最終更新日:2024/06/13

地震がその地域でたくさんの震えを引き起こしました。

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The earthquake caused a lot of vibration in the area.

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元となった辞書の項目

vibration

名詞

〈U〉震え,振動 / 〈C〉〈U〉(物理学で)振動 / 〈C〉《複数形で》(またvibes)《話》(人・状況などから受ける)感じ,直感

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解説

1. 基本情報と概要

単語: vibration

品詞: 名詞 (noun)

意味(英語): the act of vibrating, or a rapid movement back and forth

意味(日本語): 振動、または何かが前後に素早く動くこと

「vibration」は、物理的にものが揺れ動く「振動」を指す単語です。たとえば、スマホのバイブレーション機能や音の振動を言うときに使われます。カジュアルな文脈では「雰囲気」や「感覚」というニュアンスでも使われることがあり、「good vibes(いい雰囲気)」のように、気分や雰囲気を指す際にも使われることがあります。


  • 活用形:


    • 名詞形: vibration (単数形), vibrations (複数形)

    • 動詞形(派生): vibrate (振動する)

    • 形容詞形(派生): vibrational, vibrating


CEFRレベル: B2(中上級)


  • 専門的な物理用語としても出てきますが、日常でも「バイブレーションモード」などで耳にする機会があるため、やや上級寄りですが、そこまで難解ではありません。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語構成:


    • 接頭語: 特になし

    • 語幹: “vibr-”(振動を意味する概念)

    • 接尾語: “-ation”(名詞化を表す接尾語)


  • “vibr-”は「揺れ動く」「震える」を表す語根、“-ation” は「〜という状態・行為」を示します。

関連する派生語や表現


  • vibrate (動詞): 揺れ動く、振動する

  • vibrant (形容詞): 活気ある、鮮やかな

  • vibrational (形容詞): 振動の、振動に関する

よく使われるコロケーション(共起表現)10個


  1. “mechanical vibration” – 物理的な振動

  2. “sound vibration” – 音の振動

  3. “vibration analysis” – 振動解析

  4. “reduce vibration” – 振動を減らす

  5. “vibration sensor” – 振動センサー

  6. “high-frequency vibration” – 高周波振動

  7. “low-frequency vibration” – 低周波振動

  8. “vibration mode” – 振動モード

  9. “good vibrations” – 良い雰囲気、ポジティブな感覚

  10. “vibration damping” – 振動減衰


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “vibrare”(揺れ動く)が語源とされています。このラテン語は「振れ動かす」「揺する」などの意味を持っています。

  • 歴史: 17世紀頃から物理現象、音の波、機械工学などの文脈で使われるようになりました。その後、「雰囲気」や「感覚」といったカジュアルな比喩的表現としても広がりました。

  • ニュアンス:


    • 物理学的・工学的シーンで「振動」として使うのが最も直接的な意味です。

    • カジュアルな会話で「vibe」や「vibrations」と言うと、気分や雰囲気といった抽象的なニュアンスを含みます。


  • 使用時の注意点:


    • 専門的・正式な文脈では機械的・物理的な振動を表す際に使われ、きわめてフォーマルな響きがあります。

    • 口語的に “vibe” と略したり “good vibrations” と言う場合は、カジュアルな空気を示します。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞として扱われる場合が多いですが、単数形・複数形ともに使用されます。


    • 例: “a vibration” / “vibrations occur”


  • 使用シーン:


    • フォーマルでは、学術論文やビジネスレポートで“vibration analysis”などの形で使われます。

    • カジュアルでは、“I got good vibrations from that place.”のように、雰囲気をポジティブに表現できます。


一般的な構文やイディオム


  • “to feel the vibrations of …” – (何かの)振動を感じる

  • “good/bad vibrations” – 良い/悪い雰囲気(俗っぽい表現)


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I think my phone is on vibration mode; I just felt it buzzing.”

    (スマホがバイブモードになってると思う。さっき振動したのを感じたよ。)

  2. “I’m getting good vibrations from this café; it’s really cozy.”

    (このカフェ、雰囲気がすごくいい気がする。とても居心地がいいよ。)

  3. “Could you feel that vibration? It’s probably the subway passing underneath.”

    (今の振動感じた?たぶん地下鉄が通ったんじゃないかな。)

ビジネスでの例文


  1. “We need to measure the vibration levels in this machine to ensure safety.”

    (この機械の振動レベルを測定して、安全性を確保する必要があります。)

  2. “Excessive vibration can cause damage to the equipment over time.”

    (過度の振動は、長期的に見て装置を損傷する可能性があります。)

  3. “Let’s install a vibration sensor to monitor the system’s performance.”

    (システムのパフォーマンスを監視するために振動センサーを取り付けましょう。)

学術的な文脈での例文


  1. “Vibration analysis is crucial in preventive maintenance of rotating machinery.”

    (回転機器の予防保守においては振動解析が不可欠である。)

  2. “This study investigates the vibration characteristics of composite materials.”

    (本研究では、複合材料の振動特性を調査する。)

  3. “Resonance occurs when the vibration frequency matches the system’s natural frequency.”

    (振動数がシステムの固有振動数と一致すると、共振が起こる。)


6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. “oscillation”(オシレーション)


      • 振動という点では似ていますが、特に“周期的な往復運動”のニュアンスが強いです。


    2. “tremor”(トレマー)


      • こちらは小刻みな揺れ、特に地震や病気による震えなどに使われることが多いです。



  • 反意語


    • 完全な反意語としては存在しませんが、「静止」や「安定」を表す言葉として

    • “stillness”(静けさ・動かない状態)

    • “stability”(安定)

      などが対比として挙げられます。



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /vaɪˈbreɪʃən/

  • アクセント: “-bra-”の部分に強勢があります。(vi-BRAY-shun)

  • アメリカ英語とイギリス英語の違い:


    • 大きな違いはなく、どちらも /vaɪˈbreɪʃən/ と発音します。


  • よくある発音の間違い:


    • /viˈbraɪʃən/ や /vaɪˈbriːʃən/ のように母音を混同してしまうミスが見られます。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “vibration” の綴りを “viberation” と余計な “e” を入れる間違いなどがよくあります。

  • 同音異義語との混同: 直接の同音異義語はありませんが、発音が似た “vibrate” と混同しやすいので注意。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検では、科学・技術関連の記事や製品説明文などで “vibration” が出ることがあります。

    • “vibration analysis” や “reduce vibration” などのコロケーションで問われることが多いです。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “バイブレーションモード”で覚える: スマホの振動機能を思い出すと意味を掴みやすいです。

  • イメージ: 小石が水面に落ちると波紋が広がって揺れるイメージ=振動。

  • スペリングのポイント: “vibr-”(揺れる)+ “-ation”(名詞化)という組み合わせを意識して覚える。

  • 勉強テクニック:


    • 類似単語“vibrate” (動詞) とセットで覚える。

    • “good vibes” = “good vibrations” というカジュアルな表現を会話でよく耳にしたら、物理的な“振動”だけでなく、いい「雰囲気」や「空気感」を表すと覚えやすい。



以上が、名詞 “vibration” に関する詳しい解説です。振動と聞くと難しい印象ですが、実際は日常から技術分野まで幅広く使われている単語ですので、ぜひ活用してみてください。

意味のイメージ
vibration
意味(1)

〈U〉震え,振動

意味(2)

〈C〉〈U〉(物理学で)振動

意味(3)

〈C〉《複数形で》(またvibes)《話》(人・状況などから受ける)感じ,直感

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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