頻出句動詞150 / 英訳 / 4択問題 - Unsolved
日本語の意味を読んで、対応する句動詞を答える問題です。
- 「少し待つ」(特に電話の場合など)
- 「しっかりつかまる」
- 「(状況・計画・考え方などを)維持する・保つ」
- 「ちょっと待ってください」や「(電話を)切らずに待ってください」
- 「しっかりつかまっている」
- 「我慢する、辛抱する」
- 動詞: hold (原形)
- 三人称単数現在: holds
- 現在分詞: holding
- 過去形: held
- 過去分詞: held
- 例: He holds on to the rope. / We held on until help arrived.
- 名詞形: holder (「支えるもの、ホルダー」)
- 例: “a cup holder” (コップを支えるもの)
- 形容詞形: holding (形容詞的に使われることは少ないが、「保持している」のようなニュアンス)
- 例: “a holding pattern” (状況を維持したままの状態)
- B1(中級): 日常会話で使う機会が多く、実用性が高いため中級レベルの単語として把握しておくと良いでしょう。
- hold: 「つかむ」「保持する」という意味を持つ動詞
- on: 「~の上に」「続けて」「一時停止しないで」のような前置詞・副詞的意味
- 待つ: 相手に一時的に待機を頼む。「ちょっと待って」という意味合い
- 電話越しで「そのまま電話を切らないで待っていてください」という意味にもよく使われる
- しっかりつかまる: 物理的に何かをつかんでいる状態を続ける
- 維持する、耐える: 「我慢する」「(状況を)保つ」というニュアンス
- hold on a minute(ちょっと待って)
- hold on tight(しっかりつかまる)
- hold on to the railing(手すりにしっかりつかまる)
- hold on to your hat(帽子をつかんでおいて※驚くことが起こるかもしれない、の意)
- hold on to hope(希望を失わない)
- hold on a second(少し待って)
- hold on the line(電話を切らずに待つ)
- could you hold on, please?(少々お待ちいただけますか?)
- hold on for dear life(必死になってしがみつく)
- hold on to your seat((何かが起こることに)しっかり備える)
語源:
- “hold” は古英語の “healdan” に由来し、「保つ」「つかむ」という意味を持っていました。
- そこに副詞・前置詞 “on” が結びつき、「つかんだ状態を保つ」→「そのまま待つ」などの意味へ発展しました。
- “hold” は古英語の “healdan” に由来し、「保つ」「つかむ」という意味を持っていました。
ニュアンス:
- 「待つ」意味合い: ややカジュアルで、相手に「一時的に待って」と依頼する気軽な表現。ビジネスシーンでは “Please hold on.”、「Could you hold on a moment?” のように少し丁寧に使われます。
- 「つかまる」意味合い: 危険回避や安定のために必死にしがみつくニュアンスも含む。 “Hold on tight!” などは口語でよく使われます。
- 「待つ」意味合い: ややカジュアルで、相手に「一時的に待って」と依頼する気軽な表現。ビジネスシーンでは “Please hold on.”、「Could you hold on a moment?” のように少し丁寧に使われます。
使用時の注意点:
- 電話対応:ビジネスの場合は “Could you hold on, please?” と丁寧に言う。あまり砕けすぎないカジュアル表現を避けた方がよい。
- 口語・文章両方で使われるが、会話での使用頻度が特に高い。
- 電話対応:ビジネスの場合は “Could you hold on, please?” と丁寧に言う。あまり砕けすぎないカジュアル表現を避けた方がよい。
自動詞としての用法
- 「待つ」「しっかりつかまる」が主な意味なので、目的語を必要とせず成立します。
- 例: “Hold on for a moment.”(少し待って)
- 「待つ」「しっかりつかまる」が主な意味なので、目的語を必要とせず成立します。
他動詞的構文 (hold on to + 目的語)
- “to” を伴うと「~をしっかりつかむ」という意味になり、目的語をとる形になります。
- 例: “Hold on to the rope.”(ロープをしっかりつかまえて)
- “to” を伴うと「~をしっかりつかむ」という意味になり、目的語をとる形になります。
イディオム的表現
- “Hold on, please.”(電話などで「お待ちください」)
- “Hold on tight!”(「しっかりつかまって!」)
- “Hold on, please.”(電話などで「お待ちください」)
- フォーマル/カジュアル
- フォーマル: “Please hold on.” / “Could you hold on a moment?”
- カジュアル: “Hold on a sec.” / “Hang on a minute.”
- フォーマル: “Please hold on.” / “Could you hold on a moment?”
- “Hold on a second, I need to grab my keys.”
- (ちょっと待って、カギを取ってくるね。)
- (ちょっと待って、カギを取ってくるね。)
- “Hey, hold on! That bag is mine.”
- (おい、ちょっと待って! そのバッグは私のだよ。)
- (おい、ちょっと待って! そのバッグは私のだよ。)
- “Can you hold on while I check my schedule?”
- (ちょっとスケジュール確認するから待ってもらえる?)
- “Could you hold on for a moment? I’ll transfer your call.”
- (少々お待ちいただけますか。電話を転送いたします。)
- (少々お待ちいただけますか。電話を転送いたします。)
- “Please hold on; I’ll be right back with the documents.”
- (お待ちください。すぐに書類を持って戻ります。)
- (お待ちください。すぐに書類を持って戻ります。)
- “We need to hold on to our core values despite market pressure.”
- (市場の圧力があっても、我々の基本的価値観は守らなければなりません。)
- “In challenging times, researchers must hold on to their ethical principles.”
- (困難な時期でも、研究者は倫理的原則を堅持しなければなりません。)
- (困難な時期でも、研究者は倫理的原則を堅持しなければなりません。)
- “Please hold on while the data is being processed.”
- (データの処理中ですので、少々お待ちください。)
- (データの処理中ですので、少々お待ちください。)
- “It is crucial to hold on to established methodologies in order to ensure consistent results.”
- (一貫した結果を得るために、確立された方法論を保つことは極めて重要です。)
- wait(待つ)
- ニュアンス: “wait” は単に「待つ」全般を指す。 “Hold on” は会話や電話でよく使う「待って」のニュアンスがより具体的。
- ニュアンス: “wait” は単に「待つ」全般を指す。 “Hold on” は会話や電話でよく使う「待って」のニュアンスがより具体的。
- hang on(待つ、しがみつく)
- ニュアンス: イギリス英語では “hang on” が “hold on” と同じ意味で使われることも多い。
- ニュアンス: イギリス英語では “hang on” が “hold on” と同じ意味で使われることも多い。
- keep on(続ける)
- ニュアンス: 「何かを継続する」という意味。 “hold on” とは少し異なる。
- ニュアンス: 「何かを継続する」という意味。 “hold on” とは少し異なる。
- cling to(必死にしがみつく)
- ニュアンス: 物理的・精神的に「必死にしがみつく」。より強いイメージ。
- ニュアンス: 物理的・精神的に「必死にしがみつく」。より強いイメージ。
- let go(放す、離す)
- 「つかんでいたものを離す」という意味。 “hold on” の逆。
英語発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /hoʊld ɑːn/
- イギリス英語: /həʊld ɒn/
- アメリカ英語: /hoʊld ɑːn/
アクセント:
- “hold” の “o” をはっきりと発音。 “on” はそのまま自然につなげるイメージ。
- アメリカ英語では “hoʊld” の “o” が「オウ」に近い音、イギリス英語では “həʊld” の “əʊ” がやや短めの「オウ」になります。
- “hold” の “o” をはっきりと発音。 “on” はそのまま自然につなげるイメージ。
よくある間違い:
- “hold” の “l” を発音し忘れたり、 “on” を強く発音しすぎたりしないように注意。
- “hold off”「延期する」「引き留める」と混同しないように注意。
- スペルミスではあまり間違いにくいが、 “hole on” (穴) と書き間違えることは稀にあるかもしれません。
- 電話対応フレーズで頻出するので、TOEICや実用英語系の試験でも聞き取り問題や会話文に出てきやすいです。
- 「handrail(手すり)につかまってやり過ごす」とイメージすると、物理的にも心理的にも「待つ・耐える」ニュアンスを覚えやすいでしょう。
- 電話シーンの「Hold on, please.」を想像すれば、相手に「電話を切らずに待って」をお願いするフレーズとして自然に記憶できます。
- 「つかまって“on”の状態を続ける」と分解して覚えると、 “hold on” = 「そのまま待って・つかまって」 というイメージを定着させやすいです。
- A1: 超初心者
- A2: 初級
- B1: 中級 ← ここ
- B2: 中上級
- C1: 上級
- C2: 最上級
- 現在形: sit back
- 三人称単数現在形: sits back
- 過去形: sat back
- 過去分詞形: sat back
- 現在分詞・動名詞形: sitting back
- 「sit」は動詞ですが、名詞としては通常「sit」は使われない(「the sit of a garment(服のすわり具合)」など特殊用法を除く)ため、「sit back」自体が他の品詞に変化するケースは多くありません。
- 一方、「sit」の派生としては「resit(再試験を受ける)」や「babysit(子守する)」などがあり、それぞれ別の動詞です。
- sit: 「座る」の意味を持つ動詞。
- back: ここでは副詞的に使われ、座ったまま「後ろに/もたれかかるイメージ」を示す。結果的に「行動をしないで引いている状態」も表す。
- 「sit」関連: sit up, sit down, sit in, babysit, oversit(あまり一般的ではない)。
- 「back」関連: come back, get back, go back, look back など。
- sit back and relax
- ゆったりとくつろぐ
- ゆったりとくつろぐ
- sit back in your chair
- いすにもたれて座る
- いすにもたれて座る
- sit back and watch
- 傍観する/ただ見ている
- 傍観する/ただ見ている
- sit back from the edge
- (安全のために)端から離れて座る
- (安全のために)端から離れて座る
- sit back and enjoy
- 座って楽しむ
- 座って楽しむ
- just sit back
- ただ何もせずに座る
- ただ何もせずに座る
- sit back while others work
- 他人が働いているあいだ、何もしないでいる
- 他人が働いているあいだ、何もしないでいる
- sit back for a moment
- 少しの間、落ち着いて座る
- 少しの間、落ち着いて座る
- sit back quietly
- 静かに腰を下ろしている
- 静かに腰を下ろしている
- don’t just sit back and do nothing
- 何もせずにただ座っているだけではいけない
- 何もせずにただ座っているだけではいけない
- 語源: 「sit」は古英語sittanに由来し、「腰を下ろす」という意味。 「back」はゲルマン祖語を起源とし、「後ろへ」「逆戻りする」「元の場所へ」などの方向性を表す。 組み合わさることで「後ろに寄りかかって座る」→「リラックスする」→ さらに比喩的に「傍観する」という使い方へと派生しました。
- 「sit back and relax」のようにカジュアルな場面でリラックスを促すときに使われることが多いです。
- 「sit back and do nothing」というときは、やや批判的に「何もしないで傍観している」態度を示します。
- 日常会話でもビジネスの場面でも、くだけた口調からややフォーマルなシーンまで幅広く使われますが、「放置する」ニュアンスが強い場合は、状況によっては消極的な印象を与えることもあるので注意しましょう。
- 句動詞 (phrasal verb): 「sit + back」の組み合わせで特定の意味を持つ。
- 自動詞的用法が主: 目的語を取らず「~が座る」の意味合い。
- 使われる構文例
- Sit back + (前置詞句/副詞句)
- 例: Sit back in the chair.
