windshield
1. 基本情報と概要
単語: windshield
品詞: 名詞 (countable noun)
日本語の意味: フロントガラス(車やオートバイなどの風よけガラス)
英語の意味: The front window of a vehicle that protects the driver and passengers from wind, debris, and weather.
「windshield」は主にアメリカ英語で使われる表現で、車のフロントガラスを指す単語です。運転者や乗客を風や雨、飛び石から守ってくれる重要な部分を表します。日常会話でも「ひび割れたフロントガラスを修理する」などに使われ、車のメンテナンスやトラブル時に頻出する単語です。
活用形
名詞なので、通常は数を表す際に「windshields」と複数形になります。動詞の形はありませんが、他の品詞としての派生はあまり一般的ではありません。
CEFRレベル目安: B1(中級)
・車の部品名や旅行時にレンタカーで話題になるなど、日常生活でも遭遇しやすい単語の一つです。
2. 語構成と詳細な意味
- wind (名詞): 風
- shield (名詞 / 動詞): 盾、盾で守る
これらの要素が組み合わさり、「風から守るもの」という意味を持っています。
関連する単語・派生語
- windshield wiper: ワイパー
- windscreen: イギリス英語での「windshield」
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- replace the windshield(フロントガラスを交換する)
- cracked windshield(ひびの入ったフロントガラス)
- clean the windshield(フロントガラスを拭く/掃除する)
- windshield wiper(ワイパー)
- foggy windshield(曇ったフロントガラス)
- shattered windshield(粉々になったフロントガラス)
- wipe the windshield(フロントガラスを拭く)
- windshield repair(フロントガラスの修理)
- windshield replacement(フロントガラスの交換)
- scrape the windshield(フロントガラスの霜や氷をこそげ落とす)
3. 語源とニュアンス
- 語源は「wind(風)」+「shield(盾、防具)」で、「風避けの盾」として、風や飛んでくる小石、雨などの要素から保護する役割を表しています。
- 歴史的には自動車の普及とともに使われるようになり、現在では対風・対雨・対衝撃などの防護手段を担うガラスの意味合いが強くあります。
- アメリカ英語では主に“windshield”が使われますが、イギリス英語では“windscreen”が一般的です。
- 日常会話でもビジネス(車の保険やレンタカーの契約など)でも幅広く使われます。カジュアル、フォーマル両方で共通して使用されます。
4. 文法的な特徴と構文
可算名詞として扱います。
例: “a windshield” / “two windshields”文法構文としては、主語や目的語になることが多いです。
例: “The windshield was cracked.” (主語として)
“He replaced his windshield.” (目的語として)動詞形はなく、動詞で表す場合は「to replace the windshield」「to clean the windshield」のように他の動詞と組み合わせて使います。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I need to clean my windshield before I hit the road.”
(出発する前にフロントガラスを拭かなきゃ。) - “There’s a small crack on my windshield; I should get it repaired.”
(フロントガラスに小さなヒビがあるから、修理したほうがいいな。) - “Have you noticed how dirty the windshield is?”
(フロントガラスがどれくらい汚れてるか気づいた?)
ビジネスでの例文
- “Our insurance covers windshield replacement in case of damage.”
(当社の保険には、損傷した場合のフロントガラス交換が含まれています。) - “We recommend scheduling a windshield inspection annually for fleet vehicles.”
(社用車のフロントガラス点検は、年に一度行うことを推奨しています。) - “The cost estimate for a new windshield is included in the report.”
(新しいフロントガラスの見積もりは報告書に含まれています。)
学術/専門的な場面での例文
- “Windshield structural integrity significantly impacts vehicle safety.”
(フロントガラスの構造的な強度は、車の安全性に大きく影響します。) - “Recent advancements in windshield technology reduce glare and UV exposure.”
(最近のフロントガラス技術の進歩により、まぶしさと紫外線を軽減できるようになりました。) - “Automotive engineers focus on improving windshield aerodynamics for efficiency.”
(自動車エンジニアは、効率を上げるためにフロントガラスの空力特性の改善に注力しています。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語(近い意味)
- windscreen(イギリス英語の「フロントガラス」)
ニュアンスはほぼ同じですが、地域差があります。 - front window(車の前面の窓)
カジュアルな言い方ですが、専門用語としてはあまり使われません。
反意語
フロントガラスと直接の反意語はありませんが、対になるような後部のガラスはrear windowです。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA(アメリカ英語): /ˈwɪndʃiːld/
- アクセントは最初の “wind” に置かれます。「ウィンドシールド」のようなイメージで発音します。
- アクセントは最初の “wind” に置かれます。「ウィンドシールド」のようなイメージで発音します。
- イギリス英語でも音はほぼ同じですが、この単語自体を使うことは少なく、代わりに “windscreen” (/ˈwɪndskriːn/) を使います。
よくある発音ミス
- “wind” を /waɪnd/ のように読むと「巻き付ける」という別の単語 (wind = 巻く) になってしまいますので注意してください。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “windshield” は “sheild” と綴りを混同する人が多いので注意 (正しくは “shield”)。
- 同音異義語: “wind” (風) と “wind” (巻く) の発音の違いに注意。
- アメリカ英語とイギリス英語の違い: イギリスでは “windscreen” が一般的。TOEICなどでは両方出題される可能性があります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「風(wind)を防ぐ盾(shield)」 で「windshield」。綴りと意味の両方をイメージすると覚えやすいです。
- 「windscreen」はイギリス英語、アメリカ英語では「windshield」と対比して覚えましょう。
- 車に乗るときはいつも目の前にあるガラス、というリアルなイメージを思い浮かべながら覚えると定着しやすくなります。
以上が「windshield」の詳細な解説です。車に関連する会話や読解で頻出するので、しっかりと覚えておくと便利です。
〈c〉《米》フロントガラス(自動車の前面にある風防ガラス)
(オートバイの)風よけ