Last Updated:2025/12/02

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Source Word

follow up

IPA(Pronunciation)

《…を》 引き続き調べる, 追求する, 究明する 《on》

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Explanation

1. 基本情報と概要

単語: follow up

品詞: 句動詞 (phrasal verb) / 名詞 (follow-up) / 形容詞 (follow-up)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 日常会話やビジネスの場面で広く使われる表現です。

意味(英語):


  • (動詞) “to take further action after something has been done or discussed”

    (何かが行われたり話し合われたりした後に、さらに行動を起こすこと)

  • (名詞) “something done to continue or complete a previous action”

    (前の行動を継続・完成させるために行われるもの)

  • (形容詞) “related to or done after an initial action”

    (初動の後に行われるもの、またはそれに関連するもの)

意味(日本語):


  • (動詞) すでに行ったことや話し合ったことを追跡して、追加の行動をとること。たとえば、お願いしたことがきちんと進んでいるか確認したり、追加情報をメールで送ったりするときに使います。

  • (名詞) 追跡や追加作業そのものを指します。

  • (形容詞) 何かに続いて行われることを指します。

「前のやりとりや対応を忘れずに追いかけるニュアンス」があり、ビジネスメールや電話でよく使われる表現です。

活用形:


  • 動詞: follow up – followed up – followed up – following up

  • 名詞: a follow-up (可算名詞) / follow-ups (複数)

  • 形容詞: follow-up (通常変化しない)

他の品詞例:


  • follow (動詞) 「後についていく、従う」

  • follower (名詞) 「フォロワー、追随者」

  • following (形容詞) 「次の~、以下の~」


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • “follow” + “up”


    • 「follow」は「後を追う、続ける」、

    • 「up」は「さらに先へ、上へ」、何かを「追いかけて最後までやり遂げる」イメージを強める働きをします。


派生語や類縁語:


  • follow, follower, following, follow through, follow out など

よく使われるコロケーション(10個):


  1. follow up with a phone call (電話で追跡確認をする)

  2. follow up with an email (メールで追加連絡をする)

  3. follow up on a request (依頼について追跡する)

  4. follow up on a lead (見込み客・手がかりを追跡する)

  5. follow up on the discussion (議論を追跡する)

  6. follow-up appointment (追加の予約・診察)

  7. follow-up call (フォローアップの電話)

  8. follow-up question (追加質問)

  9. send a follow-up message (フォローアップメッセージを送る)

  10. provide a follow-up report (フォローアップ報告を行う)


3. 語源とニュアンス

語源:


  • 「follow」は古英語の “fylgan” に由来し、「後ろを行く、従う」という意味を持ちます。

  • 「up」は「上に」「さらに先へ」というニュアンスの副詞。

  • 組み合わさることで「後をさらに追って行動する」「追加行動をとる」というニュアンスになります。

ニュアンス・使用時の注意点:


  • ビジネスシーンで特に多用されます。カジュアルな場面でも使いますが、ビジネスでの「催促」や「確認」の文脈でよく頻出します。

  • 文章(メールなど)でも口語でも使われますが、フォーマルな文面では「I would like to follow up on…」のように丁寧に書くことが多いです。


4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞としての用法: 他動詞的に “follow up on + 目的語” として使うことが多いです。

    例: “I will follow up on the issue tomorrow.”

  • 名詞・形容詞としての用法: “follow-up” (ハイフンあり)で用い、可算名詞として使う場合は “a follow-up” となります。また形容詞として “follow-up question” など、名詞を修飾します。

イディオム/構文例:


  • “follow up on (something)” = 「(何か)を追跡する、追って確認する」

  • “do a follow-up” = 「フォローアップを行う」

可算・不可算の区別(名詞の場合):


  • 「フォローアップ行動」を1つの単位として数える場合があるため、基本的に可算名詞扱い。

  • 例: “We had several follow-ups after the meeting.”


5. 実例と例文

A. 日常会話での例文(3つ)


  1. : “I need to follow up with Tom about the party details.”

    : 「パーティーの詳細についてトムに改めて確認しなくちゃ。」


  2. : “Did you follow up on that book I recommended?”

    : 「僕が勧めた本、ちゃんとチェックしてみた?」


  3. : “I’ll follow up by sending you the recipe later.”

    : 「あとでレシピを送るからね。」


B. ビジネスでの例文(3つ)


  1. : “Please follow up on the client’s request and let me know the outcome.”

    : 「クライアントの依頼を追跡して、結果を教えてください。」


  2. : “I sent a follow-up email regarding the project timeline.”

    : 「プロジェクトのスケジュールに関して、フォローアップのメールを送りました。」


  3. : “We will do a follow-up call next week to discuss further details.”

    : 「来週、追加の詳細を話し合うためフォローアップの電話を入れます。」


C. 学術的・フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. : “The researchers conducted a follow-up study to verify the initial findings.”

    : 「研究者たちは初期の発見を検証するために追跡調査を行いました。」


  2. : “A follow-up examination will be necessary to ensure patient recovery.”

    : 「患者の回復を確認するためには追加検査が必要となります。」


  3. : “We plan to follow up on these results in our next publication.”

    : 「次の論文で、今回の結果をさらに追及する予定です。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語:


  1. check in(様子をうかがう)


    • 短い連絡をするニュアンス。より軽めの確認や連絡。


  2. follow through(最終的な完了まで責任を取る)


    • 最後までやり遂げるニュアンスで、「follow up」と比較すると、続行・完遂にフォーカス。


  3. look into(詳しく調べる)


    • 「何かの問題や状況に対して調査する」イメージ。


  4. pursue(追求する)


    • よりフォーマルで執着的に追う感じ。


反意語:


  • 特になし

    (「follow up」は何かを追いかける行為なので、反対の意味は “ignore”(無視する)などが挙げられますが、直接の反意語として使われるものはありません。)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • : /ˈfɑːloʊ ʌp/

  • : /ˈfɒləʊ ʌp/

強勢:


  • “follow” の「fo-」の部分にアクセントがきます。

  • “up” は短く添えるように発音されます。

よくある発音ミス:


  • “follow” の後ろの “-ow” を 「オー」と発音しすぎたり、「アウ」となったりすること。

  • 通常米音では “ファロー” と聞こえるイメージでOKです。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “followup” など一語にしてしまうケースがありますが、動詞句として使うときは “follow up” (2語)。名詞/形容詞としては “follow-up” (ハイフンあり) が一般的。

  • 同音異義語との混同: “fall up” や “fill up” と聞き間違える場合があるので注意。

  • 試験対策: TOEIC や英検などのビジネス文脈で “follow up on…” の形が出題されやすい。意味をしっかり押さえておくと、リスニングやリーディングで役立ちます。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「誰か(何か)の後ろを (follow) さらに (up) 追いかける」というイメージで覚えると分かりやすいです。

  • メールや電話などで「後で再度連絡する」という場面を思い浮かべると、自然と使い方がイメージできます。

  • 「フォローアップ」というカタカナ外来語として日本語でも定着しているので、「前にやっていたことにもう一回触れる」ということを思い出すと混乱しにくくなります。

以上が “follow up” の詳細な解説です。ビジネスでもプライベートでも使いやすい便利な表現なので、ぜひ積極的に使ってみてください。

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follow up
Sense(1)

《…を》 引き続き調べる, 追求する, 究明する 《on》

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