Last Updated:2025/07/31

She used her judgement to make the right decision.

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彼女は判断力を使って正しい決断をしました。

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Source Word

judgement

IPA(Pronunciation)
Noun

〈U〉『判断力』,思慮,分別 / 〈U〉〈C〉(…についての)『判断』,判定;〈C〉(判断に基づく)見解《+『on』+『名』》 / 〈C〉〈U〉『判決』;(判決による)債務

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Explanation

1. 基本情報と概要

英単語: judgement

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): the ability to make considered decisions, or the final opinion or decision reached after careful thought

意味(日本語): 物事をよく考えた上で判断を下す能力、または慎重に考えた後の結論・意見のことです。

「judgement」は、人や状況を評価して決断を下す、または裁判所などで判決を下すときに使われる名詞です。日常会話からビジネス・法律の分野まで広く使われますが、ややフォーマルなニュアンスもあります。


  • 活用形: 名詞のため、形そのものは変化しません。

  • 他の品詞に変化した例:


    • judge (動詞)「判断する、裁く」

    • judicial (形容詞)「司法の、裁判の」

    • judicatory (形容詞/名詞)「裁判所の、司法権の/裁判機関」


CEFRレベル: B2(中上級)

学習される方には少し上のレベルになるかもしれませんが、ビジネスや法的文書でもよく登場するため、覚えておくと便利です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • [judge](判断する、裁く) + [ment](名詞化する接尾語)

    • “judge”は「裁判官」「判断する」という意味をもつ語で、そこに名詞化の接尾語“-ment”がつき、「判断・裁決」という名詞になっています。


  • 派生語や類縁語:


    • judgment (アメリカ英語での綴り)

    • misjudgement/misjudgment(誤判断)

    • judicious(賢明な、思慮深い)


  • コロケーション(共起表現): 10個


    1. exercise judgement(判断力を発揮する)

    2. pass judgement on ~(~に対して判断を下す)

    3. reserve judgement(判断を保留する)

    4. final judgement(最終的な判断/判決)

    5. good judgement(適切な判断)

    6. poor judgement(誤った判断)

    7. sound judgement(確かな判断)

    8. legal judgement(法的判決)

    9. moral judgement(道徳的な判断)

    10. call someone’s judgement into question(誰かの判断を疑問視する)



3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    ラテン語の“judex”(裁判官)や“judicare”(裁く)に由来しており、古フランス語“jugement”を経て英語に取り入れられました。


  • 歴史的な使用:

    中世~近世ヨーロッパで法廷用語として頻繁に使われてきました。その後、一般的な「判断」という意味でも使われるようになりました。


  • ニュアンスと使用時の注意:


    • フォーマルな文脈で用いられることが多いですが、日常会話でも使われます。

    • 「相手を批判する」というニュアンスで用いられる場合もあるため、文脈に応じてポジティブにもネガティブにもなり得ます。

    • 「judgment」と「judgement」は英米の綴りの違いですが、近年はアメリカ英語でも「judgement」が使われる例も増えています。



4. 文法的な特徴と構文


  • 文法上のポイント:


    • 不可算名詞として扱われることが多いですが、文脈によっては可算扱いもされる場合があります(例: “make a judgement”)。

    • “judgement”を使った構文としては “make a judgement (on/about ~)”、“pass judgement (on ~)” などがあります。


  • よく使われる構文:


    1. make a judgement about ~(~に関して判断を下す)

    2. pass judgement on ~(~を裁く/批判的に見る)

    3. come to a judgement(結論・判断に至る)


  • フォーマル/カジュアルな使用シーン:


    • フォーマル: 法廷、ビジネス文書、学術論文

    • カジュアル: 日常会話で「判断」を表すとき



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I trust her judgement when it comes to choosing good restaurants.”

    (彼女のレストラン選びの判断は信用できるよ。)


  2. “It’s not my place to pass judgement on their lifestyle.”

    (彼らのライフスタイルを私が批判する立場ではないよ。)


  3. “You should use your own judgement instead of always asking others.”

    (常に他人に聞くのではなく、自分の判断で決めたほうがいいよ。)


ビジネスの例文


  1. “We need to make a final judgement on the new marketing strategy by Friday.”

    (金曜までに新しいマーケティング戦略について最終判断を下す必要があります。)


  2. “Her judgement in negotiating deals has proven invaluable to our company.”

    (交渉における彼女の判断力は当社にとって非常に価値あるものです。)


  3. “I will reserve my judgement until I have all the facts.”

    (すべての事実を把握するまでは判断を保留します。)


学術的な(アカデミックな)例文


  1. “According to Kant, moral judgement is based on reason rather than emotion.”

    (カントによれば、道徳的判断は感情ではなく理性に基づくとされる。)


  2. “Research findings can influence professional judgement in clinical settings.”

    (研究結果は臨床の現場における専門家の判断に影響を及ぼし得る。)


  3. “The study examines how social context affects an individual’s legal judgement.”

    (その研究は社会的な文脈が個人の法的な判断にどのように影響するかを検証している。)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語:


    1. decision(決定)


      • 「決断」を意味し、より行動につながる最終的な結論に重点がある。


    2. verdict(評決・判決)


      • 法的文脈での「評決」に特化したニュアンスが強い。


    3. opinion(意見)


      • 個人の観点や主張を表わすが、必ずしも慎重な思考プロセスを伴うわけではない。


    4. assessment(評価)


      • 「評価・査定」というニュアンスが強く、結果や点数をつける場合にも使われる。



  • 反意語:


    • ignorance(無知)

    • しっかりと判断・評価するための知識や情報が欠けている状態。


これらは微妙にニュアンスが異なるので、文脈に応じて適切に使い分ける必要があります。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA):


    • /ˈdʒʌdʒ.mənt/


  • 強勢(アクセント): 最初の “judg” の部分に強勢があります。

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 一般的に発音上の大きな違いはありませんが、綴りで “judgment” (米) / “judgement” (英) と異なる場合があります。


  • よくある発音ミス: 「dg」の部分を濁らずに発音してしまうなど。正しくは「ジャッジメント」に近い音です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “judgement” と “judgmnent” など、nの入れ忘れや位置間違いに注意。アメリカ英語では “judgment” が一般的な綴りです。

  • 同音異義語との混同: “judge” (動詞/名詞) と “judgement” (名詞) を混同しないように注意。

  • 試験対策での出題傾向: TOEICや英検などの長文読解・語彙問題で登場しやすい単語。特に法的・ビジネス的文脈の読解で頻出です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “judge” + “-ment” = “judgement” と覚える:語源を意識するとスペリングをミスしにくくなります。

  • 判事のハンマー(ガベル)のイメージを連想すると、法的判断・物事の正否に対する決定を思い出しやすいです。

  • “good judgement” と “poor judgement” の対比を覚えると、会話の中でネイティブがよく口にするフレーズとして使いやすくなります。

以上が、名詞 “judgement” の詳細な解説です。フォーマルからカジュアルまで幅広く使われる単語ですので、文脈に合わせて使ってみてください。

Meaning Image
judgement
Sense(1)

〈U〉〈C〉(…についての)判断,判定;〈C〉(判断に基づく)見解《+on+

Sense(2)

〈U〉判断力,思慮,分別

Sense(3)

〈C〉〈U〉判決;(判決による)債務

英和例文問題 / 中級英単語(CEFR-J B1)

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