最終更新日:2025/08/30
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あなたは私の最愛の人です。

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元となった辞書の項目

darling

名詞

〈C〉いとしい人,最愛の人 / お気に入り

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解説

以下では、英単語「darling」について、できるだけ詳細に解説していきます。


1. 基本情報と概要

単語: darling

品詞: 名詞(※形容詞として使われる場合もあります)

意味(英語):

• a beloved or dearly loved person (someone dear to you)

• a term of endearment used to address or refer to someone affectionately

意味(日本語):

• 大切な人、愛する人

• 呼びかけとして使われる愛称(「ねえ、あなた」「いとしい人」など)

「darling」は、相手をとても大切に思っているときに使う、やわらかくて愛情深いニュアンスを持つ単語です。家族や恋人、愛しい存在を呼ぶときなどに親しみを込めて使われます。

活用形


  • 単数: darling

  • 複数: darlings(まれに複数形で使うことがありますが、日常的に呼びかけるときは通常単数形を用います)

他の品詞になる例


  • 形容詞: “darling daughter” 「可愛い娘」、「darling little puppy」など

    (主に「かわいらしい」「愛すべき」といった意味合いを持ちながら名詞を修飾します)

CEFR難易度の目安:B1(中級)

「darling」は日常会話でよく使われる愛称で、映画やドラマなどでも頻繁に耳にします。ある程度英語に慣れていれば理解しやすい単語ですが、使用シーンやニュアンスをつかむには多少の語感が必要です。


2. 語構成と詳細な意味

語構成


  • 語幹: dear(親愛の情を示す語根)

  • 接尾語: -ling(小さいもの、愛しいものを表すニュアンスの接尾語)

「darling」は「dear」に接尾語 -ling がついた形から来ています。「-ling」は“duckling”「子ガモ」や“gosling”「子ガチョウ」にも使われるように、小さなもの、あるいは密接に愛着をもつものを表す意味合いを持ちます。

よく使われるコロケーション(共起表現)や関連フレーズ(10個)


  1. “my darling” - 私の愛しい人

  2. “darling of mine” - 私の愛しい人(やや詩的・古風)

  3. “darling, could you pass the salt?” - ねえ、塩を取ってくれる?

  4. “darling little baby” - かわいい赤ちゃん

  5. “He’s the darling of the crowd.” - 彼はその場のみんなに愛される存在だ

  6. “darling wife/husband” - 愛する妻/夫

  7. “She’s the media’s darling.” - 彼女はメディアから寵愛を受けている

  8. “darling child” - かわいい子供

  9. “darling mother/father” - 愛すべき母/父

  10. “Hello, darling!” - こんにちは、(私の)ダ―リン!


3. 語源とニュアンス

語源


  • 古英語の “dēorling” (dēor 「大切な」+ -ling)から派生したとされています。

  • 中英語でも “derling” の形が確認され、愛情を表す言葉として使われてきました。

使用時の注意点とニュアンス


  • 親密で愛情深い呼びかけ: 家族やパートナーだけでなく、仲の良い友人に対して、特にイギリス英語圏ではややカジュアルに「darling」と呼びかける場合もあります。

  • カジュアル or フォーマル?: 一般的にはカジュアルで、仲の良い相手に使うのが自然。フォーマルなビジネスシーンなどでは通常使用しません。

  • 感情的な響き: 親しみや優しさを強く感じさせます。易しく柔らかい印象を与えるため、適切なシーンで使うと効果的です。


4. 文法的な特徴と構文


  • 名詞としての例: “You are my darling.”(あなたは私の愛しい人です)

  • 形容詞としての例: “She gave me a darling puppy.”(彼女は私にとてもかわいい子犬をくれた)

可算 / 不可算


  • 【可算名詞】として扱われますが、通常は呼びかけとして単数で使われます。複数形「darlings」も理論上はありえますが、実際にはあまり使われません。

一般的な構文・イディオム


  • “be someone’s darling” → 「~の愛しき存在である」

  • “darling of the media / the audience” → 「マスコミ/観客の人気者、大のお気に入り」


5. 実例と例文

以下では、日常会話・ビジネス・学術的文脈に分けて例文を示します。

A. 日常会話(カジュアル)での例文


  1. “Darling, could you please help me set the table?”

    (ねえ、食卓を準備するのを手伝ってくれる?)

  2. “Good morning, darling! Did you sleep well?”

