breakable
1. 基本情報と概要
単語: breakable
品詞: 形容詞 (adjective)
意味(英語): capable of being broken
意味(日本語): 壊れる可能性がある、壊しやすい、もろい
「breakable」は「壊れやすい」「壊れやすく取り扱いに注意が必要なもの」を指すときに使われます。たとえばガラス製品や陶器などを指して、「それは壊れやすいから注意して扱って!」といったニュアンスで使われます。
- 活用形: 形容詞なので、直接変化形はありませんが、「more breakable, most breakable」と比較級・最上級を作ることは可能です。
- 他の品詞になった例:
- 動詞: break (壊す、壊れる)
- 名詞: break (休憩、割れ目、破損)
- 形容詞: unbreakable (壊れない)
- 動詞: break (壊す、壊れる)
CEFRレベルの目安: B1(中級)
比較的日常会話でも耳にする単語ですが、初級を過ぎた学習者にとって自然に使いやすい単語です。
2. 語構成と詳細な意味
- 語幹 (root): break
- 古英語の “brecan” に由来し、「壊す・割る」という意味を持っています。
- 古英語の “brecan” に由来し、「壊す・割る」という意味を持っています。
- 接尾語 (suffix): -able
- 「〜できる」、「〜されうる」といった可能性を表す接尾語です。
これらが組み合わさることにより、「壊れる可能性のある」、「壊せる、壊れやすい」といった意味を持つようになりました。
よく使われるコロケーション(10個)
- breakable goods
- (壊れやすい品物)
- (壊れやすい品物)
- breakable items
- (壊れやすいアイテム)
- (壊れやすいアイテム)
- breakable glassware
- (壊れやすいガラス製品)
- (壊れやすいガラス製品)
- highly breakable
- (非常に壊れやすい)
- (非常に壊れやすい)
- easily breakable
- (簡単に壊れる)
- (簡単に壊れる)
- be careful with breakable objects
- (壊れやすい物には気をつけて)
- (壊れやすい物には気をつけて)
- pack breakable items securely
- (壊れやすい品物をしっかり梱包する)
- (壊れやすい品物をしっかり梱包する)
- mark as breakable
- (壊れ物として表示する)
- (壊れ物として表示する)
- handle breakable materials with caution
- (壊れやすい素材を注意して扱う)
- (壊れやすい素材を注意して扱う)
- store breakable ornaments safely
- (壊れやすい装飾品を安全に保管する)
3. 語源とニュアンス
- 語源: “break” は古英語の “brecan” から発展し、そこに「可能性」を示す接尾語 “-able” がついてできた単語です。
- ニュアンス/使用上の注意:
- 「壊れやすい」という性質を強調するため、ガラスや陶器、精密機器といった物を扱うときによく使います。
- 響きとしては「繊細 ・ 注意が必要」な感じがあります。
- 口語・文章どちらでも使えますが、カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも混乱なく使われます。
- 「壊れやすい」という性質を強調するため、ガラスや陶器、精密機器といった物を扱うときによく使います。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞: 可算名詞・不可算名詞どちらの前にも置くことができます。例: “breakable item” (可算), “breakable material” (不可算)
一般的な構文:
- “[be + breakable]” → “The dish is breakable.”
- “[make + (something) + breakable]” → やや特殊な表現ですが “The design makes it more breakable.” のように使うこともできます。
- “[be + breakable]” → “The dish is breakable.”
イディオム: 特に決まったイディオムはありませんが、「handle with care (注意して扱う)」と同じ文章中によく登場します。
5. 実例と例文
① 日常会話での例文
“Please be careful with that vase; it’s very breakable.”
- 「その花瓶、すごく壊れやすいから気をつけてね。」
“Don’t let the kids near those breakable decorations!”
- 「子どもたちをその壊れやすい飾りの近くに行かせないで!」
“I usually avoid buying breakable souvenirs when I travel.”
