最終更新日:2025/02/25

泥棒たちは宝石店を強盗しようとしたが、警察に捕まった。

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The thieves attempted to burgle the jewelry store, but were caught by the police.

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元となった辞書の項目

burgle

動詞

=burglarize

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泥棒たちは宝石店を強盗しようとしたが、警察に捕まった。

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解説

1. 基本情報と概要

単語: burgle

品詞: 動詞 (他動詞)

英語での意味: to enter a building illegally with the intent to steal; to commit burglary

日本語での意味: (建物などに)不法侵入して盗みを働く、侵入窃盗する

「burgle」は、誰かの家や建物などにこっそり侵入して物を盗む、いわゆる「空き巣に入る」という意味の単語です。主にイギリス英語で使用されますが、アメリカ英語では “burglarize” が一般的です。


  • 活用形


    • 現在形: burgle

    • 過去形: burgled

    • 過去分詞: burgled

    • 現在分詞: burgling


  • 他の品詞への派生例


    • 名詞: burglar(侵入窃盗を行う人)

    • 名詞: burglary(侵入盗、窃盗事件)


CEFRレベルの目安: B2(中上級)

「burgle」は日常会話にはやや専門的な単語ですが、新聞記事やニュースなどでよく見かける可能性があります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: burgle

  • 特に明確な接頭語・接尾語は持ちませんが、「burglar」「burglary」と同じルーツ(侵入盗の意味合い)を共有しています。

関連語や派生語


  1. burglar(侵入窃盗を行う人)

  2. burglary(侵入盗の行為、または事件)

  3. burglarize(アメリカ英語で用いられる同義の動詞)

コロケーション(共起表現)10選


  1. attempt to burgle … (…を空き巣に入ろうとする)

  2. burgle a house (家に忍び込んで盗む)

  3. burgle an apartment (アパートで盗みを働く)

  4. burgle a store (店舗から盗みを働く)

  5. plan to burgle … (…を盗もうと計画する)

  6. caught burgling (侵入盗を働いているところを捕まる)

  7. fail to burgle (盗みの企みが失敗する)

  8. suspect someone of burgling (誰かが侵入盗をしたと疑う)

  9. charged with burgling (侵入盗で起訴される)

  10. burgle repeatedly (繰り返し空き巣に入る)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: 「burglar」(侵入窃盗犯) + 動詞化する語尾が付いた形とも考えられ、「侵入窃盗を行う」という行為そのものを表すようになったとされます。

  • イギリス英語では「burgle」が一般的ですが、アメリカ英語では「burglarize」が主に使われます。

  • ニュアンスとしては、物理的にこっそりと侵入し、物を盗む行為を強調します。

  • 口語/文語:ニュース、警察の発表、犯罪に関するトピックでよく使われます。カジュアルに「家に空き巣が入った」という言い方をするときに使われることもありますが、ややフォーマルな響きもあります。


4. 文法的な特徴と構文


  • 動詞: 主に他動詞として用いられます(何を盗んだかの目的語をとることが多い)。

    例: They burgled my house. (彼らは私の家に空き巣に入った。)

  • 他動詞として使う場合、目的語は「建物や家」などが典型的ですが、人を直接目的語としては取りづらいです。(× They burgled me. → 一般的には They burgled my house. となる)


  • 主な構文パターン:


    1. burgle + 場所


      • 例: They burgled the store last night.


    2. burgle + 人の所有物(house, apartment, officeなど)


      • 例: Someone burgled my apartment yesterday.




5. 実例と例文

日常会話での例文(3つ)


  1. A: “I heard someone burgled your house last weekend. Are you okay?”

    B: “Yes, I’m fine, but I lost my laptop and some jewelry.”

    (「先週末、空き巣に入られたって聞いたけど大丈夫?」

    「うん、大丈夫。でもノートパソコンと宝石類を盗まれちゃった。」)


  2. A: “Did you see the news? That store on Main Street got burgled again.”

    B: “Really? That’s the third time this month.”

