ビジネス英単語(BSL) / 発音問題 - Unsolved
発音記号(IPA式)に対応する英単語を答える問題です。
英単語の発音を学ぶのに役立ちます。
- 副詞: passively (受け身的に)
- 名詞: passiveness / passivity (受動性、受け身の状態)
- 接頭語: なし
- 語幹: “pass”
- 接尾語: “-ive” (形容詞を作る接尾語)
- passion (情熱) - “pass”という文字は同じですが、直接的な意味の連続性はありません。
- pass (通る、合格する、渡す) - 「通り過ぎる」イメージで、“受動的に何かを通す”という面でなんとなく関連を感じられますが、語源的には異なる要素が混ざっています。
- passive attitude(受け身の態度)
- passive role(受動的な役割)
- passive resistance(受動的抵抗)
- passive listener(受け身の姿勢で聴く人)
- remain passive(受け身のままでいる)
- become passive(受け身になる)
- passive approach(受け身のアプローチ)
- passive learning(受け身の学習)
- passive behavior(受け身の振る舞い)
- in a passive manner(受動的なやり方で)
- 「passive」はラテン語の“passivus”から来ており、さらにその元には「苦しむ、耐える」を意味する“pati”という語根があります。
- 元々は「耐える」「何かをされる状態にある」ことを表しており、そこから「行為を受ける側」「受け身」の意味が生まれました。
- 単に「消極的」「やる気がない」という意味合いに限らず、「自分で動かず、外部からの働きかけに反応するだけ」といった状況を指すことが多いです。
- カジュアルな日常会話からフォーマルなビジネス・文章表現まで幅広い場面で使われます。ただし、ネガティブな印象を与える可能性があるため、使い方や文脈に注意が必要です。
“be + passive”構文:
- “He is passive in most group discussions.”(彼はグループディスカッションでは大抵受け身だ)
- 主語に対して「受け身の状態である」という形容を表します。
- “He is passive in most group discussions.”(彼はグループディスカッションでは大抵受け身だ)
“remain + passive”構文:
- “She remains passive even when she should speak up.”
- 状態変化が起きず、受動的なままであることを表します。
- “She remains passive even when she should speak up.”
“become + passive”構文:
- “They eventually became passive when faced with strong opposition.”
- 能動的だった状態から、受動的に変化する様子を示します。
- “They eventually became passive when faced with strong opposition.”
- フォーマル/カジュアル問わず使用可能。文脈次第で、ネガティブな評価を含むこともある。
- 他動詞・自動詞の使い分けにおいては、形容詞 “passive” そのものは動詞に左右されません。文全体の動詞が受動態(be + 過去分詞)かどうかとは独立して使われます。
“I noticed you were quite passive during the conversation. Is everything okay?”
(会話の間、あなたがかなり受け身だったことに気づいたんだけど、大丈夫?)“My brother is too passive to make weekend plans, so I usually decide where to go.”
(私の兄は週末の予定を立てるのに消極的なので、私がいつも行き先を決めます。)“You don’t have to be so passive. Feel free to share your thoughts!”
(そんなに受け身にならなくていいよ。遠慮せず意見を言って!)“We can’t afford to be passive in this competitive market; we need a proactive strategy.”
(この競争の激しい市場では受け身でいる余裕はありません。積極的な戦略が必要です。)“Her passive approach to leadership often leads to team confusion.”
(彼女の受動的なリーダーシップの取り方は、しばしばチームを混乱させます。)“If we remain passive about these issues, our competitors will quickly overtake us.”
(これらの問題に対して受け身のままでいると、競合他社にすぐ追い越されるでしょう。)“Studies indicate that employees with passive personalities report lower job satisfaction.”
(研究によると、受動的な性格の従業員は仕事の満足度が低いと報告されています。)“Passive learning methods may hinder students’ critical thinking abilities.”
(受け身の学習方法は、学生の批判的思考力を阻害する可能性があります。)“A passive stance in negotiations can result in suboptimal agreements.”
(交渉での受け身な姿勢は、最適とは言えない合意につながる可能性があります。)- submissive(従順な)
- 「全面的に相手に従う」というニュアンスが強い。
- 「全面的に相手に従う」というニュアンスが強い。
- inactive(活動していない)
- 単に「行動しない」ことを指し、受動的というよりは「動いていない」状態に焦点がある。
- 単に「行動しない」ことを指し、受動的というよりは「動いていない」状態に焦点がある。
- compliant(従順である、素直に従う)
- ルールや要求に素直に応じるニュアンス。
- ルールや要求に素直に応じるニュアンス。
- active(能動的な)
- assertive(自己主張する)
- proactive(先を見越して行動する)
- アメリカ英語: /ˈpæsɪv/
- イギリス英語: /ˈpæsɪv/
- “pas-sive” の最初の音節 “pas-” にアクセントがあります。
- “passive” の “i” の音を長く伸ばしすぎる。正しくは「パスィヴ」のように軽く「イ」と発音します。
- “passive” と “passion” (パッション) を混同することがありますが、アクセントも意味も異なるので注意が必要です。
- スペルミス: “passive” の最後は-“ive” で終わります。-“ive” は形容詞を作る接尾語なので、-“ive” のつづりを間違えやすい方は要注意です。
- 同音異義語との混同: “passive” と同音異義語は特にありませんが、前述の“passion”・“pastime”など似たつづりの単語に注意しましょう。
- 文法的な混乱: “passive voice” (受動態) と形容詞の“passive”を混同しがちです。文法上の用語として受動態という意味で使うときは “the passive voice,” 状態を形容するときには “passive” という形容詞になります。
- TOEICや英検などで、“passive” は読解文に登場することがあり、文脈から「受け身の態度」や「消極的な姿勢」を指していると判断できるかが問われることがあります。
- “passive” を覚えるときは、自分で「パス(pass)している、受け流している」イメージを持つと良いかもしれません。
- スポーツで「パスを受けるだけの選手」を想像してみると、「自分から積極的に動かない受け身の状態」という印象が湧きやすいです。
- “-ive” は形容詞に多い接尾語(例: active, creative, supportive など)なので、“-ive” を意識すると語彙学習で役立ちます。
- A building or a device in which grain is ground into flour or other substances are crushed or ground.
- A factory or plant where certain materials or products are processed.
- 穀物を粉にひく施設(製粉所)や、何かを粉砕・加工する工場を指します。例えば「風車小屋」や「製粉工場」などのイメージです。
- 用途に応じて、材木工場(sawmill)や製紙工場(paper mill)など、特定の工場を指す場合にも使われます。
- 複数形: mills
- 動詞 “to mill” (粉にする、加工する)
- 例: “The farmer milled the wheat into flour.” (農家は小麦を粉に挽いた)
- 例: “The farmer milled the wheat into flour.” (農家は小麦を粉に挽いた)
- 形容詞派生は直接ありませんが、形容詞的用法として「mill worker」は「工場労働者」という意味になります。
- 派生的には “milling” (動名詞・現在分詞) が「粉砕工程」の意味で使われることもあります。
- 日常会話レベルよりはやや専門的な場面(工業系や歴史的な施設の説明等)で使われることが多い単語です。
- “miller”: 製粉業者、粉挽き職人
- “milling”: 粉砕作業、加工の工程
- “windmill”: 風車小屋
- “watermill”: 水車小屋
- flour mill (製粉所)
- steel mill (製鉄所)
- sawmill (材木工場)
- paper mill (製紙工場)
- run-of-the-mill (ごく普通の、平凡な) [慣用句的表現: ただし名詞ではなく形容詞的に使われます]
- windmill (風車小屋)
- watermill (水車小屋)
- sugar mill (製糖工場)
- spinning mill (紡績工場)
- coffee mill (コーヒー豆を挽くミル)
- 古英語の “mylen” からきており、さらに遡るとラテン語の “mola” (臼) に由来します。もともと「粉を作るための器具や場所」を指す語でした。
- 中世から「水力を利用して粉を挽く施設」として重要な役割を果たしてきました。そのため、“mill” は伝統的・歴史的な雰囲気のある単語でもあります。
- 現在では、粉を挽く以外にも「特定の工業製品を生産する工場・施設」を広く指す言葉として使われています。
- “mill” と言うと国内外の田舎にあるような「風車小屋」や「水車小屋」を連想させることが多いですが、現代では大規模な工場を指す「steel mill」などの意味合いも一般的です。
- 口語でも書き言葉でも使われますが、日常会話で使う場合には少し具体的に「wood mill」や「coffee mill」などと用途を付けてあげるとわかりやすいでしょう。
- 可算名詞: “a mill” / “two mills” / “many mills” のように数えられます。
- 動詞「to mill」は他動詞・自動詞両方で使われる場合があります。
- 他動詞: “to mill the grain” (穀物を挽く)
- 自動詞: “The machine is milling.” (その機械は粉砕している)
- 他動詞: “to mill the grain” (穀物を挽く)
- “run-of-the-mill”: 形容詞として「風変わりでない、ごく普通の」。日常的な会話で「平凡だね」というニュアンスを伝えるのに用いられます。
“Have you ever visited the old watermill by the river?”
- 「川沿いの古い水車小屋に行ったことある?」
“I bought a new coffee mill to grind my beans fresh every morning.”
- 「毎朝コーヒー豆を挽くために、新しいコーヒーミルを買ったよ。」
“We spent the weekend touring a historic flour mill museum.”
