元となった辞書の項目
sparkling
解説
以下では、形容詞「sparkling」を、できるだけ詳しく解説していきます。
1. 基本情報と概要
英単語: sparkling
品詞: 形容詞 (adjective)
CEFRレベルの目安: B2(中上級)
意味(英語)
- Shining or giving off tiny flashes of light; very bright.
- Containing bubbles of gas (especially when referring to drinks).
意味(日本語)
- 「きらきら輝く」「きらめく」
- 「(飲み物が)炭酸を含んでいる」
「きらびやかな光が反射していたり、小さな光の粒を放つようなイメージです。飲み物の文脈では炭酸の泡によるきらめきを表すときにも使われます。」
活用形
- 原形(形容詞): sparkling
- 副詞形: 形容詞としての“sparkling”から直接の副詞はあまり使われませんが、近い表現として「in a sparkling way」などのフレーズ化はあります。
- 動詞形: sparkle (動詞:「きらめく」「輝く」)
- 過去形/過去分詞 (動詞sparkleの場合): sparkled
- 現在分詞 (動詞sparkleの場合): sparkling
他の品詞例
- sparkle (動詞): 「輝く」「きらめく」
- 例: Her eyes sparkled with excitement. (彼女の目は興奮で輝いていた。)
- 例: Her eyes sparkled with excitement. (彼女の目は興奮で輝いていた。)
- sparkle (名詞): 「きらめき」「生気」「活気」
- 例: There was a special sparkle in his performance. (彼の演奏には特別なきらめきがあった。)
2. 語構成と詳細な意味
接頭語・接尾語・語幹
- 語幹: spark - 「火花、小さく光るもの」が原義
- 動詞: sparkle - 「きらきら光る」「生き生きと輝く」という動作を表す
- 形容詞: sparkling - sparkleに形容詞化の「-ing」がつき、「きらきら輝いている状態」を表す
よく使われるコロケーション(共起表現)10選
- sparkling water
→ 「炭酸水」 - sparkling wine
→ 「スパークリングワイン」 - sparkling eyes
→ 「生き生きとした目」 - sparkling stars
→ 「きらめく星々」 - sparkling personality
→ 「輝くような人柄」 - sparkling diamond
→ 「きらびやかに輝くダイヤモンド」 - sparkling conversation
→ 「活気に満ちた会話」 - sparkling surface
→ 「きらめく表面」 - sparkling sea
→ 「きらめく海」 - sparkling wit
→ 「生き生きとした機知(ウィット)」
3. 語源とニュアンス
語源
- 「spark(火花)」が古英語“spearca”に由来し、「小さな火花や輝き」を意味しました。そこから「sparkle(きらめく)」が動詞として派生し、さらにそこに形容詞形の -ing をつけたものが「sparkling」です。
ニュアンス・使用時の注意
- 「きらきら」「ピカピカ」したポジティブな印象を与える単語で、明るく好印象な表現です。
- 文章でも会話でも使えますが、カジュアル〜ややフォーマルまで比較的幅広く使われます。
- 飲み物の文脈で使う場合は、炭酸が入っているという意味になります。
4. 文法的な特徴と構文
- 形容詞なので、名詞を修飾するときに使用します。
- 例: a sparkling lake (きらめく湖)
- 例: sparkling water (炭酸水)
- 例: a sparkling lake (きらめく湖)
- 文中では、be動詞やその他の連結動詞(become, look, seemなど)の後に補語として使われることもあります。
- 例: The lake is sparkling under the sun. (湖は太陽の下できらめいている。)
イディオムや関連構文
- sparkling clean: 「ピカピカにきれいな」
- sparkling with joy: 「喜びできらきら輝いている」
5. 実例と例文
日常会話での例文
- “I love drinking sparkling water instead of soda.”
(ソーダの代わりに炭酸水を飲むのが好き。) - “Her eyes were sparkling after she heard the good news.”
(その良い知らせを聞いて、彼女の目はきらきらしていた。) - “The stars are sparkling in the clear night sky.”
(星が澄んだ夜空できらめいているね。)
ビジネスシーンでの例文
- “We will celebrate the successful deal with a glass of sparkling wine.”
(契約の成功を祝して、スパークリングワインを一杯いただきましょう。) - “Her sparkling ideas led to the project’s success.”
(彼女の斬新で活気あるアイデアがプロジェクト成功の鍵となった。) - “The company party had a sparkling atmosphere with live music and decorations.”
(その会社のパーティーは、生演奏と飾り付けできらびやかな雰囲気だった。)
学術的・フォーマルな文脈での例文
- “The crystals exhibited a sparkling brilliance under the microscope.”
(その結晶は顕微鏡下で輝かしいきらめきを示した。) - “Researchers noted the sparkling clarity of the newly developed fiber.”
(研究者たちは、その新しく開発された繊維の光沢のある透明度に注目した。) - “The symposium ended with a sparkling discussion on innovative technologies.”
(シンポジウムは、革新的技術に関する活気あるディスカッションで幕を閉じた。)
6. 類義語・反意語と比較
類義語 (Synonyms)
- shining (輝く)
- glittering (きらきら輝く)
- twinkling (きらきら光る)
- shimmering (ちらちら光る)
- gleaming (かすかに光る、輝く)
- 「shining」「glittering」「twinkling」は、いずれも「きらめき」を表す点で近いですが、微妙なニュアンスが少し違います。
- glitteringは光が小さく反射しながら輝く様子(宝石やドレスなど)
- twinklingは星のように瞬くイメージ
- shimmeringは少し揺らめくような、柔らかい光がにじむイメージ
- glitteringは光が小さく反射しながら輝く様子(宝石やドレスなど)
反意語 (Antonyms)
- dull (くすんだ、鈍い)
- matte (つや消しの)
- flat ((色・光沢が)平坦で光らない)
- 「sparkling」とは逆に「光沢やきらめきがなく地味」な印象の言葉です。
7. 発音とアクセントの特徴
- IPA: /ˈspɑːrklɪŋ/ (米国英語/イギリス英語ほぼ共通)
- アクセントの位置: [SPAR-kling] のように、最初の “spar” の部分に強勢があります。
- アメリカ英語とイギリス英語で大きな違いはありませんが、イギリス英語では“r”の音が少し弱くなる場合があります。
- よくある間違いは「sparking」や「sparkeling」など、余計な母音を入れたり、つづりを混同したりすることです。
8. 学習上の注意点・よくある間違い
- スペルミス: “sparkling” を “sparkeling” と綴ってしまう。
- 同音・似た単語: “spark” (火花) に引きずられて “sparking” と書いてしまう。
- 発音: “-ling” の部分を “-lin” とせず、“-ling” と明瞭に発音すると伝わりやすいです。
- 試験(TOEICや英検)で出題されるケースとしては、「sparkling wine」や「sparkling water」のように名詞を修飾する形容詞として登場することが多いです。
9. 記憶に残るヒントやイメージ
- 「sparkling」は「spark(火花)」からイメージすると覚えやすいです。小さな輝きが集まって「きらきら」している感覚を思い浮かべてください。
- 飲み物については「シュワシュワ」と泡が立つイメージを思い出すと、「sparkling water=炭酸水」をすぐに連想できます。
- スペリングは「-le-」が入る「sparkle」の末尾を思い出してから「-ing」を付けて「sparkling」とするとよいでしょう。
以上が、形容詞「sparkling」の詳細解説です。「きらめき」や「活気」を表す、とてもイメージ豊かな言葉なので、会話でも文章でもぜひ活用してみてください。
意味のイメージ