェアのバグを修正するためにコードを1行挿入した。)put in(~を入れる)
- 一般的でカジュアルな表現。「insert」はもう少しフォーマルあるいは文語に近いイメージ。
- 例: “Put in the CD” vs. “Insert the CD” (どちらも「CDを挿入する」)
- 一般的でカジュアルな表現。「insert」はもう少しフォーマルあるいは文語に近いイメージ。
introduce(導入する、紹介する)
- 「新しい考えやシステムを導入する」という文脈で使われることが多いが、物理的に挿入するというよりは「加わる」イメージ。
slot(スロットにはめ込む)
- 「スロットに差し込む」というような具体的な動作を表すカジュアルな言い方。カードやコインにもよく使われる。
remove(取り除く、除去する)
- 「取り出す」という意味では「insert」の正反対。何かを差し込んでいたものを外へ出すニュアンス。
extract(引き抜く、取り出す)
- こちらも「差し込み」と反対の動作を表すが、より「抜き出す/抽出する」というニュアンスが強め。
- 発音記号(IPA): /ɪnˈsɜːrt/ (アメリカ英語), /ɪnˈsɜːt/ (イギリス英語)
- アクセント位置: in-SERT(第二音節にアクセント)
- アメリカ英語とイギリス英語:
- アメリカ英語: /ɪnˈsɝːt/ (rの発音がしっかりある)
- イギリス英語: /ɪnˈsɜːt/ (rの発音が弱く、ɜː の長母音)
- アメリカ英語: /ɪnˈsɝːt/ (rの発音がしっかりある)
- よくある発音ミス: inSART / inSERT と誤って強調してしまう場合。第二音節
sɜː(r)t
にしっかりストレスを置きましょう。 - スペルミス: 「insart」などと書いてしまうミスに注意
- 前置詞との組み合わせ: 「insert A into B」が基本構文。「insert A in B」とも言うが、intoを使う方が動作の方向性がはっきりする。
- 同音異義語との混同: 近い綴りや発音の単語は少ないですが、“inset(挿入図、差し込みなどを指す名詞)”とはスペルが似ていますが別単語。
- 試験対策: TOEICや英検では、ビジネス文書やパソコン操作などの文脈で出てくることが多いです。前置詞 “into” を使った設問が典型例です。
- “in” + “sert” = 中に差し込む と覚えるとわかりやすいです。
- “in” = 内へ / “serere” = 繋ぐ・植える というラテン語由来のイメージで頭に残しやすくなります。
- スペリングを覚えるときは、“in + S + E + R + T” と区切りながら発音に合わせて書き取るのも一つの方法です。
- An intense feeling of anger or shock caused by something considered wrong, unfair, or immoral.
- 不正や残酷な行為に対して強い怒りや衝撃を感じること。「なんてひどい行為なんだ!」と憤慨しているような状態を表します。場合によっては「社会的に許しがたい行為、暴挙」という意味でも使われます。「とても腹立たしい、驚くほど無礼なこと」というニュアンスが強い単語です。
- 単数形: an outrage (可算扱いで「ある暴挙」「ひどい行為」)
- 不可算的用法: outrage (抽象的に「憤慨」「激怒」という概念として使う)
- 複数形: outrages (複数の暴挙・行為に対して)
- B2(中上級)〜 C1(上級)
ニュースや議論などで使われるやや強い表現です。上級学習者向けの単語ですが、新聞やネットニュースなどでよく登場するので、早めに知っておくと役立ちます。 - 「outrage」は元々一語で、現在の英語のなかで明確な接頭語 “out-” と語幹 “rage” に分解しても意味の対応がはっきりとはありません。ただし、語源を見ると “outrage” は “ultra-”(非常に、を示すラテン語)や 古フランス語 “outrage”(過度・無礼)などに由来し、不正・度が過ぎた行動、憤慨などの意味が付随します。
- 動詞: outrage (〜を激怒させる)
- 形容詞: outraged (激怒した)、outrageous (常軌を逸した、けしからぬ)
- public outrage … 公の憤慨
- cause outrage … 憤慨を引き起こす
- feel outrage … 強い怒りを感じる
- outrage at the decision … 決定に対する激しい怒り
- moral outrage … 道徳的な怒り
- spark outrage … 怒りを引き起こす(火をつけるイメージ)
- an act of outrage … 暴挙・非常識な行為
- a wave of outrage … 怒りのうねり
- silent outrage … 表には出さないが内に秘めた強い怒り
- provoke outrage … (相手や世間を)憤慨させる
- 中世英語で古フランス語の “outrage” (甚だしい不正行為、過度) に由来し、それはラテン語の “ultra-” (超えて) に紐づくとされています。歴史的にも「度を越している」「常軌を逸している」というニュアンスが含まれており、相手の行為や出来事があまりにも不当・非常識であることを強調します。
- 「強い怒り」「許しがたい行為」という意味合いが強い言葉です。公的な発表やニュース記事など、ややフォーマルな文脈でも使われますが、日常会話でもニュースの話題を語る時などに使われることがあります。
- カジュアルな会話内では「びっくりするほどひどい話」という感覚で使うこともありますが、「angry」よりも強い語感があり、“shock” の要素を含む鋭い怒りや憤慨を示すのが特徴です。
可算・不可算の両方で使われる
- 可算名詞として: “This is an outrage.” (これは暴挙だ)
- 不可算名詞として: “The public outrage was enormous.” (世間の憤慨は甚大だった)
- 可算名詞として: “This is an outrage.” (これは暴挙だ)
他の文法形
- 動詞 “to outrage” は「憤慨させる」の意味で他動詞として用いられます。例: “They outraged the community with their proposal.” (彼らの提案は地域社会を激怒させた)
よく使われる構文
- “(something) caused widespread outrage.”
- “There was (massive / public) outrage over (something).”
- “It is an outrage that S+V…” (S+V であるのは暴挙だ)
- “(something) caused widespread outrage.”
フォーマル/カジュアル
- フォーマル: “The decision to close the hospital caused public outrage.”
- カジュアル: “It was an outrage how he treated his sister!”
- フォーマル: “The decision to close the hospital caused public outrage.”
“It’s an outrage that they raised the bus fare again. How are students supposed to afford this?”
- 「バス料金をまた上げるなんてひどいよ。学生はどうやって払うの?」
“I felt outrage when I heard about the cruel treatment of those animals.”
- 「あの動物たちに対する残酷な扱いの話を聞いて、すごく憤慨した。」
“Everyone expressed outrage over his insensitive comments.”
- 「彼の無神経な発言に、みんなが激怒していたよ。」
“There was public outrage when the company tried to cover up the data breach.”
- 「その企業がデータ流出を隠蔽しようとしたため、世間の憤慨を買いました。」
“The sudden layoffs caused outrage among the employees.”
- 「突然の解雇は従業員の間で大きな怒りを引き起こしました。」
“We must address the outrage from our customers regarding the product defect.”
- 「製品の欠陥について、お客様からの怒りの声に対処しなければなりません。」
“The historical record reflects outrage in the community following the controversial policy enactment.”
- 「歴史的記録によれば、その物議を醸した政策の施行後、地域社会には激しい憤慨があったことがわかる。」
“The study highlights how media coverage can fuel public outrage toward governmental actions.”
- 「その研究は、メディア報道がいかに政府の行動に対する世間の怒りを増幅させるかを示している。」
“Outrage over environmental neglect has led to sizable protests worldwide.”