    (「ニュース見た?メインストリートのあの店、また空き巣被害に遭ったらしいよ。」

    「本当?今月3度目だね。」)


  3. “My parents installed a new alarm system after our neighbors got burgled.”

    (「隣の家が空き巣に入られた後、うちは新しい警報システムを導入したよ。」)


ビジネスシーンでの例文(3つ)


  1. “We need to improve our building’s security, as the office next door was burgled last night.”

    (「隣のオフィスが昨晩侵入窃盗に遭ったので、うちも建物のセキュリティを強化する必要があります。」)


  2. “The insurance company wants to know if our warehouse was burgled or vandalized.”

    (「保険会社は、うちの倉庫が侵入盗にあったのか、それとも器物損壊なのかを知りたがっているよ。」)


  3. “After finding suspicious footprints, we suspected someone tried to burgle the storage room.”

    (「怪しい足跡を見つけた後で、誰かが倉庫に侵入しようとしたのではないかと疑っています。」)


学術/フォーマルな文脈での例文(3つ)


  1. “Statistics show that residences are more likely to be burgled during holiday seasons.”

    (「統計によると、住宅は休暇シーズン中に空き巣被害に遭いやすいというデータがあります。」)


  2. “The researcher analyzed how often small businesses are burgled and presented the findings at the conference.”

    (「その研究者は、中小企業がどのくらいの頻度で侵入盗の被害に遭うかを分析し、その結果を学会で発表しました。」)


  3. “In many cases, criminals select targets that can be easily burgled rather than heavily guarded properties.”

    (「多くの場合、犯罪者は厳重に警備された施設よりも、容易に侵入できる場所を標的にします。」)



6. 類義語・反意語と比較


  • 類義語


    1. burglarize (アメリカ英語で “burgle” と同義。空き巣に入る)

    2. rob(強奪する;店や人などからお金や物を奪う)


      • “rob” は人を直接目的語に取ることが多い(例:They robbed me.)。


    3. steal(何かを盗む)


      • 広範に「盗む」という意味で使われるが、侵入のニュアンスはない。


    4. break into(侵入する)


      • 「何かに侵入する」動作を強調する動詞句であり、窃盗目的であるかは文脈次第。



  • 反意語


    • (直接の反意語はありませんが、 “protect” や “guard” などが侵入を防ぐという意味合いで対立する概念になります。)



7. 発音とアクセントの特徴


  • 発音記号 (IPA)


    • イギリス英語 (BrE): /ˈbɜː.ɡl/ (バーグル)

    • アメリカ英語 (AmE): /ˈbɝː.ɡl/ (バーグル / バーグルに近い)


  • アクセント: 最初の音節 “bur-” に強勢があります。


  • よくある発音ミス: /ˈbɜː.ɡl/ の “g” を弱く発音しすぎたり、語末を /-əl/ ではなく /-le/ と伸ばしてしまうなど。


  • アメリカ英語では同じ概念を表すため “burglarize” が使われることが多いので、耳慣れない人も多いかもしれません。



8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペリング: “burgle” を “burgl” や “burglee” と間違えることがあるので注意。

  • 同音異義語との混同: 同音異義語は特にはありませんが、“burglar” など類似スペルの単語と混同しないようにしましょう。

  • 試験対策:


    • 英検やTOEICなどで直接 “burgle” が出題される頻度は高くありませんが、読解問題中で目にする可能性はあります。

    • 特にイギリス英語の文章やニュース記事を題材にした問題では要注意です。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • “burglar”(侵入窃盗犯)から「burgle」は「空き巣に入る動作」と覚えると理解しやすいです。

  • 「バーグル」と発音する際は「バーガー(burger)」のような響きがあるため、少しイメージを繋げて覚えるとよいかもしれません。

  • 「建物に侵入する」がポイントで、 “rob” とはしっかり区別しておくと混乱を避けられます。


以上が “burgle” の詳細な解説です。イギリス英語圏の小説やニュースで目にすることもありますので、盗みの文脈に注意して理解を深めてください。

意味のイメージ
burgle
意味(1)

=burglarize

和英例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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