yawn
1. 基本情報と概要
単語: yawn
品詞: 動詞 (名詞としても使われる)
活用形:
- 現在形: yawn / yawns
- 過去形: yawned
- 過去分詞: yawned
- 現在分詞・動名詞: yawning
意味 (英語)
To open your mouth wide and breathe in air, usually when you are tired or bored.
意味 (日本語)
口を大きく開けて息を吸い込む動作を指します。疲れたり退屈したりすると自然に出る反応です。
「寝不足だったり、退屈してしまった時などに使う、口をあける動作を表す単語です。」
名詞としての例
- “He let out a big yawn.” (彼は大きなあくびをした)
CEFRレベル: B1 (中級)
→ B1: 日常会話で比較的よく登場する単語で、基本的には身近ですが、厳密に意味を問われるとわかりにくい場合もあるかもしれません。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
- 「yawn」は、はっきりとした接頭語や接尾語を含まない単純語です。語幹そのものが “yawn” です。
関連する派生語・名詞形
- yawn (名詞) : “an act of yawning” (あくび)
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- a big yawn (大きなあくび)
- stifle a yawn (あくびをこらえる)
- suppress a yawn (あくびを抑える)
- let out a yawn (あくびをする / 放つ)
- uncontrollable yawn (抑えきれないあくび)
- yawn widely (大きく口を開けてあくびをする)
- yawn with boredom (退屈であくびをする)
- an apologetic yawn (申し訳なさそうなあくび)
- a chain of yawns (連続して出るあくび)
- hide a yawn (あくびを隠す)
3. 語源とニュアンス
語源
“yawn” は古英語の “gionian” に由来するとされ、当時から「口を大きく開ける」という意味で使われていたと考えられています。
使用時の注意点・ニュアンス
- 主にカジュアルな会話でよく使われますが、文章中でもそれほど硬い表現ではありません。
- 退屈さや眠気を表すニュアンスが強いです。相手によっては失礼に捉えられる場合もあるので、ビジネスシーンでは “Excuse me” などの一言を添えることもあります。
4. 文法的な特徴と構文
- 自動詞としての用法: “I yawn when I’m sleepy.” (眠いときにあくびをする)
- 通常は目的語を取らずに使われる、自動詞の用法が一般的です。
- 通常は目的語を取らずに使われる、自動詞の用法が一般的です。
- 名詞としての用法: “That was a big yawn!” (すごい大あくびだったね)
- フォーマル/カジュアル: 大抵カジュアルな場面のほうが多いですが、日常的な動作の描写であれば文書中でも問題なく使用できます。
5. 実例と例文
(1) 日常会話での例文
“I always yawn when I stay up late watching TV.”
(テレビを夜更かしして観ていると、いつもあくびが出ちゃうんだ。)“Stop yawning! You’re making me sleepy, too.”
(あくびやめてよ! こっちまで眠くなる。)“Excuse me for yawning; I didn’t get much sleep last night.”
(あくびしてごめんなさい。昨晩あまり眠れなかったの。)
(2) ビジネスシーンでの例文
“I tried to stifle a yawn during the long meeting.”
(長い会議中、あくびをこらえようとしたんです。)“He apologized after yawning during the presentation.”
(プレゼン中にあくびをしてしまい、彼は謝罪しました。)“If you feel like yawning, take a short break to refresh yourself.”
(あくびが止まらないなら、少し休憩をとってリフレッシュしてください。)
(3) 学術的・フォーマルな文脈での例文
“In scientific terms, yawning is often considered a reflexive action to regulate brain temperature.”
(科学的には、あくびは脳の温度を調整するための反射行動とみなされることが多い。)“Studies show that seeing someone yawn can trigger a contagious yawn.”
(誰かがあくびをするのを見ると、自分もつられてあくびが出るという研究結果がある。)“Researchers have yet to fully determine the primary cause of yawning.”
(研究者たちは、あくびの主な原因を完全には特定できていない。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- (あまり厳密な意味で同義の動詞はありませんが、動作を含む関連表現として)
- gape (大きく口を開ける)
- “He gaped at the surprising sight.” (彼は驚くような光景に口をぽかんと開けた。) → 主に驚きなどで口を開ける動作。
- “He gaped at the surprising sight.” (彼は驚くような光景に口をぽかんと開けた。) → 主に驚きなどで口を開ける動作。
- ニュアンス: 「yawn」は疲労や退屈による生理現象。「gape」は驚きや呆気にとられた状態で口を開ける。
- (あまり厳密な意味で同義の動詞はありませんが、動作を含む関連表現として)
反意語
- 特定の行動としての反意語はありませんが、イメージ的には “stay wide awake” (完全に目が覚めた状態) のような、「眠くならない/退屈しない」状態が対義的です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号(IPA)
- イギリス英語 (RP): /jɔːn/
- アメリカ英語: /jɔn/
- イギリス英語 (RP): /jɔːn/
- アクセント: 「yawn」の1音節のみなので、特に目立った強勢の移動はありません。
- よくある発音の間違い: /jən/ のように母音が弱くならないように注意しましょう。 “aw” の部分をしっかり伸ばして「ヨーン」に近い発音にするのがポイントです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “yawn” は比較的シンプルですが、まれに “yanw” などと誤記されることがあります。
- 同音/類似スペリングとの混同: 「yarn (糸)」との混同に注意。発音・意味が異なります。
- 試験対策など: TOEICや英検で出題される頻度はそれほど高くありませんが、リスニングや読解で登場し得るので意味を知っておくと安心です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「yawn」の “aw” の部分を「あ〜お〜」と伸ばすようにイメージすると、あくびしている口の動きを連想しやすいかもしれません。
- つられてあくびが出そうなくらい眠いときや退屈な場面を思い浮かべて、情景と一緒に覚えると記憶に残りやすいです。
以上が、“yawn” の詳しい解説です。日常生活でもしょっちゅう見かける動作なので、日常会話の中でも自然に使ってみてください。
あくびをする
〈口・割れ目などが〉大きく開く
…‘と'あくびをしながら言う