- 「環境軽視に対する激しい怒りが、世界中で大規模な抗議活動を引き起こしている。」
anger(怒り)
- より一般的な「怒り」を指す。程度の幅が広く軽い苛立ちから重い怒りまで。
indignation(憤り)
- 不正や不公平に対して道徳的な立場からくる怒り。outrage と近いが、もう少しフォーマルな響き。
fury(激怒)
- 非常に強い怒りを示す。しばしば攻撃的な感情が伴う。
resentment(恨み、怒り)
- 過去の出来事などに対し、根強くくすぶる怒りを示す。
shock(衝撃)
- 怒りよりも「驚き」の側面を強調。悪い意味でも「驚いて呆然とする」場合に使う。
- satisfaction(満足)
- approval(承認・賛成)
IPA(国際音声記号)
- アメリカ英語: /ˈaʊt.reɪdʒ/
- イギリス英語: /ˈaʊt.reɪdʒ/
- アメリカ英語: /ˈaʊt.reɪdʒ/
アクセント(強勢位置)
- 最初の音節 “OUT” にアクセントがあります: “OUT-rage”
- 最初の音節 “OUT” にアクセントがあります: “OUT-rage”
アメリカ英語とイギリス英語の違い
- 発音はほぼ同じですが、母音の微妙な発声が少し異なる場合があります。大きな違いはあまりありません。
よくある発音の間違い
- アクセントを “rage” に置いて “out-RAGE” と言ってしまうと不自然になります。強勢を最初に置きましょう。
- スペル: “outrage” は “o-u-t-r-a-g-e” で、つづりを “outrag” や “outrange” と間違えないように注意。
- 同音異義語との混同は少ないですが、 “outrageous” (形容詞) と綴りが混同されがち。
- 英作文やTOEIC・英検でも、ニュース記事の引用や社会問題のトピックで出題されることがあります。公的な文脈での使用に慣れておくとよいでしょう。
- “out” + “rage”:あまりに激しい「怒り (rage)」が「外にあふれ出る (out)」イメージだと覚えると定着しやすいです。
- ニュース記事の見出しなどで “Outrage over …!” のように目にする機会が多いので、新聞見出しと一緒にイメージするのがおすすめです。
- 「怒りを爆発させるシーン」を想像して、強い気持ちを伴う単語だと理解すると記憶に残りやすいです。
- 品詞:動詞 (verb)
- 意味 (英語):
to control or guide the direction of something, such as a vehicle or a situation.
- 意味 (日本語):乗り物や状況の進む方向をコントロールする、または導くこと。
- 原形 (Base form): steer
- 三人称単数現在形 (Third-person singular): steers
- 過去形 (Past tense): steered
- 過去分詞形 (Past participle): steered
- 現在分詞形 (Present participle / Gerund): steering
- steering (名詞): 舵取り、操縦(名詞として「steering wheel」で「ハンドル」を指すことも多い)
- steerable (形容詞): 操縦可能な
- B2: 中上級
- 「steer」は乗り物の舵取りだけでなく、比喩的に「会話や人を導く」という使い方もあり、ある程度語彙が広がった中級以降によく登場します。
- 「steer」は乗り物の舵取りだけでなく、比喩的に「会話や人を導く」という使い方もあり、ある程度語彙が広がった中級以降によく登場します。
- 「steer」は明確な接頭語や接尾語を持たず、語幹“steer”のみで機能する単語です。
- 元々の形は古英語の “stēoran” に由来し、「コントロールする」の意味を持ちます。
- steering wheel (名詞): 車や船などの「ハンドル」
- steerage (名詞): (船の)操舵、または操舵区画
- steer a car(車を運転する)
- steer a boat(船を操縦する)
- steer the conversation(会話を誘導する)
- steer a course(進路を取る/進むべき方向を定める)
- steer away from(~から遠ざける、避ける)
- steer clear of(~を避ける、避けて通る)
- steer in the right direction(正しい方向へ導く)
- steer into the parking spot(駐車スペースにハンドルを切る/誘導する)
- steer through difficulties(困難を乗り越えるよう導く)
- steer the discussion(議論の流れをコントロールする)
- 語源は古英語の
stēoran
(to guide) で、さらに古ノルド語やゲルマン祖語にまでさかのぼります。もともと「舵を取る」という船の操作に関わる意味合いが中心でした。 - 現在では日常会話でも比喩的に「人を良い方向に導く」「話題をコントロールする」といったときにも使われます。
- 「舵をとる、操作する」という感覚的なイメージから、カジュアルからフォーマルまで幅広く利用されますが、ビジネス文書では特に「〜の方向性を決める」というニュアンスで使われることが多いです。
他動詞 (transitive) としての使い方
- 例: “He steered the car.”(彼はその車を運転した)
- 目的語として、操縦したりコントロールしたりする対象が続く。
- 例: “He steered the car.”(彼はその車を運転した)
自動詞 (intransitive) としての使い方
- 例: “He steered carefully through the narrow streets.”(彼は狭い通りを注意深く運転した)
- 車などを運転する場合に、目的語を取らずに「自ら舵をとる」動作を表すことがある。
- 例: “He steered carefully through the narrow streets.”(彼は狭い通りを注意深く運転した)
イディオム表現
- steer clear of ...: 「〜を避ける、関わらないようにする」
- steer away from ...: 「〜から遠ざける、〜を避けるようにする」
- steer clear of ...: 「〜を避ける、関わらないようにする」
- “Can you steer the boat while I adjust the sails?”
- (帆を調整している間、船の操縦をお願いしてもいい?)
- (帆を調整している間、船の操縦をお願いしてもいい?)
- “I tried to steer the conversation away from politics at dinner.”
- (夕食のとき、政治の話題から話をそらそうとしたんだ。)
- (夕食のとき、政治の話題から話をそらそうとしたんだ。)
- “If you steer carefully, you’ll avoid those bumps.”
- (丁寧にハンドルを切れば、あの凸凹を避けられるよ。)
- (丁寧にハンドルを切れば、あの凸凹を避けられるよ。)
- “She has been appointed to steer the new marketing campaign.”
- (彼女は新しいマーケティングキャンペーンを主導する役職に任命されました。)
- (彼女は新しいマーケティングキャンペーンを主導する役職に任命されました。)
- “We need someone to steer the company in the right direction.”
- (会社を正しい方向に導く人材が必要だ。)
- (会社を正しい方向に導く人材が必要だ。)
- “Let’s steer the discussion towards potential new markets.”
- (議論を新しい市場の可能性に向けましょう。)
- (議論を新しい市場の可能性に向けましょう。)
- “The researcher steered the study to focus on environmental impacts.”
- (研究者は研究の焦点を環境への影響に当てた。)
- (研究者は研究の焦点を環境への影響に当てた。)
- “In negotiation theory, one needs to skillfully steer conversations to achieve mutual gains.”
- (交渉理論においては、互いに利益を得られるよう巧みに会話を導く技術が必要とされる。)
- (交渉理論においては、互いに利益を得られるよう巧みに会話を導く技術が必要とされる。)
- “These guidelines are designed to steer policy decisions toward sustainable development.”
