trunk
〈C〉(樹木の)幹 / (人・動物の)胴体 / トランク,旅行用箱型の大型かばん) / 象の鼻 / 《複数形で》(文泳などスポーツ競技用の)男子用パンツ / 《米》(自動車後部の)荷物入れ,トランク
1. 基本情報と概要
単語: trunk
品詞: 名詞 (noun)
意味(英語・日本語)
英語: “trunk” can refer to several things:
1) The main stem of a tree.
2) The main body (torso) of a person or animal.
3) A large box or chest used for storage or travel.
4) The covered storage compartment of a car (US English).
5) The long, flexible nose of an elephant.
6) (複数形 “trunks”) Men’s swimming shorts or underpants.日本語: 「trunk」とは、
1) 木の幹
2) 人や動物の胴体(胴部)
3) 大きな収納用のトランク、または旅行かばん
4) (アメリカ英語で)自動車の荷物入れ
5) ゾウの鼻
6) (複数形 “trunks” で)男性用の水着や下着
といった意味を持つ単語です。いくつかの意味がありますが、主に「大きな入れ物」や「木の幹」など、中心や主要な部分を表すイメージが強い言葉です。
活用形・他の品詞
- 名詞 (noun)
- 単数形:trunk
- 複数形:trunks
- 単数形:trunk
- 派生的な形
- “trunks” → 「スイムパンツ」「短パン」という意味で扱われることがあります。
- 動詞形は一般的には存在しませんが、技術分野で “trunking” という専門用語が使われる場合はあります(ネットワークなど)。
- “trunks” → 「スイムパンツ」「短パン」という意味で扱われることがあります。
CEFRレベル目安
- B1(中級): 日常会話の範囲での使用頻度はそこそこあるが、特定の文脈で複数の意味を持つため、少し慣れが必要。
2. 語構成と詳細な意味
“trunk” は、接頭語や接尾語が明確には付いていない単語で、そのまま語幹として使われている古い英語由来の語です。
その他の関連表現
- tree trunk: 木の幹
- car trunk: 車の荷物入れ(アメリカ英語)(イギリス英語では “boot”)
- trunk road: 幹線道路
- trunk line: 幹線(電話や鉄道の主要路線)
- elephant trunk: ゾウの鼻
- trunks: (男性用)水着・ショートパンツ
コロケーション(10個)
- tree trunk(木の幹)
- car trunk(車のトランク)
- trunk space(トランクの空きスペース)
- trunk lid(トランクのふた)
- trunk road(幹線道路)
- trunk line(主要回線・幹線)
- trunk call(長距離電話)
- trunk muscles(胴体の筋肉)
- trunk show(トランクショー:ファッションの展示会)
- elephant’s trunk(ゾウの鼻)
3. 語源とニュアンス
- 語源:
“trunk” は中英語(Middle English)の “trunk” や古フランス語(Old French)の “tronc” に由来し、更にラテン語の “truncus” (切り落とされたもの、胴体)にさかのぼります。 - 歴史的な使い方:
元々は「切り落とされた木の幹」に由来する意味があり、その後、「胴体」「大きな箱」「車の荷物入れ」など、中心部分を含む様々な物を指すようになりました。 - ニュアンス:
- 基本的には「主要な部分」や「中核」をイメージさせる単語。
- 場面によっては「車の収納スペース」や「ゾウの鼻」という具体的なものを表します。
- 基本的には「主要な部分」や「中核」をイメージさせる単語。
使用時の注意点:
- イギリス英語では自動車の荷物入れを “boot” と呼ぶので、アメリカ英語での言い方であると理解したうえで使うとよいです。
- “trunks” という複数形になると、また違う意味(主に水着)になるので注意が必要です。
- イギリス英語では自動車の荷物入れを “boot” と呼ぶので、アメリカ英語での言い方であると理解したうえで使うとよいです。
カジュアル / フォーマル:
- 「ゾウの鼻」「車の荷物入れ」「木の幹」など、日常会話でもよく使われます。
- 「幹線道路」や「幹線電話」などはビジネスや技術分野でフォーマル気味に使われます。
- 「ゾウの鼻」「車の荷物入れ」「木の幹」など、日常会話でもよく使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞としての使い方:
- 可算名詞: “a trunk,” “two trunks” などと数えられます。
- 可算名詞: “a trunk,” “two trunks” などと数えられます。
イディオムや定型表現:
- “trunk call” (主にイギリス英語での長距離電話)
- “trunk show” (ファッションブランドが新作などを披露する小規模展示会)
- “trunk call” (主にイギリス英語での長距離電話)
使用シーン別:
- カジュアル: “I put my bags in the trunk.” (車のトランクに荷物を入れた)
- ややフォーマル / ビジネス: “The trunk line will be repaired by next week.” (幹線回線は来週までに修理される予定です)
- カジュアル: “I put my bags in the trunk.” (車のトランクに荷物を入れた)
5. 実例と例文
日常会話 (3つ)
- “Could you open the trunk? I need to get my jacket.”