- Sit back and + 動詞
- 例: Sit back and watch the show.
- Sit back + (前置詞句/副詞句)
- 「Sit back, please.」なら丁寧に聞こえますが、よりフォーマルにする場合は「Please take a seat and make yourself comfortable.」のほうが硬め。
- カジュアルな会話では「Just sit back and relax!」のように親しみを込めて使われます。
- “Just sit back and enjoy the movie.”
(ゆったり座って映画を楽しんで。) - “I love to sit back on the sofa after a long day.”
(1日の疲れをとるには、ソファーにもたれて座るのが好きなんだ。) - “Don’t just sit back; help me with the dishes!”
(ただ座ってないで、お皿洗い手伝ってよ!) - “We can’t afford to sit back while our competitors move forward.”
(競合他社が前に進んでいるのを見ているだけの余裕はありません。) - “Instead of sitting back during meetings, I suggest we actively participate.”
(会議でただ傍観するのではなく、積極的に参加することを提案します。) - “If you sit back now, you might miss valuable opportunities to grow your network.”
(今傍観していては、人脈を広げる貴重な機会を逃しかねません。) - “Researchers cannot simply sit back and observe; empirical data collection is essential.”
(研究者はただ座って観察しているだけではなく、実証的データの収集が不可欠です。) - “Government bodies must not sit back when public health is at stake.”
(公衆衛生が危機に瀕しているときに、政府機関が何もせずに傍観していてはいけません。) - “We should not sit back and allow misinformation to spread unchecked.”
(誤情報が野放しになるのを傍観していてはなりません。) - relax(リラックスする)
- 物理的にも精神的にもゆるめるというニュアンスに焦点。
- 物理的にも精神的にもゆるめるというニュアンスに焦点。
- take it easy(気楽に構える)
- 「あまり深刻に考えずに過ごす」ニュアンス。
- 「あまり深刻に考えずに過ごす」ニュアンス。
- kick back(のんびりくつろぐ)
- くだけた口語表現、「気を抜く」感じ。
- くだけた口語表現、「気を抜く」感じ。
- rest(休む)
- 動作を停止して休むこと。「sit back」は座っている姿勢を強調。
- 動作を停止して休むこと。「sit back」は座っている姿勢を強調。
- wait and see(静観する)
- 「状況がはっきりするまで傍観する」やや受け身な意味。
- take action(行動を起こす)
- 「sit back」が「何もしない」であるのに対し、積極的に動く意味。
- 「sit back」が「何もしない」であるのに対し、積極的に動く意味。
- get involved(関わる)
- 傍観ではなく、実際にかかわりを持つイメージ。
- 傍観ではなく、実際にかかわりを持つイメージ。
- step forward(前に出る)
- 引いている(back)ニュアンスへの対比として「前に出る」。
- 発音記号 (IPA): /sɪt bæk/
- アメリカ英語: [sɪt bæk]
- イギリス英語: [sɪt bæk]
- アメリカ英語: [sɪt bæk]
- アクセント: 句動詞の場合は「sit BACK」と後半(back)をやや強調して発音されることが多いです。
- よくある発音ミス:
- 「sit」を「seat(/siːt/)」と混同しないように注意。
- 「back」は日本語の「バック」とほぼ同じイメージでOKですが、短い [æ] 音に注意。
- 「sit」を「seat(/siːt/)」と混同しないように注意。
- スペルミス: “sit” と “set” を間違えるケース(sit back → set back)。単語の意味が大きく変わるので要注意。
- 同音異義語: “sit” と “seat” は発音が微妙に違う(/sɪt/ vs. /siːt/)。意味も「座る」「座席」と異なる。
- TOEIC・英検などの試験対策: 読解問題などで「彼/彼女は何もしないでいる」という文脈を示す際に出題される場合があります。イディオムとして把握しておくと得点につながりやすいでしょう。
- 「sit back」は文字通り「後ろに座る」イメージから「リラックスする」または「一歩下がって何もしない」イメージに広がります。
- 「映画を見るときや休憩するときにイスに深く座る姿」をイメージすると覚えやすいです。
- 「Back」に「後部分」「後方」「背もたれ」のニュアンスがあると押さえておくと、「sit(座る)+ back(背もたれ側に)」で「傍観する」→「リラックスする」という流れをつかめます。
take on
- (責任・仕事などを)引き受ける
- (相手と)対戦する、立ち向かう
- (新しい性質・外見などを)帯びる、現す
- (責任・仕事などを)引き受ける
- 句動詞(phrasal verb)
- 原形: take
- 過去形: took
- 過去分詞: taken
- 現在分詞・進行形: taking
- 名詞
take
(例: “What's your take on this?” → 「あなたの見解はどうですか?」) - 「take on」は名詞的に「(人の)意見・見解」という意味を持つ表現
one's take on something
もありますが、こちらはやや口語的・カジュアルな用法です(例: “My take on this issue is…”)。 - B1~B2(中級〜中上級)
- 「take on」は日常生活や簡単なビジネスシーンでも使われる頻度が高く、複数の意味があります。語い力がある程度ついてくるレベルから、実際の場面で使えるようになる単語(熟語)です。
take
(動詞)+on
(副詞・前置詞)
→ 組み合わさって句動詞として機能し、単独の動詞では表せない意味を付与します。- (仕事・責任を)引き受ける
- 例: “I decided to take on extra responsibilities at work.”
- 例: “I decided to take on extra responsibilities at work.”
- (相手と)戦う、競う、立ち向かう
- 例: “He will take on the champion in the next match.”
- 例: “He will take on the champion in the next match.”
- (姿・性質などを)帯びる、(新しい段階を)迎える
- 例: “The discussion took on a more serious tone.”
- take over: (仕事・地位などを)引き継ぐ、乗っ取る
- take up: (時間・場所などを)占める、(趣味などを)始める
- take back: 取り消す、返品する
- take in: 理解する、取り入れる、だます
- take on new responsibilities(新しい責任を引き受ける)
- take on staff(スタッフを雇い入れる)
- take on challenges(挑戦を引き受ける)
- take on a project(プロジェクトを引き受ける)
- take on debt(借金を負う)
- take on a competitor(競合相手と戦う)
- take on a leadership role(リーダーシップを引き受ける)
- take on a different meaning(異なる意味を帯びる)
- take on the world(世界に挑む)
- take on a new appearance(新たな姿/外見を帯びる)
- 「引き受ける」から「挑む・立ち向かう」まで幅広いニュアンスがあるため、文脈に合わせて意味を正しく把握する必要があります。
- 口語/ビジネス/フォーマルな文書など、さまざまな場面で使われますが、比較的カジュアルな印象が強い表現です。
take on + 名詞
(他動詞的に用いる):
例: “I’m willing to take on this project.”- 自動詞的に使われることはほとんどなく、目的語を伴うことが多い表現です。
- イディオム的表現:
- “take on board”: (意見・提案を)考慮する、受け入れる
- “take on water”: (船が)水をかぶる、浸水する(比喩的にも使われる)
- “take on board”: (意見・提案を)考慮する、受け入れる
- ビジネスメールや口頭での会話など、広く使用可能。
- フォーマル文書でも問題なく使えますが、「undertake」などのよりフォーマルな動詞と置き換え可能な場合もあります(ただしニュアンスが若干異なる)。
- “I’m going to take on a new hobby this year—maybe painting.”
(今年は新しい趣味を始めようと思うんだ。絵画とかいいかも。) - “I can’t take on any more chores right now. I’m already too busy.”
(これ以上家事は引き受けられないよ。もう手いっぱいだ。) - “He decided to take on the challenge of running a marathon.”
(彼はマラソンに挑戦することにした。) - “Our team will take on the responsibility of managing the new project.”
(私たちのチームが新プロジェクトの管理責任を引き受けます。) - “We need to take on more staff to handle the workload.”
(作業量をこなすために、もっとスタッフを雇う必要があります。) - “He’s ready to take on a leadership role in the department.”
(彼はその部署でリーダーとしてのポジションを引き受ける準備ができている。) - “The study takes on a comprehensive approach to analyzing climate data.”
(その研究は気候データを包括的に分析する手法を採用している。) - “When examining historical sources, the narrative can take on different interpretations depending on the perspective.”
(歴史資料を調査すると、視点によって物語は異なる解釈を帯びうる。) - “Her research takes on various methodologies to validate the hypothesis.”
