最終更新日:2024/06/11

原生動物は微小な生物の一種です。

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Protozoan is a type of microscopic organism.

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元となった辞書の項目

microscopic

形容詞

顕微鏡の,顕微鏡による / 《しばしば《話》》非常に小さい,微細な / 非常に綿密な

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原生動物は微小な生物の一種です。

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解説

以下では、「microscopic」について、学習者の方にもわかりやすいように9つの観点から丁寧に解説します。


1. 基本情報と概要

単語: microscopic

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): extremely small; so small that it can only be seen with a microscope

意味(日本語): 非常に小さい、顕微鏡でしか見えないほど小さい

「microscopic」は「とても小さい」というニュアンスを強調する形容詞です。例えば、肉眼では見えないような微生物や粒子などを表すときによく使われます。

活用形

形容詞なので直接的な活用の変化はありませんが、副詞形として “microscopically” (顕微鏡的に、微視的に) という形があります。

他の品詞例


  • 動詞形: なし (通常 “microscope” 〈名詞〉は顕微鏡のことですが、動詞としては一般的ではありません)

  • 名詞形: microscopicness (まれ;「微視的な性質」「極微性」 ※学術的文脈)

  • 副詞形: microscopically (例: “The structure was microscopically observed.”)

難易度 (CEFR レベル)


  • B2 ~ C1: 「microscopic」は日常会話よりは科学や学術的な文脈で用いられることが多く、やや上級レベルに該当します。


    • B2(中上級): 長めの文章を読んだり、学術的文脈に触れる人が目にしやすい

    • C1(上級): 自然科学や医学の文献などで日常的に見かける語彙



2. 語構成と詳細な意味

接頭語・接尾語・語幹


  • micro-: 「小さい」を意味する接頭語

  • -scop-: 「見る」「観察する」を意味する語根 (例: telescope, microscope)

  • -ic: 形容詞を作る接尾語

「非常に小さいものを観察する」という概念から、「顕微鏡で見なければ分からないほど小さい」という意味が生まれています。

関連語・派生語


  • microscope (名詞): 顕微鏡

  • microscopically (副詞): 微視的に、顕微鏡的に

  • microbe: 微生物

  • micro-: (接頭語) 小さい

よく使われるコロケーション・関連フレーズ (10個)


  1. microscopic organisms (微小生物)

  2. microscopic particles (微小粒子)

  3. microscopic level (微視的レベル)

  4. microscopic examination (顕微鏡検査)

  5. microscopic view (顕微鏡による視野・展望)

  6. almost microscopic (ほとんど顕微鏡的なほど小さい)

  7. microscopic details (微細な詳細)

  8. microscopic analysis (顕微鏡による分析)

  9. microscopic measurement (微細な測定)

  10. microscopic scale (微視的スケール)


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「micro-」はギリシャ語の “mikros” (小さい) に由来

  • 「-scopic」は “skopein” (見る) に由来

「小さいものを観察する」というギリシャ語由来のパーツが組み合わさり、「極めて小さなもの」という意味やニュアンスを強める形容詞になりました。

ニュアンス・使用時の注意


  • 文体: 科学的・学術的文脈やフォーマルな文章で多用される。日常会話でも「すごく小さい」というオーバー表現として使われることがありますが、少し専門的な響きがある点に注意。

  • 感情的響き: 「極端に小さい、微視的だ」という強調表現として使われるが、ポジティブ/ネガティブな感情はあまり伴わない。


4. 文法的な特徴と構文


  • 品詞: 形容詞

  • 使用のしかた: 基本的に名詞を修飾し、「微小な」「顕微鏡でしか見られない」という意味を付与。

  • 可算/不可算: 形容詞なので名詞の可算・不可算は関係なく修飾可能 (例: “microscopic details”〈可算名詞複数〉, “microscopic evidence”〈不可算名詞〉)。

  • 文体の特徴:


    • フォーマル/学術文書: “microscopic examination reveals…” のように科学的文章でよく登場

    • カジュアル: “I found a microscopic bug.” のように誇張して言うこともある


イディオムや決まり文句

直接のイディオムは少ないですが、 “under the microscope” というイディオムは「徹底的に調査する」という意味で使われ、“microscopic” と連想して覚えられます。


5. 実例と例文

5-1. 日常会話 (カジュアル)


  1. “I need a magnifying glass. This text is microscopic!”