- 「旅行中は壊れやすいお土産はあまり買わないんです。」
② ビジネスシーンでの例文
“We must label all these packages as ‘breakable’ before shipping.”
- 「出荷前にこれらすべての荷物を『壊れ物』としてラベル付けする必要があります。」
“Handling breakable materials requires extra training for staff.”
- 「壊れやすい素材を扱うには、スタッフへの特別なトレーニングが必要です。」
“Please note that the breakable goods are not covered under our standard insurance.”
- 「壊れやすい商品は、当社の標準保険の対象外となりますのでご注意ください。」
③ 学術的な文脈での例文
“In the experiment, we examined the breakable properties of newly developed polymers.”
- 「実験では、新開発のポリマーの壊れやすい特性を調べました。」
“Samples classified as ‘breakable’ showed structural failure under minimal pressure.”
- 「『壊れやすい』と分類されたサンプルは、わずかな圧力で構造的な破損を示した。」
“The study highlights how breakable compounds resist stress differently depending on temperature.”
- 「この研究は、壊れやすい化合物が温度によって異なるストレス耐性を示すことを明らかにしています。」
6. 類義語・反意語と比較
- 類義語 (Synonyms)
- fragile (もろい、壊れやすい)
- delicate (繊細な、壊れやすい)
- brittle (脆い、砕けやすい)
- easily damaged (容易に破損する)
- fragile (もろい、壊れやすい)
“fragile” や “delicate” は感覚的にもろさを強く感じるニュアンスを含みます。 “brittle” は固くてすぐに折れたり砕けたりする感じです。
- 反意語 (Antonyms)
- unbreakable (壊れない)
- durable (丈夫な)
- sturdy (頑丈な)
- unbreakable (壊れない)
“unbreakable” は「壊れない」という直接的な反意、「durable」や「sturdy」は「耐久性がある」というニュアンスです。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈbreɪkəbl/
- アメリカ英語・イギリス英語ほぼ同じ。
- アメリカ英語・イギリス英語ほぼ同じ。
- アクセント(強勢)の位置: 単語の最初の音節 “break” にアクセントがあります (BREA-ka-ble)。
- よくある発音の間違い:
- “break” の “ea” 部分を [e] と発音してしまうケース (ブレッカブル など)
- 正しくは [breɪkəbl] で、[breɪ] のところが日本語の「ブレイ」に近い音です。
- “break” の “ea” 部分を [e] と発音してしまうケース (ブレッカブル など)
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペリングミス: “breakable” を “breakeable” や “breakible” と書いてしまう間違いが多い。
- 同音異義語との混同: “brake” (ブレーキ) との混同に注意。つづりが “brake” にならないようにする。
- 試験対策: TOEICや英検では、梱包や配送、商品の取り扱い時に関連した文章の中で使われることが多いので、文脈から “breakable” → 「壊れ物扱い」と推測できるようにするとよいでしょう。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 覚え方のヒント:
- 「break(壊す)」+「-able(〜できる)」 で「壊れやすい」と連想するとわかりやすい。
- 「break(壊す)」+「-able(〜できる)」 で「壊れやすい」と連想するとわかりやすい。
- イメージ:
- ガラスや陶器を思い浮かべると、「break + able」で一瞬にして「壊せる/壊れやすい物」というイメージをつかむことができます。
- ガラスや陶器を思い浮かべると、「break + able」で一瞬にして「壊せる/壊れやすい物」というイメージをつかむことができます。
- 勉強テクニック:
- “breakable” のつづりを確認したいときは、break+able をそのままつなげると考えるとミスが減ります。
- 「ブレイカブル」とカタカナで一度頭にインプットしておくと、アクセント位置や発音も覚えやすくなります。
- “breakable” のつづりを確認したいときは、break+able をそのままつなげると考えるとミスが減ります。
以上が “breakable” の詳しい解説となります。壊れやすいものを扱うときは、ぜひこの単語を活用してみてください。
破れ(壊れ)やすい,もろい
壊れやすいもの,割れもの