最終更新日:2025/11/19

The mansion was filled with luxurious furniture and elegant decorations.

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その大邸宅は豪華な家具と優雅な装飾品で溢れていた。

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元となった辞書の項目

mansion

名詞

(豪壮な)『大邸宅』 / (領主・地主の)邸宅 / 《通例『M』‐》《複数形で》《英》マンション(貸しアパートから成る大きなビル)

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解説

名詞 “mansion” の詳細解説


1. 基本情報と概要

英語表記: mansion

日本語訳: 大邸宅

品詞: 名詞 (noun)

活用形:


  • 単数形: mansion

  • 複数形: mansions

意味・概要


  • 英語: A large, impressive house, often grand and luxurious.

  • 日本語: とても大きく豪華な家のことを指します。通常は裕福な人が住む立派な邸宅をイメージします。

「mansion」は、広くて豪華な一戸建ての大きな家に使われることが多い単語です。イギリス英語やアメリカ英語では“apartment”と区別され、「高級な邸宅」というニュアンスが強いです。日本語の「マンション」とは意味が異なるので注意が必要です (日本語の「マンション」は英語でいう“apartment building”に近い意味)。

他の品詞形


  • 形容詞形 (該当なし)

    「mansion」は主に名詞として使われ、他の品詞形は特に用いられません。ただし、派生語で「mansionization(大邸宅化)」のような造語的な言葉が極まれに使われることがあります。

CEFRレベルの目安: B2(中上級)


  • B2(中上級): 日常会話だけでなく、より複雑・抽象的な話題でも理解・使用ができる段階です。「mansion」のような広さ・規模を示す単語は、少しフォーマルでリアルエステートやライフスタイルの文脈で使われることが多いため、中上級以上向けと考えられます。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語源: 後述のとおり、ラテン語の「mansio(滞在・宿泊所)」から来ています。

  • 派生語・関連語:


    • mansionization(大邸宅化、一部の地域で急速に立派な家が建つことを揶揄して使われる表現)

    • manor(荘園や大きな領地にある大邸宅)

    • mansion house(市長公邸など、公式に使われる大邸宅を指すこともある)


よく使われるコロケーション(共起表現)10選


  1. luxury mansion (豪華な大邸宅)

  2. sprawling mansion (広大な敷地を持つ大邸宅)

  3. historic mansion (歴史的建造物としての大邸宅)

  4. magnificent mansion (壮大な大邸宅)

  5. haunted mansion (幽霊が出ると噂の大邸宅)

  6. mansion on the hill (丘の上の大邸宅)

  7. the facade of the mansion (大邸宅の正面、外観)

  8. move into a mansion (大邸宅に引っ越す)

  9. mansion party (大邸宅でのパーティー)

  10. visit the mansion (大邸宅を訪れる)


3. 語源とニュアンス


  • 語源: ラテン語の “mansio” (滞在・宿泊所) に由来し、元々は“manere”(留まる、止まる)から派生したものです。フランス語を経由して英語に入り、“mansion”と呼ばれるようになりました。

  • 歴史的使用: 中世・近世ヨーロッパでは、大きな屋敷を指す際によく使われるようになり、現代でも「豪華で印象的な住居」という意味が定着しています。

  • ニュアンス・使用時の注意点:


    • 英語ネイティブにとっては「大きくて豪華な一軒家」のイメージが強い言葉です。

    • 日本語の「マンション」は集合住宅(apartment building)を連想させるため、混同しないよう注意が必要です。

    • フォーマルまたは日常会話でも、贅沢さを強調したい時に用いられます。



4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞: 可算名詞 (a mansion / two mansions … のように数えられる)

  • 使われ方: 主に大きな一軒家を指す一般名詞として使われます。

  • 一般的な構文例:


    • (主語) + live(s) in + a mansion

    • She lives in a mansion in the countryside.

    • (主語) + own(s) + a mansion

    • He owns a mansion overlooking the sea.


  • フォーマル/カジュアル: 「mansion」はややフォーマル寄りですが、日常会話でも「すごく大きなお屋敷」を表現する際によく用います。



5. 実例と例文

日常会話での例文


  1. “I heard Tom’s family just moved into a mansion on the hill!”


    • (トムの家族は丘の上の大邸宅に引っ越したんだって!)