(彼女の研究は仮説を検証するために、さまざまな方法論を取り入れている。) - accept(受け入れる)
- 仕事や提案などを「了承する」というニュアンスが強いですが、「挑戦する」というニュアンスは弱めです。
- 仕事や提案などを「了承する」というニュアンスが強いですが、「挑戦する」というニュアンスは弱めです。
- assume((責任などを)引き受ける、仮定する)
- フォーマルな文脈で「責務を負う」ときに使われることがあります。
- フォーマルな文脈で「責務を負う」ときに使われることがあります。
- undertake(着手する、引き受ける)
- こちらもフォーマル寄りの語で、計画や任務を開始するときに使われます。
- こちらもフォーマル寄りの語で、計画や任務を開始するときに使われます。
- face(直面する)
- 「困難や相手」に対して向き合うイメージ。試合などでの対戦にも使えますが、必ずしも「引き受ける」ニュアンスはありません。
- refuse(断る)
- back down(後退する、手を引く)
- 発音記号(IPA)
- take: /teɪk/
- on: アメリカ英語 /ɑːn/(地域により /ɔn/ に近い場合も); イギリス英語 /ɒn/
- take: /teɪk/
- アクセント
- “take” の強勢があり、“on” はやや軽めに続くイメージです。
- “take” の強勢があり、“on” はやや軽めに続くイメージです。
- ありがちな発音の間違い
- /tɛk/になったり、onを「アン」と曖昧に発音してしまう場合があります。
- /ɑːn/ と /ɒn/ の音の違いに注意しましょう(米英発音の違い)。
- /tɛk/になったり、onを「アン」と曖昧に発音してしまう場合があります。
- スペルミス:
take
とon
自体は短い単語なので大きなミスは少ないですが、続けてtakeon
と書いてしまう間違いに注意。 take over
など類似の句動詞と混同しやすい。- “take on” と “take up” も意味が異なるので注意:
- “take up” は「占める」「始める」など。
- “take up” は「占める」「始める」など。
- 試験対策
- TOEICや英検などで「句動詞の意味」問題に出やすいです。前後の文脈で「引き受ける」の意味なのか「対戦する」の意味なのか、しっかり読み取る必要があります。
- 「take(取る)」の上に何かを「on(乗せる)」イメージを持つ:
→ 「新しい仕事や責任を自分の肩に乗せる」「相手に向かっていく」と考えると覚えやすい。 - “take on the challenge” = 挑戦を(肩に)引き受けるイメージで覚えましょう。
- ほかの似た表現
take off
(離陸する、脱ぐ)やtake over
(引き継ぐ)と意味が全く違うので、前置詞や副詞の役割もイメージで捉えると区別しやすくなります。 - 品詞: 動詞の句動詞 (phrasal verb)
- 活用形:
- 現在形: find out
- 過去形: found out
- 過去分詞形: found out
- 進行形: finding out (動名詞や現在分詞)
- 現在形: find out
- 「find」自体は動詞ですが、名詞形「finder」(見つける人、検出器など) という言い方もあります。ただし「find out」は句動詞なので、名詞形への直接的な派生はありません。
- 「finding」(名詞) 「調査結果・判定」などの意味(法的、学術的文脈)
- 目安としては B1(中級) で習う可能性が高い表現です。日常会話で非常によく使うため、A2(初級)レベルから触れることもありますが、もう少し難しい文章表現でもよく見かけるため、B1程度と考えられます。
- find: 「見つける」を意味する動詞。
- out: 「外へ」「外に出す」という意味や、「完全に」や「はっきりと」のニュアンスを補強する役目の副詞。
- find out the truth → 真実を明らかにする
- find out the cause → 原因を突き止める
- find out the answer → 答えを見つける
- find out more (information) → さらに詳しい情報を得る
- find out what happened → 何が起こったのかを知る
- find out by accident → たまたま知る/偶然に知る
- find out for oneself → 自分自身で見つける・理解する
- can’t find out why → なぜなのかどうしてもわからない
- find out about a secret → 秘密を知る
- find out eventually → 最終的にわかる・気づく
- find は古英語の “findan” に由来し、ゲルマン祖語から派生した語とされています。「得る」「見つける」という意味を保持しつつ長い歴史の中で現在の形に定着しました。
- out も古英語の “ūt” に由来し、「外部へ」「外側」という意味を持ちます。
- フォーマルとカジュアルのどちらでも使えますが、ビジネス文書などの格式ばった文章では “discover” や “ascertain” に置き換えることもあります。
- 口語でも非常によく使われるため、おしゃべりの場面で「ちょっと調べてみるね」というときなどに自然に出てきやすい表現です。
- 他動詞構文(対象がある場合)
- “find out + 目的語” → “We need to find out the truth.”
- “find out + 目的語” → “We need to find out the truth.”
- that節を目的語にとる場合
- “find out (that) + S + V” → “I found out (that) he was lying.”
- “find out (that) + S + V” → “I found out (that) he was lying.”
- 疑問詞を用いる場合
- “find out + wh-節” → “Let’s find out where he went.”
- “find out + wh-節” → “Let’s find out where he went.”
- “I just found out about the concert tonight. Do you want to go?”
- 今夜コンサートがあるって今知ったんだけど、行かない?
- 今夜コンサートがあるって今知ったんだけど、行かない?
- “I need to find out where my keys are. I might have dropped them somewhere.”
- 鍵がどこにあるか探さないと。どこかで落としたかも。
- 鍵がどこにあるか探さないと。どこかで落としたかも。
- “She found out the recipe for that delicious cake from her grandmother.”
- あのおいしいケーキのレシピは、おばあちゃんから教えてもらったんだって。
- “We must find out why the sales have decreased this quarter.”
- 今期の売上が減った理由を突き止めなければなりません。
- 今期の売上が減った理由を突き止めなければなりません。
- “Could you find out who is responsible for the budget report?”
- 予算報告書の担当者が誰か調べていただけますか?
- 予算報告書の担当者が誰か調べていただけますか?
- “Let me find out more details before we make a final decision.”
- 最終決定を下す前に、詳細をもっと調べてみますね。
- “Researchers are trying to find out why this phenomenon occurs in certain species.”
- 研究者たちは、なぜこの現象が特定の種で起こるのか解明しようとしている。
- 研究者たちは、なぜこの現象が特定の種で起こるのか解明しようとしている。
- “The aim of this experiment is to find out the effect of temperature on the reaction rate.”
- この実験の目的は、反応速度に対する温度の影響を明らかにすることです。
- この実験の目的は、反応速度に対する温度の影響を明らかにすることです。
- “We need to find out whether these results are statistically significant.”
- これらの結果が統計的に有意かどうかを調べる必要があります。
- discover (ディスカバー) → 「発見する」
- “discover” は新たなものを初めて見つける感覚が強い。
- “discover” は新たなものを初めて見つける感覚が強い。
- figure out (フィギュア アウト) → 「解決する」「理解する」
- 「頭を使って考えて答えを見つける」ニュアンスが強い。
- 「頭を使って考えて答えを見つける」ニュアンスが強い。
- learn (ラーン) → 「学ぶ」「知る」
- 幅広く使われるがやや学習や身につけるイメージ。
- 幅広く使われるがやや学習や身につけるイメージ。
- ascertain (アサーテイン) → 「突き止める」「確認する」
- 硬めの語で、ビジネスや学術の場でよりフォーマル。
- 硬めの語で、ビジネスや学術の場でよりフォーマル。
- IPA: /faɪnd aʊt/
- アメリカ英語: [fɑɪnd áut] のように「ファインド アウト」と聞こえます。
- イギリス英語: [faɪnd áʊt] ほぼ同じ発音ですが、地域によって母音の微妙な違いがあります。
- アクセント: “find” と “out” それぞれに強めのストレスが残りやすいですが、連続して発音すると [faɪnˈdaʊt] のようにも聞こえます。
- よくある間違い: “find out” の “d” と “out” の “t” が続くため、[fain daut] のように “d” と “t” を混ぜてしまうことがあります。しっかり分けるとクリアに聞こえやすいです。
- スペルミス: “find” を “fine” と間違えるケースに注意。
- 他の句動詞との混同: “figure out” や “find up” (誤用) などと混乱しやすいので注意しましょう。
- TOEIC・英検など試験において: リーディングセクションでよく出てくる句動詞の一つ。問題文中で「調べる/見つけ出す」ニュアンスを問われる場合に多用されます。
- 「find out」は「何かを探し出して外に出す(out)」というイメージ
- 視覚化すると、箱の中に隠された真実を見つけて外に取り出す感じです。
- 視覚化すると、箱の中に隠された真実を見つけて外に取り出す感じです。
- 勉強テクニック:
- “I'm going to find out!” と口癖のように言うことで、新たな情報を得るときに自然と使い慣れます。
- ドラマや映画などで “I need to find out the truth.” というセリフを意識して聞く→シーンと結びつけて記憶に残す。
- “I'm going to find out!” と口癖のように言うことで、新たな情報を得るときに自然と使い慣れます。
- 主な活用形:
- 現在形: open up
- 過去形: opened up
- 現在分詞: opening up
- 過去分詞: opened up
- 現在形: open up
“To open something (physically)”
「(物理的に)開ける」という意味です。ドアや箱などを開ける場面で使われます。例えば、家のドアを「open up」するときなどに使います。“To make something available or start operating”
「(店や施設などを)開店・開業する」「始動させる」という意味です。例えば、お店が営業を始めるときに「We open up at 9 a.m.」のように言います。“To become more emotionally honest or willing to talk”
「(感情や考えを)打ち明ける、心を開く」という意味です。プライベートな内容を話す場面などで使われます。- open (語幹): 「開く」という意味の動詞/形容詞/名詞
- up (副詞): 上方向や外方向へのイメージ、あるいは「完全に」というニュアンスを含む
- open(形容詞): 開いている
- openness(名詞): 開放性、率直
- reopen(動詞): 再び開く、再開する
- opening(名詞): 開始、開口部
- open up a store → (店を)開店する
- open up about one’s feelings → 自分の気持ちを打ち明ける
- open up new possibilities → 新しい可能性を切り開く
- open up the door/window → ドアや窓を開ける
- open up a discussion → 議論を始める
- open up opportunities → チャンスを開く
- open up a file/folder → ファイルやフォルダーを開く
- open up one’s mind → 心を開く
- open up communication → コミュニケーションの道を開く
- open up the economy → 経済(市場)を開放する
- “open” は古英語「opinian(開ける)」に由来し、「遮蔽を取り除いて通じるようにする」という意味がもともとありました。そこに副詞 “up” の概念が加わり、「完全に開く」「上向きに開く」というニュアンスが派生しました。
- 物理的な動作だけでなく、精神的・感情的にも「解放する/打ち明ける」というニュアンスを強く持ちます。
- カジュアルな場面からビジネスシーンまで幅広く使えますが、感情を打ち明ける、という意味合いで使うときは比較的カジュアルで親しい状況が多いです。
- 文章で使う場合は、「open up opportunities」や「open up a debate」など、抽象的・比喩的に使われる場合が多いです。
他動詞的な用法
- “open up + 目的語(店や会議、コンピュータファイルなど)”
- 例: “I opened up the shop at 9 a.m.”(9時に店を開けた)
- “open up + 目的語(店や会議、コンピュータファイルなど)”
自動詞的な用法
- “open up” 自体で「開く」「心を開く」の意味
- 例: “She finally opened up to me about her worries.”(彼女はついに悩みについて私に打ち明けてくれた)
- “open up” 自体で「開く」「心を開く」の意味
- 「Open up to someone」の形で「(人)に心を開く・打ち明ける」と表現できる。
- 「Open up about something」で「何かについて心を開いて話す」。
- フォーマル: ビジネスや書き言葉で「open up new markets」「open up possibilities」など、やや抽象的な使い方をされる。
- カジュアル: 友人や家族間で「I want you to open up about your feelings.(気持ちを話してほしい)」など。
- “Can you open up the window? It’s getting hot in here.”
(窓を開けてくれない?ここ暑くなってきたよ。) - “He never opens up about his personal life.”
(彼は自分の私生活について決して打ち明けないんだ。) - “Let’s open up and talk things through.”
(素直に話し合おうよ。) - “We plan to open up a branch in New York next year.”
(来年、ニューヨークに支店を開設する予定です。) - “We need to open up the discussion on the budget plan.”
(予算案について議論を始める必要があります。) - “Opening up the market could lead to more competition.”
(市場を開放するのは、競争をさらに増やすことにつながるだろう。) - “The study aims to open up new avenues of research in the field of artificial intelligence.”