- 「週末は歴史的な製粉所の博物館を見学して過ごしたんだ。」
“Our company is collaborating with a major steel mill to improve production efficiency.”
- 「我が社は大手製鉄所と提携して生産効率を高めようとしています。」
“The paper mill has recently upgraded its machinery to reduce energy consumption.”
- 「その製紙工場は、エネルギー消費を削減するために最近機械をアップグレードしました。」
“We’re looking into building a new sawmill to meet the growing demand.”
- 「需要の増加に対応するため、新たな材木工場の建設を検討しています。」
“Archaeologists discovered remnants of a Roman watermill dating back to the 3rd century.”
- 「考古学者たちは3世紀にさかのぼるローマ時代の水車小屋の遺構を発見しました。」
“His thesis examines the socio-economic impact of mills on rural communities in the 18th century.”
- 「彼の論文は18世紀の農村社会における製粉所の社会経済的影響を考察しています。」
“Environmental studies highlight the pollution risks associated with steel mills.”
- 「環境学の研究では、製鉄所に関連する汚染リスクが強調されています。」
- factory (工場)
- 一般的に「工場」として広い意味を持ちます。特定の製品を大量生産する施設。
- 一般的に「工場」として広い意味を持ちます。特定の製品を大量生産する施設。
- plant (プラント)
- 大規模工場や生産施設に使われることが多い。特に化学プラントや発電プラントなど。
- 大規模工場や生産施設に使われることが多い。特に化学プラントや発電プラントなど。
- workshop (作業場)
- 小規模な作業をする場所。手作業やクラフト系に使われることが多い。
- “studio” (アトリエ、スタジオ)
- 物を大量に生産するというより、創作活動や芸術活動の空間を指します。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /mɪl/
- イギリス英語: /mɪl/
- アメリカ英語: /mɪl/
- アクセントの位置: 単音節語なので、特に強いアクセントを付ける位置はありません。そのまま「ミル」と発音します。
- よくある間違いとして、語尾を “ミール” (meal) と混同するケースがあるので注意してください。
- スペルミス: “mill” と “mil” を間違える、または “meal” と混同するなど。
- 同音異義語との混同: “mill” (工場や粉を挽く場所) と “mil” (1/1000 インチを示す単位) はよく混同されますが、スペルも意味も異なります。
- TOEICや英検など試験対策: 工場関連のトピックや産業革命などの歴史背景を扱うリーディングで登場することがあります。
- “run-of-the-mill” という表現は文法問題や一部の語彙問題で出題される可能性があります。
- 「回るイメージ」: もともと水車や風車で「ぐるぐる回して穀物を挽く」仕組みなので、回転して何かを粉々にする“回る”イメージと結び付けると覚えやすいかもしれません。
- 「工場・施設」=何かを大量に加工のイメージで、「粉を挽く」以外にもいろいろなものを加工する大きな設備と捉えると広範な意味で使えます。
- スペリングのポイントは「l」が2つ。「m-i-l-l」としっかり覚えましょう。
- 英語: pipeline
- 日本語: パイプライン
- 名詞 (noun)
- pipeline (名詞, 単数形)
- pipelines (名詞, 複数形)
- 動詞形: (あまり一般的ではありませんが、一部専門領域・IT関連の用例で)“to pipeline ~” が使われるケースがあります。
- 形容詞形: 一般に形容詞形としては使われませんが、たとえば “pipeline project” などで「パイプラインのプロジェクト」と言うときは、名詞が名詞を修飾している構造です。
- B2(中上級)
一般的に「パイプライン」は専門・技術系の話題やビジネスの文脈で登場することが多く、日常会話としてはやや上級寄りに入ってきます。 - pipe + line の複合語
- pipe: 管
- line: 線や列、あるいは物の連なりを表す語
- pipe: 管
- pipeline network: パイプライン網
- pipeline architecture: パイプラインの構造や設計(特にIT分野・プロセッサなど)
- sales pipeline: 営業・商談の進捗状況を示すパイプライン
- product pipeline: 製品の開発・リリースまでの一連の流れ
- oil pipeline(石油パイプライン)
- gas pipeline(ガスパイプライン)
- product pipeline(商品開発ライン)
- sales pipeline(営業案件の流れ)
- pipeline construction(パイプライン建設)
- pipeline leak(パイプラインの漏れ)
- pipeline maintenance(パイプラインの保守)
- project in the pipeline(進行中のプロジェクト)
- pipeline capacity(パイプラインの処理能力)
- pipeline proposal(パイプラインの提案)
- 「pipe」は古英語の「pīpe」やラテン語起源とされる単語から発展しており、「管」や「パイプ」を意味します。
- 「line」は古英語の「līne」、ラテン語 基源の「linea」から派生しており、「線」「列」を意味します。
- pipe + line が合わさって「pipeline(パイプが連なる線=パイプライン)」という意味になりました。
- 物理的パイプライン: 液体やガスを輸送する実際の管の仕組み。
- 比喩的パイプライン: 何かが連続的・体系的に流れていく状態。プロセスやプロジェクトの進行度合いを表すことも多いです。ビジネス文脈では「製品開発の流れ」「売上見込みの流れ」を指すこともしばしば。
- カジュアル/フォーマル: 技術的・業務的な話題で多用される。日常会話で使う場合は比喩的表現が中心。ビジネス文書などフォーマルな場面でも問題なく使用されます。
- 名詞 (可算名詞)
「パイプライン1本」「複数のパイプライン」と数えられるため、可算名詞です。 - in the pipeline: 進行中・準備中というイディオム的表現でよく登場します。
- build/construct a pipeline: パイプラインを建設する(他動詞構文)
- flow through the pipeline: パイプラインを通して流れる(自動詞構文)
- フォーマル: 政府レポートやビジネス報告書、技術論文などで「pipeline」について論じるとき。
- カジュアル: 日常会話では、「We have some exciting plans in the pipeline.(面白い計画が進行中だよ)」という比喩表現が自然に使われたりします。
“We’ve got a few surprises in the pipeline for the party, so stay tuned!”
(パーティーのためにいくつかのサプライズを計画中だから、お楽しみに!)“I’m hoping they’ll fix the water pipeline soon; the water pressure has been low.”
(水道パイプラインを早く直してほしいわ。水圧が低くて困ってるの。)“His new book is still in the pipeline, but we can expect it next year.”
(彼の新しい本はまだ進行中だけど、来年には発売されるだろう。)“Our sales pipeline looks promising for the next quarter.”
(次の四半期に向けて、営業案件のパイプラインは好調そうだ。)“We have several projects in the pipeline that could boost our revenue.”
(売上増に貢献しそうなプロジェクトがいくつか進行中だ。)“It’s crucial to maintain transparency throughout the pipeline for all stakeholders.”
(すべての利害関係者に対して、パイプライン全体の透明性を維持することが極めて重要だ。)“The oil pipeline through the desert is a massive engineering feat.”
(砂漠を横断する石油パイプラインは壮大な工学的偉業だ。)“In processor design, the instruction pipeline allows for faster execution of commands.”
(プロセッサ設計では、命令パイプラインによってコマンドの実行が高速化する。)“Research on hydrogen pipelines is expanding rapidly as sustainable energy demands rise.”
(持続可能エネルギーの需要が高まる中、水素パイプラインに関する研究が急速に広がっている。)- conduit(導管、導水管)
- より物理的で、電線や配線、液体を通す管やチューブを指すことが多い。
- より物理的で、電線や配線、液体を通す管やチューブを指すことが多い。
- channel(チャネル、経路)
- 水路などの意味のほかに、情報伝達経路にも使われる。パイプラインほど物理的なイメージは強くない。
- 水路などの意味のほかに、情報伝達経路にも使われる。パイプラインほど物理的なイメージは強くない。
- route(ルート、道筋)
- 比喩的にも使われるが、物理的パイプを指すことは稀。
- 比喩的にも使われるが、物理的パイプを指すことは稀。
- endpoint(終点)
厳密には反意語ではありませんが、「経路・流れ」に対して「終点・完結点」を指す単語として比較できます。 - 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈpaɪp.laɪn/
- イギリス英語: /ˈpaɪp.laɪn/
- アメリカ英語: /ˈpaɪp.laɪn/
- アクセント:
- “PIPE-line” のように、最初の “pipe” の部分に強勢がきます。
- “PIPE-line” のように、最初の “pipe” の部分に強勢がきます。
- よくある間違い:
- “pipe” と “line” の綴りを間違えるケースや、間にハイフン(-)を入れる “pipe-line” という表記をするケースもありますが、一般的には “pipeline” が主流です。
- スペルミス: “pipleline” といったタイプミスに注意。
- 容量や物理的概念を指すか、比喩的なビジネス用語かに注意しながら文脈を見る必要があります。
- TOEIC・英検など試験での出題: ビジネス用語として出る場合や、技術文脈についてのリーディングパッセージに登場するケースがあります。「something in the pipeline」(何かが進行中である)の比喩に注意しておくと得点につながるでしょう。
- 「pipe(管)」と「line(線)」が合わさって成り立つ単語。
- 物理的にも、比喩的にも「ずっと続いていく管」をイメージすると覚えやすい。
- ビジネスシーンで「in the pipeline」を頻繁に目にするときは「プロジェクトが流れて進んでいる最中なんだ」とイメージしてください。
- 活用形: successor は名詞のため、複数形は successors となります。
- 他の品詞への変化例:
- succeed (動詞) 「成功する、後を継ぐ」
- successful (形容詞) 「成功した」
- success (名詞) 「成功」
- succeed (動詞) 「成功する、後を継ぐ」
- 語幹: success(「成功」や「継続して良い結果を得ること」を表す要素)
- 接尾辞: -or(「人」を示す名詞の形にする接尾辞)
- success (名詞)
- succeed (動詞)
- successful (形容詞)
- successive (形容詞) 「連続する、相次ぐ」
- appoint a successor(後継者を任命する)
- name a successor(後継者を指名する)
- an immediate successor(直後の後継者)
- rightful successor(正当な後継者)
- groom someone as a successor(後継者として育成する)
- heir and successor(相続人兼後継者)
- potential successor(可能性のある後継者)
- designate a successor(後継者を指定する)
- find a suitable successor(適切な後継者を見つける)
- become the successor(後継者となる)
- 語源: ラテン語の“successor”から来ており、“succedere” (to follow) が元になっています。
- 歴史的には、特に王位継承や聖職の継承などでよく使われる言葉でしたが、組織や企業のポジション継承にも一般的に使われるようになりました。
- ニュアンス: フォーマルな響きがあり、ビジネスや制度的な場面でよく登場します。カジュアルな会話では「次の人、代わり」くらいのニュアンスでも使われることがありますが、多くはオフィシャルな場面で用いられます。
- 可算名詞: 「一人の後継者」を指す場合は “a successor”/「複数の後継者」は “successors”
- 主に “successor to + 人/地位” や “successor of + 人/地位” の形で使用されます。
- 例: “He was the successor to the former CEO.” / “He was the successor of the former CEO.”
