Source Word
freezer
IPA(Pronunciation)
Explanation
1. 基本情報と概要
単語: freezer
品詞: 名詞 (countable noun)
意味 (英語): A device or compartment for freezing and storing food and other items at very low temperatures.
意味 (日本語): 食品やその他の物を非常に低い温度で凍結・保存するための装置、またはその区画。いわゆる「冷凍庫」のことです。
「冷凍庫」は日常生活では料理や食材を長期保存したいときに使う場所です。家庭でよく使われる電化製品のひとつで、温度を0℃以下に保って食品を凍らせるための装置を指します。
活用形:
- 単数形: freezer
- 複数形: freezers
※動詞「freeze」の名詞形が「freezer」ですが、他品詞への変化例としては下記のような形があります:
- 動詞: freeze (凍る・凍らせる)
- 過去形: froze
- 過去分詞形: frozen
- 形容詞: frozen (凍った)
CEFRレベルの目安: A2(初級)
日常会話や料理の場面で登場する単語なので、比較的初級レベルで学習されることが多いですが、覚えておくと便利な単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹: freez- (freeze: 凍る・凍らせる)
- 接尾語: -er (「〜する人・もの」という意味を付加)
つまり「freeze (凍らせる) するもの」→「freezer (冷凍庫)」という構成です。
関連する単語や派生語
- freeze (動詞)
- frozen (形容詞)
- freezing (形容詞・動名詞)
- defrost (動詞: 冷凍を解かす)
よく使われるコロケーションや関連フレーズ(10個)
- put food in the freezer (食べ物を冷凍庫に入れる)
- take something out of the freezer (冷凍庫から何かを取り出す)
- defrost the freezer (冷凍庫の霜取りをする)
- chest freezer (大型の横蓋式冷凍庫)
- upright freezer (立式の冷凍庫)
- freezer burn (冷凍焼け)
- freezer compartment (冷凍室/冷凍庫の区画)
- keep fresh in the freezer (冷凍庫で新鮮な状態を保つ)
- transfer to a freezer-safe container (冷凍保存に適した容器に移す)
- deep freezer (大容量の業務用・家庭用の大型冷凍庫)
3. 語源とニュアンス
- 語源: 「freezer」は動詞「freeze」に、行為を行う人や装置を示す接尾辞「-er」がついたものです。
- 歴史的背景: 「freeze」は古英語の“freosan”(氷結する)を起源とし、「冷凍させる・凍る」という意味を持つようになりました。その名詞形(装置を示す -er)として「freezer」が生まれました。
- ニュアンス: 「freezer」は非常に日常的・実用的な単語で、特定の感情的な響きはあまりありません。カジュアルな会話からビジネス文書まで幅広いシーンで使えますが、主に家庭や職場の調理場面での使用が中心です。
4. 文法的な特徴と構文
- 可算名詞: “a freezer,” “two freezers” などのように数えられます。 “the freezer” と定冠詞を付けて特定のものを指すことも多いです。
- 一般的な構文:
- “I bought a new freezer.” (新しい冷凍庫を買った。)
- “There is a separate freezer in the basement.” (地下に別の冷凍庫がある。)
- “I bought a new freezer.” (新しい冷凍庫を買った。)
日常会話でもビジネスのフードサービス場面でも使われることがありますが、文体を問わずシンプルに使えます。フォーマル/カジュアルどちらでも問題ありません。
5. 実例と例文
日常会話 (カジュアル)
- “Can you grab the ice cream from the freezer?”
(冷凍庫からアイスクリームを取ってくれる?) - “I always keep extra bread in the freezer so it doesn’t go bad.”
(余ったパンを冷凍庫に入れておいて、傷まないようにしているんだ。) - “Make sure you close the freezer door tightly.”
(冷凍庫のドアをしっかり閉めるのを忘れないでね。)
ビジネス (職場や業務で)
- “We need a larger freezer to store all the meat products.”
(肉製品をすべて保存するために、もっと大きい冷凍庫が必要です。) - “Please label all items before placing them in the freezer.”
(冷凍庫に入れる前に、すべての品にラベルを貼ってください。) - “The freezer temperature must be checked and recorded every morning.”
(冷凍庫の温度は毎朝確認して記録しなければなりません。)
学術的・専門的な文脈
- “An industrial freezer can rapidly lower the core temperature of perishable goods.”
(業務用冷凍庫は生鮮食品の中心温度を素早く下げることができる。) - “Proper freezer management helps retain nutritional value in frozen produce.”
(適切な冷凍庫管理は、冷凍野菜や果物の栄養価を保つのに役立つ。) - “Freezer technology has advanced to include energy-efficient and eco-friendly models.”
(冷凍庫技術は進歩し、省エネかつ環境に優しいモデルが登場してきている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- refrigerator (冷蔵庫)
冷蔵庫全体を指し、0℃以下になる冷凍機能を含むものもあれば、冷蔵室のみのものもあります。 - fridge (冷蔵庫の口語形)
“fridge”はカジュアルに「冷蔵庫」を指す口語。冷凍機能を含む場合もありますが、「freezer」とは少し意味が狭まります。 - chiller (冷却装置)
「chiller」は冷却する装置ですが、冷凍(凍結)ではなく「冷やす」レベルを指すことが多く、温度帯は高めです。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、暖める装置としては “heater” が該当します。ただし、用途や意味の関連性は薄いです。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA表記:
- 米国英語 (AmE): /ˈfriːzər/
- 英国英語 (BrE): /ˈfriːzə(r)/
- 米国英語 (AmE): /ˈfriːzər/
- 強勢 (アクセント): “free” の部分に強勢が置かれます (FRE-zer)。
- 発音の違い:
- アメリカ英語では語末の “r” をはっきり発音する傾向があります。
- イギリス英語では語末の “r” は弱い・またはほぼ発音されない地域が多いです。
- アメリカ英語では語末の “r” をはっきり発音する傾向があります。
- よくある間違い: “freezer” の綴りを “freez er” のようにスペースを入れてしまったり、e を一つ落とした “frezer” と綴ってしまうミスがあります。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペル: “f-r-e-e-z-e-r” と e が連続する箇所が2つあります。「free + zer」のつもりで書くと“freezer”を正しく綴ることができます。
- 同音異義語の混同: “freezer”と “frees her” (彼女を自由にする) は文脈上ほぼ混同することはありませんが、耳で聞いた時には同音に近い発音になることがあります。
- 試験対策: TOEICや英検などで直接問われる頻度は高くはないですが、リスニングで「家庭用電化製品」に関する問題や長文読解などで登場する可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「freeze(凍らせる)」という動詞に「-er」がつくと「〜する装置」を表すようになる、という規則性で覚えるとよいです。
- “freezer” は「フリーザー」とカタカナでもよく表記されますが、英語表記とのスペルの違いに注意します。
- 覚え方のヒントとしては、「freeze(凍る) + er(~する装置)」→「凍らせる装置 = freezer」とイメージすると定着しやすいでしょう。
以上が名詞「freezer」の詳細解説です。ぜひ日常会話や英語学習に役立ててください。
Meaning Image
Sense(1)
冷凍器,フリーザー,冷凍室,冷凍庫