最終更新日:2024/06/17

義理の父が今週末に私たちを訪ねてきます。

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My father-in-law is coming to visit us this weekend.

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元となった辞書の項目

father-in-law

名詞

義理の父,養父,舅

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解説

以下では、英単語 “father-in-law” について、学習者に役立つようにできるだけ詳しく解説します。


1. 基本情報と概要

英単語: father-in-law

品詞: 名詞 (countable noun)

意味(英語): the father of one’s spouse

意味(日本語): 配偶者の父

「father-in-law」は結婚関係によってできる親族関係を表す名詞で、「夫や妻、パートナーの父親」のことを指します。日常会話や家族構成を説明するときなどに使われ、相手に「配偶者の父」だと伝えたい場合に便利です。

活用形


  • 単数形: father-in-law

  • 複数形: fathers-in-law (father-in-laws とはしないので注意)

他の品詞形


  • 「父」が動詞化することはありませんが、in-lawが形容詞的に用いられる場合があります(例: in-law relationship など)。ただし、単語としては多くの場合【father-in-law】という名詞形で使われます。

難易度目安 (CEFR レベル)


  • B1: 中級

    家族構成を説明する際に必要となる単語で、日常会話でも使う機会がありますが、家族語彙を一通り覚えたあたりで学ぶレベル感です。


2. 語構成と詳細な意味


  • father: 「父」

  • in-law: 「法的に(婚姻関係によって)繋がっている相手」を表す言い方

「father-in-law」は「配偶者の父」を表します。この “in-law” の部分は、「結婚によって新たにできた親族関係」であることを示す接尾語のような働きをします。

関連語や派生語


  • mother-in-law: 配偶者の母

  • brother-in-law: 配偶者の兄弟、姉妹の夫など

  • sister-in-law: 配偶者の姉妹、兄弟の妻など

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. my father-in-law → 私の義理の父

  2. meet my father-in-law → 私の義理の父に会う

  3. spend time with my father-in-law → 義理の父と過ごす

  4. bond with my father-in-law → 義理の父と親しくなる

  5. argue with my father-in-law → 義理の父と口論する

  6. respect my father-in-law → 義理の父を尊敬する

  7. invite my father-in-law → 義理の父を招待する

  8. live with my father-in-law → 義理の父と住む

  9. discuss family matters with my father-in-law → 義理の父と家族のことについて話す

  10. father-in-law’s advice → 義理の父のアドバイス


3. 語源とニュアンス


  • 語源: father は古英語 “fæder” に由来し、「父」を意味します。“in-law” は「法律によって(婚姻関係で)」というニュアンスを持ち、古くから結婚によって増える親族関係を示す形で使われてきました。


  • ニュアンス: 自分の血縁上の父ではなく、結婚によって家族になった父親を指す点が特徴です。カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも「father-in-law」として通じますが、親しみあるシーンでは “dad-in-law” と表現されることも稀にあります(よりカジュアル・口語的)。


  • 注意点: 口語・書き言葉の両方で使われます。特別にカジュアル・フォーマルに寄った表現ではないため、あらゆるシーンで無難に使用できます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 可算名詞: 「義理の父」という一人の存在を数えることができる単語です。

  • 複数形は「fathers-in-law」が正しい形。本来の主語は「father」の部分にあるため、「father」が複数形になります。

  • 構文例:


    • My father-in-law is coming over for dinner.

    • She introduced me to her father-in-law.


  • フォーマル/カジュアル: どちらにも使える表現です。よりカジュアルに話すなら “my wife’s dad” などと言い換えることもありますが、正確な関係を示すには “father-in-law” の方が適切です。



5. 実例と例文

(1) 日常会話での例文


  1. I’m visiting my father-in-law this weekend to help him with some gardening.

    (今週末は義父の庭仕事を手伝いに行きます。)

  2. My father-in-law makes the best homemade pizza.

    (うちの義理の父は最高の手作りピザを作るんです。)

  3. I get along really well with my father-in-law; we both love fishing.

    (私は義父ととても仲が良いんです。2人とも釣りが大好きなので。)

(2) ビジネスシーンでの例文


  1. I need to leave early today because I’m picking up my father-in-law from the airport.

    (義父を空港まで迎えに行くので、今日は早退する必要があります。)

  2. My father-in-law has a strong business background, so I often consult him for advice.

    (義父はビジネス経験が豊富なので、よくアドバイスを求めるんです。)

  3. We decided to hold a small company event at my father-in-law’s banquet hall.

    (私たちは義父の持つ宴会場で小さな会社のイベントを開くことにしました。)

(3) 学術的/専門的な場面での例文


  1. Anthropological studies often examine the role of fathers-in-law in extended family structures.

    (人類学の研究では、拡大家族における義理の父の役割をよく調査します。)

  2. In some cultures, a father-in-law may hold a significant position in family decision-making processes.

    (ある文化では家族の意思決定において、義父が重要な役割を担うことがあります。)

  3. The dynamic between a new spouse and their father-in-law can influence the stability of the family unit.

    (新しい配偶者と義父との関係は、家族全体の安定性に影響を与え得ます。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語 (Synonyms)


  • “spouse’s father” (配偶者の父): より説明的な言い方ですが、そのまま「義父」を英語として表現するよりは自然さに欠けます。

  • “dad-in-law” (とても口語的な表現): ほとんど使われませんが、カジュアルさを強める時に使う場合もあります。

反意語 (Antonyms)


  • 直接的な反意語はありません。家族関係の対立語ではありませんが、例えば “mother-in-law” は「義理の母」で、性別以外の面での対比ができます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • イギリス英語: /ˈfɑːð.ər ɪn lɔː/

    • アメリカ英語: /ˈfɑːð.ɚ ɪn lɔː/ または /ˈfɑːð.ɚ ɪn lɑː/


  • アクセント: “father-in-law” の主な強勢は “fa-” の部分にきます (“FÁ-ther-in-law”)。

  • よくある間違い:


    • “father” の /ˈfɑːð.ər/ を「ファーザー」ではなく「ファーザ」に近い感じで発音すると自然です。

    • “in-law” の「in」を強く発音しすぎないように注意。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “father in law” とハイフンをつけないまま書いたり、 “fathers in law” とスペースで区切らない、などのミスに注意。正しくはハイフンで繋ぎ「father-in-law」です。

  2. 複数形の扱い: “father-in-laws” と書かないように気をつける。正しくは「fathers-in-law」。

  3. 同音異義語との混同: 特にありませんが、「father」と「further / farther」の音の区別をはっきりするようにすると良いです。

  4. 試験対策: TOEIC や英検などでの頻出度は高くありませんが、家族関係の話題が出る読解問題などでは出題される可能性があります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “father-in-law” は “father” + “in-law” で、「法的に父になった人」というイメージを持つと覚えやすいです。

  • 「義理の父」=「義父」 → “ギフ” が “give” に少し似ているので、「(結婚で自分に“与えて”くれる)家族増加」というイメージを絡めると覚えやすいかもしれません。

  • 複数形は「fathers-in-law」となる点が最もよくある間違いなので、意識して何度も書いたり声に出して覚えることをおすすめします。


以上が “father-in-law” の詳細な解説です。家族関係を英語で説明するときに便利な単語なので、ぜひ覚えておきましょう。

意味のイメージ
father-in-law
意味(1)

義理の父,養父,舅

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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