最終更新日:2025/11/28

Which do you like better, this or that?

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あなたはこれとあれとどちらが好きですか。

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元となった文法の項目
73
A1.3

WH-疑問文: Which ...?

「どちら」を聞きたいときの疑問詞 which

あなたはこれとあれとどちらが好きですか。

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説明

WH-疑問文:「Which ...?」の使い方

「Which」は、複数の選択肢がある中で「どちら」「どの~」などを尋ねたいときに使います。文の中で主語(~が)として使われる場合と、目的語(~を)として使われる場合があるため、それぞれの用法を押さえましょう。


1. 「Which」が主語になる場合

「Which」が文の主語となり、「どちらが~ですか?」という形になります。「Which」の直後に動詞(多くはbe動詞や助動詞など)が続きます。


  • 例1: Which is better, this or that?

    「どちらがより良いですか? こちらですか、それともあちらですか?」

    → 「Which」が主語なので、動詞 is が直後に来ます。


  • 例2: Which is yours?

    「どちらがあなたのものですか?」

    → 「Which」は「あなたのもの」という概念を尋ねる主語になっています。



2. 「Which」が目的語になる場合

「Which」が文の目的語となり、「どちらを~しますか?」という形になります。多くの場合、Which do you …? などのような疑問文の形を取ります。


  • 例1: Which do you choose?

    「どちらを選びますか?」

    → 「Which」が「choose」の目的語になっています。


  • 例2: Which do you like better?

    「どちらのほうが好きですか?」

    → 「Which」が「like」の目的語になっています。



3. 「Which + 名詞」の形

「Which + 名詞」の形で、「どの~?」と尋ねることもできます。このとき、「名詞」部分で具体的な選択肢の分類を提示し、質問をより明確にします。


  • 例1: Which book do you recommend?

    「どの本をおすすめしますか?」


  • 例2: Which color do you prefer?

    「どの色を好みますか?」


このように、聞き手がどれかを選ぶよう求めるときに「Which + 名詞」を使うと、質問内容がはっきり伝わります。


4. 「Which」と「What」の違い(参考)

「Which」は「複数の選択肢が明確にある状態」で「どちら」や「どの~」を尋ねる場合に使われます。一方、「What」は「何か詳しい情報を問う」場合や「そうした選択肢が定まっていない」場合に使うことが多いです。


  • 例:


    • Which movie do you want to watch?

      → 候補(映画A、映画Bなど)がある程度はっきりしている場合。

    • What do you want to watch?

      → 何を見たいのか、ジャンルや作品など具体的な選択肢が定まっていない場合。



まとめ


  • 「Which」は、複数の選択肢の中から選ぶ場合に用いられ、


    • 文の主語として使われる場合は Which + 動詞

    • 文の目的語として使われる場合は Which + do/does/did + 主語 + 動詞

    • 名詞を伴う場合は Which + 名詞 + 疑問文の形


  • 「Which」か「What」かは、「選択肢がはっきりしているかどうか」で使い分けると理解しやすいです。

上記を踏まえて、それぞれの文章に合わせた適切な「Which」の使い方をマスターしましょう。

入門英文法問題(CEFR-J A1)

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