Source Word
hopeful
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: hopeful
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): feeling or showing hope; optimistic
意味(日本語): 希望に満ちた、楽観的な
「hopeful」は、「未来に対して前向きで、良い結果を期待している」というニュアンスの形容詞です。自分が望む状況が実現するかもしれないと信じている心の状態を表します。
活用形: 形容詞なので活用はありませんが、副詞形は「hopefully」、名詞形はありません(「hope」という名詞は別)。
例:
- hopeful (形容詞)
- hopefully (副詞: 「願わくば、希望に満ちて」という意味)
CEFRレベル目安: B1(中級)
・日常会話や文章でもよく使われるくらいの難易度です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語構成:
- 「hope」(希望) + 接尾辞「-ful」(~に満ちた)
- 「hope」(希望) + 接尾辞「-ful」(~に満ちた)
- 派生語・関連語:
- hopefully (副詞)
- hopeless (形容詞: 希望のない)
- hope (名詞・動詞: 希望、希望を持つ)
- hopefully (副詞)
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ10個:
- a hopeful outlook(前向きな見通し)
- feel hopeful about …(…に対して希望を抱く)
- remain hopeful(希望を持ち続ける)
- cautiously hopeful(用心深く楽観している)
- a hopeful sign(希望の兆し)
- sound hopeful(希望にあふれた口調で話す)
- be hopeful of success(成功を期待している)
- a hopeful candidate(有望な候補者)
- look hopeful(希望に満ちた様子である)
- stay hopeful(希望を捨てずにいる)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「hope」という古英語「hǣp(信頼、期待)」が中英語を経て「hope」に変化し、そこに「~を満たす」という意味を持つ接尾辞「-ful」が付いたものです。
- ニュアンス:
- 「hopeful」はポジティブな雰囲気を強く伝えます。自分の将来や物事の結果に対して「うまくいくんじゃないか」と感じているときに使われます。
- カジュアルな会話でもフォーマルな場面でも使われますが、非常にストレートに「ポジティブな気持ち」を表す語なので、集まりやスピーチなどで「前向きな姿勢」を示すのに適しています。
- 一方で、過度に「hopeful」を強調すると、「大丈夫だろう」と楽観しすぎているとも受けとられることがあります。
- 「hopeful」はポジティブな雰囲気を強く伝えます。自分の将来や物事の結果に対して「うまくいくんじゃないか」と感じているときに使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞: 多くの場合、be動詞や感情を表す表現と一緒に使います。
- S + be + hopeful (about …)
- remain / stay + hopeful
- S + be + hopeful (about …)
- 副詞形: hopefully (例: “Hopefully, things will improve.”)
- 可算・不可算: 「hopeful」は形容詞で、可算名詞不可算名詞の違いはありません。
- 使用シーン:
- フォーマル/カジュアルどちらでも可。
- 書き言葉・話し言葉、多様な場面で使用可能。
- フォーマル/カジュアルどちらでも可。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
- “I’m hopeful that I’ll pass the exam this time.”
(今度の試験は合格できそうな気がするよ。) - “She sounded really hopeful about her new job.”
(彼女は新しい仕事にとても期待しているようだった。) - “Stay hopeful; good news might be just around the corner.”
(希望を捨てないで。いい知らせがもうすぐかもしれないよ。)
(2) ビジネスシーンでの例文
- “We are hopeful that our sales figures will improve next quarter.”
(来四半期は売り上げが伸びると期待しています。) - “The management remains hopeful despite the recent setbacks.”
(経営陣は最近の後退があってもなお希望を持ち続けています。) - “I’m hopeful we can close the deal by the end of this month.”
(今月末までには取引をまとめられると期待しています。)
(3) 学術・アカデミックな文脈での例文
- “Researchers are hopeful that the new vaccine will be effective.”
(研究者たちは新しいワクチンが有効だと期待しています。) - “We remain hopeful about finding a solution to this complex problem.”
(私たちはこの複雑な問題を解決できることを引き続き期待しています。) - “The team is hopeful that further studies will confirm these findings.”
(チームはさらなる研究がこれらの発見を裏付けると期待しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- optimistic(楽観的な)
- 「物事はうまくいくだろう」と考える姿勢を示す点で類似。
- 「物事はうまくいくだろう」と考える姿勢を示す点で類似。
- positive(前向きな)
- 不安要素があっても物事の良い面に注目するニュアンス。
- 不安要素があっても物事の良い面に注目するニュアンス。
- confident(自信のある)
- 結果に対して自信があるというニュアンスが強い。
- 結果に対して自信があるというニュアンスが強い。
- cheerful(陽気な、快活な)
- 気持ちが明るく、元気な印象を含む場合に用いられる。
- optimistic(楽観的な)
反意語 (Antonyms)
- hopeless(絶望的な)
- 「全く希望がない」というネガティブなニュアンス。
- 「全く希望がない」というネガティブなニュアンス。
- pessimistic(悲観的な)
- 未来や結果を悪い方向へ考えるニュアンス。
- 未来や結果を悪い方向へ考えるニュアンス。
- doubtful(疑わしい)
- 「うまくいくと思えない」という懐疑的なニュアンス。
- hopeless(絶望的な)
「hopeful」は「希望や楽観を持っている」というニュアンスが核になります。類義語の中では「optimized」と異なり、学術的な最適化と混同はしないように注意しましょう(“optimistic”には「楽観的」という意味がありますが、スペルが違うのでまちがえやすいかもしれません)。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
- アメリカ英語: /ˈhoʊp.fəl/
- イギリス英語: /ˈhəʊp.fəl/
- アメリカ英語: /ˈhoʊp.fəl/
- 強勢 (アクセント): 「hope」の部分に強勢があります。
- よくある発音ミス:
- 「ho-pe-ful」と区切ってしまって「houp-eful」となる場合がありますが、実際には子音が連続して「ホープフル」と一息に言います。
- イギリス英語では /əʊ/ の音が少し長めに感じられます。
- 「ho-pe-ful」と区切ってしまって「houp-eful」となる場合がありますが、実際には子音が連続して「ホープフル」と一息に言います。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “hopefull” と “l”を二重に書いてしまう誤りに注意。正しくは「hopeful」で“l”は一つ。
- 同音・類似表現との混同: “hopeful” と “hopeless” は真逆の意味。母語での感覚が「hope + less」「hope + ful」で混ざらないように意識しましょう。
- 試験対策: TOEICや英検などでは「be hopeful about …」という形の熟語的表現で選択肢に出てくることがあります。同時に「optimistic」との意味の区別を問う問題もあり得ます。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “hope + ful” → 「希望で“いっぱい”」というイメージで覚えるとよいです。
- 「ful」は「誤って “full” と書きがちだけど、接尾辞のときは“ful”になる」というスペルルールを頭に入れておくと便利です。
- ポジティブなイメージを頭に描き、「明るい未来を想像する自分の姿」を思い浮かべながら学習すると定着しやすいでしょう。
「hopeful」は「希望に満ちた」「楽観的な」という前向きな気持ちを表す言葉です。ビジネスでも日常でも使い勝手の良い単語なので、ぜひ繰り返し使って感覚をつかんでください。
Meaning Image
Sense(1)
希望に満ちた
Sense(2)
有望な,見込みのある,末たのもしい