- 例: “He was the successor to the former CEO.” / “He was the successor of the former CEO.”
- フォーマルな文脈、ビジネス文脈で使われることが多いです。
- “My cousin is seen as the natural successor to my grandfather’s small grocery store.”
(いとこが、祖父の小さな食料品店を継ぐ自然な後継者だと見なされているんだ。) - “After my mom retired from the choir, they started looking for her successor.”
(母が合唱団を辞めた後で、彼女の後継者を探し始めたんだ。) - “I wonder who will be the successor of our family recipe.”
(我が家のレシピを誰が受け継いでくれるのかな?) - “The CEO announced his retirement and named his successor during the shareholders’ meeting.”
(CEOは退任を発表し、株主総会で後継者を指名しました。) - “We need to groom a successor to continue the company’s vision effectively.”
(会社のビジョンを効果的に継続させるため、後継者を育成する必要がある。) - “The board of directors is in the process of appointing a new successor.”
(取締役会は新たな後継者を選任する作業を進めているところです。) - “Aristotle was considered the rightful intellectual successor to Plato.”
(アリストテレスはプラトンの正当な思想的後継者と考えられていた。) - “Many historians debate whether he can truly be called the successor of the ancient king.”
(多くの歴史家は、彼が本当にその古代の王の後継者と言えるのかどうか議論している。) - “The new theory hasn’t found its legitimate successor yet.”
(その新しい理論には、まだ正当な後継理論が見つかっていない。) - 類義語
- heir(相続人、継承者)
- 「財産や地位を相続する」という文脈で使われることが多く、特に血筋での継承に焦点がある。
- 「財産や地位を相続する」という文脈で使われることが多く、特に血筋での継承に焦点がある。
- follower(追随者、弟子)
- 後を付いてくる人や熱心に支持する人を指し、「後継者」という意味合いより「信奉者」に近い。
- 後を付いてくる人や熱心に支持する人を指し、「後継者」という意味合いより「信奉者」に近い。
- replacement(代わりの人・もの)
- 「代理」や「交換要員」のニュアンスが強く、フォーマルさが少ない。
- 「代理」や「交換要員」のニュアンスが強く、フォーマルさが少ない。
- heir(相続人、継承者)
- 反意語: predecessor(前任者)
- 「先代」「以前その仕事をしていた人」という意味になります。
- IPA: /səkˈsɛsər/ (アメリカ英語), /səkˈsɛsə/ (イギリス英語)
- アクセントは “-ces-” の部分に来ます (suc*ces*sor)。
- アメリカ英語は最後の “-or” が [ər] となり、イギリス英語では [ə] に近い発音です。
- “suc-” の部分を [sək] と短く発音し、続く “-ces-” の音を強調します。
- スペルミス: “successor” は “-or” のつづりを “-er” と間違えて “successer” としてしまうことがよくあります。
- 同音異義語との混同はありませんが、しばしば “success” (成功) と混同されやすいです。
- 試験での出題傾向: TOEICや英検などのビジネスやフォーマルな文脈を扱う問題で、「後継者」を問う設問で登場することがあります。
- 「success(成功) + or(〜する人)」と考えると「成功を受け継ぐ人」といったイメージで覚えやすいです。
- 「前任者が築いた成功を継ぐ人」という連想で語感からもイメージを膨らませると印象に残ります。
- スペリングのポイント: “success” と “-or” がくっついているだけだが、「c」の重複と最後の “-or” を間違えないようにしましょう。
- To make something physically stronger or more solid.
- To combine or bring together several things into a single, more effective whole.
- 「強化する」「固める」「統合する」という意味を持ちます。主にいくつかの要素を一つにまとめて、より安定・強力にするイメージの動詞です。
- 例えば、「権力を固める」「データを集約して安定させる」など、何かをまとめて強固にするニュアンスがあります。
- 現在形: consolidate
- 過去形: consolidated
- 過去分詞: consolidated
- 現在分詞・動名詞: consolidating
- 名詞形: consolidation (例: “the consolidation of data” = データの統合〈強化〉)
- 形容詞形: consolidated (「強化された」「統合された」状態を形容するとき)
- B2レベル: 日常的な話題から抽象的な内容まである程度幅広く話せるレベル。ビジネスや学術的な文脈での「まとめる」「固める」ニュアンスをしっかり理解できれば、さらに上級レベルの英語にも応用がききます。
- 接頭語: 「con-」(共に、一緒に)
- 語幹: 「solid」(固い、しっかりとした)
- 接尾語: 「-ate」(〜する、〜化する)
- consolidation (名詞): 統合、強化
- consolidative (形容詞): 統合する、強化する作用のある (比較的専門的)
- consolidate power
- (権力を固める)
- (権力を固める)
- consolidate gains
- (利益を安定させる、確定させる)
- (利益を安定させる、確定させる)
- consolidate position
- (ポジション・立場を強固にする)
- (ポジション・立場を強固にする)
- consolidate debt
- (借金を一本化する)
- (借金を一本化する)
- consolidate data
- (データを集約する)
- (データを集約する)
- consolidate resources
- (リソースを統合する)
- (リソースを統合する)
- consolidate one’s hold
- (支配を固める)
- (支配を固める)
- consolidate efforts
- (取り組みを結集して強化する)
- (取り組みを結集して強化する)
- consolidate a relationship
- (関係を強固にする)
- (関係を強固にする)
- consolidate a market
- (市場を統合する/市場支配を固める)
- ラテン語の “consolidare” = con- (共に) + solidare (固くする)
- 古くから「一つにまとめて強固にする」という意味合いで使われてきました。
- 「ただまとめる」だけでなく、「安定させ、強く固める」ニュアンスが強いです。
- 政治的にもビジネス的にも使われるややフォーマルな語彙で、論文や正式な発表などでも使われます。一方、日常会話でも「まとめて固める」状況であれば使用可能です。
- ビジネスシーンやアカデミックシーンでは頻出ですが、若干フォーマルな印象があります。
- 他動詞として使われることが多いです。目的語となる対象(例えば “power,” “data,” “resources”)を「強固にする」「統合する」イメージです。
- 時々「consolidate into ...」という形で、「~へと統合・集約する」と表現されることもあります。
- consolidate + 目的語 (例: “We should consolidate our efforts.”)
- consolidate + 目的語 + into + 名詞 (例: “They consolidated multiple departments into one.”)
- 厳密なイディオムとはいえませんが、ビジネスや政治関連の文脈では “consolidate one’s position” や “consolidate power” が半ば慣用的に使われています。
- ビジネスや学術的シーンでフォーマルに用いられやすいですが、日常会話でも十分使用可能です。
- “I need to consolidate all my notes before the exam.”
- 試験前にすべてのノートをまとめて整理しないと。
- 試験前にすべてのノートをまとめて整理しないと。
- “Let’s consolidate our groceries into one bag to save space.”
- 場所を節約するために、買った食品を1つの袋にまとめよう。
- 場所を節約するために、買った食品を1つの袋にまとめよう。
- “After moving in together, they decided to consolidate their furniture to make room.”
- 一緒に住み始めた後、スペースを作るために家財道具をうまくまとめることにした。
- “The company aims to consolidate its subsidiaries into a single unit.”
- その企業は子会社を一つの組織に統合することを目指している。
- その企業は子会社を一つの組織に統合することを目指している。
- “We should consolidate our resources to improve overall efficiency.”
- 全体的な効率を上げるために、リソースを一括してまとめるべきだ。
- 全体的な効率を上げるために、リソースを一括してまとめるべきだ。
- “They are trying to consolidate their market share by purchasing smaller competitors.”
- 彼らは小規模な競合を買収することで、市場シェアを固めようとしている。
- “This research paper consolidates previous findings on climate change.”
- 本研究論文は、これまでの気候変動に関する知見を総合している。
- 本研究論文は、これまでの気候変動に関する知見を総合している。
- “The newly proposed theory consolidates multiple approaches into one unified framework.”