(トランクを開けてくれる? ジャケットを取りたいんだ。) - “That tree trunk is so wide, I can’t wrap my arms around it.”
(あの木の幹はすごく太いね、抱きかかえられないよ。) - “Don’t forget your swim trunks for the beach!”
(ビーチに行くのに水着(トランクス)を忘れないでね!)
ビジネス (3つ)
- “We need to transport these samples in a large trunk.”
(これらのサンプルは大きなトランクに入れて運ぶ必要があります。) - “The technician is checking the trunk line for any disruptions.”
(技術者が幹線(主要回線)に障害がないか確認しています。) - “For the trade show, we’ll display our new designs in a trunk show format.”
(見本市では新しいデザインをトランクショー形式で展示します。)
学術的 (3つ)
- “The trunk of the elephant is a remarkable evolutionary adaptation.”
(ゾウの鼻は顕著な進化の適応の例である。) - “Measuring the circumference of a tree’s trunk helps indicate its age.”
(木の幹の周囲を測定することは、その木の年齢を推定する手がかりとなる。) - “In anatomy, the trunk refers to the torso, excluding the limbs and head.”
(解剖学においては、トランクは四肢と頭部を除いた胴体を指す。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- chest(箱・胸)
- 「箱」としての意味は “trunk” に近いが、服や道具などを入れる普通の「箱」のイメージ。
- 「箱」としての意味は “trunk” に近いが、服や道具などを入れる普通の「箱」のイメージ。
- torso(胴体)
- 人体の「胴体」に特化した言い方。動物にも拡張して使うことはあるが、trunk より専門的・解剖学寄り。
- 人体の「胴体」に特化した言い方。動物にも拡張して使うことはあるが、trunk より専門的・解剖学寄り。
- stem(茎・幹)
- 植物全般の茎や幹を指すが、木の大きな幹よりは小さい印象。
反意語 (Antonyms)
- 木の幹や胴体などの「中心部分」という概念の反意語ははっきりとしたものはないですが、「先端部分 (tip/end)」「枝 (branch)」などは対照的に周辺部を表すので、間接的な反意語として理解できます。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA):
[trʌŋk] - アメリカ英語 / イギリス英語の違い:
- 基本的な発音自体は大きく変わりません。どちらも [trʌŋk] のように発音します。
- 意味としては「車の荷物入れ」として使うのはアメリカ英語が主で、イギリス英語では “boot” という単語が使われます。
- 基本的な発音自体は大きく変わりません。どちらも [trʌŋk] のように発音します。
- アクセント:
- trunk の1音節目(唯一の音節)に強勢があります。
- trunk の1音節目(唯一の音節)に強勢があります。
- よくある間違い:
- “truck” (トラック:自動車の一種) と間違えてしまう学習者が多いです。尻尾の音が異なるので注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “trunk” の “u” を “u” 以外の母音にしたり、最後を “-k” ではなく “-ck” と書いてしまうミスが多いです。
- 同音異義語との混同: “trunk” と“truck” は似ていますが、発音も意味も異なります。
- TOEIC・英検での出題傾向:
- 車関連のパートなどで “car trunk” が登場することがあります。
- “trunk show” などはビジネス寄りの文脈で出る場合があり、ファッションやサンプル展示の文脈で問われる可能性もあります。
- 車関連のパートなどで “car trunk” が登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- エレファントの「鼻」を思い浮かべる: “elephant trunk” のイメージから「長く伸びた中心部分」を覚える。
- 木の幹 (tree trunk) と「胴体 (torso)」を結びつける: どちらも“中心となる太い部分”という共通点がある。
- 車の荷物入れのイメージ: アメリカ映画やドラマで「Put it in the trunk.」というセリフを覚えておくとよい。
- “trunk” のつづり: “ru” と “nk” をセットで思い出すとスペルミスが減ります。
以上が “trunk” の詳細な解説です。ぜひ、いろいろな文脈で使う場面を意識しながら覚えてみてください!
(枝および根と区別して樹木の)幹
(人・動物の)胴体
トランク旅行用箱型の大型かばん)
象の鼻
《複数形で》(文泳などスポーツ競技用の)男子用パンツ,チランクス
《米》(自動車後部の)荷物入れ,トランク(《英》boot)
=trunk line