    (おはよう、ダーリン!よく眠れた?)

  3. “Oh, my darling cat looks so sleepy today.”

    (ああ、うちのかわいいネコちゃん、今日はすごく眠そうだな。)

B. ビジネスシーンでの例文

※ ビジネスの場面で「darling」は一般的に使われませんが、以下は特殊なシチュエーション例とします。


  1. “He’s the darling of our marketing team—everyone values his creative ideas.”

    (彼は私たちのマーケティングチームのお気に入りで、みんな彼の独創的なアイデアを高く評価している。)

  2. “The new product turned out to be the darling of the media this season.”

    (新製品は今シーズン、メディアの寵児となった。)

  3. “We usually don’t use personal terms like ‘darling’ in formal emails, so please avoid that.”

    (正式なメールでは『darling』のような個人的な呼びかけは使わないので、避けてください。)

C. 学術的な文脈での例文


  1. “This researcher became the darling of the academic community with her groundbreaking discovery.”

    (この研究者は画期的な発見により、学術界の寵児となった。)

  2. “In literary circles, the author’s novel was hailed as the darling of postmodern fiction.”

    (文学界では、その作家の小説がポストモダン小説の寵児として賞賛された。)

  3. “The new theory was initially the darling of theoretical physicists, but it faced criticism later.”

    (新理論は当初、理論物理学者たちの人気者だったが、後に批判に直面した。)


6. 類義語・反意語と比較

類義語


  1. dear(ディア)


    • 日本語: 「親愛なる人」「いとしい人」

    • ニュアンス: 呼びかけとしてよく使うが、「darling」よりも多少フォーマル。また手紙の書き出しにも「Dear〜」と使います。


  2. sweetheart(スウィートハート)


    • 日本語: 「ハニー」「いとしい人」

    • ニュアンス: 「darling」とほぼ同じように使われる愛称。より甘いニュアンス。


  3. honey(ハニー)


    • 日本語: 「ハニー」

    • ニュアンス: とてもカジュアル。アメリカ英語で特に一般的に聞かれます。


  4. beloved(ビラヴド)


    • 日本語: 「最愛の人」

    • ニュアンス: 文語的でフォーマルな響き。文章や詩的表現で使われることが多い。


反意語

厳密な反意語は存在しませんが、「darling」のように親愛を示す言葉の対極としては “enemy”(敵)や “stranger”(他人)などが考えられます。ただし、直接的に意味が反対になるわけではありません。


7. 発音とアクセントの特徴

発音記号(IPA)


  • アメリカ英語: /ˈdɑr.lɪŋ/

  • イギリス英語: /ˈdɑː.lɪŋ/

アクセント


  • 最初の音節 dar- に強勢があります。

  • イギリス英語では「ダーリング」と少し長めに発音する傾向があります。

  • アメリカ英語では「ダー(ドゥ)ーリング」と比較的短く響きます。

よくある発音の間違い


  • “daring” (デアリング) と混同しやすい。

    (“dar-ling” / “da-ring” の母音の長さやリズムを注意しましょう。)


8. 学習上の注意点・よくある間違い


  1. スペリングミス: “darling” を “darlinge” や “daring” と書いてしまう。

  2. 用法の混同: ビジネスメールなどフォーマルな場面で不用意に “darling” を使うと誤解を招く場合がある。

  3. TOEICや英検など試験での出題傾向: 単語としての意味や正しい文脈での用法・呼びかけ表現などの問題として出題される可能性があります。「daring」と区別させる問題(スペルの違い)も出ることがあります。


9. 記憶に残るヒントやイメージ


  • dear + -ling というイメージで覚える:

    dear(親愛な)+ -ling(小さくてかわいいイメージ) → かわいい愛しい人

  • “ダーーリング” と伸ばして言えば「ダーリン」と自然に言いやすい:

    イギリス英語の発音をイメージすると覚えやすいかもしれません。

  • 他の愛称とセットで覚える: dear, honey, sweetheart, darling — まとめて覚えると、愛称表現の幅が一気に広がります。


以上が名詞「darling」についての詳細な解説です。大切な人を呼ぶときのやわらかい響きが魅力の単語なので、ぜひ覚えて上手に使ってみてください。

意味のイメージ
darling
意味(1)

いとしい人,最愛の人;お気に入り

英和例文問題 / 準上級英単語(CEFR-J B2)

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