- 新しく提案された理論は、複数のアプローチを1つの統合的フレームワークにまとめている。
- 新しく提案された理論は、複数のアプローチを1つの統合的フレームワークにまとめている。
- “By consolidating various data sets, the study provides a more comprehensive analysis.”
- さまざまなデータセットを集約することで、その研究はより包括的な分析を提供している。
- combine (組み合わせる)
- 「単に結合する」というニュアンス。consolidate ほど「強固にする」イメージは少ない。
- 「単に結合する」というニュアンス。consolidate ほど「強固にする」イメージは少ない。
- merge (合併する)
- 企業・物事を一つにするニュアンスだが、「強化」の意味合いは必ずしも強くない。
- 企業・物事を一つにするニュアンスだが、「強化」の意味合いは必ずしも強くない。
- strengthen (強化する)
- 「力を強める」一般的な意味だが、「統合する」ニュアンスは弱い。
- 「力を強める」一般的な意味だが、「統合する」ニュアンスは弱い。
- unify (統合する)
- 「一つにまとめる」点で近いが、必ずしも強固にするニュアンスは含まない。
- 「一つにまとめる」点で近いが、必ずしも強固にするニュアンスは含まない。
- amalgamate (合体する)
- “merge”に近いが、より専門的な表現。ビジネスや金融の文脈で使われやすい。
- separate (分離する)
- disperse (分散させる)
- divide (分割する)
- イギリス英語: /kənˈsɒl.ɪ.deɪt/
- アメリカ英語: /kənˈsɑː.lə.deɪt/
- “-sol-” の部分に主アクセントがあります。(kən-SOL-i-date)
- [konsoridate] など母音を誤ってしまうことがありますが、正しくは “kən-SOL-i-deit” の音です。
- 英語学習者は “sol” を “ソル” と発音しやすいですが、英米いずれも “ソル” に近いアクセントで問題ありません。
- スペルミス: “consolidate” の “con-” と “solid” はしっかり覚えておくと良いでしょう。
- “consulate” (領事館) との混同に注意。スペルは似ていますが、意味が全く違います。
- TOEICなどのビジネス英語テストや大学入試・英検などで、「企業の統合やリソースのまとめ方」を表現する際に出題される可能性があります。
- 「強固にする」ニュアンスを意識しながら記憶すると、文脈に合った使い方がしやすいです。
- 「con- (共に) + solid (しっかり) + -ate (~する)」で「一緒にしっかりさせる → 統合して固める」と覚えるとよいでしょう。
- “conSOLIDate” の中に「solid (固体, しっかり)」が入っているので、「より堅固な形にまとめて固める」というイメージが覚えやすいポイントです。
- 勉強テクニックとしては、実際に「consolidate + (目的語)」の形で短い英作文を作り、口に出してみると定着しやすくなります。
- dilemma
- 名詞 (noun)
- A situation in which a difficult choice has to be made between two or more equally undesirable or difficult alternatives.
- 二つまたはそれ以上の選択肢があって、どちらも好ましくなかったり、判断が難しい状況を指します。
- 「選択に困る状況」や、「どちらを選んでも一長一短があって悩ましい」というニュアンスを持つ単語です。
- 名詞なので、一般的に動詞のような活用はしません。
- 複数形:dilemmas
- dilemmatic (形容詞): “困難な選択を伴う” という形容詞形。使われる場面は多くありませんが、形容詞として存在します。
- B2(中上級)
- 日常的な会話でも登場することがあり、ニュース記事やビジネスシーンでも比較的よく使われます。
- 接頭語:di- (「二つの」を意味するギリシャ語由来)
- 語幹:lemma (ギリシャ語で「仮定、前提、取るもの」などを意味する)
- dilemmatic: 形容詞。「ジレンマに関する」「困難な選択に関わる」
- face a dilemma (ジレンマに直面する)
- in a dilemma (ジレンマの中にいる・悩ましい状況にある)
- pose a dilemma (ジレンマを引き起こす)
- ethical dilemma (倫理的ジレンマ)
- moral dilemma (道徳的ジレンマ)
- create a dilemma (ジレンマを生じさせる)
- a difficult dilemma (困難なジレンマ)
- resolve a dilemma (ジレンマを解決する)
- dilemma of choice (選択のジレンマ)
- classic dilemma (典型的なジレンマ)
- ギリシャ語の「di-(二つの)」と「lemma(前提、仮定)」が合わさってできた言葉。元々は「二つの前提を突きつけられる」という意味がありました。
- どちらを選んでも不満が残る、またはどちらを選ぶかで深刻な影響がある状況を指します。
- 日常会話からフォーマルな文章まで幅広く使われます。
- 道徳的・倫理的に難しい選択を表す文脈で頻出します。
- 名詞 (countable):ジレンマは可算名詞として扱われるため、a dilemma / dilemmas のように使えます。
- 一般的な構文:
- “(someone) is in a dilemma”
- “(someone) faces a dilemma”
- “It poses a dilemma (for someone)”
- “(someone) is in a dilemma”
- フォーマル/カジュアルいずれでも用いることができますが、内容的にやや深刻なニュアンスを伴うため、論文やニュースなどフォーマルな文脈でも頻出します。
“I’m in a dilemma about whether to go out tonight or stay in.”
- (今夜出かけるか家にいるかで悩んでいるんだ。)
“This new job offer has put me in a dilemma—I love my current team, but the new opportunity is tempting.”
- (新しい仕事のオファーを受けてジレンマだよ。今のチームは好きだけど、新しい機会も魅力的なんだ。)
“Choosing a birthday gift for my dad is always a dilemma because he seems to have everything he needs.”
- (お父さんへの誕生日プレゼントを選ぶのはいつもジレンマなんだ。必要なものは全部持ってるみたいだから。)
“We are faced with an ethical dilemma regarding how to handle the client’s confidential data.”
- (顧客の機密データをどう扱うかについて、倫理的なジレンマに直面しています。)
“The company’s merger plans created a dilemma for employees deciding whether to stay or look elsewhere.”
- (会社の合併計画のせいで、従業員たちはこのまま残るか他を探すかというジレンマに陥りました。)
“Our marketing team is in a dilemma over allocating the budget to digital campaigns or traditional media.”
- (マーケティングチームは、デジタルキャンペーンに予算を割くか伝統的メディアに割くかでジレンマに陥っています。)
“Philosophers often debate moral dilemmas to explore the nature of ethical judgment.”
- (哲学者たちは、倫理的判断の本質を探るために道徳的ジレンマをしばしば論じます。)
“In political science, policy-makers frequently encounter dilemmas when balancing public interest and individual rights.”
- (政治学において、政策立案者は公共の利益と個人の権利を両立させる際にしばしばジレンマに直面します。)
“The researcher addressed a methodological dilemma in collecting unbiased survey data.”
- (研究者は、偏りのない調査データを収集するための方法論的ジレンマに取り組みました。)
predicament (苦境)
- 「困った立場に置かれた状況」という意味が強く、問題解決が難しい状態を指す。
- 「選択の問題」よりも「状況が八方塞がり」というニュアンス。
- 「困った立場に置かれた状況」という意味が強く、問題解決が難しい状態を指す。
quandary (板挟みの状態)
- 「どうするべきかわからない状態」という意味。dilemma同様、選択に悩むニュアンスが強い。
conundrum (難問)
- 謎解きやとても解決困難な問題に使われやすい。dilemmaよりも「謎めいた」イメージが強い。
- certainty (確実さ)
- はっきり決まっていて悩む余地がない状態。dilemmaとは対照的に、「選択が定まっている」という意味で用いられます。
- 発音記号 (IPA): /dɪˈlɛmə/
- アクセントは第2音節 “le” に置かれます。
- アメリカ英語: ディ(ディ)レマ /dɪˈlɛmə/
- イギリス英語: ディ(ディ)レマ /dɪˈlɛmə/
- 大きな発音差はあまりありませんが、母音の若干の微妙な違いが聞かれる場合があります。
- よくある間違いとして、
dilemna
というスペルミスが見られます。
- 正しくは “dilemma” です。
- スペルミス: “dilemna” や “dilema” などは誤り。
- 意味の誤解: “dilemma” は単に「問題」を指すのではなく、困難な選択がある場合に使います。
- 発音: アクセントを第2音節に置かないと通じにくくなる場合があります。
- TOEICや英検など: ビジネスシーンや академic文脈で登場する可能性が高いため、読解問題や文脈問題で出題されることがあります。
- “di” = “二つ” の語源を意識する:二者択一の絵をイメージすると覚えやすいです。
- 「どっちに転んでも何かしら問題がある」というシーンを思い浮かべておくと、実際の文脈で使うときにピタリとイメージできます。
- スペリングのヒント: 「d-i-l-e-m-m-a」の “mm” を強調して覚える。
- 「ダイレマ」とよく誤読されやすいので、“di-LEM-ma” と自分で強調して発音を確認するとよいでしょう。
活用形(主に形容詞として):
- 原形: synthetic
- 副詞形: synthetically (例: “The product was synthetically produced.”)
