最終更新日:2025/11/18
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【動/他】(人など)に同行する / に付随して起こる / (歌・歌手)の伴奏をする

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元となった辞書の項目

accompany

動詞

【動/他】(人など)に同行する / に付随して起こる / (歌・歌手)の伴奏をする

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解説

動詞 “accompany” を徹底解説


1. 基本情報と概要

英語: accompany

日本語: 同行する、付随する、伴奏する

品詞: 動詞 (他動詞)


  • 例: “I will accompany you to the station.”

    (「駅までご一緒しますね。」)

意味の解説

「accompany」は「誰かと一緒に行く」「ついていく」「付き添う」という意味で使われます。また、音楽に関しては「伴奏をする」という意味でも用いられます。

・たとえば、人と一緒に旅行したり、場所に行くときは「同行する」というニュアンスがあります。

・音楽では、主旋律に合わせてピアノやギターで”伴奏する”イメージがあります。

学習者にとっては「go with」や「join someone」というイメージで覚えやすいでしょう。ややフォーマル寄りの単語なので、ビジネスやかしこまった場面でも使われやすいです。

活用形


  • 原形: accompany

  • 三人称単数現在形: accompanies

  • 現在分詞 / 動名詞形: accompanying

  • 過去形: accompanied

  • 過去分詞: accompanied

他の品詞形


  • 名詞形は直接的にはありませんが、派生語として以下の形容詞があります:


    • accompanying (形容詞): 「付随する」「同行している」

    • 例: “The accompanying documents” (「添付の書類」)


CEFRレベル


  • 目安: B2(中上級)


    • 日常会話以上の文脈やビジネス、学術内容でも登場が期待される単語です。



2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 接頭語: “ac-” (ラテン語由来で「〜へ」「共に」というニュアンス)

  • 語幹: “company” (仲間、同伴などの意味が基になっている)

  • 接尾語: なし(“company” に接頭語 “ac-” がついて “accompany” という形になっています)

関連語や派生語


  • “companion” (名詞): 仲間、連れ

  • “company” (名詞): 会社、仲間、同席

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. accompany someone to (場所)

    (人を〜へ連れて行く)

  2. accompany by car / accompany in a car

    (車で同行する)

  3. accompany on piano

    (ピアノで伴奏する)

  4. be accompanied by a friend

    (友人が一緒についてくる)

  5. be accompanied by music

    (音楽を伴う / 音楽が付随する)

  6. accompany a document / letter

    (書類 / 手紙に添付する)

  7. accompany a patient

    (患者に付き添う)

  8. accompany a client

    (顧客に同行する)

  9. “Please accompany me.”

    (「ご一緒してください。」)

  10. “Accompany the main dish with salad.”

    (メインディッシュにサラダを添える)

注意: (10) のように、「料理にサラダを添える」という文脈で「accompany」を使うこともあります。


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「accompany」は古フランス語の “acompagner” に由来し、さらにラテン語の “ad-”(〜へ)+ “companion”(仲間)から来ています。「誰かと一緒に行く」という意味がもともと根底にあります。

ニュアンス


  • 「誰かと一緒に」「付き添う」という柔らかい響きがあります。カジュアルに「go with」でもOKですが、ややフォーマルな印象のある語です。

  • 音楽では「伴奏をする」という特別な意味があるため、文脈に注意が必要です。

使用シーン


  • フォーマル / セミフォーマル (ビジネス文章や公的文書などでよく使われる)

  • 口語でも使われるが、「go with」などの方がよりカジュアルな印象を与えます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 他動詞として使われ、目的語に「同行する対象」や「伴奏する対象」がきます。

    例: “I will accompany you.” (目的語: you)


  • “accompany” + 目的語 + 前置詞 “to/into/through …” などとなりやすいです。

    例: “She accompanied her mother to the doctor’s office.”


  • 口語構文としては「come with me」の意味を「accompany me」と言ってもよいですが、フォーマルさが増します。


イディオム的用法


  • “accompany something with something” : 「(何かに)〜を添える」、「同時に付ける」

    例: “We often accompany sushi with soy sauce.”


5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “Could you accompany me to the store? I don’t want to go alone.”

    (お店まで付き合ってくれない? 1人で行きたくないの。)

  2. “I’ll accompany my friend on a road trip this weekend.”

    (今週末は友達と一緒にドライブ旅行に行くんだ。)

  3. “My brother accompanied me when I was looking for a new apartment.”

    (新しいアパートを探している時、兄が一緒に来てくれた。)

ビジネスでの例文(3つ)


  1. “I will accompany our guests to the conference room.”

    (お客様を会議室までご案内します。)

  2. “Please find the attached file accompanying this email.”

    (このメールに添付ファイルをお付けしています。)

  3. “Our sales representative will accompany you to the factory tour.”

    (当社の営業担当が工場見学にご同行いたします。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “The phenomenon is often accompanied by a sudden drop in temperature.”

    (その現象はしばしば急激な気温低下を伴います。)

  2. “In many cases, increased stress levels are accompanied by sleep disturbances.”

    (多くの場合、ストレスレベルの上昇は睡眠障害を伴います。)

  3. “These research findings are accompanied by detailed data in the appendix.”

    (これらの研究結果には付録に詳細なデータが添付されています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. go with (一緒に行く)


    • よりカジュアルな感じ。


  2. escort (エスコートする)


    • よりフォーマルでかしこまった印象、護衛やガイドのニュアンスが強い。


  3. attend (付き添う、出席する)


    • “accompany” よりも「参加・出席」の意味も強い。


反意語 (Antonyms)


  • leave (去る)


    • 「同行せずに去る」「その場を離れる」といった対照的なイメージ。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA)


  • アメリカ英語: /əˈkʌm.pə.ni/

  • イギリス英語: /əˈkʌm.pə.ni/

アクセントの位置


  • “a*ccom*pany” の “com” のところに強勢があります (ə-KUM-puh-nee)。

よくある発音の間違い


  • つづりの “accompa-” をあやまって “accompany” の “pan” を強く読んでしまうエラーが散見されます。アクセントは真ん中の “com” にあることを意識しましょう。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “acompony” “acommpany” など、’c’ の重複や ‘m’ の抜けなどに注意が必要です。

  • 同音異義語: 類似のものは特になく、混同されにくいですが、“accompany” と “company” の区別を誤って“company”のつもりで“accompany”と書いてしまうケースがあります。

  • TOEICや英検などでも、「書類に同封する」「誰かに付き添う」などの文脈で出題されることがあります。フォーマルな文書表現に関しても見覚えがあるとよいでしょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「company (仲間)」に “ac-” (共に) が加わるイメージで「仲間として一緒に行く」=「同行する」と覚えると定着しやすいです。

  • スペリングは “ac + company” と分解して考えると間違いにくいです。

  • 音声イメージ: “a-kám-puh-nee” とリズムをつけて口ずさむと覚えやすいでしょう。

以上が、動詞 “accompany” の詳細解説です。フォーマルな場面から日常会話まで、シチュエーションに応じたうまい使い分けをぜひ身につけてください。

意味のイメージ
accompany
意味(1)

…‘に'伴って起こる;(…を)…‘に'半わせる,添える《++with+

彼女は親切にも駅までついて来てくれた。

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意味(2)

〈歌・歌手〉‘の'伴奏をする

戦争には悲惨と悲しみが伴う。

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意味(3)

〈人など〉‘に'同行する,随行する,ついて行く(go with)

彼女がピアノで伴奏してくれます。

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