The number at the bottom is the recommended water temperature in Centigrade.
centigrade
1. 基本情報と概要
単語: centigrade
品詞: 名詞 (ただし、形容詞として用いられる場合もあります)
意味(英語・日本語)
- 英語: A scale of temperature in which water freezes at 0 degrees and boils at 100 degrees under standard conditions.
- 日本語: 温度を示すスケールの一種で、水が標準状態で0度で凍り、100度で沸騰することを基準としたもの。
「centigrade」は、主に温度を表すときに用いられます。今日では「Celsius(セルシウス)」という呼び方のほうが一般的ですが、特に古い文献や一部の国ではまだ「centigrade」の表記が使われることがあります。日常的に温度単位を指すときは「degrees centigrade (度)」と言及されることもあり、カジュアルにも専門的にも用いられる単語です。
活用形
- 単数形: centigrade
- 複数形: (通常は温度単位として使うため、複数形はあまり使われませんが)centigrades とすることも可能
他の品詞になった例
- 形容詞: “centigrade temperature” のように、温度を形容する場合に用いられることがあります。
CEFR レベルの目安
- B2 (中上級)
実用的な文脈の中で温度の話題に触れたり、ニュースや論文などで目にする可能性があるレベルです。
2. 語構成と詳細な意味
- 接頭語: centi- (100という意味)
- 語根(語幹): -grade (段階、度、ステップという意味)
「centigrade」は「100の段階」を表すところから、「0〜100の温度目盛り」を基準とする温度スケールを意味します。
関連語や派生語
- Celsius: 現在よく使われる「セルシウス温度」を示す際にほとんど置き換えられています。
- Fahrenheit: アメリカなどで用いられる温度スケール。
- Kelvin: 主に科学の分野で使用される絶対温度スケール。
よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)
- degrees centigrade – (摂氏何度)
- at 0 degrees centigrade – (摂氏0度で)
- 100 degrees centigrade – (摂氏100度)
- convert from centigrade to Fahrenheit – (摂氏を華氏に変換する)
- the centigrade scale – (摂氏スケール)
- rise in centigrade – (摂氏での上昇)
- fall in centigrade – (摂氏での下降)
- record in centigrade – (摂氏で記録する)
- measured in centigrade – (摂氏で測定された)
- reading of centigrade – (摂氏の計測値)
3. 語源とニュアンス
語源:
- centi- はラテン語の「centum(100)」から来ています。
- grade はラテン語の「gradus(段階)」から来ています。
歴史的には、かつては「centigrade」と呼ばれてきましたが、1948年に国際度量衡総会で「Celsius」という名称が公式に採用されました。ただし、現在も一部の地域や分野では「centigrade」という言い方を目にします。
使用上の注意:
- 科学的・学術的には「Celsius」が正式な名称で、頻繁に用いられます。
- カジュアルでも正式でも通じますが、「centigrade」はやや古風な響きになるので、最近ではあまり使用頻度は高くありません。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞として「how many degrees centigrade?(摂氏何度ですか?)」のように使われます。
- 「in centigrade」は「摂氏で」「摂氏において」という意味で用いられるフレーズです。
- 現在は「Celsius」という名詞や形容詞の形で「degrees Celsius」と言うほうが一般的です。
可算・不可算:
- 温度単位として扱われる際は基本的に 不可算 名詞的に扱います。ただし「degrees centigrade」と言う場合は明示的に「度数」を数えるため、「degrees」を可算で扱っています。
5. 実例と例文
日常会話で使われる例文
- “It’s five degrees centigrade outside, so don’t forget your coat.”
(外は摂氏5度だから、コートを忘れないでね。) - “I usually check the temperature in centigrade on my phone.”
(普段はスマホで摂氏の温度をチェックしているよ。) - “Can you convert this temperature from Fahrenheit to centigrade for me?”
(華氏を摂氏に変換してもらえますか?)
ビジネスシーンで使われる例文
- “Our new product can operate safely between 0 and 40 degrees centigrade.”
(当社の新製品は、0度から摂氏40度まで安全に動作します。) - “Please note that the ambient temperature must remain below 30 degrees centigrade.”
(周囲温度は摂氏30度以下に保たなければならないことにご注意ください。) - “We have updated our technical specifications to include both Fahrenheit and centigrade readings.”
(技術仕様書に華氏と摂氏のどちらの計測値も追加しました。)
学術的シーンで使われる例文
- “This experiment requires a constant temperature of 25 degrees centigrade.”
(この実験は、常に摂氏25度を保つ必要があります。) - “The data were recorded in centigrade and then converted to Kelvin.”
(データは摂氏で記録され、そのあとケルビンに変換された。) - “The boiling point of water is defined as 100 degrees centigrade under standard atmospheric pressure.”
(標準大気圧下での水の沸点は摂氏100度と定義されている。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- Celsius(セルシウス): 現在の正式名称。表す温度範囲や基準は同じだが、「centigrade」よりも一般的。
- Fahrenheit(華氏): 水の氷点を32°F、沸点を212°Fとする温度スケール。アメリカなどで主に使われる。
- Kelvin(ケルビン): 絶対零度を0Kとする科学向けの温度スケール。
「Celsius」と「centigrade」の違いは、単に名称の新旧の違いであり、基本的に同じスケールを指します。ただし、現代では「Celsius」を使うのが標準的・正式です。
反意語
- 明確な反意語はありませんが、あえて挙げるとすれば、他の温度尺度(Fahrenheit や Kelvin)との対比になります。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈsen.tɪ.ɡreɪd/
- アメリカ英語・イギリス英語ともに大きな違いはありませんが、イギリス英語では「sen-ti-grade」の「ti」の部分がややはっきり発音される傾向があります。
- アクセントは最初の「sen」に置かれます。
- よくある間違いとして、発音を “センテグラード” のように長く伸ばしすぎたり、アクセントを後ろに寄せてしまうことが挙げられます。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “centigrade” の「i」を “e” にして “centegrade” と間違えるケース。
- 同音異義語との混同: 特に顕著な同音異義語はありませんが、単語が長いため文字の入れ替えや綴り抜けに注意が必要です。
- 試験対策:
- 英検やTOEICで「気温」や「度量衡」の話題が出た際に、「Celsius」や「Fahrenheit」と並びで登場することがあります。
- 最近では「Celsius」が主流なので、「centigrade」が登場した場合に混乱しないように位置付けを覚えておきましょう。
- 英検やTOEICで「気温」や「度量衡」の話題が出た際に、「Celsius」や「Fahrenheit」と並びで登場することがあります。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「centi-(100)」+「grade(段階)」で「0度から100度までの間を100の段階に区切っているスケール」と覚えましょう。
- 「Celsius」と同じものだと覚えると混乱しにくいです。使う際は現代では「Celsius」と言い換えられていることを意識しておくと便利です。
「centigrade」は古い名称で、今ではほとんどの場面で「Celsius」を使う、という流れを頭に入れておくと、文献で見たときにもパッと理解できるようになります。