(この研究は人工知能分野で新たな研究の道を切り開くことを目的としています。) - “These findings may open up possibilities for further applications.”
(これらの発見はさらなる応用の可能性を切り開くかもしれません。) - “The initiative hopes to open up dialogue between different cultural groups.”
(この取り組みは異なる文化集団間の対話を促すことを期待しています。) - unlock(アンロック)
- 「鍵を開ける」という物理的な行為が中心。心を開くニュアンスはほぼ含みません。
- 「鍵を開ける」という物理的な行為が中心。心を開くニュアンスはほぼ含みません。
- reveal(リヴィール)
- 「明らかにする、暴露する」。情報や秘密を「公開する」際に使われます。
- 「明らかにする、暴露する」。情報や秘密を「公開する」際に使われます。
- expose(イクスポーズ)
- 「さらす、暴露する」。ネガティブな含みを持つことが多い。
- close up
- 「閉める、心を閉じる」という意味。
- 例: “He closed up his feelings and wouldn’t talk to anyone.”(彼は気持ちを閉ざし、誰にも話そうとしない。)
- 「閉める、心を閉じる」という意味。
- 発音記号(IPA): /ˈoʊ.pən ʌp/ (アメリカ英語)、/ˈəʊ.pən ʌp/ (イギリス英語)
- アクセントは “o” (open) に置かれやすい
- アメリカ英語では [oʊ]、イギリス英語では [əʊ] と発音されるのが主な違い
- “up” の母音 /ʌ/ は日本人学習者が「アッ」と小さく短すぎる発音をしがちなので注意
- “open” と “open up” の混同
- どちらも「開く」という意味ですが、“open up” は「もっと徹底的に開ける・心を開く」など、ニュアンスがやや広範になる場合が多いです。
- どちらも「開く」という意味ですが、“open up” は「もっと徹底的に開ける・心を開く」など、ニュアンスがやや広範になる場合が多いです。
- スペルミス
- 「oppen up」など「o」が重複したりするミスに注意。
- 「oppen up」など「o」が重複したりするミスに注意。
- 試験対策
- TOEICや英検などでも、句動詞の知識を問う問題で “open up” が取り上げられることがあります。特に「心を開く」という比喩的な使い方が正しく理解されているかどうかチェックされる場合があります。
- “up” がつくと、「上へ」「開放して」というイメージが加わります。「doorを上方向にガバッと開ける」ようなイメージを思い浮かべると覚えやすいかもしれません。
- “open(開く)” だけだと物理的な開閉のイメージが強いですが、“open up” は「心を開放して広がっていく」イメージがある、と感じながら覚えると記憶に残りやすいでしょう。
- 英語: “sort out” means “to arrange, organize, or resolve a problem or confusion.”
- 日本語: 「sort out」は「整理する」「解決する」「問題を片付ける」という意味です。
例:「散らかったものを整理する」「トラブルを解決する」などの場面で使われる、比較的カジュアルなニュアンスの句動詞です。 - 品詞: 句動詞 (Phrasal verb)
- 一般的な活用:
- “sort out” (現在形)
- “sorted out” (過去形・過去分詞形)
- “sorting out” (現在分詞形)
- “sort out” (現在形)
- “sort” (動詞/名詞)
- 動詞としては「分類する・仕分けする」という意味
- 名詞としては「種類、タイプ」という意味を持ちます。
- 動詞としては「分類する・仕分けする」という意味
- “sortable” (形容詞):「ソートできる、分類可能な」という意味。(あまり一般的ではありません)
- “sorted” (形容詞):「きちんと整理された」など。口語で「Everything is sorted.(万事解決)」といった表現に使われます。
- B1(中級)〜B2(中上級)
日常会話だけでなく、ビジネスシーンでも使われるような、少し幅広いレベルの表現です。 - “sort” + “out” の結合による句動詞。
- “sort” は「種類ごとに分ける、整理する」を表す動詞。
- “out” は「外に向かって完了する、きれいに取り除く」イメージを持つ副詞(句動詞においては粒子)。
- “sort” は「種類ごとに分ける、整理する」を表す動詞。
- “ resort to ~” (別の表現)
- “ assort” (「分類する」- フォーマル)
- “ sorted” (すでに整理済みの状態)
- sort out a problem(問題を解決する)
- sort out the mess(混乱を片付ける / 整理する)
- sort out differences(意見の相違を調整する)
- sort out your schedule(スケジュールを整理する)
- sort out these files(これらのファイルを整理する)
- sort out your finances(経済状況を整える / お金の管理をする)
- sort out the misunderstanding(誤解を解く)
- sort out the laundry(洗濯物を仕分ける)
- sort out the details(細部をまとめる・詰める)
- sort out the plan(計画をまとめる)
- “sort” はラテン語の “sors (sortis)”=「くじ引き、運命、割り当て」から転じて、「分類」や「仕分け」の意味に発展。
- “out” は古英語での「外へ」という基本的意味から、「行為を完了させる」イメージに派生していきました。
- 「解決する」「片付ける」というニュアンスを強調したいときに便利です。カジュアルな口語表現にも、ビジネス文章にも両方使えます。
- 強い命令口調で「Sort it out!」というと、相手に「早く片付けて!」というややきつい響きになる場合があります。
- 友達同士の「I’ll sort it out.(自分が何とかするよ)」は比較的カジュアルな印象です。
- 他動詞的に働いているので、目的語を置く位置に注意が必要。
- 短い代名詞を挟む場合: “sort it out”
- 名詞や長めの目的語の場合: “sort out the problem” が自然です。
- 例:
- I’ll sort the problem out.(目的語が短い場合)
- I’ll sort out the problem.(より一般的)
- I’ll sort the problem out.(目的語が短い場合)
- 口語・日常会話でも使われるが、ビジネスメールや会議で「We need to sort out these issues.」などフォーマルシーンでも使える。
- 「~を整理する・解決する」という意味で、必ず目的語(何を整理・解決するのか)を取る形です。
- “I need to sort out my room before guests arrive.”
(お客さんが来る前に部屋を片付けないと。) - “Let's sort out our vacation plans this weekend.”
(今週末に休暇の計画をまとめよう。) - “Could you sort out the trash? We need to recycle properly.”
(ゴミを仕分けしてくれる?リサイクルをちゃんとしないと。) - “We need to sort out these budget issues before the end of the quarter.”
(四半期末までに予算の問題を解決する必要があります。) - “The manager is trying to sort out the staffing for the new project.”
(マネージャーは新プロジェクトの人員配置を整理中です。) - “Could you please sort out the client’s request by tomorrow?”
(明日までにクライアントの要望をまとめていただけますか?) - “Researchers aim to sort out conflicting data by conducting additional experiments.”
(研究者たちは追加実験を行うことで相反するデータを解決しようとしている。) - “To sort out the discrepancies, we need a more systematic approach.”
(相違点を解消するには、より体系的なアプローチが必要だ。) - “The board will sort out the final details of the proposal.”
(理事会は提案の最終的な細部を詰める予定だ。) - “organize”(整理する)
- 物事やイベントを整理整頓する。より全般的に「組織化・体系化する」のニュアンスが強いです。
- 物事やイベントを整理整頓する。より全般的に「組織化・体系化する」のニュアンスが強いです。
- “arrange”(手配する、整頓する)
- 必要事項を計画して整えるイメージ。
- 必要事項を計画して整えるイメージ。
- “figure out”(解決策・答えを見つける)
- 「頭を使って理解・解決に至る」ニュアンス。
- 「頭を使って理解・解決に至る」ニュアンス。
- “deal with”(対処する)
- 「問題に取り組む・処理する」ニュアンスを包含。
- 整理・解決の真逆:
- “mess up”(台無しにする、混乱させる)
- “complicate”(複雑にする)
- “mess up”(台無しにする、混乱させる)
- アメリカ英語(IPA): /sɔːrt aʊt/
- [ソー(r)ト アウ(t)]のように「r」を強めに発音する傾向があります。
- [ソー(r)ト アウ(t)]のように「r」を強めに発音する傾向があります。
- イギリス英語(IPA): /sɔːt aʊt/
- [ソート アウト] のように「r」の発音があまり強調されません。
- [ソート アウト] のように「r」の発音があまり強調されません。
- アクセント: “sort” の音節に少し強調が置かれることが多いです。
- よくある間違い: “sought out” (sought = seek の過去・過去分詞) と混同して書いてしまうケース。スペルが似ているので注意。
- スペルミス: “sort” を “sourt” “sot” などと間違えないように注意。
- 同音異義語: “sought out” と発音が似ているが、意味が全く異なる(“seek” の過去形 “sought” なので「探し出された」の意味)。
- 試験対策や資格試験: TOEICや英検でもビジネス文章中に「sort out the issue」「sort out the details」などで出題されやすいです。特にパート5(文章穴埋め)やリーディングの文脈で見かけることが多いです。
- 覚えやすいイメージ: 「ぐちゃぐちゃになったものを“仕分け(sort)”して、それを外へ(out)取り出すイメージでゴチャゴチャを片付けていく」
- スペリングポイント: “sort” の “o” の後ろに “r” と “t” が続く点を明確に。 “out” はたいていの句動詞で完了や外に出すイメージがある、と思い出すと覚えやすいです。
- 勉強テクニック: “I’ll sort it out!”など短い決まり文句を声に出して練習すると、自然な表現として会話で出てきやすくなります。
- 現在形: sum up / sums up
- 過去形: summed up
- 現在分詞(動名詞): summing up
- “Summary” (名詞) … 「要約、概要」の意味。
- “Summarize” (動詞) … “sum up” とほぼ同じ意味ですが、ややフォーマルなイメージで使われます。
- B1: 日常生活でよく使われる表現や話題の概要を理解し、簡単なやりとりができるレベル
- sum: 「合計」を表す語。“sum” だけでも「合計、総和」という名詞として使われるほか、「合計する」という動詞としても機能します。
- up: 「上」や「向上」を示す副詞・前置詞ですが、句動詞として合わさることで「まとめる」「完結させる」といったニュアンスを加えます。
- sum up the situation → 状況を要約する
- sum up the points → ポイントをまとめる
- sum up the findings → 調査結果をまとめる
- sum up your argument → 論点を要約する
- sum up the discussion → 議論を総括する
- sum up nicely → うまくまとめる
- in sum → 要するに(接続詞的に使われるフレーズ)
- let me sum up → (話し言葉で)まとめさせてください
- it all sums up to … → 結局…になる
- to sum up briefly → 手短にまとめると
語源
- “sum” はラテン語の “summa”(最上、合計)に由来。そこからフランス語の “summe” を経て、中英語に入ってきたといわれています。
- “up” は古英語の “up” に起源を持ち、「上へ」という方向を表すのが基本的な意味です。
- “sum” はラテン語の “summa”(最上、合計)に由来。そこからフランス語の “summe” を経て、中英語に入ってきたといわれています。
ニュアンスや使用上の注意
- 「詳細を省いて簡潔にまとめる」、あるいは「議論やメッセージを終わらせる」といったニュアンスが含まれます。
- 口語でもよく使いますが、ビジネス文書やプレゼンでも十分に使えるフレンドリーかつ一般的な表現です。カジュアルからフォーマルまで幅広く使用します。
- 「詳細を省いて簡潔にまとめる」、あるいは「議論やメッセージを終わらせる」といったニュアンスが含まれます。
“sum up” は目的語をとる他動詞的な使われ方が多いです。
例: “I want to sum up the main points.”(主要なポイントを要約したい)一般的な構文
- sum up + 名詞
- “Let me sum up the key points.”