- 原形: synthetic
関連語形:
- 動詞形: synthesize(合成する)
- 名詞形: synthesis(合成、統合)、synthetic(合成製品/合成物、※文脈により名詞としても扱われる)
- 動詞形: synthesize(合成する)
CEFRレベル: B2程度
- B2(中上級): 日常会話だけでなく、ビジネスや学術資料にも触れられるレベルです。学習者としては、化学や工学など、専門的なトピックを理解する上でも重要な単語になります。
語構成:
- syn-(一緒に、共に)
- the-(置く、並べる) ※「synthesis」の語源であるギリシャ語 synthesis(「一緒に置く」という意味)に由来
- -ic(形容詞化の接尾語)
- syn-(一緒に、共に)
関連性(派生語・類縁語):
- synthesis(合成、統合)
- synthetically(合成的に、人工的に)
- synthesizer(シンセサイザー:楽器、または合成する機器)
- synthesis(合成、統合)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- synthetic materials(合成素材)
- synthetic fibers(合成繊維)
- synthetic chemicals(合成化学物質)
- synthetic drugs(人工合成薬)
- synthetic leather(合成皮革)
- synthetic resin(合成樹脂)
- synthetic rubber(合成ゴム)
- synthetic dyes(合成染料)
- synthetic flavorings(合成香料)
- synthetic fertilizer(化学肥料、合成肥料)
- synthetic materials(合成素材)
- 語源: ギリシャ語の “syn” (一緒に) + “tithenai” (置く) → “synthesis” → “synthetic” という流れで成立しました。本来は「複数の要素を組み合わせて作る」という意味合いがあります。
- ニュアンス・使用時の注意:
- 「人工的に作られた」という意味から、自然由来ではないニュアンスが強調されます。
- 化学分野ではポジティブな文脈(必要な物質を人工的に作る)で使われる半面、日常会話ではネガティブな文脈(「自然に比べて不自然、健康によくないのでは?」など)で使われることもあります。
- フォーマル/カジュアル両方で使われますが、科学や工業などの文脈ではよりフォーマルな印象を与えます。
- 「人工的に作られた」という意味から、自然由来ではないニュアンスが強調されます。
- 形容詞としての使用例: “This fabric is synthetic.”「この生地は合成です。」
名詞としての使用例(やや専門的・工業的な文脈): “We are testing new synthetics.”「新しい合成物をテストしています。」
- ただし、一般的には形容詞としての用法が圧倒的に多いです。
- ただし、一般的には形容詞としての用法が圧倒的に多いです。
イディオム・よくある構文: 特定のイディオムは少ないですが、下記のように文中で頻出します。
- “made from synthetic materials”「合成素材で作られた」
- “synthetic vs. natural”「合成 vs. 天然」
- “made from synthetic materials”「合成素材で作られた」
使用シーン: 日常会話(化学製品や服飾などの話題)、ビジネス(製品開発やマーケティング)、学術論文(化学分野・工学分野)など幅広く使われます。
可算・不可算: 形容詞として扱うときは数えられませんが、名詞化した「synthetics」は複数形で「合成素材」や「合成物」を総称して指します。
“Is this sweater made of synthetic fibers or is it wool?”
(このセーターは合成繊維製? それともウール?)“I prefer natural fabrics because synthetic ones sometimes feel uncomfortable.”
(合成生地が時々着心地悪く感じるから、私は天然素材が好きだよ。)“That synthetic leather jacket looks just like real leather!”
(あの合成皮革のジャケット、本物の革みたいだね!)“Our company invests heavily in developing new synthetic materials to reduce costs.”
(当社はコスト削減のため、新しい合成素材の開発に大きく投資しています。)“We need to highlight the advantages of synthetic products over natural ones in our marketing strategy.”
(マーケティング戦略では、天然素材よりも合成製品の利点を強調する必要があります。)“The synthetic version is more efficient and easier to produce at a large scale.”
(合成版はより効率的で、大規模生産が容易です。)“The research focuses on synthesizing new synthetic polymers with unique properties.”
(この研究は、独自の特性を持つ新しい合成ポリマーの合成に焦点を当てています。)“Synthetic biology aims to design and construct novel biological parts and systems.”
(合成生物学は、新しい生物学的要素やシステムを設計・構築することを目的としています。)“Through a series of chemical reactions, we obtained a synthetic compound that mimics a natural enzyme.”
(一連の化学反応を経て、天然酵素を模倣する合成化合物を得ました。)- 類義語 (Synonyms):
- artificial(人工の)
- man-made(人造の)
- fabricated(組み立てられた、作られた)
- manufactured(製造された)
- artificial(人工の)
- 反意語 (Antonyms):
- natural(自然の)
- organic(有機の、自然由来の)
- natural(自然の)
- 発音記号(IPA): /sɪnˈθɛtɪk/
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: アメリカ英語、イギリス英語ともに大きく異なる発音ではありませんが、母音や “th” 音の微妙な長さ等に差があります。
- アメリカ英語: sɪn-THÉ-tik
- イギリス英語: sɪn-THÉ-tɪk
- アメリカ英語: sɪn-THÉ-tik
- アクセント: 「sin-the-tic」の第2音節 “the” に強勢が置かれます。
- よくある間違い: “synth-e-tic” /sɪnθ'ɛtɪk/ と発音する際に、/θ/ の音が /s/ や /t/ になったり、アクセント位置がずれることなどが挙げられます。
- スペルミス: “synthetic” は “synthethic” や “sinthetic” などと誤記されることがあります。
- 同音異義語との混同: 同音異義語ではありませんが、“synthesis” と “synthesize” との綴りに注意しましょう。
- 試験対策(TOEIC・英検など): ビジネス分野や科学分野の記事や文書に出てくる可能性が高い単語です。製品説明や研究内容を問うリーディング問題などで出題されることがあります。
- 覚え方: “syn-”(一緒に)+ “the-”(置く)のイメージを持つと、「いろいろな要素を合成して(置いて)人工的に作る」と理解しやすいです。
- 関連ストーリー: シンセサイザー(synthesizer)も「音を合成する機械」であるというところから、”synthetic” は「合成したもの」という連想がしやすいでしょう。
- 勉強テクニック: 「合成繊維、合成皮革、合成薬品」など、日常で目にする “synthetic” なものに意識を向けて、実際の英語表記を確かめてみると定着しやすくなります。
- to take hold of something quickly and firmly
- to take or grab suddenly with force
- to take an opportunity eagerly
- 「つかむ、捕らえる」という意味です。力や素早い動作でしっかりとつかむイメージがあります。加えて、チャンスや機会を「逃さず活かす」という意味合いでも用いられます。
- 原形: seize
- 三人称単数現在形: seizes
- 現在分詞: seizing
- 過去形: seized
- 過去分詞: seized
- 名詞形: seizer(あまり一般的ではありませんが、「押収する人」などの意味で使うことがあります)
- 形容詞形: 直接の形容詞形はありませんが、seizable (押収可能な) という法律用語に近い形も存在します。
- 「seize」自体は基礎単語ではありませんが、日常会話からビジネス・学術まで幅広いシーンで目にする表現です。やや文語的・書き言葉的に使われることもあり、中上級レベルに相当すると考えられます。
- 接頭語: なし
- 語幹: seize
- 接尾語: -e (発音上は目立たず、必須のスペル)
- seizure (名詞) : 「発作」や「押収」という意味 (法律用語で「差し押さえ」も)。
- seizing (動名詞) : seizeの動名詞形。
- seize power → 権力を掌握する
- seize the day → チャンスを活かす(ラテン語の “Carpe diem” の英訳的表現)
- seize an opportunity → 機会をつかむ
- seize control → 支配権を奪う
- seize the moment → 目の前の瞬間を大切にする
- seize a chance → チャンスをつかむ
- seize a weapon → 武器を奪い取る
- seize evidence → 証拠を押収する
- seize goods → 商品を差し押さえる
- seize someone by the arm →(人の)腕をつかむ
- 「seize」は古フランス語の「seisir」(捕らえる)に由来し、ラテン語を経て英語に入ってきたとされています。もともと「しっかり捕まえる」という強いニュアンスが備わっており、英語でも力強い印象を伴います。
- 「力強く・素早くつかむ」という意味と「機会を逃さず、すぐに活かす」という意味があります。
- 文章で使う場合にはフォーマルな響きもありますが、「seize the day」は日常会話でもよく使います。
- 物体を「迅速に捕らえる」場合に使う反面、ビジネスや政治などの文脈では「権力を握る」「支配権を奪う」といった、やや強引なニュアンスを伴うこともあります。
- 他動詞 (transitive verb) なので、「seize 何か」や「seize someone/something」の形をとります。
- 目的語に具体物だけではなく、抽象的な機会やチャンスを取ることも多いです(ex. seize the opportunity)。
- seize + 物・人
- 例: The police seized the illegal goods.
(警察が違法品を押収した。)
- 例: The police seized the illegal goods.
- seize + 機会・タイミング
- 例: You should seize the chance when it appears.
(チャンスが来たら逃さずつかむべきだ。)
- 例: You should seize the chance when it appears.
- seize on/upon + 事柄
- 例: The media seized on her mistake.
(メディアは彼女のミスを大々的に取り上げた。) - 「…に飛びつく、…を利用する」というニュアンス。
- 例: The media seized on her mistake.
- seize the day: 「今を大切に生きる」
- seize on/upon something: 「何かに飛びついて利用する」
“If you see an opportunity to travel, just seize it!”
(旅行のチャンスがあったら、とにかく逃さずつかむんだ!)“He tried to seize my phone, but I held on tight.”
(彼は私の携帯を取ろうとしたけど、私はしっかりと握って離さなかったよ。)“I decided to seize the day and ask her out.”
(今を逃すまいと思って、彼女をデートに誘ったんだ。)“We need to seize this market opportunity before our competitors do.”
