最終更新日:2024/06/17

私は庭の雑草を抜かなければなりません。

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I need to pull out the weeds in my garden.

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元となった辞書の項目

weed

名詞

〈C〉『雑草』 / 《the Weed》(巻き)たばこ,葉巻き;マリファナ / 〈C〉(特にひょろ長い)弱々しい人

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解説

以下では、英単語 weed(名詞)について、学習者の方にも分かりやすいように、できるだけ詳細に解説します。


1. 基本情報と概要

英語: weed

日本語: 雑草(一般的な意味)/マリファナ(スラングで)

品詞: 名詞(countable [C] で使われることが多い。ただしスラング利用の“weed”は不加算扱いされる場合もある)

活用:


  • 単数形: weed

  • 複数形: weeds

「雑草」を意味する一般的な名詞です。庭や畑などで「抜きたい植物」を指します。必ずしも植えられたわけではない、自然に生えてきてしまった植物全般を指すことが多いです。

また、口語・スラングとして「マリファナ」の意味でも使われるため、カジュアルな会話で smoke weed(マリファナを吸う)のような表現が登場することがあります。

CEFRレベルの目安: B1 (中級)

日常会話やニュースなどで耳にする機会がある単語で、日常的な文脈では特に難しい単語ではありません。ただし、スラングの用法や派生表現などの知識はやや上級向けです。

他の品詞形


  • 動詞 (to weed): 「〜の雑草を取り除く」「不要なものを取り除く」の意味

    例: “We need to weed the garden.” (庭の雑草を抜かなきゃ)

  • 句動詞 (weed out): 「不要なものを取り除く」

    例: “We should weed out the unnecessary data.” (不要なデータを除去すべきだ)


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: weed


    • 古英語の wēod(草・植物)に由来すると言われています。


意味の詳細


  1. 雑草

    庭や農場などで、育てている作物や植物とは別に勝手に生えてくる植物を指します。

  2. マリファナ(スラング)

    カジュアルな会話で使われ、若者言葉や音楽の歌詞などで頻出します。フォーマルな文脈では「あまり使わない」か、「marijuana」などに言い換えます。

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)


  1. pull up weeds(雑草を引き抜く)

  2. weed killer(除草剤)

  3. grow like weeds(雑草のようにぐんぐん伸びる)

  4. weed control(雑草対策)

  5. weed infestation(雑草の蔓延)

  6. weed seeds(雑草の種)

  7. garden weed(庭に生える雑草)

  8. smoke weed(マリファナを吸う)

  9. weed out unnecessary items(不要なものを排除する)

  10. weed problem(雑草問題)


3. 語源とニュアンス


  • 語源:

    古英語で「草、植物」を意味する wēod が語源と言われています。元々は「どんな草でも」指す言葉でしたが、のちに「望まれない雑草」を指す用法が一般化しました。

  • ニュアンス・使い方の注意点:


    • 雑草の意味では、日常的・中立的な語感です。悪い意味というより「処理しなきゃいけない雑草」というイメージ。

    • スラングとしてのマリファナの意味は、砕けた会話や音楽などでよく使われます。公的な文章やフォーマルな場では “marijuana” や “cannabis” を使われることが多いです。


基本的には口語的にも文章にもよく登場しますが、マリファナの意味で使うのはカジュアルかつ口語的です。フォーマルな場面で「雑草」として使うには問題ありません。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算・不可算名詞:


    • 「雑草」という意味で使われるときは可算名詞(weeds)として複数形がよく登場します。

    • 「マリファナ」というスラングとしては「物質」扱いされ、不加算名詞として使われることが多いです。


  • 他動詞としての “to weed” は「(庭や畑などの)雑草を抜く」「不要なものを取り除く」、句動詞 “weed out” は「排除する」の意味を持ちます。

例:一般的な構文


  • “She is pulling weeds in the garden.”

    → 他動詞 “pull” + 名詞 “weeds”

  • “They weed out inefficient processes.”