- (これらのガイドラインは、政策決定を持続可能な開発へ向けるために作られています。)
- (これらのガイドラインは、政策決定を持続可能な開発へ向けるために作られています。)
- guide(導く)
- 「方向を示す」に重きを置く。steer より広義な「案内する」のニュアンス。
- 「方向を示す」に重きを置く。steer より広義な「案内する」のニュアンス。
- direct(指揮する、導く)
- より指示的で、上からコントロールする印象。
- より指示的で、上からコントロールする印象。
- navigate(航行する、道を探す)
- 船や航空機などの移動方法を探しながら進むイメージ。
- 船や航空機などの移動方法を探しながら進むイメージ。
- pilot(操縦する)
- 航空機や船を操縦する際などに使われるが、比喩的にも使える。
- 航空機や船を操縦する際などに使われるが、比喩的にも使える。
- maneuver(巧みに動かす)
- 何かを複雑に操作しながら動かすニュアンスで、戦略的に操作するイメージ。
- follow(ついて行く、従う): 他者の指示に従うイメージ
- drift(漂う): 自分で方向をコントロールするのではなく、流されるイメージ
- 発音記号 (IPA)
- イギリス英語 (BrE): /stɪər/
- アメリカ英語 (AmE): /stɪr/
- イギリス英語 (BrE): /stɪər/
- アクセントは単語全体にあり、/stɪr/ の短い音です。
- イギリス英語は「スティア」のように長めに聞こえる場合が多く、アメリカ英語はもう少し短めの「スティ(r)」の発音に近いです。
- 「stir (かき混ぜる)」と似た発音なので混同しやすいですが、イギリス英語では少し母音が長めになります(/stɜː/ vs /stɪər/)。
- スペルミス
- “steer” を “stir” と書き間違えないように注意。
- “steer” を “stir” と書き間違えないように注意。
- 同音・類似音との混同
- “steer” と “stir” は似ていますが、意味が全く異なるので注意。
- “steer” と “stir” は似ていますが、意味が全く異なるので注意。
- 慣用句の意味
- “steer clear of …” は「~を避ける」というイディオムで、直訳すると意味がわかりにくいので、フレーズごと覚える。
- “steer clear of …” は「~を避ける」というイディオムで、直訳すると意味がわかりにくいので、フレーズごと覚える。
- 試験での出題
- TOEICや英検では、動詞の語い問題で「舵を取る/方向づける」の比喩的意味が穴埋め問題に出ることがある。
- 「舵を取る・ハンドルを回す」という物理的なイメージをまず持つと覚えやすいです。
- “Steer” という単語は、車のハンドル(steering wheel)を握っているイメージと結びつけると、会話を「操作する」「方向を変える」「コントロールする」と広げて使えるようになります。
- スペルは “st + eer” で「前に ‘st’、後ろに ‘eer’」。単語の見た目なんだかハンドルの両端を握っている感じ、と覚えるのも面白いかもしれません。
- A thing bought or offered for sale more cheaply than is usual or expected.
- An agreement between two or more parties as to what each party will do for the other.
- 「掘り出し物、特価品」という意味。通常よりも安く手に入れられる商品やサービスを指します。
- 「契約・取り決め」という意味もあり、お互いが合意して得られた条件を表すことがあります。
- 単数形: bargain
- 複数形: bargains
- bargain (原形)
- bargained (過去形/過去分詞形)
- bargaining (進行形)
bar+gainのように分解はできますが、現代英語ではそれぞれが独立した接頭語・語幹・接尾語というわけではありません。- 元々は「契約する」「商談する」といった意味合いをもつ古フランス語や中英語から派生しています。
- bargainer (名詞): 交渉をする人
- bargaining (動名詞・形容詞的用法): 交渉すること/交渉中の
- a real bargain(本当にお買い得なもの)
- bargain prices(バーゲン価格)
- a bargain deal(お得な契約/取引)
- bargain hunting(特価品探し)
- drive a hard bargain(厳しく交渉する)
- strike a bargain(取引をまとめる)
- a bargain basement sale(在庫一掃セール)
- a bargain shopper(お買い得品を探し回る買い物客)
- keep one’s side of the bargain(合意した条件を守る)
- bargain bin(特価品コーナー)
- 語源: 中英語の “bargayne” や 古フランス語の “bargaignier” に由来し、「商売する」「契約する」という意味がありました。
- 歴史的に見ると、主に売買の交渉から転じて、価格や条件において安く得をするものや取引そのものを指すようになりました。
- ニュアンス:
- 日常的には「安く買えてラッキー!」というポジティブな感情を含みます。
- ビジネスシーンでは、「合意に至った取引」や「妥協点を探る交渉結果」を示すフォーマルな文脈でも用いられます。
- 日常的には「安く買えてラッキー!」というポジティブな感情を含みます。
- 口語・文章ともに使われ、カジュアルからフォーマルまで幅広いシーンで登場します。
- 名詞として: 加算名詞 (可算名詞) です。
- 例: I got a great bargain. / I found some bargains at the store.
- 動詞として (to bargain): 「交渉する」「値切る」という意味で、主に自動詞として用いられますが、交渉の対象を明示する場合には前置詞「for」を伴います。
- 例: They bargained for a lower price.
- 例: They bargained for a lower price.
- drive a hard bargain: 非常に厳しく交渉する
- strike a bargain: 取引を成立させる
- keep one’s side of the bargain: (取引・約束などで) 自分の側の義務を果たす
- “I found a great bargain on these sneakers today!”
(今日このスニーカーをすごく安く買えたんだよ!) - “That thrift store always has the best bargains.”
(あの古着屋はいつも掘り出し物があるんだ。) - “I love bargain hunting on weekends.”
(週末にお買い得品を探すのが大好きなんだ。) - “We must ensure this contract is a fair bargain for both parties.”
(この契約が双方にとって公平な取引であることを確かめなければなりません。) - “Negotiating with vendors is key to securing a better bargain.”
(業者との交渉は、より良い取引を確保するための重要な要素です。) - “They managed to strike a bargain on favorable terms.”
(彼らは有利な条件で合意にこぎつけました。) - “Researchers often bargain for additional resources in funding agreements.”
(研究者はしばしば資金提供契約で追加のリソースを交渉します。) - “The concept of a social bargain underlies many economic theories.”
(社会的な取り決めという概念は多くの経済理論の基盤となっています。) - “Historical records indicate that informal bargains shaped early international trade.”