(競合が動き出す前に、この市場機会を確実につかまなければなりません。)“Investors seized control of the company after the leadership failure.”
(経営陣の失敗後、投資家たちが会社を掌握した。)“Our sales team managed to seize a big deal overseas.”
(当社の営業チームは海外で大きな取引を獲得することに成功しました。)“The researchers seized on the unexpected results to propose a new theory.”
(研究者たちは想定外の結果を捉え、新たな理論を提案した。)“Authorities seized historical artifacts from the unauthorized excavation site.”
(当局は無許可の発掘現場から歴史的な遺物を押収した。)“The philosophers seized upon this concept to explore human consciousness.”
(哲学者たちはこの概念を取り上げ、人間の意識について探求した。)- grab (つかむ)
- 「grab」は「さっとつかむ」というカジュアルな動作を表します。
- “He grabbed my arm.” のように日常的な表現では“grab”がよく使われます。
- 「grab」は「さっとつかむ」というカジュアルな動作を表します。
- grasp (しっかりつかむ)
- 「grasp」は「理解する」という意味もあり、手でしっかりと握るイメージ。力強さは“seize”と近いものがありますが、より「しっかり感」にフォーカス。
- 「grasp」は「理解する」という意味もあり、手でしっかりと握るイメージ。力強さは“seize”と近いものがありますが、より「しっかり感」にフォーカス。
- snatch (ひったくる)
- 「snatch」は「急に奪い取る」「ひったくる」というネガティブなニュアンス。
- 「snatch」は「急に奪い取る」「ひったくる」というネガティブなニュアンス。
- take hold of (つかむ)
- 「単に~をつかむ」という意味。もう少し穏やかな表現。
- release (解放する)
- つかむの反対で、「解き放つ」「解放する」。
- つかむの反対で、「解き放つ」「解放する」。
- let go (手放す)
- カジュアルに「手を離す」「放す」を意味します。
- 英: [siːz]
- 米: [siːz]
- 最初の “s” は「ス」、次の “ee” (長い「イー」) の音で発音します。
- “z” の子音で終わる点に注意。最後の音は濁る「ズ」です。
- アクセントは一音節語なので「seize」の全体に置きます。
- 「see」(見る) と同じ発音にし、「シー」で終わらせてしまうことがありますが、実際には最後が [z] で終わりますので「スィーズ」のように濁らせましょう。
- スペルミス
- 「seize」を「sieze」と書いてしまうミスが多いです。
- “i” と “e” の位置関係を混同しやすいため気をつけましょう。
- 「seize」を「sieze」と書いてしまうミスが多いです。
- 同音異義語との混同
- “seas” (海たち), “sees” (seeの三人称単数形) など、スペルが類似しているため注意。
- “seas” (海たち), “sees” (seeの三人称単数形) など、スペルが類似しているため注意。
- 試験対策
- TOEICや英検では「慣用表現 (seize an opportunity)」や「法律関連 (seize goods)」が問われやすい傾向もあります。
- 文脈から「(強引に)とる」「押収する」「機会を捉える」という多義を判断する問題が出る場合があります。
- TOEICや英検では「慣用表現 (seize an opportunity)」や「法律関連 (seize goods)」が問われやすい傾向もあります。
- “seize” は “see” + “z” のようなイメージで覚えると発音を間違いにくいです。
(ただしスペルは “s - e - i - z - e” なので、しっかり覚えましょう) - 「Eが2つあって真ん中に“i”がある語」として覚えるとスペル間違いを防ぎやすいです。
- 「シーズ(ズ)」の発音で、しっかりと手を伸ばして何かをつかむイメージを頭に描くと理解が定着しやすいです。
- 現在形: defer
- 過去形: deferred
- 過去分詞形: deferred
- 現在分詞形: deferring
- To postpone or delay something.
- To submit to another’s opinion or wishes out of respect.
- (予定や決定などを)延期する。
- (敬意を込めて)他人の意見や判断に従う。
- 他の品詞例:
- 名詞: deference(敬意、服従)
- 形容詞: deferential(敬意を表す、へりくだった)
- 名詞: deference(敬意、服従)
- 語幹: fer
- 接頭語: de-(離れた方向へ、下へ)
- defer payment(支払いを延期する)
- defer a decision(決定を延期する)
- defer judgment(判断を保留する)
- defer action(行動を先延ばしにする)
- defer to authority(権威に従う)
- defer to someone’s expertise(人の専門知識を尊重して従う)
- defer the meeting(会議を後日に延期する)
- defer the response(返答を先延ばしにする)
- defer military service(兵役を延期する/猶予を与える)
- defer further discussion(さらに詳しい議論を延ばす)
- 延期したい場合: 「後回しにする」ニュアンス。カジュアルに「put off」と同じように使われる場合もありますが、「defer」のほうがややフォーマル。
- 意見を譲る場合: 「敬意を払って相手に従う」という敬語的ニュアンスがあります。
自動詞/他動詞:
- 「延期する・先延ばしにする」場合は他動詞として「defer + 目的語」で使われます。
- 「敬意を払って従う」場合は自動詞的にも使われ、「to + 人/意見/権威」の形をとります。(例: I defer to your judgment.)
- 「延期する・先延ばしにする」場合は他動詞として「defer + 目的語」で使われます。
一般的な構文
- defer + 名詞
- 例: We should defer the final decision.
- 例: We should defer the final decision.
- defer + 動名詞 / defer + V-ing(あまり多くないが見られる)
- 例: They decided to defer signing the contract.
- 例: They decided to defer signing the contract.
- defer to + 代名詞 / 名詞
- 例: I will defer to her expertise on this matter.
- defer + 名詞
フォーマル度
- 他の類似語「postpone」「delay」に比べてフォーマル・公式文書や法律的文脈で使われることが多い印象があります。
- “Can we defer our trip until next month? I’m too busy right now.”
(来月まで旅行を延期できない? 今すごく忙しくて。) - “I think we should defer this discussion until we have more information.”
(もっと情報が入るまで、この議論は延期したほうがいいと思うよ。) - “Since you’re the expert, I’ll defer to you on this issue.”
(あなたが専門家だから、この件はあなたに従うよ。) - “We decided to defer the product launch due to market conditions.”
(市場状況により、製品の発売を延期することにしました。) - “Let’s defer any further investment until next quarter.”
(投資は次の四半期まで先送りにしましょう。) - “I will defer to the legal team’s opinion regarding this contract.”
(この契約に関しては、法務チームの意見に従おうと思います。) - “The committee voted to defer the approval of the new curriculum.”
(委員会は新しいカリキュラムの承認を先送りすることに投票で決定した。) - “Researchers often defer publication to verify the results thoroughly.”
(研究者たちは結果を十分に検証するため、しばしば発表を先延ばしにする。) - “In cases of conflicting data, we often defer to established theories.”
(データが食い違う場合は、よく既存の理論に従うことが多い。) 類義語
- postpone(延期する)
- “postpone the meeting” と言うと、会議を単純に後ろにずらすカジュアルな表現。
- “postpone the meeting” と言うと、会議を単純に後ろにずらすカジュアルな表現。
- delay(遅らせる、延期する)
- “delay the process” のように、予定より遅れるというニュアンスが強い。
- “delay the process” のように、予定より遅れるというニュアンスが強い。
- put off(延期する、先延ばしにする)
- 口語的でカジュアルな言い方。 “Let’s put off the meeting.”
- 口語的でカジュアルな言い方。 “Let’s put off the meeting.”
- postpone(延期する)
反意語
- carry out(実行する)
- proceed(実行に移す)
- decide now(即決する)
など、延期せずに「すぐ・予定通り実行する」ニュアンスの単語が反意語として考えられます。
- carry out(実行する)
- 発音記号(IPA): /dɪˈfɜːr/
- アメリカ英語: /dɪˈfɝː/ (“ファー”のように r を強く発音)
- イギリス英語: /dɪˈfɜːr/ (長母音 “ɜː” に続いて r はあまり強く巻き舌にしない)
- アメリカ英語: /dɪˈfɝː/ (“ファー”のように r を強く発音)
- スペルミス: defer と differ はつづりが似ていますが、意味は全然違いますので注意しましょう。
- defer = 延期する/譲る, differ = 異なる
- defer = 延期する/譲る, differ = 異なる
- 同音異義語との区別: 英語で同音異義語はありませんが、アクセントの移動などによる誤解に注意。
- TOEICや英検などでの出題傾向: ビジネスメールや契約書、会議資料などを読むリーディング問題で「延期」という意味の文脈で登場することがあります。また、敬意を表して「相手に従う」という用法も上級レベルのリーディングで目にすることがあります。
- 「de-」は「離れる、下へ」のイメージ、
- 「fer」 は「運ぶ・持つ」のイメージ
- 【英語】 “presidency” : the position, role, or period of time during which a person serves as president.
- 【日本語】 「大統領や代表としての職、またその任期」を指します。「ある組織や国の大統領職を務める期間」や「大統領の地位そのもの」というニュアンスで使われます。政治や組織運営の文脈でよく登場します。
- 名詞 (noun)
- 単数形: presidency
- 複数形: presidencies (例: “Their consecutive presidencies changed the country’s direction.”)
