最終更新日:2025/02/25
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The oxygen is carried through the bloodstream to all parts of the body.
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元となった辞書の項目
bloodstream
解説
以下では、英単語 “bloodstream” について、学習者向けにできるだけ詳しく解説します。
1. 基本情報と概要
単語: bloodstream
品詞: 名詞 (noun)
CEFRレベルの目安: B2(中上級: より複雑な英語表現にも対応できるレベル)
意味(英語)
- The flow of blood through the circulatory system of the body.
意味(日本語)
- 体内を流れる血液の流れ、血流。
「bloodstream」は、医学や生物学の分野だけでなく、日常会話でも「薬や物質が血流に乗って体内を巡る」という意味で使われることがあります。ちょっと専門的なニュアンスがありますが、健康や医学に関して話すときに便利な単語です。
形態活用
- 「bloodstream」は基本的に単数形・不可算名詞として扱われることが多いです。
- しかし、まれに文脈により「bloodstreams」という形が用いられることもあります(複数の生物や別々の血流を示す場合など)。
他の品詞例
- 同じ語根からの派生はあまり一般的ではありませんが、「blood (血)」や「stream (流れ)」はいずれも名詞・動詞として使われます。
- 例: “stream” (動詞) = 「ストリーミングする、流れる」。
2. 語構成と詳細な意味
語構成
- blood + stream
- blood: 血液
- stream: 流れ、流動
- blood: 血液
他の単語との関連性
- “blood” や “bloody” (形容詞: 血なまぐさい、血で汚れた)
- “stream” は「小川」「連続して流れるメディアを配信する」など、さまざまな意味で用いられます。
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- enter the bloodstream – 血流に入る
- circulate through the bloodstream – 血流を巡る
- toxins in the bloodstream – 血流中の毒素
- flow in the bloodstream – 血流を流れる
- introduce into the bloodstream – 血流に導入する
- measure the bloodstream content – 血流中の含有量を測定する
- bloodstream infection – 血流感染
- travel through the bloodstream – 血流を通って移動する
- bloodstream distribution – 血流による分布
- bloodstream analysis – 血流の分析
3. 語源とニュアンス
- 語源:
- “blood” は古英語の “blōd” に由来し、「血」という意味。
- “stream” は古英語の “strēam” に由来し、「流れ」という意味。
- “blood” は古英語の “blōd” に由来し、「血」という意味。
- 歴史的使用:
19世紀以降、医学分野で「体内を流れる血液の流れ」を指す専門用語として定着しました。 - 使用時の注意点・ニュアンス:
- 医学や科学の文脈で頻出しますが、日常会話でも薬やアルコールなどが「血流に乗って全身に回る」ことを説明するときに使われます。
- フォーマル・インフォーマルどちらでも使えますが、やや専門領域に寄った印象を与えます。
- 医学や科学の文脈で頻出しますが、日常会話でも薬やアルコールなどが「血流に乗って全身に回る」ことを説明するときに使われます。
4. 文法的な特徴と構文
- 名詞 (不可算名詞) としての使い方:
通常は不可算扱いで、冠詞 (“the bloodstream”) を付けるか、無冠詞で使われることが多いです。
- 例: “The drug quickly enters the bloodstream.”
- 例: “The drug quickly enters the bloodstream.”
- 一般的な構文例:
- “(物質) enters the bloodstream.”
- “(物質) circulates through the bloodstream.”
- “Infection spreads via the bloodstream.”
- “(物質) enters the bloodstream.”
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I heard that caffeine can enter your bloodstream within minutes.”
(カフェインは数分で血流に入るらしいよ。) - “Alcohol in your bloodstream can affect your mood.”
(血流中のアルコールは気分に影響することがあるよ。) - “She’s worried about the chemicals entering her bloodstream from the new medication.”
(彼女はその新しい薬の成分が自分の血流に入ることを心配しているよ。)
ビジネス(ヘルスケア・製薬など)の例文
- “Our new supplement is designed to be absorbed into the bloodstream more efficiently.”
(弊社の新サプリメントは、より効率的に血流へ吸収されるよう設計されています。) - “The product’s toxins may enter the bloodstream and cause health issues.”
(その製品の毒素が血流に入り、健康問題を引き起こす可能性があります。) - “We need a comprehensive report on how quickly the vaccine enters the bloodstream.”
(ワクチンがどのくらいの速さで血流に入るかの包括的な報告が必要です。)
学術的な文脈での例文
- “The researchers tested how the virus propagates through the bloodstream in infected patients.”
(研究者たちは、感染患者の血流を通じてウイルスがどのように広がるかを検証した。) - “Anticoagulants prevent clot formation within the bloodstream.”
(抗凝固剤は血流内での血栓形成を防ぐ。) - “Our findings suggest that these cells can migrate rapidly once they enter the bloodstream.”
(私たちの研究結果によると、これらの細胞は血流に入った後、急速に移動する可能性がある。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語
- “circulatory system” (循環器系)
- 血液だけでなく体液やリンパ系など循環システム全体を指す場合に使います。
- 血液だけでなく体液やリンパ系など循環システム全体を指す場合に使います。
- “blood flow” (血液の流れ)
- 「血液の流れ」という点で近い意味ですが、より広く抽象的に使われることが多いです。
- 「血液の流れ」という点で近い意味ですが、より広く抽象的に使われることが多いです。
これらは “bloodstream” よりも広義・抽象的な場合もあります。
反意語
- 直接的な「反意語」は特にありませんが、たとえば「airway」(気道)や「digestive tract」(消化管)など、「血流」とは別の体内の通り道を示す単語との対比が可能です。
7. 発音とアクセントの特徴
- 発音記号 (IPA): /ˈblʌdˌstriːm/
- アクセントは “blood” の “blʌd” にあり、次の “stream” は二次強勢になります。
- アクセントは “blood” の “blʌd” にあり、次の “stream” は二次強勢になります。
- アメリカ英語とイギリス英語:
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “ʌ” の音が日本語の「ア」に近く、イギリス英語ではやや広めの「ア」の発音をすることがあります。
- 大きな違いはありませんが、アメリカ英語では “ʌ” の音が日本語の「ア」に近く、イギリス英語ではやや広めの「ア」の発音をすることがあります。
- よくある発音の間違い:
- “blood” を “blue-d” のように誤って発音してしまうことや、カタカナで「ブラッドストリーム」と強めに発音することで、通じにくくなる点に注意しましょう。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “bloodstream” を “bloodstrem” や “bloadstream” と書いてしまうミス。
- 同音異義語との混同: 特に似た音の単語はありませんが、「broadstream」など別の単語と混同しないよう注意。
- 試験対策: TOEIC・英検などで医学や健康に関するトピックが出たときに登場する可能性があります。文意から「血流のことを述べている」と理解するのが大事です。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- “bloodstream” は “blood” + “stream” という形で、「血液の流れ」をイメージしやすい構成になっています。
- 覚えるときは「川を流れる血液」をイメージすると覚えやすいでしょう。
- スペリングは “blood” (oが2つ) + “stream” を正しくつなげることで、“bloodstream” 全体を覚えましょう。
以上が “bloodstream” の詳細解説です。体内を周回するイメージを押さえておくと、使いやすくなります。ぜひ参考にしてみてください。
意味のイメージ
意味(1)
(体内の)血流