(歴史的記録によれば、初期の国際貿易は非公式の取引によって形作られたことがわかります。) - deal (ディール):最も一般的に「取引」「契約」を指す。よりカジュアルにもフォーマルにも使える。
- steal (スティール):「盗む」という意味もあるが、口語で「信じられないくらい安い買い物」を「It’s a steal!」と言う。
- agreement (アグリーメント):よりフォーマルに「合意」「契約」を表現する。値段以外の条件を含むことが多い。
- rip-off (リップオフ):ぼったくり、高すぎる買い物
- swindle (スウィンドル):詐欺による不当な取引
- 「bargain」は「とても安いお買い得品」や「お互いに合意して得られた契約」というポジティブな意味合いが中心。
- 「rip-off」や「swindle」は被害的な要素を含み、ネガティブな意味合いです。
- 米: /ˈbɑːrɡən/
- 英: /ˈbɑːɡɪn/ (ɪ がはっきり発音されることもあります)
- 最初の音節 “bar” にアクセントがあります。
- アメリカ英語では「バーガン」に近い音 (ɡən)
- イギリス英語では「バーギン」に近い音 (ɡɪn)
- “bargin” とつづったり、/bɑɪ/ と発音してしまうなどがありがちなので注意が必要です。
- スペルミス: “bargin” と書いてしまうミスが多いので、しっかりと “bargain” のつづりを覚える。
- 同音異義語との混同: 同音異義語はありませんが、似たスペルの “begin” (始める) などと混同しないように注意。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、文脈で「お買い得品」や「交渉」という意味を正しく判断させる問題が出る可能性があります。交渉や取引に関する表現を問うビジネスシチュエーション問題で出題されることが多いです。
- 「バーゲンセール (Bargain sale)」というカタカナ語のイメージ
日本でもバーゲンセールと言えば「安売りセール」というイメージがあるので、そのまま覚えやすいでしょう。 - “bar” + “gain” で「ゲットして得(=gain)した感覚」 と関連づけて覚えるとスペルミスが減ります。
- 買い物で実際に掘り出し物を見つけたときに使ってみると、体験と結びついて定着しやすくなります。
seeker
: 「探す人」、「追い求める人」、「求道者」- 日本語では、「何かを探している人」という意味です。 例えば 「真実を探している人」や「新しい刺激を求めている人」を指す際に使われます。「探求者」とも訳せます。
→ 「自分自身の目標や夢、真理などを見つけ出そうと積極的に取り組む人」というニュアンスで使われる単語です。 - 名詞(noun)
- 名詞であるため、形そのものは “seeker” のままです。(複数形は “seekers” )
- 動詞“seek”(探す)の派生語として “seeker” があります。
- 動詞: seek (seek - sought - sought)
- 例: “I seek new opportunities.”(私は新しい機会を探しています。)
- 名詞: seeker
- 例: “He is a seeker of truth.”(彼は真実の探求者です。)
- 名詞: seeking(動名詞的に使われる場合もあるが、一般的には動詞の進行形として使われる)
- 例: “Seeking advice from a mentor is always helpful.”(メンターから助言を求めることは常に役に立ちます。)
- B2(中上級)くらいのレベル
→ 日常会話ではあまり頻繁に使われる語ではありませんが、文学やニュース記事などでも見かける機会がある語彙です。 - 語幹: seek (「探す」、「求める」)
- 接尾語: -er (「〜する人」を表す)
- 「探す」という動作をする人なので、
seeker
となります。
- 「探す」という動作をする人なので、
- “seek” (探す)
- “search” (探す) - 意味が近いが、文脈によって違いあり
- “inquiry” (探求、調査)
- “quest” (探求、探し求める旅や行動)
- truth seeker(真実の探求者)
- job seeker(求職者)
- thrill seeker(スリルを求める人)
- knowledge seeker(知識を求める人)
- attention seeker(注目を浴びたがる人)
- asylum seeker(亡命申請者、亡命希望者)
- adventure seeker(冒険を求める人)
- new experience seeker(新しい体験を求める人)
- seeker of wisdom(英知を求める人)
- seeker missile((軍事用語で)誘導装置付きミサイル、何かを追跡するミサイル)
- “seek” は古英語の sēcan に由来するとされ、意味は「探し求める」や「手に入れようとする」。
- そこから派生した “seeker” は、より抽象的に「何かを強く求める人」「探し求める人」を表すニュアンスを持ちます。
- ややフォーマル/文語的・やや真面目な印象を与える場合が多いです。
- 「求職者(job seeker)」「亡命希望者(asylum seeker)」など、定型的な表現で使われることも多いですが、スリルや冒険を求める人、真理を追い求める人、といった抽象的な意味でも用いられるため、文脈に応じて解釈が変わります。
- 普段の会話というよりは、文章やニュース、説明文などで見かけることが多いです。
- “(someone) is a + 形容詞 + seeker.”
例: “He is a passionate truth seeker.” - “(someone) is seeking + 目的語.”
例: “She is seeking new opportunities.”(こちらは動詞“seek”の形) - 可算名詞 (countable noun) ですので、単数形 “seeker” と複数形 “seekers” があります。
- 前に形容詞を置いて「どんなものを求める人か」を修飾することが多いです。
- フォーマル: ニュースや報道で “asylum seeker” などの表現として聞く機会が多い
- カジュアル: “thrill seeker” などで日常会話にも時々出てくるが、少し意識的/説明的な印象を与えます。
“My friend is a real thrill seeker; he loves skydiving and bungee jumping.”
(私の友達は本当にスリルを求めるタイプで、スカイダイビングやバンジージャンプが大好きです。)“Being an attention seeker can sometimes be annoying to others.”
(注目を浴びたがる人は時として周りをイライラさせることがあります。)“He’s always been a seeker of new experiences, traveling around the world.”
(彼は常に新しい体験を求める人で、世界中を旅しています。)“We have a new program to help job seekers improve their resumes.”
(求職者が履歴書を改善するための新しいプログラムがあります。)“Companies are investing in platforms that connect job seekers with recruiters.”
(企業は求職者と採用担当者をつなぐプラットフォームに投資しています。)“As a seeker of innovation, I’m always looking for cutting-edge technologies.”
(イノベーションを求める者として、常に最先端技術を探しています。)“Throughout history, philosophers have been seekers of truth and wisdom.”
(歴史を通じて、哲学者たちは真実と英知を求める探求者でした。)“In psychology, a seeker identity can imply openness to new experiences.”
(心理学では、「探求者」というアイデンティティは新しい体験に対する開放性を示している場合があります。)“Certain religious texts focus on the spiritual journey of the seeker.”
