最終更新日:2024/06/13
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Synonym is a word or phrase that means exactly or nearly the same as another word or phrase.
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元となった辞書の項目
synonym
解説
1. 基本情報と概要
単語: synonym
品詞: 名詞 (noun)
英語での意味
“synonym” は、同じまたは非常に近い意味を持つ別の単語や句のことを指します。
日本語での意味
「同義語」「類義語」という意味です。ある単語を言い換えたいときに、似たような意味を持つ別の単語として使われます。同じ意味でも単語のニュアンスや使われ方が異なる場合もあるので、言い換え表現を探す時によく使われます。
こういう場面で使われる、こういうニュアンスの単語です。
文章を書くときやスピーチをするときなど、「ほかに言い方はないかな?」と探す場面で重宝する言葉です。
活用形
「synonym」は普通 名詞形として用いられ、動詞や形容詞などへの活用形はありません。
- 複数形: synonyms (シノニムズ)
他の品詞としての例
- 形容詞形としては “synonymous” (同義の) があります。
例: “These two terms are practically synonymous.”
(これら二つの用語は実質的に同義です。)
CEFRレベル (目安)
B2(中上級)程度
- 同義語や類義表現に関心を持つレベルになると、文章表現を豊かにするために “synonym” という言葉をよく使うようになります。
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
- syn-: 「共に、一緒に」というギリシア語由来の接頭語
- -onym: 「名前」を意味するギリシア語 onoma (名前)が変化したもの
“synonym” は “syn” + “onym” の組み合わせで「同じ名前・同じ意味」を表す語になっています。
他の単語との関連性
- antonym(反意語): “ant-”「反対」 + “onym”「名前」
- homonym(同音異義語): “homo-”「同じ」 + “onym”「名前」
- synonymous(同義の): 形容詞形
よく使われるコロケーション・関連フレーズ(10個)
- “find a synonym” → 「同義語を見つける」
- “look up synonyms” → 「同義語を調べる」
- “synonym dictionary (thesaurus)” → 「類語辞典」
- “synonym for ‘happy’” → 「“happy” の同義語」
- “to be synonymous with” → 「〜と同義である」
- “multiple synonyms” → 「複数の同義語」
- “an obvious synonym” → 「明白な同義語」
- “the perfect synonym” → 「最適な同義語」
- “use synonyms to improve writing” → 「文章を豊かにするために同義語を使う」
- “no direct synonym” → 「直接的な同義語がない」
3. 語源とニュアンス
語源
- ギリシア語の “syn”(共に)+ “ónoma”(名前)から派生し、中世ラテン語を経て英語に入ってきました。
ニュアンスや注意点
- 「synonym」は言語学や語彙・翻訳に関わる場面で多用されます。
- 日常的な会話でも、別の言い方を提案するときに「Is there a synonym for~?」と質問したりします。
- 学術的にもビジネスでも幅広く使われます。カジュアルでもフォーマルでも問題なく使える単語です。
4. 文法的な特徴と構文
- 「synonym」は 可算名詞 です。単数・複数形に注意しましょう。
- 一般的には “synonym of/for (a word)” の形で用います。
例: “a synonym of ‘big’” / “a synonym for ‘big’” - 文章・会話ともに同じ使い方が可能です。
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I need a synonym for ‘nice.’ Could you help me think of one?”
(「“nice”の同義語を探しているんだけど、何かいいのない?」) - “Is there a good synonym for ‘delicious’ other than ‘tasty’?”
(「“delicious” の同義語で ‘tasty’ 以外に何かいいのあるかな?」) - “I always use a thesaurus to find synonyms and expand my vocabulary.”
(「語彙を増やすために、いつも類語辞典を使って同義語を探してるよ。」)
ビジネスでの例文
- “This document uses the word ‘leverage’ repeatedly. We need a synonym to avoid repetition.”
(「この文書の中で ‘leverage’ を繰り返し使っているので、繰り返しを避けるために同義語を探しましょう。」) - “Let’s pick a synonym for ‘important’ to make the report sound more professional.”
(「報告書をもっとプロっぽい文体にするため、‘important’ の同義語を選びましょう。」) - “A wide range of synonyms can demonstrate strong language skills in your proposal.”
(「提案書で幅広い同義語を使うと、高い言語スキルを示せますよ。」)
学術的な文脈での例文
- “In linguistic studies, identifying synonyms is crucial for understanding semantic relationships.”
(「言語学の研究では、セマンティック(意味論的)な関係を理解するために同義語を特定することが重要です。」) - “The term ‘robust’ often appears as a synonym for ‘strong’ in technical papers.”
(「学術論文で ‘robust’ はしばしば ‘strong’ の同義語として使われます。」) - “Finding appropriate synonyms can help clarify nuanced differences across disciplines.”
(「専門分野ごとの微妙な違いを明確にするには、適切な同義語を見つけることが役立ちます。」)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- equivalent(同等物)
- 厳密には「同じ価値・意味」として使われることが多い。
- 厳密には「同じ価値・意味」として使われることが多い。
- alternative expression(代わりの表現)
- 「同じ意味を持つ他の言い回し」という幅広いニュアンス。
- 「同じ意味を持つ他の言い回し」という幅広いニュアンス。
- replacement word(置き換えとなる単語)
- 替わりに使える単語、といったニュアンスがややカジュアル。
反意語
- antonym(反意語、反対の意味の単語)
“synonym” と “antonym” はセットで覚えられることが多いです。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈsɪn.ə.nɪm/
- アクセントは最初の音節 “SIN” の部分に置かれます。
- アメリカ英語: [シン・ə・ニム]
- イギリス英語: [シン・ə・ニム] (大きな差はありません)
- アメリカ英語: [シン・ə・ニム]
- “synonym” の “y” の部分を “i” のように発音する点がポイントです。“y” は短い「イ」音に近い発音をします。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “synonym” の途中で “n” が何個か並ぶので、うっかり “synonim” や “synonymn” と書き間違えることがあります。
- “synonym” と “homonym” を混同しないように注意してください。
- 試験対策: TOEICや英検などでは、語彙問題で「この単語の同義語は?」といったかたちで “synonym” の概念がよく登場します。単語力アップが必須になります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「syn-」は「一緒に」、
-onym
は「名前」なので、「いっしょの名前→同じ意味」というイメージで覚えるとわかりやすいです。 - 「類語」「同義語」を思い浮かべたときに “synonym” のスペルを頭に描くと、混乱が減ります。
- 同じく “synopsis” (あらすじ) の “syn-” も「いっしょにまとめる」イメージなので、似た接頭語から関連付けると覚えやすいでしょう。
以上が、名詞 “synonym” の詳細な解説になります。文章作成や語彙力アップに役立つ、大変便利な単語ですので、ぜひ活用してみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(…の)同義語,類語(smallとlittle, storeのshopなど)《+of(for)+名》