- “Let me sum up the key points.”
- sum + 名詞 + up
- “Let me sum the key points up.” (目的語が代名詞(themなど)で短い時以外はあまり見かけませんが文法的には可能です)
- “Let me sum the key points up.” (目的語が代名詞(themなど)で短い時以外はあまり見かけませんが文法的には可能です)
- To sum up, …(文頭でまとめの導入に使う定型表現)
- “To sum up, we need more resources to finish the project.”
- sum up + 名詞
イディオム的表現
- “To sum it all up, …” → 「すべてをまとめると…」
- “That just about sums it up.” → 「ほとんどそれに尽きるね。」
- “To sum it all up, …” → 「すべてをまとめると…」
フォーマル/カジュアルの使い分け
- フォーマル: “In conclusion, let me sum up our findings.”
- カジュアル: “So, to sum up, we had a great time.”
- フォーマル: “In conclusion, let me sum up our findings.”
“I don’t have much time, so let me sum up the story quickly.”
(あまり時間がないので、手短にその話をまとめますね。)“Can you sum up what happened last night?”
(昨晩何があったのかまとめてくれる?)“To sum up, we decided to stay home instead of going out.”
(まとめると、私たちは外出する代わりに家にいることにしました。)“Let me sum up where we stand on this project.”
(このプロジェクトがどの段階にあるか要約しましょう。)“To sum up, our marketing strategy needs a broader online presence.”
(まとめると、私たちのマーケティング戦略はオンラインでの存在感をもっと広げる必要があります。)“Could you sum up the key points from today’s meeting in an email?”
(今日の会議の要点をメールでまとめてもらえますか?)“In this paper, we will sum up the main theories regarding human cognition.”
(本稿では、人間の認知に関する主要な理論をまとめます。)“Let us sum up the findings of the experiment before we proceed.”
(先に進む前に、実験結果を要約しましょう。)“To sum up, further research is needed to confirm these preliminary results.”
(まとめると、これらの予備的な結果を確認するにはさらなる研究が必要です。)“summarize” (要約する)
- 「文章や発表などを手短にまとめる」という点で似ています。ややフォーマルな響き。
- 例: “Please summarize your report.”
- 「文章や発表などを手短にまとめる」という点で似ています。ややフォーマルな響き。
“recap” (おさらいする)
- 内容を簡潔に再確認するイメージ。口語でよく使われます。
- 例: “Let me recap the main points of yesterday’s discussion.”
- 内容を簡潔に再確認するイメージ。口語でよく使われます。
“outline” (概要を述べる)
- 細部よりも全体像に重点を置いて提示するというニュアンス。
- 例: “Could you outline your proposal?”
- 細部よりも全体像に重点を置いて提示するというニュアンス。
- “expand on” (詳細に述べる)
- 要約するのではなく、さらに詳しく説明するという意味で “sum up” の反対です。
- 例: “Could you expand on this topic a bit more?”
- 要約するのではなく、さらに詳しく説明するという意味で “sum up” の反対です。
- 発音記号 (IPA): /ˈsʌm ʌp/
- “sum” の “u” は「サム」のような短い母音 “ʌ”
- “up” も「アップ」のような短い母音 “ʌ”
- “sum” の “u” は「サム」のような短い母音 “ʌ”
- アクセント: “sum” にやや強勢が置かれることが一般的です (“SUM up”)。
- アメリカ英語とイギリス英語
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “ʌ” が比較的はっきり聞こえることがあります。
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “ʌ” が比較的はっきり聞こえることがあります。
- よくある発音の間違い
- “sam up” のように /æ/ で発音してしまうミスが起こりがちです。母音を「サ」ではなく「サッ(ʌ)」と意識しましょう。
- スペルミス: 「sum」と「some」を混同しやすいですが、別の単語です。
- 同音異義語との混同: “sum” と “some” は発音が似ていますが、綴りも意味も異なります。
- 試験での出題傾向
- TOEICなどのビジネス英語試験では、会議の要点をまとめるシナリオで“sum up”の理解が問われることがあります。
- 英検などでも、「要約する」という意味を問う問題が出されることがあるため、関連表現 “summarize” とあわせて理解しておくとよいでしょう。
- TOEICなどのビジネス英語試験では、会議の要点をまとめるシナリオで“sum up”の理解が問われることがあります。
- “sum up”=“全体(sum)をまとめ上げる(up)”とイメージすると覚えやすいです。
- 数学の「合計 (sum)」から連想して「いろいろな情報を全部足す→結論や要点をまとめる」という流れを想像すると記憶に残りやすいでしょう。
- プレゼンやディスカッションのラストには「To sum up, …」というフレーズを自然に使えると便利です。
- 英語: To discard, to expel, or to force someone/something to leave.
- 日本語: 「捨てる」「追い出す」「排除する」などの意味があります。捨てる場合もあれば、人を追い出す場合にも使われます。
- 原形: throw out
- 三人称単数形: throws out
- 過去形: threw out
- 過去分詞形: thrown out
- 現在分詞形: throwing out
- B1(中級): 一般的な日常表現や少し複雑な表現を理解して使えるレベル
- throw(投げる) + out(外へ)
- 「投げる」という基本的な動作に「外へ、外に」というニュアンスの副詞が組み合わさり、「外へ投げ捨てる」というイメージが派生して「捨てる」「追い出す」という意味を持つようになりました。
- throw away: 「捨てる」という意味でほぼ同じ使われ方をしますが、「out」のほうが「外へ」という方向性をより強調します。
- throw up: 「吐く」の意味や「放り上げる」の意味を持つ、別の句動詞なので混同に注意。
- throw out the trash(ゴミを捨てる)
- throw out old clothes(古着を捨てる)
- throw out an idea(アイデアを退ける/却下する)
- throw out a suggestion(提案を退ける)
- throw out accusations(非難して追い払う/非難をうち捨てる)
- throw someone out of a bar(バーから誰かを追い出す)
- throw out a question(質問を投げかけることもあるが、文脈により却下する意味にもなる)
- get thrown out of school(学校を退学になる)
- throw out one’s back(背中を痛める:物理的に「背中を投げ捨てる」→ギックリ腰を起こすイメージ)
- throw out a pitch(野球で初球を投げる/始球式をする)
- 語源: 古英語の “thrawan”(ねじる、ひねる)が英語の “throw” に発展し、その動作に “out”(外へ)を付けた形です。
- 歴史的背景: 「外へ向けて投げる」という動作から、「捨てる・追い出す」といった意味への派生が生まれました。
- ニュアンス: 「throw out」は物を「捨てる」だけでなく、意見やアイデアを「却下する」「退ける」意味や、人を「追い出す」など、少し強制力を伴うニュアンスが含まれています。カジュアルな会話でも使われますが、人を追い出す際は強めに聞こえるので注意が必要です。
- 句動詞(phrasal verb): 「throw + out」で一つの意味として機能。
- 他動詞としての用法: 必要な目的語(人や物)を伴って使われることが多いです。
- 例: “They threw me out.”(彼らは私を追い出した)
- 例: “They threw me out.”(彼らは私を追い出した)
- 離れる形または続く形: “throw something out” と間に目的語を挟むことができます。
- 例: “She threw the old magazines out.” や “She threw out the old magazines.”
- カジュアル:日常会話で「捨てる」「追い出す」を手短に言う場合に使う。
- フォーマル: 文書表現では “discard” や “expel” を使うことが多く、「throw out」はやや口語的な響き。
- “I need to throw out all these old newspapers.”
(この古い新聞、全部捨てないと。) - “They threw me out of the party because I was being too loud.”
(うるさくしすぎて、パーティーから追い出された。) - “Don’t forget to throw out the trash before you leave.”
(出かける前にゴミを捨てるのを忘れないでね。) - “We had to throw out the proposal due to budget issues.”
(予算の問題で、その提案は却下せざるを得なかった。) - “The manager decided to throw out any outdated policies.”
(マネージャーは古い方針をすべて廃止することにした。) - “Let’s not throw out new ideas too quickly; we should analyze them first.”
(新しいアイデアをすぐに却下しないで、まずは分析してみましょう。) - “The committee threw out the hypothesis for lack of evidence.”
(委員会は証拠不足でその仮説を退けた。) - “Many researchers throw out anomalous data points, but we should examine them first.”
(多くの研究者は外れ値を取り除くが、まずは検証すべきだ。) - “He suggested that we not throw out historical records without cross-checking.”
