最終更新日:2024/06/13

山の頂上からの景色は素晴らしかったです。

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The view from the top of the mountain was wondrous.

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元となった辞書の項目

wondrous

形容詞

はなはだ,著しく / (=wonderful

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解説

以下では、形容詞「wondrous」について、できるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

単語: wondrous

品詞: 形容詞 (adjective)


  • 英語での意味: marvelous, remarkable, or extremely good

  • 日本語での意味: 「驚くほど素晴らしい」「驚嘆すべき」「不思議なくらい見事な」


    • 「wondrous」は、何かとても美しくて感動を与える、あるいは驚きを伴うような場面で使われます。やや文語的・詩的なニュアンスがあり、口語表現でも使われることがありますが、やや古風または文学的な響きを持ちます。


活用形


  • 形容詞ですので、基本的な活用はありません。比較級や最上級の形は通常「more wondrous / most wondrous」となります。

    一般的には「even more wondrous」のような形で強調することがあります。

他の品詞になったときの例


  • 「wondrous」は形容詞のみで使われる傾向が強いですが、名詞形「wonder(驚き、驚嘆)」、動詞「wonder(不思議に思う/驚く)」と関連があります。


    • 例: wonder (n.) → “He felt great wonder at the sight.”

    • 例: wonder (v.) → “I wonder if it will rain tomorrow.”


CEFRレベルの目安


  • C1 (上級): 日常会話でも理解はできるかもしれませんが、文語的・修飾的な意味合いが入り、かなり豊かな表現レベルとして認識されます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: “wonder” (「不思議」「驚き」)

  • 接尾辞: “-ous” (形容詞を作る接尾辞: 「〜に満ちた」「〜性質がある」)

「wonder + ous」の合成で、「驚きや素晴らしさに満ちている」「驚嘆すべき」という意味になります。

関連する単語 / 派生語


  • wonder (n.): 驚き、驚嘆

  • wonderful (adj.): 素晴らしい、すてきな

  • wonderment (n.): 驚嘆、驚き

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. wondrous sight → 素晴らしい光景

  2. wondrous beauty → 驚くべき美しさ

  3. wondrous experience → 不思議な(驚嘆すべき)体験

  4. wondrous moment → 素晴らしい瞬間

  5. wondrous phenomenon → 驚くべき現象

  6. wondrous creation → 驚嘆すべき創造物

  7. wondrous event → 素敵な出来事

  8. wondrous achievement → 素晴らしい業績

  9. wondrous world → 不思議な世界

  10. wondrous work of art → 驚くほど素晴らしい芸術作品


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「wonder」は古英語 “wundor” から来ており、「驚きや不思議な出来事」を意味しました。

  • のちに「-ous」が付いて形容詞化し、「驚くほど素晴らしい」「驚嘆すべき」という意味を強調する語になりました。

ニュアンスと使用時の注意点


  • 「wondrous」は、やや詩的・文語的なニュアンスがあります。広告コピーや文学作品、スピーチなどで印象的に使われる場合が多いです。

  • カジュアル会話でも使えますが、少しドラマチックまたは誇張した印象になることがあります。

口語 / 文書 / 場面


  • 文章やスピーチ(フォーマル・文学的) → 適切

  • 口語(カジュアル) → やや古風・詩的に響く


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞なので、名詞を修飾するときに使われます。

    例: “That’s a wondrous idea.” (あれはすごく素晴らしいアイデアだ)

  • 「文語的」・「上品」・「ドラマチック」な印象を与えます。

イディオム / よくある構文


  • “It is wondrous how + [主語]+[動詞] …” → 「〜がどれほど驚嘆に値するかはなんと素晴らしいことか」

  • “Beyond wondrous” → 「驚嘆を超えるほど素晴らしい」


5. 実例と例文

(1) 日常会話で使える例文


  1. “We had a wondrous time at the beach today.”

