最終更新日:2025/11/29

The naval fleet conducted a training exercise in the Pacific Ocean.

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海軍艦隊は太平洋で訓練演習を行った。

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元となった辞書の項目

naval

形容詞

『海軍の』;軍艦の

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解説

1. 基本情報と概要

単語: naval

品詞: 形容詞 (adjective)

意味(英語): Relating to a navy or military ships

意味(日本語): 海軍や軍艦に関する、あるいはそれらと関連した

「naval」は「海軍に関係する」「軍艦の」という意味で、船舶・海洋軍事にかかわる文脈で使われる単語です。海上での活躍、海軍組織、海軍基地、海軍の戦闘などについて述べるときに使われます。公式な文脈や軍事関連の文脈でよく目にします。


  • 活用形: 形容詞なので、時制による活用形はありません。「most naval」のように比較級・最上級を作ることは少ないですが、理論的には「more naval, most naval」とすることも可能です。しかし慣用的ではありません。

  • 他の品詞になる例:


    • 名詞「navy」(海軍)

    • 動詞「navigate」(航行する、進む)

    • 名詞「navigation」(航行、航法)


CEFRレベル目安: B2(中上級)

軍事・専門的文脈で使われるやや専門性のある単語ですが、日常でニュースなどを読む場合にも登場するため、中上級レベルでも学習する機会があります。


2. 語構成と詳細な意味


  • 語幹: 「nav-」はラテン語の「nāvis(船)」がルーツと言われます。

  • 接尾語: 「-al」は英語で形容詞を形成する一般的な接尾語で、「〜に関する、〜的な」といった意味を付加します。

関連語彙・派生語


  • navy (名詞): 海軍

  • navigate (動詞): 航行する、道を示す

  • navigation (名詞): 航行、航海術、案内

よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. naval officer(海軍士官)

  2. naval base(海軍基地)

  3. naval academy(海軍士官学校)

  4. naval ship(海軍の船・艦)

  5. naval battle(海戦)

  6. naval forces(海軍部隊)

  7. naval vessel(海軍の軍艦)

  8. naval architecture(船舶工学、海軍建築)

  9. naval strategy(海軍戦略)

  10. naval engagement(海上戦闘)


3. 語源とニュアンス

語源: ラテン語「navalis(船に関する)」に由来し、「nāvis(船)」から派生。

歴史的には古代から「海上の軍事」に言及するときに使われてきた経緯があり、特に国家の海軍力を表す文脈で使われてきました。

ニュアンス:


  • フォーマル寄り: 主に軍事や公式文書の文脈で使われることが多く、やや改まった響きを持ちます。

  • 使用時の注意: 「navel(へそ)」とスペルが似ているため混同に注意が必要です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 形容詞としての使い方がメイン。

  • 「naval + 名詞」の形で使われ、名詞を修飾します。

  • 口語で比較級にするケースは希少。「This base is more naval than others.」のような文はあまり使われません。

一般的な構文の例


  • Naval + 名詞: “naval forces,” “naval technology”

  • 述語的に用いる場合: “These facilities are purely naval in nature.”(補語的な使い方)

  • フォーマルな軍事報告書やニュース記事、ドキュメンタリーなどで使われることが多いです。


5. 実例と例文

日常会話での例文(3文)


  1. “I heard there’s a naval parade next week.”

    (来週、海軍のパレードがあるって聞いたよ。)

  2. “My cousin joined a naval academy to become an officer.”

    (私のいとこは士官になるために海軍士官学校に入学したよ。)

  3. “Did you see the news about the new naval vessel?”

    (新型の海軍艦艇についてのニュースを見た?)

ビジネスシーンでの例文(3文)


  1. “Our firm was awarded a contract to supply equipment for a naval base.”

    (我が社は海軍基地向けの装備を供給する契約を獲得しました。)

  2. “We have a meeting with a client from the naval procurement office.”

    (海軍の調達部門の顧客と打ち合わせがあります。)

  3. “This project requires compliance with naval safety standards.”

    (このプロジェクトには海軍の安全基準の順守が求められます。)

学術的・専門的な文脈での例文(3文)


  1. “The researcher’s focus is on naval warfare during the eighteenth century.”

    (その研究者は18世紀における海戦を研究対象としています。)

  2. “Naval architecture is a key field in designing modern battleships.”

    (現代の戦艦を設計する上で海軍建築学は重要な分野です。)

  3. “The paper examines how naval expenditures influenced maritime trade routes.”

    (その論文は海軍費が海上交易ルートにどのような影響を与えたかを検証しています。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. marine (海の、海兵隊の)


    • 「海洋に関する」という意味で共通点がありますが、海軍というよりは海や海兵隊に焦点を当てる言葉。


  2. maritime (海の、海事の)


    • 国際的な海事・船舶・商船などを表すことが多く、軍事よりも商業・法律寄りのニュアンス。


反意語


  • army (陸軍) や air force (空軍) は対比の対象ですが、厳密には“反意語”というよりは「軍の別の部門」という位置づけになります。

  • 「naval」に明確な反意語はありませんが、強いて挙げるなら civilian(民間の)が軍事関連の対極となる言葉と言えます。


7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈneɪ.vəl/

  • アクセント(強勢): 第1音節「NA-」に強勢があります。「ネイヴル」のように発音します。

  • アメリカ英語とイギリス英語: どちらも同じ発音、微妙な差はほぼないです。

  • よくある間違い: “naval”と“navel(へそ)”の混同。スペルが似ていますが、発音も /ˈneɪ.vəl/(naval)と /ˈneɪ.vəl/(navel)でほぼ同じに聞こえるため、文脈で判断します。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペルの間違い: “naval” と “navel” は異なる単語。意味はまったく違うので要注意。

  2. 同音異義語: 上記“naval” (海軍の) と “navel” (へそ)。文脈で判断するほかありません。

  3. 資格試験での出題傾向: TOEICや英検などで軍事関連の記事やニュース英語で登場する可能性があります。紛らわしいスペルや語意の区別を問う出題になることもあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 連想: 「Navy + -al(形容詞化)」= “naval”。「Navy(海軍)」とセットで覚えると自然に頭に残ります。

  • 音のイメージ: “NAY-vul”のように「ネイ」の部分をしっかり強調すると覚えやすいです。

  • 記憶テクニック: 「へそ(navel)」ではなく「海軍(navy)」に関係する形容詞というイメージを常に頭に置き、文脈を思い浮かべながら書き取り練習をするとミスを減らせます。


「naval」は軍事的・公式的な場面で使われる比較的フォーマルな単語ですが、ニュースや歴史の話題などにも登場します。スペルや同音異義語に注意しつつ、類似語とのニュアンスをしっかり区別して使いこなしましょう。

意味のイメージ
naval
意味(1)

海軍の;軍艦の

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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