(ある宗教的な文献では、探求者の霊的な旅に焦点を当てています。)- “searcher” (探す人)
- “seeker” に非常に近い意味。機械的に「探す人」という意味合いが強い。
- “seeker” に非常に近い意味。機械的に「探す人」という意味合いが強い。
- “explorer” (探検家)
- 地理的・物理的探検をするニュアンスが強い。
- 地理的・物理的探検をするニュアンスが強い。
- “pursuer” (追跡者)
- 状況によっては「追跡者」(ややストーカー的なニュアンス)につながるので注意。
- 状況によっては「追跡者」(ややストーカー的なニュアンス)につながるので注意。
- “quester” (探求者)
- 文学的・やや古風で、物語やファンタジーの世界でよく使われる印象。
- “avoider” (避ける人)
→ 意味上の対立で無理やり挙げるなら「探すより逃げようとしている人」。 - “indifferent person” (無関心な人)
→ こちらも本来の直接的な反意語とは言いがたいが、「探求」や「欲求」を持たない、という意味合いで対照的と言える。 - 発音記号(IPA): /ˈsiːkər/
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きく変わりませんが、アメリカ英語では末尾の “r” がややはっきり発音される傾向があります。
- アメリカ英語・イギリス英語とも大きく変わりませんが、アメリカ英語では末尾の “r” がややはっきり発音される傾向があります。
- アクセント: 第1音節
SEE
(シーク) に強勢が置かれます。 - 間違えやすい発音: “seek” の後に “er” を付けるため、「sicker」と似て聞こえるように発音しないよう注意してください。
- スペルミス:
- “seeker” は「seek」+「er」。同じ発音をもつ
seaker
やseeker
の混同に注意しましょう。
- “seeker” は「seek」+「er」。同じ発音をもつ
- 同音異義語・紛らわしいもの:
- “seeker” と “sicker” は音が似ることもあるので要注意。
- “seeker” と “sicker” は音が似ることもあるので要注意。
- 試験対策:
- TOEIC や英検などでは、 “job seeker” などのフレーズがビジネスや社会問題関連の文章で出題される可能性あり。
- TOEIC や英検などでは、 “job seeker” などのフレーズがビジネスや社会問題関連の文章で出題される可能性あり。
seek
の過去形は “sought” であって “seeked” としない点に注意も大切です。- イメージとして、英語の「seek(探す)+er(人)=探している人」とスッと覚えるとよいでしょう。
- 「シーカー」と日本語表記すると、RPGやファンタジーで「求道者」や「探索者」っぽい響きがあり、ストーリー的に覚えやすいかもしれません。
- 「何かを追い求める」というポジティブ・熱心なイメージがあるため、「行動派の人」と関連づけて思い出すのもよいでしょう。
- 活用形: 名詞なので、「geography」による活用形(複数形など)は基本的にはありません。「geographies」という複数形は学術的・特殊な文脈で使われることはありますが、日常的ではありません。
- 他の品詞:
- 「geographical」(形容詞)「地理に関する」
- 「geographically」(副詞)「地理的に」
- 「geographical」(形容詞)「地理に関する」
- B1(中級)〜B2(中上級): 学校でも習う基本的な名詞ではありますが、学問的・専門的な内容になると少し難易度が上がります。
- geo-: 「地球」を意味するギリシャ語由来の接頭語
- -graphy: 「記述・録音・研究」を表すギリシャ語由来の接尾語
- geographic / geographical (形容詞): 「地理的な」
- geographer (名詞): 「地理学者」
- geology (名詞): 「地質学」 – 「geo-」は同じく「地球」の意味ですが、こちらは地球の内部構造や岩石などを扱う学問です。
- physical geography(自然地理学)
- human geography(人文地理学)
- world geography(世界地理)
- cultural geography(文化地理学)
- geography class(地理の授業)
- geography textbook(地理の教科書)
- regional geography(地域地理)
- geography curriculum(地理の教育課程)
- economic geography(経済地理学)
- urban geography(都市地理学)
- 学校の教科として用いられる際は、「地理」のように一般的に使われます。
- ビジネスや観光業界では、地域情報や気候、インフラなど広範な情報を扱う際にも登場します。
- 書き言葉・口頭どちらでも普通に使われ、特にフォーマル/カジュアルの大きな区別はありません。
- 可算名詞・不可算名詞:
「geography」はたいてい 不可算名詞 として扱われます。ただし、研究分野として「the geographies of different regions(さまざまな地域の地理学的特性)」のように、複数の地理学的視点を表すときに “geographies” として可算扱いする場合もあります。 - 一般的には「地理学」全般を指しており、学科名として「Geography」(大文字)を使うこともあります。
“I’ve always been interested in geography, especially in different countries’ climates.”
(私は昔から地理に興味があります。特にいろいろな国の気候に興味があります。)“My brother is studying geography to learn about world cultures.”
(私の兄は世界の文化を学ぶために地理を勉強しています。)“Understanding geography helps you navigate when traveling.”
(地理を理解していると、旅行のときに道に迷いにくいですよ。)“Our marketing strategy needs to consider the geography of our target market.”
(我々のマーケティング戦略は、ターゲット市場の地理的条件を考慮する必要があります。)“We must take each country’s unique geography into account when expanding globally.”
(グローバルに拡大する際には、それぞれの国の独自の地理的特徴を考慮しなければなりません。)“The new distribution center’s location was chosen based on local geography.”
(新しい配送センターの立地は、その地域の地理的条件をもとに選ばれました。)“Recent research in cultural geography explores the relationship between identity and place.”
(最近の文化地理学研究では、アイデンティティと場所の関係が探求されています。)“Physical geography examines natural formations such as mountains and rivers.”
(自然地理学では、山や川といった自然の形成物を調査します。)“Economic geography focuses on how economic activities are distributed across regions.”
(経済地理学は、経済活動が地域ごとにどのように分布しているかに焦点を当てます。)- “earth science” (地球科学)
- 地球全般を科学的に研究する学問で、地質学や気象学など広く含む語。
- 地球全般を科学的に研究する学問で、地質学や気象学など広く含む語。
- “geology” (地質学)
- 地球の物質的構造や歴史を扱う学問。地理学とは焦点が異なる。
- 地球の物質的構造や歴史を扱う学問。地理学とは焦点が異なる。
- “cartography” (地図学)
- 地図の作成・研究に特化した学問。
- 地図の作成・研究に特化した学問。
- IPA: /dʒiˈɒɡ.rə.fi/ (イギリス英語), /dʒiˈɑː.ɡrə.fi/ (アメリカ英語)
- アクセント: 「-og-」の部分に強勢があります。
- イギリス英語では /ɒ/(やや短いオの音)が、アメリカ英語では /ɑː/(開いたアーの音)になるという違いがあります。
- よくあるミス: “geography” のつづりの途中で “g” と “o” の順番を間違えたり、発音で「ジョグラフィー」「ジオグラフィー」と混乱することがあります。
- スペルミス: 「ge*o*graphy」の “o” を抜かしてしまう、あるいは “e” の位置を混同してしまうことが多い。
- 同音異義語の混同: 類似する単語はあまり多くありませんが、地質学(geology)などと混同しがち。
- 試験での出題傾向: 地理や社会科に関連する長文読解や説明文で使われやすいため、TOEICや英検などのリーディングパートで見かけることがあります。
- “geo-” が「地球」を意味することを覚えておくと、類似の学問名(geology, geometry など)との関連性からイメージしやすくなります。
- 語源を知ると学術用語のスペルや意味をつかみやすくなります。「地球を記録する・描く(graphy)」というイメージを思い浮かべると覚えやすいでしょう。
- スペリングの覚え方の一例: “geo + graphy” と分けて覚えるか、“geo-gra-phy” と3つに区切るとミスを減らせます。
- 英語: “batch”
- 日本語: 「(ひとまとめの)束」「一度に作られた(処理された)もの」「一群」「一回分」
- 品詞: 名詞 (countable noun: 可算名詞)
- 複数形: batches
- 接头語: 特になし
- 語幹: batch
- 接尾語: 特になし
- 動詞: to batch(まとめて処理する)
- “batch processing”(一括処理): コンピュータや製造工程で、データや作業を一度にまとめて処理すること
- “batch file”(バッチファイル): Windowsなどで使われる、一連のコマンドをまとめて実行するファイル
- “batch of cookies” – 「クッキー一回分」
- “batch of bread” – 「パン一回分」
- “a new batch of students” – 「新しい学生の一団」
- “small batch” – 「少量のまとまり/小ロット」
- “large batch” – 「大量のまとまり/大ロット」
- “test batch” – 「試験用のロット/試作品」
- “production batch” – 「生産ロット/生産ごとのまとまり」
- “batch number” – 「バッチ番号(ロット番号)」
- “batch processing” – 「バッチ処理、一括処理」
- “batch file” – 「バッチファイル(一括処理ファイル)」
- 一度に複数のものを処理・作成するときに「まとめて」というニュアンスが強い
- 食品、データ処理、製造業など、幅広い分野で使用される
- 日常会話では、お菓子や料理をまとめて作るときに使われることが多い
- ビジネスや工業プロセスではもう少しフォーマルあるいは業界用語的に使われることが多い
- “a batch of + 名詞”
- 例: “a batch of cookies”, “a batch of data”
- 例: “a batch of cookies”, “a batch of data”
- “in batches” (副詞的表現)
- 例: “We will send them in batches.”(まとめて送ります)
- “batch” は可算名詞として扱われます。
例: “We made three batches of cookies today.”(今日は3回分のクッキーを作った。) - “batch it” と省略的に言う場合があり、ぜひ覚えておきましょう。(ただし口語的・業界用語的です)
- メールやタスクを「batch」処理する、つまり “batch your tasks” と言うと、一度にまとめて処理することを意味します。
- “I just baked a batch of brownies. Do you want some?”
