最終更新日:2024/06/11

単語を区切るためにハイフンを使用してください。

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Please use a hyphen to separate the words.

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元となった辞書の項目

hyphen

名詞

ハイフン,連字符(2語を連結したり改行のため1語を分割するときに用いる記号(‐)) / =hyphenate

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解説

1. 基本情報と概要

単語: hyphen

品詞: 名詞(可算名詞)

意味(英語): A short horizontal line used to connect or separate parts of words (especially in compound words) or to indicate that a word has been split at the end of a line.

意味(日本語): 単語同士をつないだり単語の途中で改行したりするときに用いる短い横線のこと。日本語では「ハイフン」と呼ばれます。「good-looking」や「twenty-one」のように複合語を作ったり、行末で単語が分割される場合などに使われます。比較的フォーマルな文書でも日常的な文章でも使われる、基本的だけれど大切な記号です。

活用形


  • 単数形: hyphen

  • 複数形: hyphens

他の品詞形


  • 動詞形: hyphenate(ハイフネイト) … 「ハイフンでつなぐ」を意味する動詞

  • 名詞形: hyphenation(ハイフネイション) … 「ハイフンで単語をつなぐこと、またはそのシステム」を意味する名詞

CEFRレベル目安: A2(初級)

English sentences often require correct punctuation such as a hyphen in compound words. といった内容が理解できればA2レベルでも十分使いこなせます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • hy-:特に意味をもたない語頭音(ギリシャ語由来の語幹と結合した形)

  • phen:ギリシャ語の “appearance” や “show” に関連する語源説がありますが、「ひとつに結びつける」というニュアンスで捉えられています。オリジナルは「一緒」を含意する言葉からという説もあります。

派生語や類縁語


  • hyphenate (v) … ハイフンでつなぐ

  • hyphenation (n) … ハイフンによる連結や改行

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(例:英語 / 日本語)


  1. insert a hyphen / ハイフンを挿入する

  2. remove a hyphen / ハイフンを取り除く

  3. compound words with hyphens / ハイフン入りの複合語

  4. hyphen rules / ハイフンの用法規則

  5. hyphen usage / ハイフンの使い方

  6. missed hyphen / 入れ忘れたハイフン

  7. line-break hyphen / 改行のためのハイフン

  8. rewrite with a hyphen / ハイフンを使って書き直す

  9. optional hyphen / 任意のハイフン(折り返し時など)

  10. non-hyphenated compound / ハイフンなしで書かれた複合語


3. 語源とニュアンス

語源


  • 「hyphen」はギリシャ語で「一体となって(記す)」という意味をもつ “ὑφ’ἕν (hyph’ hen)” に由来するといわれています。

  • もともと「一つとして続ける」という概念から、複数の要素を一つにまとめるための記号として発展してきました。

ニュアンス・使用時の注意点


  • ハイフンはあくまで単語をつなげる「短い横線」であり、文中でのニュアンスはシンプルです。

  • ただし、同じ横線でも dash (ダッシュ:en dash, em dash など)とは意味や長さが異なります。

  • カジュアルなテキストやフォーマルな文書、どちらでもよく使われますが、特に論文やビジネス文書では正確なハイフンの使い方が重要視されます。


4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: The hyphen is small. / The document has too many hyphens. というように数えられる名詞として使います。

  • 使いどころ:


    • 複合語をつなぐ場合(例:mother-in-law, well-known, part-time)

    • 行末で単語が分割される場合

    • スペルミスや混乱を避けるために語を明確に区切る場合


一般的な構文・イディオム例


  • “hyphenated word” / ハイフンでつながれた単語

  • “use a hyphen to connect words” / 単語を結ぶためにハイフンを使う

  • “hyphenate correctly” / 正しくハイフンでつなぐ

フォーマル/カジュアル


  • フォーマルでもカジュアルでも使います。ただし、長文や論文ではハイフンの正確な用法(綴りや可算・不可算の区別など)がより厳密に求められます。


5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “Why is there a hyphen in ‘mother-in-law’?”

    (なんで “mother-in-law” ってハイフンが入っているの?)


  2. “Did you notice you forgot the hyphen in ‘twenty-one’?”

    (「twenty-one」にハイフンを入れ忘れたのに気づいた?)


  3. “I always get confused about where to put the hyphen.”

    (ハイフンをどこに入れるべきか、いつも混乱するんだよね。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “Please ensure all compound adjectives are separated with a hyphen.”

    (複合形容詞には必ずハイフンをつけてください。)


  2. “Our style guide specifies when to use a hyphen in job titles.”

    (当社のスタイルガイドでは職位名にハイフンを使用する場合が明確に指示されています。)


  3. “Be consistent in your hyphen usage throughout the report.”

    (レポート全体でハイフンの使用を統一してください。)


学術的・専門的な例文


  1. “Hyphenation rules vary depending on the style manual and dictionary.”

    (ハイフンの使用規則は、スタイルマニュアルや辞書によって異なる。)


  2. “This study examines the hyphenated terms in 21st-century literature.”

    (本研究では、21世紀文学におけるハイフンでつながれた用語を調査する。)


  3. “Correct hyphenation improves readability in academic papers.”

    (正しいハイフンの使用は、学術論文の可読性を高める。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  • dash(ダッシュ)


    • en dash (–), em dash (—) などがあり、文章内での句読点といった役割を担う場合もあります。ハイフンよりも長く、文中での区切り・挿入・対比など意味合いが違います。


  • hyphenate(動詞:ハイフンでつなぐ)


    • 名詞ではありませんが、実際の行為を表す言葉としてしばしば使われます。


反意語


  • 特に「対義語」としては挙げにくいですが、space(スペース、空白)か、または “no connection” というように何も入れない状態がハイフンを使わない場合です。

  • 直接的な反意語というよりは、ハイフンがない・スペースや他の記号を使う、が実用的に対置する方法になります。


7. 発音とアクセントの特徴

IPA: /ˈhaɪ.fən/


  • アクセント: 第1音節 “hy-” にアクセントがあり、「ハイ-fən」と発音します。

  • アメリカ英語/イギリス英語: 発音・アクセントはほぼ同じです。/ˈhaɪfən/。

  • よくある間違い: “-phen” の音を「フェン」ではなく「ファン」と発音してしまったり、つづりを “hyphon” と誤記するミスが見られます。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “hyphon” や “hifen” と書き間違えるケースが多いです。

  • 「ハイフン」と「ダッシュ」の混同: 文章を書く際に “-” がハイフンなのかダッシュなのか曖昧になることがよくあります。

  • 同音異義語: 特に “hyphen” と同じ発音の単語はありませんが、“heifen” など似たスペルの語と混同しやすいので注意が必要。

  • 試験対策: TOEICや英検では直接「hyphen」を問う例は少ないですが、ライティングセクションで複合形容詞や改行などでハイフンを正しく使えているかが評価に影響することはあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “hy” と “phen” の間に「くっつけるイメージ」として覚えると、短い線で物事を結ぶ役割だと印象付けやすいです。

  • 「短い横線はハイフン、長い横線はダッシュ」とイメージすると区別しやすいでしょう。

  • “hyphen” を見るときは、つづりの中に「hy + ph + en」が隠れていると考えてスペルを意識して覚えるとミスを減らせます。

たとえ短い記号でも、正しく使うと文章の意味が明確になり、読みやすさも向上します。文章を書くときは「どこかハイフンを使う場所はないか」を意識してみてください。

意味のイメージ
hyphen
意味(1)

ハイフン,連字符(2語を連結したり改行のため1語を分割するときに用いる記号(‐))

意味(2)

=hyphenate

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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