頻出句動詞150 / 英訳 / 4択問題 - Unsolved
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を答える問題です。
- 「Come on」
・英語:come on
・日本語: 「(いろいろな意味で)さあ」「おいおい」「がんばれ」「急いで」「ええっ、ちょっと」というニュアンスのある決まり文句です。状況によってニュアンスが変化する多用途なフレーズです。「さあ行こう」「本当かよ?」など感情を込めるときによく使われます。 - フレーズ動詞(Phrasal verb)
- イディオム(定型表現)
- 「come on」はイディオムとして一定の形を保ちます。単独では動詞
come
の変化形ではなく、「come + on」という塊として使われます。 - 「come」の活用形は、
- 原形: come
- 過去形: came
- 過去分詞: come
- 原形: come
- 他品詞形
- 「come」自体は動詞ですが、形容詞的な形や副詞的な形はありません(「coming」は形容詞的に使われる場合があります)。
- 「on」自体は前置詞、副詞として使われますが、「come on」で慣用句化しています。
- 「come」自体は動詞ですが、形容詞的な形や副詞的な形はありません(「coming」は形容詞的に使われる場合があります)。
- B1(中級)
“come on” は意味や使い方が多岐にわたるので、少し慣れた学習者向けといえます。ただ日常会話でも頻繁に使われるため、早めに慣れておくと便利です。 - 「come on」は慣用句のため、厳密な接頭辞・接尾辞の分析はありません。
- 「come」(主に「来る」) と副詞/前置詞の「on」が組み合わさった表現です。
- 「come up」「come in」「come out」「come across」など「come + 前置詞/副詞」のバリエーションが多数あります。いずれも異なる意味やニュアンスを持つため、まとめて覚えると便利です。
- Come on, let's go!
(さあ行こうよ!) - Come on, hurry up!
(さあ、急いで!) - Oh, come on!
(もう、おいおい! / 嘘でしょ!) - Come on stage
(ステージに上がる) - Come on board
(乗り込んでくる、参加する) - Come on to (someone)
(誰かを口説く、誘う) - Come on stream
(稼働[運用]を始める、登場する) - The show will come on in five minutes.
(その番組は5分後に始まる) - Lights come on automatically.
(明かりは自動的に点灯する) - My computer won’t come on.
(コンピュータの電源が入らない) - 「come」は古英語「cuman」からきており、「移動して到達する」というイメージを表します。
- 「on」は「接触」「上に乗る」「進行状態」などを示す小辞です。
- 「come on」は元々「さあ来い」という命令形のニュアンスから派生し、現代では「頑張れ」「早くして」「おいおい」「本当かよ?」などさまざまな文脈で用いられます。
- 主にカジュアルな口語表現で、「やる気を出して」のような励ましや相手への不満表明、「ちょっと信じられない」ときの感嘆などに使われます。ビジネス文書や公的なスピーチではあまり使われません。
- 「come on」は基本的に命令形の文脈で使われることが多いですが、会話の流れで相槌的にも用いられます。
- 例:
- 命令形: “Come on, let’s go!”
- 間投詞的: “Oh, come on! That can’t be true.”
- 命令形: “Come on, let’s go!”
- 「come on」は動詞句として用いられるほか、間投詞のように使うのが典型的です。名詞では使われません。
- 圧倒的にカジュアルな表現です。フォーマルな場では “Please hurry.” や “Let’s proceed.” のように言い換えるのが一般的です。
Come on, let’s grab some coffee before class!
(さあ、授業前にコーヒーを飲みに行こうよ!)Oh, come on! You can’t be serious.
(もうおいおい、冗談でしょ。)Come on, don’t be shy. Introduce yourself!
(さあ、恥ずかしがらないで。自己紹介して!)Come on, we need to wrap up this meeting soon.
(さあ、もうこの会議を終わらせないといけませんよ。)Could you come on board with our new project?
(私たちの新しいプロジェクトに参加してもらえますか?)The new software will come on stream next month.
(新しいソフトウェアは来月に稼働を開始します。)The debate will come on after the keynote presentation.
(基調講演の後にディベートが始まります。)As new evidence comes on, the theory might be revised.
(新しい証拠が出てくれば、その理論は修正されるかもしれません。)When the data comes on screen, please analyze the figures.
(データが画面に表示されたら、数値を分析してください。)Hurry up
(急いで)- 「急げ」という直接的なニュアンス。
- “Come on” は「さあ、行こうよ」「がんばれ」のように感情的な押しも含むが、“Hurry up” は単にスピードを求める感じ。
- 「急げ」という直接的なニュアンス。
Cheer up
(元気を出して)- 励ましの表現で似ているが、
Come on!
は軽く叱咤する感じがあり、Cheer up!
は落ち込んだ相手への励ましニュアンスが強い。
- 励ましの表現で似ているが、
Let's go
(行こう)- 単純に「行こう」という呼びかけであるが、
Come on
は「さあ!」という合図の要素が強い。
- 単純に「行こう」という呼びかけであるが、
Oh, really?
(本当?)- 驚きや疑いを表す点で似ているが、「Come on!」は相手に対する多少の疑い・否定的感覚を込めることも多い。
- 驚きや疑いを表す点で似ているが、「Come on!」は相手に対する多少の疑い・否定的感覚を込めることも多い。
Hold on
(待って / 止まって)
- 「前進して」という「come on」のニュアンスに対し、「ちょっと待って」を表す。
- 発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /kʌm ɑːn/ または /kəm ɑːn/(速い発話で [kʌm ɒn] のようにも聞こえます)
- イギリス英語: /kʌm ɒn/
- アメリカ英語: /kʌm ɑːn/ または /kəm ɑːn/(速い発話で [kʌm ɒn] のようにも聞こえます)
- アクセント:
come ON
のように “on” にやや強勢が置かれることが多いです。 - よくある間違い: “kam on” と母音を誤って発音したり、
カムオン
のようにアクセントが平坦になりすぎるケースが見られます。 - スペルミス: “comm on” や “come onn” など、子音や母音の重複は誤りです。
- 同音異義語との混同:
Come on
は特に同音で別意味の単語群はありませんが、common
(共通の)との読み間違いが起こることがあります。 - 試験対策: TOEICなどの日常会話パートで出現することがあります。カジュアルなニュアンスをしっかり理解していれば対応可能です。
- 「さあ行こう」と相手を手招きするイメージで覚えるとよいです。
- 使うときは「やる気を出させる」か「軽い驚き・呆れ」を表していることが多いとイメージしましょう。
- 「カムオン!」と少しカジュアルかつ勢いのある言葉として、テレビや映画などでもよく登場するので、繰り返し聞いて発音やタイミングを身につけるのがおすすめです。
- 「取り出す / to remove something from a place」
- 「連れて行く / to bring someone somewhere (e.g., on a date)」
- 「購入する(食べ物を持ち帰る)/ to buy food or drink for consumption elsewhere (takeaway)」
- 「申し込む(ローンや保険など)/ to arrange to get something officially, like a loan or insurance」
- (カジュアルな文脈で)「倒す / to defeat or kill someone (slangy in some contexts)」
- 原形: take out
- 現在形: take(s) out
- 過去形: took out
- 過去分詞形: taken out
- 現在分詞形: taking out
- take (動詞): 「取る」
- takeaway (名詞): 「テイクアウトの食事」や「要点(ビジネスのプレゼンでの結論など)」
- take: 「取る」を意味する基本動詞
- out: 「外へ、外に向かって」のニュアンスを持つ副詞や前置詞句として機能する要素
- take away:持ち帰る、取り除く
- fallout:放射性降下物・副産物(※「fall+out」の複合語)
- breakout:勃発、急増(※「break+out」の複合語)
- take out the trash / garbage(ゴミを出す)
- take out a loan(ローンを組む)
- take out an insurance policy(保険に加入する)
- take out your wallet(財布を取り出す)
- take out money(お金を引き出す)
- take out the enemy(敵を倒す)※スラング的ニュアンス
- take out someone on a date(デートに連れ出す)
- take out a subscription(定期購読を申し込む)
- take out the dishes(食器を取り出す)
- take out a patent(特許を取得する)
- take: 古英語「tacan」(北欧由来)からきており、「(手に)取る・持つ」という意味。
- out: 古英語「ūt」から派生し、「外へ」「外にある」という意味。
- カジュアルな場面: 「take out the trash」のような日常動作や「take out for dinner」のように気軽に使われます。
- ビジネス・フォーマル: 「take out a loan/insurance」に使うと、公式な手続きというニュアンスが出ます。
- スラング的用法: 「(敵を)やっつける」「倒す」の意味で「take out the target」と使う場合は、少し荒っぽい響きがあります。
- 書き言葉でも会話でもよく使われますが、場面や意味によってはカジュアルからフォーマルまで幅広い印象を与えられます。
他動詞としての用法
- 「何かを取り出す」という意味で、目的語をとるのが一般的です。
- 例: “take out the trash” では “the trash” が目的語。
- 「何かを取り出す」という意味で、目的語をとるのが一般的です。
目的語の位置
- 「take out + 目的語」または「take + 目的語 + out」の形を取ることがあります。
- 例: “Take out the trash.” = “Take the trash out.”
- 「take out + 目的語」または「take + 目的語 + out」の形を取ることがあります。
文脈による意味の変化
- 同じ “take out” でも、文脈次第で「取り出す」「持ち帰る」「倒す」など異なる意味を持つ。
- “take someone out on a date” (人をデートに連れ出す)
- “take out the trash” (ゴミを外に出す)
- “take out a loan” (ローンを組む)
- “take out insurance” (保険に加入する)
“Could you take out the trash before you leave?”
- (出かける前にゴミを出してくれる?)
“I’m going to take out some cash from the ATM.”
- (ATMで現金を引き出してくるね。)
“Let’s just take out pizza tonight; I don’t feel like cooking.”
- (今夜はピザをテイクアウトしよう。料理する気になれないよ。)
“We decided to take out a loan to expand our business.”
- (事業拡大のためにローンを組むことにしました。)
“Don’t forget to take out insurance before launching the new product.”
- (新製品を発売する前に保険に加入するのを忘れないでください。)
“He took out the necessary documents from his briefcase and began the presentation.”
- (彼はブリーフケースから必要な書類を取り出して、プレゼンを始めました。)
“The researcher took out historical records from the archive to examine them.”