- 「ブラウニーを一度に焼いたんだけど、食べる?」
- 「ブラウニーを一度に焼いたんだけど、食べる?」
- “Let’s make another batch of coffee before our guests arrive.”
- 「お客さんが来る前に、もう一回分コーヒーを淹れよう。」
- 「お客さんが来る前に、もう一回分コーヒーを淹れよう。」
- “I usually do laundry in one big batch on the weekend.”
- 「普段、洗濯は週末にまとめて全部やっちゃうんだ。」
- “We processed a large batch of orders this morning.”
- 「今朝、大量の注文をまとめて処理しました。」
- 「今朝、大量の注文をまとめて処理しました。」
- “Could you label each batch with the date and batch number?”
- 「各ロットに日付とバッチ番号をラベル付けしてもらえますか?」
- 「各ロットに日付とバッチ番号をラベル付けしてもらえますか?」
- “Please verify this batch of data before we start our analysis.”
- 「分析を始める前に、このデータを一式チェックしてください。」
- “We performed a batch experiment to test the new catalyst’s efficiency.”
- 「新しい触媒の効率を試すためにバッチ実験を行いました。」
- 「新しい触媒の効率を試すためにバッチ実験を行いました。」
- “Batch processing reduces overhead but may increase response time for individual tasks.”
- 「バッチ処理はオーバーヘッドを減らす一方、各タスクの応答時間を伸ばす可能性があります。」
- 「バッチ処理はオーバーヘッドを減らす一方、各タスクの応答時間を伸ばす可能性があります。」
- “A batch of samples was collected from the site for further analysis.”
- 「追加分析のために、その場所からサンプルをまとめて採取しました。」
- “group” – 「グループ、集団」
- より一般的に「ひとまとまり」を指す。
- より一般的に「ひとまとまり」を指す。
- “lot” – 「ロット、一群、一まとめ」
- 製造業などで “batch” とほぼ同じように使われることが多い。
- 製造業などで “batch” とほぼ同じように使われることが多い。
- “collection” – 「コレクション、集まり」
- ひとまとまりの集合。
- ひとまとまりの集合。
- “set” – 「セット、組」
- より抽象的に「まとまり」を指す表現。
- 発音記号 (IPA): /bætʃ/
- アメリカ英語 (GA): [bæʧ](「バッチ」)
- イギリス英語 (RP): [bætʃ](同じく「バッチ」)
- 綴り: “batche” と余計な “e” を付けてしまう誤り
- 発音: /bʌtʃ/(「バッチ」ではなく「バッチュ」)や /betʃ/(「ベッチ」)などと誤るケース
- 「バッチ」とカタカナで書くと、日本語で「badge(バッジ)」と混同されがち
- 同音異義語ではないが、“badge”(バッジ、記章)と混同しないよう注意
- TOEICや英検などでは、メール処理や製造プロセス、IT文脈の記事などで出題される可能性がある
- スペルの最後を “tch” で終わらせることが肝心(match, catch, watch などと同じ語尾パターン)
- “batch” はもともと「一度に焼く」というところから来ているため、パンやクッキーの「一回分の焼き上がり」をイメージすると覚えやすいです。
- “catch” や “match” のように “-atch” で終わる単語を集めて覚えておくとスペルミスを防げます。
- 頻繁に耳にする “batch processing” などの複合語から、コンピュータや製造の「まとめて処理」のイメージを思い浮かべると定着しやすいです。
- 単数形: stimulus (スティミュラス)
- 複数形: stimuli (スティミュライ)
- 動詞形: stimulate (「~に刺激を与える」), stimulated, stimulating
- 名詞形: stimulation (「刺激すること・刺激状態」)
- 形容詞形: stimulative (「刺激を与える」)
- B2: 「ある程度複雑な話題についても理解し、詳細を把握できる段階」
- 語幹: 「stimulus」:ラテン語の “stimulus(家畜を追い立てる棒)” に由来し、「刺激を与えるもの」を意味します。
- 接頭語・接尾語: 直接的な接頭語・接尾語はありませんが、派生語として動詞の
stimulate
(stimu + late) などがあります。 - stimulate (動詞) … 刺激する
- stimulation (名詞) … 刺激すること、刺激状態
- stimulative (形容詞) … 刺激を与える
- economic stimulus → 経済刺激策
- sensory stimulus → 感覚刺激
- external stimulus → 外部からの刺激
- visual stimulus → 視覚的刺激
- stimulus package → 景気刺激策(景気対策)
- a stimulus for growth → 成長のきっかけとなる刺激
- respond to a stimulus → 刺激に反応する
- stimulus-response mechanism → 刺激反応の仕組み
- provide a stimulus → 刺激を与える/提供する
- intense stimulus → 強い刺激
- ラテン語
stimulus
(家畜を追い立てる棍棒、刺すもの)から派生した言葉。もともとは物理的に家畜を突いて動かす棒を指していましたが、転じて「行動や反応を引き起こすきっかけ」という広い意味で使われるようになりました。 - 学術的・ビジネス的な文脈でよく使われます。特に経済や心理・生理学などで頻出です。
- 「反応を引き起こす原因」のニュアンスが強いため、受け手がどのように反応するかを示唆するような文脈でよく用いられます。
- カジュアルというよりはやや専門的・フォーマル寄りの単語です。
- 名詞 (可算名詞): “a stimulus” / “several stimuli” のように可算です。
一般的な構文例:
- “(Something) serves as a stimulus for (something).”
- “(Some event) provides a stimulus to (someone/something).”
- “(Something) serves as a stimulus for (something).”
イディオム・フレーズ:
- “act as a stimulus”: 「~として刺激となる」
- “thinking of it as a stimulus”: 「それを刺激として捉える」
- “act as a stimulus”: 「~として刺激となる」
フォーマル/カジュアル: 比較的フォーマルな文脈で使われることが多いですが、学術やビジネスに限らず、日常会話でも「刺激、きっかけ」の意味合いで使用可能です。
- “I need a new stimulus to get motivated to exercise.”
(運動のモチベーションを上げるために、新しい刺激が欲しいな。) - “Traveling abroad can be a great stimulus for creativity.”
(海外旅行は創造力を高める大きな刺激になるよ。) - “I found that painting every day is a wonderful stimulus for my mind.”
(毎日絵を描くことは、私の心を刺激するすばらしい方法だとわかった。) - “The government introduced a stimulus package to boost the economy.”
(政府は経済を活性化させるために景気刺激策を打ち出した。) - “We’re looking for a new marketing stimulus to drive sales growth.”
(売上拡大を促す新たなマーケティングの刺激を探している。) - “A competitive environment often serves as a strong stimulus for innovation.”
(競争環境はイノベーションの大きな刺激となることが多い。) - “In psychology experiments, a stimulus is presented to measure behavioral responses.”
(心理学の実験では、刺激を提示して行動反応を測定します。) - “Neurons fire when they receive an appropriate stimulus from the environment.”