(彼は、歴史的記録を照合せずに廃棄しないよう提案した。) - throw away(捨てる)
- ほぼ同義ですが、「throw out」のほうが「外に追い出す」ニュアンスが強い場合もあります。
- ほぼ同義ですが、「throw out」のほうが「外に追い出す」ニュアンスが強い場合もあります。
- discard(捨てる/処分する)
- フォーマル寄りの語。ビジネスや学術的な文脈でよく使われる。
- フォーマル寄りの語。ビジネスや学術的な文脈でよく使われる。
- expel(追放する/退学させる)
- 人を追い出す、追放するニュアンスが強い。学校や組織からの退学・除籍・除名に使われる。
- 人を追い出す、追放するニュアンスが強い。学校や組織からの退学・除籍・除名に使われる。
- keep(保持する): 捨てる(throw out)ことの反対
- welcome(歓迎する): 追い出す(throw out)ことの反対
発音記号(IPA):
- アメリカ英語: /θroʊ ˈaʊt/
- イギリス英語: /θrəʊ ˈaʊt/
- アメリカ英語: /θroʊ ˈaʊt/
アクセント: 「throw」に強勢が置かれやすいですが、自然な発音では “throw out” とほぼひとつのまとまりで発音されることが多いです。
よくある間違い: 「th」の無声音を「s」や「t」と混同しやすいので、舌先を前歯の間に軽く挟んで「θ」をしっかり発音するように意識しましょう。
- スペルミス: “throw” を “thow” や “trow” と書き間違えないように注意。
- 派生句動詞との混同: throw away, throw up など、似た形でも全く違う意味になるので文脈で区別が必要。
- 資格試験の出題傾向: TOEICや英検などで「捨てる」「追い出す」を問う問題として出ることがある。文脈上「throw out = discard」と書き換えが可能かどうかを問われる場合もある。
- “throw” は「投げる」、そのまま「外へ(out)」投げるイメージを結びつけると覚えやすいです。
- 「捨てる」「追い出す」「却下する」という共通点は「必要ないものを外へ投げてしまう」イメージです。
- 発音のコツとしては、 “θ” の音を歯の間に舌先を軽く当てて出すことを意識して、柔らかく “th-row out” とイメージしましょう。
- 品詞: 句動詞 (phrasal verb: 「slow」という動詞に「down」が組み合わさった形)
- 主な意味: 「今までより速度を落とす」、「勢いを抑える」、「ペースをゆるめる」という意味で使われます。たとえば車を運転している時に「ゆっくり走る」よう指示する場合や、忙しい生活リズムを少し落とす時などに使われる表現です。
- 活用形の例:
- 現在形: slow down
- 過去形: slowed down
- 進行形: slowing down
- 現在形: slow down
- CEFRレベル: B1 (中級)
- 日常会話でよく使われ、意味もシンプルなので、比較的早い段階で学ぶ表現です。
- slow: 「遅い」という意味の形容詞、または「速度を落とす」という意味の動詞
- down: 下方向を示す副詞や前置詞として機能することが多い
- slowdown (名詞): 「景気後退」や「ペースの落ち込み」などを指す名詞として使われます。
- slow down the car(車のスピードを落とす)
- slow down the process(プロセスを遅らせる)
- slow down traffic(交通を遅くする)
- slow down your pace(ペースを落とす)
- slow down economic growth(経済成長を減速させる)
- slow down a project(プロジェクトを遅らせる)
- slow down aging(老化を遅らせる)
- slow down the spread(拡散を遅らせる)
- ask someone to slow down(ゆっくり話すように言う)
- take time to slow down(時間をかけてペースを落とす)
- slowの語源は古英語の “slāw” (動きが鈍い、活気がないという意味)。
- downの語源は古英語の “dūn” (丘から下へ) で、方向を表します。
- 「slow down」は口語的にも書き言葉上でもよく使えます。
- カジュアルな状況では友人に「Hey, slow down!」と呼びかけることがあります。ビジネスやフォーマルなシーンでも「Could we slow down the process a bit?」のように活用されます。
- 「速度を落とす」の意味だけでなく、「気持ちやペースを落ち着ける」という内面的・感覚的なニュアンスも持ちます。
- 自動詞的用法: “The car slowed down.”(車が速度を落とした)
- 他動詞的用法: “He slowed the car down.”(彼は車の速度を落とした)
- 句動詞として「slow ~ down」の形で目的語を取り、動作の対象をはっきり示すことができます。
- Slow down, please.: 「ゆっくり話して(または運転して)ください」
- Take things slow (down).: 「ゆっくりやる、焦らずやる」
- Slow things down.: 「物事の進行をゆっくりさせる」
- “Could you slow down a bit? I can’t catch what you’re saying.”
- ちょっとゆっくり話してもらえますか?何を言ってるか聞き取れないです。
- ちょっとゆっくり話してもらえますか?何を言ってるか聞き取れないです。
- “I need to slow down; I’ve been working too much.”
- 働きすぎだからペースを落としたいんだ。
- 働きすぎだからペースを落としたいんだ。
- “Hey, slow down on the ice cream! You’ll get a stomachache.”
- ちょっとアイスを食べるペースを落として!お腹壊すよ。
- “If we slow down production too much, we might miss the deadline.”
- 生産をあまりに遅らせすぎると、納期に間に合わないかもしれません。
- 生産をあまりに遅らせすぎると、納期に間に合わないかもしれません。
- “Let’s slow down and analyze the risks before we proceed.”
- 先に進む前に、少しペースを落としてリスクを分析しましょう。
- 先に進む前に、少しペースを落としてリスクを分析しましょう。
- “The manager asked us to slow down on spending this quarter.”
- マネージャーが今期の支出を抑えるようにと言っていました。
- “The study suggests that changing one’s diet can slow down the progression of the disease.”
- この研究によると、食事を変えることで病気の進行を遅らせる可能性があります。
- この研究によると、食事を変えることで病気の進行を遅らせる可能性があります。
- “Economic indicators show a tendency to slow down in this sector.”
- 経済指標によると、この分野では減速傾向が見られます。
- 経済指標によると、この分野では減速傾向が見られます。
- “Researchers hope to discover methods that can slow down climate change.”
- 研究者たちは気候変動を遅らせる手段を見つけることを望んでいます。
- decelerate (減速する)
- ややフォーマル。物理的な減速を想起させる。
- ややフォーマル。物理的な減速を想起させる。
- reduce speed (速度を落とす)
- 一般的な表現で、より説明的。
- 一般的な表現で、より説明的。
- go slower (もっとゆっくり進む)
- 口語的でシンプルな表現。
- 口語的でシンプルな表現。
- speed up (速度を上げる)
- accelerate (加速する)
- hurry up (急ぐ)
- 「decelerate」はテクニカルな場面でよく使われる傾向が強い。
- 「speed up」は日常会話でもっともカジュアルに使いやすい。
IPA表記:
- イギリス英語: /sləʊ daʊn/
- アメリカ英語: /sloʊ daʊn/
- イギリス英語: /sləʊ daʊn/
「slow」の「sloʊ / sləʊ」の箇所で、アメリカ英語は「スロー(スロウ)」、イギリス英語は「スロウ」という感じで長めの母音が特徴。
「down」は「ダウン」ですが、英米ともに “aʊ” の二重母音で発音します。
- スペルミス: 「sloe」(果実) と混同しない。
- 「slowdown」と「slow down」:
- “slowdown” (名詞) は一語。例: “There has been a slowdown in sales.”
- “slow down” (句動詞) は二語で「速度を落とす」という動詞フレーズ。
- “slowdown” (名詞) は一語。例: “There has been a slowdown in sales.”
- TOEICや英検での出題傾向: “slow down” はリスニングパートで指示を出す表現として、またはパラフレーズ問題などでしばしば登場します。発音を正しく聞き取れるか・句動詞の意味を理解しているかが問われやすいです。
- 「ビデオ再生速度のスロー」を思い浮かべると「slow down」のイメージがつかみやすいです。
- また、気持ちの上でも「落ち着いて」というイメージを連想することで覚えやすくなります。
- スペルは簡単ですが、日常的に使うフレーズなので、少し意識して繰り返し使うことで自然に覚えられます。
- To extinguish (a fire or light).
- To produce or publish something (e.g., a book, an album).
- To inconvenience someone or cause them trouble.
- To place something outside (e.g., trash).
- (In casual speech) to exert effort or to make oneself available in a certain way.
- (火や明かりを)消す
- (本やアルバムなどを)出す・発行する・リリースする
- (人に)迷惑をかける・負担をかける
- (ゴミなどを)外に出す
- (くだけた言い方で)尽力する・身を捧げる
- 現在形: put out
- 三人称単数現在形: puts out
- 過去形: put out
- 過去分詞形: put out
- 現在分詞形: putting out
- 名詞形としてはあまり用いられませんが、「the put-out (状態)」のように、ごくまれに形容詞的に扱われる場合があります(「(人が)気分を害している」など)。しかし一般的ではありません。
- 「put」の名詞形は「put(投資用語などの特殊用法)」などありますが、句動詞「put out」とは直接関係しません。
- B1(中級)~ B2(中上級)
→ 「put out」は複数の意味を持ち、文脈によって訳が変わるため、中級者から上達段階でしっかり習得することがおすすめです。 - put(動詞): 置く、入れる、~の状態にする
- out(前置詞・副詞): 外へ、消す、離す、完了させる などのニュアンス
- put off: 延期する
- put away: 片付ける、しまう
- put up with: 我慢する
- output: 名詞で「出力」
- input: 名詞で「入力」
- put out the fire → 火を消す
- put out the light → 明かりを消す
- put out a statement → 声明を出す
- put out an album → アルバムをリリースする
- put out a press release → プレスリリースを出す
- put out new products → 新商品を出す
- be put out by something → 何かに腹を立てる・不快に思う
- put out the garbage → ゴミを外に出す
- don’t want to put you out → あなたに迷惑をかけたくない
- put out adds (effort) → さらなる努力を注ぐ(口語的ニュアンス)
- 「put」は古英語の「putian」や中英語の「putten」に由来するとされ、確固たる語源がはっきりしているわけではありませんが、“動かす”や“配置する”のイメージが強いです。
- 「out」は古英語「ūt」に遡り、“外へ出す”意味が基本です。
- 二つが組み合わさって「外に出す」「火などを外に追い出す(消す)」「世の中に出す」などの多義的意味が生まれました。
- 「火を消す」などの具体的な意味から、「出版する」「人を煩わせる」など、抽象的な使い方まで幅広く使われます。
- 「put out」はカジュアルにもビジネスにも使えますが、「(人に)迷惑をかける」意味で使う場合は、少し遠回しにもなるので、ニュアンスを伝えるために丁寧な言い回しが望まれることがあります。
- 「身体を捧げる」というようなスラング的な使い方もあり、やや砕けた言い回しです。使う場面には注意しましょう。
直後に目的語を置けるかどうか
- 「火を消す」場合: put out the fire. (目的語「the fire」の位置はoutの後ろが一般的)
- 一部の句動詞では「put the fire out」と真ん中に目的語を入れることも可能です。両方とも文法的に正しいです。
- 「火を消す」場合: put out the fire. (目的語「the fire」の位置はoutの後ろが一般的)
他動詞・自動詞
- 「put out」は多くの場合、他動詞として目的語を伴います(put out the fire, put out a statementなど)。
- 「be put out (by ...)」は受け身構文で使われる例があります(I was really put out by his behavior.)。
- 「put out」は多くの場合、他動詞として目的語を伴います(put out the fire, put out a statementなど)。
フォーマル/カジュアル
- カジュアルな表現としては「I don’t want to put you out.(迷惑をかけたくない)」などの言い回し。
- ビジネス表現では「We put out a new product line.(新しい製品ラインを出しました)」などで使われますが、やや口語的なので、文書では「release」や「issue」が用いられることも多いです。
- カジュアルな表現としては「I don’t want to put you out.(迷惑をかけたくない)」などの言い回し。
“Could you put out the candles before you leave the room?”
(部屋を出る前にろうそくを消してもらえる?)“I don't want to put you out, but could you give me a ride?”
(迷惑をかけたくないんだけど、車に乗せてもらえるかな?)“They put out some snacks for the guests.”
(お客さんのために軽食をテーブルに出したよ。)“The company put out a statement regarding the product defect.”
(その会社は製品の欠陥について声明を発表しました。)“We’re planning to put out a new software update next month.”