- (研究者はアーカイブから歴史的記録を取り出して調査した。)
“A patent can be taken out to protect innovative ideas and inventions.”
- (革新的なアイデアや発明を保護するために特許が取得されることがあります。)
“Students are advised to take out loans responsibly only if necessary.”
- (学生は必要な場合のみ責任をもってローンを組むよう推奨されています。)
- remove(取り除く)
- 例: “Remove the lid” (蓋を取る) → 「take out」は「外に持ち出す」ニュアンスが強いが、「remove」は単に「取り除く」イメージ。
- 例: “Remove the lid” (蓋を取る) → 「take out」は「外に持ち出す」ニュアンスが強いが、「remove」は単に「取り除く」イメージ。
- withdraw(引き出す)
- 例: “withdraw money from the bank” → 「take out money」も同じだが、「withdraw」はよりフォーマル・金融用語寄り。
- 例: “withdraw money from the bank” → 「take out money」も同じだが、「withdraw」はよりフォーマル・金融用語寄り。
- extract(抽出する)
- 例: “extract a tooth” (歯を抜く) → 「take out a tooth」とも言えるが、「extract」は専門的で硬い印象。
- put in(入れる), insert(挿入する) など
- “take out” が「取り出す」なら “put in” は「入れる」のニュアンス。
- アメリカ英語: /teɪk aʊt/
- イギリス英語: /teɪk aʊt/
- “take” の [teɪk] に強勢が置かれることが多いです。
- “out” の [aʊt] は短くまとまる感じで発音します。
- “take” を「テイク」と言ってしまいがちですが、実際は(アメリカ英語では)口を横に広げる感じで [teɪk]、のどをあまり締めず軽く「テイ(k)」とする感じです。
- “out” は口をやや大きく開けて「アウ(t)」と発音:「オウト」ではなく「アウト」に近いイメージ。
- スペルミス
- 「take out」をひとつの単語として書いてしまう → 正しくは “take out” と分けて書く。
- 「take out」をひとつの単語として書いてしまう → 正しくは “take out” と分けて書く。
- 同音異義語との混同
- “take” は「テイク」、別の単語と混同することはあまりないが、「time out」など他の “out” 系表現と混乱しやすい。
- “take” は「テイク」、別の単語と混同することはあまりないが、「time out」など他の “out” 系表現と混乱しやすい。
- 試験対策での注意
- TOIECや英検などでは、多義的な意味を正しく文脈から判断する力が求められる。
- 特に「take out a loan」「take out insurance」などのビジネスシーンを想定した問題が出題されやすい。
- TOIECや英検などでは、多義的な意味を正しく文脈から判断する力が求められる。
- “take out” = 「何か(someone / something)を外にtakeする」
- ゴミを外に持ち出す “take out the trash” が一番典型的なシーンで、そこから他の使い方も思い出せる。
- 頭の中で「外へ」持ち出すイメージを描くと、各種の意味(デート・持ち帰り・ローン申し込みなど)に紐づけやすい。
- 意味が多いので、フレーズでまとめて覚えるのがコツ。たとえば「take out a loan」「take out for dinner」「take out the trash」のように、いくつかの代表パターンをしっかり頭に入れておくと応用が利きます。
- (戦争・疫病・火事などが)突然起こる、発生する
- (吹き出物・汗などが)急に出る
- (場所・状況などから)脱出する、逃げ出す
- 思いがけず何かが起こる(戦争・感染症・火事などが急に始まるときに使います)
- 身体に吹き出物や汗がいきなり出る
- 監禁されている状態から逃げ出す
- break out (現在形)
- broke out (過去形)
- broken out (過去分詞形)
- breaking out (進行形)
- B2:中上級
日常会話での使用頻度は比較的高めですが、複数の意味を瞬時に理解し使い分けるためには中上級レベルの英語力が必要です。 - break: 「壊す、折る、砕く」という意味の動詞
- out: 「外へ」「外に向かって」という意味の副詞・前置詞
- 何かが急に起こる・始まる
例: A fire broke out in the kitchen.(キッチンで火事が起こった) - 体に変化(吹き出物・汗など)が急に現れる
例: I broke out in a rash.(発疹が急に出た) - 閉鎖された状況から逃げる、脱出する
例: The prisoners broke out of jail.(囚人たちは刑務所から脱獄した) - break out in a rash
(発疹が出る) - break out in a cold sweat
(冷や汗が出る) - break out of prison
(刑務所から脱走する) - break out of one’s shell
(殻を破る、内向的な人が社交的になる) - break out of a bad habit
(悪い習慣から抜け出す) - break out unexpectedly
(思いがけず始まる、起こる) - break out in laughter
(突然笑い出す) - break out in applause
(拍手喝采が起こる) - a breakout success
(大成功、急に注目を浴びる成功 ※形容詞的に使う “breakout”) - break out the champagne
(シャンパンを開ける ※お祝いで使う表現) - 「break(壊す、破る)」+「out(外へ)」が合わさり、「閉じ込められた状態から壊して外へ出る」「あるいは現象が破裂するように始まる」といったニュアンスに発展。
- 主に「監禁状態からの逃亡」を意味していましたが、徐々にあらゆる種類の突発的発生(戦争、火事、感染症など)に使われるようになりました。
- 突然性・予想外の含みが強い表現です。特に「break out in + 症状」などは「どこかから吹き出すように生じる」というイメージがあります。
- フォーマル・カジュアルどちらでも使われますが、「脱獄する」などの文脈はやや劇的な場面を想起させます。
他動詞・自動詞的な使い分け
「break out」は自動詞的に使われることが多く、目的語を直接とりません。
例: A fire broke out.(火事が発生した)
一方、目的語を必要とするときは「break out + of 何か」という形になります。
例: The prisoners broke out of the prison.(囚人たちは刑務所から脱走した)イディオム的な構文
- break out in something(何かが皮膚などに急に出現する)
- break out of somewhere(どこかから脱出する)
- break out in something(何かが皮膚などに急に出現する)
フォーマル/カジュアル
- 会話的にも文章的にもよく使われます。
- 公的なレポートでも「An epidemic broke out in the region.」のように使われるため、硬すぎず砕けすぎず、汎用的に使える表現です。
- 会話的にも文章的にもよく使われます。
- “I’m so nervous that I might break out in hives.”
(すごく緊張してじんましんが出そうだよ。) - “When the party started, everyone suddenly broke out in laughter.”
(パーティーが始まったとき、みんな急に笑い出したんだ。) - “My sister broke out in pimples after eating too much chocolate.”
(妹はチョコを食べ過ぎてニキビが出ちゃったよ。) - “A heated debate broke out during the board meeting.”
(取締役会の途中で激しい議論が起こった。) - “We need an emergency plan in case a crisis breaks out.”
(危機が発生したときのために緊急計画が必要です。) - “When the scandal broke out, the company had to release an official statement.”
(スキャンダルが起こると、会社は公式声明を出さざるを得なかった。) - “After the conflict broke out in the region, many researchers studied its causes.”
(その地域で紛争が勃発した後、多くの研究者が原因を調査した。) - “An outbreak of the disease broke out last winter, affecting thousands.”
(昨冬、その病気の流行が始まり、数千人に影響を及ぼした。) - “When civil unrest broke out, experts advised political reforms.”
(市民の騒乱が起こると、専門家たちは政治改革を提案した。) erupt(勃発する、噴火する)
- 自然現象や感情が噴き出すときにも使われます。
- 例: Riots erupted across the city.(暴動が街中で勃発した。)
- 自然現象や感情が噴き出すときにも使われます。
start suddenly(突然始まる)
- より平易ですが、「思いがけなく始まる」ニュアンスが共通します。
- 例: A massive thunderstorm started suddenly.(大きな雷雨が突如始まった。)
- より平易ですが、「思いがけなく始まる」ニュアンスが共通します。
burst out(突然声を上げる)
- 突然叫ぶ、笑い出すなどに使われます。
- 例: They all burst out laughing.(彼らはみんな突然笑い出した。)
- 突然叫ぶ、笑い出すなどに使われます。
- calm down(落ち着く)
- 騒ぎや緊張状態・暴動などが収束していくニュアンスのため、対照的。
- 発音記号(IPA): /breɪk aʊt/
- アメリカ英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- イギリス英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- アメリカ英語: ブレイク アウト([breɪk aʊt])
- アクセントは「break」の母音 /breɪk/ にしっかり強勢を置くイメージです。
- 「out」は /aʊt/ で、「アウ」に近い音を意識しましょう。
- 早口になると「brake-out」ではなく、「ブレイカウッ」のようになりがちなので、母音 /aʊ/ をはっきり発音するように注意すると伝わりやすいです。
- スペルミス: 「break」を「breake」や「brake」と書き間違えることがあります。特に「brake(ブレーキ)」と混同に注意。
- 用法: 「break out of something」と「break out in something」の区別が大切です。「of」は脱出、「in」は体の症状に使われます。
- 試験対策: TOEICや英検、大学入試などで「急に起こる」「脱獄する」という文脈でよく問われる表現です。「break out + 前置詞」の使い方や、時制変化をミスしないように注意しましょう。
- 「内側で何かが“破裂”して外に飛び出す」イメージで覚えると、多義的な意味をまとめて理解しやすいです。
- 監獄から“バーン”と外に飛び出すように「break out」、病気のウイルスが“破裂”して外へ広がるイメージ、肌の上に吹き出物が“外へ”飛び出すイメージ、すべて「break out」という感覚でつなげましょう。
- 「break」と「out」のスペルと発音をしっかり意識すると、スペリングミスを防ぎやすいです。
- 原形: run out
- 過去形: ran out
- 過去分詞: run out
- 現在進行形: running out
- 「run (動詞)」や「a run (名詞)」という形もありますが、「run out」は主に句動詞としての形が基本です。
- run:本来「走る」を意味する動詞
- out:外へ、外側へ、尽きるイメージを表す副詞/前置詞
- run out of time(時間がなくなる)
- run out of money(お金が尽きる)
- run out of gas(ガソリンが切れる)
- run out of patience(我慢の限界に達する)
- run out of ideas(アイデアが尽きる)
- run out of stock(在庫がなくなる)
- run out onto the street(通りへ走り出る)
- run out of breath(息が切れる)
- run out of supplies(物資が不足する)
- time is running out(時間が迫っている)
- 語源:
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
- “out”も古英語の「ūt」に由来し、「外へ」という意味を表します。
- “run”は、古英語の「rinnan(走る)」に由来し、動作や動きを表現する最も基本的な動詞の一つです。
歴史的背景:
「run」と「out」が組み合わさって、もともとは「外へ走り去る」という物理的な動きや、そこから転じて「無くなる」や「尽きる」といった意味でも用いられるようになりました。使用時の注意点・ニュアンス:
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 口語からビジネスでも比較的カジュアルなニュアンスで使われるので、シーンを選ばずに使いやすい表現です。
- 「なくなる」「使い果たす」という場合は「run out of + 名詞」で用いられます。
- 自動詞的用法:
例) We ran out of milk.(牛乳がなくなった)
「run out of + 名詞」の形で「〜が尽きる」と、目的格(何がなくなったのか)を“of”の後ろに置きます。 他動詞的用法(まれ):
例) They ran him out of town.(彼らは彼を町から追い出した)
この場合は少し違う意味(追い出す)で使われるので注意が必要です。その他構文:
「running out」で進行形を用いて「なくなりつつある」「時間が残り少ない」などの表現をする場合にもよく使われます。可算・不可算など:
「run out」は句動詞で、名詞ではないので可算・不可算の区別はありません。ただし、受け取る対象の名詞(milk, time など)が不可算・可算いずれかを取るかは注意が必要です。“We’re about to run out of milk. Could you buy some on your way home?”