(ニューロンは、環境から適切な刺激を受け取ると発火します。) - “Researchers examined how visual and auditory stimuli interact in the brain.”
(研究者たちは視覚刺激と聴覚刺激が脳内でどのように相互作用するかを調べました。) - impetus (はずみ、推進力)
- 「行動や出来事を進めるきっかけ」というニュアンスで、より外部から強制力を伴う場合に使われることが多い。
- incentive (動機づけ、誘因)
- 「報酬やメリットによって行動を促すきっかけ」というイメージが強い。
- spur (拍車、刺激)
- 時に急かす、急激に動かすというニュアンスがあり、口語でも使用される。
- provocation (挑発、刺激)
- 「挑発的な刺激」というニュアンスがあり、やや感情的・ネガティブな文脈で使われる。
- deterrent (抑止力、引き留めるもの)
- 「刺激とは逆に行動を抑える要因・力」という意味を持つ。
- IPA: /ˈstɪmjələs/
- アメリカ英語: [sti-myu-lus] のように /ˈstɪmjələs/ と発音。
- イギリス英語: おおむね同じですが、/ˈstɪmjʊləs/ と母音が若干異なることがあります。
- 強勢(アクセント)の位置: “sti” の部分に強勢(第1音節)。
- よくある発音の間違い: “stimyu-lus” の [y] が聞き取りづらく、/ˈstɪmjuːləs/ と長音になりすぎたり、「スティミュロス」のように母音がずれてしまうことがあります。
- スペルミス: “stimulous” と “o” を入れてしまう誤りがよくあります。
- 複数形の混同: “stimuli” が正しい複数形ですが、発音やつづりの混乱が起きやすいです。
- 他の “-us” → “-i” の名詞との混同: “cactus” / “cacti” や “fungus” / “fungi” などと同様のパターンです。
- TOEICや英検などでの出題傾向: 経済や心理学などの文章で “stimulus” が出てきて、内容理解や文意の把握を問う問題が登場する可能性があります。
- ラテン語の「突く棒(家畜を追い立てる道具)」を連想すると、「何かを刺激して動かすイメージ」がすぐに湧きます。
- 「stimul-」というスペリングが “stimulate” と共通しているので、関連語のイメージで覚えましょう。
- 複数形は「us → i」で変化するラテン由来の単語をまとめて覚えると便利です (“cactus/cacti”, “fungus/fungi” など)。
negligence
negligence
Explanation
negligence
1. 基本情報と概要
単語: negligence
品詞: 名詞 (noun)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語・日本語)
「negligence」は、たとえば事故や損害が起こったときに「適切な注意を払っていなかった」という文脈で使われる言葉です。主に法的文脈(「過失」)としてもよく登場し、ビジネスや日常会話でも相手が十分な責任を果たさなかった場合を表すときに使われます。
活用形
「negligence」は数えられない概念的な名詞(不可算名詞)として使われるのが一般的ですが、文脈によっては複数形(negligences)を使う場合もあります(ただし非常にまれです)。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスや使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
一般的な構文・イディオム
フォーマル/カジュアルの区別
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
IPA
アクセントの位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記の内容を参考に、「negligence」という単語は法的・ビジネス的な文脈で「過失」「怠慢」を意味し、フォーマル寄りのシーンで使われることが多いと覚えておくとよいでしょう。
(習慣的な)怠慢,不注意,落ち度;(法律で)過失
むとんじゃく,だらしなさ
overnight
overnight
Explanation
overnight
以下では、英単語「overnight」(副詞)の詳しい解説をお届けします。
1. 基本情報と概要
単語: overnight
品詞: 副詞(形容詞としても使われる)
意味(英語): During or throughout the night, or very quickly and suddenly.
意味(日本語): 「一晩中に」「一晩で」「あっという間に」という意味です。たとえば、一晩中仕事をしたり、一晩で大きな変化が起きたりする場面で使われます。
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
「overnight」を自然に使いこなせるには、ある程度の英語力が必要になりますが、読み書きにはそれほど高いレベルを要しない単語です。
活用形
他の品詞例
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性・派生語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(A) 日常会話での例文
(B) ビジネスでの例文
(C) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「overnight」は“一晩で”や“突然起こる”というニュアンスを強調するのにぴったりな単語です。機会があれば、ぜひいろいろな文脈で使ってみてください。
一夜のうちに;にわかに,急に
一晩(一夜)
一晩じゅう,夜通し
insert
insert
Explanation
insert
1. 基本情報と概要
単語: insert
品詞: 動詞(他動詞)、名詞
「insert」は、たとえば書類やデータ、カードなどを何かの間に入れる、というニュアンスです。
「挿入する」というのは具体的には、文章の途中に言葉を加えたり、スロットにカードを差し込んだり、ファイルを別の場所に組み込むことを指します。
活用形:
別の品詞例
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
「insert」は、「中へ(in-)つなぎ合わせる(-sert)」というイメージから派生した単語です。
関連語や派生語
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の “inserere” (in + serere =「内へ」+「つなぐ、植える」) が語源です。
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的/専門的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
勉強するときは、実際にカードを機械に入れるときや、コンピュータで何かを「挿入」する操作をするイメージを頭に浮かべながら使うのがおすすめです。イメージと動作が結びつくと記憶に定着しやすいです。
カードの挿入から文章の挿入まで、さまざまなシーンで使われるinsert。
しっかりと前置詞 (especially “into”) とセットで覚え、使いこなしてみましょう。
(…に)…‘を'差し込む,挿入する《+名+in(into, between)+名》
挿入物;(別刷りの)差し込みページ;(新聞などの)折り込みビラ
outrage
outrage
Explanation
outrage
1. 基本情報と概要
英単語: outrage
品詞: 名詞 (countable / uncountable)
意味(英語)
意味(日本語)
活用形
※「outrage」は動詞としても使われ、動詞形は “to outrage” (激怒させる、憤慨させる) となります。また、形容詞としては “outraged” (激怒した) が使われます。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
関連語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的・公的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
outrage は「激怒」「憤慨」。対して、満足や承認の気持ちは真逆の感情や態度を表します。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞 “outrage” の詳細な解説です。強い怒りや憤慨を表し、ニュースやフォーマルな文脈でもよく目にする単語なので、学習中にぜひ覚えておきましょう。
《…に対する》暴行,乱暴な行為,残虐な行為《against / on / upon ...》
激怒
steer
steer
Explanation
steer
〈他〉(船・車・飛行機など) のかじをとる, を操縦する / (人)を操る / (進路・道)を操縦して進む / を導く, に道を教える / 〈自〉操縦する / 進路を取る / かじがきく
1. 基本情報と概要
steer
「steer」は、車や船などのハンドルを操作して進路を取るとき、または会話や状況の流れを誘導するときに使われる単語です。日常会話からビジネスまで、状況の舵取りや流れをコントロールするニュアンスがあります。
活用形
他の品詞形(例)
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
関連語・派生語
よく使われるコロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル・カジュアル問わず使いやすい表現ですが、ビジネスシーンでは「steer the project」(プロジェクトを主導する) のようにややフォーマルな使い方も見られます。
5. 実例と例文
① 日常会話 (カジュアル)
② ビジネスシーン (ややフォーマル)
③ 学術的な文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、動詞 “steer” の詳細な解説です。物理的にも比喩的にも「舵を取る、導く」という感覚をしっかり押さえておくと、使い方の幅が広がります。
〈進路・道〉‘を'操縦して進む
…‘を'導く,‘に'道を教える
操縦する
進路をとる
〈船・車などが〉かじ(ハンドル)がきく
〈船・車・飛行機など〉‘の'かじをとる,‘を'操縦する;《しばしば比喩(ひゆ)的に》〈人〉‘を'操る
bargain
bargain
Explanation
bargain