(来月、新しいソフトウェアアップデートをリリースする予定です。)“I’m sorry to put you out, but could you send me the data again?”
(ご面倒をおかけして申し訳ないのですが、もう一度データを送ってもらえますか?)“The researchers put out a revised paper to address the errors.”
(研究者たちは誤りに対応するため、改訂版の論文を公表しました。)“After gathering new evidence, they put out an updated hypothesis.”
(新しい根拠を収集した後、彼らは更新された仮説を発表しました。)“The institute regularly puts out reports on climate change.”
(その研究所は定期的に気候変動に関する報告書を発行しています。)- extinguish (火を消す)
- “Please extinguish the campfire before sleeping.”(寝る前に焚き火を消してください)
- よりフォーマル・直接的に「火を消す」に特化
- “Please extinguish the campfire before sleeping.”(寝る前に焚き火を消してください)
- release (出版する、リリースする)
- “They released a new single last week.”
- 出版・公開という点で同義
- “They released a new single last week.”
- issue (公表する、発行する)
- “They will issue a new statement tomorrow.”
- ビジネスや公的機関が「声明を出す」などの場面に合う
- “They will issue a new statement tomorrow.”
- inconvenience (迷惑をかける)
- “I hope this hasn’t inconvenienced you.”
- 迷惑をかけるという側面だけを表す
- “I hope this hasn’t inconvenienced you.”
- 「火を消す」の反意語 → light, ignite, spark
- 「出版する・出す」の反意語 → withdraw, suppress, hide
- IPA: /pʊt aʊt/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きくは変わりませんが、「out」の発音に若干の差が出る場合があります。
- アメリカ英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はやや曖昧に「アウ」に近い音)
- イギリス英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はややはっきりめに発音されることも)
- アメリカ英語: /pʊt aʊt/(“aʊ” はやや曖昧に「アウ」に近い音)
- 強勢は通常「put」よりも「out」に少し強めにおくことが多いです: “put OUT.”
- “put”を /pət/ のように曖昧に発音してしまう場合があります。/pʊt/ (プット)を意識することが大切です。
- スペルミス
- 「put」や「out」は短い単語なのでまれですが、焦って書くと「putout」とくっつけて書いてしまうことがあります。正しくは分けて書きましょう。
- 「put」や「out」は短い単語なのでまれですが、焦って書くと「putout」とくっつけて書いてしまうことがあります。正しくは分けて書きましょう。
- 同音異義語との混同
- “put”と“putt(ゴルフ用語)”はスペルが違うので注意。
- “put”と“putt(ゴルフ用語)”はスペルが違うので注意。
- 文脈による意味の変化
- 「put out a fire」を「火を外に出す」と誤訳しないように注意しましょう。句動詞として「火を消す」意味があります。
- 「put out a fire」を「火を外に出す」と誤訳しないように注意しましょう。句動詞として「火を消す」意味があります。
- TOEICや英検など試験対策
- Phrasal verb(句動詞)はTOEICや英検でも設問に出ることが多いです。特に「put out」のように意味が複数ある動詞はしっかり覚えておくと高得点につながります。
- 「火を 外 に出す→消す」「情報を 外 に出す→公表する」と考えると覚えやすいです。
- 「put」自体は「置く」のイメージで広く使われるので、““out”に置く”と思えば「外への動作=広める、消す、リリースする、迷惑をかける(飛び道具的なイメージ)」とイメージできます。
- 「I don’t want to put you out」= 「あなたを外に追いやりたくない」→「迷惑をかけたくない」のように、比喩的な感覚で覚えると定着しやすいでしょう。
hold on
hold on
Explanation
【句動】《...に》しがみついている,つかまっている,《...を》手放さないでいる《to ...》 / 持ちこたえる,続ける / 《くだけた話》待つ
【発音記号】hoʊld ɑn
【1】 Refuse to let go of something (57%)
【1】何かを手放すことを拒否する(57%)
【1】 He held on to his job until the very last day.
【1】彼はまさに最後の日まで仕事にしがみついていた
【2】 Wait for a short time (35.5%)
【2】しばらく待つ(35.5%)。
【2】 I’ll be quick, please hold on for one minute.
【2】早くしますので、1分だけお待ちください。
hold on
1. 基本情報と概要
単語(フレーズ): hold on
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
英語での主な意味:
日本語での簡潔な意味:
「待ってほしい」や「つかまっていて」というシーンで、カジュアルにも、フォーマルにも比較的幅広く使われる表現です。会話で「Hold on a second」や電話で「Could you hold on, please?」のように、相手に待ってもらうニュアンスが含まれます。
品詞と活用形
「hold on」は句動詞として、基本的に人称変化は動詞 “hold” に準じます。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「hold on」になると、前置詞 “on” が後ろにつくことで「つかまってそのままの状態を続ける」「待つ」というニュアンスが加わります。
詳細な意味
関連フレーズ・コロケーション(10個)
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン
学術的/フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「hold on」の詳細な解説です。日常会話からビジネス、さらにフォーマルな場面でも使いどころが多い便利なフレーズなので、ぜひ活用してみてください。
【句動】《...に》しがみついている,《...を》手放さないでいる《to ...》
持ちこたえる,続ける《くだけた話》待ってくれ
sit back
sit back
Explanation
【句動】(椅子に)深く座る,腰掛ける / 《くだけて》のんびりする, 何もしないでいる
【発音記号】sɪt bæk
【1】 Rest in a comfortable position against the back of a seat (66%)
【1】座面の背もたれを背にして楽な姿勢で休む(66%)
【1】 She sat back in her chair and turned on the TV.
【1】彼女は椅子に深く座ってテレビをつけた。
【2】 (Sit back and do something) Deliberately take no action/remain passive about something (34%)
【2】(後ろに下がって何かをする) 何かについて意図的に何もしない/受け身のままでいる (34%)
【2】 We won’t just sit back and watch the situation getting worse and worse.
【2】状況が悪化していくのを黙って見ているわけにはいきません。
sit back
1. 基本情報と概要
単語: sit back
品詞: 動詞(句動詞:phrasal verb)
CEFRレベル目安: B1(中級)
意味 (英語):
1) To lean back or rest in a relaxed posture.
2) To relax or not take immediate action; to watch passively.
意味 (日本語):
1) いすにもたれかかる、リラックスした姿勢で座る。
2) (状況を見ているだけで)何もせずに傍観する。
「sit back」は、「もたれて座る」という物理的な動作だけでなく、「積極的に動かずに傍観する」というニュアンスでも使われます。たとえば「のんびり眺める・ゆっくりする」という気持ちのときや、「他の人に任せて自分は手出しをしない」という態度を表すときに便利な表現です。
活用形
他の品詞形
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話での例文(3つ)
ビジネスシーンでの例文(3つ)
学術的/フォーマルな文脈での例文(3つ)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(Synonyms)
反意語(Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「sit back」の詳細な解説です。普段の会話からビジネスの場面まで幅広く使われる表現なので、ぜひ活用してみてください。
【句動】(椅子に)深く座る,腰掛ける
《くだけて》のんびりする, 何もしないでいる
take on
take on
Explanation
を担当する,を扱う,を引き受ける / を得る
【発音記号】teɪk ɑn
【1】 Undertake or handle (role, task, responsibility, problem, issue) (42%)
【1】担当する、または扱う(役割、タスク、責任、問題、問題、問題) (42%)
【1】 Nobody was willing to take on such an awful job.
【1】誰もそんなひどい仕事を引き受けようとはしなかった。
【2】 Acquire or assume as one’s own (quality, meaning, colour, shape) (41.5%)
【2】自分のものとして取得・想定する(質・意味・色・形)(41.5%)
【2】 The story takes on a whole new meaning when you read it again.
【2】改めて読んでみると、全く新しい意味を持った物語になっています。
take on
以下では、英熟語 take on
について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味(英語・日本語)
「take on」は「仕事を引き受ける」「挑戦を受けて立つ」「新しい形や色を帯びる」といった意味合いを持つ句動詞です。日常的な場面では「この仕事を引き受けよう」や「強い相手に挑む」といった意味で使われます。
品詞
活用形
take
は不規則動詞なので、以下の形を用います:
例)I took on the challenge. / We are taking on a new project.
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
詳細な意味
関連語や派生語
よく使われるコロケーション/関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源
take
は古英語「tacan」に由来し、「手に取る」や「受け取る」というニュアンスを持っています。
「on」は中英語などを経て副詞や前置詞として様々に使われ、「~の上に」「~に向かって」「取り掛かる」などの要素を付与します。
組み合わさった take on
は「何かを(自分の)上に乗せる・引き受ける」というイメージが拡張し、現在のように「責任を負う」「挑戦を受ける」「新たな状態になる」などの意味合いを帯びるようになりました。
注意すべきニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
(1) 日常会話
(2) ビジネスシーン
(3) 学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が、英熟語 “take on” の詳細な解説です。文脈によってさまざまな訳語・ニュアンスが出てくるので、ぜひ例文と一緒に覚えて使いこなしてください。
を担当する,を扱う,を引き受ける
を得る
find out
find out
Explanation
をみつけだす, をつきとめる
【発音記号】faɪnd aʊt
【1】 Discover something; obtain knowledge of something.(100%)
【1】何かを発見する;何かの知識を得る。(100%)
【1】 We need to find out who did this to her.
【1】誰が彼女にこんなことをしたのか 突き止める必要があります
find out
1. 基本情報と概要
「find out」は主に【句動詞(phrasal verb)】として使用され、「~を発見する」「(事実などを)知る」「気づく」という意味を表します。英語では “to discover (something new), to learn new information” のように説明できます。「あることについて調査して知る」「疑問を解決してわかる」というニュアンスがあり、日常会話からビジネス場面まで幅広く使われる表現です。
「こんなことがあったの!?」というように、新たな情報を得たり真相を掴むときによく使われるイメージです。
他の品詞での形:
CEFRレベル:
2. 語構成と詳細な意味
「find out」は「探し出す・判明する・知る」といったイメージを持ち、「単に見つける」よりも「隠されていたことを解明する」 という感じが強い表現です。
関連語やコロケーション
3. 語源とニュアンス
この組み合わせによって「隠れていた情報を明るみに出す」というニュアンスになり、「解明する」「事実を見いだす」 といったニュアンスに発展しました。
使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
「find out」は 他動詞的(必ず何かを見つけ出す対象がある) ですが、話し手が文脈上何かを示している場合には目的語が省略されるケースもあります。
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
明確な反意語はありませんが、文脈上「無知のままでいる」という場合は “remain unaware” や “not find out” などで表現します。
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「find out」を使いこなすと、英語で「情報を得る・明らかにする」ニュアンスを自然に表現できるようになります。日常会話やビジネスシーンなど、あらゆる場面で活用してみてください。
をみつけだす, をつきとめる
open up
open up
Explanation
【句動】(機会・可能性など)が開ける, が広がる / を開く, を広げる / 《...に》心を開く, 打ち解ける《to ...》
【発音記号】ˈoʊpən ʌp
【1】 Make something become available or possible, less limited (42.5%)
【1】何かを利用できるようにしたり、可能にしたり、制限を少なくする(42.5%)。
【1】 This opened up opportunities he would never have imagined.