(牛乳がそろそろなくなりそうだから、帰りに買ってきてもらえる?)“I ran out of gas on the highway today. It was so embarrassing!”
(今日高速道路でガソリンが切れちゃったの。すごく恥ずかしかったよ!)“Hurry up! We’re running out of time.”
(急いで!時間がなくなってきてるよ。)“We might run out of stock if orders keep coming in at this rate.”
(この調子で注文が入り続けると、在庫がなくなるかもしれません。)“Our budget will run out by the end of this quarter if we’re not careful.”
(注意しないと今四半期末までに予算が尽きてしまうでしょう。)“Please ensure we never run out of essential office supplies.”
(必須のオフィス用品が切れないようにしておいてください。)“If the lab equipment runs out of power, the experiment will be compromised.”
(実験装置の電源が切れてしまうと、実験が台無しになってしまう。)“As resources run out, researchers must find alternative solutions.”
(資源が尽きていくにつれて、研究者たちは代替策を見つけなければならない。)“When the sample supply ran out, we had to halt the study temporarily.”
(サンプルの供給が切れたとき、一時的に研究を中断せざるを得なかった。)- use up(使い果たす)
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- 「run out」とほぼ同じように“何かを使い切る、尽きる”の意味で使われます。
- 例) We used up all the paint.(ペンキを全部使い果たした)
- deplete(減耗させる)
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- こちらはややフォーマル・学術的なニュアンスがあります。
- 例) The resources were depleted quickly.(資源はすぐに枯渇した)
- come to an end(終わりに近づく)
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- より抽象的に“終わりに近い”という意味合いです。
- 例) The session is coming to an end.(セッションは終わりに近づいている)
- be replenished(補充される)
- be stocked (up)(在庫を十分に持つ)
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- イギリス英語: /rʌn aʊt/
- アメリカ英語: /rʌn aʊt/
- 強勢(アクセント)の位置:
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- “run”と“out”のどちらにも軽いアクセントがかかりますが、会話の流れでは“out”がやや強調される傾向があります(「ラン アウト」のように“out”に少し力を入れるイメージ)。
- よくある発音ミス:
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- “ran out”の過去形を /ræn aʊt/ できちんと区別できず、「ランナウ」のように曖昧になってしまうケースが多いです。
- /aʊ/を /ɔː/ と発音してしまうミス
- スペルミス: “run out”を一語で書いてしまう(“runout”)などの間違いに注意。句動詞なので二語または三語(“run out of”)に分けて書きます。
- 同音異義語との混同: 特になし。ただし「run on」「run off」「run over」など、似た形の句動詞が多いので注意。
- 試験対策: TOEICや英検などのリスニングや読解パートでよく出題されます。“We’re running out of time”などは特に頻出フレーズの一つです。
- 「走り去る(run)+ 外へ(out)」から、「何かが外へ行ってしまう(出ていってしまう)= なくなる・尽きる」というイメージで覚えるとわかりやすいです。
- “time is running out”のような表現をよく見かけるので、ドラマや映画のシーンなどで「時間切れ」を思い浮かべると印象深く覚えられます。
- ノートなどに“run out of”とセットでフレーズをメモし、よく使う名詞(milk, money, time, gasなど)と一緒に覚えると、実践的です。
- 電話を切る意味など、日常会話でよく使われる丁度いいレベルの表現。
英語: “to end a telephone call”
日本語: 電話を切る
「電話の受話器を元に戻す、携帯電話なら通話を終了するイメージです。日常会話で『じゃあね、もう切るよ』くらいの気軽さで使われます。」英語: “to suspend something from a higher place”
日本語: 何かを上に掛ける
「ハンガーやフックにコートなどを掛けるときにも使います。」英語: “to have a psychological or emotional issue about something (often used in the form ‘have a hang-up about …’)”
日本語: 何かに対して精神的なこだわりや問題を抱える
「『~に対して心が引っかかる』というニュアンスの表現です。」- 原形: hang up
- 三人称単数現在形: hangs up
- 過去形: hung up
- 過去分詞形: hung up
- 現在分詞形: hanging up
- 名詞形 (hang-up): 「こだわり・心配事、悩み」という意味で使われる。
例: “He has a hang-up about his pronunciation.”(彼は発音に対してこだわりがある) - “hang” は「掛ける」「ぶら下げる」を意味する動詞。
- “up” は「上に」というニュアンスを含む副詞。
- 組み合わさって「電話を(上に掛ける=受話器を戻す)」「物を上に掛ける」という意味になる。
- hang up the phone →(電話を切る)
- hang up on someone →(誰かに対して電話を切る/一方的に切る)
- hang up your coat →(コートを掛ける)
- hang up a call →(電話通話を終了する)
- hang up a picture →(絵を掛ける)
- don’t hang up yet →(まだ電話を切らないで)
- hang up in anger →(怒って電話を切る)
- hang up laundry →(洗濯物を掛ける)
- have a hang-up about … →(…について心のしこりやこだわりを持つ)
- without hanging up →(電話を切らずに)
- 語源: “hang” は古英語の “hangian” に由来し、「ぶら下がる・掛ける」を意味。そこに副詞 “up” が付いて、「上に掛ける」→「電話を元に戻す」という流れで現在の「電話を切る」概念へ発展しました。
- ニュアンス/使用時の注意点:
- “hang up” はカジュアルで日常的によく使われる表現です。電話をガチャンと切るイメージもあり、一方的に切る際には失礼な印象を与えることもあります。
- “have a hang-up about …” のように名詞的に使われる場合は、ややカジュアル/会話寄り表現で、心理的なこだわりを表します。
- “hang up” はカジュアルで日常的によく使われる表現です。電話をガチャンと切るイメージもあり、一方的に切る際には失礼な印象を与えることもあります。
- 句動詞・他動詞用法: “hang up something” → 目的語を取る場合(「何かを掛ける」)。
例: “I hung up the phone.” (電話を切った)、 “He hung up his jacket.” (彼は上着を掛けた) - 自動詞用法: “hang up” だけで「電話を切る」動作を示すことも可。
例: “She hung up without saying goodbye.” (彼女はさよならも言わずに電話を切った) - イディオム: “hang up on someone” → 相手の話を聞かずに一方的に電話を切る、相手を拒絶するニュアンス。
- “Hold on, don't hang up yet. I have something else to tell you.”
(ちょっと待って、まだ電話を切らないで。まだ話したいことがあるんだ。) - “I’ll hang up now. Talk to you later!”
(じゃあ切るね。また後で話そう!) - “If you’re still mad, please don’t just hang up on me.”
(もしまだ怒っているなら、一方的に電話を切らないで。) - “Please do not hang up until all the instructions have been clearly understood.”
(すべての指示がはっきりわかるまで電話を切らないでください。) - “He abruptly hung up on the client, which caused a major complaint.”
(彼が急にクライアントに対して電話を切ったので、大きなクレームとなりました。) - “Let me confirm that information before you hang up.”
(あなたが電話を切る前にその情報を確認させてください。) - “In sociolinguistic studies, the manner in which individuals hang up during a conversation can reflect social hierarchies.”
(社会言語学の研究では、会話中にどのように電話を切るかが社会的ヒエラルキーを反映している場合がある。) - “Participants were instructed not to hang up until the data collection was complete.”
(参加者はデータ収集が終わるまで電話を切らないよう指示された。) - “Some therapists attribute certain anxieties to ‘hang-ups’ from early childhood experiences.”
(一部のセラピストは、特定の不安を幼少期の経験による「こだわり」に起因すると考えている。) - end the call (通話を終了する)
- フォーマルに「通話を終える」と表現するときに使われがち。
- フォーマルに「通話を終える」と表現するときに使われがち。
- put the phone down (電話を置く)
- “hang up” よりも物理的に置く動きにフォーカスした言い方。
- “hang up” よりも物理的に置く動きにフォーカスした言い方。
- cut off (切断する/通話が途切れる)
- 電波の状況や故意でなく、途中で切れてしまった場合にも使う。
- pick up (電話を取る)
“hang up” の逆の動作。「電話に出る」という意味。 - 発音記号 (IPA): [hæŋ ʌp]
- アクセント: “hang” [hæŋ] は単音節なので強く発音し、後ろの “up” [ʌp] は軽く。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: “hang” の /æ/ が米音ではやや引き延ばした [æ]、英音ではもう少し短めに発音する傾向。
- よくある間違い: /hæŋ/ を日本語の「ハング」として伸ばしすぎたり、「ハンガップ」のように一続きで言ってしまうことに注意。
- “hangout” (遊び場・たまり場) と “hang up” を混同しない。
- “hung up” (過去形) と “hang up” (原形) を使い分ける。
- TOEICなどでは電話対応の描写とセットで出てくる場合がある。問題文で “He hung up the phone.” などが流れたら、通話終了の場面を示す表現としてよく問われる。
- 「受話器を置く(掛ける)」というイメージを強く結びつけると覚えやすい。
- スマートフォン時代でも「電話を切る」動作と認識しているイメージを“hang” = 「ぶら下げる、掛ける」とつなげると理解しやすい。
- 「心が引っかかる」と表現したいときにも使える(have a hang-up about)のがユニークなポイント。
- To succeed in finishing or overcoming something (e.g., a difficult task).
