最終更新日:2025/11/28

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自分の部屋を掃除しなさい。

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元となった文法の項目
3
A1.1

肯定命令文 (一般動詞)

動詞の原形から始める命令文

自分の部屋を掃除しなさい。

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説明

以下では、一般動詞を用いた肯定命令文のポイントを、できるだけ詳しく整理してみましょう。


命令文とは

命令文(Imperative sentence)とは、「~しなさい」「~してください」「~して!」といった指示や命令を伝える文のことです。主語となる “You” をあえて省略するのが特徴で、文頭に動詞の原形を置いて表現します。


肯定命令文の作り方


  1. 動詞の原形を文頭に置く

    ・主語 “You” は通常省略して書きません。

    ・“Open the door.”(ドアを開けて)

    ・“Turn off the light.”(電気を消して)

    ・“Take this medicine.”(この薬を飲みなさい)


  2. 「Please」を使って丁寧に表現

    命令文は命令的な響きを持ちやすいので、丁寧な依頼にしたい場合は “Please” を加えます。以下の2通りの位置に入れられます。


    • 文頭に置く場合: “Please open the door.”

    • 文末に置く場合: “Open the door, please.”

      いずれも意味合いは「どうぞ~してください」と丁寧な響きになります。



命令文を使う際の注意


  • 強い命令や勧誘として聞こえることもある

    “You” が省略されているぶん、直接的な言い方になりやすいです。状況によっては失礼に受け取られないよう、トーンや文脈に注意する必要があります。

  • 「Do + 動詞の原形」での強調

    命令文を強調したい場合、動詞の前に “Do” を加えることがあります。

    例: “Do come in.”(どうぞ入ってください)

    これは相手に対して強く勧めたり、丁寧さを強調したりするときに使われます。


例文


  • “Read this book.”(この本を読みなさい)

  • “Please wash the dishes.”(お皿を洗ってください)

  • “Wash the dishes, please.”(お皿を洗ってください)

  • “Do help yourself.”(どうぞご自由にお取りください)

  • “Come here.”(ここに来て)


以上が、一般動詞を用いた肯定命令文の基本的な使い方とポイントです。命令文は直接的な表現であることに注意しながら、丁寧さを加えたいときに “Please” や “Do” を上手に使えるようになると、コミュニケーションがより円滑になります。

入門英文法問題(CEFR-J A1)

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