最終更新日:2024/06/12

組織,機構 / 《しばしば複数形で》《米》(グラス・ソーダ水・氷など)酒を飲むときに必要なもの一そろい

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元となった辞書の項目

setup

組織,機構 / 《しばしば複数形で》《米》(グラス・ソーダ水・氷など)酒を飲むときに必要なもの一そろい

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解説

1. 基本情報と概要

単語: setup

品詞: 名詞(場合によっては形容詞的に使われる“set-up”という表記もあります)

活用形: 名詞のため、複数形は “setups” となります。

(動詞としては “set up” が対応します。こちらは “setting up” (進行形)、 “set up” (過去形・過去分詞形も同形) のように活用します。)

意味 (英語 & 日本語)


  • 英語: “setup” can mean an arrangement, a configuration, or the way something is organized or prepared.

  • 日本語: 「配置」や「設定」、「仕掛け」といった意味を持ちます。何かを準備したり配置した結果の状態や、システムの設定状態などを指します。

「setup」という名詞は、ある物事の状態を整える“セットアップ”の結果としての「構造」「仕組み」「設定状態」を表す単語です。日常会話やビジネスでも、PCや機械の「設定・準備」の意味でよく使われ、ややカジュアルからビジネスまで幅広く使えます。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)

複雑な事柄の設定や構成について英語で説明できる程度のレベルが想定されます。

2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • set + up

    本来は動詞句 “set up” として「設置する」「準備する」を意味しますが、これが名詞化して “setup” となり、「準備された状態」や「構成」を表します。

派生語・関連語


  • set up (phr. v.): 設置する、準備する

  • set-up (adj.): 「準備された」「事前に仕組まれた」のような形容詞的用法

  • settings (n.): (機器やソフトウェアなどの)設定箇所、環境設定

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. “computer setup” → 「コンピュータの設定・環境」

  2. “setup wizard” → 「セットアップウィザード(初期設定支援プログラム)」

  3. “home theater setup” → 「ホームシアターの構築」

  4. “network setup” → 「ネットワークの設定」

  5. “initial setup” → 「初期設定」

  6. “testing the setup” → 「セットアップをテストする」

  7. “setup process” → 「セットアップのプロセス」

  8. “complete a setup” → 「セットアップを完了する」

  9. “elaborate setup” → 「手の込んだ仕掛け(構造や舞台装置など)」

  10. “troubleshoot the setup” → 「設定(構成)をトラブルシュートする」

3. 語源とニュアンス

語源


  • 「set」は古英語の “settan” に由来し、「置く」「据える」を意味します。

  • 「up」のルーツはゲルマン系で、「上へ」「(状態を)起こす」「立ち上げる」といった方向性を表す前置詞・副詞です。

  • これらが組み合わさり“set up”となり、さらに名詞化して「setup」となりました。

ニュアンス・使用上の注意


  • カジュアル/日常会話: 機械やソフトウェアなど、何かを準備または設定するときに使う。

  • ビジネス/フォーマル: イベントの「準備段階」や「構造(企業体制の構築など)」を表す場合に使う。

  • 微妙なニュアンス: ときに「わな」や「陰謀」のニュアンスも持ち得ます(たとえば “It was a setup!” は「罠だった!」という意味にもなります)。

4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞 (countable): “setup” は可算名詞です。例えば “a setup” / “two setups” の形で数えることができます。

  • 動詞としては “set up”: 他動詞的に「何かを設置・準備する」の意味で用いられます。


    • 例: “I set up my computer.” のように目的語(computer)を伴う。


  • 形容詞的な “set-up”: ハイフンでつながる形で別の名詞を修飾することがあります。


    • 例: “a set-up procedure” → 「準備手順」


5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. “How’s your new gaming setup? It looks amazing!”


    • 「新しいゲーミング用のセットアップはどう?すごく良さそうだね!」


  2. “The setup for the party took longer than we expected.”


    • 「パーティの準備に思ったより時間がかかったよ。」


  3. “I need to check the microphone setup before we start the show.”


    • 「ショーを始める前にマイクのセッティングを確認しないと。」


(2) ビジネスでの例文


  1. “Our office setup should promote better communication among teams.”


    • 「オフィスの配置は、チーム間のコミュニケーションを促進するようにするべきです。」


  2. “We’re having some issues with the network setup in the new department.”


    • 「新しい部署のネットワーク設定に問題が生じています。」


  3. “The setup cost of this project is quite high, but we can manage it.”


    • 「このプロジェクトの初期費用は高めですが、対処可能です。」


(3) 学術的/専門的な文脈での例文


  1. “In this experiment, the laboratory setup is crucial to obtain accurate results.”


    • 「この実験では、正確な結果を得るためにラボのセットアップが重要です。」


  2. “A complex setup can yield more detailed data but requires careful calibration.”


    • 「複雑な装置構成は詳細なデータをもたらす反面、注意深い校正を要します。」


  3. “The experimental setup included multiple sensors to capture various parameters.”


    • 「実験装置には、さまざまなパラメータを取得するために複数のセンサーが含まれていました。」


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. configuration (n.) → 「構成、設定」


    • 機器の設定やシステムの構成を指す点で類似。ただし “setup” はよりカジュアルに「準備段階」や「出来上がり」の両方を意味できます。


  2. arrangement (n.) → 「配置、取り決め」


    • 人や物の配置・段取りを示す。 “setup” より広い意味で使われる。


  3. installation (n.) → 「インストール、取り付け」


    • 特にソフトウェアや機器を導入するプロセスに焦点を当てる場合に使う。 “setup” は完成した「状態」を指しやすい。


反意語


  • “dismantling” (n.) → 「分解」「解体」

  • “breakdown” (n.) → 「分解」「崩壊」

    これらは “setup” と対極で、作り上げるのではなく解体・処理する方向性です。

7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /ˈsɛtˌʌp/


    • アメリカ英語: [セッ(ト)-アップ] のように、ややはっきりと区切って発音する感じです。

    • イギリス英語: 基本は同じですが、「アップ」の母音がやや[ʌ]に近くなる傾向があります。


  • 強勢: “SET” の部分に主なアクセントが置かれ、次に “up” の箇所をやや短く発音するイメージです。

よくある発音の間違い


  • “seat-up” のように「イー」と伸ばしてしまう

  • アクセントが “up” に偏る

8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “setup” を “set up” で書くべきところや、逆に動詞の場面で “setup” を使ってしまうミスに注意。

  2. 動詞と名詞の混同: 動詞の場合は必ず “set up” と二つに分けます。名詞の場合は基本的に “setup” と一語にします。

  3. TOEIC・英検など: IT関連の問題やビジネスシーンで、ネットワーク設定やプロジェクトの初期段階に関する記述として出題されることがあります。

9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「準備を上に積み上げる」イメージで “set” + “up” → 「何かを立ち上げて準備する」→ その結果の状態が “setup”。

  • 動詞の場合はセットアップの動作 (“set up”)、名詞は出来上がりの状態 (“setup”) と使い分けると覚えやすいです。

  • コンピュータの “setup.exe” を思い浮かべると、名詞として「インストールや設定を行うプログラム」を指すので定着しやすいでしょう。


以上が “setup” の詳細な解説です。名詞としての “setup” と、動詞句 “set up” はよく混同されるので、場面に応じて使い分けが必要です。ぜひ参考にしてみてください。

意味のイメージ
setup
意味(1)

組織,機構

意味(2)

《しばしば複数形で》《米》(グラス・ソーダ水・氷など)酒を飲むときに必要なもの一そろい

ビジネス英単語(BSL) / 英訳 / 記述問題

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