- To pass an exam or test.
- To survive a challenging situation.
- To make contact by telephone or other communication.
- To be understood or to communicate an idea successfully.
- 何か大変なことを「やり遂げる/乗り越える」
- 試験などに「合格する」
- 困難な状況を「切り抜ける」
- 電話などで相手に連絡が「つく」
- 自分の言いたいことやメッセージが相手に「伝わる」
- get through (原形)
- got through (過去形)
- gotten through / got through (過去分詞; アメリカ英語では “gotten”、イギリス英語では “got” が一般的)
- getting through (進行形)
- get (動詞) 単体で「手に入れる、取得する」の意。
- through (前置詞/副詞) 単体で「通り抜けて」「〜を通じて」の意。
- ただし、“get through” は句動詞なので、文中では「動詞フレーズ」として扱われるのが基本です。
- B2(中上級):ある程度自由な会話ができ、複雑な表現にも挑戦できるレベル。
- C1(上級):かなり幅広いトピックでも流暢に表現できるレベル。
- get: 「得る、なる、(状態に)至る」といった基本動詞
- through: 「通り抜けて」「途中経過を経て最終的に、完了して」というニュアンスを持つ副詞/前置詞
- get over: 「(病気など)から回復する」「克服する」
- go through: 「(困難・苦痛を)経験する」「(資料・プロセスを)詳細に調べる」
- get by: 「なんとかやりくりする」「うまく生き延びる」
- get through a difficult time(大変な時期を乗り越える)
- get through the exam(試験に合格する)
- get through (to someone) on the phone(電話で(誰か)に繋がる)
- get through the workday(仕事の日をなんとかやり終える)
- get through the crowd(人ごみを通り抜ける)
- get through to the next round(次のラウンドに進む)
- get through one’s message(自分のメッセージを相手に伝える)
- struggle to get through(やっとの思いで乗り切る)
- barely get through(かろうじて切り抜ける)
- help someone get through(誰かが乗り越えるのを手助けする)
- 「get」は古英語の “gietan” に由来し、「手に入れる、達する」の意。
- 「through」は古英語の “þurh” に由来し、「通り抜けて、経由して」の意。
- 「困難を乗り越える」という前向きなニュアンスが強いです。
- 相手に「どうにかして切り抜ける」イメージを伝える時にしばしば使われます。
- フォーマル/カジュアルどちらでも使われますが、ビジネスメールなどでは「I managed to get through the task」などと書かれると多少フォーマル感が出ます。
- 「get through」は他動詞的にも自動詞的にも使われる句動詞です。
- 【他動詞的】We finally got through the exam. (何を?→ the exam)
- 【自動詞的】It was tough, but we got through. (乗り切った)
- 【他動詞的】We finally got through the exam. (何を?→ the exam)
- 「get through to + 人」などの形で「(人)に連絡がつく」「(相手に)理解させる」といった構文も使われます。
- 例: I couldn’t get through to him yesterday. (彼に連絡がつかなかった)
- 例: I couldn’t get through to him yesterday. (彼に連絡がつかなかった)
- カジュアル:会話やチャットでよく使われる
- フォーマル:ビジネス文書やプレゼンテーションでは「overcome」「complete」などで置き換えられる場合も多いが、口語的に「get through」を用いることも可能。
- “I was so tired, but I had coffee and got through the day.”
- 「すごく疲れてたけど、コーヒー飲んでなんとか一日を乗り切ったよ。」
- “How did you get through that breakup?”
- 「あの別れをどうやって乗り越えたの?」
- “I tried calling you, but I couldn’t get through.”
- 「電話してみたけど、繋がらなかったよ。」
- “We need to get through this project by the end of the week.”
- 「週末までにこのプロジェクトを完了しなくてはなりません。」
- “I managed to get through to our client in Germany.”
- 「なんとかドイツのクライアントに連絡がとれました。」
- “Let’s get through today’s agenda before lunch.”
- 「お昼前に今日の議題を片付けましょう。」
- “You’ll have to get through a lot of reading for this course.”
- 「このコースでは大量の文献を読みこなさなければなりません。」
- “I finally got through the first draft of my dissertation.”
- 「やっと論文の第一稿を書き終えました。」
- “The professor’s points were difficult, but we eventually got through to her main argument.”
- 「教授の論点は難しかったけど、最終的に彼女の主張の要点を理解できたよ。」
- overcome(克服する)
- 「困難を乗り越える」という点では “get through” とよく似ていますが、”overcome” はややフォーマルで、困難さに打ち勝つニュアンスが強いです。
- 「困難を乗り越える」という点では “get through” とよく似ていますが、”overcome” はややフォーマルで、困難さに打ち勝つニュアンスが強いです。
- pull through(困難を切り抜ける)
- “get through” とほぼ同じ文脈で使えますが、特に病気や大事故などの状況に対して使われることが多いです。
- “get through” とほぼ同じ文脈で使えますが、特に病気や大事故などの状況に対して使われることが多いです。
- make it through(やり遂げる)
- 口語的で、「どうにかやり遂げる・なんとか乗り切る」という気持ちが強めです。
- 口語的で、「どうにかやり遂げる・なんとか乗り切る」という気持ちが強めです。
- pass(試験に合格する)
- 「試験を合格する」という一点において “get through the exam” と「pass the exam」は近いですが、“get through” は「大変だったけど…!」というニュアンスがこもりやすいですね。
- fail(失敗する)
- 「試験やタスクに失敗する」という真逆の意味を持ちます。
- 「試験やタスクに失敗する」という真逆の意味を持ちます。
- give up(あきらめる)
- 「やり遂げる」に対して「あきらめる」という点で対比的です。
- アメリカ英語: /ɡɛt θruː/
- イギリス英語: /ɡet θruː/
- 句動詞としては “get” と “through” ともに軽く強調することが多いですが、自然な音声では “through” にやや強勢が置かれることもあります。
- “through” の発音を [θru] ではなく「スルー」「ズルー」のように濁ってしまうこと。
- “get” を「ゲット」ではなく「ゲェt」と短めに発音するのが英語らしいです。
- 「through」のスペルミスで “thru” と書きがちですが、カジュアルな表記以外では正式ではありません。
- 「go through」と混同することが多いですが、「go through」は「詳細に調べる、経験する」、「get through」は「完了させる、抜け出す」のニュアンスが強いです。
- 電話の場面で「電話がつながらない」という意味では “I couldn’t get through.” が自然表現。
- 試験などでは “I didn’t pass” よりも “I couldn’t get through” の方が会話表現的。TOEICや英検などでも「句動詞」の問題で出題される可能性があります。
- 「get」=「到達する」+「through」=「通り抜ける」→「(障害物を)突破して到達する」とイメージ化すると覚えやすいです。
- 「get through the tunnel」(トンネルを抜ける) という絵を思い浮かべると、「困難を通り抜けてやり遂げる」という感覚がつかめます。
- スペルや意味の混同を防ぐには「th-r-o-u-g-h」の一続きのイメージを念頭に置き、「tru(トル)」部分を忘れずに、語末の “gh” で伸ばす感覚を覚えておくと◎。
- 品詞: 句動詞(phrasal verb)
- 活用形:
- 現在形: look back
- 過去形: looked back
- 現在分詞: looking back
- 三人称単数形: looks back
- 現在形: look back
- CEFRレベル目安: B1(中級)
- 過去を振り返るという概念は日常会話や読解でよく出てくるため、中級レベルの学習者にとっても理解しやすい表現です。
- 「look」: 「見る、視線を向ける」という意味の動詞
- 「back」: 「後ろへ、後ろに」という意味の副詞/方向を示す語
- look 単体では「見る」という動詞。
- look on, look into, look out など、さまざまな前置詞・副詞との組み合わせで異なる意味を持つ句動詞になります。
- look back on the past → 過去を振り返る
- look back on one’s childhood → 子どもの頃を思い起こす
- look back and realize → 振り返って気づく
- never look back → 決して振り返らない/順調に進む
- look back with regret → 後悔して振り返る
- look back with fondness → 懐かしく振り返る
- look back at one’s mistakes → 自分のミスを振り返る
- look back over one’s life → 人生を振り返る
- look back to see → 後ろを見て確かめる
- look back on history → 歴史を振り返る
- 語源:
- 「look」は古英語の “lōcian” にさかのぼり、「見る、見守る」を意味しました。
- 「back」は古英語 “bæc” に由来し、「後ろ」を意味します。
- 「look」は古英語の “lōcian” にさかのぼり、「見る、見守る」を意味しました。
- 歴史的な使われ方:
- 「look back」は主に時間的に過去を振り返る、または空間的に後方を見るという2つの意味で古くから用いられてきました。
- 「look back」は、過去について懐かしんだり、反省したりするような文脈で用いられます。
- 文語的にも口語的にも幅広く使われるため、フォーマル/カジュアルいずれの場面でも比較的使いやすい表現です。
- 感情的な響きを伴う場合、「regret」(後悔) や「fondness」(愛着・懐かしさ) などの語と併用されることが多いです。
- 「look back」は、自動詞的 に「振り返る」という意味で使うことが多いです。
例: She looked back and waved. (彼女は振り返って手を振った) - 目的語をとる場合は「look back on + 目的語」の形になることが多いです。
例: He looked back on his childhood. (彼は子どもの頃を振り返った) - never look back: 一度前進したら過去を気にせず、順調に進み続ける/成功が続く
例: After he started his new job, he never looked back. (新しい仕事を始めてから、彼は後ろを振り返ることなく順調だった) - “I often look back on our college days with a smile.”
(大学時代をよく思い出してはにやけちゃうんだ。) - “Sometimes, I look back and realize how much I’ve changed.”
(時々、自分がどれだけ変わったか振り返って気づくんだ。) - “Don’t look back too often; focus on what’s ahead!”
(あんまり過去を振り返りすぎないで、これからのことに集中しよう!) - “It’s important to look back on last quarter’s performance to plan effectively.”
(効果的に計画を立てるために、前期の業績を振り返ることは重要です。) - “We should look back at our mistakes and learn from them.”
(私たちはミスを振り返り、それを教訓にすべきです。) - “Looking back on the project, we can see what worked and what didn’t.”