  2. “We drove past a haunted mansion last night; it looked really creepy.”


    • (昨日の夜、幽霊が出るって噂の大邸宅の前を通ったんだ。すごく不気味だったよ。)


  3. “I’m curious what it’s like inside a real mansion.”


    • (本物の大邸宅の中がどんな感じか、気になるんだよね。)


ビジネスシーンでの例文


  1. “The company president hosted a charity event at his mansion.”


    • (社長は彼の大邸宅でチャリティイベントを開催しました。)


  2. “They’re looking for an investor to purchase a historic mansion and convert it into a luxury hotel.”


    • (彼らは歴史的な大邸宅を買い取り、高級ホテルに変える投資家を探しています。)


  3. “Our real estate division specializes in high-end mansions in coastal areas.”


    • (当社の不動産部門は、沿岸地域の高級大邸宅を専門に扱っています。)


学術的な文脈での例文


  1. “The architectural study focused on the evolution of English mansions during the 18th century.”


    • (その建築研究は18世紀のイギリスの大邸宅の変遷に焦点を当てました。)


  2. “In sociological terms, the ownership of a mansion often symbolizes status and wealth.”


    • (社会学的には、大邸宅の所有はしばしば地位や富の象徴と見なされます。)


  3. “Preservation efforts for historic mansions require substantial funding and expert care.”


    • (歴史的な大邸宅の保存活動には、多額の資金と専門家によるケアが必要です。)



6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. manor (荘園、大邸宅)


    • より歴史的・慣習踏襲のニュアンスがあり、中世の荘園を指すことが多い。

    • “He inherited an old manor from his grandfather.”


  2. estate (大規模な土地や建物、私有地)


    • 邸宅だけでなく土地全体を含んだ広い概念。

    • “She owns a large estate in the countryside.”


  3. villa (大きな別荘、豪邸)


    • 地中海沿いやリゾート地などの豪華別荘の印象が強い。

    • “They rented a private villa for their holiday.”


  4. palace (宮殿)


    • 王族や大統領などが住むような豪奢な建築物。

    • “Buckingham Palace is famous for its guards and history.”


反意語


  • cottage (小さな田舎家)


    • mansion とは正反対に、こぢんまりとしたかわいらしい家を指す。



7. 発音とアクセントの特徴


  • IPA: /ˈmæn.ʃən/

  • アクセント位置: “man” の部分に強勢があります。

  • アメリカ英語 / イギリス英語:


    • アメリカ英語: [ˈmænʃən]

    • イギリス英語: [ˈmænʃ(ə)n]

      大きな違いはありませんが、イギリス英語では「シュン」音がやや短く聞こえることがあります。


  • よくある発音の間違い: “man-shon”のように /ʃ/ (シュ) の音が弱くなったり、間の音が抜けたりして “manson” のように聞こえてしまうことがあるので注意が必要です。


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  • スペルミス: “mansion” の a と i を入れ替えて “mansoin” としてしまうなどのスペルミスが多い。

  • 同音異義語との混同: 特に“mansion”と音が似た単語はあまりありませんが、“mansion”と“mention”を聞き間違える人もいます。文脈で見極めましょう。

  • 日本語の「マンション」との混同:


    • 英語ではmansion = 大邸宅

    • 日本語の「マンション」 = 英語でのapartment building

      TOEIC等でもこの違いを問う設問があることがあります。



9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • 「メンション」ではなく「マンション」: 日本語でいう「マンション=集合住宅」と意味が違うため、「豪邸だ」と意識しておくと記憶に残りやすいです。

  • “man” + “shion”: 「manが住む場所(shion)」とこじつけると、広々とした大きな“家”だとイメージできるかもしれません。

  • イメージ法: 「ホーンテッド・マンション(haunted mansion)」を思い浮かべると分かりやすい。遊園地のアトラクション名でも「ホーンテッドマンション」として有名なので、広くて大きな屋敷というイメージを持ちやすいでしょう。


以上が「mansion」の詳細解説です。日本語の「マンション」とは使い方が異なるため、誤解しないように注意しながら覚えると良いでしょう。

意味のイメージ
mansion
意味(1)

(豪壮な)大邸宅

意味(2)

(領主・地主の)邸宅

意味(3)

《通例M‐》《複数形で》《英》マンション(貸しアパートから成る大きなビル)

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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