【1】これは、彼が想像もしなかったようなチャンスを開いたのです。
【2】 Open something (door, gate, book, bag) (27.5%)
【2】何かを開く(扉、門、本、カバン)(27.5%)
【2】 She opened up the bag and grabbed some documents.
【2】彼女はバッグを開けて、いくつかの書類をつかみました。
open up
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): open up
品詞: 動詞(句動詞)
意味(英語・日本語)
「物理的な開け方」から「心を開いて打ち解ける」まで幅広く使われる句動詞です。カジュアルな日常会話からビジネス、文章まで幅広い場面で目にします。
難易度(CEFRレベル)
B1(中級)程度が目安です。日常会話や一般的な文脈でよく登場するため、学習者としては比較的覚えやすいフレーズと言えます。
2. 語構成と詳細な意味
open up という句動詞は「open(開く)」に「up(徹底的に・完全に)」が加わり、「すっかり開放する」「開き始める」「心を開く」といったイメージを与えます。
関連語や派生表現
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
3. 語源とニュアンス
語源・歴史的背景
使用時のニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
イディオムや構文上のポイント
フォーマル / カジュアル
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
上記を踏まえ、「open up」は物理的な意味と精神的な意味の両方をカバーする便利な句動詞です。心の扉を開けるイメージで記憶することで、様々な場面で使いこなせるようになります。
【句動】(機会・可能性など)が開ける
を開く
sort out
sort out
Explanation
を整理する, を分類する / を明らかにする,を解決する
【発音記号】sɔrt aʊt
【1】 Do what is needed to solve a problem, conflict or difficult situation (51%)
【1】問題や葛藤、困難な状況を解決するために必要なことをする(51%)
【1】 A few ideas were raised to sort out the company’s financial issues.
【1】会社の財務問題を整理するために、いくつかの案が出されました。
【2】 Find out information so as to understand something (25.5%)
【2】何かを理解するために情報を調べる (25.5%)
【2】 He will need some time to sort out the reasons for his failure
【2】彼は失敗の理由を明らかにするために時間が必要になります。
sort out
以下では「sort out」という句動詞について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
意味 (英語・日本語)
品詞と活用
他品詞形
CEFRレベル目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
派生語や類縁語
コロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
ニュアンス・使用時の注意点
4. 文法的な特徴と構文
1) 目的語を間に挟むか、後ろに置く形
2) フォーマル/カジュアル
3) 他動詞としての使い方
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
ビジネスシーン (ややフォーマル)
学術的/フォーマルな文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「sort out」の詳細な解説です。日常的に使いやすい句動詞なので、ぜひ使いこなしてみてください。
を整理する, を分類する
を明らかにする,を解決する
sum up
sum up
Explanation
【句動】をまとめる,を要約する,を総括する
【発音記号】sʌm ʌp
【1】 Express or represent the most important/representative facts, ideas, or characteristics of somebody/something, especially in a brief manner (97%)
【1】誰か/何かの最も重要/代表的な事実、考え、または特徴を、特に簡潔に表現する、または表現する (97%)
【1】 He summed up the whole discussion in just a few minutes.
【1】議論の内容を数分でまとめてくれました。
sum up
以下では「sum up」について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
品詞: 句動詞 (phrasal verb)
意味 (英語): To summarize or to give the main points of something clearly and concisely.
意味 (日本語): 「要約する」「総括する」という意味です。内容をかいつまんでまとめる時に使います。ポイントを簡潔にまとめたいときに便利な句動詞です。
「sum up」は、すでにある情報や議論を手短にまとめる場面でよく使われます。たとえば、会議の終わりや発表の最後に「要点をまとめますね」というようなときです。
活用形
句動詞は通常、単語単体のように活用形(過去形、現在分詞形など)が提示されるわけではありませんが、動詞 “sum” の形は、
となります。「アップする」などのニュアンスではなく、“up” は副詞的に働いています。
他の品詞になった形の例
CEFRレベルの目安: B1(中級)
2. 語構成と詳細な意味
「sum up」は直訳すると「合計して上にあげる」というイメージですが、実際の意味は「まとめる」「要約する」です。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
「sum up」はビジネスから日常会話まで幅広く使える便利なフレーズです。要点をまとめて伝えたいシーンで、ぜひ活用してみてください。
【句動】をまとめる,を要約する,を総括する
throw out
throw out
Explanation
【句動】却下する,否決する / を捨てる,を処分する / 《...から》追い出す,放り出す《of ...》
【発音記号】θroʊ aʊt
【1】 Refuse to accept or consider (esp. by people of authority) (29%)
【1】受け入れ拒否する・検討拒否する(29%)
【1】 The president attempted to have the death penalty thrown out.
【1】大統領は死刑を否決させようとした。
【2】 Put something in a rubbish bin (25.5%)
【2】ゴミ箱に何かを入れる(25.5%)
【2】 He threw out a dozen empty boxes that were piled up in the room.
【2】彼は部屋に積み上げられた十数個の空き箱を捨てた。
【3】 Make somebody leave a place, activity or organization, esp. forcibly and unexpectedly (21%)
【3】誰かをその場所、活動、組織から離脱させる (21%)
【3】 Several students were caught cheating and subsequently thrown out of school.
【3】何人かの生徒が不正行為をしているのが捕まり、その後学校から放り出されました。
throw out
1. 基本情報と概要
単語(句動詞): throw out
品詞: 動詞句(句動詞)
意味(英語 & 日本語)
「throw out」は「役に立たないものを捨てる」「不要になった人や物を外に出す」といったイメージで使われる句動詞です。相手に対して少し強めの「追い払う」ニュアンスを含むこともあります。
活用形
なお、他の品詞になったときの例としては、名詞形「throw-out」はあまり一般的ではありませんが、「throwaway(形容詞/名詞)」のように「捨てられるもの」を指す別の形容詞や名詞も存在します。
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
他の単語との関連性
よく使われるコロケーション(関連フレーズ)10個
3. 語源とニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
フォーマル/カジュアル
5. 実例と例文
日常会話
ビジネス
学術的な文脈
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語
7. 発音とアクセントの特徴
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「throw out」の詳細解説です。普段の生活やビジネスシーンでもよく使われるので、捨てる場面や追い出す場面で自然に使ってみてください。
【句動】却下する,否決する
を捨てる,を処分する
《...から》追い出す,放り出す《of ...》
slow down
slow down
Explanation
【句動】鈍る,鈍化する
【発音記号】sloʊ daʊn
【1】 Move, proceed or progress at a slower pace (vehicle, economy) (88.5%)
【1】遅いペースで移動・進行・進行する(乗り物・経済)(88.5%)
【1】 Economic growth has dramatically slowed down.
【1】経済成長は劇的に鈍化した。
slow down
以下では「slow down」という句動詞について、できるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
英語: slow down
日本語: 速度を落とす、ゆっくりする
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です:
・乗り物の速度を低下させる時
・日常生活や仕事のペースを落ち着かせたい時
・心身を休ませるイメージで「ゆっくりして」という時
2. 語構成と詳細な意味
語構成
句動詞「slow down」全体としては「スピードを落とす/ゆっくりになる」という意味となります。
関連語や派生形
コロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
ニュアンスと使用上の注意
4. 文法的な特徴と構文
よく使われる構文・イディオム
5. 実例と例文
日常会話(カジュアル)での例文
ビジネスシーンでの例文
学術的・フォーマルな文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
反意語 (Antonyms)
使い方の違い:
7. 発音とアクセントの特徴
注意点: “slow” のスペルと「sloe (スモモの一種)」を混同しないこと。また「down」に強勢を置きすぎると不自然になるので、全体として「スローダウン」のようにひとまとまりで発音するのが自然です。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「slow down」の詳細情報です。スピードを落とす動作や気持ちをゆったりさせるときに便利な表現なので、ぜひ使いこなしてみてください。
【句動】鈍る,鈍化する
put out
put out
Explanation
【句動】出す, 公開する / 消える,を消す / (見たり使ったりするために)を置く
【発音記号】pʊt aʊt
【1】 Make something known or accessible to the public (information, products) (47%)
【1】何かを知ってもらう、または一般の人が利用できるようにする(情報、製品)(47%)。
【1】 Police have put out a warning about thieves in the area.
【1】警察は、この地域に泥棒が入っていると警告を出しています。
【2】 Stop something from burning or shining (14%)
【2】燃えたり光ったりしているものを止める (14%)
【2】 The fire has finally been put out
【2】遂に火が消えた
【3】 Place something somewhere in order for it to be seen or used (10%)
【3】見たり使ったりするためにどこかに置いておく (10%)
【3】 I’ve put out some glasses and a bottle of wine.
【3】グラスとワインを出してみました。
put out
以下では、英語の句動詞「put out」を、さまざまな観点から解説します。
1. 基本情報と概要
英単語(句動詞): put out
品詞: 句動詞 (主に動詞)
意味(英語)
意味(日本語)
「put out」は文脈によって意味が変わります。よく使われるのは「火を消す」「出版する・発売する」「人に手間をかけさせる」というニュアンスが代表的です。カジュアルな場面からビジネスまで幅広く使われる表現ですが、使うときは前後の文脈に注意してください。
活用形
「put」は不規則動詞ですが、過去形・過去分詞形ともに「put」なので、句動詞でも形は同じになります。
他の品詞になった時の例
CEFRレベルの目安
2. 語構成と詳細な意味
語構成
「put out」は、「put」+「out」の組み合わせで、それぞれ「置く、押し出す」と「外へ、離れたところへ」という原義から、火を“外”へやる(消す)イメージや、出版物を“世の中(外)”に出すイメージなど、多面的なニュアンスを生み出しています。
関連語や類縁語
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
3. 語源とニュアンス
語源
使用時の注意点・ニュアンス
4. 文法的な特徴と構文
5. 実例と例文
A. 日常会話での例文
B. ビジネスでの例文
C. 学術的な文脈での例文
6. 類義語・反意語と比較
類義語
反意語(文脈による)
7. 発音とアクセントの特徴
よくある発音ミス
8. 学習上の注意点・よくある間違い
9. 記憶に残るヒントやイメージ
以上が「put out」の詳細な解説です。句動詞は文脈によって意味が変わるため、それぞれの用法を例文とともに覚えておくことが大切です。使いこなせるようになると表現の幅が大きく広がるでしょう。ぜひ参考にしてください。
【句動】出す, 公開する
消える,を消す
(見たり使ったりするために)を置く
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