    • 「拡大鏡が必要だよ。この文字、めちゃくちゃ小さいんだ!」


  2. “He keeps his room so clean that even microscopic dust is hard to find.”


    • 「彼の部屋はあまりにも清潔だから、微細なホコリすら見当たらない。」


  3. “The difference in color is almost microscopic, but I can still see it.”


    • 「色の違いはほとんどわからないくらい小さいけど、まだなんとか見分けがつくよ。」


5-2. ビジネス (ややフォーマル)


  1. “Please conduct a microscopic review of the data to ensure accuracy.”


    • 「データの正確性を確保するため、微視的レベルでの見直しをお願いします。」


  2. “Our quality-control team uses microscopic analysis to detect potential defects.”


    • 「品質管理チームは潜在的な欠陥を見つけるために、顕微鏡分析を行っています。」


  3. “The product undergoes microscopic inspection before shipment.”


    • 「製品は出荷前に微細検査を受けます。」


5-3. 学術的 (フォーマル, 科学)


  1. “Microscopic examination revealed previously undetected bacteria.”


    • 「顕微鏡検査により、これまで発見されていなかった細菌が明らかになった。」


  2. “A microscopic study of the tissue shows significant cellular damage.”


    • 「組織の微視的な研究によって、細胞レベルの深刻な損傷がわかった。」


  3. “We’re conducting a microscopic survey of marine microorganisms in this region.”


    • 「この地域の海洋微生物を微視的調査しています。」



6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  1. tiny (とても小さい)


    • よりカジュアル。“microscopic” ほど科学的な文脈ではなく一般会話によく使われる。


  2. minute (極めて小さい)


    • 文語的。ニュアンス的に “microscopic” とほぼ同じ。


  3. minuscule (極小の)


    • “microscopic” よりも文芸的・比喩的な感じが強い。


  4. infinitesimal (極微小の)


    • 数学や物理で使われることが多い。


反意語 (Antonyms)


  1. gigantic (巨大な)

  2. enormous (非常に大きい)

  3. massive (大規模な)


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA:


    • イギリス英語: /ˌmaɪ.krəˈskɒp.ɪk/

    • アメリカ英語: /ˌmaɪ.krəˈskɑː.pɪk/


  • 強勢 (アクセント): “micro*scop*ic” の “scop” の部分に強勢がきます。


  • よくある発音の間違い: 「マイクロスコック」と誤って母音を短く発音しがち。強勢を置く位置を間違えると伝わりにくいので注意しましょう。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “microscopic” は “micro” + “scop” + “ic”。“microscop*e*” と混在して “microscope” にならないよう注意。

  • 同音異義語との混同: とくに “microscope” (名詞) と区別して使いましょう。

  • 試験対策:


    • TOEIC・英検などでは、科学やテクノロジー分野の読解問題に出てくる可能性があります。

    • 「微観的な」「極めて小さい」などの極端な表現を問う問題の一環として出ることもあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 語感で覚える: “micro” =「小さい」、 “scope” =「覗く・見る」→ “microscope” (顕微鏡) の形容詞形 → “microscopic” =「顕微鏡的な、非常に小さい」。

  • イメージのストーリー: “micro” は「小さい」、さらに “scop” は「見る」。小さすぎて「見ないといけない」もの、つまり“microscopic”と連想づける。

  • 音(発音)のポイント: “my-kruh-SKOP-ik” のように、SKOPを強めに言うイメージで。また、最後の “ic” は短く「イック」と切る感じが目印。

以上が、形容詞「microscopic」の詳細な解説です。学習の際には、“micro” の部分に着目すると記憶しやすくなります。日常会話でちょっと誇張して「小さい」を表現したい時や、学術的に正確に「顕微鏡でしか見えない」という意味を言いたいときに使ってみてください。

意味のイメージ
microscopic
意味(1)

顕微鏡の,顕微鏡による

意味(2)

《しばしば《話》》非常に小さい,微細な

意味(3)

非常に綿密な

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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