(プロジェクトを振り返ると、うまくいった点とそうでない点が分かります。) - “Scholars often look back on historical data to find patterns in economic cycles.”
(研究者たちは、経済の周期的なパターンを探るため、しばしば過去のデータを振り返る。) - “When we look back at the literature, we notice a shift in narrative style over the centuries.”
(文献を振り返ると、何世紀にもわたって文体が変化していることに気づきます。) - “It is crucial to look back on past studies to build upon existing knowledge.”
(既存の知識を拡充するために、過去の研究を振り返ることは極めて重要です。) - reflect (反省する、熟考する)
- “I reflected on my actions.”(自分の行動を反省した)
- 「reflect」はより深い思考や分析的なニュアンスが強い。
- “I reflected on my actions.”(自分の行動を反省した)
- reminisce (追憶する、思い出を語る)
- “She reminisced about her old friends.”(彼女は昔の友人について思い出を語った)
- 「reminisce」は懐かしく思い出す、感情的に過去を語るニュアンス。
- “She reminisced about her old friends.”(彼女は昔の友人について思い出を語った)
- recall (思い出す)
- “I can’t recall his name.”(彼の名前が思い出せない)
- 「recall」は特定の出来事や情報を思い起こすときに使う、より一時的・具体的なニュアンス。
- “I can’t recall his name.”(彼の名前が思い出せない)
- think back (思い返す、振り返って考える)
- “Think back to when we first met.”(私たちが初めて会ったときのことを思い出して)
- 「look back」と非常に近い意味だが、柔らかい口調で使われることが多い。
- “Think back to when we first met.”(私たちが初めて会ったときのことを思い出して)
- look forward (先を見る、楽しみにする)
- 過去ではなく未来に焦点を当てる表現です。
- IPA: /lʊk bæk/
- アクセント: “look” と “back” の両方をわりと同じ強さで発音しますが、区切って言う場合は “look” に若干強勢が来ることがあります。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い:
- “look” はアメリカ英語 /lʊk/、イギリス英語 /lʊk/ と大きな違いはありません。ただし地域によっては “u” の音が微妙に異なります。
- “back” は /bæk/ で、こちらもアメリカとイギリスで大きな差はありません。
- “look” はアメリカ英語 /lʊk/、イギリス英語 /lʊk/ と大きな違いはありません。ただし地域によっては “u” の音が微妙に異なります。
- よくある間違い:
- “look” の /lʊk/ を /luːk/ と長音化してしまう人もいます。短めの /ʊ/に注意しましょう。
- スペルミス: スペリングは “l-o-o-k”, “b-a-c-k” と簡単ですが、似た綴りの単語(例えば “book” /bʊk/ と混同など)に注意。
- 同音異義語との混同: “look” と “Luke(人名)” は発音がやや似ているので混乱しないようにする。
- 句動詞の切り離し: 「look back」は、目的語があるときは「look back on + 目的語」とするため、区切り方を間違えると意味が伝わりにくいです。
- TOEICや英検での出題傾向: 過去の出来事への言及や、指示表現として「後ろを見る」などで登場することがあり、前置詞 “on” の要否が問われることもあります。
- 「後ろを見る・過去を見る」というイメージを持つと覚えやすいです。
- “look” = “見る” + “back” = “後ろ” と単語を分解してイメージすると、意味が自然に頭に入ってきます。
- “Never look back” というフレーズを覚えると「決して振り返らない/前に進み続ける」という印象的な表現として記憶に残りやすいでしょう。
- B1: 日常生活や仕事の基本的な話題ならある程度やりとりができるレベル。
- “To stand or arrange in a line.”
- “To organize or make ready.”
- 「一列に並ぶ・一列に並べる」「手配する・準備する」という意味の句動詞です。
- 人や物をきちんと並ばせる、あるいは計画を立てて必要なものをそろえるニュアンスがあります。日常会話で「整列する」「並べる」という基本的な場面から、ビジネスで「予定を組む」「手配する」という場面まで、幅広く使われます。
- 現在形: line up
- 過去形: lined up
- 過去分詞形: lined up
- 現在進行形: lining up
- line (名詞): 「線」「列」「電話回線」など。
- lined (形容詞): 「線が入った」「裏地が付いた」などの意味がありますが、line自体の派生形というよりは形容詞としての使い方です。
- line: 「線」「列」という意味。ここでは「列を作る/並べる」イメージから来ています。
- up: 句動詞では「完了」「完全に並べる」などのニュアンスを付与しており、「きちんとまとめる・準備する」という意味合いが強くなります。
- line (名詞/動詞): 「線」「列」「線を引く」
- queue (up): イギリス英語でよく使われる「列を作る」同義語。
- line up for tickets(チケットを求めて並ぶ)
- line up behind someone(誰かの後ろに並ぶ)
- line up at the door(ドアのところで列を作る)
- line up chairs(椅子を並べる)
- line up a meeting(会議の予定を手配する)
- line up jobs(仕事を手配する・ゲットする)
- line up with the rules(規則に沿って並ぶ[従う])
- line up perfectly(ぴったり並ぶ/整列する)
- line up supporters(支援者を集める・確保する)
- line up the plates(お皿を並べる)
- 語源: 「line(列)」はラテン語由来の「linia(糸、線)」に遡ります。英語の中で“line up”という句動詞は主に19世紀以降に「列を作る」「整列させる」というフレーズとして広まったと考えられます。
- ニュアンス: 日常的な行動や状況で使われることが多く、カジュアルな場面でもビジネスシーンでも使える表現です。手配する・計画するという意味のときは多少フォーマルにも使えますが、非常に日常的な語感が強い句動詞です。
- 自動詞用法: 「並ぶ」の意味(人やものが主語になる)
- 例: People are lining up outside the store.
- 例: People are lining up outside the store.
- 他動詞用法: 「~を並べる」「~を用意する」の意味(人・ものを並ばせる場合)
- 例: The coach lined up the players.
- 例: The coach lined up the players.
- カジュアル: 「整列して!(Please line up!)」など命令文・日常指示でよく使われる。
- フォーマル: ビジネス場面でも「手配する」という文脈で使うことが可能。
- “We have to line up before entering the concert hall.”
- (コンサートホールに入る前に並ばなきゃ。)
- (コンサートホールに入る前に並ばなきゃ。)
- “People are lining up at the checkout counter.”
- (みんなレジに並んでいるよ。)
- (みんなレジに並んでいるよ。)
- “Please line up so I can pay one by one.”
- (一人ずつ支払いができるように、並んでください。)
- “We've lined up several candidates for the interview next week.”
- (来週の面接に複数の候補者を手配しました。)
- (来週の面接に複数の候補者を手配しました。)
- “Could you line up the proposals on the table in order of priority?”
- (優先順位に従って提案書を並べてもらえますか?)
- (優先順位に従って提案書を並べてもらえますか?)
- “We need to line up partners before launching the new project.”
- (新プロジェクトを始める前に、協力してくれるパートナーを確保する必要があります。)
- “Participants were asked to line up in alphabetical order.”
- (参加者はアルファベット順に並ぶよう指示された。)
- (参加者はアルファベット順に並ぶよう指示された。)
- “The research team has lined up essential resources for the study.”
- (研究チームは調査に必要なリソースを手配しました。)
- (研究チームは調査に必要なリソースを手配しました。)
- “Please line up the data in a clear and coherent structure.”
- (データをわかりやすく一貫した構造で並べてください。)
- queue (up)(列を作る)
- イギリス英語でよく使われる。口語的表現で「並ぶ」という意味。
- イギリス英語でよく使われる。口語的表現で「並ぶ」という意味。
- arrange(並べる、整える)
- 順番や配置を意図的に整理する意味。文語・フォーマル。
- 順番や配置を意図的に整理する意味。文語・フォーマル。
- organize(組織する、整理する)
- より手間をかけて“秩序立てる”ニュアンス。
- より手間をかけて“秩序立てる”ニュアンス。
- align(一直線にそろえる)
- 形式的・技術的に「位置を正しく合わせる」というニュアンス。
- 形式的・技術的に「位置を正しく合わせる」というニュアンス。
- disperse(散らばる・解散する)
- 一列に並ぶことの反対に当たる表現。
- 一列に並ぶことの反対に当たる表現。
- 発音記号(IPA): /laɪn ʌp/
- アメリカ英語: [láɪn ʌp] (「ラ イン アップ」)
- イギリス英語: [laɪn ʌp] (ほぼ同じ)
- アメリカ英語: [láɪn ʌp] (「ラ イン アップ」)
- 強勢(アクセント): 「line」の /laɪn/ に強勢が来る。
- よくある発音ミス: line の /laɪn/ を /liːn/ と誤って発音するなど。
- スペルミス: “line”を“lien”や“lain”と書き間違えるなど。
- 同音異義語: “line” は「ライム (lime)」「ライオン (lion)」などと似ているようで異なるので注意。
- TOEICや英検: リスニングなどで「集まる」「整列する」「待機する」といった意味としてよく出題される可能性。ビジネス文脈で「計画を組む」という意味でも出やすい。
- 「line (線) + up (上へ/完了)」→「線になるまできちんと並ぶ・準備を整える」というイメージで覚える。
- 日常生活で、並ぶときによく聞こえる「Please line up!」をイメージすると忘れにくい。
- 「形を整える・リソースをそろえる」という意識があると、ビジネスでも覚えやすい。
- 英語:
put in
- 日本語: 「入れる」「設置する」「(労力・時間を)注ぎ込む」「提出する」など
- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
- 活用形:
- 原形: put in
- 現在分詞: putting in
- 過去形・過去分詞: put in (※
put
自体が不規則動詞で形が変化しません)
- 原形: put in
- put (動詞): 「置く」「入れる」など
- puttable (形容詞): 一般的ではありませんが、一部専門分野で「置くことが可能な」などの形容詞として使われる場合があります。
- B2(中上級): 「put in」という句動詞は基本動詞「put」の派生ですが、ビジネスシーンや変化したイディオム的な使い方が多く、ある程度の運用力(会話・文書でのバリエーション)が必要となります。
- put: 置く・入れる
- in: 中へ・内側に
- put on: 着る、身につける
- put up: 建てる、掲示する、掲げる
- put out: 消す、公表する、出す
- put off: 延期する、先送りする
- put in an application(申し込みを書く/提出する)
- put in a request(リクエストを出す)
- put in a good word(良い評価を伝える/口をきく)
- put in hours(時間を費やす)
- put in place(設置する/導入する)
- put in perspective(物事を正しい視点で捉える)
- put in a shift(勤務をする/シフト制で働く)
- put in an appearance(ちょっと顔を出す)
- put in for a refund(返金を申請する)
- put in a vote(投票をする)
- 語源: 「put」は中英語(Middle English)の“putten”にさかのぼり、元々は“押す・動かす”といったニュアンスを含む動詞でした。その後、前置詞や副詞を伴い、多彩な意味を持つ句動詞を形成してきました。
- ニュアンス:
- 「提出する / 申し込む」のニュアンス: フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使いやすい。
- 「設置する / 入れる」のニュアンス: わりとカジュアルだけでなく、ビジネスでも「新しいシステムをput inする」などで使われる。
- 「時間や努力を注ぎ込む」のニュアンス: カジュアルでもビジネスでも、「長い時間を費やした」「労力を投入した」と表現する際に用いられる。
- 「提出する / 申し込む」のニュアンス: フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使いやすい。
他動詞としての使い方
- 「put in + 名詞」の形をとり、目的語を伴う
- 例: put in an application, put in a new system
- 「put in + 名詞」の形をとり、目的語を伴う
受動態での使い方
- 例:
A new system was put in.