1. 基本情報と概要
単語: bargain
品詞: 名詞 (動詞としても使われます)
英語での意味:
日本語での意味:
「bargain」は、ショッピングなどで「安く買えたお得な品物」を指すときに使われたり、交渉の結果得られた「取引・合意」を意味する単語です。日常会話からビジネス文脈まで幅広く使われます。
活用形 (名詞の場合は変化なし)
他の品詞としての例 (動詞「to bargain」)
CEFRレベル: B1(中級レベル)
「安い買い物」「お買い得商品」といった日常的な話題の中で頻繁に出てくる言葉ですが、交渉などの文脈で使われる場合もあるので、やや中級レベルの語彙として扱われることが多いです。
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文・イディオム
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル)
学術的な文脈 (やや硬め)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
ニュアンスの違い
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
強勢(アクセント)の位置
アメリカ英語とイギリス英語の違い
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞「bargain」の解説です。ショッピングシーンだけでなく、契約や取引の合意についても使えるため、ぜひ文脈によって使い分けてみてください。
契約,売買契約,取引き
安い買い物;堀り出し物,見切り品
seeker
seeker
Explanation
seeker
以下では、英単語 seeker
について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語と日本語での意味
品詞
活用形
他の品詞になった時の例
難易度の目安(CEFRレベル)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
名詞としての特徴
フォーマル/カジュアルなど、使用シーン
5. 実例と例文
以下では日常会話・ビジネス・学術的な文脈での例文をそれぞれ3つずつ紹介します。
日常会話
ビジネス
学術的な文脈・文章
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (synonyms)
反意語 (antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が seeker
の詳細解説です。何かを探している、求めている人のイメージを掴んでおきましょう。例文やコロケーションを参考に、さまざまな文脈で使ってみてください。
(…の)追求者,探求者《+for(after, of)+名》
geography
geography
Explanation
geography
1. 基本情報と概要
単語: geography
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語): The study of the physical features of the Earth and its atmosphere, and of human activity as it affects and is affected by these.
意味(日本語): 「地理学」、つまり地球の自然環境や地域特性、人間の社会や文化・歴史的要素との関わりを研究する学問です。「地理」は単に場所や位置を把握するだけでなく、自然環境と社会・文化がどのように影響し合っているかを探ります。
「geography」という単語は、学校の教科としてもよく使われるほか、観光・ビジネス・学術など幅広い場面で使われます。人々の生活環境や地球上のさまざまな現象を理解するためには欠かせない単語です。
CEFRレベル目安:
2. 語構成と詳細な意味
語構成
これらが組み合わさって「地球の性質や特徴を記述・研究する」という意味合いを持ちます。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源:
“geography” は、古代ギリシア語の「geo-(地球)」と「-graphia(書くこと)」から生まれた言葉です。本来は「地球を書くこと・記述すること」の意味があり、そこから「地球の特徴を記述し、研究する学問」を表します。
ニュアンス / 使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
例: My favorite subject is Geography.
(私の好きな教科は地理です)
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスでの例文
学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
学問領域で直接的な「反意語」はありませんが、たとえば「history」(歴史)とは視点が異なる学問と言えます(時間的視点 vs. 空間的視点)。ただし正確には「対義的」というよりは「異なる学問領域」という程度の比較です。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞 “geography” の詳細な解説です。地球の特性から文化まで包括的に扱う重要な分野ですので、勉強するほどに世界の見え方が広がるでしょう。
〈U〉地理,地理学
〈C〉地勢,地形
〈C〉地理学書
batch
batch
Explanation
batch
〈C〉《…の》1度分の分量《of ...》 / (パンなどの)一焼き分《of ...》 / 《話》《…の》束, 群, 組《of ...》 / 《コンピューター》《形容詞的に用いて》一括の
以下では、名詞の “batch” について、できるだけ詳細に解説します。
1. 基本情報と概要
英語と日本語での意味
「batch」は、「一度にまとめて処理されるもの」や「一度に作られるもの・まとまり」を指す名詞です。たとえば、「クッキーを一度に焼く」といったときの「一回分のクッキー」を指したり、「同時に処理されるデータのまとまり」を指したりします。日常的には、クッキーやパン、書類、メールなど、一度にまとめて作業・作成・処理される「まとまり」を意味する場面でよく使われます。
品詞と活用形
“batch” は主に名詞として使われますが、まれに動詞形として「まとめて処理する(to batch something)」という形でも使われることがあります。
【CEFRレベルの目安】
B2(中上級): 一般的な単語に比べると少し専門性があり、製造やデータ処理などの文脈でしばしば用いられるため、やや上級の単語といえます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「batch」という英単語は一語として完成した形をしており、現代的には明確に区別できるような接頭語・接尾語はありません。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
“batch” は中英語(Middle English)の “bacche” に由来し、さらに古英語(Old English)の “bacan”(焼く)に関連するといわれています。もともとは「一度に焼いたもの」という意味があり、パンやお菓子などを「オーブンで同時に焼いた分量」を指していました。
微妙なニュアンスや使用時の注意点
日常会話から専門的なシーンまで幅広い文脈で使われ、カジュアルにもフォーマルにもそれなりに適応する単語です。
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文
可算 / 不可算
イディオムやよくある表現
5. 実例と例文
以下では、日常会話・ビジネス・学術的な文脈ごとに例文を挙げます。形の上で自然な英語にします。
日常会話(カジュアル)
ビジネス(ややフォーマル)
学術的/専門的
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
厳密な「反意語」はありませんが、「個別の」「個々の」などを意味する “individual” は対照的に使える場合があります。
7. 発音とアクセントの特徴
強勢(アクセント)
“batch” は1音節の単語であり、特に強勢の位置というよりは、その単語全体が一気に発音されます。
よくある発音・スペルの間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、名詞 “batch” の詳細な解説です。一度にまとめて作られる・処理されるまとまりを表す便利な単語なので、そのニュアンスと使用シーンを押さえつつ、例文を参考に活用してみてください。
(パンなどの)一焼き分《+of+名》
(…の)1度分の[分量]《+of+名》
《話》(…の)束;群,組《+of+名》
《コンピューター》《形容詞的に用いて》一括の (batch processing)
stimulus
stimulus
Explanation
stimulus
1. 基本情報と概要
英単語: stimulus
品詞: 名詞 (可算名詞)
意味(英語): Something that provokes a physiological or psychological response or reaction.
意味(日本語): 刺激、何らかの反応を引き起こす要因。
「何かを刺激するきっかけや原因となるものを表す言葉です。人だけでなく、動物・経済・神経など、さまざまな分野で『刺激』を指す際に使われます。」
活用形・関連形:
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
派生語や類縁語:
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個):
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンス・使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “stimulus” の詳細解説です。学術からビジネスまで、幅広い分野で使われる重要単語なので、ぜひ文脈に合わせて活用してみてください。
刺激[するもの]
loading!!
ビジネス英単語(BSL)
ビジネスに頻出の英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、ビジネス英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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