最終更新日:2024/06/17

仕事の長い一日の後、私は疲れを感じました。

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I felt weary after a long day at work.

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元となった辞書の項目

weary

形容詞

『疲れた』,疲れはてた / 人を疲れさせる / 『あきあきさせる』,退屈な / 〈人〉を『疲れさせる』 / (…で)〈人〉‘を'『退屈させる』,うんざりさせる《+名〈人〉+with+名(doing)》 / (…に)疲れる,うんざりする《+of+名(doing)》

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解説

以下では、形容詞 weary をさまざまな観点から解説します。


1. 基本情報と概要

単語: weary

品詞: 形容詞 (一部、動詞としても使われます)

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • 理由: 「疲れた」という意味を表す基本的な単語ですが、使いこなすにはニュアンスや文脈を理解する必要があるため。

意味(英語)


  • Tired, especially after working hard or experiencing something for a long time.

意味(日本語)


  • 「疲れ果てた」「うんざりした」

    「長い間の労苦や単調さによって、心身ともに疲れている状態」を表す単語です。少しドラマチックな文脈でもよく使われます。何かを続けることに疲れてしまったときに、「もうこれ以上続けるのはしんどい…」というニュアンスで使われます。

活用形


  • 形容詞: weary (weary eyes, weary man, など)

  • 動詞: weary (wearies, wearying, wearied)


    • 例: “The journey wearied me.”(その旅は私を疲れさせた。)


  • 名詞形: weariness(疲労、倦怠)

他の品詞例


  • 名詞: weariness


    • 意味: 「疲労」「倦怠感」



2. 語構成と詳細な意味

weary は明確な接頭語や接尾語を含まない、比較的短い単語です。


  • 語源上は、古英語の “wērig” に由来するといわれます。

関連単語・派生語


  • weariness (名詞): 疲労、倦怠感

  • to weary (動詞): 疲れさせる、うんざりさせる

コロケーション(よく使われる共起表現)10例


  1. weary eyes


    • 疲れた目


  2. weary sigh


    • 疲れた溜息


  3. weary traveler


    • 疲れきった旅行者


  4. weary body


    • 疲れた体


  5. grow weary of ~


    • ~に飽き飽きする(うんざりする)


  6. a weary mind


    • 疲れた心(精神)


  7. be weary from ~


    • ~で疲れている


  8. a weary smile


    • 疲れた笑み


  9. become weary


    • 疲労感を覚える


  10. a long and weary journey


    • 長くて疲れる旅



3. 語源とニュアンス


  • 語源: 古英語 “wērig” が変化したもので、「疲労」「弱り果てた状態」を表していました。

  • 歴史的・使用上のニュアンス: もともと身体的な疲れを指すだけでなく、「精神的にうんざりする」ニュアンスを強く含みます。したがって、「もう限界だ」「うんざりだ」のような気分を表す場合にもよく使われます。

  • 使う場面:


    • 「少しカジュアル」から「やや文語的」まで、幅広く使われます。

    • 口語でも文章でも使用可能ですが、やや感情や表現の強さを出したいときに用いられることが多いです。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞として:


    • He looks weary.(彼は疲れているように見える)

    • She had a weary look on her face.(彼女は疲れ切った表情をしていた)


  • 動詞として: “to weary somebody” で「~を疲れさせる」の意味。


    • 他動詞: “The long speech wearied the audience.”(長いスピーチは聴衆を疲れさせた)


  • 文法ポイント:


    • 形容詞 weary は補語としてはもちろん、名詞を修飾する形でも頻繁に使われます。

    • 動詞としては目的語をとる他動詞になるため、誤って自動詞のように使わないよう注意が必要です。



5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. “I’m so weary from studying all night.”

    (一晩中勉強していて、本当に疲れたよ。)

  2. “Are you feeling weary? Let’s take a break.”

    (疲れてる? 休憩しようよ。)

  3. “He gave a weary sigh when he saw the mess.”

    (彼は散らかった部屋を見て、疲れたようにため息をついた。)

ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “Many employees are growing weary of the long work hours.”

    (多くの従業員が長時間労働にうんざりしてきています。)

  2. “After several back-to-back meetings, the team was visibly weary.”

    (連続会議の後、チームは目に見えて疲れていた。)

  3. “The constant travel schedule has left our sales agents weary.”

    (出張続きのスケジュールによって、営業担当者たちはかなり疲れ切っている。)

学術的な文脈での例文(3つ)


  1. “Researchers found that participants became weary of repetitive tasks more quickly than expected.”

    (研究者たちは、被験者が反復的な作業に予想よりも早くうんざりすることを発見した。)

  2. “A weary mind may lead to decreased cognitive performance in prolonged studies.”

    (疲れた精神状態は、長期研究における認知能力の低下につながる可能性がある。)

  3. “The study aims to determine how weary individuals respond to complex problem-solving.”

    (この研究は、疲れを感じる人々が複雑な問題解決にどのように対応するかを明らかにすることを目的としている。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. tired(疲れた)


    • より一般的な「疲れた」を表現する語。口語的。


  2. exhausted(疲れ果てた)


    • 「極度に疲れた」ニュアンスで、肉体的疲労を強調。


  3. fatigued(疲労した)


    • もう少しフォーマルな文脈で使われる。医学・体育学分野で見かける。


  4. worn out(使い古された、疲れきった)


    • より口語的で「ボロボロ」感を強調。


反意語


  • energetic(精力的な)

  • refreshed(リフレッシュした)

  • lively(活気に満ちた)


7. 発音とアクセントの特徴

IPA表記


  • イギリス英語(BrE): /ˈwɪə.ri/

  • アメリカ英語(AmE): /ˈwɪr.i/

アクセントは最初の音節 wea- または wir- に置かれます。

よくある発音の間違い


  • “wary” (/ˈweə.ri/ or /ˈwer.i/) との混同に注意して下さい。「用心深い」とはスペルも発音も似ていますが、意味がまったく異なる単語です。

  • “weary” は “wear” + “-y” とイメージすると混同が少なくなります。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • “wary (用心深い)” と “weary (疲れた)” の混同: スペリングが似ているので要注意。

  • スペルミス: “weery” や “weiry” のように書いてしまうことがある。

  • 試験対策: TOEIC や英検では、類義語との違い(exhausted, tired など)を問う問題に出る可能性があります。また、読解問題では文脈から「うんざりしている」「疲れている」ニュアンスを見抜く問題が出ることもあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「wear」を含んでいるので、“wear and tear(使い古す)” や “worn out” と結びつけて考えると、心身がすり減ったイメージを想起しやすくなります。

  • 「weary = wear + y」をイメージすると、「疲れ切って着古したような状態」を思い浮かべると覚えやすいでしょう。

  • 似たスペルの “wary(用心深い)” としっかり区別しておくと、混同を防げます。


以上が、形容詞 “weary” の詳細な解説です。ぜひ、疲れの度合いや精神的なうんざり感を表したいときに使ってみてください。日常会話から文学的な表現まで、幅広く役立つ単語です。

意味のイメージ
weary
意味(1)

疲れた,疲れはてた

意味(2)

人を疲れさせる

意味(3)

あきあきさせる,退屈な

意味(4)

〈人〉を疲れさせる

意味(5)

(…で)〈人〉‘を'退屈させる,うんざりさせる《+名〈人〉+with+名(doing)》

意味(6)

(…に)疲れる,うんざりする《+of+名(doing)》

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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