(新しいシステムが導入された)
- 例:
イディオム的な使い方
- 「put in for 〜」で「〜を申し込む/(昇給や異動などを)願い出る」の意味
- 例: “I put in for a transfer to another department.”
- 「put in for 〜」で「〜を申し込む/(昇給や異動などを)願い出る」の意味
フォーマル/カジュアルの使い分け
- 日常会話: “I put in a lot of hours this week.”(今週はかなりの時間を費やした)
- ビジネス文書: “We put in our proposal yesterday.”(昨日、私たちは提案書を提出しました)
- 日常会話: “I put in a lot of hours this week.”(今週はかなりの時間を費やした)
- “I need to put in more practice before the concert.”
(コンサート前にもっと練習しなきゃ。) - “She put in a lot of time on that project.”
(彼女はそのプロジェクトにかなりの時間を注いだ。) - “Did you put in the request for vacation yet?”
(もう休暇申請は出した?) - “We decided to put in a new security system.”
(私たちは新しいセキュリティシステムを導入することに決めました。) - “I put in my application for the management position.”
(私はマネージャー職の応募を提出しました。) - “Please put in a request for an earlier deadline extension.”
(より早い締め切り延長を求めるリクエストを提出してください。) - “They have put in a proposal to the committee for funding.”
(彼らは委員会に資金提供の提案を提出しました。) - “We must put in considerable effort to validate the data.”
(私たちはデータを検証するためにかなりの努力を注がなければなりません。) - “The engineers have put in a system that automatically collects research samples.”
(エンジニアたちは研究試料を自動的に採取するシステムを設置しました。) - submit(提出する)
- 「書類・提案などを提出する」という意味では類義語。よりフォーマルに感じる。
- 「書類・提案などを提出する」という意味では類義語。よりフォーマルに感じる。
- install(インストールする、設置する)
- 「put in a system」と「install a system」はほぼ同義だが、「install」は技術・機械に特化しがち。
- 「put in a system」と「install a system」はほぼ同義だが、「install」は技術・機械に特化しがち。
- insert(差し込む、入れる)
- 「物理的に中に差し込む」イメージが強い。書類に書き込みや挿入する場合にも用いられる。
- 明確な反意語はありませんが、意味合いとして逆に「取り出す・撤去する・撤回する」を表す場合、「take out」「remove」「withdraw」などが反意的に使われます。
- 発音記号(IPA): [pʊt ɪn] (米・英ともに大きく変わりません)
- アクセント: 「put」の「u」の音が短く曖昧になりがち。“pʊt”の「ʊ」は日本語の「ウ」に近い短めの音です。
- アメリカ英語・イギリス英語の差: 大きな差異はありませんが、アメリカ英語では「t」の発音がやや弱くなる(フラップT気味になる)場合があります。
- よくある間違い: 「put」を [pət] や [pɚt] のように発音してしまうこと。母音を短めに意識してください。
- スペルミス: “putin” と続けて書いてしまうと人名(プーチン)になってしまうので注意。
- 文脈の変化: “put in” には意味が多いので、文脈に沿った訳をしっかり把握することが大事。
- 類似句動詞との混同: “put on” “put up” “put out” など、同じ
put
を使う別の句動詞を混同しやすい。 - 試験での出題傾向: TOEICや英検などでも、句動詞問題で「put in」の用法(「申し込む」「導入する」など)を問う問題がみられます。
- 「put」の基本イメージは「置く」で、「in」は「中へ」。
- 「中に置く・入れる→提出・設置・投入」の流れを頭の中でイメージすると理解しやすい。
- 「モノを物理的に中へ入れる」「アイデアや書類をシステムの中へ入れる」「努力や時間を心身から外に出さずプロジェクトに「入れる」」と連想すると覚えやすいです。
意味(英語):
1) To leave one’s home or current place to go somewhere, especially for entertainment or social purposes.
2) To date someone (when used with “with”: go out with someone).
3) To stop burning or to be extinguished (e.g.,The lights went out.
).意味(日本語):
1) 外出する、遊びに出かける。
2) (「go out with ~」の形で)~と付き合う、デートする。
3) (火や明かりなどが)消える。- 品詞: 句動詞 (phrasal verb)
活用形:
- 現在形: go out
- 過去形: went out
- 過去分詞形: gone out
- 現在分詞: going out
- 現在形: go out
他の品詞形:
- 「go」自体は動詞。
- 「out」は副詞や前置詞としても機能します。
- 例えば「outing」(名詞: 外出、遠足) などは関連語として使われます。
- 「go」自体は動詞。
CEFRレベル: A2(初級)~B1(中級)
学習者にとっては比較的早い段階で覚えておくと便利な表現です。語構成:
- 「go」+「out」の組み合わせ。
- 「go」は「行く」という意味の動詞。
- 「out」は「外へ」というニュアンスを加える副詞として機能します。
- 「go」+「out」の組み合わせ。
関連語・派生語:
- go outside: 外に出る
- go out with someone: 誰かと付き合う
- outing: 外出、遠足
- go outside: 外に出る
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個):
- go out for dinner(夕食を食べに出かける)
- go out for drinks(飲みに行く)
- go out for a walk(散歩に出る)
- go out of style(流行から外れる)
- go out with friends(友達と出かける)
- go out on a date(デートに出かける)
- the light goes out(電気・明かりが消える)
- go out of business(廃業する)
- go out of one’s way(わざわざ骨を折る)
- go out on a limb(危険を冒す、思い切ったことをする)
- go out for dinner(夕食を食べに出かける)
語源:
「go」は古英語「gān」(行く)から、「out」は古英語「ūt」(外へ)から来ています。中世より「go out」という形で「家などの内側から外へ移動する」という意味が定着し、さらに「(明かりが)消える」「デートする」などの派生的な意味も歴史的に生まれてきました。ニュアンス:
- 「go out」は口語・カジュアルで非常によく使われます。
- 「恋人との外出やデート」、「社交的な活動」「火や明かりが消える場合」など、文脈によって意味が変わるので注意が必要です。
- コンテクストによりフォーマルな文章でも使用可能です。
- 「go out」は口語・カジュアルで非常によく使われます。
一般的な構文:
1) S + go out + …- “I go out every weekend.”
2) S + go out with + 人 - “He is going out with Sarah.”
3) S + go out + (前置詞句) - “The lights went out at midnight.”
- “I go out every weekend.”
可算・不可算:
- 「go out」は動詞句のため名詞としての可算・不可算の区別はありません。
- 「outing」の場合は可算名詞で、例: “We had two outings last month.”
- 「go out」は動詞句のため名詞としての可算・不可算の区別はありません。
口語 / カジュアル / フォーマル:
- 口語やカジュアルな文脈で頻用されます。
- ビジネスメールやフォーマルな場面でも「外出する」を表す際などに使えますが、「go out with someone(交際する)」はどちらかというとカジュアル寄りです。
- 口語やカジュアルな文脈で頻用されます。
“I’m going to go out for a bit to run some errands.”
(ちょっと用事を済ませに外に出るね。)“Do you want to go out for dinner tonight?”
(今夜、夕食を食べに出かけない?)“My parents won’t let me go out until I finish my homework.”
(宿題が終わるまで両親が外出を許してくれないんだ。)“I’m sorry, Mr. Chen just went out for a lunch meeting.”
(申し訳ありませんが、チェンさんはランチミーティングのため外出しました。)“Our power went out during the presentation, so we had to reschedule.”
(プレゼン中に停電したので、予定を組み直さなければなりませんでした。)“The CEO often goes out to meet clients in person.”
(CEOはよくクライアントと直接会うために外出します。)“Once the flame goes out, the chemical reaction ceases.”
(炎が消えると、その化学反応は停止します。)“If the funding goes out, we will not be able to conduct further research.”
(資金が尽きれば、これ以上の研究を行うことはできません。)“Students occasionally go out to collect field data.”