- president (名詞:「大統領、会長、社長など」)
- presidential (形容詞:「大統領の、大統領にふさわしい」例: “presidential election”)
- B2 (中上級)
政治や組織についてある程度詳しい英語を扱うレベルになると、自然に出てくる単語になります。 - 語幹: “president”
- 接尾辞: “-cy” (本来は“-ency”で、「状態」「職位」などの意味を持ちます)
- president
- presidential
- presidency election など (ただし “presidency election”より “presidential election”のほうが一般的)
- during one’s presidency
- (~の大統領職(任期)中に)
- (~の大統領職(任期)中に)
- throughout the presidency
- (その大統領職の期間を通して)
- (その大統領職の期間を通して)
- assume the presidency
- (大統領職を引き受ける/就任する)
- (大統領職を引き受ける/就任する)
- seek the presidency
- (大統領職に立候補する)
- (大統領職に立候補する)
- presidential campaign leading to presidency
- (大統領選挙運動から大統領の座に至る)
- (大統領選挙運動から大統領の座に至る)
- former presidency
- (前大統領の職、元大統領の任期)
- (前大統領の職、元大統領の任期)
- extend one’s presidency
- (任期を延長する)
- (任期を延長する)
- presidency of an organization
- (ある組織の代表職)
- (ある組織の代表職)
- end of one’s presidency
- (~の大統領(代表)職の終わり)
- (~の大統領(代表)職の終わり)
- challenge someone’s presidency
- (誰かの大統領職や力を揺るがす、批判する)
- 政治的文脈(米国大統領職など)はもちろん、企業や組織の「会長職」や「社長職」に対して比喩的・形式的に使うこともできます。
- 口語ではあまり多用されず、ややフォーマルな響きをもちます。国・組織のリーダーとしての任期や役割を強調するときに使われます。
- 堅苦しい文脈でなくても、「在任期間を表す」際に事務的なニュアンスで使われることもあります。
- 可算名詞として扱うことができます。例: “He held two presidencies during his lifetime.”
- 主にフォーマル/公的な文脈で使われることが多いです。
- “serve one’s presidency”
- 例: “He served his presidency with remarkable dignity.”
- 例: “He served his presidency with remarkable dignity.”
- “under someone’s presidency”
- 例: “Under her presidency, the company expanded overseas.”
“My uncle used to talk about the presidency of President Kennedy a lot.”
- (おじはケネディ大統領の時代(任期)についてよく話していました。)
“During my college club presidency, I learned to manage a team.”
- (大学クラブの代表をしていた間、チーム運営の方法を学びました。)
“I’m not aiming for the presidency or anything, but I want more responsibility.”
- (大統領職とかを目指しているわけではないけど、もっと責任ある立場になりたいんだ。)
“He assumed the presidency of the company after the former CEO retired.”
- (前CEOが退任したあと、彼が社長職に就任しました。)
“We saw significant policies introduced under her presidency.”
- (彼女の任期中に、大きな政策が打ち出されました。)
“The board unanimously voted to extend his presidency for another two years.”
- (取締役会は彼の社長任期をさらに2年延長することを全会一致で決定しました。)
“Scholars have extensively analyzed the economic impact of Lincoln’s presidency on the post-war era.”
- (学者たちは、リンカーン大統領の在任期間が戦後期に与えた経済的影響を広範囲に分析してきました。)
“The presidency can greatly influence a nation’s foreign policy decisions.”
- (大統領職は、その国の外交政策の決定に大きく影響を与え得ます。)
“Historical records from her presidency provide invaluable insights into the political climate of that era.”
- (彼女の在職期間の歴史的記録は、その時代の政治的風土を理解するのに非常に貴重な示唆を与えます。)
- “term in office” (任期)
- 期間を強調するときは “term in office”を使うことが多いです。
- 例: “His term in office was marked by economic growth.”
- 期間を強調するときは “term in office”を使うことが多いです。
- “administration” (政権、行政、管理)
- 大統領職そのものよりも、行政機関やリーダーの下で行われる活動に焦点を当てるときに使われます。
- 例: “The Obama administration passed healthcare reforms.”
- 大統領職そのものよりも、行政機関やリーダーの下で行われる活動に焦点を当てるときに使われます。
- 直接的な反意語はありませんが、大統領制に対立する概念として “monarchy” (君主制) や “dictatorship” (独裁政治) などが挙げられます。
- IPA表記: /ˈprɛzɪdənsi/
- アクセント(強勢)は第1音節 “prez-” にあります。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな差はありませんが、 /r/ の発音など細かな発音の違いは英米で少し変わります。
- よくある間違いとして、 “presidEncy” の “e” の位置やイントネーションを間違えることがあります。最初の “prez” をはっきり強く発音します。
- スペルミス: “presidAncy” のように “a” を入れてしまうミスに注意してください。正しくは “presidency” です。
- “president” (大統領、社長) や “precedent” (前例) と混同しやすいので注意しましょう。
- TOEICや英検などの試験でも、政治やビジネスの文脈で出題されることがあります。特に大統領選挙や経営トップの話題はリーディングパートなどで登場する可能性が高いです。
- “president” + “-ency” = “presidency” と覚えると整理しやすいです。
- “presidency” は「presidentの立場にある状態」とイメージすると、すんなり頭に入りやすくなります。
- 大統領や社長など、トップの地位を想像して「職+期間」という感覚で捉えると覚えやすいでしょう。
passive
passive
Explanation
/'pæsɪv/
passive
以下では、形容詞「passive」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: passive
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語):
・Not active; accepting or allowing what happens or what others do without active response or resistance.
意味(日本語):
・積極的に行動を起こさず、受け身の状態であること。
「“passive”は、自分から行動を起こさずに、他からの働きかけをそのまま受け入れるようなニュアンスを表す形容詞です。」
活用形:
・形容詞なので、直接的に変化しませんが、副詞形としては“passively”、名詞形としては“passivity”などがあります。
他の品詞への派生例:
CEFRレベル: B2(中上級)
「“passive”は比較的よく使われる単語ですが、やや抽象的な概念を含むため、B2レベル(中上級)程度といえます。」
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
関係する単語:
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンスと使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン:
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスシーンでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
反意語 (Antonyms):
「passive」は「自分から動かず受け身である」ことを表し、「active」や「proactive」は「積極的・自発的に行動する」ことを表すため、対照的です。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA):
強勢(アクセント)の位置:
よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
試験対策:
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が形容詞“passive”の詳細な解説です。受け身の性質を表す形容詞として、会話からビジネスシーン、学術的な文脈まで幅広く活用される便利な単語です。適切なニュアンスと文脈で使えるように、ぜひ理解を深めてみてください。
受動的な,消極的な
服従的な,言いなりになる
(文法で)受動態の,受身の
mill
mill
Explanation
/mɪl/
mill
1. 基本情報と概要
単語: mill
品詞: 名詞 (ただし動詞としても使われます)
英語での意味:
日本語での意味:
「grain mill」(穀物を粉にする工場)、「steel mill」(製鉄所)のように、加工する素材によって幅広く使われる単語です。一般的には何かをひいて粉にしたり、何らかの材料を加工したりする場所や機械をイメージするとわかりやすいでしょう。
活用形(名詞としての変化はありません):
他の品詞としての使用例:
CEFRレベル: B2(中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
“mill” は、短い単語のため、はっきりした接頭語や接尾語はありません。語幹 “mill” のみで成り立っています。
派生語・類縁語
コロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
語源:
歴史的背景とニュアンス:
使用時の注意点や場面:
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文やイディオム
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
明確な反意語というより、「工場でない場所」として “studio” (アトリエ) などが対照的に挙げられることはあるかもしれませんが、直接の反意語はありません。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「mill」の詳細な解説です。工場関連や昔ながらの歯車が回る風景を連想しつつ覚えてみてください。
製粉所
製粉機;(手動の)ひき器
製造所,工場
pipeline
pipeline
Explanation
/paɪpˌlaɪn/
pipeline
「pipeline」の徹底解説
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「pipeline」とは、主に液体やガスなどを通すための管状の設備のことを指します。また比喩的に、物事の進行ルートやプロセスを示すときにも使われます。たとえば、新しい製品やプロジェクトが進行中であるという意味で「in the pipeline」(進行中、計画中)という表現をします。
こうした場面で使われるときには、「何かがこの管(ルート)を通じて流れてくる」というイメージがあります。ビジネスシーンでは、開発中の製品ラインナップや、営業で問い合わせから契約までの流れを指す場合にもよく用いられます。
品詞
活用形
名詞なので、複数形は pipelines となります。動詞としては一般的に使われませんが、IT・ビジネス文脈で「to pipeline(~をパイプラインに通す)」という表現が使われることも、非常にまれにあります。
例:
他の品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン
5. 実例と例文
日常会話(3つ)
ビジネス(3つ)
学術的・技術的な文脈(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「pipeline」の詳細な解説です。物理的な「管のネットワーク」としても、ビジネスやIT分野での「プロセスや流れ」の比喩としても、幅広く用いられる便利な単語です。ぜひ実際の文脈の中で、そのニュアンスをつかんでみてください。
(石油・ガスなどの)輪送パイプ
《米》情報ルート
〈石油など〉‘を'パイプラインで運ぶ
successor
successor
Explanation
/səkˈsɛsər/
successor
1. 基本情報と概要
単語: successor
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英語): a person or thing that comes after another in position, office, or role.