    (今日はビーチでとても素晴らしい時間を過ごしたよ。)

  2. “Isn’t this sunset absolutely wondrous?”

    (この夕焼けって本当に驚くほど綺麗じゃない?)

  3. “I found a wondrous café hidden in the old town.”

    (旧市街に素敵なカフェを見つけたよ。)

(2) ビジネスシーンで使える例文


  1. “The designer’s new concept is simply wondrous and will capture our clients’ attention.”

    (デザイナーの新しいコンセプトは本当に素晴らしく、顧客の心をつかむでしょう。)

  2. “His presentation was so clear and inspiring; it was quite a wondrous achievement in our field.”

    (彼のプレゼンは非常にわかりやすく刺激的でした。我々の業界では、本当に驚嘆すべき功績でした。)

  3. “Our team produced a wondrous result that exceeded all our expectations.”

    (我々のチームは、すべての期待を超える素晴らしい結果を出しました。)

(3) 学術的・フォーマルな文脈で使える例文


  1. “The discovery of this ancient manuscript is a wondrous contribution to historical scholarship.”

    (この古代写本の発見は、歴史研究にとって驚嘆すべき貢献です。)

  2. “It is wondrous how the universe expands, revealing new galaxies and cosmic phenomena.”

    (宇宙が膨張する様子は、驚くほど不思議で、新しい銀河や宇宙現象を見せてくれます。)

  3. “Her thesis provides a wondrous insight into cognitive processes.”

    (彼女の論文は、認知プロセスについて驚くべき洞察を与えてくれます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(synonyms)


  1. marvelous(驚くほど素晴らしい)

  2. astonishing(非常に驚くべき)

  3. amazing(驚くほどすごい)

  4. remarkable(注目すべき)

  5. miraculous(奇跡的な)


  • ニュアンスの違い


    • “marvelous” は日常的にも使えるがやや強めの賞賛。

    • “astonishing” は「驚きのあまり言葉を失う」ほど強い驚きを帯びる。

    • “amazing” は「驚くほど素晴らしい」という一般的な賞賛表現。

    • “remarkable” は「注目すべき、顕著な」というニュートラルな評価。

    • “miraculous” は「奇跡のような」と、宗教的・神秘的含みがある。


反意語(antonyms)


  • ordinary(普通の)

  • mundane(平凡な)

  • unimpressive(印象に残らない)


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈwʌndrəs/

  • イギリス英語: /ˈwʌndrəs/

アクセント


  • 第一音節 “wón-” に強勢があります。

  • “wondrous” は「ウォン・ドラス」のように発音され、“-drous” がやや短く続きます。

よくある発音ミス


  • “wonderous” と “wondrous” を混同して “won-dee-rus” のように発音してしまう。スペルは “wondrous” なので注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “wonderous” と書いてしまうミスが多いです。正しい綴りは “wondrous” です。

  • 同音異義語との混同: “wonder” (n./v.) と誤って混ぜてしまう場合がありますが、“wondrous” は形容詞です。

  • 試験対策: TOEICや英検など大量の単語力を問う試験で出題される可能性は低めですが、読解問題などで文学的な表現や感動を表す場面で出会う可能性があります。CEFR的には上級語となるため、ハイレベルのリーディング学習などで目にするかもしれません。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「wonder + -ous」→ 「驚きに満ちた」というイメージで覚えると良いでしょう。

  • 「wonderful」と混同しやすいですが、「wondrous」はより詩的で古風な表現とイメージ。

  • スペルは “wondrous” (o → d → r の順) と軽く口ずさむように覚えると定着しやすいです。たとえば、「ウォン・ド・ラス」と区切って覚えるのも一案です。


以上が形容詞「wondrous」の詳細解説です。文学的かつ印象的に「とても素晴らしい」という意味を表したいときに活用してみてください。

意味のイメージ
wondrous
意味(1)

=wonderful

意味(2)

はなはだ,著しく

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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