(学生たちは時々、フィールド調査のために外に出ます。)類義語:
1) leave(去る)- 「go out」は「外へ出る」感覚が強いが、「leave」は「その場所から離れる」イメージ。
2) step out(ちょっと外へ出る) - 「go out」とほぼ同じように使えるが、「少しの間外に出る」ニュアンス。
3) exit(退出する) - もう少しフォーマル・文書寄りの言い方。
4) date(デートする) - 「go out with someone」の意味を単語1つで表す場合。
- 「go out」は「外へ出る」感覚が強いが、「leave」は「その場所から離れる」イメージ。
反意語:
- stay in(家にいる)
- remain inside(中にとどまる)
- stay in(家にいる)
発音記号(IPA):
- イギリス英語: /ɡəʊ aʊt/
- アメリカ英語: /goʊ aʊt/
- イギリス英語: /ɡəʊ aʊt/
アクセントの位置:
- 「go」にやや強勢が置かれることが多いです。
- 「go OUT」と切り分けるよりは「GO out」のように「GO」を少し強めに発音します。
- 「go」にやや強勢が置かれることが多いです。
よくある発音の間違い:
- イギリス英語では「ɡəʊ」の部分を「ゴウ」と完全に言わず、「ゴゥ」に近い音になります。
- アメリカ英語では「goʊ」と比較的ハッキリ発音します。
- イギリス英語では「ɡəʊ」の部分を「ゴウ」と完全に言わず、「ゴゥ」に近い音になります。
スペルミス:
- 「go out」を「goout」と一語に書いてしまうミス。スペースを忘れないように注意。
- 「go out」を「goout」と一語に書いてしまうミス。スペースを忘れないように注意。
同音異義語との混同:
- 同音異義語は特にありませんが、「go outside」との使い分けに注意。「go outside」は屋外へ出る動作を強調するのに対し、「go out」は外出の目的(食事や社交など)も含む場合が多いです。
- 同音異義語は特にありませんが、「go outside」との使い分けに注意。「go outside」は屋外へ出る動作を強調するのに対し、「go out」は外出の目的(食事や社交など)も含む場合が多いです。
試験対策:
- TOEICや英検などで「go out with ~」=「~と交際する」という意味が問われることがあります。
- 文脈で判断できるようにしておきましょう。
- TOEICや英検などで「go out with ~」=「~と交際する」という意味が問われることがあります。
- 「行く (go)」+「外 (out)」という組み合わせで、シンプルに“外に出る”イメージをしっかり持つと覚えやすいです。
- “go out with”が「付き合う」になるのは、「外で一緒に行動する」→「デートする」→「お付き合いする」という発想から覚えると理解しやすいでしょう。
- 日常会話で非常に頻繁に使う表現なので、意識して英会話の場で「外出する」の意味を言いたいときにこまめに取り入れてみてください。
《話》急げ / おいで / (励まして)さあ,がんばれ,大丈夫だ / (納得がいかなくて)おいおい / (ねだって)お願いだよ / (挑発して)さあ来い / (明かりが)つく
come on
come on
Explanation
《話》急げ / おいで / (励まして)さあ,がんばれ,大丈夫だ / (納得がいかなくて)おいおい / (ねだって)お願いだよ / (挑発して)さあ来い / (明かりが)つく
【発音記号】kʌm ɑn
【1】 Said to encourage somebody to try harder, or do or say something (50%)
【1】誰かを励ましたり、何かをしたり、言ったりすること(50%)。
【1】 Come on, don’t be shy and tell us your story.
【1】さあ、恥ずかしがらずに、あなたの話を聞かせてください。
【2】 Said to show somebody disbelief, disagreement, or anger (19.5%)
【2】誰かに不信感、不同意、怒りを示すと言われた(19.5%)。
【2】 Oh come on, you're just lying to me!
【2】おいおい、嘘をついているだけじゃないか!?
come on
《話》急げ / おいで / (励まして)さあ,がんばれ,大丈夫だ / (納得がいかなくて)おいおい / (ねだって)お願いだよ / (挑発して)さあ来い / (明かりが)つく
以下では come on
という英語表現について、詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
意味(英語 / 日本語)
品詞
活用形や他品詞形
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
接頭辞・語幹・接尾辞
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
名詞・動詞他による使い分け
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
下記の例文では、日常会話 / ビジネス / 学術的な文脈でそれぞれ3つずつ示します。
5.1 日常会話
5.2 ビジネス
5.3 学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(※厳密な「come on」の反意語は難しいが、文脈上の対比)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
少しカジュアルではありますが、「come on」は日常会話で非常に便利でよく耳にするフレーズです。文脈ごとの微妙なニュアンスをマスターしておくと英語コミュニケーションの幅がぐっと広がります。
《話》急げ
おいで
(励まして)さあ,がんばれ,大丈夫だ
(納得がいかなくて)おいおい
(ねだって)お願いだよ
(挑発して)さあ来い
(明かりが)つく
take out
take out
Explanation
【句動】を取り出す / を招待する,を連れて行く
【発音記号】teɪk aʊt
【1】 Remove something/somebody from somewhere (container or abstract whole) (50.5%)
【1】どこかから何か/誰かを取り除く(容器または抽象的な全体) (50.5%)
【1】 He tore open the envelope and took out a few bills.
【1】封筒を破り、数枚の紙幣を取り出した。
【2】 Invite to a recreational place or social event (13.5%)
【2】憩いの場や交流会へ招待する(13.5%)。
【2】 You should take her out to this new Chinese restaurant
【2】彼女をこの新しい中華料理店に連れて行くべきだ
【3】 Obtain an official document or service from an authority (12.5%)
【3】公的な文書やサービスを当局から入手する(12.5%)。
【3】 I had to take out a loan to cover all my expenses
【3】ローンを組んで出費をまかなうことになった
take out
「take out」の詳細解説
1. 基本情報と概要
単語(表記): take out
品詞: 句動詞(phrasal verb:「take(動詞)」+「out(副詞もしくは前置詞句の一部)」)
主な意味(英語・日本語)
「take out」とは、何かを「外に持ち出す・連れ出す」というニュアンスを持つ句動詞です。日常会話やビジネス、スラング的な意味まで幅広い場面で使われます。
活用形
「take」は他にも、「taking (現在分詞)」「taken (過去分詞)」という形になります。一方「out」は副詞的に用いられ、形を変えません。
他の品詞例
CEFRレベルの目安: B1(中級)
「take out」は基本動詞「take」に副詞「out」が組み合わさった句動詞で、多義的ではありますが、日常会話でよく登場するため、比較的早い段階(CEFRではB1程度)で学習されます。
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性(派生語・類縁語など)
「take out」は上記と同じように「動詞+副詞」で作られた句動詞です。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
「take out」は「外へ持ち出す」という直観的なイメージが核になっています。
時代を経て、「ゴミを外に出す」「誰かを外へ(デートなどへ)連れ出す」「許可を得て何かを取り出す(お金、ローン、保険)」など、多様な比喩的用法が生まれました。
使用時の注意点とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや一般的な構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号 (IPA):
アクセント:
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「take out」の詳細な解説です。日常会話からビジネスシーンまで頻繁に登場するので、文脈と共に使い方をしっかり押さえておきましょう。
【句動】を取り出す
を招待する,を連れて行く
break out
break out
Explanation
【句動】(戦争・火事・乱闘などが〉急に起こる,勃発する
【発音記号】breɪk aʊt
【1】 Start suddenly, esp. something undesirable and unpleasant (69.5%)
【1】突然、開始します。特に、望ましくない不快なもの(69.5%)
【1】 Riots broke out that night.
【1】その夜、暴動が起きた。
break out
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): break out
品詞: 句動詞(phrasal verb)
英語での意味
日本語での意味
「事件がいきなり始まる」「急に吹き出物ができる」「刑務所からの脱走」のようなシーンで使われる、日常的にもよく登場する句動詞です。カジュアルな会話でもフォーマルな文章でも比較的使われるので、使い方を覚えておくと便利です。
活用形
「break」は動詞なので、「break out」が句動詞の形になります。他品詞への派生はあまり一般的ではありませんが、「break」という動詞自体の派生語としては「breakage(破損、名詞)」などがあります。
難易度(CEFRレベル)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両方を組み合わせて「何かが壊れて外に飛び出すように起こる、あるいは囲いから外へ飛び出す」というイメージが根底にあります。
詳細な意味の解説
よく使われるコロケーション・関連フレーズ 10 個
3. 語源とニュアンス
語源
歴史的な使用
ニュアンスや使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的/フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「break out」の詳細な解説です。突然に何かが起こるシーンから、脱出や吹き出物などまで、使い方が広いフレーズなので、場面に応じて使い分けてみてください。ぜひ覚えて活用してみてくださいね。
【句動】(戦争・火事・乱闘などが〉急に起こる,勃発する
run out
run out
Explanation
《時間・金・忍耐などが》尽きる,無くなる,使い果たす《of ...》/ 走って外に出る,走り出る
【発音記号】rʌn aʊt
【1】 (+ of) Use something (or become used) completely so that nothing is left (49.5%)
【1】(+ of)何かを完全に使用する(または使用される)ようにして、何も残らないようにする(49.5%)
【1】 We’ve run out of biscuits.
【1】ビスケットを使い果たしてしまった。
【2】 Leave suddenly, as if in a hurry (34%)
【2】慌てているように急に離れる(34%)
【2】 After the argument, she ran out into the garden and screamed.
【2】口論の後、彼女は庭に飛び出して叫びました。
run out
1. 基本情報と概要
単語: run out
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味(英語):
1) (of a supply) to be used up or finished.
2) to leave a place running.
意味(日本語):
1) (物資や時間などが)なくなる、切れる、使い果たす
2) 走って外へ出る
「run out」は、たとえば「時間がなくなる」「ガソリンが切れる」のように、「何かが尽きる・切れる」という場面や、「急いで(走って)外へ出る」というイメージで使われる句動詞です。日常会話で非常によく登場する表現となります。
活用形:
他の品詞形:
CEFRレベル: B1(中級)
句動詞の中では比較的よく出てくる表現で、日常会話でも多用されるため、中級を目安としています。
2. 語構成と詳細な意味
「run out」はこれら2つが結びつき、以下のようなニュアンスで使われます。
1) 「(何かが)尽きる、なくなる」
2) 「急いで外へ出る、飛び出す」
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(例・訳)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「run out」の詳細な解説になります。句動詞の中でも使い勝手がよく、いろいろなシチュエーションで活躍する表現なので、ぜひ覚えて使ってみてください。
《時間・金・忍耐などが》尽きる,無くなる,使い果たす《of ...》
走って外に出る,走り出る
hang up
hang up
Explanation
【句動】電話を切る,受話器を置く;(電話)を切る
【発音記号】hæŋ ʌp
【1】 Finish a conversation on the telephone by putting the receiver down or switching the phone off (76.5%)
【1】受話器を置くか、電話の電源を切ることで、電話での会話を終わらせる(76.5%)
【1】 He hung up the phone without letting her answer his question.
