最終更新日:2024/06/17

ダイバーたちは海中の洞窟を探検しました。

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The divers explored the undersea cave.

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元となった辞書の項目

undersea

形容詞

海中の / =underseas

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解説

1. 基本情報と概要

単語: undersea

品詞: 形容詞 (adjective)

意味 (英語): located or happening below the surface of the sea

意味 (日本語): 海面下にある、または海面下で起こる

「海の下の領域や、海の下で起こる出来事を表す形容詞です。たとえば海底ケーブルや海底火山などを指すときに使う単語で、海の下というニュアンスがあります。」

活用形: 形容詞のため、変化形は基本的にありません。(比較級・最上級は「more undersea, most undersea」の形も文法上は作れますが、用例は少ないです)

他の品詞への派生例:


  • 「undersea」の名詞形は一般的にはありませんが、「the undersea」という表現で「海中世界」という名詞的使い方をする場合もあります。

  • 「undersea」の副詞形は通常ありませんが、状況によっては「under the sea」というフレーズで「海の下で」という副詞的な役割を果たすことがあります。

CEFRレベル: B2 (中上級)

「日常会話よりは少し専門的な海洋や科学の文脈で登場し、やや上のレベルの単語になります。」


2. 語構成と詳細な意味

語構成:


  • 接頭語: under- (下に、下で)

  • 語幹: sea (海)

「under- は“下に”を意味する接頭語で、sea が“海”を表すので“海の下”を指す形容詞になります。」

関連語や派生語:


  • 「underwater」(形容詞/副詞): 水中に(ある/で)

  • 「submarine」(名詞/形容詞): 潜水艦、海中の

  • 「oceanic」(形容詞): 海の、大洋の

  • 「marine」(形容詞/名詞): 海の、海兵隊員

よく使われるコロケーション(共起表現)10選:


  1. undersea cable → 海底ケーブル

  2. undersea exploration → 海底探査

  3. undersea volcano → 海底火山

  4. undersea current → 海流(海中の流れ)

  5. undersea environment → 海底環境

  6. undersea pipeline → 海底パイプライン

  7. undersea habitat → 海底生息地

  8. undersea earthquake → 海底地震

  9. undersea world → 海底世界

  10. undersea kingdom → 海底王国


3. 語源とニュアンス

語源:


  • もともと「under- (下に)」+「sea (海)」という要素が合わさった単語で、非常に直観的に意味が分かりやすい造語です。

歴史的背景:


  • 19世紀以降、海底ケーブル敷設や海底調査が盛んになるにつれ、海底で行われる事柄を表現するために「undersea」という単語がよく使われるようになりました。

ニュアンス・注意点:


  • 「undersea」は比較的にフォーマルから中立的な文脈で使われます。科学レポートやニュース記事、説明文などで登場しがちです。

  • カジュアルに話す場合は「under the sea」とフレーズで言うほうが多いかもしれません。


4. 文法的な特徴と構文


  • 用法: 形容詞として名詞を修飾します。例: “undersea cable,” “undersea creatures.”

  • 可算/不可算: 形容詞のため当てはまりません。

  • フォーマル/カジュアル:


    • 科学論文やニュース記事などフォーマルな文脈で使いやすい。

    • 日常会話では「under the sea」の方が自然に感じられるケースが多い。


イディオムや一般的な構文:


  • “Undersea exploration is becoming more advanced.”

  • 文頭に置くこともありますが、名詞の前で修飾語として使われることが一般的です。


5. 実例と例文

以下に文脈別の例文を示します。

(1) 日常会話


  1. “Have you heard about the undersea restaurant that opened recently?”

    (最近オープンした海底レストランのこと、聞いた?)


  2. “I saw a documentary about undersea creatures last night.”

    (昨晩、海底生物のドキュメンタリーを観たよ。)


  3. “An undersea walk sounds exciting, but also a bit scary.”

    (海底を歩くなんて楽しそうだけど、ちょっと怖いね。)


(2) ビジネス


  1. “Our company is investing in undersea cables to improve global communication.”

    (当社は世界的な通信を改善するため、海底ケーブルに投資しています。)


  2. “The undersea pipeline project requires extensive environmental studies.”

    (海底パイプラインのプロジェクトには、広範囲な環境調査が必要です。)


  3. “Undersea data centers might be the next big thing in tech innovation.”

    (海底データセンターは、次の大きな技術革新になるかもしれません。)


(3) 学術的な文脈


  1. “Researchers are focusing on undersea ecosystems to study climate change effects.”

    (研究者たちは気候変動の影響を調べるため、海底の生態系に注目しています。)


  2. “The formation of undersea volcanoes provides insight into tectonic movements.”

    (海底火山の形成は、プレート運動に関する知見を与えます。)


  3. “Detailed mapping of undersea topography is crucial for submarine navigation.”

    (潜水艦の航行のためには、海底地形の詳細なマッピングが極めて重要です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. “underwater” (形容詞/副詞): 水中の/水中で


    • “undersea” が「海面下で起こる事柄」に限定的なのに対し、“underwater” はプール、川、湖などすべての水の下に使えます。

    • 例: “underwater photography” → 水中写真(海に限らない)


  2. “submarine” (形容詞): 海中の


    • 時に「潜水艦」という名詞としても使われる。形容詞としては “submarine cable” のように海底を強調する際にも使われます。

    • “undersea” よりも少し技術的・専門的な響きがあります。


  3. “marine” (形容詞): 海の、海洋の


    • 海全般に関わる形容詞。必ずしも海面下だけを限定しません。

    • “marine biology” → 海洋生物学


反意語(厳密な反意語はないが、対比として)


  • “land-based” (陸上の)


    • 海の下に対し、陸上にあるものを指すときに使われる形容詞。



7. 発音とアクセントの特徴

発音記号 (IPA):


  • アメリカ英語: /ˈʌn.dɚ.siː/

  • イギリス英語: /ˈʌn.də.siː/

強勢(アクセント):


  • アクセントは“un”の部分に来やすいですが、「un-DER-sea」と話すとわかりやすいです。

  • ただし英米ともに発音の違いが少なく、/ʌ/ (アメリカ英語での母音) と /ə/ (イギリス英語での母音) 程度の差です。

よくある発音間違い:


  • /ˈʌn.dɚ/ の音を /ˈæn.dɚ/ や /ʌnˈdiːr/ としてしまうミスが見られます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリングミスとして、


    • 「undersee (見下ろす?)」「underseas (複数形?)」などと書いてしまう間違いに注意。


  • 「underwater」と混同しがちです。特に、海以外の水中を指す場合は「underwater」を使います。

  • 試験対策:


    • TOEICや英検ではあまり頻出しませんが、海底ケーブルや海中技術などのトピックで登場する可能性があります。

    • Academic IELTSなどでは海洋学や環境問題のパッセージで出ることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「under-」=「下」+「sea」=「海」という、直感的に意味が分かる組み合わせなので、語の成り立ちをイメージすると覚えやすいです。

  • 「アンダー・ザ・シー(“Under the Sea”)」というフレーズ(ディズニー映画「リトル・マーメイド」の歌)を思い出すと、「海の下」=「undersea」のイメージが容易に浮かぶでしょう。


以上が形容詞「undersea」の詳細な解説です。海底世界に関する文脈では頻出する単語なので、コロケーションとあわせて覚えておくと便利です。

意味のイメージ
undersea
意味(1)

海中の

意味(2)

=underseas

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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