    → 動詞 “weed out” + 目的語

フォーマルさについては、雑草の意味であればロジカルな文書でも問題なく使われます。マリファナの意味で “weed” を使う場合は、かなり砕けた印象になります。


5. 実例と例文

以下の例文では、日常会話・ビジネス・学術的な文脈の3つをそれぞれ示します。

日常会話での例文


  1. “I need to pull the weeds in the backyard tomorrow.”

    (明日、裏庭の雑草を抜かないといけないな。)

  2. “These plants are growing like weeds!”

    (これらの植物、雑草みたいにどんどん伸びるね!)

  3. “He said he was trying to quit smoking weed.”

    (彼はマリファナをやめようとしているって言ってたよ。)

ビジネスでの例文


  1. “Our top priority is to weed out unnecessary expenses.”

    (最優先事項は不要な経費を排除することです。)

  2. “We hired a landscaping service to deal with the weed problem around the office.”

    (オフィス周りの雑草対策のために造園業者を雇いました。)

  3. “Before presenting our final proposal, we need to weed out any errors.”

    (最終提案を出す前に、誤りをすべて取り除く必要があります。)

学術的な文脈での例文


  1. “Excessive weed growth can reduce crop yields significantly.”

    (過度の雑草の成長は作物の収量を大幅に減少させることがある。)

  2. “The researchers studied various weed species in different soil conditions.”

    (研究者たちは異なる土壌条件でさまざまな雑草種を調査した。)

  3. “Weed resistance to herbicides is a growing concern in agriculture.”

    (除草剤に対する雑草の耐性は農業における深刻な懸念である。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(意味が近い単語)


  • “unwanted plant” / “undesirable plant”(望まれない植物)

    → 日常会話ではあまり使いませんが、学術的に言い換えられる場合があります。

  • “marijuana” / “cannabis” (マリファナ)

    → スラングではなく、より正式な単語です。“weed” のカジュアル版と言えます。

反意語(対義語)


  • “crop” (作物)

    → 意図的に育てられる植物。雑草の真逆というイメージです。

  • “ornamental plant” (観賞用植物)

    → 鑑賞のために意図して植えられた植物。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /wiːd/

  • アメリカ英語: [wíːd]

  • イギリス英語: [wiːd]

  • 強勢(アクセント): 1音節の単語なので、特に頭に強勢が置かれます。

よくある発音ミス


  • “week” (/wiːk/) と混同して “ウィーク” のように発音するケースがあるので注意しましょう。

  • “weed” は最後の子音 [d] をはっきりと発音します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルミス: “wead”、“weeed” などと打ち間違えないように注意。

  2. 同音異義語との混同: 同音異義語としては特にはありませんが、「week (週)」とは音が似ているため混同しやすいです。

  3. スラングの注意点: 「マリファナ」の意味で使う場合はカジュアル・口語的なので、フォーマルな場では使わないほうがよいです。

  4. 試験対策: TOEICや英検などでは「雑草」の意味で問題文に登場することがまれにあります。文脈判断で「マリファナ」か「雑草」か判別しましょう。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “Weed” は音がシンプルな分、「ウィード(ダラーンと伸びる感じ)」とイメージすると覚えやすいかもしれません。

  • 「雑草」は「勝手に広がる」イメージが強いので、“grow like weeds” というフレーズを思い出せれば、雑草のイメージとともに単語を暗記できます。

  • スラングのマリファナの意味も、特に映画や音楽で登場するなら「weed = 雑草が緑→草→マリファナ」くらいに連想してみると覚えやすいでしょう。


以上が英単語 weed(名詞)の詳細解説です。雑草の基本的な意味と、スラングでの使われ方の両面をしっかり把握しておくと、さまざまな場面で役立ちます。

意味のイメージ
weed
意味(1)

〈C〉雑草

意味(2)

《the Weed》(巻き)たばこ,葉巻き;マリファナ

意味(3)

〈C〉(特にひょろ長い)弱々しい人

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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