最終更新日:2024/06/13
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The recipient of the award was thrilled.

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元となった辞書の項目

thrilled

形容詞

興奮(ワクワク・感動・感激)した

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解説

以下では、形容詞“thrilled”を、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。マークダウン形式でまとめていますので、参考にしてください。


1. 基本情報と概要

単語: thrilled

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): extremely pleased and excited

意味(日本語): とても嬉しくてワクワクしている様子

「thrilled」は、「ワクワクするほどうれしい」「感激して興奮している」といったニュアンスを持つ形容詞です。自分の期待を超える嬉しい出来事に対して、喜びや興奮を表すときに使われます。

活用形

形容詞は時制変化しませんが、比較級・最上級としては以下のように派生形を作ることがあります(ただし、実際には“more thrilled”や“most thrilled”という表現はあまり使われません。通常は他の言い方をすることが多いです):


  • thrilled (原級)

  • more thrilled (比較級)

  • most thrilled (最上級)

形容詞以外の品詞としては、「thrill」という名詞や動詞があります。


  • 名詞: “thrill” (わくわくさせる感情)

  • 動詞: “to thrill” ((人を)ぞくぞくわくわくさせる)

CEFRレベルの目安


  • B2(中上級): ネイティブがよく使うカジュアルな単語ですが、より感情を強く表現する単語であるため、中上級の学習者が使うと自然です。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: thrill


    • もともとは「ぞくぞくする感情」を指す名詞・動詞。“thrilled”はその形容詞形になります。


  • 接頭語・接尾語: “thrilled”には、はっきりとした接頭語や接尾語はありません(“–ed”は動詞の過去形・過去分詞形や形容詞化を示す接尾辞)。

関連語や派生語


  • thrill (n.): スリル、興奮

  • to thrill (v.): わくわくさせる、興奮させる

  • thrilling (adj.): わくわくさせるような、スリル満点の

よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10例)


  1. “thrilled to hear 〜”


    • (〜を聞いてとても嬉しい)


  2. “thrilled about the news”


    • (そのニュースを聞いてワクワクしている)


  3. “thrilled with excitement”


    • (興奮で胸がいっぱいになっている)


  4. “absolutely thrilled”


    • (本当に大喜びしている)


  5. “so thrilled that 〜”


    • (〜するほどとても嬉しい)


  6. “thrilled beyond words”


    • (言葉にならないほど感激している)


  7. “feel thrilled”


    • (わくわくしていると感じる)


  8. “I’m thrilled to announce 〜”


    • (〜を発表できてとても嬉しい)


  9. “thrilled at the prospect”


    • (見通しに胸が高鳴っている)


  10. “thrilled by the opportunity”


    • (その機会を得られてワクワクしている)



3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「thrill」は中英語(Middle English)からの言葉で、もともとは「穴をあける」や「貫く」という意味を持つ古い言葉に由来すると言われています。そこから「身体を突き抜けるようなゾクゾクした感覚」「心の奥から湧き上がる興奮」を表すようになりました。

  • ニュアンス・使用時の注意:


    • とてもポジティブな興奮や喜びを伝えるときに使います。

    • 口語的シーンでよく使われますが、日常会話だけでなくビジネスメールやプレゼンテーションなどでも「うれしい」「エキサイティングだ」という気持ちを表現するために使用できます。

    • 過度にフォーマルというわけではありませんが、カジュアルな場面からフォーマル寄りの場面まで広く使える単語です。



4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞の使い方:

    例) “I am thrilled.” / “She seems thrilled.” のように補語として使うことが多いです。

  • 使用シーン:


    • カジュアルでも使える

    • フォーマル場面でも、ポジティブな意思表明として使用可


  • 注意:


    • 過去分詞形の形容詞と認識すると、be動詞や感情動詞と一緒に用います。


よく使われる構文


  • “I’m thrilled + that節” → 例: “I’m thrilled that you could come.”

  • “I’m thrilled + to 不定詞” → 例: “I’m thrilled to have this opportunity.”


5. 実例と例文

5.1 日常会話での例文(3例)


  1. “I’m absolutely thrilled to finally meet you!”

    (やっとお会いできて本当にワクワクしています!)

  2. “They were thrilled to see the fireworks display.”

    (彼らは花火大会を見て大興奮でした。)

  3. “My sister was thrilled when she got her driver’s license.”

    (妹は運転免許を取ったとき、とても喜んでいました。)

5.2 ビジネスシーンでの例文(3例)


  1. “I’m thrilled to announce our new product line.”

    (新製品ラインナップを発表できることをとても嬉しく思います。)

  2. “We’re thrilled with the positive feedback from our clients.”

    (お客様からの好意的なフィードバックにとても感激しています。)

  3. “I was thrilled to receive the promotion offer.”

    (昇進のオファーを受け取って、とても感激しました。)

5.3 学術的・フォーマルな文脈での例文(3例)


  1. “The research team was thrilled with the significant results of the experiment.”

    (研究チームは実験の顕著な結果に非常に興奮していました。)

  2. “We are thrilled to collaborate with such esteemed institutions.”

    (このように名高い機関と協力できることを非常に嬉しく思います。)

  3. “Many experts were thrilled by the groundbreaking discovery presented at the conference.”

    (多くの専門家は、その学会で発表された画期的な発見に感激しました。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語(Synonyms)


  1. excited(エキサイトしている)


    • “excited”は喜びや興奮を表す一般的な形容詞。

    • “thrilled”は“excited”よりも強い感情を表す傾向がある。


  2. delighted(非常に喜んでいる)


    • 主に「嬉しい」というニュアンスがメイン。ワクワク感よりも嬉しさに焦点。


  3. elated(有頂天になっている)


    • 「舞い上がるように嬉しい」といった強い喜びを示す。


  4. overjoyed(喜びでいっぱいの)


    • “thrilled”同様に高い興奮や幸せを表すが、さらに「幸せいっぱい」という印象。


反意語(Antonyms)


  1. disappointed(がっかりした)

  2. upset(動揺した)

  3. depressed(落ち込んだ)


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号(IPA): /θrɪld/


    • アメリカ英語: [θrɪld]

    • イギリス英語: [θrɪld]


  • 強勢(アクセント): 頭の “thr” の部分に短く重点が置かれます。

  • 発音のポイント:


    • “thr” の組み合わせで、舌先を歯の間または歯の裏に当てる [θ] の音がやや難しい人もいます。

    • [r] は母音化しないようにしっかり“る”と巻き舌で発音する。


  • よくある間違い: /s/ や /t/ になってしまうなどで “srilled” や “trilled” のようには聴こえないよう注意。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “thrilled” の“r”と“l”の並び、最後の “-ed”を抜かさないように注意。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語とはあまりありませんが、“drilled”や“trilled”と混同しないように。意味が大きく異なります。

  • 試験対策: TOEICや英検などで感情表現の問題に登場する可能性があります。特に英作文やリスニングで「うれしい、興奮している」を表す言葉のバリエーションとして知っておくと便利です。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「thrill」=「(心を)突き抜けるような刺激や興奮」と覚えるとイメージしやすいです。

  • 語源が「貫く」→「身を震わすほどの感動」につながっている、と連想すると覚えやすくなります。

  • 「スリル(thrill)」というカタカナ英語とも関連づけて学習すると、スペルの確認をしやすいでしょう。


以上が、形容詞“thrilled”の詳しい解説です。大きな喜びや興奮を表現したいときに、ぜひ使ってみてください。

意味のイメージ
thrilled

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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