意味 (日本語): 前任者のあとを継ぐ人やもの、後継者、継承者。
「前任の人に続いて、その役職や地位を引き継ぐ人のことを指す単語です。主にフォーマルな文脈で使われ、会社や組織、王位などの継承によく使われます。」
CEFRレベル: B2程度 (中上級)
「後継者という意味を理解し、やや抽象的な文脈で使われる単語なので、中上級向けと考えられます。」
2. 語構成と詳細な意味
結果として、「success + or」で「成功を受け継ぐ人」「継承する人」のような意味合いを持ちます。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
5.1 日常会話での例文 (3つ)
5.2 ビジネスでの例文 (3つ)
5.3 学術的な文脈での例文 (3つ)
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “successor” の詳細解説です。後継者や継承者という文脈で、ビジネスやフォーマルな状況でよく使われる単語なので、ぜひいろいろな文脈で活用してみてください。
(…の)後任者,継承者,相続人;(…に)取って代わる者《+to+名》
consolidate
consolidate
Explanation
/kənˈsɒlɪdeɪt/
consolidate
1. 基本情報と概要
単語: consolidate
品詞: 動詞 (他動詞)
英語での意味:
日本語での意味:
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベルの目安: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
これらが組み合わさり、「一緒に固くする」「一まとまりに強化する」というイメージが生まれます。
派生語・類縁語:
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):
3. 語源とニュアンス
語源:
ニュアンスや使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
一般的な構文例:
イディオム:
フォーマル/カジュアル:
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスでの例文(3つ)
学術的な文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms):
反意語 (Antonyms):
これらは「バラバラにする」方向に働くので、consolidate とは真逆のニュアンスを持っています。
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
アクセント:
よくある発音の間違い:
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「consolidate」はビジネスや学術、政治など幅広い場面で「まとめて強固にする」ニュアンスとして頻繁に使用される動詞です。語源とセットでイメージを持って覚えると、語感や使いどころがより理解しやすくなります。ぜひ実際の文脈で積極的に使ってみてください。
〈組織など〉'を'固める,〈地位・勢力・知識など〉'を'強化する
…'を'一つにする,'を'合わせて(…に)する《+名+into+名》
dilemma
dilemma
Explanation
/dɪˈlɛmə/
dilemma
以下では、英単語「dilemma」について、9つの観点から詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語
意味 (英語)
意味 (日本語)
活用形
他の品詞への変化例
CEFRレベル
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「2つの前提」という語源から、「2つの難しい選択肢の間で板挟み」という意味につながっています。
派生語・類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的(アカデミック)な例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が英単語「dilemma」の詳細解説です。日常会話からビジネス、学術的な文章まで、幅広い場面で「困った選択」を表す際に使われる便利な単語ですので、ぜひ覚えてみてください。
板ばさみ,抜きさしならない羽目,窮地
(論理学で)両刀論法
synthetic
synthetic
Explanation
/sɪnˈθɛtɪk/
synthetic
1. 基本情報と概要
単語: synthetic
品詞: 形容詞(場合によっては名詞としても使用)
意味(英語): “Relating to or involving synthesis; artificial or man-made rather than natural.”
意味(日本語): 「合成の、人工の、自然ではなく人の手によって作られた」という意味です。たとえば「化学的に生成された繊維」や「人工甘味料」などを指すときに使われます。自然由来ではなく人工的に作られたものだというニュアンスがあります。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文
B. ビジネスシーンでの例文
C. 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
これらの単語はどれも「人工的に作られた」という共通点がありますが、“synthetic”は特に化学的合成や人工的なプロセスによって作られた物質を指す際に使われることが多いです。一方、“artificial”は「自然なものに対して人為的に作られた」全般を指すことができ、より広い意味合いを持ちます。
“natural”や“organic”は「人工的に手を加えられていない、自然由来の」といった点で、“synthetic”とは逆の意味合いを持ちます。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “synthetic” の詳細な解説です。合成繊維や化学分野など、人工的に作り出す場面で広く使われる単語ですので、使用文脈と合わせて学習してみてください。
総合の,統合的な
合成の,人工の
にせの,作りものの
(言語が)総合的な(統語的関係を表すのに,独立した語より屈折形を広く用いるもの)
合成品,人造物
seize
seize
Explanation
/siz/
seize
以下では、動詞「seize」について、学習者の方にもわかりやすいように詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
単語: seize
品詞: 動詞 (transitive verb: 他動詞が基本)
英語での意味:
日本語での意味:
「勢いよく何かをしっかりとつかむ」ような場面で使われます。たとえば、「犯人を取り押さえる」ときや「好機を逃さず掴む」ときなど、かなり力強い印象や、素早い行動を表す時に便利です。
活用形
他の品詞形
CEFRレベル目安: B2 (中上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(共起表現)10個
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス
使用時の注意点:
4. 文法的な特徴と構文
文法上のポイント
一般的な構文
イディオム・表現例
5. 実例と例文
ここでは、さまざまな場面での例文を提示します。
A. 日常会話 (3例)
B. ビジネス (3例)
C. 学術的な文脈 (3例)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA)
イギリス英語とアメリカ英語ともに発音記号はほぼ同じです。
アクセントの位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が動詞「seize」の詳細解説です。機会を「逃さずに掴む」というセンテンスでよく使われるため、前向きで行動的な印象を与える単語でもあります。ぜひ例文などを参考に使い方を覚えてみてください。
(急に)…‘を'ぐいとつかむ,ひっつかむ
(力ずくで)…‘を'奪い取る;(合法的に)…‘を'押収する,差し押さえる,逮捕する
〈機会・申し出など〉‘を'とらえる,利用する
〈意味・要点など〉‘を'把握する,理解する(grasp)
《しばしば受動態で》〈痛み・恐怖などが〉〈人〉‘を'襲う
《通例受動態で》《文》〈人〉‘に'所有させる《+名+of+名》
defer
defer
Explanation
/dɪˈfɜr/
defer
1. 基本情報と概要
単語: defer
品詞: 動詞 (他動詞/自動詞のニュアンスあり)
活用形:
意味 (英語):
意味 (日本語):
「defer」は主に「延期する」という意味で使われますが、「敬意を払って相手に従う」という少しフォーマルなニュアンスもあります。会議や計画の場面で「結論を先延ばしにする」「決定を後回しにする」などでよく使う単語です。
CEFRレベル目安: B2(中上級)
B2レベルは、「大学受験やビジネスなどのやや高度な場面で使われる単語を理解・運用できる段階」です。
2. 語構成と詳細な意味
「defer」は「de-(~から離れた方向へ)+ fer(運ぶ、持ってくる)」というラテン語系のパーツが組み合わさっています。元々は「持ち運ぶ・伝える」ような意味合いが、そこから発展して「何かを先に送る・延期する」というニュアンスになりました。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源: ラテン語の「dēferre」(運ぶ、持ち運ぶ) が由来です。
歴史的には「運ぶ」という意味が少しずつ「先に送る」「相手に敬意を表して譲る」という方向に変化して現在の意味を持つようになりました。
一般的にはビジネスやアカデミックな文書・会話で使われがちで、ややフォーマルです。カジュアルな場面では「put off」や「delay」がよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
(2) ビジネスでの例文
(3) 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
アクセントは第2音節「-fer」に置かれます。
よくある間違いとして「dé-fer」と一音節目にアクセントを置いてしまうことがありますが、正しくは di-FER のように発音します。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「何かを“下に運ぶ”= '下げる' ことで予定を延期したり、一歩譲ったり」という感覚を覚えるとわかりやすいかもしれません。
勉強テクニックとして、同じ語源を持つ “transfer”, “prefer”, “refer” などを一緒に覚えるのもおすすめです。それぞれ“fer”=「運ぶ」のイメージが共通しています。
以上が「defer」の詳細解説です。「延期する」「敬意をもって相手に従う」の2つの意味を意識すると、より正確に使い分けられるようになります。ビジネス文書や学術的な文脈でよく登場するので、フォーマルな場面で役立つ一語です。
presidency
presidency
Explanation
/pɹɛzɪdənsi/
presidency
以下では、名詞「presidency」をできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
▷ 意味
▷ 品詞
▷ 活用形
▷ 他の品詞になった時の例
▷ CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
▷ 語構成
▷ 関連・派生語
▷ よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)
3. 語源とニュアンス
▷ 語源
“presidency”は「president(大統領、代表)」から派生した語で、さらに “president” はラテン語の “praesidēre”(前に座る、指揮を執る)に由来します。そこに「状態・職位」を表す “-ency” がついて「大統領・代表の職・期間」の意味になりました。
▷ ニュアンスと使用時の注意
4. 文法的な特徴と構文
▷ 文法ポイント
▷ 一般的な構文・イディオム
5. 実例と例文
ここでは、日常会話・ビジネス・学術的な文脈の3つにわけて例文を示します。
▷ 日常会話 (カジュアル)
▷ ビジネス (ややフォーマル)
▷ 学術的な文脈 (フォーマル)
6. 類義語・反意語と比較
▷ 類義語
▷ 反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が名詞「presidency」の詳細な解説です。政治的な文脈でもビジネスの文脈でも使われる重要な単語ですので、ぜひ参考にしてください。
《the presidency》大統領(総裁,学長,社長など)の職(任期)
〈U〉《しばしばPresidency》米大統領の職務(地位)
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ビジネス英単語(BSL)
ビジネスに頻出の英単語です。
基礎英単語と合わせて覚えることで、ビジネス英文に含まれる英単語の9割をカバーします。
この英単語を覚えるだけで、英文の9割は読めるようになるという話【NGSL,NAWL,TSL,BSL】
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