【1】彼は彼女の質問に答えさせずに電話を切った。
hang up
1. 基本情報と概要
単語: hang up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル: B1(中級)
意味
活用形
他の品詞への変化例
2. 語構成と詳細な意味
句動詞: hang(動詞) + up(副詞)
コロケーション (よく使われる10個の表現)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス
学術的・フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が “hang up” の詳細解説です。電話を切るだけでなく、物を上に掛ける意味や心理的なこだわりを表す名詞形もあるなど、用法の幅が広いので上手に使い分けてみてください。
【句動】電話を切る,受話器を置く;(電話)を切る
【句動】《...に》うまく届く,をうまく送り届ける《to ...》 / 《...に》(困難だが)なんとか理解される《to ...》,《Bに》Aをなんとか理解させる《A through to B》/ 《...に》連絡がつく《to ...》/ (困難など)を乗り越える
get through
get through
Explanation
【句動】《...に》うまく届く,をうまく送り届ける《to ...》 / 《...に》(困難だが)なんとか理解される《to ...》,《Bに》Aをなんとか理解させる《A through to B》/ 《...に》連絡がつく《to ...》/ (困難など)を乗り越える
【発音記号】gɛt θru
【1】 (+ to) Succeed in reaching a physical destination or stage (27%)
【1】(+to) 物理的な目的地やステージに到達することに成功した(27%)
【1】 The food supplies never got through to the local population.
【1】食料品が地元の人たちに届くことはありませんでした。
【2】 Be successfully communicated or understood (22.5%)
【2】うまくコミュニケーションがとれている、または理解できている(22.5%)。
【2】 He needed to speak slowly and clearly so his message would get through to the audience.
【2】彼のメッセージが聴衆に伝わるように、ゆっくりとはっきりと話す必要がありました。
【3】 Succeed in contacting somebody on the telephone (20.5%)
【3】電話で誰かと連絡を取ることに成功する(20.5%)
【3】 I cannot seem to get through to the customer service department
【3】カスタマーサービス部門との連絡がつかない
【4】 Overcome something, esp. difficult or unpleasant (14.5%)
【4】困難なことや不快なことを克服する (14.5%)
【4】 He gave me useful advice, which helped me get through this difficult situation.
【4】有益なアドバイスをしてくれたので、この苦しい状況を乗り切ることができました。
get through
【句動】《...に》うまく届く,をうまく送り届ける《to ...》 / 《...に》(困難だが)なんとか理解される《to ...》,《Bに》Aをなんとか理解させる《A through to B》/ 《...に》連絡がつく《to ...》/ (困難など)を乗り越える
1. 基本情報と概要
英単語/フレーズ: get through
品詞: 句動詞(phrasal verb; 「get + 前置詞/副詞」)
主な意味(英語):
主な意味(日本語):
「get through」は「困難を無事に乗り越える」イメージで使われます。また、「電話が繋がる」や「相手にメッセージが伝わる」という意味でも使われます。日常会話からビジネスまで幅広い場面で目にする表現ですよ。
活用形
他の品詞への変化例
CEFRレベル: B2〜C1(中上級〜上級)
2. 語構成と詳細な意味
語構成
両者が組み合わさり、「困難や過程を経てゴールに達する」というイメージになります。
派生語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(日本語訳付)10選
3. 語源とニュアンス
語源
これが組み合わさることで、「通り抜けて達する」「障害や時間を経て完了する」という意味が形成されました。
微妙なニュアンス・感情的な響き
4. 文法的な特徴と構文
使用シーン:
5. 実例と例文
以下では日常会話、ビジネス、学術の3つの文脈に分け、それぞれ3つずつ例文を示します。
日常会話
ビジネス
学術的・アカデミック
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
発音記号(IPA)
いずれも “get” の母音は [ɛ](エ)の音に近く、「through」は θ + ruː の組み合わせです。
強勢(アクセント)の位置
よくある発音の間違い
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「get through」は、あらゆる困難やタスクを「なんとか乗り切る」という心強い表現です。モチベーションが下がったときにも「I can get through this!(これを乗り越えられる!)」と声をかけると元気が出ますよ。
【句動】《...に》うまく届く,をうまく送り届ける《to ...》
《...に》(困難だが)なんとか理解される《to ...》,《Bに》Aをなんとか理解させる《A through to B》
look back
look back
Explanation
【句動】考え直す, 振り返る / 見直す
【発音記号】lʊk bæk
【1】 Think of something again; reconsider something past (49.5%)
【1】もう一度何かを考えてみる、過去のことを考え直してみる(49.5%)
【1】 Looking back on those days, we had a very happy life.
【1】当時を振り返ってみると、とても幸せな生活を送っていました。
【2】 Look at something/somebody again after having momentarily looked elsewhere (30%)
【2】一度は他の場所を見た後、もう一度何か・誰かを見る(30%)。
【2】 He closed the dictionary and looked back to his notes
【2】辞書を閉じてノートを振り返ると
look back
1. 基本情報と概要
英単語(句動詞): look back
意味(英語): to think about or reflect on the past; to turn one’s gaze behind oneself
意味(日本語): 過去を振り返る、後ろを見る
「look back」は「過去を振り返る」「思い出す」といった意味を表す句動詞です。何かを懐かしんだり、反省したりするニュアンスが含まれます。また、文字通り後ろを振り向く動作を指す場合もあります。
「look」が名詞化すると「a look(ひと目、見ること)」のような用法がありますが、「look back」は基本的に動詞フレーズとして用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
語構成:
これらが組み合わさって「過去を振り返る」「後ろを見る」という意味になります。
他の単語との関連性や派生
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10例)
3. 語源とニュアンス
使用時のニュアンス・注意点
4. 文法的な特徴と構文
イディオム
5. 実例と例文
① 日常会話での例文
② ビジネスシーンでの例文
③ 学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「look back」の詳細な解説です。過去を振り返る気持ちや、単に後ろを振り向くという動作まで、幅広くカバーできる便利な句動詞なので、ぜひ覚えて使ってみてください。
【句動】考え直す, 振り返る
見直す
一列に並ぶ,行列をつくる,を整列させる,を並べる,《...に合わせて》をきちんと揃える《with ...》 / (位置を)調整する / 準備する / (仕事などを) 確保する, 手配する
line up
line up
Explanation
一列に並ぶ,行列をつくる,を整列させる,を並べる,《...に合わせて》をきちんと揃える《with ...》 / (位置を)調整する / 準備する / (仕事などを) 確保する, 手配する
【発音記号】laɪn ʌp
【1】 Form or make somebody/something form into a line (also figurative) (75%)
【1】形を整える、または誰か/何かを線にする (比喩的にも) (75%)
【1】 Dozens of taxis were lined up at the entrance
【1】入り口には何十台ものタクシーが並んでいました。
line up
一列に並ぶ,行列をつくる,を整列させる,を並べる,《...に合わせて》をきちんと揃える《with ...》 / (位置を)調整する / 準備する / (仕事などを) 確保する, 手配する
1. 基本情報と概要
単語: line up
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
CEFRレベル目安: B1(中級)
主な意味 (英語)
主な意味 (日本語)
活用形
他品詞への変化例
2. 語構成と詳細な意味
“line up” は「line(線・列)」と「up(上・上方へ、または完全化を示す副詞)」が結びついた句動詞です。
関連語や派生語
よく使われるコロケーション(10例)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
名詞的要素は「line」自体が名詞ですが、“line up”はあくまで句動詞として使われるので、文法上は動詞パートに注目します。
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネス (ややフォーマル)
学術的/フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「line up」の詳細な解説です。列に並ぶ場面や何かをきちんとそろえたいときに、ぜひ活用してみてください。
【句動】一列に並ぶ,行列をつくる,を整列させる,を並べる,《...に合わせて》をきちんと揃える《with ...》
(位置を)調整する
準備する
put in
put in
Explanation
【句動】の中に入れる,含める,挿入する,入れる / (時間・努力)をつぎ込む,を投資する,を費やす
【発音記号】pʊt ɪn
【1】 Put one thing inside another; include or insert (50%)
【1】一つのものを別のものの中に入れて、含めるまたは挿入する (50%)
【1】 You need to put in your contact details in case there is a problem.
【1】何かあった時のために連絡先を入れておく必要があります。
【2】 Invest or devote so as to achieve something (time, effort, work) (26.5%)
【2】何かを達成するために投資したり、費やしたりする(時間、努力、仕事)(26.5%)
【2】 I put in ten hours a day at the office.
【2】1日10時間は会社に入れた。
put in
1. 基本情報と概要
英語・日本語での意味
「put in」は、基本的には何かを“中へ入れる”イメージで、「提出する」「設置する」「努力や時間を投下する」などの意味を持つ句動詞です。会話でもビジネスでもよく使われる語で、「申し込みを出す」「書類を出す」「新しい設備を設置する」「時間や労力を割く」など、多彩な用途があります。文脈によって意味が変化しやすいので注意しましょう。
同じ「put」を用いた他の品詞例:
CEFR レベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「put in」のコアイメージは「(場所や組織などの)中に入れる」ことです。ここから派生して様々な意味が生まれています。
主な派生・類縁表現
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
口語でもよく使いますが、ビジネス文章などでも「We will put in a request for additional funds(追加予算を申請します)」のようにフォーマルに用いられます。
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「put in」は多義的な句動詞ですが、コアイメージ(中に入れる)をおさえると文脈ごとの具体的な訳が推測しやすくなります。ぜひ何度も例文を使って慣れてみてください。
【句動】の中に入れる,含める,挿入する,入れる
(時間・努力)をつぎ込む,を投資する,を費やす
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
go out
go out
Explanation
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
【発音記号】goʊ aʊt
【1】 Leave a room, building, car, or one’s home to go to a social event.(56.5%)
【1】部屋や建物、車や家を出て、交流会に行く(56.5%)
【1】 We should go out for dinner sometime.
【1】今度 ご飯食べに行こうよ
【2】 (Go out and do something) Used as an intensifier, to highlight the active nature of what is being done (19.5%)
【2】(外に出て何かをする)強意語として使用し、行われていることの能動的な性質を強調する(19.5%)
【2】 Do you think he’ll go out and buy the whole company
【2】彼が会社を丸ごと買うと思いますか?
go out
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》 / 《...と》付き合う,交際する《with ...》 / (火などが)消える / 《...に》送られる《to ...》
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): go out
「go out」はとても日常的に使われる句動詞で、外へ出て活動したり、デートしたり、火が消えたりする場面で使います。くだけた表現から少しフォーマルな場面まで幅広く用いられます。
2. 語構成と詳細な意味
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
(1) 日常会話 (カジュアル)
(2) ビジネスシーン
(3) 学術的/フォーマル
6. 類義語・反意語と比較
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「go out」の詳細な解説です。日常からビジネスまで、さまざまな場面で活用できる便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。
《...に》出る, 外出する,出かける《to ...》
《...と》付き合う,交際する《with ...》
(火などが)消える
《...に》送られる《to ...》
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